JPH05121111A - 組立端子盤 - Google Patents
組立端子盤Info
- Publication number
- JPH05121111A JPH05121111A JP30854391A JP30854391A JPH05121111A JP H05121111 A JPH05121111 A JP H05121111A JP 30854391 A JP30854391 A JP 30854391A JP 30854391 A JP30854391 A JP 30854391A JP H05121111 A JPH05121111 A JP H05121111A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fitting
- terminal
- terminal block
- dovetail groove
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Abstract
(57)【要約】
【発明の名称】 組立端子盤
【目的】 ２つの端子台を脱抜困難なように緊密に一体
化することを目的とした組立端子盤。 【構成】 電線接続手段を備えた多数の端子金具を所定
間隔で内蔵した二つの端子台を嵌合してなる端子端にお
いて、嵌合面における一方の端子台のテーパー突条を他
方の端子台のテーパー蟻溝に嵌合させた組立端子盤。前
記において、テーパーでない突条と蟻溝を嵌合させると
共に、突条と蟻溝に夫々嵌合凹部と嵌合突起を設けた組
立端子盤。前記において、テーパー突条と、テーパー蟻
溝を嵌合させると共に、前記突条と蟻溝に夫々嵌合凹部
と嵌合突起を設けた組立端子盤
化することを目的とした組立端子盤。 【構成】 電線接続手段を備えた多数の端子金具を所定
間隔で内蔵した二つの端子台を嵌合してなる端子端にお
いて、嵌合面における一方の端子台のテーパー突条を他
方の端子台のテーパー蟻溝に嵌合させた組立端子盤。前
記において、テーパーでない突条と蟻溝を嵌合させると
共に、突条と蟻溝に夫々嵌合凹部と嵌合突起を設けた組
立端子盤。前記において、テーパー突条と、テーパー蟻
溝を嵌合させると共に、前記突条と蟻溝に夫々嵌合凹部
と嵌合突起を設けた組立端子盤
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、端子台を緊密かつ脱
抜できないように組立てることを目的とした組立端子盤
に関する。
抜できないように組立てることを目的とした組立端子盤
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来知られている組立端子盤は、一方の
端子台の突片を他方の端子台の孔へ嵌挿する構造又は一
方の端子台の突条を他方の端子台の溝に嵌挿する構造で
あった。
端子台の突片を他方の端子台の孔へ嵌挿する構造又は一
方の端子台の突条を他方の端子台の溝に嵌挿する構造で
あった。
【０００３】
【発明により解決すべき課題】前記従来の嵌合部におけ
る突片と孔との嵌合又は突条と溝との嵌挿において、前
記嵌合部の相互寸法を正確に一致させる寸法精度を保持
することがむつかしく、寸法が合わない為に嵌合不良
（突条が入らなかったり、隙間が多すぎるなど）を生じ
るおそれがあって、均質製品を多量生産することがむつ
かしい問題点があった。
る突片と孔との嵌合又は突条と溝との嵌挿において、前
記嵌合部の相互寸法を正確に一致させる寸法精度を保持
することがむつかしく、寸法が合わない為に嵌合不良
（突条が入らなかったり、隙間が多すぎるなど）を生じ
るおそれがあって、均質製品を多量生産することがむつ
かしい問題点があった。
【０００４】
【課題を解決する為の手段】然るにこの発明は、一方の
端子台のテーパー突条と、他方の端子台の蟻溝とを嵌合
させ、又は前記突条及び蟻溝に嵌合突起と嵌合穴を設け
ることにより前記従来の問題点を解決したのである。
端子台のテーパー突条と、他方の端子台の蟻溝とを嵌合
させ、又は前記突条及び蟻溝に嵌合突起と嵌合穴を設け
ることにより前記従来の問題点を解決したのである。
【０００５】即ちこの発明は夫々電線接続手段を備えた
多数の端子金具を所定間隔で内蔵した二つの端子台を嵌
合してなる端子盤において、嵌合面における一方の端子
台のテーパー突条を他方の端子台のテーパー蟻溝に嵌合
させたことを特徴とする組立端子盤である。また他の発
明は夫々電線接続手段を備えた多数の端子金具を所定間
隔で内蔵した二つの端子台を嵌合してなる端子盤におい
て、嵌合面における一方の端子台の蟻溝に他方の端子台
の前記蟻溝に嵌合する断面形状の突条を嵌合させると共
に、前記蟻溝と突条に夫々設けた嵌合凹部と嵌合突起と
を嵌合させたことを特徴とする組立端子盤である。次に
他の発明は夫々電線接続手段を備えた多数の端子金具を
所定間隔で内蔵した二つの端子台を嵌合してなる端子盤
において、嵌合面における一方の端子台のテーパー突条
を他方の端子台のテーパー蟻溝に嵌合させ、前記テーパ
ー突条の嵌合凹部に、前記テーパー蟻溝の嵌合突起を嵌
合させたことを特徴とする組立端子盤である。
多数の端子金具を所定間隔で内蔵した二つの端子台を嵌
合してなる端子盤において、嵌合面における一方の端子
台のテーパー突条を他方の端子台のテーパー蟻溝に嵌合
させたことを特徴とする組立端子盤である。また他の発
明は夫々電線接続手段を備えた多数の端子金具を所定間
隔で内蔵した二つの端子台を嵌合してなる端子盤におい
て、嵌合面における一方の端子台の蟻溝に他方の端子台
の前記蟻溝に嵌合する断面形状の突条を嵌合させると共
に、前記蟻溝と突条に夫々設けた嵌合凹部と嵌合突起と
を嵌合させたことを特徴とする組立端子盤である。次に
他の発明は夫々電線接続手段を備えた多数の端子金具を
所定間隔で内蔵した二つの端子台を嵌合してなる端子盤
において、嵌合面における一方の端子台のテーパー突条
を他方の端子台のテーパー蟻溝に嵌合させ、前記テーパ
ー突条の嵌合凹部に、前記テーパー蟻溝の嵌合突起を嵌
合させたことを特徴とする組立端子盤である。
【０００６】前記のように突条と蟻溝との嵌合によれ
ば、２つの端子台は嵌合後は左右方向（側面）への分離
が不可能となる。また嵌合突起と嵌合穴を併用すれば、
上下方向の分離も不可能となる。
ば、２つの端子台は嵌合後は左右方向（側面）への分離
が不可能となる。また嵌合突起と嵌合穴を併用すれば、
上下方向の分離も不可能となる。
【０００７】元来組立端子盤は、端子を複数列内蔵させ
る為に、一体型の成形が不可能な場合又は型が複雑化し
て、能率のよい生産が不可能な場合に採用されるもので
ある。従って一旦組立て後は分離不可能であり、恰も一
体物であるような端子盤が殆んどである。前記における
突条と蟻溝及び嵌合突起と嵌合凹部は相対的であるの
で、どちらの端子台に設けても同様である。
る為に、一体型の成形が不可能な場合又は型が複雑化し
て、能率のよい生産が不可能な場合に採用されるもので
ある。従って一旦組立て後は分離不可能であり、恰も一
体物であるような端子盤が殆んどである。前記における
突条と蟻溝及び嵌合突起と嵌合凹部は相対的であるの
で、どちらの端子台に設けても同様である。
【０００８】
【作用】この発明の端子盤は二つの端子台を蟻溝と突条
との嵌合で一体化しているので、左右方向の外力に対し
て脱抜するおそれはない。また蟻溝と突条及び嵌合突起
と嵌合凹部とを有する場合には上下左右何れの方向に対
しても脱抜のおそれなく一体化している。更に蟻溝と突
条をテーパーにした場合には、嵌合部の寸法に多少にず
れがあっても、嵌合位置のずれにより緊密に楔嵌合でき
る。
との嵌合で一体化しているので、左右方向の外力に対し
て脱抜するおそれはない。また蟻溝と突条及び嵌合突起
と嵌合凹部とを有する場合には上下左右何れの方向に対
しても脱抜のおそれなく一体化している。更に蟻溝と突
条をテーパーにした場合には、嵌合部の寸法に多少にず
れがあっても、嵌合位置のずれにより緊密に楔嵌合でき
る。
【０００９】
【実施例】この発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
【００１０】直方体状の端子台１、２内には（図１、
２）、所定間隔で、側面よりみてコ字状の頭部３を有す
る端子４が夫々縦に挿入され（図４）前記頭部３には、
正面コ字状の締付金具５が上下から挟むように介装され
（図５）、前記締付金具５の上板５ａの螺孔５ｂには、
前記端子台１、２の支片６を貫通してねじ７の下端が螺
合しており、前記端子台１、２には夫々端子４の頭部３
内に電線８を装入する為の挿通孔９、１０が夫々穿設さ
れている。前記端子台１の正面壁には、嵌合用のテーパ
ー突条１１が所定間隔で縦に並設され、前記端子台２の
背面壁には、前記突条１が嵌挿できるテーパー蟻溝１２
が縦に並設されている。前記突条１１の下部中央に嵌合
凹部１３が設けられ、前記テーパー蟻溝１２の下部中央
には、前記嵌合凹部１３に嵌着する嵌合突起１４が設け
られている。図中２０はナットである。
２）、所定間隔で、側面よりみてコ字状の頭部３を有す
る端子４が夫々縦に挿入され（図４）前記頭部３には、
正面コ字状の締付金具５が上下から挟むように介装され
（図５）、前記締付金具５の上板５ａの螺孔５ｂには、
前記端子台１、２の支片６を貫通してねじ７の下端が螺
合しており、前記端子台１、２には夫々端子４の頭部３
内に電線８を装入する為の挿通孔９、１０が夫々穿設さ
れている。前記端子台１の正面壁には、嵌合用のテーパ
ー突条１１が所定間隔で縦に並設され、前記端子台２の
背面壁には、前記突条１が嵌挿できるテーパー蟻溝１２
が縦に並設されている。前記突条１１の下部中央に嵌合
凹部１３が設けられ、前記テーパー蟻溝１２の下部中央
には、前記嵌合凹部１３に嵌着する嵌合突起１４が設け
られている。図中２０はナットである。
【００１１】前記実施例において、端子台１の正面壁の
テーパー突条１１を端子台２の背面壁のテーパー蟻溝１
２に上方から矢示１５のように下方へ十分嵌挿し（図
４）、嵌合凹部１３と嵌合突起１４とを嵌着すれば、端
子台１、２は緊密に一体化し、上下、左右の何れの方向
にも脱抜不可能な組立端子盤１６が構成される。この組
立端子盤１６の挿通孔９、１０に電線８の先端側を矢示
１７、１８のように挿入し、ねじ７、７を締めつけれ
ば、締付金具５の下板５ｃが矢示１９のように上昇し、
端子４の頭部板３ａと協同して電線８を緊密に挾着固定
する。従って通電性及び緊定性に支障のない端子盤１６
となる。
テーパー突条１１を端子台２の背面壁のテーパー蟻溝１
２に上方から矢示１５のように下方へ十分嵌挿し（図
４）、嵌合凹部１３と嵌合突起１４とを嵌着すれば、端
子台１、２は緊密に一体化し、上下、左右の何れの方向
にも脱抜不可能な組立端子盤１６が構成される。この組
立端子盤１６の挿通孔９、１０に電線８の先端側を矢示
１７、１８のように挿入し、ねじ７、７を締めつけれ
ば、締付金具５の下板５ｃが矢示１９のように上昇し、
端子４の頭部板３ａと協同して電線８を緊密に挾着固定
する。従って通電性及び緊定性に支障のない端子盤１６
となる。
【００１２】前記実施例においては、端子台１にテーパ
ー突条１１を設け、端子台２にテーパー蟻溝１２を設け
たが、テーパー突条１１とテーパー蟻溝１２は前記と逆
になっても同様の作用効果があり、嵌合突起１４と嵌合
凹部１３についても同様である。
ー突条１１を設け、端子台２にテーパー蟻溝１２を設け
たが、テーパー突条１１とテーパー蟻溝１２は前記と逆
になっても同様の作用効果があり、嵌合突起１４と嵌合
凹部１３についても同様である。
【００１３】また前記における突条１１と蟻溝１２とは
必ずしもテーパーである必要はない。
必ずしもテーパーである必要はない。
【００１４】
【発明の効果】この発明は、端子を内蔵した２つの端子
台の当接面に、嵌合突条と蟻溝を設けたので、両者の嵌
合によって左右方向（側面図）に脱抜不可能な一体端子
盤となる効果がある。また前記突条と蟻溝をテーパーに
形成することにより、寸法誤差がある場合でも緊密嵌合
できる効果がある。更に突条と蟻溝へ嵌合突起と嵌合凹
部を設けたので、２つの端子台を上下、左右何れの方向
にも脱抜不能に組立て得る効果がある。
台の当接面に、嵌合突条と蟻溝を設けたので、両者の嵌
合によって左右方向（側面図）に脱抜不可能な一体端子
盤となる効果がある。また前記突条と蟻溝をテーパーに
形成することにより、寸法誤差がある場合でも緊密嵌合
できる効果がある。更に突条と蟻溝へ嵌合突起と嵌合凹
部を設けたので、２つの端子台を上下、左右何れの方向
にも脱抜不能に組立て得る効果がある。
【図１】この発明の実施例の正面図。
【図２】同じく側面図。
【図３】同じく平面図。
【図４】同じく図１中Ａ−Ａ断面図。
【図５】同じく端子上締付金具との関係を示す拡大斜視
図。
図。
【図６】同じく一つの端子台の正面図。
【図７】同じく１部斜視図。
【図８】同じく他の端子台の正面図。
【図９】同じく１部斜視図。
１、２ 端子台 ４ 端子 ５ 締付金具 ７ ねじ ８ 電線 １１ テーパー突条 １２ テーパー蟻溝 １３ 凹部 １４ 突起
Claims (3)
- 【請求項１】 夫々電線接続手段を備えた多数の端子金
具を所定間隔で内蔵した二つの端子台を嵌合してなる端
子盤において、嵌合面における一方の端子台のテーパー
突条を他方の端子台のテーパー蟻溝に嵌合させたことを
特徴とする組立端子盤 - 【請求項２】 夫々電線接続手段を備えた多数の端子金
具を所定間隔で内蔵した二つの端子台を嵌合してなる端
子盤において、嵌合面における一方の端子台の蟻溝に他
方の端子台の前記蟻溝に嵌合する断面形状の突条を嵌合
させると共に、前記蟻溝と突条に夫々設けた嵌合凹部と
嵌合突起とを嵌合させたことを特徴とする組立端子盤 - 【請求項３】 夫々電線接続手段を備えた多数の端子金
具を所定間隔で内蔵した二つの端子台を嵌合してなる端
子盤において、嵌合面における一方の端子台のテーパー
突条を他方の端子台のテーパー蟻溝に嵌合させ、前記テ
ーパー突条の嵌合凹部に、前記テーパー蟻溝の嵌合突起
を嵌合させたことを特徴とする組立端子盤
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3308543A JP2551509B2 (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 組立端子盤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3308543A JP2551509B2 (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 組立端子盤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05121111A true JPH05121111A (ja) | 1993-05-18 |
| JP2551509B2 JP2551509B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=17982296
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3308543A Expired - Lifetime JP2551509B2 (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 組立端子盤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2551509B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102823069A (zh) * | 2010-12-08 | 2012-12-12 | 三菱电机株式会社 | 端子台及电子设备单元 |
| KR101974286B1 (ko) * | 2017-12-15 | 2019-04-30 | 이기석 | 간격조절 조립구조를 갖는 단자대 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5367459A (en) * | 1976-11-29 | 1978-06-15 | Hochiki Co | Photooelectric detector with dual beam |
| JPS6318135U (ja) * | 1986-07-21 | 1988-02-06 |
-
1991
- 1991-10-28 JP JP3308543A patent/JP2551509B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5367459A (en) * | 1976-11-29 | 1978-06-15 | Hochiki Co | Photooelectric detector with dual beam |
| JPS6318135U (ja) * | 1986-07-21 | 1988-02-06 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102823069A (zh) * | 2010-12-08 | 2012-12-12 | 三菱电机株式会社 | 端子台及电子设备单元 |
| KR101974286B1 (ko) * | 2017-12-15 | 2019-04-30 | 이기석 | 간격조절 조립구조를 갖는 단자대 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2551509B2 (ja) | 1996-11-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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