JP2569659Y2 - 端子台ブロック - Google Patents
端子台ブロックInfo
- Publication number
- JP2569659Y2 JP2569659Y2 JP1991052449U JP5244991U JP2569659Y2 JP 2569659 Y2 JP2569659 Y2 JP 2569659Y2 JP 1991052449 U JP1991052449 U JP 1991052449U JP 5244991 U JP5244991 U JP 5244991U JP 2569659 Y2 JP2569659 Y2 JP 2569659Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- external connection
- terminal block
- block
- ridge
- groove
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は信号線等の先端を直
接、あるいは端子を介して装着するための端子台ブロッ
クに関し、特に、プリント基板上に実装するのに適した
端子台ブロックに関する。
接、あるいは端子を介して装着するための端子台ブロッ
クに関し、特に、プリント基板上に実装するのに適した
端子台ブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】 多数の信号線端子等を装着する端子台
においては、従来、必要とする外部接続部数(極数)を
持つものを使用するが、所望の極数のものが無い場合に
は、図5に例示するように、手持ちの端子台ブロックの
ブロック本体51を切断して用いるか、あるいは、図6
に示すようにブロック本体61どうしをそれぞれの両端
バリア62の外面において相互に隣接させて基板上に搭
載する等の方法によって所望の極数のものを得ている。
においては、従来、必要とする外部接続部数(極数)を
持つものを使用するが、所望の極数のものが無い場合に
は、図5に例示するように、手持ちの端子台ブロックの
ブロック本体51を切断して用いるか、あるいは、図6
に示すようにブロック本体61どうしをそれぞれの両端
バリア62の外面において相互に隣接させて基板上に搭
載する等の方法によって所望の極数のものを得ている。
【0003】あるいは、実際に必要とする極数よりも多
い極数を有する既存の端子台を用いる場合もある。
い極数を有する既存の端子台を用いる場合もある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 ところで、上記した
従来の使用方法においては、ブロックを切断する場合に
はバリ等が発生しやすく、また、製造工程も増すという
問題がある。また、隣接させた状態で基板上等に実装す
る場合には、隣接部分においてバリア62が2枚となる
ため、端子等の接続用の外部接続部のピッチがこの部分
において他と相違することになり、プリント基板の配線
パターンを一々変更する必要が生じるという問題があ
る。
従来の使用方法においては、ブロックを切断する場合に
はバリ等が発生しやすく、また、製造工程も増すという
問題がある。また、隣接させた状態で基板上等に実装す
る場合には、隣接部分においてバリア62が2枚となる
ため、端子等の接続用の外部接続部のピッチがこの部分
において他と相違することになり、プリント基板の配線
パターンを一々変更する必要が生じるという問題があ
る。
【0005】また、必要極数よりも多い極数の端子台を
用いる場合は、その分スペースが必要であるとともに、
コストアップの要因ともなる。本考案はこのような点に
鑑みてなされたもので、任意の端子極数を有する端子台
を容易に、かつ素早く、確実に作ることができ、しか
も、基板のプリント配線パターンも変更する必要のない
端子台ブロックの提供を目的としている。
用いる場合は、その分スペースが必要であるとともに、
コストアップの要因ともなる。本考案はこのような点に
鑑みてなされたもので、任意の端子極数を有する端子台
を容易に、かつ素早く、確実に作ることができ、しか
も、基板のプリント配線パターンも変更する必要のない
端子台ブロックの提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成する
ための構成を、実施例に対応する図1を参照しつつ説明
すると、本考案は、端子または電線先端部分を接続する
ための外部接続部2を一個、または複数個が互いの間を
バリア3で仕切られた状態で同一ピッチで列状に有する
端子台ブロックであって、外部接続部2が、上段後方お
よび下段前方に形成され、かつ、その上段後方および下
段前方の外部接続部は互いに左右方向に所定寸法だけず
れた状態で設けられ、当該ブロックの両端面は端子台ブ
ロック下段前方の左右方向へのずれによる段部が形成さ
れているとともに、その両端面の一方側に嵌合用突条4
が形成され、他方側にはその突条4が嵌まり込む嵌合用
溝5が形成された壁体6を有し、この突条4と溝5はそ
れぞれの形成面の上下方向略全長にわたって形成され、
この突条4と溝5により当該端子台ブロックが他と相互
に挿抜自在に連接されるよう構成されているとともに、
この連接状態では、壁体6と突条4との嵌合体が外部接
続部2を仕切るバリアを形成し、かつ、全ての外部接続
部2‥2が同一ピッチとなるよう構成されていることに
よって特徴づけられる。
ための構成を、実施例に対応する図1を参照しつつ説明
すると、本考案は、端子または電線先端部分を接続する
ための外部接続部2を一個、または複数個が互いの間を
バリア3で仕切られた状態で同一ピッチで列状に有する
端子台ブロックであって、外部接続部2が、上段後方お
よび下段前方に形成され、かつ、その上段後方および下
段前方の外部接続部は互いに左右方向に所定寸法だけず
れた状態で設けられ、当該ブロックの両端面は端子台ブ
ロック下段前方の左右方向へのずれによる段部が形成さ
れているとともに、その両端面の一方側に嵌合用突条4
が形成され、他方側にはその突条4が嵌まり込む嵌合用
溝5が形成された壁体6を有し、この突条4と溝5はそ
れぞれの形成面の上下方向略全長にわたって形成され、
この突条4と溝5により当該端子台ブロックが他と相互
に挿抜自在に連接されるよう構成されているとともに、
この連接状態では、壁体6と突条4との嵌合体が外部接
続部2を仕切るバリアを形成し、かつ、全ての外部接続
部2‥2が同一ピッチとなるよう構成されていることに
よって特徴づけられる。
【0007】
【作用】 端子台ブロックの両端面の突条状4と溝5を
相互に嵌合することにより、任意個数の端子台ブロック
を連接することができ、この連接状態では、溝5が形成
された壁体6と突条4とが共同してバリアを形成し、か
つ、全外部接続部2・・2が同一ピッチとなるから、必要
とする端子極数に応じた数だけ端子台ブロックを連接し
て使用することで、所望極数を持つ一体形の端子台と同
等の構造となる。しかも、突条4と溝5はそれぞれ端子
台ブロックの両端面の上下方向略全長にわたって形成さ
れているため、外部接続部2に電線を介して作用する力
に起因する各ブロック間での捩じり応力(前後方向へ傾
く方向への応力)に対して強く、各端子台ブロックどう
しは確実に連接される。また、上段後方と下段前方の外
部接続部2,2は、左右に所定寸法ずつずれてブロック
の両端面に段部が形成されているため、2つのブロック
の連接時においてこの段部どうしが相互に当接するた
め、突条4と溝5との位置決めが容易であると同時に、
溝5への突条4の挿入動作時にガイドとして機能し、連
接時における破損の恐れを無くすことができ、素早く確
実に連接することができる。
相互に嵌合することにより、任意個数の端子台ブロック
を連接することができ、この連接状態では、溝5が形成
された壁体6と突条4とが共同してバリアを形成し、か
つ、全外部接続部2・・2が同一ピッチとなるから、必要
とする端子極数に応じた数だけ端子台ブロックを連接し
て使用することで、所望極数を持つ一体形の端子台と同
等の構造となる。しかも、突条4と溝5はそれぞれ端子
台ブロックの両端面の上下方向略全長にわたって形成さ
れているため、外部接続部2に電線を介して作用する力
に起因する各ブロック間での捩じり応力(前後方向へ傾
く方向への応力)に対して強く、各端子台ブロックどう
しは確実に連接される。また、上段後方と下段前方の外
部接続部2,2は、左右に所定寸法ずつずれてブロック
の両端面に段部が形成されているため、2つのブロック
の連接時においてこの段部どうしが相互に当接するた
め、突条4と溝5との位置決めが容易であると同時に、
溝5への突条4の挿入動作時にガイドとして機能し、連
接時における破損の恐れを無くすことができ、素早く確
実に連接することができる。
【0008】
【実施例】 図1は本考案を2列4極の端子台ブロック
に適用した実施例の基本的構造説明図で、分解状態の正
面図(A)と組立状態の正面図(B)、および組立状態
の平面図(C)である。ブロック本体1には互いに段差
をあけて2列に一定のピッチで外部接続部2・・2が形成
されており、図示のように、上段後方側の外部接続部2
・・2の列と、下段前方側の外部接続部2・・2の列とは互
いに左右方向に所定寸法だけずれて形成され、これによ
り、ブロック本体1の両端面には、それぞれ段部が形成
される結果となる。また各外部接続部2・・2には、端子
等を係止するためのネジ2aがねじ込まれている。
に適用した実施例の基本的構造説明図で、分解状態の正
面図(A)と組立状態の正面図(B)、および組立状態
の平面図(C)である。ブロック本体1には互いに段差
をあけて2列に一定のピッチで外部接続部2・・2が形成
されており、図示のように、上段後方側の外部接続部2
・・2の列と、下段前方側の外部接続部2・・2の列とは互
いに左右方向に所定寸法だけずれて形成され、これによ
り、ブロック本体1の両端面には、それぞれ段部が形成
される結果となる。また各外部接続部2・・2には、端子
等を係止するためのネジ2aがねじ込まれている。
【0009】外部接続部2,2間にはそれぞれバリア3
が設けられており、上段および下段の各外部接続部2の
ピッチは互いに等しい。ブロック本体1の両端面には、
上段および下段それぞれに、その一方に突条4が、他方
には壁体6が形成されており、壁体6には突条4を挿抜
自在に嵌め込むことのできる溝5が形成されている。こ
の突条4および溝5は、それぞれブロック本体1の底面
部分から各段の上端部分の少し手前にまで形成されてお
り、一方のブロック本体1の突条4を他方のブロック本
体1の溝5の下側から挿入して突条4の上端部を溝5の
上端部に当接させた状態では、(B)または(C)に示
すようにブロック本体1どうしは互いに連接され、か
つ、上段および下段の外部接続部2・・2はともに一列状
に並んだ状態となる。
が設けられており、上段および下段の各外部接続部2の
ピッチは互いに等しい。ブロック本体1の両端面には、
上段および下段それぞれに、その一方に突条4が、他方
には壁体6が形成されており、壁体6には突条4を挿抜
自在に嵌め込むことのできる溝5が形成されている。こ
の突条4および溝5は、それぞれブロック本体1の底面
部分から各段の上端部分の少し手前にまで形成されてお
り、一方のブロック本体1の突条4を他方のブロック本
体1の溝5の下側から挿入して突条4の上端部を溝5の
上端部に当接させた状態では、(B)または(C)に示
すようにブロック本体1どうしは互いに連接され、か
つ、上段および下段の外部接続部2・・2はともに一列状
に並んだ状態となる。
【0010】突条4および溝5の横断面形状は、それぞ
れ蟻ほぞ形および蟻ほぞ穴形となっており、ブロック本
体1どうしを組み立てた状態では、突条4および溝5の
伸びる方向に直交する方向(正面から見て前後方向およ
び左右方向)に相対的に変位しにくく、確実に位置決め
されるようになっているとともに、突条4と溝5がそれ
ぞれブロック本体1の上下方向略全長にわたって形成さ
れているが故に、組立状態において例えば片方のブロッ
ク本体1の外部接続部2・・2に力が作用して前方に傾斜
させるような力が加わり、2つのブロック本体1間に捩
じり応力が作用しても、連接部分において破損するとい
った恐れがない。更に、ブロック本体1どうしを組み立
てる際には、ブロック本体1の両端面に形成された段部
の存在により、2つのブロック本体1の各端面の段部を
密着させることにより、突条4と溝5との位置決めが容
易で、挿入動作時においては各ブロック本体の段部が相
互にガイドとして機能するため、挿入時における連接部
分の破損も生じない。壁体6の幅tはバリア3の幅tと
等しく、突条4は溝5に嵌まり込んだ状態ではその全て
が壁体6の内部に収まるようになっており、従ってこの
状態では突条4と壁体6とが共同して隣接するブロック
本体1上の外部接続部2,2を仕切るバリアを形成する
ことになり、かつ、この連接状態で全ての外部接続部2
・・2が一定のピッチpで並んだ状態となる。
れ蟻ほぞ形および蟻ほぞ穴形となっており、ブロック本
体1どうしを組み立てた状態では、突条4および溝5の
伸びる方向に直交する方向(正面から見て前後方向およ
び左右方向)に相対的に変位しにくく、確実に位置決め
されるようになっているとともに、突条4と溝5がそれ
ぞれブロック本体1の上下方向略全長にわたって形成さ
れているが故に、組立状態において例えば片方のブロッ
ク本体1の外部接続部2・・2に力が作用して前方に傾斜
させるような力が加わり、2つのブロック本体1間に捩
じり応力が作用しても、連接部分において破損するとい
った恐れがない。更に、ブロック本体1どうしを組み立
てる際には、ブロック本体1の両端面に形成された段部
の存在により、2つのブロック本体1の各端面の段部を
密着させることにより、突条4と溝5との位置決めが容
易で、挿入動作時においては各ブロック本体の段部が相
互にガイドとして機能するため、挿入時における連接部
分の破損も生じない。壁体6の幅tはバリア3の幅tと
等しく、突条4は溝5に嵌まり込んだ状態ではその全て
が壁体6の内部に収まるようになっており、従ってこの
状態では突条4と壁体6とが共同して隣接するブロック
本体1上の外部接続部2,2を仕切るバリアを形成する
ことになり、かつ、この連接状態で全ての外部接続部2
・・2が一定のピッチpで並んだ状態となる。
【0011】このような本考案実施例では、ブロック本
体1の極数を、例えば図示のうよな4極のものと、6極
のものとを用意しておくことにより、4極から任意の多
数極の端子極数を持ち、しかも、各外部接続部2・・2が
同一のピッチで2列に並んだ端子台が得られる。ここ
で、このようにして任意極数の端子台を組み立てた状態
において、左右両端部分に図2および図3に例示するよ
うなエンドプレートを装着することにより、全体として
直方体形の一体形端子台と全く同等のものが得られる。
体1の極数を、例えば図示のうよな4極のものと、6極
のものとを用意しておくことにより、4極から任意の多
数極の端子極数を持ち、しかも、各外部接続部2・・2が
同一のピッチで2列に並んだ端子台が得られる。ここ
で、このようにして任意極数の端子台を組み立てた状態
において、左右両端部分に図2および図3に例示するよ
うなエンドプレートを装着することにより、全体として
直方体形の一体形端子台と全く同等のものが得られる。
【0012】すなわち、図2は左端用のエンドプレート
10の正面図(A)と平面図(B)で、ブロック本体1
の上段および下段の左端面に形成された各突条4を嵌め
込むことのできる溝11が形成されている。図3は右端
用のエンドプレート20の正面図(A)および底面図
(B)で、同様にしてブロック本体1の上段および下段
の右端面に形成された各溝5に嵌まり込む突条21が形
成されている。そしてこの左端および右端用のエンドプ
レート10および20には、ブロック本体1の上段と下
段のシフト量に起因するブロック本体1の凹部を埋める
肉厚部分が形成されており、これらを装着することよっ
てブロック本体1の両端面が平面状となるように構成さ
れている。
10の正面図(A)と平面図(B)で、ブロック本体1
の上段および下段の左端面に形成された各突条4を嵌め
込むことのできる溝11が形成されている。図3は右端
用のエンドプレート20の正面図(A)および底面図
(B)で、同様にしてブロック本体1の上段および下段
の右端面に形成された各溝5に嵌まり込む突条21が形
成されている。そしてこの左端および右端用のエンドプ
レート10および20には、ブロック本体1の上段と下
段のシフト量に起因するブロック本体1の凹部を埋める
肉厚部分が形成されており、これらを装着することよっ
てブロック本体1の両端面が平面状となるように構成さ
れている。
【0013】また、図4(A)に示すように、突条4の
先端部に、外方に突出する爪部4aを有する係止片4b
を設けるとともに、溝5の上方には、この爪部4aが嵌
まり込むアンダーカット部5aを形成しておくことによ
り、ブロック本体1どうしを組み立てた状態で爪部4a
がアンダーカット部5aに嵌まり込んで上下方向のずれ
を防止することができる。
先端部に、外方に突出する爪部4aを有する係止片4b
を設けるとともに、溝5の上方には、この爪部4aが嵌
まり込むアンダーカット部5aを形成しておくことによ
り、ブロック本体1どうしを組み立てた状態で爪部4a
がアンダーカット部5aに嵌まり込んで上下方向のずれ
を防止することができる。
【0014】なお、本考案は以上の実施例に限られるこ
となく、例えば突条4および溝5の断面形状は蟻ほぞお
よび蟻ほぞ穴形以外の形状とすることができ、また、以
上の実施例では、溝5が形成されている壁体6の厚さを
バリア3と同じ厚さとして突条4をその内部に納めるよ
うにしたが、突条4側にも所定厚さの壁体を形成して、
溝5が形成されている壁体6の厚さとの合計がバリア3
の厚さと等しくなるように構成することもできる。
となく、例えば突条4および溝5の断面形状は蟻ほぞお
よび蟻ほぞ穴形以外の形状とすることができ、また、以
上の実施例では、溝5が形成されている壁体6の厚さを
バリア3と同じ厚さとして突条4をその内部に納めるよ
うにしたが、突条4側にも所定厚さの壁体を形成して、
溝5が形成されている壁体6の厚さとの合計がバリア3
の厚さと等しくなるように構成することもできる。
【0015】更に、本考案は上段後方および下段前方に
設けられる外部接続部の数は任意であることは勿論であ
る。
設けられる外部接続部の数は任意であることは勿論であ
る。
【0016】以上説明したように、本考案によれば、端
子等を接続するための外部接続部を上段後方および下段
前方に設けるとともに、その上段後方および下段前方の
外部接続部を左右方向に所定寸法だけずらして、端子台
ブロックの両端面に段部を形成するとともに、その両端
面の一方側に突条を、他方側にはその突条を挿脱自在に
はめ込むことのできる溝が形成された壁体を形成して、
しかもその突条と溝とはそれらが形成されている端面の
上下方向略全長にわたる長さとし、端子台ブロックどう
しの突条と溝が嵌まり込んだ連接状態では、壁体と突条
とが共同して外部接続部間を仕切るバリアを形成し、か
つ、この連接状態においては全ての外部接続部が同一の
ピッチで列条に並ぶように構成したから、必要とする極
数に応じて、本考案の端子台ブロックを複数個連接する
ことにより、必要極数を持つ一体形の端子台と同等の構
造となる。しかも、その連接状態では、端子台ブロック
の両端面の上下方向略全長にわたり形成された突条と溝
とにより各端子台ブロックどうしが確実・強固に連接さ
れているため、外部接続部を介して2つの端子台ブロッ
ク間に捩じり応力が作用しても連接部分が破損する恐れ
がない。また、端子台ブロックの両端面には、上下の外
部接続部どうしを左右にずらすことによって段部が形成
されているため、その段部どうしを密着させることによ
って、2つの端子台ブロックを連接すべく一方側の突条
と他方側の溝に挿入する際の位置決めが容易であると同
時に、挿入時において段部が相互にガイドとして機能す
る結果、挿入時に連接部分が破損する等の不具合も生じ
ず、迅速かつ確実に連接することができる。以上の結
果、本考案によれば、任意の極数を持つ端子台を容易に
迅速に、しかも確実に作ることが可能となり、従来のよ
うに既成の端子台の切断によってバリが発生すること
や、複数個の端子台を隣接して並べる場合のように端子
係止用ネジ装着部のピッチが変化するという不具合が生
じないとともに、数種類の極数を持つ端子台ブロックを
用意しておくだけで任意の極数展開が可能なことから、
ブロック製造のための金型等の投資面や製造コスト、あ
るいは納期の点で極めて有利となる。
子等を接続するための外部接続部を上段後方および下段
前方に設けるとともに、その上段後方および下段前方の
外部接続部を左右方向に所定寸法だけずらして、端子台
ブロックの両端面に段部を形成するとともに、その両端
面の一方側に突条を、他方側にはその突条を挿脱自在に
はめ込むことのできる溝が形成された壁体を形成して、
しかもその突条と溝とはそれらが形成されている端面の
上下方向略全長にわたる長さとし、端子台ブロックどう
しの突条と溝が嵌まり込んだ連接状態では、壁体と突条
とが共同して外部接続部間を仕切るバリアを形成し、か
つ、この連接状態においては全ての外部接続部が同一の
ピッチで列条に並ぶように構成したから、必要とする極
数に応じて、本考案の端子台ブロックを複数個連接する
ことにより、必要極数を持つ一体形の端子台と同等の構
造となる。しかも、その連接状態では、端子台ブロック
の両端面の上下方向略全長にわたり形成された突条と溝
とにより各端子台ブロックどうしが確実・強固に連接さ
れているため、外部接続部を介して2つの端子台ブロッ
ク間に捩じり応力が作用しても連接部分が破損する恐れ
がない。また、端子台ブロックの両端面には、上下の外
部接続部どうしを左右にずらすことによって段部が形成
されているため、その段部どうしを密着させることによ
って、2つの端子台ブロックを連接すべく一方側の突条
と他方側の溝に挿入する際の位置決めが容易であると同
時に、挿入時において段部が相互にガイドとして機能す
る結果、挿入時に連接部分が破損する等の不具合も生じ
ず、迅速かつ確実に連接することができる。以上の結
果、本考案によれば、任意の極数を持つ端子台を容易に
迅速に、しかも確実に作ることが可能となり、従来のよ
うに既成の端子台の切断によってバリが発生すること
や、複数個の端子台を隣接して並べる場合のように端子
係止用ネジ装着部のピッチが変化するという不具合が生
じないとともに、数種類の極数を持つ端子台ブロックを
用意しておくだけで任意の極数展開が可能なことから、
ブロック製造のための金型等の投資面や製造コスト、あ
るいは納期の点で極めて有利となる。
【図1】 本考案実施例の構造説明図で、分解状態の正
面図(A)、組立状態の正面図(B)および平面図
(C)
面図(A)、組立状態の正面図(B)および平面図
(C)
【図2】 本考案実施例の左端用エンドプレートの正面
図(A)および平面図(B)
図(A)および平面図(B)
【図3】 本考案実施例の右端用エンドプレートの正面
図(A)および平面図(B)
図(A)および平面図(B)
【図4】 本考案の他の実施例の突条4および溝5の先
端形状の説明図
端形状の説明図
【図5】 従来の切断による極数展開方法の説明図
【図6】 従来の隣接搭載による極数展開方法の説明図
1・・・・ブロック本体 2・・・・外部接続部 2a・・・・ネジ 3・・・・バリア 4・・・・突条 4a・・・・爪部 5・・・・溝 5a・・・・アンダーカット部 6・・・・壁体
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−179673(JP,U) 実開 平1−126067(JP,U) 実開 昭55−105278(JP,U) 実公 昭41−16368(JP,Y1)
Claims (1)
- 【請求項1】 端子または電線先端部分を接続するため
の外部接続部を一個、または複数個が互いの間をバリア
で仕切られた状態で同一ピッチで列状に有する端子台ブ
ロックであって、上記外部接続部が、上段後方および下
段前方に形成され、かつ、その上段後方および下段前方
の外部接続部は互いに左右方向に所定寸法だけずれた状
態で設けられ、当該ブロックの両端面には端子台ブロッ
ク下段前方の左右方向へのずれによる段部が形成されて
いるとともに、その両端面の一方側に嵌合用突条が形成
され、他方側にはその突条が嵌まり込む嵌合用溝が形成
された壁体を有し、この突条と溝はそれぞれの形成面の
上下方向略全長にわたって形成され、この突状と溝によ
り当該端子台ブロックが他と相互に挿抜自在に連接され
るよう構成されているとともに、この連接状態では、上
記壁体と突状の嵌合体が上記外部接続部を仕切るバリア
を形成し、かつ、全ての外部接続部が同一ピッチとなる
よう構成されていることを特徴とする端子台ブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991052449U JP2569659Y2 (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 端子台ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991052449U JP2569659Y2 (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 端子台ブロック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH056717U JPH056717U (ja) | 1993-01-29 |
JP2569659Y2 true JP2569659Y2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=12915036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991052449U Expired - Fee Related JP2569659Y2 (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 端子台ブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2569659Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101869479B1 (ko) * | 2017-02-24 | 2018-06-20 | (주)위너스 | 피씨비 조립용 터미널 블록 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61179673U (ja) * | 1985-04-26 | 1986-11-10 |
-
1991
- 1991-07-08 JP JP1991052449U patent/JP2569659Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH056717U (ja) | 1993-01-29 |
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