JPH05121110A - 端子台 - Google Patents
端子台Info
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- JPH05121110A JPH05121110A JP27819591A JP27819591A JPH05121110A JP H05121110 A JPH05121110 A JP H05121110A JP 27819591 A JP27819591 A JP 27819591A JP 27819591 A JP27819591 A JP 27819591A JP H05121110 A JPH05121110 A JP H05121110A
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- Japan
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- terminal
- flange
- male screw
- screw member
- bolt
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 端子ボルトと端子取付台の締結部にゆるみが
生じても、端子取付部にゆるみを生じることのない端子
台を得る。 【構成】 ねじ部中央部にフランジ10aを設けた端子
ボルト10を端子取付台20に端子ボルト固定用ナット
11によって固定するとともに、端子ボルト10に取り
付けた機器側端子4と外部配線側端子5を端子固定用ナ
ット6で締め付けて固定する。端子取付台20には、端
子ボルト10に設けたフランジ10aと係合する凹部2
0cを設ける。
生じても、端子取付部にゆるみを生じることのない端子
台を得る。 【構成】 ねじ部中央部にフランジ10aを設けた端子
ボルト10を端子取付台20に端子ボルト固定用ナット
11によって固定するとともに、端子ボルト10に取り
付けた機器側端子4と外部配線側端子5を端子固定用ナ
ット6で締め付けて固定する。端子取付台20には、端
子ボルト10に設けたフランジ10aと係合する凹部2
0cを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端子台に関するもので
ある。
ある。
【0002】
【従来の技術】図8乃至図11は従来のこの種の端子台
を示すものであり、図8は全体構成を示す正面図、図9
はその断面側面図、図10はその端子取付台の正面図、
図11は図10のA−A線に沿う矢視断面図である。図
8乃至図11において、1は端子ボルト2の挿入用ボル
ト穴1aを複数個直列に配置して穿設した絶縁材から成
る板状の端子取付台であり、その裏面側の各ボルト穴1
a周縁はそれぞれ端子ボルト2の頭部2aを収容できる
凹部1bを形成している。3は端子取付台1のボルト穴
1aを貫通した端子ボルト2に螺合して端子ボルト2を
端子取付台1に固定する端子ボルト固定用ナットであ
る。4は端子ボルト2のねじ部に取り付けた電気機器側
端子、5は電気機器側端子4に重ねて端子ボルト2に取
り付けた外部配線用端子であり、6は端子ボルト2に螺
合して電気機器側端子4及び外部配線側端子5を圧着固
定する端子固定用ナットである。7は端子ボルト2の頭
部2aを固定すると共に、絶縁のために端子取付台1の
凹部1bに充填したエポキシ樹脂である。
を示すものであり、図8は全体構成を示す正面図、図9
はその断面側面図、図10はその端子取付台の正面図、
図11は図10のA−A線に沿う矢視断面図である。図
8乃至図11において、1は端子ボルト2の挿入用ボル
ト穴1aを複数個直列に配置して穿設した絶縁材から成
る板状の端子取付台であり、その裏面側の各ボルト穴1
a周縁はそれぞれ端子ボルト2の頭部2aを収容できる
凹部1bを形成している。3は端子取付台1のボルト穴
1aを貫通した端子ボルト2に螺合して端子ボルト2を
端子取付台1に固定する端子ボルト固定用ナットであ
る。4は端子ボルト2のねじ部に取り付けた電気機器側
端子、5は電気機器側端子4に重ねて端子ボルト2に取
り付けた外部配線用端子であり、6は端子ボルト2に螺
合して電気機器側端子4及び外部配線側端子5を圧着固
定する端子固定用ナットである。7は端子ボルト2の頭
部2aを固定すると共に、絶縁のために端子取付台1の
凹部1bに充填したエポキシ樹脂である。
【0003】従来の端子台は上記のように構成され、端
子ボルト固定用ナット3と端子ボルト2の頭部2aで端
子取付台1を挟み、端子ボルト固定用ナット3を締め付
けることによって端子ボルト2を端子取付台1に固定し
ている。電気機器側端子4及び外部配線側端子5を取り
付ける際は、これらの端子を端子ボルト固定用ナット3
の端子取付面に接触させて端子固定用ナット6を締め付
けて固定する。
子ボルト固定用ナット3と端子ボルト2の頭部2aで端
子取付台1を挟み、端子ボルト固定用ナット3を締め付
けることによって端子ボルト2を端子取付台1に固定し
ている。電気機器側端子4及び外部配線側端子5を取り
付ける際は、これらの端子を端子ボルト固定用ナット3
の端子取付面に接触させて端子固定用ナット6を締め付
けて固定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の端
子台では、長期間使用すると端子取付台1の端子ボルト
締結部が端子ボルト固定用ナット3の圧縮力により塑性
変形し寸法減量を起こし、端子取付台1の端子ボルト締
結部に生ずる応力が減少し端子ボルト固定用ナット3が
端子取付台1を締め付ける力が弱くなり端子ボルト固定
用ナット3がゆるみやすくなる。このため端子台を回転
電機の側面のように振動を受ける場所に装着した場合に
は、その振動により端子ボルト固定用ナット3がゆる
み、端子ボルト固定用ナット3と端子固定用ナット6が
回転電機側端子4及び外部配線側端子5を締め付ける力
が弱くなり、その結果、前記両端子がゆるみこれらの接
触状態が悪くなるという問題点があった。また、回転電
機側から受ける熱の影響によりエポキシ樹脂7と端子取
付台1が膨脹収縮を繰り返し、長期間使用していると両
者間の接着力が低下してエポキシ樹脂7が端子取付台1
から剥離し、この状態で振動を受けると端子ボルト2が
エポキシ樹脂7と一体となって回ってしまうという問題
点もあった。
子台では、長期間使用すると端子取付台1の端子ボルト
締結部が端子ボルト固定用ナット3の圧縮力により塑性
変形し寸法減量を起こし、端子取付台1の端子ボルト締
結部に生ずる応力が減少し端子ボルト固定用ナット3が
端子取付台1を締め付ける力が弱くなり端子ボルト固定
用ナット3がゆるみやすくなる。このため端子台を回転
電機の側面のように振動を受ける場所に装着した場合に
は、その振動により端子ボルト固定用ナット3がゆる
み、端子ボルト固定用ナット3と端子固定用ナット6が
回転電機側端子4及び外部配線側端子5を締め付ける力
が弱くなり、その結果、前記両端子がゆるみこれらの接
触状態が悪くなるという問題点があった。また、回転電
機側から受ける熱の影響によりエポキシ樹脂7と端子取
付台1が膨脹収縮を繰り返し、長期間使用していると両
者間の接着力が低下してエポキシ樹脂7が端子取付台1
から剥離し、この状態で振動を受けると端子ボルト2が
エポキシ樹脂7と一体となって回ってしまうという問題
点もあった。
【0005】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、端子取付台の端子ボルト締
結部に寸法減量が生じた場合でも端子がゆるまず、ま
た、長期間使用しても振動によって端子ボルトが回らな
い構造の端子台を得ることを目的とする。
ためになされたものであり、端子取付台の端子ボルト締
結部に寸法減量が生じた場合でも端子がゆるまず、ま
た、長期間使用しても振動によって端子ボルトが回らな
い構造の端子台を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の端子台は、軸方向中央部にフランジを設け
るとともに、このフランジを挟む両側軸部に雄ねじを形
成した雄ねじ部材と、この雄ねじ部材の一方のねじ形成
部が挿通可能な穴が穿設された端子取付台と、この端子
取付台の穴を貫通した雄ねじ部材の雄ねじと螺合して、
雄ねじ部材を端子取付台に固定する雄ねじ部材固定用雌
ねじ部材と、雄ねじ部材の他方の雄ねじと螺合して、フ
ランジと共に電気機器側端子及び外部配線側端子とを圧
着して固定する端子固定用雌ねじ部材から構成される。
に、本発明の端子台は、軸方向中央部にフランジを設け
るとともに、このフランジを挟む両側軸部に雄ねじを形
成した雄ねじ部材と、この雄ねじ部材の一方のねじ形成
部が挿通可能な穴が穿設された端子取付台と、この端子
取付台の穴を貫通した雄ねじ部材の雄ねじと螺合して、
雄ねじ部材を端子取付台に固定する雄ねじ部材固定用雌
ねじ部材と、雄ねじ部材の他方の雄ねじと螺合して、フ
ランジと共に電気機器側端子及び外部配線側端子とを圧
着して固定する端子固定用雌ねじ部材から構成される。
【0007】また、前述の雄ねじ部材はそのフランジ周
縁の少なくとも一部に切欠部を形成したものとするとと
もに、端子取付台はその穴周縁部に前記フランジの一端
側と係合してその自由回動を規制する凹部を設けたもの
とする。
縁の少なくとも一部に切欠部を形成したものとするとと
もに、端子取付台はその穴周縁部に前記フランジの一端
側と係合してその自由回動を規制する凹部を設けたもの
とする。
【0008】
【作用】上記のように構成した端子台においては、端子
取付台の端子ボルト締結部に寸法減量が生じ、雄ねじ部
材のねじ部中央部に設けたフランジが端子取付台を締め
付ける力が弱くなっても、フランジと雄ねじ部材が一体
形成されているのでフランジのみが独立して回動するこ
とはなく、このフランジと端子固定用雌ねじ部材で圧着
固定された電気機器側端子及び外部配線側端子がゆるむ
ことはない。
取付台の端子ボルト締結部に寸法減量が生じ、雄ねじ部
材のねじ部中央部に設けたフランジが端子取付台を締め
付ける力が弱くなっても、フランジと雄ねじ部材が一体
形成されているのでフランジのみが独立して回動するこ
とはなく、このフランジと端子固定用雌ねじ部材で圧着
固定された電気機器側端子及び外部配線側端子がゆるむ
ことはない。
【0009】また、雄ねじ部材中央部に設けたフランジ
が端子取付台の凹部と係合して、雄ねじ部材が自由回動
するのを規制している。
が端子取付台の凹部と係合して、雄ねじ部材が自由回動
するのを規制している。
【0010】
【実施例】第1図は、この発明の一実施例を示す端子台
の断面側面図である。第2図はこの端子台の端子取付台
の構造を示す正面図、第3図は図2のA−A線に沿う矢
視断面図である。第4図は本実施例の端子台に用いた雄
ねじ部材すなわち端子ボルトの形状を示す正面図、第5
図はこの側面図である。尚、従来技術に相当する部分に
は同一符号を付し、その説明を省略する。図1乃至図3
において、20は絶縁物質でできた端子取付台であり、
その端子取付側に後述する端子ボルト10のフランジ1
0aと係合する凹部20cを設けたものである。この凹
部20cは図2に示すように楕円形を基本としその短軸
と直行する両面を平面にするとともに、一定の深さCを
設けたものである。10は、軸方向中央部にフランジ1
0aを設けた端子ボルトであり、フランジ10aは図4
に示すように六角形状にし、一定の厚みHを有する。次
に、凹部20cとフランジ10aの寸法関係について説
明する。凹部20cの短軸方向の幅Aはフランジ10a
の六角形の一対辺距離Gと同一とし、凹部20cの長軸
方向の長さBはフランジ10aの六角形の一対角距離F
より大きいものとし、凹部20cの平面部の長さDはフ
ランジ10aの六角形の一辺の長さEより大きいものと
する。凹部20cの深さCは1mm以上とし、かつ、フ
ランジ10aの厚みHの1/2以下にする。凹部20c
の深さCに制限を設けたのは、端子固定用ナット11を
締め付ける際に、該フランジ10aを六角レンチ等で固
定する必要があり、フランジ10aの一部が端子取付台
1より突出している必要があるからである。また、凹部
20cの深さCを大きくしてフランジ10aと係合する
面積を大きくした場合には六角レンチ等による固定は不
要になるが、フランジ10aの軸方向直角面に端子を接
触させる必要から、この場合でも凹部20cの深さCは
フランジの厚みHより浅くしなければならない。
の断面側面図である。第2図はこの端子台の端子取付台
の構造を示す正面図、第3図は図2のA−A線に沿う矢
視断面図である。第4図は本実施例の端子台に用いた雄
ねじ部材すなわち端子ボルトの形状を示す正面図、第5
図はこの側面図である。尚、従来技術に相当する部分に
は同一符号を付し、その説明を省略する。図1乃至図3
において、20は絶縁物質でできた端子取付台であり、
その端子取付側に後述する端子ボルト10のフランジ1
0aと係合する凹部20cを設けたものである。この凹
部20cは図2に示すように楕円形を基本としその短軸
と直行する両面を平面にするとともに、一定の深さCを
設けたものである。10は、軸方向中央部にフランジ1
0aを設けた端子ボルトであり、フランジ10aは図4
に示すように六角形状にし、一定の厚みHを有する。次
に、凹部20cとフランジ10aの寸法関係について説
明する。凹部20cの短軸方向の幅Aはフランジ10a
の六角形の一対辺距離Gと同一とし、凹部20cの長軸
方向の長さBはフランジ10aの六角形の一対角距離F
より大きいものとし、凹部20cの平面部の長さDはフ
ランジ10aの六角形の一辺の長さEより大きいものと
する。凹部20cの深さCは1mm以上とし、かつ、フ
ランジ10aの厚みHの1/2以下にする。凹部20c
の深さCに制限を設けたのは、端子固定用ナット11を
締め付ける際に、該フランジ10aを六角レンチ等で固
定する必要があり、フランジ10aの一部が端子取付台
1より突出している必要があるからである。また、凹部
20cの深さCを大きくしてフランジ10aと係合する
面積を大きくした場合には六角レンチ等による固定は不
要になるが、フランジ10aの軸方向直角面に端子を接
触させる必要から、この場合でも凹部20cの深さCは
フランジの厚みHより浅くしなければならない。
【0011】次に、前述の構成を有する本実施例の組立
手順について説明する。まず、端子取付台20のボルト
穴20aに端子ボルト10を挿入し、端子ボルト10の
フランジ10aと端子取付台20の凹部20cを係合さ
せ、ばね座金8を介して端子ボルト固定ナット11を端
子ボルト10にねじ込み仮止めをした後、フランジ10
aを六角レンチ等で固定して再度端子ボルト固定ナット
11を締め付けて端子ボルト10を端子取付台20に固
定する。次に、端子ボルト10のフランジ10aの軸方
向直角面に電気機器側端子4と外部配線側端子5を重ね
て接触させ、ばね座金9を介して端子固定用雌ねじ部材
すなわち端子固定用ナット6を締め付けることによって
これらの両端子を固定する。その後、端子ボルト固定用
雌ねじ部材すなわち端子ボルト固定用ナット11を固着
すると共に絶縁処理のために端子取付台20の凹部20
bにエポキシ樹脂7を充填する。
手順について説明する。まず、端子取付台20のボルト
穴20aに端子ボルト10を挿入し、端子ボルト10の
フランジ10aと端子取付台20の凹部20cを係合さ
せ、ばね座金8を介して端子ボルト固定ナット11を端
子ボルト10にねじ込み仮止めをした後、フランジ10
aを六角レンチ等で固定して再度端子ボルト固定ナット
11を締め付けて端子ボルト10を端子取付台20に固
定する。次に、端子ボルト10のフランジ10aの軸方
向直角面に電気機器側端子4と外部配線側端子5を重ね
て接触させ、ばね座金9を介して端子固定用雌ねじ部材
すなわち端子固定用ナット6を締め付けることによって
これらの両端子を固定する。その後、端子ボルト固定用
雌ねじ部材すなわち端子ボルト固定用ナット11を固着
すると共に絶縁処理のために端子取付台20の凹部20
bにエポキシ樹脂7を充填する。
【0012】上記のように構成した本実施例の端子台
は、端子取付台20の端子ボルト10の締結部に寸法減
量が生じ、端子ボルト10のフランジ10aが端子取付
台20を締め付ける力が弱くなっても、フランジ10a
が端子ボルト10に一体形成されているのでフランジ1
0aのみが独立して回動することはなく、フランジ10
aと端子固定用ナット6で圧着固定された機器側端子4
及び外部配線用端子5がゆるむことはない。
は、端子取付台20の端子ボルト10の締結部に寸法減
量が生じ、端子ボルト10のフランジ10aが端子取付
台20を締め付ける力が弱くなっても、フランジ10a
が端子ボルト10に一体形成されているのでフランジ1
0aのみが独立して回動することはなく、フランジ10
aと端子固定用ナット6で圧着固定された機器側端子4
及び外部配線用端子5がゆるむことはない。
【0013】また、端子ボルト10のフランジ10aが
端子取付台20の凹部20cと係合し、端子ボルト10
が自由回動するのを規制している。
端子取付台20の凹部20cと係合し、端子ボルト10
が自由回動するのを規制している。
【0014】図6は、本発明の他の実施例を示す端子取
付台30の平面図、図7は図6のA−A線に沿う矢視断
面図である。この実施例では、端子ボルト挿入穴30a
の周縁部に形成した凹部を複数の穴にまたがって形成
し、共通溝30dとした点が前述の実施例と異なる。こ
の実施例においては、端子取付台30の溝の加工が容易
になるという利点がある。この場合端子取付台30の溝
幅Hは、端子ボルト10の対辺距離Gと同一にする。
付台30の平面図、図7は図6のA−A線に沿う矢視断
面図である。この実施例では、端子ボルト挿入穴30a
の周縁部に形成した凹部を複数の穴にまたがって形成
し、共通溝30dとした点が前述の実施例と異なる。こ
の実施例においては、端子取付台30の溝の加工が容易
になるという利点がある。この場合端子取付台30の溝
幅Hは、端子ボルト10の対辺距離Gと同一にする。
【0015】なお、前述した実施例では、フランジ10
aを六角形状とするとともに、端子取付台20または他
の実施例の端子取付台30の凹部20cまたは溝30d
をフランジ10aと係合するようにしたが、フランジ1
0aの形状及び端子取付台の凹部20cまたは溝30d
の形状は、これらに限るものではなく、例えば、フラン
ジ10aを四角形状とし凹部20cをこのフランジ10
aと係合してその回動を制止し得る四角形状とするよう
に、フランジ10aと端子取付台が係合し端子ボルトの
回動を制止できるものであればその他の形状であっても
同様の効果が得られる。
aを六角形状とするとともに、端子取付台20または他
の実施例の端子取付台30の凹部20cまたは溝30d
をフランジ10aと係合するようにしたが、フランジ1
0aの形状及び端子取付台の凹部20cまたは溝30d
の形状は、これらに限るものではなく、例えば、フラン
ジ10aを四角形状とし凹部20cをこのフランジ10
aと係合してその回動を制止し得る四角形状とするよう
に、フランジ10aと端子取付台が係合し端子ボルトの
回動を制止できるものであればその他の形状であっても
同様の効果が得られる。
【0016】また、上述した実施例の端子台は、回転電
機の端子台として用いる場合の他、振動を生じる電気機
器の端子台として用いても同様の効果が得られる。
機の端子台として用いる場合の他、振動を生じる電気機
器の端子台として用いても同様の効果が得られる。
【0017】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載するような効果を奏する。
れているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0018】ねじ部の中央部にフランジを設けた雄ねじ
部材を端子ボルトとして用いることによって、端子ボル
トと端子取付台の締結部にゆるみが生じても、フランジ
と端子ボルトが一体形成されているのでフランジのみが
独立して回動することはなく、端子締結部がゆるまず信
頼性が向上する。
部材を端子ボルトとして用いることによって、端子ボル
トと端子取付台の締結部にゆるみが生じても、フランジ
と端子ボルトが一体形成されているのでフランジのみが
独立して回動することはなく、端子締結部がゆるまず信
頼性が向上する。
【0019】端子ボルトの中間部に設けたフランジと端
子取付台に設けた凹部を係合させることにより、端子ボ
ルトが自由回動しないようにしたので、端子の取り付け
が容易かつ確実になり作業性が向上すると共に、振動に
よる端子ボルトの回動もなく安全である。
子取付台に設けた凹部を係合させることにより、端子ボ
ルトが自由回動しないようにしたので、端子の取り付け
が容易かつ確実になり作業性が向上すると共に、振動に
よる端子ボルトの回動もなく安全である。
【図1】この発明の端子台の一実施例を示す断面側面図
である。
である。
【図2】この発明の端子取付台の一実施例を示す正面図
である。
である。
【図3】図2に示す端子取付台のA−A線に沿う矢視断
面図である。
面図である。
【図4】この発明の端子ボルトの一実施例を示す正面図
である。
である。
【図5】図4に示す端子ボルトの側面図である。
【図6】この発明の端子取付台の他の一実施例を示す正
面図である。
面図である。
【図7】図6に示す端子取付台のA−A線に沿う矢視断
面図である。
面図である。
【図8】従来の端子台を示す正面図である。
【図9】図8に示す従来の端子台の断面側面図である。
【図10】従来の端子取付台を示す正面図である。
【図11】図10に示す従来の端子取付台のA−A線に
沿う矢視断面図である。
沿う矢視断面図である。
4 電気機器側端子 5 外部配線側端子 6 端子固定用ナット(端子固定用雌ねじ部材) 10 端子ボルト(雄ねじ部材) 11 端子ボルト固定用ナット(端子ボルト固定用雌ね
じ部材) 20,30 端子取付台
じ部材) 20,30 端子取付台
Claims (2)
- 【請求項1】 軸方向中央部にフランジを設けるととも
に、このフランジを挟む両側軸部に雄ねじを形成した雄
ねじ部材と、 この雄ねじ部材の一方のねじ形成部が貫通可能な穴が穿
設された絶縁材からなる端子取付台と、 この端子取付台の穴を貫通した前記雄ねじ部材の雄ねじ
と螺合して該雄ねじ部材を端子取付台に固定する雄ねじ
部材固定用雌ねじ部材と、 前記雄ねじ部材の他方の雄ねじと螺合して前記フランジ
と共に電気機器側端子と外部配線側端子とを圧着して固
定する端子固定用雌ねじ部材と、 から成ることを特徴とする端子台。 - 【請求項2】 前記雄ねじ部材のフランジ周縁の少なく
とも一部に切欠部を形成するとともに、前記端子取付台
の穴周縁部に前記フランジの一端側と係合してその自由
回動を規制する凹部を設けたことを特徴とする請求項1
記載の端子台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27819591A JPH05121110A (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 端子台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27819591A JPH05121110A (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 端子台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05121110A true JPH05121110A (ja) | 1993-05-18 |
Family
ID=17593920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27819591A Pending JPH05121110A (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 端子台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05121110A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6897584B2 (en) * | 2002-04-25 | 2005-05-24 | Honeywell International Inc. | High power terminal block assembly for generators and method of assembling and installing the same |
CN102916312A (zh) * | 2012-10-22 | 2013-02-06 | 南通市华冠电器有限公司 | 一种可以快速安装接线端子排的装置 |
JP2017113350A (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 株式会社Lixil | 浴室部材の締結構造及び締結方法 |
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1991
- 1991-10-25 JP JP27819591A patent/JPH05121110A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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