JPH05120127A - メモリ装置 - Google Patents
メモリ装置Info
- Publication number
- JPH05120127A JPH05120127A JP28511791A JP28511791A JPH05120127A JP H05120127 A JPH05120127 A JP H05120127A JP 28511791 A JP28511791 A JP 28511791A JP 28511791 A JP28511791 A JP 28511791A JP H05120127 A JPH05120127 A JP H05120127A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacity
- memory
- signal
- address
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 メモリ素子の容量が異なっても、アドレス空
間に連続して配置することが容易なメモリ装置を提供す
る。 【構成】 メモリ装置51には、CPU52および拡張
アドレス回路53からアドレス信号A0〜ANが与えら
れる。ROM61〜6KおよびRAM71〜7Lのメモ
リ容量は、デバイスメモリ容量設定回路55に設定され
る。チップセレクト回路60には、最小容量のメモリ素
子が実装されるときに、チップセレクト信号CSをデコ
ードして発生させるために必要な上位アドレス信号AJ
〜ANが与えられる。デバイスメモリ容量設定回路55
からのデバイス容量信号DS0〜Xは、最小容量を基準
とした値を示す。チップセレクト回路60は、容量信号
に基づいて、その容量を単位としてROM61〜6Kお
よびRAM71〜7Lを選択するチップセレクト信号R
OM1CS〜ROMKCSおよびRAM1CS〜RAM
LCSを発生する。
間に連続して配置することが容易なメモリ装置を提供す
る。 【構成】 メモリ装置51には、CPU52および拡張
アドレス回路53からアドレス信号A0〜ANが与えら
れる。ROM61〜6KおよびRAM71〜7Lのメモ
リ容量は、デバイスメモリ容量設定回路55に設定され
る。チップセレクト回路60には、最小容量のメモリ素
子が実装されるときに、チップセレクト信号CSをデコ
ードして発生させるために必要な上位アドレス信号AJ
〜ANが与えられる。デバイスメモリ容量設定回路55
からのデバイス容量信号DS0〜Xは、最小容量を基準
とした値を示す。チップセレクト回路60は、容量信号
に基づいて、その容量を単位としてROM61〜6Kお
よびRAM71〜7Lを選択するチップセレクト信号R
OM1CS〜ROMKCSおよびRAM1CS〜RAM
LCSを発生する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータなどから
発生されるアドレス信号によって記憶領域が指定される
メモリ装置に関する。
発生されるアドレス信号によって記憶領域が指定される
メモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からのメモリ装置1を含むコンピュ
ータ装置の構成を図4に示す。メモリ装置1は、中央処
理装置(以下、「CPU」と略称する。)2および拡張
アドレス回路3からアドレスバス4を介して導出される
アドレス信号によってアクセスされる。CPU2は、予
め定める数のビット数を有するアドレス信号を発生す
る。拡張アドレス回路3は、いわゆるメモリマネージメ
ントユニット(略称「MMU」)など、アドレス信号の
上位ビットを拡張して、アドレス信号のビット数を増加
させる。このようにしてアドレスバス4には、N+1ビ
ットのアドレス信号A0〜ANが導出される。
ータ装置の構成を図4に示す。メモリ装置1は、中央処
理装置(以下、「CPU」と略称する。)2および拡張
アドレス回路3からアドレスバス4を介して導出される
アドレス信号によってアクセスされる。CPU2は、予
め定める数のビット数を有するアドレス信号を発生す
る。拡張アドレス回路3は、いわゆるメモリマネージメ
ントユニット(略称「MMU」)など、アドレス信号の
上位ビットを拡張して、アドレス信号のビット数を増加
させる。このようにしてアドレスバス4には、N+1ビ
ットのアドレス信号A0〜ANが導出される。
【0003】メモリ装置1内で、アドレスバス4のうち
の上位ビットAM〜ANは、チップセレクト回路10に
与えられる。メモリ装置1には、読出し専用メモリ(以
下、「ROM」と略称する。)11〜1Kと、ランダム
アクセスメモリ(以下、「RAM」と略称する。)21
〜2Lとが実装される。チップセレクト回路10は、上
位アドレスAM〜ANによって、ROM11〜1Kまた
はRAM21〜2Lのうちの1つのみを選択して能動化
する。選択された素子は、データバスを介してCPU2
とデータ交換可能となる。
の上位ビットAM〜ANは、チップセレクト回路10に
与えられる。メモリ装置1には、読出し専用メモリ(以
下、「ROM」と略称する。)11〜1Kと、ランダム
アクセスメモリ(以下、「RAM」と略称する。)21
〜2Lとが実装される。チップセレクト回路10は、上
位アドレスAM〜ANによって、ROM11〜1Kまた
はRAM21〜2Lのうちの1つのみを選択して能動化
する。選択された素子は、データバスを介してCPU2
とデータ交換可能となる。
【0004】チップセレクト回路10は、ROM1〜R
OMKのうちの1つを選択するときには、ROM1CS
〜ROMKCS信号のうちの1つを能動化する。RAM
1〜RAMLのうちの1つを選択するときには、RAM
1CS〜RAMLCS信号のうちの1つを能動化する。
ROM1CS〜ROMKCSまたはRAM1CS〜RA
MLCS信号の能動化は、上位アドレス信号AM〜AN
のデコードによって行う。下位アドレス信号A0〜AM
−1は、ROM1〜ROMKおよびRAM1〜RAML
に共通に与える。
OMKのうちの1つを選択するときには、ROM1CS
〜ROMKCS信号のうちの1つを能動化する。RAM
1〜RAMLのうちの1つを選択するときには、RAM
1CS〜RAMLCS信号のうちの1つを能動化する。
ROM1CS〜ROMKCSまたはRAM1CS〜RA
MLCS信号の能動化は、上位アドレス信号AM〜AN
のデコードによって行う。下位アドレス信号A0〜AM
−1は、ROM1〜ROMKおよびRAM1〜RAML
に共通に与える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図4図示の従来からの
メモリ装置1においては、ROM11〜1KおよびRA
M21〜2Lの容量は、それぞれ予め定める大きさの素
子を使用することを前提にアドレス空間に配置し、チッ
プセレクト信号ROM1CS〜ROMKCS,RAM1
CS〜RAMLCSを発生させる。メモリ素子11〜1
K,21〜2Lの容量は、必要とするメモリ容量、メモ
リ装置1を実装するプリント配線基板の面積および製造
コストなどを考慮して定められる。ROM11〜1Kに
はCPU2が動作するプログラムやデータが記憶され、
RAM21〜2Lは動作プログラムのワークエリアなど
として使用される。CPU2の能力を最大限に発揮させ
るためには、ROM11〜1KおよびRAM21〜2L
を最大限に実装する必要がある。
メモリ装置1においては、ROM11〜1KおよびRA
M21〜2Lの容量は、それぞれ予め定める大きさの素
子を使用することを前提にアドレス空間に配置し、チッ
プセレクト信号ROM1CS〜ROMKCS,RAM1
CS〜RAMLCSを発生させる。メモリ素子11〜1
K,21〜2Lの容量は、必要とするメモリ容量、メモ
リ装置1を実装するプリント配線基板の面積および製造
コストなどを考慮して定められる。ROM11〜1Kに
はCPU2が動作するプログラムやデータが記憶され、
RAM21〜2Lは動作プログラムのワークエリアなど
として使用される。CPU2の能力を最大限に発揮させ
るためには、ROM11〜1KおよびRAM21〜2L
を最大限に実装する必要がある。
【0006】図5(1)は、メモリ空間にROMエリア
とRAMエリアとを最大限に実装するときのアドレスマ
ップを示す。ROMエリアはK個のROM11〜1Kで
構成し、RAMエリアはL個のRAM21〜2Lで構成
する。
とRAMエリアとを最大限に実装するときのアドレスマ
ップを示す。ROMエリアはK個のROM11〜1Kで
構成し、RAMエリアはL個のRAM21〜2Lで構成
する。
【0007】CPU2が動作するプログラムによって
は、図5(1)に示すように最大限にメモリを実装する
必要はない。メモリ容量を減少させることによって、製
造コストの低下を図ることができる。メモリの容量を減
少させるには、メモリ素子自体の容量を減少させる方法
と、メモリ素子の実装個数を減少させる方法とがある。
は、図5(1)に示すように最大限にメモリを実装する
必要はない。メモリ容量を減少させることによって、製
造コストの低下を図ることができる。メモリの容量を減
少させるには、メモリ素子自体の容量を減少させる方法
と、メモリ素子の実装個数を減少させる方法とがある。
【0008】図4図示のメモリ装置1においては、メモ
リ素子の容量を減少させると、図5(2)に斜線を施し
て示すような、メモリの不連続空間が発生する。図5
(2)は、メモリ素子の容量が半分になるときの状態を
示す。斜線を付して示す部分は未使用であるけれども、
基本メモリ構成ではチップセレクト信号が発生している
ので、実装されているメモリのイメージ空間となる。こ
のようなメモリの不連続空間が存在すると、CPU2の
動作が異常となる可能性がある。CPU2が不連続空間
の部分をアクセスすると、本来のアドレス空間ではない
プログラムを実行することとなり、特にアドレスに依存
するプログラムは正常に動作しなくなってしまうおそれ
がある。
リ素子の容量を減少させると、図5(2)に斜線を施し
て示すような、メモリの不連続空間が発生する。図5
(2)は、メモリ素子の容量が半分になるときの状態を
示す。斜線を付して示す部分は未使用であるけれども、
基本メモリ構成ではチップセレクト信号が発生している
ので、実装されているメモリのイメージ空間となる。こ
のようなメモリの不連続空間が存在すると、CPU2の
動作が異常となる可能性がある。CPU2が不連続空間
の部分をアクセスすると、本来のアドレス空間ではない
プログラムを実行することとなり、特にアドレスに依存
するプログラムは正常に動作しなくなってしまうおそれ
がある。
【0009】本発明の目的は、メモリ素子の容量が異な
ってもメモリ素子間でメモリ空間の不連続が生じないメ
モリ装置を提供することである。
ってもメモリ素子間でメモリ空間の不連続が生じないメ
モリ装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のメモリ
素子を予め定めるビット数のアドレス信号によって指定
される連続したアドレス空間に配置して構成するメモリ
装置において、実装されるメモリ素子の容量を設定し、
設定容量を表す容量信号を導出する容量設定手段と、ア
ドレス信号および容量設定手段からの容量信号に応答
し、実装されるメモリ素子の容量毎に、メモリ素子を能
動化するための素子選択信号を導出する素子選択手段と
を含むことを特徴とするメモリ装置である。
素子を予め定めるビット数のアドレス信号によって指定
される連続したアドレス空間に配置して構成するメモリ
装置において、実装されるメモリ素子の容量を設定し、
設定容量を表す容量信号を導出する容量設定手段と、ア
ドレス信号および容量設定手段からの容量信号に応答
し、実装されるメモリ素子の容量毎に、メモリ素子を能
動化するための素子選択信号を導出する素子選択手段と
を含むことを特徴とするメモリ装置である。
【0011】
【作用】本発明に従えば、メモリ装置は複数のメモリ素
子を予め定めるビット数のアドレス信号によって指定さ
れる連続したアドレス空間に配置する。メモリ装置に
は、さらに容量設定手段と素子選択手段とが含まれる。
容量設定手段は、実装されるメモリ素子の容量を設定
し、設定容量を表す容量信号を導出する。素子選択手段
は、アドレス信号および容量設定手段からの容量信号に
応答し、実装されるメモリ素子の容量毎に、メモリ素子
を能動化するための素子選択信号を導出する。素子選択
信号によってメモリ素子が順次選択されるように配置す
ることによって、メモリ素子の容量が異なっても連続し
たメモリ素子が実装されているアドレス空間を確保する
ことができる。
子を予め定めるビット数のアドレス信号によって指定さ
れる連続したアドレス空間に配置する。メモリ装置に
は、さらに容量設定手段と素子選択手段とが含まれる。
容量設定手段は、実装されるメモリ素子の容量を設定
し、設定容量を表す容量信号を導出する。素子選択手段
は、アドレス信号および容量設定手段からの容量信号に
応答し、実装されるメモリ素子の容量毎に、メモリ素子
を能動化するための素子選択信号を導出する。素子選択
信号によってメモリ素子が順次選択されるように配置す
ることによって、メモリ素子の容量が異なっても連続し
たメモリ素子が実装されているアドレス空間を確保する
ことができる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の一実施例のメモリ装置51
に関連する構成を示すブロック図である。CPU52お
よび拡張アドレス回路53からは、アドレスバス54を
介してN+1ビットのアドレス信号A0〜ANが導出さ
れる。
に関連する構成を示すブロック図である。CPU52お
よび拡張アドレス回路53からは、アドレスバス54を
介してN+1ビットのアドレス信号A0〜ANが導出さ
れる。
【0013】メモリ装置51内には、デバイスメモリ容
量設定回路55、チップセレクト回路60、ROM61
〜6KおよびRAM71〜7Lが含まれる。デバイスメ
モリ容量設定回路55は、ROM61〜6KおよびRA
M71〜7Lの記憶容量を設定する。デバイスメモリ容
量設定回路55からは、メモリ容量を表す信号DS0〜
Xが導出される。記憶容量を表す信号DS0〜Xは、R
OMおよびRAMとして実装される可能性のあるメモリ
素子の最小容量を基準とした倍数を表す。
量設定回路55、チップセレクト回路60、ROM61
〜6KおよびRAM71〜7Lが含まれる。デバイスメ
モリ容量設定回路55は、ROM61〜6KおよびRA
M71〜7Lの記憶容量を設定する。デバイスメモリ容
量設定回路55からは、メモリ容量を表す信号DS0〜
Xが導出される。記憶容量を表す信号DS0〜Xは、R
OMおよびRAMとして実装される可能性のあるメモリ
素子の最小容量を基準とした倍数を表す。
【0014】チップセレクト回路60には、アドレスバ
ス54から、最小容量のメモリを実装したときに、素子
選択信号であるチップセレクト信号CSを導出するため
の上位アドレス信号AJ〜ANが与えられる。たとえ
ば、8ビットのデータで容量が64Kビットのメモリ素
子を実装するときには、8Kビット毎にメモリ空間を割
当てることができる。このため、チップセレクト回路6
0には、A13以上のアドレス信号を与える。
ス54から、最小容量のメモリを実装したときに、素子
選択信号であるチップセレクト信号CSを導出するため
の上位アドレス信号AJ〜ANが与えられる。たとえ
ば、8ビットのデータで容量が64Kビットのメモリ素
子を実装するときには、8Kビット毎にメモリ空間を割
当てることができる。このため、チップセレクト回路6
0には、A13以上のアドレス信号を与える。
【0015】各ROM61〜6KおよびRAM71〜7
Lには、前述の64Kビットのメモリ素子を実装すると
きには、A0〜A12のアドレス信号を与えればよいけ
れども、本実施例では、さらに上位のアドレス信号をも
追加しておく。追加するアドレス信号は、たとえば16
倍の1Mビットのメモリ素子を使用する可能性を考慮す
るときは、4ビットとする。すなわち、Jの値は12で
あり、αの値は4とする。
Lには、前述の64Kビットのメモリ素子を実装すると
きには、A0〜A12のアドレス信号を与えればよいけ
れども、本実施例では、さらに上位のアドレス信号をも
追加しておく。追加するアドレス信号は、たとえば16
倍の1Mビットのメモリ素子を使用する可能性を考慮す
るときは、4ビットとする。すなわち、Jの値は12で
あり、αの値は4とする。
【0016】図2は、図1図示の実施例によって実現さ
れるメモリ空間の状態を示す。図2(1)は、メモリ空
間をROMエリアとRAMエリアとに分割し、それぞれ
のエリアを最小容量のメモリ素子を前提として、Kおよ
びLブロックに分割した状態を示す。最小容量のメモリ
素子を実装するときには、ROMエリアには、ROMB
1〜ROMBKのメモリ素子が実装され、RAMエリア
にはRAMB1〜RAMBLのメモリ素子が実装可能で
ある。
れるメモリ空間の状態を示す。図2(1)は、メモリ空
間をROMエリアとRAMエリアとに分割し、それぞれ
のエリアを最小容量のメモリ素子を前提として、Kおよ
びLブロックに分割した状態を示す。最小容量のメモリ
素子を実装するときには、ROMエリアには、ROMB
1〜ROMBKのメモリ素子が実装され、RAMエリア
にはRAMB1〜RAMBLのメモリ素子が実装可能で
ある。
【0017】図2(2)および図2(3)は、2つのR
OMを実装し、その容量が基本容量のときとその2倍の
容量のときとがある場合を示す。図2(2)は、DS0
=0で実装されるメモリ素子の容量が基本容量のときを
示す。図2(3)はDS0=1のときで、実装されるメ
モリ素子の容量が基本容量の2倍であるときを示す。
OMを実装し、その容量が基本容量のときとその2倍の
容量のときとがある場合を示す。図2(2)は、DS0
=0で実装されるメモリ素子の容量が基本容量のときを
示す。図2(3)はDS0=1のときで、実装されるメ
モリ素子の容量が基本容量の2倍であるときを示す。
【0018】チップセレクト回路60からは、実装され
るメモリ容量を単位としてチップセレクト信号ROM1
CSおよびROM2CSが導出されるので、2つのRO
Mが配置されるメモリ空間は連続して設定される。プロ
グラムが不連続になったりすると、CPU52の動作が
異常になったりするので、メモリ素子の空間が不連続に
なるようなときには、プログラムの作成が困難となるけ
れども、本実施例によればメモリ素子間にわたるプログ
ラムの作成も容易である。
るメモリ容量を単位としてチップセレクト信号ROM1
CSおよびROM2CSが導出されるので、2つのRO
Mが配置されるメモリ空間は連続して設定される。プロ
グラムが不連続になったりすると、CPU52の動作が
異常になったりするので、メモリ素子の空間が不連続に
なるようなときには、プログラムの作成が困難となるけ
れども、本実施例によればメモリ素子間にわたるプログ
ラムの作成も容易である。
【0019】図3は、図2図示のような切換えを実現す
るチップセレクト回路60の構成を示す。ROMB1C
S〜ROMB4CS信号は、アドレス信号の上位ビット
をデコードして図2(1)のブロックROMB1〜RO
MB4を選択するチップセレクト信号を示す。DS0
は、図1図示のデバイスメモリ容量設定回路55からの
容量信号を示す。ROMB1CS信号は、ORゲート8
1の一方入力端子に接続される。ORゲート81から
は、ROMB1CS信号がハイレベルのときは必ずRO
M1CS信号が発生される。ROMB2CS信号は、A
NDゲート82の一方入力端子に与えられる。ANDゲ
ート82の他方入力端子には、DS0信号が与えられ
る。したがって、DS0信号がハイレベルのときに、A
NDゲート82からは、ROMB2CS信号に従った出
力が導出され、ORゲート81の他方入力端子を介して
ROM1CS信号となる。
るチップセレクト回路60の構成を示す。ROMB1C
S〜ROMB4CS信号は、アドレス信号の上位ビット
をデコードして図2(1)のブロックROMB1〜RO
MB4を選択するチップセレクト信号を示す。DS0
は、図1図示のデバイスメモリ容量設定回路55からの
容量信号を示す。ROMB1CS信号は、ORゲート8
1の一方入力端子に接続される。ORゲート81から
は、ROMB1CS信号がハイレベルのときは必ずRO
M1CS信号が発生される。ROMB2CS信号は、A
NDゲート82の一方入力端子に与えられる。ANDゲ
ート82の他方入力端子には、DS0信号が与えられ
る。したがって、DS0信号がハイレベルのときに、A
NDゲート82からは、ROMB2CS信号に従った出
力が導出され、ORゲート81の他方入力端子を介して
ROM1CS信号となる。
【0020】ROMB3CS信号およびROMB4CS
信号は、ORゲート83にそれぞれ入力される。この出
力は、ANDゲート84の一方入力端子に与えられる。
ANDゲート84の他方入力端子には、DS0信号が与
えられる。したがって、DS0信号がハイレベルのとき
には、ROMB3CS信号またはROMB4CS信号の
うちのいずれか一方が、ORゲート85を介して、RO
M2CS信号として導出される。すなわち、DS0信号
がハイレベルのときには、ROMB1CS信号およびR
OMB2CS信号によって、ROM1CS信号が導出さ
れ、ROMB3CS信号およびROMB4CS信号によ
ってROM2CS信号が導出される。この状態は、図2
(3)に示す状態に対応する。
信号は、ORゲート83にそれぞれ入力される。この出
力は、ANDゲート84の一方入力端子に与えられる。
ANDゲート84の他方入力端子には、DS0信号が与
えられる。したがって、DS0信号がハイレベルのとき
には、ROMB3CS信号またはROMB4CS信号の
うちのいずれか一方が、ORゲート85を介して、RO
M2CS信号として導出される。すなわち、DS0信号
がハイレベルのときには、ROMB1CS信号およびR
OMB2CS信号によって、ROM1CS信号が導出さ
れ、ROMB3CS信号およびROMB4CS信号によ
ってROM2CS信号が導出される。この状態は、図2
(3)に示す状態に対応する。
【0021】DS0信号がローレベルのときには、イン
バータ86を介して、ANDゲート87の一方端子にハ
イレベルの入力が与えられる。ANDゲート87の他方
入力には、ROMB2CS信号が与えられているので、
ROMB2CS信号は、ANDゲート87およびORゲ
ート85を介して、ROM2CS信号として導出され
る。ANDゲート82の他方入力端子には、ローレベル
の信号が与えられるので、ROM1CS信号にはROM
B2CS信号は影響しなくなる。また、ANDゲート8
4の一方入力端子がローレベルとなるので、ROMB3
CS信号およびROMB4CS信号は、ROM2CS信
号には影響しなくなる。
バータ86を介して、ANDゲート87の一方端子にハ
イレベルの入力が与えられる。ANDゲート87の他方
入力には、ROMB2CS信号が与えられているので、
ROMB2CS信号は、ANDゲート87およびORゲ
ート85を介して、ROM2CS信号として導出され
る。ANDゲート82の他方入力端子には、ローレベル
の信号が与えられるので、ROM1CS信号にはROM
B2CS信号は影響しなくなる。また、ANDゲート8
4の一方入力端子がローレベルとなるので、ROMB3
CS信号およびROMB4CS信号は、ROM2CS信
号には影響しなくなる。
【0022】図3のようにして、2種類の記憶容量を切
換えることができる。より多くの種類の容量の切換え
は、たとえばROMのアドレス入力にアドレスの上位ア
ドレスと容量信号とを加え、メモリ空間を区分したブロ
ックの数に対応するビット数のデータを予め設定してお
くことによって、チップセレクト回路60を実現するこ
とができる。
換えることができる。より多くの種類の容量の切換え
は、たとえばROMのアドレス入力にアドレスの上位ア
ドレスと容量信号とを加え、メモリ空間を区分したブロ
ックの数に対応するビット数のデータを予め設定してお
くことによって、チップセレクト回路60を実現するこ
とができる。
【0023】以上の実施例においては、拡張アドレス回
路53を用いてCPU52からのアドレス空間を拡張し
ているけれども、CPU52の一部のアドレス空間のみ
を使用するようにしてもよいことは勿論である。またR
AMとして、ダイナミックRAMなどを使用し、アドレ
ス信号を多重化してもよいことは勿論である。
路53を用いてCPU52からのアドレス空間を拡張し
ているけれども、CPU52の一部のアドレス空間のみ
を使用するようにしてもよいことは勿論である。またR
AMとして、ダイナミックRAMなどを使用し、アドレ
ス信号を多重化してもよいことは勿論である。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、メモリ素
子の容量が変わっても連続したアドレス空間に配置し
て、全体として連続したアドレス空間を得ることができ
る。これによって、メモリの容量が異なっても、プリン
ト基板などのハードウエアの共用化が可能となる。ま
た、メモリ素子が実装されているアドレス空間には、不
連続空間が発生しないので、アドレス空間の不連続によ
る動作異常を防止することができる。
子の容量が変わっても連続したアドレス空間に配置し
て、全体として連続したアドレス空間を得ることができ
る。これによって、メモリの容量が異なっても、プリン
ト基板などのハードウエアの共用化が可能となる。ま
た、メモリ素子が実装されているアドレス空間には、不
連続空間が発生しないので、アドレス空間の不連続によ
る動作異常を防止することができる。
【図1】本発明の一実施例の電気的構成を示すブロック
図である。
図である。
【図2】図1図示のメモリ装置51のアドレスマップを
示す図である。
示す図である。
【図3】図1図示のチップセレクト回路60の電気的構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図4】従来からのメモリ装置1の電気的構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図5】図4図示のメモリ装置1のアドレスマップを示
す図である。
す図である。
51 メモリ装置 52 CPU 53 拡張アドレス発生回路 54 アドレスバス 55 デバイスメモリ容量設定回路 60 チップセレクト回路 61〜6K ROM 71〜7L RAM
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のメモリ素子を予め定めるビット数
のアドレス信号によって指定される連続したアドレス空
間に配置して構成するメモリ装置において、 実装されるメモリ素子の容量を設定し、設定容量を表す
容量信号を導出する容量設定手段と、 アドレス信号および容量設定手段からの容量信号に応答
し、実装されるメモリ素子の容量毎に、メモリ素子を能
動化するための素子選択信号を導出する素子選択手段と
を含むことを特徴とするメモリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28511791A JPH05120127A (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | メモリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28511791A JPH05120127A (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | メモリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05120127A true JPH05120127A (ja) | 1993-05-18 |
Family
ID=17687341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28511791A Pending JPH05120127A (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | メモリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05120127A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61213943A (ja) * | 1985-03-19 | 1986-09-22 | Nec Corp | マイクロコンピユ−タ |
-
1991
- 1991-10-30 JP JP28511791A patent/JPH05120127A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61213943A (ja) * | 1985-03-19 | 1986-09-22 | Nec Corp | マイクロコンピユ−タ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4860252A (en) | Self-adaptive computer memory address allocation system | |
KR940001877B1 (ko) | 멀티 프로세서 시스템 | |
US5253350A (en) | Method of combining lower order and translated upper order bits to address ROM within a range reserved for other devices | |
JPH05120127A (ja) | メモリ装置 | |
JP3181301B2 (ja) | バス拡張システム | |
US6289429B2 (en) | Accessing multiple memories using address conversion among multiple addresses | |
JPS5827253A (ja) | デ−タ処理装置 | |
JP3060812B2 (ja) | 情報処理装置 | |
JPH07334420A (ja) | 拡張メモリ制御回路 | |
EP0157341B1 (en) | Memory interface circuit | |
KR0144035B1 (ko) | 전전자 교환기내 상위 제어계의 d-램 모듈 접속방법 | |
JPH0981453A (ja) | メモリ制御方法及びその実施装置 | |
JPH04115337A (ja) | 半導体集積回路 | |
KR0161487B1 (ko) | 메모리 컨트롤 회로 | |
KR890003234Y1 (ko) | 다이나믹램의 타입에 따른 메모리뱅크 선택변환회로 | |
JP2570361B2 (ja) | 記憶制御方式 | |
JPH03211641A (ja) | メモリ装置のアドレス指定方法 | |
JPH10289150A (ja) | プロセッサ | |
JPH05324459A (ja) | アドレス空間制御装置 | |
JPH0770229B2 (ja) | 読み出し専用メモリ装置 | |
JPS61145786A (ja) | アドレス割付回路 | |
JPH1196125A (ja) | プロセッサ装置におけるメモリのアクセス方法及びプロセッサ装置 | |
JPS59178670A (ja) | 記憶装置制御方式 | |
JPS61145784A (ja) | アドレス割付回路 | |
JPH06337847A (ja) | マルチプロセッサ装置 |