JPH05119651A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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Publication number
JPH05119651A
JPH05119651A JP3284870A JP28487091A JPH05119651A JP H05119651 A JPH05119651 A JP H05119651A JP 3284870 A JP3284870 A JP 3284870A JP 28487091 A JP28487091 A JP 28487091A JP H05119651 A JPH05119651 A JP H05119651A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
unit
fixing
fixing device
transfer material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3284870A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Fukuda
晃 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP3284870A priority Critical patent/JPH05119651A/ja
Publication of JPH05119651A publication Critical patent/JPH05119651A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 転写材を、定着した画像の滑面もしくは粗面
の表面状態を損なうことなく排紙することを目的とす
る。 【構成】 定着装置10に組込まれる排紙ローラ対をユニ
ット化して着脱可能とし、表面粗さが粗の上ローラ11を
組込むユニットXと、平滑の上ローラ11を組込むユニッ
トYの2種類の排紙ローラユニット20を用意する。転写
材上に転写したトナー画像を非光沢に定着する際にはユ
ニットXを装着して使用し、一方光沢定着する場合には
定着速度すなわち転写材の搬送速度を大幅に低下した上
でユニットYを装着して使用するように構成したことを
特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機等の画
像形成装置に使用される熱ローラ方式の定着装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】熱ローラ方式の定着装置によってトナー
画像を光沢のある状態に定着しようとする場合には、転
写材の搬送速度すなわち熱ローラの回転速度を通常の定
着の際の数分の一の速度に切替え、それによって転写材
上のトナーを充分に加熱して溶融すると同時に比較的長
時間にわたり圧着作用を加えることによって表面を滑面
にしたトナー画像を得ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら熱ローラ
によって表面を滑面とされたトナー画像は未だ温度が高
く完全に固着されていない状態で排紙ローラの挟着を受
けるように、最終的には排紙ローラの表面状態によって
もその光沢の程度が左右されることとなる。
【0004】しかるに従来の熱ローラ方式の定着装置の
備える排紙ローラは、単に定着済の転写材を搬送し、排
出する機能を有するだけで、特にトナー画像の仕上がり
を配慮した表面状態のものが使用されていなかったため
に、熱ローラによって定着されたトナー画像の光沢を逆
に低下させる場合もあった。
【0005】本発明はこの点を解決して改良した結果、
定着された画像の滑面もしくは粗面の表面状態を変化さ
せることなく転写材を排紙することの出来る排紙ローラ
を備えた定着装置の提供を目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、定着ローラ
と該定着ローラに圧接する加圧ローラとから構成される
熱ローラ方式の定着装置において、前記定着装置に設け
られる排紙ローラ対を交換可能のユニットに構成したこ
とを特徴とする定着装置によって達成される。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図1に示す。
【0008】図において、1は定位置において回動自在
に軸受け支持される定着ローラで、その周面は例えば4
弗化エチレン等の弾性体の耐熱ゴムから成り、その外周
はさらにPFAチューブによって被覆されている。
【0009】2はヒータHを内蔵する前記定着ローラ1
と同径の金属製の加圧ローラで、その外周にはPFFコ
ーティングが施され、図示しない圧着機構によりその周
面を前記定着ローラ1の周面に圧接されている。
【0010】前記の定着ローラ1および加圧ローラ2は
それぞれの同軸上に歯車G1およびG2を一体としてい
て、前記歯車G2は中間歯車G3を介して駆動系の歯車
G0に噛合し、一方前記歯車G1は中間歯車G5を介し
て前記中間歯車G3に対し一方クラッチ(図示せず)を
介して接続する歯車G4に噛合されている。
【0011】なお、前述した歯車G1とG2あるいは歯
車G3,G4およびG5はそれぞれ等しい歯数をもつ歯
車とされている。
【0012】3は前記定着ローラ1の周面に接するブラ
シ用のクリーニングローラ、また4は前記定着ローラ1
の周面にオイル含浸部4Aを摺接するオイル供給装置で
ある。
【0013】TS1およびTS2は、前記の定着ローラ
1および加圧ローラ2の各周面温度を検出する温度セン
サで、それぞれの周面に対し当接されている。
【0014】以上の各機材は定着容器10Aに組込まれ定
着装置10として画像形成装置内の所定位置に固定され
る。
【0015】11および12は前記定着装置10の排紙ローラ
対を構成する上ローラおよび下ローラである。
【0016】前記上ローラ11は弾性体の耐熱ゴムから成
る周面を所定の表面粗さを有するテフロンチューブをも
って被覆されており、一方前記下ローラ12は金属製でそ
の周面を前記上ローラ11に対し軽度の荷重をもって圧接
されている。
【0017】前記の上ローラ11および下ローラ12は、互
いに噛合する歯車G11および歯車G12をそれぞれ同軸状
に一体としていて、中間歯車G6を介して前記歯車G2
により加圧ローラ2の1.5倍の周速をもって同方向に等
速で駆動回転される。
【0018】前記の上ローラ11と下ローラ12はローラ容
器20Aに組込まれ、排紙ローラユニット20として矢示方
向から前記定着容器10Aとガイド板10Bとの間に挿入
し、前記歯車G12を中間歯車G6に噛合して定着装置10
に一体に係止される。
【0019】前記の排紙ローラユニット20としては、表
面粗さRa=0.35μmのテフロンチューブを被覆した上
ローラ11を組込むユニットXと、表面粗さRa=0.10μ
mのテフロンチューブを被覆した上ローラ11を組込むユ
ニットYが用意される。
【0020】トナー画像を非光沢の状態に定着する場
合、前記のユニットXが排紙ローラユニット20として使
用され、定着装置10に装着される。
【0021】以下前記定着装置10による非光沢定着の作
用について説明する。
【0022】画像形成装置の電源スイッチをONに操作
することにより、駆動系の歯車G0が作動を開始して前
記歯車G3を介し、加圧ローラ2を反時計方向に回転
し、同時に前記ヒータHに通電が開始される。
【0023】また、定着ローラ1は加圧ローラ2に従動
もしくは一方向クラッチを介した前記歯車G4の駆動に
より時計方向へと等しい周速をもって回転される。
【0024】一方、前記ヒータHへの通電により先ず加
圧ローラ2の周面温度が、次いで定着ローラ1の周面温
度が上昇し、温度センサTS2による検出により加圧ロ
ーラ2の周面温度は190℃程度に定着ローラ1の周面温
度は150℃ないし160℃に維持される。
【0025】ユニットX使用の場合には、駆動系の歯車
G0は定常の回転速度に保たれ、定着ローラ1と加圧ロ
ーラ2の周速は70mm/sec、従ってユニットXの上ローラ
11と下ローラ12の周速は105mm/secで作動される。
【0026】上面にトナー画像を転写した転写材が前記
定着装置10に搬入されると、トナーは定着ローラ1によ
って加熱と圧着を受けるが加熱と圧着の時間が短いため
表面を粗面の状態で転写材に溶着し、引続いてそれに対
応した表面程度の上ローラ11に挟着されることにより粗
面が保たれすなわち非光沢の画像として排紙される。
【0027】一方、トナー画像を光沢の状態に定着する
場合には、前記のユニットYが排紙ローラユニット20と
して使用され、定着装置10に装着される。
【0028】ユニットY使用の場合には、駆動系の歯車
G0の回動速度は低速に切替えられ、定着ローラ1と加
圧ローラ2の周速は例えば10mm/sec、従ってユニットY
の上ローラ11と下ローラ12の周速は15mm/secで作動され
る。
【0029】その結果、転写材のトナーは定着ローラ1
によって比較的長い時間加熱と圧着を受けることにより
表面を滑面の状態で転写材に溶着し、引続いてそれに対
応した表面程度の上ローラ11に挟着されることにより滑
面すなわち光沢を保った状態で排出される。
【0030】なおユニットX、ユニットY何れを使用し
た場合でも転写材は排紙ローラユニット20に挟着される
と前記前述した周速の差により排紙方向に向け引張り力
を受けるので、定着ローラ1よりの転写材の分離がスム
ーズに行われる。
【0031】
【発明の効果】本発明により、転写材上に定着するトナ
ー画像を光沢もしくは非光沢の状態に任意に切替えて定
着し、さらにその状態を損なうことなく排紙することの
出来る定着装置が提供されることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による定着装置の断面構成図である。
【符号の説明】
1 定着ローラ 2 加圧ローラ 3 クリーニングローラ 4 オイル供給装置 10 定着装置 10A 定着容器 11 上ローラ 12 下ローラ 20 排紙ローラユニット 20A ローラ容器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定着ローラと該定着ローラに圧接する加
    圧ローラとから構成される熱ローラ方式の定着装置にお
    いて、前記定着装置に設けられる排紙ローラ対を交換可
    能のユニットに構成したことを特徴とする定着装置。
JP3284870A 1991-10-30 1991-10-30 定着装置 Pending JPH05119651A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3284870A JPH05119651A (ja) 1991-10-30 1991-10-30 定着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3284870A JPH05119651A (ja) 1991-10-30 1991-10-30 定着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05119651A true JPH05119651A (ja) 1993-05-18

Family

ID=17684103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3284870A Pending JPH05119651A (ja) 1991-10-30 1991-10-30 定着装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH05119651A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6909873B2 (en) 2002-09-25 2005-06-21 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with fixing apparatus and conveying rollers downstream of the fixing apparatus. the conveying rollers having a portion with a releasing layer
JP2007298789A (ja) * 2006-05-01 2007-11-15 Fuji Xerox Co Ltd シート搬送装置および画像形成装置
JP2011011916A (ja) * 2010-10-05 2011-01-20 Fuji Xerox Co Ltd シート搬送装置および画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6909873B2 (en) 2002-09-25 2005-06-21 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with fixing apparatus and conveying rollers downstream of the fixing apparatus. the conveying rollers having a portion with a releasing layer
JP2007298789A (ja) * 2006-05-01 2007-11-15 Fuji Xerox Co Ltd シート搬送装置および画像形成装置
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