JPH05118252A - 気化器 - Google Patents
気化器Info
- Publication number
- JPH05118252A JPH05118252A JP7914291A JP7914291A JPH05118252A JP H05118252 A JPH05118252 A JP H05118252A JP 7914291 A JP7914291 A JP 7914291A JP 7914291 A JP7914291 A JP 7914291A JP H05118252 A JPH05118252 A JP H05118252A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve hole
- needle valve
- throttle valve
- fuel
- mixture
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 気化器のマニホールド部で混合気の乱流が生
じることなく、混合気の流速が低下しないと共に、混合
気の燃料密度が高められ、更に混合気の流れが定まって
供給される装置を得る。 【構成】 マニホールド部13に燃料室14に連通して開口
したニードル弁孔15とこれに対向して開口したスロット
ル弁孔16とを形成し、ニードル弁孔に細長円錐形状のニ
ードル弁17を、スロットル弁孔にスロットル弁18を夫々
進退自在に嵌挿し、スロットル弁とニードル弁とを連結
した気化器において、マニホールド部のスロットル弁の
進出位置から混合気吐出口12側に向けてこのマニホール
ド部をニードル弁孔側とスロットル弁孔側とに直径方向
に仕切る整流板20を配設した。
じることなく、混合気の流速が低下しないと共に、混合
気の燃料密度が高められ、更に混合気の流れが定まって
供給される装置を得る。 【構成】 マニホールド部13に燃料室14に連通して開口
したニードル弁孔15とこれに対向して開口したスロット
ル弁孔16とを形成し、ニードル弁孔に細長円錐形状のニ
ードル弁17を、スロットル弁孔にスロットル弁18を夫々
進退自在に嵌挿し、スロットル弁とニードル弁とを連結
した気化器において、マニホールド部のスロットル弁の
進出位置から混合気吐出口12側に向けてこのマニホール
ド部をニードル弁孔側とスロットル弁孔側とに直径方向
に仕切る整流板20を配設した。
Description
【0001】〔発明の構成〕
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は気化器に係り、空気と燃
料との混合気を内燃機関に供給するものに関する。
料との混合気を内燃機関に供給するものに関する。
【0003】
【従来の技術】従来のこの種の気化器は、図4に示すよ
うに、一端に吸気口1を開口するとともに他端に内燃機
関に連通する混合気吐出口2を開口したマニホールド部
3の下部に一定量のガソリンなどの燃料が供給されてい
る燃料室4に連通するニードル弁孔5が開口されてい
る。また、このマニホールド部3の上部に前記ニードル
弁孔5に対向してスロットル弁孔6が開口されている。
そして、前記ニードル弁孔5に燃料室4側を小径に形成
した細長円錐形状のニードル弁7が進退自在に嵌挿さ
れ、また、前記スロットル弁孔6に前記マニホールド部
3に進退するスロットル弁8を進退自在に嵌挿し、この
スロットル弁8と前記ニードル弁7とを連結した構造が
採られている。
うに、一端に吸気口1を開口するとともに他端に内燃機
関に連通する混合気吐出口2を開口したマニホールド部
3の下部に一定量のガソリンなどの燃料が供給されてい
る燃料室4に連通するニードル弁孔5が開口されてい
る。また、このマニホールド部3の上部に前記ニードル
弁孔5に対向してスロットル弁孔6が開口されている。
そして、前記ニードル弁孔5に燃料室4側を小径に形成
した細長円錐形状のニードル弁7が進退自在に嵌挿さ
れ、また、前記スロットル弁孔6に前記マニホールド部
3に進退するスロットル弁8を進退自在に嵌挿し、この
スロットル弁8と前記ニードル弁7とを連結した構造が
採られている。
【0004】そして、この構造ではスロットル弁8の進
退によりマニホールド部3の中間部の断面積を変化さ
せ、空気量を絞り調節するとともに、このスロットル弁
8に連動するニードル弁7が進退され、ニードル弁孔6
を絞り調節し、スロットル弁8の先端に形成される吸気
口1側と混合気吐出口2側との間に形成されるベンチュ
リ部9を通過する空気流にてニードル弁孔6の開口部側
が負圧となり、空気流の流速とニードル弁孔6の開口料
に比例して燃料室4の燃料が吸上げられ、ベンチュリ部
9にて空気と燃料が混合され、混合気となって内燃機関
に供給されるようになっている。また、スロットル弁8
の進退に応じてマニホールド部3のベンチュリ部9の断
面積が変化し、混合気の供給量が調整される。
退によりマニホールド部3の中間部の断面積を変化さ
せ、空気量を絞り調節するとともに、このスロットル弁
8に連動するニードル弁7が進退され、ニードル弁孔6
を絞り調節し、スロットル弁8の先端に形成される吸気
口1側と混合気吐出口2側との間に形成されるベンチュ
リ部9を通過する空気流にてニードル弁孔6の開口部側
が負圧となり、空気流の流速とニードル弁孔6の開口料
に比例して燃料室4の燃料が吸上げられ、ベンチュリ部
9にて空気と燃料が混合され、混合気となって内燃機関
に供給されるようになっている。また、スロットル弁8
の進退に応じてマニホールド部3のベンチュリ部9の断
面積が変化し、混合気の供給量が調整される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の気化器で
は、マニホールド部3のニードル弁孔6とスロットル弁
孔6を開口した部分の断面積はスロットル弁8の全開状
態に合せて形成され、この断面積を絞った場合、マニホ
ールド部3に突出されているスロットル弁8の混合気吐
出口2側には負圧部が生じ、ベンチュリ部9を通過した
混合気は乱気流となり易く、また、この乱気流によって
混合気の流速が低下し、混合気の燃料密度が変化し、さ
らに、混合気の流れが一定方向に定まらない問題があっ
た。
は、マニホールド部3のニードル弁孔6とスロットル弁
孔6を開口した部分の断面積はスロットル弁8の全開状
態に合せて形成され、この断面積を絞った場合、マニホ
ールド部3に突出されているスロットル弁8の混合気吐
出口2側には負圧部が生じ、ベンチュリ部9を通過した
混合気は乱気流となり易く、また、この乱気流によって
混合気の流速が低下し、混合気の燃料密度が変化し、さ
らに、混合気の流れが一定方向に定まらない問題があっ
た。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みなされたもの
で、マニホールド部で混合気の乱流が生じることなく、
混合気の流速が低下することがないとともに、混合気の
燃料密度が高められ、さらに、混合気の流れが定まって
供給される気化器を提供するものである。
で、マニホールド部で混合気の乱流が生じることなく、
混合気の流速が低下することがないとともに、混合気の
燃料密度が高められ、さらに、混合気の流れが定まって
供給される気化器を提供するものである。
【0007】〔発明の構成〕
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の気化器は、一端
に吸気口11を開口するとともに他端に内燃機関に連通す
る混合気吐出口12を開口したマニホールド部13に燃料室
14に連通して開口したニードル弁孔15とこのニードル弁
孔15に対向して開口したスロットル弁孔16とを形成し、
前記ニードル弁孔15に燃料室14側を小径に形成した細長
円錐形状のニードル弁17を進退自在に嵌挿するとともに
前記スロットル弁孔16に前記マニホールド部13に進退す
るスロットル弁18を進退自在に嵌挿し、このスロットル
弁18と前記ニードル弁17とを連結した気化器であって、
前記マニホールド部13のスロットル弁18の進出位置から
混合気吐出口12側に向けてこのマニホールド部13をニー
ドル弁孔15側とスロットル弁孔16側とに直径方向に仕切
る整流板20を配設したものである。
に吸気口11を開口するとともに他端に内燃機関に連通す
る混合気吐出口12を開口したマニホールド部13に燃料室
14に連通して開口したニードル弁孔15とこのニードル弁
孔15に対向して開口したスロットル弁孔16とを形成し、
前記ニードル弁孔15に燃料室14側を小径に形成した細長
円錐形状のニードル弁17を進退自在に嵌挿するとともに
前記スロットル弁孔16に前記マニホールド部13に進退す
るスロットル弁18を進退自在に嵌挿し、このスロットル
弁18と前記ニードル弁17とを連結した気化器であって、
前記マニホールド部13のスロットル弁18の進出位置から
混合気吐出口12側に向けてこのマニホールド部13をニー
ドル弁孔15側とスロットル弁孔16側とに直径方向に仕切
る整流板20を配設したものである。
【0009】
【作用】本発明の気化器は、マニホールド部13のスロッ
トル弁18にて絞り調整されたベンチュリ部19を通過する
空気流によってニードル弁孔15側が負圧となり、燃料室
14から燃料が吸上げられ、空気と混合されて混合気とな
って混合気吐出口12側に吐出される。そして、ベンチュ
リ部19にて混合された混合気は整流板20によってマニホ
ールド部13の混合気が通過する断面が仕切られて狭めら
れ、乱気流の発生が少なく、所望の燃料密度の混合気を
所望の流速で供給でき、混合気は流動方向がなり、燃料
効率が高められる気化器を提供するものである。
トル弁18にて絞り調整されたベンチュリ部19を通過する
空気流によってニードル弁孔15側が負圧となり、燃料室
14から燃料が吸上げられ、空気と混合されて混合気とな
って混合気吐出口12側に吐出される。そして、ベンチュ
リ部19にて混合された混合気は整流板20によってマニホ
ールド部13の混合気が通過する断面が仕切られて狭めら
れ、乱気流の発生が少なく、所望の燃料密度の混合気を
所望の流速で供給でき、混合気は流動方向がなり、燃料
効率が高められる気化器を提供するものである。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例の構成を図1ないし図3に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0011】13は一端に吸気口11を開口するとともに他
端に内燃機関に連通する混合気吐出口12を開口した断面
略円形状のマニホールド部で、このマニホールド部13の
中間部の下面には、燃料室14に連通して開口したニード
ル弁孔15と、このニードル弁孔15に対向してマニホール
ド部13の上面に開口したスロットル弁孔16とが形成され
ている。そして、このニードル弁孔15の下端は前記燃料
室14の燃料液面より下側に開口され、このニードル弁孔
15の下端開口部はオリフェス孔24を有する絞り体25が接
続されて燃料室14に連通開口されている。
端に内燃機関に連通する混合気吐出口12を開口した断面
略円形状のマニホールド部で、このマニホールド部13の
中間部の下面には、燃料室14に連通して開口したニード
ル弁孔15と、このニードル弁孔15に対向してマニホール
ド部13の上面に開口したスロットル弁孔16とが形成され
ている。そして、このニードル弁孔15の下端は前記燃料
室14の燃料液面より下側に開口され、このニードル弁孔
15の下端開口部はオリフェス孔24を有する絞り体25が接
続されて燃料室14に連通開口されている。
【0012】また、前記ニードル弁孔15に燃料室14側を
小径に形成した細長円錐形状のニードル弁17が進退自在
に嵌挿されている。また、前記スロットル弁孔16に前記
マニホールド部13に進退するスロットル弁18が進退自在
に嵌挿されている。そして、このスロットル弁18の上端
が前記ニードル弁17の下端に連結されている。
小径に形成した細長円錐形状のニードル弁17が進退自在
に嵌挿されている。また、前記スロットル弁孔16に前記
マニホールド部13に進退するスロットル弁18が進退自在
に嵌挿されている。そして、このスロットル弁18の上端
が前記ニードル弁17の下端に連結されている。
【0013】20は整流板で、前記マニホールド部13のス
ロットル弁18の進出位置から混合気吐出口12側に向けて
このマニホールド部13をニードル弁孔15側とスロットル
弁孔16側とに直径方向に仕切るようになっている。この
整流板20の先端には前記マニホールド部13の混合気吐出
口12端に嵌合される環状の支持体21が固着されている。
また、この整流板20の内端には前記スロットル弁18の外
周形状に合わせて凹弧状の係合縁22に形成されている。
そして、この整流板20はマニホールド部13の高さ方向の
直径中心より下側位置に水平状に配設される。
ロットル弁18の進出位置から混合気吐出口12側に向けて
このマニホールド部13をニードル弁孔15側とスロットル
弁孔16側とに直径方向に仕切るようになっている。この
整流板20の先端には前記マニホールド部13の混合気吐出
口12端に嵌合される環状の支持体21が固着されている。
また、この整流板20の内端には前記スロットル弁18の外
周形状に合わせて凹弧状の係合縁22に形成されている。
そして、この整流板20はマニホールド部13の高さ方向の
直径中心より下側位置に水平状に配設される。
【0014】なお、前記燃料室14にはフロート弁23が配
設され、燃料室14のガソリン燃料は常時一定液面に保持
されるようになっている。
設され、燃料室14のガソリン燃料は常時一定液面に保持
されるようになっている。
【0015】次にこの実施例の作用を説明する。
【0016】マニホールド部13の吸気口11側からマニホ
ールド部13内に吸気された空気流はスロットル弁18にて
絞り調整されたベンチュリ部19を通過して混合気吐出口
12側に流出される。そして、ベンチュリ部19を通過する
空気流によってニードル弁孔15側が負圧となり、絞り体
25のオリフェス孔24から燃料が吸上げられ、ベンチュリ
部19で空気と混合されて混合気となって混合気吐出口12
側に吐出される。このベンチュリ部19にて混合された混
合気は整流板20によってマニホールド部13の混合気が通
過する断面が仕切られて狭められ、乱気流の発生が少な
く、流速が低下することなく、所望の所望の燃料密度の
混合気となって吐出され、混合気は流動方向が整流板20
に沿って流動し、燃料効率が高められる。
ールド部13内に吸気された空気流はスロットル弁18にて
絞り調整されたベンチュリ部19を通過して混合気吐出口
12側に流出される。そして、ベンチュリ部19を通過する
空気流によってニードル弁孔15側が負圧となり、絞り体
25のオリフェス孔24から燃料が吸上げられ、ベンチュリ
部19で空気と混合されて混合気となって混合気吐出口12
側に吐出される。このベンチュリ部19にて混合された混
合気は整流板20によってマニホールド部13の混合気が通
過する断面が仕切られて狭められ、乱気流の発生が少な
く、流速が低下することなく、所望の所望の燃料密度の
混合気となって吐出され、混合気は流動方向が整流板20
に沿って流動し、燃料効率が高められる。
【0017】また、スロットル弁18を絞りまたは開放操
作すると、このスロットル弁18に連動してニードル弁17
も連動して絞りまたは開放動作され、スロットル弁18が
開くとニードル弁17は上昇され、ニードル弁17の外周と
ニードル弁孔15の内周との間の間隙が拡がり、空気の供
給量と燃料の吸上げ量が増加し、燃料の混合密度の高い
混合気が吐出され、また、スロットル弁18が絞られる
と、ニードル弁17は下降され、ニードル弁17の外周とニ
ードル弁孔15の内周との間の間隙が狭まり、空気の供給
量と燃料の吸上げ量が低下されるため、同様に燃料の混
合密度の高い混合気が吐出される。
作すると、このスロットル弁18に連動してニードル弁17
も連動して絞りまたは開放動作され、スロットル弁18が
開くとニードル弁17は上昇され、ニードル弁17の外周と
ニードル弁孔15の内周との間の間隙が拡がり、空気の供
給量と燃料の吸上げ量が増加し、燃料の混合密度の高い
混合気が吐出され、また、スロットル弁18が絞られる
と、ニードル弁17は下降され、ニードル弁17の外周とニ
ードル弁孔15の内周との間の間隙が狭まり、空気の供給
量と燃料の吸上げ量が低下されるため、同様に燃料の混
合密度の高い混合気が吐出される。
【0018】次にこの実施例の実験結果について説明す
る。
る。
【0019】マニホールド部13の内径21mm、環状の支持
体21の内径を18mmとし、整流板20は板厚は1.6 mmで、支
持体21の内周上部から11,4mm、下部から5mmの位置に水
平に取付け、整流板20の全長を4.5 mmとする。
体21の内径を18mmとし、整流板20は板厚は1.6 mmで、支
持体21の内周上部から11,4mm、下部から5mmの位置に水
平に取付け、整流板20の全長を4.5 mmとする。
【0020】そして、使用車両は2台のヤマハCY50
自動二輪車で、前記整流板20を装着した気化器の車両A
と、出荷仕様の整流板を装着しない気化器の車両Bとで
は、表1のとおり、整流板20を装着した気化器の車両A
が整流板を装着しない気化器の車両Bより燃料の消費量
が少ないことが明らかである。
自動二輪車で、前記整流板20を装着した気化器の車両A
と、出荷仕様の整流板を装着しない気化器の車両Bとで
は、表1のとおり、整流板20を装着した気化器の車両A
が整流板を装着しない気化器の車両Bより燃料の消費量
が少ないことが明らかである。
【0021】
【表1】
【0022】また、使用車両は1台で、ヤマハCY50
自動二輪車で、1台の車両の気化器に前記整流板20を装
着した仕様Cと、整流板を装着しない仕様Dとでは、表
2のとおり、整流板20を装着した気化器の仕様Cが整流
板を装着しない気化器の仕様Dより燃料の消費量が少な
いことが明らかである。
自動二輪車で、1台の車両の気化器に前記整流板20を装
着した仕様Cと、整流板を装着しない仕様Dとでは、表
2のとおり、整流板20を装着した気化器の仕様Cが整流
板を装着しない気化器の仕様Dより燃料の消費量が少な
いことが明らかである。
【0023】
【表2】
【0024】さらに、使用車両は2台のヤマハCY50
自動二輪車で、前記整流板20を装着した気化器の車両A
と、出荷仕様の整流板を装着しない気化器の車両Bとの
エンジンの速度計による回転数を比較すると、表3のと
おり、整流板20を装着した気化器の車両Aが整流板を装
着しない気化器の車両Bより少ない回転数で速度が維持
できることが明らかである。
自動二輪車で、前記整流板20を装着した気化器の車両A
と、出荷仕様の整流板を装着しない気化器の車両Bとの
エンジンの速度計による回転数を比較すると、表3のと
おり、整流板20を装着した気化器の車両Aが整流板を装
着しない気化器の車両Bより少ない回転数で速度が維持
できることが明らかである。
【0025】
【表3】
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、マニホールド部で混合
気の乱流が生じることなく、混合気の流速が低下するこ
とがないとともに、混合気の燃料密度が高められ、さら
に、混合気の流れが定まって供給されるため、特に内燃
機関に、例えば自動二輪車などが坂道で大きな負荷が掛
かった場合、燃焼効率の高い条件の混合気を供給でき
る。
気の乱流が生じることなく、混合気の流速が低下するこ
とがないとともに、混合気の燃料密度が高められ、さら
に、混合気の流れが定まって供給されるため、特に内燃
機関に、例えば自動二輪車などが坂道で大きな負荷が掛
かった場合、燃焼効率の高い条件の混合気を供給でき
る。
【図1】本発明の一実施例を示す気化器の縦断正面図で
ある。
ある。
【図2】同上整流板の正面図である。
【図3】同上平面図である。
【図4】従来の気化器の縦断正面図である。
11 吸気口 12 混合気吐出口 13 マニホールド部 14 燃焼室 15 ニードル弁孔 16 スロットル弁孔 17 ニードル弁 18 スロットル弁
Claims (1)
- 【請求項1】 一端に吸気口を開口するとともに他端に
内燃機関に連通する混合気吐出口を開口したマニホール
ド部に燃料室に連通して開口したニードル弁孔とこのニ
ードル弁孔に対向して開口したスロットル弁孔とを形成
し、前記ニードル弁孔に燃料室側を小径に形成した細長
円錐形状のニードル弁を進退自在に嵌挿するとともに前
記スロットル弁孔に前記マニホールド部に進退するスロ
ットル弁を進退自在に嵌挿し、このスロットル弁と前記
ニードル弁とを連結した気化器であって、 前記マニホールド部のスロットル弁の進出位置から混合
気吐出側に向けてこのマニホールド部をニードル弁孔側
とスロットル弁孔側とに直径方向に仕切る整流板を配設
したことを特徴とする気化器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7914291A JPH05118252A (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 気化器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7914291A JPH05118252A (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 気化器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05118252A true JPH05118252A (ja) | 1993-05-14 |
Family
ID=13681716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7914291A Pending JPH05118252A (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 気化器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05118252A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0874668A (ja) * | 1994-09-01 | 1996-03-19 | Keihin Seiki Mfg Co Ltd | 可変ベンチュリ式気化器 |
JPH0921354A (ja) * | 1995-05-02 | 1997-01-21 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | エンジンの吸気装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5076254A (ja) * | 1973-11-13 | 1975-06-21 |
-
1991
- 1991-04-11 JP JP7914291A patent/JPH05118252A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5076254A (ja) * | 1973-11-13 | 1975-06-21 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0874668A (ja) * | 1994-09-01 | 1996-03-19 | Keihin Seiki Mfg Co Ltd | 可変ベンチュリ式気化器 |
JPH0921354A (ja) * | 1995-05-02 | 1997-01-21 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | エンジンの吸気装置 |
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