JPH05118035A - アースアンカー及びその定着工法 - Google Patents
アースアンカー及びその定着工法Info
- Publication number
- JPH05118035A JPH05118035A JP21655791A JP21655791A JPH05118035A JP H05118035 A JPH05118035 A JP H05118035A JP 21655791 A JP21655791 A JP 21655791A JP 21655791 A JP21655791 A JP 21655791A JP H05118035 A JPH05118035 A JP H05118035A
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- Japan
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- anchor
- excavation hole
- cylindrical body
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アースアンカー及びその定着工法に関し、定
着力を向上させるアースアンカー及びその定着工法を提
供することである。 【構成】 引張材１の先端に設けた筒体２に放射状に拡
開した弾性スペーサ３を備えたアースアンカーＡを掘削
孔７に挿入し、該弾性スペーサ３によりアースアンカー
Ａを掘削孔７の中心位置に据え付けてグラウト材９を圧
入してアースアンカーＡを定着した。
着力を向上させるアースアンカー及びその定着工法を提
供することである。 【構成】 引張材１の先端に設けた筒体２に放射状に拡
開した弾性スペーサ３を備えたアースアンカーＡを掘削
孔７に挿入し、該弾性スペーサ３によりアースアンカー
Ａを掘削孔７の中心位置に据え付けてグラウト材９を圧
入してアースアンカーＡを定着した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はアースアンカー及びその
定着工法に関するものである。
定着工法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】通常、アースアンカーは山止め壁等に用
いられる架設用アンカー、或は地滑り抑止、擁壁のすべ
りや転倒防止、送電線の鉄搭基礎の引き抜き抵抗等に用
いられる永久用アンカーがある。このアースアンカーは
図１４に示すようにＰＣ鋼より線２０等の先端に定着部
３０を設けて構成され、それを地盤に掘削した掘削孔４
０内に挿入すると共に、該孔４０内における定着部３０
の据え付け部にセメント系のグラウト材５０を圧入して
アンカー体６０を形成した後、前記ＰＣ鋼より線２０を
緊張して定着するものである。
いられる架設用アンカー、或は地滑り抑止、擁壁のすべ
りや転倒防止、送電線の鉄搭基礎の引き抜き抵抗等に用
いられる永久用アンカーがある。このアースアンカーは
図１４に示すようにＰＣ鋼より線２０等の先端に定着部
３０を設けて構成され、それを地盤に掘削した掘削孔４
０内に挿入すると共に、該孔４０内における定着部３０
の据え付け部にセメント系のグラウト材５０を圧入して
アンカー体６０を形成した後、前記ＰＣ鋼より線２０を
緊張して定着するものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなア
ースアンカーは引張材の緊張荷重を増加させると、アン
カー体における定着部周辺にクラックが発生して緊張荷
重が低下するという問題があった。
ースアンカーは引張材の緊張荷重を増加させると、アン
カー体における定着部周辺にクラックが発生して緊張荷
重が低下するという問題があった。
【０００４】さらに、このアースアンカーは掘削孔の中
心位置に据え付けることが困難であるため、定着部から
アンカー体を介して掘削孔壁に均等に力が伝達されない
ばかりか、定着部のかぶり厚の薄い箇所では掘削孔壁と
アンカー体との付着力が弱く、剥離につながるという問
題があった。本発明はこれらの問題に鑑みてなされたも
のであり、その目的は定着力を向上させるアースアンカ
ー及びその定着工法を提供することである。
心位置に据え付けることが困難であるため、定着部から
アンカー体を介して掘削孔壁に均等に力が伝達されない
ばかりか、定着部のかぶり厚の薄い箇所では掘削孔壁と
アンカー体との付着力が弱く、剥離につながるという問
題があった。本発明はこれらの問題に鑑みてなされたも
のであり、その目的は定着力を向上させるアースアンカ
ー及びその定着工法を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
のアースアンカーは引張材の先端に筒体を挿着し、該筒
体の外周に放射状に拡開した弾性スペーサを設けてなる
ことを特徴とする構成にすることであり、
のアースアンカーは引張材の先端に筒体を挿着し、該筒
体の外周に放射状に拡開した弾性スペーサを設けてなる
ことを特徴とする構成にすることであり、
【０００６】また、アースアンカーの定着工法は先端に
筒体を挿着し、該筒体の外周に放射状に拡開した弾性ス
ペーサを設けてアースアンカーを構成し、該アースアン
カーを掘削孔に据え付けたケーシングパイプ内に挿入し
た後、該ケーシングパイプを掘削孔から引き抜いて弾性
スペーサを放射状に拡開させて掘削孔の壁面に当接させ
ることにより、アースアンカーを掘削孔の中心位置に据
え付けると共に、該掘削孔にグラウト材を圧入すること
を特徴とする構成にすることである。
筒体を挿着し、該筒体の外周に放射状に拡開した弾性ス
ペーサを設けてアースアンカーを構成し、該アースアン
カーを掘削孔に据え付けたケーシングパイプ内に挿入し
た後、該ケーシングパイプを掘削孔から引き抜いて弾性
スペーサを放射状に拡開させて掘削孔の壁面に当接させ
ることにより、アースアンカーを掘削孔の中心位置に据
え付けると共に、該掘削孔にグラウト材を圧入すること
を特徴とする構成にすることである。
【０００７】
【作用】而して上記構成によれば、筒体に設けた弾性ス
ペーサが放射状に拡開して掘削孔の壁面に当接すること
により、アースアンカーを掘削孔の中心位置に据え付け
る。そして、前記アースアンカーを掘削孔の中心位置に
据え付けた状態で掘削孔内にグラウト材を圧入してアン
カー体を形成すると、筒体のかぶり厚が十分に確保でき
るので、アンカー体と引張材との定着力を向上させると
共に掘削孔壁とアンカー体との付着力を高める。
ペーサが放射状に拡開して掘削孔の壁面に当接すること
により、アースアンカーを掘削孔の中心位置に据え付け
る。そして、前記アースアンカーを掘削孔の中心位置に
据え付けた状態で掘削孔内にグラウト材を圧入してアン
カー体を形成すると、筒体のかぶり厚が十分に確保でき
るので、アンカー体と引張材との定着力を向上させると
共に掘削孔壁とアンカー体との付着力を高める。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図１は本発明のアースアンカーの正面
図、図２は同側面図、図３は同断面図である。アースア
ンカーＡは引張材１の先端に筒体２を挿着し、該筒体２
の先端及び後端外周に放射状に拡開した弾性スペーサ３
を取り付けて形成する。引張材１は鋼より線や鋼棒をシ
ースで被覆したＰＣ鋼線１ａと、圧入パイプ１ｂとによ
りなり、該圧入パイプ１ｂを中心にして６本のＰＣ鋼線
１ａが結束板４ａで環状に結束され、該結束板４ａが筒
体２に螺着されることにより該筒体２が引張材１に挿着
されている。また圧入パイプ１ｂの側面には適宜間隔を
もって流出口１ｃが穿口され、該流出口１ｃからグラウ
ト材９が筒体２内及び掘削孔７内に圧入される。
細に説明する。図１は本発明のアースアンカーの正面
図、図２は同側面図、図３は同断面図である。アースア
ンカーＡは引張材１の先端に筒体２を挿着し、該筒体２
の先端及び後端外周に放射状に拡開した弾性スペーサ３
を取り付けて形成する。引張材１は鋼より線や鋼棒をシ
ースで被覆したＰＣ鋼線１ａと、圧入パイプ１ｂとによ
りなり、該圧入パイプ１ｂを中心にして６本のＰＣ鋼線
１ａが結束板４ａで環状に結束され、該結束板４ａが筒
体２に螺着されることにより該筒体２が引張材１に挿着
されている。また圧入パイプ１ｂの側面には適宜間隔を
もって流出口１ｃが穿口され、該流出口１ｃからグラウ
ト材９が筒体２内及び掘削孔７内に圧入される。
【０００９】筒体２は縦筋２ａの外周に帯筋２ｂを螺線
状に溶接して籠体４を形成し、その両側端に夫々環体５
を備え、先端側の環体５にはキャップ６を螺着すると共
に、後端側の環体５には他の籠体４を連結するネジ部５
ａを備えている。また前記キャップ６は円錐形に形成
し、圧入パイプ１ｂから吐出されたグラウト材９を掘削
孔７へ圧入する吐出孔６ａを備えている。そして、この
圧入パイプ１ｂから吐出されたグラウト材９は前記キャ
ップ６の吐出孔６ａ及び籠体４から掘削孔７内に圧入さ
れる。
状に溶接して籠体４を形成し、その両側端に夫々環体５
を備え、先端側の環体５にはキャップ６を螺着すると共
に、後端側の環体５には他の籠体４を連結するネジ部５
ａを備えている。また前記キャップ６は円錐形に形成
し、圧入パイプ１ｂから吐出されたグラウト材９を掘削
孔７へ圧入する吐出孔６ａを備えている。そして、この
圧入パイプ１ｂから吐出されたグラウト材９は前記キャ
ップ６の吐出孔６ａ及び籠体４から掘削孔７内に圧入さ
れる。
【００１０】また、この筒体２は前記の鉄筋の他に図５
に示すように波形鉄板や硬質プラスチック製の波形板、
或は単に硬質プラスチック材で一体形成することもでき
る。さらに、この筒体２は図６に示すように鋼製或は硬
質プラスチック材で形成し、その外周に環状のリブ２ｃ
を適宜間隔ごとに突設して形成することもできる。
に示すように波形鉄板や硬質プラスチック製の波形板、
或は単に硬質プラスチック材で一体形成することもでき
る。さらに、この筒体２は図６に示すように鋼製或は硬
質プラスチック材で形成し、その外周に環状のリブ２ｃ
を適宜間隔ごとに突設して形成することもできる。
【００１１】弾性スペーサ３は放射状に拡開し、その先
端が掘削孔７の壁面７ａに当接してアースアンカーＡを
掘削孔７の中心位置に据え付けるものであり、籠体４の
先端部及び後端部外周に取り付けられている。この弾性
スペーサ３は高張力鋼製の弾性片３ａの基端を籠体４の
外周に溶接、又は帯筋２ｂ内に挿嵌して固着し、先端を
籠体４の上方向に向かって外側に拡開して放射状でかつ
収縮可能に形成し、アースアンカーＡをケーシングパイ
プ８に挿入すると籠体４の外面に沿って収縮し、ケーシ
ングパイプ８を掘削孔７から引き抜くと放射状に拡開す
る。また弾性スペーサ３の弾性片３ａは高張力鋼の他に
プラスチック材及びカーボン材で形成することも任意で
あり、また平板に限らず高張力鋼、プラスチック材及び
カーボン材の線材で形成することもできる。
端が掘削孔７の壁面７ａに当接してアースアンカーＡを
掘削孔７の中心位置に据え付けるものであり、籠体４の
先端部及び後端部外周に取り付けられている。この弾性
スペーサ３は高張力鋼製の弾性片３ａの基端を籠体４の
外周に溶接、又は帯筋２ｂ内に挿嵌して固着し、先端を
籠体４の上方向に向かって外側に拡開して放射状でかつ
収縮可能に形成し、アースアンカーＡをケーシングパイ
プ８に挿入すると籠体４の外面に沿って収縮し、ケーシ
ングパイプ８を掘削孔７から引き抜くと放射状に拡開す
る。また弾性スペーサ３の弾性片３ａは高張力鋼の他に
プラスチック材及びカーボン材で形成することも任意で
あり、また平板に限らず高張力鋼、プラスチック材及び
カーボン材の線材で形成することもできる。
【００１２】また、この弾性スペーサ３の弾性片３ａは
形状記憶合金で形成することも任意であり、この場合弾
性スペーサ３は籠体４に沿って収縮した状態で掘削孔７
に挿入され、掘削孔７に挿入した後に加熱すると放射状
に拡開してその先端が掘削孔７の壁面７ａに当接してア
ースアンカーＡを掘削孔７の中心位置に据え付ける。図
４は他の籠体４ｂを籠体４の後部環体５にネジ部５ａを
介して継ぎ足したものであり、必要に応じて複数本継ぎ
足すことにより籠体４の長さを任意に変えることができ
る。
形状記憶合金で形成することも任意であり、この場合弾
性スペーサ３は籠体４に沿って収縮した状態で掘削孔７
に挿入され、掘削孔７に挿入した後に加熱すると放射状
に拡開してその先端が掘削孔７の壁面７ａに当接してア
ースアンカーＡを掘削孔７の中心位置に据え付ける。図
４は他の籠体４ｂを籠体４の後部環体５にネジ部５ａを
介して継ぎ足したものであり、必要に応じて複数本継ぎ
足すことにより籠体４の長さを任意に変えることができ
る。
【００１３】図７〜図１０は弾性スペーサ５の他の実施
例であり、図７は弾性片３ａを板バネ状に形成して弾性
を持たせたものである。また、図８〜図１０は夫々弾性
片３ａの先端を籠体４側に曲げたものであり、図１０の
ように弾性片３の先端を籠体４の外面に接触させること
により、弾性片３ａが収縮する際のガイドとなる。
例であり、図７は弾性片３ａを板バネ状に形成して弾性
を持たせたものである。また、図８〜図１０は夫々弾性
片３ａの先端を籠体４側に曲げたものであり、図１０の
ように弾性片３の先端を籠体４の外面に接触させること
により、弾性片３ａが収縮する際のガイドとなる。
【００１４】以下にアースアンカーＡの定着工法につい
て説明する。まず削孔機により地盤に掘削された掘削孔
７内にケーシングパイプ８を挿入して据え付ける。
て説明する。まず削孔機により地盤に掘削された掘削孔
７内にケーシングパイプ８を挿入して据え付ける。
【００１５】そして、掘削孔７に据え付けたケーシング
パイプ８にアースアンカーＡを挿入すると、弾性スペー
サ３が籠体４の外面に沿って収縮した状態になる。次
に、このケーシングパイプ８を掘削孔７から引き抜く
と、収縮した弾性スペーサ３が放射状に拡開してその先
端が掘削孔７の壁面７ａに当接することにより、アース
アンカーＡを掘削孔７の中心位置に据え付ける。
パイプ８にアースアンカーＡを挿入すると、弾性スペー
サ３が籠体４の外面に沿って収縮した状態になる。次
に、このケーシングパイプ８を掘削孔７から引き抜く
と、収縮した弾性スペーサ３が放射状に拡開してその先
端が掘削孔７の壁面７ａに当接することにより、アース
アンカーＡを掘削孔７の中心位置に据え付ける。
【００１６】そしてこの弾性スペーサ３でアースアンカ
ーＡを掘削孔７の中心位置に据え付けた後に、圧入パイ
プ１ｂで掘削孔７内にセメント系のグラウト材９を圧入
すると、圧入パイプ１ｂの流出口１ｃから流出したグラ
ウト材９はキャップ６の吐出口６ａや籠体４から掘削孔
７に圧入される。次に、該グラウト材９が硬化してアン
カー体１０を形成したら、引張材１の後端部を支圧板１
１に固定して緊張することによりアースアンカーＡを定
着する。また、地盤とアンカー体１０との定着力を増す
ためにアンカー体１０を長くする場合は、他の籠体４ｂ
の継ぎ足しをする。
ーＡを掘削孔７の中心位置に据え付けた後に、圧入パイ
プ１ｂで掘削孔７内にセメント系のグラウト材９を圧入
すると、圧入パイプ１ｂの流出口１ｃから流出したグラ
ウト材９はキャップ６の吐出口６ａや籠体４から掘削孔
７に圧入される。次に、該グラウト材９が硬化してアン
カー体１０を形成したら、引張材１の後端部を支圧板１
１に固定して緊張することによりアースアンカーＡを定
着する。また、地盤とアンカー体１０との定着力を増す
ためにアンカー体１０を長くする場合は、他の籠体４ｂ
の継ぎ足しをする。
【００１７】
【発明の効果】引張材の先端に筒体を挿着し、該筒体の
外周に放射状に拡開した弾性スペーサを設けたことによ
り、引張材とアンカー体との定着力を向上させることが
できる。
外周に放射状に拡開した弾性スペーサを設けたことによ
り、引張材とアンカー体との定着力を向上させることが
できる。
【００１８】引張材の先端に筒体を挿着し、該筒体の外
周に放射状に拡開した弾性スペーサを設けてアースアン
カーを構成し、該アースアンカーを掘削孔に据え付けた
ケーシングパイプ内に挿入した後、該ケーシングパイプ
を掘削孔から引き抜いてスペーサを放射状に拡開させて
掘削孔の壁面に当接させることによりアースアンカーを
常時掘削孔の中心位置に据え付けることができる。
周に放射状に拡開した弾性スペーサを設けてアースアン
カーを構成し、該アースアンカーを掘削孔に据え付けた
ケーシングパイプ内に挿入した後、該ケーシングパイプ
を掘削孔から引き抜いてスペーサを放射状に拡開させて
掘削孔の壁面に当接させることによりアースアンカーを
常時掘削孔の中心位置に据え付けることができる。
【図１】アースアンカーの正面図である。
【図２】アースアンカーの側面図である。
【図３】アースアンカーの縦断面図である。
【図４】他の籠体を継ぎ足したアースアンカーの正面図
である。
である。
【図５】筒体の他の実施例を示すアースアンカーの正面
図である。
図である。
【図６】筒体の他の実施例を示すアースアンカーの正面
図である。
図である。
【図７】弾性スペーサの他の実施例を示すアースアンカ
ーの縦断面図である。
ーの縦断面図である。
【図８】弾性スペーサの他の実施例を示すアースアンカ
ーの縦断面図である。
ーの縦断面図である。
【図９】弾性スペーサの他の実施例を示すアースアンカ
ーの縦断面図である。
ーの縦断面図である。
【図１０】弾性スペーサの他の実施例を示すアースアン
カーの縦断面図である。
カーの縦断面図である。
【図１１】アースアンカーをケーシングパイプに挿入し
た断面図である。
た断面図である。
【図１２】ケーシングパイプをアースアンカーから引き
抜いた断面図である。
抜いた断面図である。
【図１３】アースアンカーを定着した断面図である。
【図１４】従来のアースアンカーの断面図である。
Ａ アースアンカー １ 引張材 １ｂ 圧入パイプ ２ 筒体 ３ 弾性スペーサ ７ 掘削孔 ７ａ 壁面 ８ ケーシングパイプ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成４年１０月１９日
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１８
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１８】 引張材の先端に筒体を挿着し、該筒体の
外周に放射状に拡開した弾性スペーサを設けてアースア
ンカーを構成し、該アースアンカーを掘削孔に据え付け
たケーシングパイプ内に挿入した後、該ケーシングパイ
プを掘削孔から引き抜いてスペーサを放射状に拡開させ
て掘削孔の壁面に当接させることによりアースアンカー
を常時掘削孔の中心位置に据え付けることができる。
外周に放射状に拡開した弾性スペーサを設けてアースア
ンカーを構成し、該アースアンカーを掘削孔に据え付け
たケーシングパイプ内に挿入した後、該ケーシングパイ
プを掘削孔から引き抜いてスペーサを放射状に拡開させ
て掘削孔の壁面に当接させることによりアースアンカー
を常時掘削孔の中心位置に据え付けることができる。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】 アースアンカーの正面図である。
【図２】 アースアンカーの側面図である。
【図３】 アースアンカーの断面図である。
【図４】 他の籠体を継ぎ足したアースアンカーの正面
図である。
図である。
【図５】 筒体の他の実施例を示すアースアンカーの正
面図である。
面図である。
【図６】 筒体の他の実施例を示すアースアンカーの正
面図である。
面図である。
【図７】 弾性スペーサの他の実施例を示すアースアン
カーの縦断面図である。
カーの縦断面図である。
【図８】 弾性スペーサの他の実施例を示すアースアン
カーの縦断面図である。
カーの縦断面図である。
【図９】 弾性スペーサの他の実施例を示すアースアン
カーの縦断面図である。
カーの縦断面図である。
【図１０】弾性スペーサの他の実施例を示すアースアン
カーの縦断面図ある。
カーの縦断面図ある。
【図１１】アースアンカーをケーシングパイプに挿入し
た断面図である。
た断面図である。
【図１２】ケーシングパイプをアースアンカーから引き
抜いた断面図である。
抜いた断面図である。
【図１３】アースアンカーを定着した断面図である。
【図１４】従来のアースアンカーの断面図である。
【符号の説明】 Ａ アースアンカー １ 引張材 １ｂ 圧入パイプ ２ 筒体 ３ 弾性スペーサ ７ 掘削孔 ７ａ 壁面 ８ ケーシングパイプ
Claims (7)
- 【請求項１】 引張材の先端に筒体を挿着し、該筒体の
外周に放射状に拡開した弾性スペーサを設けてなること
を特徴とするアースアンカー。 - 【請求項２】 引張材の先端に筒体を挿着し、該筒体の
外周に放射状に拡開した弾性スペーサを設けてアースア
ンカーを構成し、該アースアンカーを掘削孔に据え付け
たケーシングパイプ内に挿入した後、該ケーシングパイ
プを掘削孔から引き抜いて弾性スペーサを放射状に拡開
させて掘削孔の壁面に当接させることにより、アースア
ンカーを掘削孔の中心位置に据え付けると共に、該掘削
孔にグラウト材を圧入することを特徴とするアースアン
カーの定着工法。 - 【請求項３】 前記筒体が籠体よりなることを特徴とす
る請求項１又は２記載のアースアンカー。 - 【請求項４】 前記筒体が波形鉄板よりなることを特徴
とする請求項１又は２記載のアースアンカー。 - 【請求項５】 前記筒体がプラスチック材よりなること
を特徴とする請求項１又は２記載のアースアンカー。 - 【請求項６】 前記筒体がプラスチック製の波形板より
なることを特徴とする請求項１又は２記載のアースアン
カー。 - 【請求項７】 前記筒体の外周面にリブを適宜間隔ごと
に設けたことを特徴とする請求項１又は２記載のアース
アンカー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3216557A JP2694070B2 (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | アースアンカー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3216557A JP2694070B2 (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | アースアンカー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05118035A true JPH05118035A (ja) | 1993-05-14 |
| JP2694070B2 JP2694070B2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=16690305
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3216557A Expired - Fee Related JP2694070B2 (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | アースアンカー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2694070B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100923421B1 (ko) * | 2009-02-06 | 2009-10-27 | 신동은 | 어스앵커의 강연선 고정구용 중심유지구 |
| CN105863694A (zh) * | 2016-04-21 | 2016-08-17 | 山东科技大学 | 一种锚杆端部扩腔装置及其施工方法 |
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| JPS6140921A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-27 | Osaka Bosui Kensetsushiya:Kk | アンカ−工法 |
| JPS63289117A (ja) * | 1987-05-22 | 1988-11-25 | Taisei Corp | アンカ−の施工方法とアンカ−の構造 |
| JP3069033U (ja) * | 1999-10-21 | 2000-05-30 | コスモ・ソフトウェア株式会社 | レ―ザ―プリンタで短冊型用紙が使える台紙 |
-
1991
- 1991-08-02 JP JP3216557A patent/JP2694070B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2694070B2 (ja) | 1997-12-24 |
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