JPH0511626U - フアクシミリにおける短縮ダイヤルボタンの表示装置 - Google Patents

フアクシミリにおける短縮ダイヤルボタンの表示装置

Info

Publication number
JPH0511626U
JPH0511626U JP6544091U JP6544091U JPH0511626U JP H0511626 U JPH0511626 U JP H0511626U JP 6544091 U JP6544091 U JP 6544091U JP 6544091 U JP6544091 U JP 6544091U JP H0511626 U JPH0511626 U JP H0511626U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed dial
button
communication
display lamp
buttons
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6544091U
Other languages
English (en)
Inventor
彰 阿南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP6544091U priority Critical patent/JPH0511626U/ja
Publication of JPH0511626U publication Critical patent/JPH0511626U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 短縮ダイヤルボタンを操作してオートダイヤ
ルした際に、対応する表示ランプが点灯されるだけでな
く、もしも相手方との交信が不能な場合には、表示ラン
プの点灯状態を切り替えて、オペレータにその旨を報知
する機能を有した短縮ダイヤルボタンの表示装置を提供
する。 【構成】 操作パネルに複数個の短縮ダイヤルボタンを
有するファクシミリ装置について、各短縮ダイヤルボタ
ン3iに当該ボタン3iの操作時に点灯される表示ラン
プ4iを付設すると共に、交信不能時に表示ランプ4i
の点灯状態を、例えば発光色を変えるなどして切り替え
る点灯制御手段10を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、操作パネルに複数個の短縮ダイヤルボタンを有するファクシミリ装 置で利用される短縮ダイヤルボタンの表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファクシミリ装置には、操作パネルに複数個の短縮ダイヤル(所謂ワンタッチ ダイヤル)ボタンを設けて、送信時等にオペレータが短縮ダイヤルボタンを選ん でワンタッチ操作すると、予め短縮ダイヤルボタン毎に登録されている相手先の 電話番号を送出して自動発信するオートダイヤル機能を備えたものが多いが、高 級機種になる程、操作パネルに設置される短縮ダイヤルボタンの個数が多くなる 傾向が見られる。
【0003】 しかし、操作パネルに設けられる短縮ダイヤルボタンの個数が多くなると、ボ タンを押し間違える誤操作の頻度が増す上に、操作後にどのボタンにタッチした のか分らなくなる心配も増幅される。そこで、操作パネルに多数の短縮ダイヤル ボタンを配列する機種のファクシミリ装置には、各短縮ダイヤルボタンに当該ボ タンの操作時に点灯される表示ランプを付設して、短縮ダイヤルボタンの操作時 に、表示ランプの点灯を目安に操作ボタンの事後確認が行えるようにした表示装 置が提案され、既に実用に供されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した既設の表示装置は、短縮ダイヤルボタンを操作してオートダイヤルし た後、交信終了時点まで、交信中の相手先に対応する短縮ダイヤルボタンの表示 ランプを点灯状態に保つようにしたものであるが、この装置の不備な点として、 ランプの点灯状態からだけでは相手方との交信状態を確認できないことがある。
【0005】 すなわち、ファクシミリ送信時には、回線エラーを生じたり、相手側が交信中 であったり、或いは送信原稿のセット不良等の様々な原因によって交信不能の状 態に陥ることが少なくないが、その際、現状の表示装置であれば、表示ランプが 一様に点灯したままなので、見掛上は、装置が交信不能の状態で待機しているこ とをオペレータに示すものではなく、そのため迅速な応急措置を執ることができ ないという不具合が指摘される。
【0006】 本考案は、上記の課題に着目して、短縮ダイヤルボタンを操作してオートダイ ヤルした際に、対応する表示ランプが点灯されるだけでなく、もしも相手方との 交信が不能な場合には、表示ランプの点灯状態を切り替えて、オペレータにその 旨を報知する機能を付加した短縮ダイヤルボタンの表示装置を、以下に提案して いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の目的を達成するため、操作パネルに複数個の短縮ダイヤルボ タンを有するファクシミリ装置において、各短縮ダイヤルボタンに当該ボタンの 操作時に点灯される表示ランプを付設すると共に、交信不能時に、例えばランプ の発光色を変えたり、光度を変えたり或いはランプを点滅させるなどの、表示ラ ンプの点灯状態を切り替える点灯制御手段を設けている。
【0008】
【作用】
このファクシミリ装置では、操作パネルの短縮ダイヤルボタンを操作すると、 操作ボタンに対応する表示ランプが点灯され、交信中、一様な点灯状態に保持さ れる。そして、もし何等かの原因で相手方との交信が不能な場合には、点灯制御 手段により、ランプの発光色を変化させるなどして、オペレータにその旨の異常 を報知するものとなる。
【0009】
【実施例】
図1〜図3は、本考案に係るファクシミリ装置の実施例を示している。
【0010】 図1は、操作パネル2に多数の短縮ダイヤルボタン(ワンタッチダイヤルボタ ン)3i(i=a〜n)を配列した短縮ダイヤル操作部3を有するファクシミリ 装置1の一例を示している。
【0011】 図2には、操作パネル2の短縮ダイヤル操作部3に配列された短縮ダイヤルボ タン(3a〜3n)の詳細が示されており、各短縮ボタン3iには、予め所定の 登録操作を行って、後述する制御部のメモリに相手先名を指定して電話番号が登 録されている。そして、各短縮ボタン3iには、その操作スペースの近傍に表示 ランプ(LED)4i(i=a〜n)が個別に付設されており、図2に二点鎖線 で示すように、オペレータが任意の短縮ダイヤルボタン3iを選んでワンタッチ 操作すると、装置1内に設けられている制御部により、当該ボタン3i毎に登録 されている相手先の電話番号を順次送出して自動発信するオートダイヤルが実行 されると同時に、制御部からの指令に基づいて、当該短縮ダイヤルボタン3iに 対応する表示ランプ4iが点灯されるようになっている。
【0012】 その他、図1のファクシミリ装置1において、5は操作パネル2に設けた通信 ボタン、6は同中止ボタン、7は同テンキーを示している。また、8は装置本体 の上面に設置される自動給紙機構を内蔵した原稿フィーダー(マウント)で、そ の上に送信原稿Pがセットされる。なお、原稿フィーダー8には、送信原稿Pの セット有無を検知するドキュメントセンサが配設される。
【0013】 図3は、ファクシミリ装置1内に組み込まれている制御部9の概要を示し、制 御部9はマイクロコンピュータで構成され、上記短縮ダイヤルボタン3iの操作 時におけるオートダイヤル機能を含む装置1の動作一般を制御している。この制 御部9は、短縮ダイヤルボタン3iの操作時に、当該ボタン3iに対応する表示 ランプ4iを点灯動作し、更にその際に相手方と交信不能な場合は、表示ランプ 4iの点灯状態を切り替える点灯制御手段10の役目を兼ねている。
【0014】 制御部9には、本考案が対象とする短縮ダイヤルボタン表示と直接関係する入 、出力装置として、複数個の短縮ダイヤルボタン3i(i=a〜n)と、各短縮 ダイヤルボタン3iに付設される表示ランプ4i(i=a〜n)とを具備し、各 表示ランプ4iには、制御部9からの指令に基いて表示ランプ4iをON・OF Fし、必要に応じて発光状態を変化させる発光制御回路11が付帯されている。 その他、制御部9には、表示ランプ4iの点灯状態を切り替える制御動作を所定 のタイミングで行わしめるために必要な入力装置として、通信ボタン5や中止ボ タン6等が接続され、また原稿フィーダー8に配したドキュメントセンサ12か らセンサ信号が入力されるようになっている。
【0015】 上記点灯制御手段10の動作を、図4に示す制御部9に格納された動作プログ ラムのフローチャートを参照して説明する。
【0016】 このファクシミリ装置1では、短縮ダイヤルボタン3iの操作によるワンタッ チ送信に際して、まずドキュメントセンサ12から入力されるセンサ信号に基い て、原稿フィーダー8に送信原稿Pがセットされているか否かが確認される(ス テップs1)。次いで、原稿セット状態で任意のワンタッチボタン3iがタッチ ON(ステップs2)されると、まず当該ボタン3iに対応する電話番号が制御 部9の短縮ダイヤル番号メモリに登録されていることを確認(ステップs3)し た後、オートダイヤラを介してメモリに蓄積された電話番号を順次送出する自動 発信動作が実行されると同時に、発光制御回路11を介して操作ボタン3iに対 応する表示ランプ4iを緑に点灯させる(ステップs4)。
【0017】 こうして、発信動作を完了し、表示ランプ4iが点灯(緑)されると、送信中 、オペレータが操作ボタン3iを事後確認することができる。このフローでは、 ワンタッチボタン3iの点灯後、制御部9のタイマに所定の待機時間T1をセッ ト(ステップs5)してから、受信側から送出される応答信号CED,DISを 検出して相手応答の有無が判別される(ステップs6)。ステップs6では、タ イマセット時間T1が経過するまで応答待ち(ステップs7)し、時間内に相手 応答を確認すると、次のステップs8,s9に進む。即ち、制御部9のタイマに 、今度は所定の待機時間T2をセット(ステップs8)してから、送信側から送 出される手順終了信号EOPを検出して送信完了の有無が判別される(ステップ s9)。ステップs9では、タイマセット時間T2が経過するまで送信待ち(ス テップs10)し、送信動作が正常に行われて時間内に送信完了を確認すると、 ワンタッチボタン3iに付設された表示ランプ4iを消灯(ステップs11)し て、必要な点灯制御動作を終了する。
【0018】 一方、回線エラーを生じたり、相手側が交信中であることなどに起因して、ス テップs6で所定の待機時間T1内に相手応答が確認されない場合や、送信原稿 のセット不良等に起因して、ステップs9で所定の待機時間T2内に送信完了が 確認されない場合には、共にステップs12に進んで所定の点灯制御動作が実行 される。即ち、ステップs12では、送信不能状態を判別した制御部9からの指 令に基いて、発光制御回路11が表示ランプ4iの表示状態を緑色から赤色に変 化させ、表示色の変化を通してオペレータに送信不能状態にある旨を報知するも のとなる。そして、オペレータが異常に気付いて、停止ボタン6を操作したり、 原稿の再入操作を行ったりする応急措置の実行(ステップs13)を条件として 、異常を報知する表示ランプ4iの赤色発光が消灯されるようにしている(ステ ップ14)。
【0019】 なお、上記の動作例では、表示ランプ4iの色を変化させて送信トラブルの発 生を報知するようにしたが、これに代えて、例えばランプ光度を変えたり、ラン プを点滅させる等の点灯状態の切り替えを行わせることも可能である。
【0020】
【考案の効果】
以上のように、本考案に係る表示装置を設けたファクシミリ装置であれば、短 縮ダイヤルボタンを操作してワンタッチ送信を行う際には、操作ボタンに対応す る表示ランプが点灯されるのみならず、もしも何等かの原因で相手方と交信不能 の状態に陥ったときには、表示ランプの点灯状態が変化し、視角を通じオペレー タにその旨の異常を報知してくれるものとなる。このため、送信トラブルを起こ した相手先が明確に把握できると共に、原稿がフィーダーに長時間無為に放置さ れるといったこともなくなり、オフィスでのファクシミリ送信業務を確実に、し かも無駄な待機時間を節約して迅速に遂行することができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のファクシミリ装置外観を示す正面斜視
図である。
【図2】図1に示す短縮ダイヤル操作部の拡大図であ
る。
【図3】実施例のファクシミリ装置に組み込まれている
制御部の構成を示すブロック図である。
【図4】制御部の点灯制御動作例を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 操作パネル 3 短縮ダイヤル操作部 3i(i=a〜n) 短縮ダイヤルボタン(ワンタッチ
ダイヤルボタン) 4i(i=a〜n) 表示ランプ(LED) 5 通信ボタン 6 中止ボタン 7 テンキー 8 原稿フィーダー(マウント) 9 制御部 10 点灯制御手段 11 発光制御回路 12 ドキュメントセンサ P 送信原稿

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作パネルに複数個の短縮ダイヤルボタ
    ンを有するファクシミリ装置において、各短縮ダイヤル
    ボタンに当該ボタンの操作時に点灯される表示ランプを
    付設すると共に、交信不能時に表示ランプの点灯状態を
    切り替える点灯制御手段を設けたことを特徴とするファ
    クシミリにおける短縮ダイヤルボタンの表示装置。
JP6544091U 1991-07-23 1991-07-23 フアクシミリにおける短縮ダイヤルボタンの表示装置 Pending JPH0511626U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6544091U JPH0511626U (ja) 1991-07-23 1991-07-23 フアクシミリにおける短縮ダイヤルボタンの表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6544091U JPH0511626U (ja) 1991-07-23 1991-07-23 フアクシミリにおける短縮ダイヤルボタンの表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0511626U true JPH0511626U (ja) 1993-02-12

Family

ID=13287198

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6544091U Pending JPH0511626U (ja) 1991-07-23 1991-07-23 フアクシミリにおける短縮ダイヤルボタンの表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0511626U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6269256B1 (en) Foldable portable telephone set with automatic off-hook function
US4502080A (en) Operation device for facsimile
JP3896753B2 (ja) 照明装置
JPH0511626U (ja) フアクシミリにおける短縮ダイヤルボタンの表示装置
US7463379B2 (en) Communication apparatus and facsimile machine
JPS62289045A (ja) フアクシミリ装置
JPH01128664A (ja) ファクシミリ装置
JPH11187434A (ja) ボタン電話装置
JP2008288641A (ja) 画像処理装置
JPH1141398A (ja) 通信装置
JP2677557B2 (ja) コールフオワード方式
JPS6336593B2 (ja)
JPH0675454A (ja) 画像形成装置
JPH04291570A (ja) ファクシミリ装置
JPH0341858A (ja) ファクシミリ装置
JP2022094775A (ja) 照明制御用コントローラ
JPH05260153A (ja) 通信装置
JP2000032175A (ja) 通信端末装置
JPH07121038B2 (ja) 回線切替え装置
JP2001136330A (ja) 機器操作部
JPS59148464A (ja) フアクシミリ装置
JPH04126452U (ja) フアクシミリ装置
JPH03203449A (ja) 電話システム
JPH07107528A (ja) ボタン電話装置
JPH1141397A (ja) ファクシミリ装置