JPH05116056A - 工作機器の異常検出装置 - Google Patents

工作機器の異常検出装置

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JPH05116056A
JPH05116056A JP3308430A JP30843091A JPH05116056A JP H05116056 A JPH05116056 A JP H05116056A JP 3308430 A JP3308430 A JP 3308430A JP 30843091 A JP30843091 A JP 30843091A JP H05116056 A JPH05116056 A JP H05116056A
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Kenji Miura
憲治 三浦
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RITSUKUSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工作機器によるワークの切削加工を行うにあ
たり、工作機器の工具の変化を常時監視することを可能
とすると共に、この監視結果に基づき工具の正常・異常
の判定を行うことを可能とすることを目的とする。 【構成】 工作機器の主軸モータ1の負荷電流を検出す
る電流センサ3を具備する。また、異常検出判定前に基
準値設定のため工作機器の正常な工具2による加工を複
数回行う。そして、この時の電流センサ3による負荷電
流の測定値から得られた基準値を基に許容範囲を設定す
る許容範囲設定手段を設ける。また、異常検出判定時に
電流センサ3による負荷電流の測定値が許容範囲内であ
れば工具2は正常とし、許容範囲外であれば工具2は異
常とする異常検出手段とを設けた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工作機器において、工
具と設備が耐用年数を過ぎ、あるいは摩耗や油切れを生
じたために性能劣化したときや、温度や湿度あるいは外
的振動等の要因によって正常に機能しなくなることによ
って生ずる加工不良を防止するための、工作機器の異常
検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、工作機器の工具寿命の管理方法
は、加工時間を積算して寿命に達するあたりで刃具を交
換するか、もしくは、NCコントロールの機能である工
具寿命管理機能を使って工具毎に設定された使用時間や
加工個数をカウントしてそれを越えるとNCコントロー
ルから処理動作信号がでて、自動的に刃具を交換してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような管理方法の場合、工具の寿命を実績として把握し
ている必要がある。また、新品工具、再研磨工具の寿命
の差異や工具のでき具合で左右されるので、寿命設定が
難しく、結果的に使用時間を短く設定する方向になる。
また、管理方法が使用時間や加工個数のみであるため、
偶発的な工具の折損や破損などの事象に対応できず、量
産加工の場合、多数のワークに切削不良品を出し、ま
た、工作機器自体に異常な負荷がかかり総合的にダメー
ジが大きくなる可能性がある。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、工具の加工状態を工作機器の主軸モータまた
は送りモータ等の動力用モータの負荷電流により検出
し、この電流の測定値の許容範囲となる上限値と下限値
を、1サイクルの任意測定ポイントにおける標準偏差を
基に設定したり、判定用パターン形成用に取り込んだ複
数サイクル分の測定値の最大値と最小値、またはこの最
大値と最小値とを修正して判定用パターンが形成でき、
工具の特性に適合した正常・異常の判定ができるように
した工作機器の異常検査装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、被検査物である工作機器の動
力用モータの負荷電流を検出する負荷電流検出手段と、
前記動力用モータの正常電流をあらかじめ行われる複数
回の工作機器の正常な作動による試験データから基準値
として設定すると共に、該基準値を基に許容範囲を定め
る許容範囲設定手段と、前記負荷電流検出手段から出力
された電流値を前記許容範囲設定手段に定められた許容
範囲と比較することによって、該電流値が許容範囲内で
あれば正常とし、許容範囲を越えたときには異常である
とする異常検出手段と、を備えていることを特徴とする
工作機器の異常検出装置である。
【0006】また、前記許容範囲設定手段が、異常検出
判定前に工作機器の正常な作動を複数回行って得られる
負荷電流の測定値を重ね書きし、この重ね書きした測定
波形から、最大値波形、最小値波形、平均値波形を少な
くともいずれか一つを求め、このいずれかの波形を嵩上
げもしくは嵩下げして上限値波形と下限値波形を決定し
て許容範囲を設定する工作機器の異常検出装置である。
【0007】また、前記許容範囲設定手段が、異常検出
判定前に工作機器の正常な作動を複数回行って得られる
負荷電流の測定値の、所定のポイントのデータを集めて
標準偏差を求め、この標準偏差の上限と下限を決定して
許容範囲を設定する工作機器の異常検出装置である。
【0008】また、前記許容範囲設定手段が、異常検出
判定前に工作機器の正常な作動を複数回行って得られる
負荷電流の測定値を重ね書きし、この重ね書きした測定
値から、最大値波形、最小値波形、平均値波形(基準値
波形ともいう)を少なくともいずれかひとつを求め、こ
のいずれかの波形を嵩上げもしくは嵩下げして上限値波
形と下限値波形を決定して許容範囲を設定し、さらに、
工作機器の正常な作動を実際に複数回行って得られるバ
ラツキを基に検査範囲を設定し、前記異常検出手段が、
異常検出判定時に読み込む各データが、異常検出範囲内
において前記許容範囲内であれば正常と判定する一方、
前記許容範囲から外れた際に異常と判定する工作機器の
異常検出装置である。
【0009】
【作用】上記のような構成により、異常検出判定前に、
実際に工作機器の正常な作動を複数回行って、この時
に、負荷電流検出手段で得られる負荷電流測定値を基
に、許容範囲設定手段で測定値の許容範囲を設定する。
この場合、負荷電流測定値を重ね書きし、この重ね書き
した測定値波形から、最大値波形、最小値波形、平均値
波形を少なくともいずれか一つを求め、このいずれかの
波形を嵩上げもしくは嵩下げして上限値波形と下限値波
形を決定して許容範囲を設定する。また、負荷電流測定
値の所定ポイントの測定値を集めて標準偏差を求め、こ
の標準偏差の上限と下限を決定して許容範囲を設定す
る。また、上限値波形と下限値波形を決定して許容範囲
を設定し、さらに得られた測定値のバラツキを基に検査
範囲(幅方向の範囲)を設定する。したがって、いずれ
の場合でも、許容範囲の上限・下限は、直線ではなし
に、実際の状態を再現して曲線的に設定することができ
る。
【0010】また、このように許容範囲を設定したら検
査を行う。すなわち、異常検出手段により、工作機器の
作動を行って得られる負荷電流測定値が許容範囲内に納
まっているかどうか判定し、測定値が許容範囲から外れ
た際に異常と判定する。なお、このような正常・異常の
判定を測定値波形全体に行うのではなく、所定の検査範
囲内で得られる測定値のみ正常・異常を判定でき、これ
により、無駄な判定を省いて制御の簡略化を図ることが
できる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例の工作機器の異常検出装置
を図1から図6に基づいて説明する。図1は本実施例の
工作機器の異常検出装置を示す説明図、図2は許容範囲
の最大値と最小値を求めるフローチャート図、図3は任
意ポイントの全測定値による標準偏差を求めるフローチ
ャート図、図4は工作機器の異常判定を示すフローチャ
ート図、図5は最大値と最小値および平均値を示すグラ
フ図である。図6は異常検出した際の上限値と下限値お
よび測定値を示すグラフ図である。
【0012】本発明は工作機器に使用される、主軸モー
タ、送りモータ等のすべてのモータに適用することがで
きるが、ここでは主軸モータを例にとって説明する。す
なわち、図1に示す実施例においては、主軸モータ1
と、工具2と、電流センサ3と、平均値保存回路4と、
最大値保存回路5と、最小値保存回路6と、演算処理部
(CPU)7と、パーソナルコンピュータ8と、を主要
な構成としている。なお、前記平均値保存回路4と、最
大値保存回路5と、最小値保存回路6と、演算処理部
7、およびインターフェース7a、I/O7b、ROM
7c、時計7f等を一式まとめて構成したものを判定器
Aとする。
【0013】主軸モータ(ACサーボモータ)1は、中
心軸にスピンドル9が固着し、スピンドル9の端部には
工具(ドリル、バイト等)2が固定される。また、NC
装置から指令される信号により主軸モータ1の回転数は
コントロールインバータ10により制御される。
【0014】ワーク11は送りテーブル12に載置さ
れ、送りテーブル12はNC装置からの指令でワーク1
1を切削点に移動する。ワーク11が切削点に達し主軸
モータ1の工具2と当接すると送りテーブル12が工具
2の軸方向に移動し切削加工を開始する。
【0015】電流センサ3は、かご形三相誘導電動機と
同様の構造をもつACサーボモータである主軸モータ1
の一相の負荷電流変化を検出するものである。この負荷
電流は、ワーク11に対して工具2の切り込みが大きく
て送りが早ければ、つまり切削の量が多ければ、それだ
け主軸モータ1で消費される負荷電流は大きくなる。ま
た、本実施例での電流センサ3は出力を0〜10Vに変
換するものを使用しているが、このほか0〜5Vのもの
や0〜1V用のものもあり、電流センサ3を適宜選択す
ることによって、−10〜+10Vの範囲で自由に測定
することができる。
【0016】最大値保存回路5は、演算処理部7で判別
された、最大値のみを1サイクル分(工具2がワーク1
1を1回切削加工する時間に相当)を時系列的に保存す
る。また、パーソナルコンピュータ8で最大値、最小
値、平均値をY=AX+Bの関数で処理した修正値、ま
たは、1サイクル中任意の範囲を必要箇所だけ修正した
上限値を保存する。
【0017】最小値保存回路6は、演算処理部7で判別
された最小値のみを前記同様に1サイクル分を時系列的
に保存する。また、パーソナルコンピュータ10で最大
値、最小値、平均値をY=AX+Bの関数で処理した修
正値、または1サイクル中任意の範囲を必要箇所だけ修
正した下限値を保存する。
【0018】積算値を測定回数で割って得られる平均値
を保存する平均値保存回路4は、時計7dに同調したパ
ルス信号の受信位置のポイントごとにおける測定値の平
均値、または判定中の測定値を1サイクル分時系列的に
保存するものである。
【0019】演算処理部7は、許容範囲設定用に取り込
んだ測定値を前回まで取り込んだ測定値と比較して最大
値のみを最大値保存回路5に送り、また、最小値のみを
最小値保存回路6に送って保存させたり、測定値を積算
して平均値保存回路4に保存させたり、測定内容に従い
任意の許容範囲によって測定値を比較することにより工
作機器の正常・異常を判定するものであって、パーソナ
ルコンピュータ8により許容範囲が設定される。図中、
7aはインターフェース、7bはI/O、7cはRO
M、7dは時計、7eは最大値保存回路5と最小値回路
6と平均値保存回路4とを備えたRAM、7fはA/D
変換器、7gはパーソナルコンピュータ8との通信用接
続部、7hは警報ランプが接続されるエリア出力部、7
jは測定スタートボタン、7kは測定停止用リセットス
イッチである。この測定停止用リセットスイッチは、測
定途中で操作されたとき、現在測定中の1サイクルが終
了した時点で測定を中止させる機能を有する。
【0020】パーソナルコンピュータ8は、標準偏差の
算出や演算処理部7における許容範囲の設定、各波形と
主軸モータの負荷電流の測定値波形等の表示を行うもの
であって、本体8aに表示器としてのCRT8bやキー
ボード等を備えている。本体8aは、判定器Aの接続部
7gと専用通信線で接続され、演算処理部7に、重ね書
き回数を測定回数として設定したり、1回の工具2によ
るワーク11の切削加工時間を1サイクル分の測定値個
数として設定したり、測定値の取り込みタイミングを設
定したり、データの取り込み開始は負荷電流値が設定レ
ベルを通過したのを検知して発信される内部トリガーに
よって同調するように設定したり、入力信号のスケール
による分解能を設定したりする機能を備えている。ま
た、最大値波形と最小値波形との範囲が最大に開いてい
る任意ポイントの全測定値による標準偏差σを求めた
り、その3倍区間を演算処理部7の許容範囲として設定
したり、最大値波形と最小値波形と平均値波形のいずれ
かを選んでY=AX+Bの式で嵩上げして上限値を選定
し、また嵩下げして下限値を設定する。また、前記いず
れかの許容範囲を選定し、その1サイクル分を複数のエ
リアに区切って所定エリアのみを異常判定エリアに設定
したり、1サイクル中に何回上・下限から外れたら異常
判定を出すかの回数を設定したり、測定モードをシング
ルモードまたはレピートモードのいずれかとする機能を
備えている。
【0021】次に本実施例をフローチャートにより説明
する、まず、図2に示すフローチャートについて説明す
る。この図に示す制御フローは、実際に正常な工作機器
による作動を複数回行って、1回の切削加工で得られる
測定値波形の重ね書きを行い、最大値の波形線、最小値
の波形線および平均値の波形線を表示する制御フローで
あって、ステップ101は、条件設定のステップであり
パーソナルコンピュータ8を用いて設定した条件をコン
トロールユニット7内に読み込む。すなわち、パーソナ
ルコンピュータ8により、重ね書き回数(実際に切削加
工を行う回数)や、測定値の取り込みタイミング(本実
施例では30mS)等の設定をする。なお、データの取
り込みタイミングは、例えば、1mS毎から30S毎の
範囲で所定の時間毎に設定したり、外部パルスに同期さ
せたりする。また、測定値の取り込み開始は、外部トリ
ガーや内部トリガーや内外組み合わせのトリガーのトリ
ガーのいずれかに設定する。
【0022】ステップ102は、スタートのステップで
あり、測定スタートボタン7jの投入により行う。ステ
ップ103は、スタートしたことにより工作機器が作動
した状態を便宜上示していて、これによりワーク11は
工具2により切削加工される。ステップ104は、工具
2がワーク11に当接し内部トリガー信号が発信したこ
とを確認し、YESでステップ105に進み、NOでス
テップ103に戻る。ステップ105は、時計7dによ
り30mS毎にパルス信号を発信し、ステップ106
は、パルス信号に同期して主軸モータ1の負荷電流の測
定値を取り込むステップである。
【0023】ステップ107は、前回までの最大値の保
存値よりも今回の測定値の方が大きいか否かを判定する
ステップであり、YESでステップ108に進み、NO
でステップ109に進む。ステップ108は、各測定点
での最大値のみ保存するステップであり、この後ステッ
プ111に進む。
【0024】ステップ109は、前回までの最小値の保
存値よりも今回の測定値の方が小さいか否かを判定する
ステップであり、YESでステップ110に進み、NO
でステップ111に進む。ステップ110は、各測定点
での最小値のみ保存するステップであり、この後ステッ
プ111に進む。
【0025】ステップ111は、測定点毎の値を積算し
て保存するステップである。ステップ112は、測定値
の個数が設定数に達したか否かを判定するステップであ
り、YESでステップ113に進み、NOでステップ1
05に戻る。なお、この設定数とは、予め定めた1サイ
クル当たりの測定値の個数である。
【0026】ステップ113は、測定値の回数が設定数
に達したか否かを判定するステップであり、YESでス
テップ114に進み、NOでステップ103に戻る。ス
テップ114は、ステップ111で得られた各々の積算
値を測定回数(サイクル回数)で割って、各々の平均値
を演算するステップであり、続くステップ115は、ス
テップ108、110、114のデータをパーソナルコ
ンピュータ8に転送するステップである。
【0027】ステップ116は、測定値をCRT10b
で表示するステップである。本実施例の場合、ステップ
108で集めた最大値のみの波形線と、ステップ110
で集めた最小値のみの波形線と、ステップ115で集め
た平均値ばかりの波形線との3本の波形線を色違いで表
示する。これら3本の1サイクルの波形線は、図5に示
すように縦軸を主軸モータ1の負荷電流、横軸を時間と
したグラフ上で表示される。
【0028】次に、図3に示すフローチャートについて
説明する。このフローチャートは、標準偏差の幅を設定
する制御フローである。ステップ201は、条件設定の
ステップであって、図2のステップ116によりCRT
10bで表示されている3本の波形線に基づき、測定値
のバラツキを知りたいポイントを設定する。また、測定
のために、切削加工する回数をサイクル数として設定す
る。
【0029】ステップ202はスタートのステップであ
り、測定スタートボタン7jを操作してスタートする。
ステップ203は、切削加工開始を示している。ステッ
プ204は、工具2がワーク11に当接し内部トリガー
が発信したことを確認し、YESでステップ205に進
み、NOでステップ203に戻る。ステップ205は、
主軸モータの負荷電流の測定値がステップ201で設定
したポイント(バラツキ具合を見たい部分)に達したか
否かを判定するステップであり、YESでステップ20
6に進み、NOでステップ207に進む。ステップ20
7は、測定値数が1サイクルが完了する間に測定すべき
数(ステップ201で設定)に達したか否かを判定する
ステップであり、YESでステップ208に進み、NO
でステップ205に戻る。
【0030】ステップ208は、測定回数がステップ2
01で設定した数に達したか否かを判定するステップで
あり、YESでステップ209に進み、NOでステップ
203に戻るステップ209は測定を全て完了してパー
ソナルコンピュータ8へ測定値を転送するステップであ
る。ステップ210は、CRT8bの画面上にデータを
表示するステップであって、例えば、CRT8bの横軸
に各サイクル順に設定したポイントの測定値を表示する
もので、この表示により測定値を確認する。ステップ2
11は、1サイクル目からステップ201で設定したサ
イクル数までの範囲の中で、測定値のバラツキと標準偏
差を調べたい範囲を設定するステップであり、パーソナ
ルコンピュータ8を用いて、CRT8bを確認しながら
行う。ステップ212は、各サイクル中の指定ポイント
の測定値を集めて、その標準偏差とバラツキをグラフに
して示す処理を行うステップである。
【0031】次に図4に示すフローチャートについて説
明する。この制御フローは、許容範囲を設定した後、正
常・異常の判定を行うフローである。ステップ301
は、許容範囲を設定するステップである。この場合、パ
ーソナルコンピュータ8を操作して次の設定を行う。
【0032】ステップ116で表示した最大値波形と最
小値波形と平均値波形のうちで、いずれか1本を選び、
この線をY=AX+Bの式で嵩上げして上限値を設定す
る。また、同じく、3本の波形線のいずれかを選んで、
Y=AX+Bの式で嵩下げして下限値を設定する。上限
・下限値で、異常判定に必要のない部分や厳しく判定す
る必要のない部分を、マニュアルで領域を設定し、この
部分に点を打って折れ線で上限・下限値を設定する。異
常判定時の工作機器の主軸モータ1の負荷電流の測定値
を保持する必要があれば、シングルモードに設定し、不
要であれば、レピートモードに設定する(マニュアルで
選択する)。また、測定領域を最大8分割までの領域出
力の分割線を引き設定する。また、1サイクル中に何回
上限・下限値から外れたら異常判定を出すのか回数を設
定する。
【0033】ここで、シングルモードを選択した場合に
は、異常判定時に、異常発生と、どの領域で発生したか
とを出力し、その異常測定値を1切削加工工程分保持し
て停止し、パーソナルコンピュータ8へ異常の測定デー
タを転送後、検査を再開する。一方、レピートモードを
選択した場合には、異常判定出力と、どの領域で異常判
定が出たかとを出力するが、測定値は保持せずに連続し
て検査を行う。このように、本実施例では、以上説明し
た図2、図3で示したフローチャートおよび301で制
御を行う部分が許容範囲設定手段を構成している。
【0034】次に、ステップ302は、検査をスタート
するステップである。ステップ303は、正常・異常の
判定が可能な状態となっているかどうかを判定するステ
ップで、YESでステップ304に進み、NOでステッ
プ303を繰り返す。ステップ304は、工作機器を作
動させ切削加工を開始するステップである。ステップ3
05は、工具2がワーク11に当接し内部トリガー信号
が発信したことを確認し、YESでステップ306に進
み、NOでステップ304に戻る。ステップ306は、
時計7dにより30mS毎にパルス信号を発信する。
【0035】ステップ307は、電流センサ3からの負
荷電流の測定値をパルス信号に同期して取り込むステッ
プである。続くステップ308では、設定領域判別信号
が出力される。ステップ309は、測定値がステップ3
01で設定した許容範囲に入っているか否かを判定する
ステップであり、YESでステップ313に進み、NO
でステップ310に進む。ステップ310は、測定値が
許容範囲を出た回数がステップ301で設定した回数に
達したか否かを判定するステップであり、YESでステ
ップ311に進み、NOでステップ313に進む。ステ
ップ311は、異常発生信号を出力するステップであ
る。ステップ312は、この出力を受けて工作機器の工
具2の異常に対する所定の処理を行う。ステップ313
は、切削加工が完了するまでの時間が経過するまで測定
を行ったか(設定の測定値個数を測定したか)否かを判
定するステップであり、YESでステップ314に進
み、NOでステップ306に戻る。
【0036】ステップ314は、検査動作モードが、シ
ングルか否か(レピート)を判定し、YESでステップ
315に進み、NOでステップ316に進む。ステップ
315は、1サイクル分の波形を保持して検査を停止す
る。ステップ316ではリセットスイッチ7kがONで
あるか否かを判定し、YESでステップ315に進み、
NOでステップ303に戻る。ステップ317では、異
常の測定値をパーソナルコンピュータ8に取り込み保存
する。ステップ318では、検査を再スタートする。ス
テップ319では、設定回数分続行したか否かを判定
し、YESでステップ320に進んで検査を終了し、N
Oでステップ303に戻る。ここで、図6は検査モード
において測定値が許容範囲である上限値あるいは下限値
を越えた場合の1サイクル分の波形線のグラフを示して
いる。このグラフはパーソナルコンピュータ8のCRT
8b上に表示され、1サイクルの測定値の時間Tのポイ
ントにおいて、負荷電流の測定値が設定した上限値を越
え異常が検出されたことを示している。
【0037】また、本実施例において、許容範囲設定の
場合、検査を行う前に、実際に正常な工作機器の作動を
複数回行って、コントロールユニット7内に主軸モータ
1の負荷電流の測定値を取り込む。このようにして負荷
電流の測定値を全て取り込んだら、パーソナルコンピュ
ータ8へ測定値を転送し、CRT8bの画面上に、縦軸
を電流値・横軸を時間としたグラフについて、最大値ば
かりの波形線、最小値ばかりの波形線、平均値ばかりの
波形線を表示させる。このCRT8bの画面により、以
下の確認を行う。
【0038】最大値と最小値と平均値の各波形線を見
て、全体の再現性を確認する。また、平均値の波形線が
最大値の波形線と最小値の波形線との間のどの位置にあ
るか確認する。また、最大値の波形線と最小値の波形線
とが一番開いているポイントを探して確認する。また、
重要な部分を拡大して確認する。また、必要なところ
は、図示しないプリンタで画面コピーする。
【0039】次に、CRT8bの画面に入力データの標
準偏差とバラツキをグラフで表示させて(ステップ21
2)、次の確認を行う。
【0040】1サイクル目から設定した任意のサイクル
数までの全体の範囲でバラツキと標準偏差を見る。ま
た、最大値と最小値の測定値の範囲の分割数を変えて確
認しやすい分割で確認する。また、全体の中で範囲を決
めて、バラツキと標準偏差を求めて、全体のバラツキと
標準偏差を比較する。
【0041】以上の確認を行ったら、パーソナルコンピ
ュータ8を操作して、前述のステップ201で説明した
許容範囲の設定を行う。
【0042】また、本実施例において、検査工程の場
合、切削加工を開始すると、主軸モータ1の負荷電流の
測定値をコントロールユニット7内に取り込み、この測
定値が所定の領域内で、許容範囲で定めた上限値および
下限値を越えたか否かを判定し(ステップ309)、こ
の越えた回数が設定回数に達したら(ステップ31
0)、異常が発生したことを知らせる(ステップ31
1)、なお、この時、シングルモードであれば、この異
常発生時の測定値を保持して停止しているので、この測
定値をパーソナルコンピュータ8へ出力させスタートス
イッチ7jを操作して検査を再開させる。レピートモー
ドであれば、リセットスイッチ7kを操作して検査を1
サイクルの終了時点で途中停止させ、そのときの測定値
をパーソナルコンピュータ8に出力させて、スタートス
イッチ7jを操作し、検査を再開させる。又、このスタ
ートスイッチ7jおよびリセットスイッチ7kの操作
は、パーソナルコンピュータ8により、自動的に行うこ
とも可能である。
【0043】ここで、本実施例では、工作機器の異常検
出のために主軸モータの負荷電流の変動を電流センサに
より検出して異常判定を行うようにしたが、モータとし
ては例示した主軸モータのほか、被加工物を一定速度で
送って加工する工作機器における送りモータ等にも適用
できることはいうまでもない。さらに、検出する測定値
は振動でもよく、その場合、振動センサを主軸モータの
外筐等に取り付けて検査装置を構成することも可能であ
る。
【0044】また、本実施例の判定器Aは、異常検出の
入力部において、電圧、電流、振動、圧力、速度、温度
等のアナログ値の入力ができるので、そのアナログ入力
値を常時監視することにより、サイクル運転を行うあら
ゆる一般産業機器に対応して検査装置として使用でき
る。
【0045】
【発明の効果】以上、説明してきたように本発明の工作
機器の異常検出装置にあっては、異常検出を行う前に、
実際に工作機器の正常な作動を複数回行って、この測定
して得られた負荷電流値に基づき、許容範囲を決定し、
この許容範囲を基に工作機器の正常・異常の判定を行う
ようにしているため、工作機器の工具の時間的な変化を
主軸モータの負荷電流の測定値に基づき正確に再現して
監視でき、工具の折損や破損または焼き付きが発生する
のをいち早く検出でき、量産の場合、切削不良のワーク
加工の産出を最小限度に抑えることができる。
【0046】また、負荷電流の測定値を重ね書きし、こ
の重ね書きした測定値から、上限値波形、下限値波形、
平均値波形を少なくともいずれか一つを求め、このいず
れかの波形を嵩上げもしくは嵩下げして上限値波形と下
限値波形を決定して許容範囲を設定しているため、直線
での上限・下限との判定と違って、いっそう正確な判定
が可能となる。
【0047】また、複数回の成形で得られた最大値波
形、最小値波形、平均値波形を基に、検査を重点的に行
う必要がある領域を設定し、再び、実際に切削加工を多
数回行って、この重要な領域の標準偏差およびバラツキ
を求め、これを基に、許容範囲内外であるか否かを判定
する領域を決定できるため、信頼性の高い許容範囲を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の工作機器の異常検出装置を
示す説明図である。
【図2】最大値と最小値および平均値を求めるフローチ
ャート図である。
【図3】任意ポイントの全測定値による標準偏差を求め
るフローチャート図である。
【図4】工作機器の異常判定を示すフローチャート図で
ある。
【図5】最大値と最小値および平均値を示すグラフ図で
ある。
【図6】異常検出した際の上限値と下限値および測定値
を示すグラフ図である。
【符号の説明】
A 判定器 1 主軸モータ 2 工具 3 電流センサ 4 上限値保存回路 5 下限値保存回路 6 平均値保存回路 8 パーソナルコンピュータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査物である工作機器の動力用モータ
    の負荷電流を検出する負荷電流検出手段と、 前記動力用モータの正常電流をあらかじめ行われる複数
    回の工作機器の正常な作動による試験データから基準値
    として設定すると共に、該基準値を基に許容範囲を定め
    る許容範囲設定手段と、 前記負荷電流検出手段から出力された電流値を前記許容
    範囲設定手段に定められた許容範囲と比較することによ
    って、該電流値が許容範囲内であれば正常とし、許容範
    囲を越えたときには異常であるとする異常検出手段と、
    を備えていることを特徴とする工作機器の異常検出装
    置。
  2. 【請求項2】 前記許容範囲設定手段が、異常検出判定
    前に工作機器の正常な作動を複数回行って得られる負荷
    電流の測定値を重ね書きし、この重ね書きした測定波形
    から、最大値波形、最小値波形、平均値波形を少なくと
    もいずれか一つを求め、このいずれかの波形を嵩上げも
    しくは嵩下げして上限値波形と下限値波形を決定して許
    容範囲を設定することを特徴とする請求項1記載の工作
    機器の異常検出装置。
  3. 【請求項3】 前記許容範囲設定手段が、異常検出判定
    前に工作機器の正常な作動を複数回行って得られる負荷
    電流の測定値の、所定のポイントのデータを集めて標準
    偏差を求め、この標準偏差の上限と下限を決定して許容
    範囲を設定することを特徴とする請求項1記載の工作機
    器の異常検出装置。
  4. 【請求項4】 前記許容範囲設定手段が、異常検出判定
    前に工作機器の正常な作動を複数回行って得られる負荷
    電流の測定値を重ね書きし、この重ね書きした測定値か
    ら、最大値波形、最小値波形、平均値波形を少なくとも
    いずれかひとつを求め、このいずれかの波形を嵩上げも
    しくは嵩下げして上限値波形と下限値波形を決定して許
    容範囲を設定し、さらに、工作機器の正常な作動を実際
    に複数回行って得られるバラツキを基に検査範囲を設定
    し、 前記異常検出手段が、異常検出判定時に読み込む各デー
    タが、異常検出範囲内において前記許容範囲内であれば
    正常と判定する一方、前記許容範囲から外れた際に異常
    と判定することを特徴とする請求項1記載の工作機器の
    異常検出装置。
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