JPH05116033A - 金型の製造方法 - Google Patents

金型の製造方法

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JPH05116033A
JPH05116033A JP28137491A JP28137491A JPH05116033A JP H05116033 A JPH05116033 A JP H05116033A JP 28137491 A JP28137491 A JP 28137491A JP 28137491 A JP28137491 A JP 28137491A JP H05116033 A JPH05116033 A JP H05116033A
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JP
Japan
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machining
electrode
electric discharge
sludge
cavity
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JP28137491A
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English (en)
Inventor
Toyoichi I
豊一 井
Shinji Komatsu
慎司 小松
Michiya Saitou
理也 斉藤
Tsuneo Kurihara
恒夫 栗原
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金型素材に放電加工による型彫りを施して成
形用キャビティを形成するに際し、放電加工用電極とし
て、金型素材に向け加工液を噴出して電極および金型素
材間に、放電加工により生じたスラジを洗い流す加工液
流を形成する噴出孔と、スラジを吸引除去する排出孔と
を備えたものを使用する金型の製造方法において、金型
素材の噴出孔対向部および排出孔対向部に彫残り部分が
発生することを防止して加工液流の形成とスラジの排出
を十分に行う。 【構成】 前記型彫りに先立って、電極7の噴出孔12
および排出孔14に対向する、金型素材27の噴出孔対
向部および排出孔対向部に、前記加工液流の形成および
スラジの吸引除去を妨害する彫残り部分の発生を回避す
るための小溝29を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレス加工、鋳造等に
用いられる金型の製造方法、特に、金型素材に放電加工
による型彫りを施して成形用キャビティを形成するに際
し、放電加工用電極として、金型素材に向け加工液を噴
出して電極および金型素材間に、放電加工により生じた
スラジを洗い流す加工液流を形成する噴出孔と、スラジ
を吸引除去する排出孔とを備えたものを使用する金型の
製造方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種金型の製造方法において
は、金型素材の被加工面を平坦に形成し、その被加工面
に放電加工用電極を対向させて型彫りを行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来法に
よると、金型素材において、噴出孔対向部および排出孔
対向部の放電加工効率が、噴出孔対向部周辺および排出
孔対向部周辺の放電加工効率よりも低くなるため、噴出
孔対向部および排出孔対向部に彫残り部分が発生し易
い。
【0004】このような彫残り部分は放電加工の進行に
伴い漸次高さを増し、やがては噴出孔内および排出孔内
に進入してそれら孔の開口面積を減じることになるの
で、前記加工液流の形成およびスラジの吸引除去が十分
に行われず、その結果、スラジの堆積により放電が停止
する、といった問題を生じる。
【0005】本発明は前記に鑑み、彫残り部分による加
工液流の形成妨害およびスラジの排出妨害といった不具
合を回避することのできる前記金型の製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、金型素材に放
電加工による型彫りを施して成形用キャビティを形成す
るに際し、放電加工用電極として、前記金型素材に向け
加工液を噴出して前記電極および金型素材間に、放電加
工により生じたスラジを洗い流す加工液流を形成する噴
出孔と、前記スラジを吸引除去する排出孔とを備えたも
のを使用する金型の製造方法において、前記型彫りに先
立って、前記金型素材の噴出孔対向部および排出孔対向
部に、前記加工液流の形成およびスラジの吸引除去を妨
害する彫残り部分の発生を回避するための凹部を形成す
ることを特徴とする。
【0007】また本発明は、金型素材に放電加工による
型彫りを施して成形用キャビティを形成するに際し、放
電加工用電極として、前記金型素材に向け加工液を噴出
して前記電極および金型素材間に、放電加工により生じ
たスラジを洗い流す加工液流を形成する噴出孔と、前記
スラジを吸引除去する排出孔とを備えたものを使用する
金型の製造方法において、前記型彫りに先立って、前記
金型素材に放電加工による予備的な型彫りを施して前記
キャビティに対応する荒彫りキャビティを形成すると共
にその荒彫りキャビティの噴出孔対向部および排出孔対
向部に、前記加工液流の形成およびスラジの吸引除去を
妨害する彫残り部分の発生を回避するための凹部を形成
することを特徴とする。
【0008】
【実施例】図1,図2において、プレス加工用金型1は
アルミニウム合金より構成されている。金型1は四角形
の浅い箱形をなし、その底壁2は、その内面中央部に周
壁3よりも高さの低い平面四角形の隆起部4を有し、そ
の隆起部4回りに成形用キャビティ5が形成される。成
形用キャビティ5は金型素材に放電加工による型彫りを
施して形成されたものである。
【0009】先ず、前記金型1を製造する第1実施例に
ついて説明する。
【0010】図3,図4は、キャビティ5を形成するた
めに用いられるキャビティ形成用放電加工機6の要部を
示す。この放電加工機6において、銅合金よりなる放電
加工用電極7はキャビティ5の形状に対応した形状を有
し、補強体8に嵌合されてその補強体8に複数のボルト
9により固定される。
【0011】補強体8は昇降ブロック10に取付けら
れ、これにより放電加工の進行に伴い電極7を下降させ
て金型素材との間に所定のクリアランスを形成すること
ができる。
【0012】電極7は、その中央凹部11の上底面に開
口する1つの加工液用噴出孔12と、中央凹部11を囲
繞する環状下端面13に開口する複数のスラジ用排出孔
14とを有する。それら排出孔14は、下端面13全体
に亘って略均等に配置されている。
【0013】補強体8は、その中央部に加工液用溜り1
5を有し、その溜り15から延びる供給路16が電極7
の噴出孔12に連通する。また補強体8は溜り15を囲
繞するスラジ用環状集合路17を有し、その集合路17
に集まる複数の排出路18が電極7の複数の排出孔14
にそれぞれ連通する。
【0014】昇降ブロック10は加工液供給源に連通す
る供給路19を有し、その供給路19は補強体8の溜り
15に開口する。また昇降ブロック10はスラジ排出源
に連通する排出路20を有し、その排出路20は補強体
8の集合路17に開口する。
【0015】図5は、キャビティ5の形成に先立って、
金型素材の噴出孔対向部および排出孔対向部に彫残り部
分の発生を回避するための凹部、本実施例では一連の小
溝を形成するために用いられる小溝形成用放電加工機2
1の要部を示す。
【0016】この放電加工機21において、放電加工用
電極22は四角形の枠形本体23と、その本体23の一
方の対向部間を連結する連結部24とよりなり、その連
結部24は金型1の隆起部4に対応する切欠き25を有
する。電極22は昇降ブロック26に設けられている。
【0017】次に、両放電加工機6,21を用いた金型
1の製造について説明する。
【0018】〔第1工程〕 (a) 図6に示すように、加工液中において、金型素
材27の平坦な被加工面28に小溝形成用放電加工機2
1の電極22を所定のクリアランスcをとって対向させ
る。 (b) 図7に示すように、電極22と金型素材27と
の間に放電現象を発生させて放電加工を行い、金型素材
27の溶解に伴い電極22を昇降ブロック26と共に下
降させる。
【0019】これにより、図7,図8に示すように金型
素材27の噴出孔対向部および排出孔対向部には電極2
2の形状に対応した形状の小溝29が形成される。即
ち、小溝29は、四角形の環状部30と、その一方の対
向部分間を連通する連通部31とよりなる。小溝29の
深さは、その底壁内にキャビティ5の最終加工段階で彫
除かれる加工代aが残るように設定される。
【0020】この小溝29の形成段階においては、その
小溝29の容積が小さいことからスラジの発生量も少な
く、したがってスラジの堆積による放電停止といった不
具合を生じることはない。
【0021】〔第2工程〕 (a) 図9に示すように、加工液中において、金型素
材27の小溝29を有する被加工面28にキャビティ形
成用放電加工機6の電極7を所定のクリアランスcを取
って対向させる。これにより、電極7の噴出孔12が小
溝29の連通部31に臨み、また各排出孔14が小溝2
9の環状部30に臨む。 (b) 図10に示すように、電極7と金型素材27と
の間に放電現象を発生させて型彫りを行い、金型素材2
7の溶解に伴い電極7を昇降ブロック10と共に下降さ
せる。
【0022】同時に、電極7の噴出孔12から金型素材
27に向け加工液を噴出してその電極7および金型素材
27間に、放電加工により生じたスラジを洗い流す加工
液流を形成する。
【0023】この場合、金型素材27において、噴出孔
対向部および各排出孔対向部の放電効率が、噴出孔対向
部周辺および各排出孔対向部周辺の放電効率よりも低く
なるが、噴出孔対向部等は小溝29内に位置しているの
で、その噴出孔対向部等に彫残り部分が発生することは
ない。
【0024】また加工液流によって電極7および金型素
材27間から洗い流されるスラジのうち、小溝29の環
状部30に捕集されたものは各排出孔14より吸引除去
され、捕集されなかったものは金型素材27周囲の加工
液中に流出する。 (c) 図11に示すように、キャビティ5の最終加工
段階では、小溝29が彫除かれ、次いで加工代aが彫除
かれてキャビティ5が形成される。
【0025】この場合、加工代aは、例えば約2mm程度
と極めて少なく設定されているので、小溝29が彫除か
れた後、前記放電加工効率の相違に起因して噴出孔対向
部および排出孔対向部に彫残り部分が発生してもその高
さは加工代a以下であり、したがって、その彫残り部分
が加工液流の形成を妨げたり、またスラジの吸引除去を
妨げるようなことはない。
【0026】このように第2工程では、常に、加工液流
を形成すると共にスラジの排出を行うことができるの
で、電極7および金型素材27間よりスラジを十分に除
去して放電停止といった不具合を回避することができ
る。
【0027】なお、第2工程において、電極7が消耗し
てその形状がキャビティ5の形状と合わなくなった場合
には、消耗した電極7を新たな電極7と交換して型彫り
を続行する。
【0028】次に、前記金型1を製造する第2実施例に
ついて説明する。
【0029】本実施例においては、第1工程で、図12
に示す荒加工用放電加工機32が用いられ、第2工程で
前記キャビティ形成用放電加工機6が仕上げ加工用放電
加工機として用いられる。
【0030】図12に示す荒加工用放電加工機32にお
いて、銅合金よりなる放電加工用電極33はキャビティ
5の形状に略対応した形状を有し、補強体34に嵌合さ
れてその補強体34に複数のボルト35により固定され
る。
【0031】補強体34は昇降ブロック36に取付けら
れ、これにより放電加工の進行に伴い電極33を下降さ
せて金型素材との間に所定のクリアランスを形成するこ
とができる。
【0032】電極33は主電極37とその主電極37に
突設された副電極38とよりなる。主電極37はキャビ
ティ5の形状に略対応する形状を有し、金型素材27に
放電加工による予備的な型彫りを施して、キャビティ5
に対応する荒彫りキャビティを形成するために用いられ
る。また副電極38は主電極37の環状下端面39に突
設された枠形本体40と、その本体40の一方の対向部
間を連結すると共に主電極37の下端面39および中央
凹部41内面に突設された連結部42とよりなる。副電
極38は、荒彫りキャビティの噴出孔対向部および排出
孔対向部に彫残り部分の発生を回避するための凹部、本
実施例では前記同様に一連の小溝を形成するために用い
られる。
【0033】次に、両放電加工機6,32を用いた金型
1の製造について説明する。
【0034】〔第1工程〕 (a) 図13に示すように、加工液中において、金型
素材27の平坦な被加工面28に荒加工用放電加工機3
2の電極33を所定のクリアランスcを取って対向させ
る。 (b) 図14に示すように、電極33と金型素材27
との間に放電現象を発生させて予備的な型彫りを行い、
金型素材27の溶解に伴い電極33を昇降ブロック36
と共に下降させる。
【0035】これにより、図15,図16に示すよう
に、金型素材27には、キャビティ5に対応する荒彫り
キャビティ43と、その荒彫りキャビティ43底面の噴
出孔対向部および排出孔対向部に開口する小溝44が形
成される。その小溝44は四角形の環状部45と、その
一方の対向部分間を連通する連通部46とよりなる。小
溝44の深さは、その底壁内にキャビティ5の最終加工
段階で彫除かれる加工代aが残るように設定される。
【0036】この予備的な型彫りにおいては、荒彫りキ
ャビティ43が比較的浅いことから、発生したスラジの
大部分は、放電によって生じる加工液の流れにより荒彫
りキャビティ43外に排出されるので、その荒彫りキャ
ビティ43内に存するスラジの量が僅かとなり、したが
ってスラジの堆積による放電停止といった不具合を生じ
ることはない。
【0037】〔第2工程〕 (a) 図17に示すように、加工液中において、荒彫
りキャビティ43を有する金型素材27に仕上げ加工用
放電加工機6の電極7を所定のクリアランスcを取って
対向させる。これにより、電極7の噴出孔12が小溝4
4の連通部46に臨み、また各排出孔14が小溝44の
環状部45に臨む。
【0038】次いで、電極7と荒彫りキャビティ43内
面との間に放電現象を発生させて型彫りを行い、荒彫り
キャビティ43内面の溶解に伴い電極7を昇降ブロック
10と共に下降させる。
【0039】同時に、電極7の噴出孔12から荒彫りキ
ャビティ43に向け加工液を噴出してその電極7および
荒彫りキャビティ43内面間に、放電加工により生じた
スラジを排除する加工液流を形成する。
【0040】この場合、荒彫りキャビティ43内面にお
いて、噴出孔対向部および各排出孔対向部の放電効率
が、噴出孔対向部周辺および各排出孔対向部周辺の放電
効率よりも低くなるが、噴出孔対向部等は小溝44内に
位置しているので、その噴出孔対向部等に彫残り部分が
発生することはない。
【0041】また加工液流によって電極7と荒彫りキャ
ビティ43との間から洗い流されるスラジのうち、小溝
44の環状部45に捕集されたものは各排出孔14より
吸引除去され、捕集されなかったものは金型素材27周
囲の加工液中に流出する。 (b) 図11と同様に、キャビティ5の最終加工段階
では、小溝44が彫除かれ、次いで加工代aが彫除かれ
てキャビティ5が形成される。
【0042】この場合、加工代aは、例えば約2mm程度
と極めて少なく設定されているので、小溝44が彫除か
れた後、前記放電加工効率の相違に起因して噴出孔対向
部および排出孔対向部に彫残り部分が発生してもその高
さは加工代a以下であり、したがって、その彫残り部分
が加工液流の形成を妨げたり、またスラジの吸引除去を
妨げるようなことはない。
【0043】このように第2工程では、常に、加工液流
を形成すると共にスラジの排出を行うことができるの
で、電極7と荒彫りキャビティ43との間からスラジを
十分に除去して放電停止といった不具合を回避すること
ができる。
【0044】また第1工程で小溝44と共に荒彫りキャ
ビティ43を形成すると、第1実施例の場合に比べてキ
ャビティ5の形成作業時間を短縮することができる。
【0045】なお、前記同様に、第2工程において、電
極7が消耗してその形状がキャビティ5の形状と合わな
くなった場合には、消耗した電極7を新たな電極7と交
換して型彫りを続行する。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、前記のように極めて簡
単な手段を採用することによって、電極の噴出孔および
排出孔に起因した彫残り部分の発生を防止し、これによ
り電極および金型素材間に、スラジを洗い流すのに十分
な加工液流を形成すると共にスラジの排出を行って、ス
ラジの堆積による放電停止、といった不具合を回避する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】金型の斜視図である。
【図2】図1の2−2線断面図である。
【図3】キャビティ形成用放電加工機の縦断面図であ
る。
【図4】キャビティ形成用放電加工機を下方から見た斜
視図である。
【図5】小溝形成用放電加工機を下方から見た斜視図で
ある。
【図6】金型素材に小溝形成用放電加工機の電極を対向
させた状態を示す縦断面図である。
【図7】放電加工により小溝を形成した状態を示す縦断
面図である。
【図8】図7の8−8矢視図である。
【図9】金型素材にキャビティ形成用放電加工機の電極
を対向させた状態を示す縦断面図である。
【図10】放電加工により金型素材にキャビティを形成
している状態を示す縦断面図である。
【図11】放電加工によりキャビティを形成した状態を
示す縦断面図である。
【図12】荒加工用放電加工機を下方から見た斜視図で
ある。
【図13】金型素材に荒加工用放電加工機の電極を対向
させた状態を示す縦断面図である。
【図14】荒加工終了状態を示す縦断面図である。
【図15】荒加工終了後の金型素材を示す縦断面図であ
る。
【図16】図15の16−16矢視図である。
【図17】金型素材に仕上げ加工用放電加工機の電極を
対向させた状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 金型 5 キャビティ 7 電極 12 噴出孔 14 排出孔 27 金型素材 29,44 小溝(凹部) 43 荒彫りキャビティ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗原 恒夫 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型素材(27)に放電加工による型彫
    りを施して成形用キャビティ(5)を形成するに際し、
    放電加工用電極(7)として、前記金型素材(27)に
    向け加工液を噴出して前記電極(7)および金型素材
    (27)間に、放電加工により生じたスラジを洗い流す
    加工液流を形成する噴出孔(12)と、前記スラジを吸
    引除去する排出孔(14)とを備えたものを使用する金
    型の製造方法において、前記型彫りに先立って、前記金
    型素材(27)の噴出孔対向部および排出孔対向部に、
    前記加工液流の形成およびスラジの吸引除去を妨害する
    彫残り部分の発生を回避するための凹部(29)を形成
    することを特徴とする金型の製造方法。
  2. 【請求項2】 金型素材(27)に放電加工による型彫
    りを施して成形用キャビティ(5)を形成するに際し、
    放電加工用電極(7)として、前記金型素材(27)に
    向け加工液を噴出して前記電極(7)および金型素材
    (27)間に、放電加工により生じたスラジを洗い流す
    加工液流を形成する噴出孔(12)と、前記スラジを吸
    引除去する排出孔(14)とを備えたものを使用する金
    型の製造方法において、前記型彫りに先立って、前記金
    型素材(27)に放電加工による予備的な型彫りを施し
    て前記キャビティに対応する荒彫りキャビティ(43)
    を形成すると共にその荒彫りキャビティ(43)の噴出
    孔対向部および排出孔対向部に、前記加工液流の形成お
    よびスラジの吸引除去を妨害する彫残り部分の発生を回
    避するための凹部(44)を形成することを特徴とする
    金型の製造方法。
JP28137491A 1991-10-28 1991-10-28 金型の製造方法 Pending JPH05116033A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005334983A (ja) * 2004-05-24 2005-12-08 Honda Motor Co Ltd 金型の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005334983A (ja) * 2004-05-24 2005-12-08 Honda Motor Co Ltd 金型の製造方法
JP4562423B2 (ja) * 2004-05-24 2010-10-13 本田技研工業株式会社 金型の製造方法

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