JPH0511569U - 交通情報受信回路 - Google Patents

交通情報受信回路

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JPH0511569U
JPH0511569U JP058713U JP5871391U JPH0511569U JP H0511569 U JPH0511569 U JP H0511569U JP 058713 U JP058713 U JP 058713U JP 5871391 U JP5871391 U JP 5871391U JP H0511569 U JPH0511569 U JP H0511569U
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JP
Japan
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microcomputer
frequency amplifier
intermediate frequency
band filter
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Application number
JP058713U
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English (en)
Inventor
綾子 宮川
達雄 村岡
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 高周波増幅器、混合器、中間周波増幅器13
等を備え、操作部がマイクロコンピュータを介して前記
混合器に接続されたAM受信回路において、前記中間周
波増幅器13に通常帯域フィルタCF1の他狭帯域フィ
ルタCF2が介装される一方、前記マイクロコンピュー
タの出力側が前記中間周波数増幅器に接続され、交通情
報の受信時、前記マイクロコンピュータからの出力によ
り狭帯域フィルタCF2がハイ状態となり、電波が狭帯
域フィルタCF2を通過するように構成された交通情報
受信回路。 【効果】 交通情報を受信するために操作部によって交
通情報受信モードを選択した際、マイクロコンピュータ
によって中間周波増幅器13において帯域を自動的に狭
帯域に切り替えることができ、S/N比を向上させるこ
とができる。従って、一般にアナウンスのみで送信電波
が弱い交通情報の放送内容を聞きとりやすくすることが
可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はAM受信回路、より詳細には高周波増幅器、混合器、中間周波増幅器 等を備え、操作部がマイクロコンピュータを介して前記混合器に接続された交通 情報受信回路に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来から交通情報を受信する際はAM受信回路が使用されている。また、一般 に交通情報は受信エリアを限定しなければならないことから、送信電波が弱いの で、交通情報を受信した場合、S/N比が一般放送に比べて悪く、その放送内容 が聞きとりにくいという課題があった。
【0003】 本考案はこのような課題に鑑み考案されたものであって、送信電波の弱い交通 情報を受信した場合でも、その放送内容を聞きとりやすくすることができる交通 情報受信回路を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案に係る交通情報受信回路は、高周波増幅器、 混合器、中間周波増幅器等を備え、操作部がマイクロコンピュータを介して前記 混合器に接続されたAM受信回路において、前記中間周波増幅器に通常帯域フィ ルタの他、狭帯域フィルタが介装される一方、前記マイクロコンピュータの出力 側が前記中間周波数増幅器に接続され、交通情報の受信時、前記マイクロコンピ ュータからの出力により前記狭帯域フィルタが有効状態となり、電波が前記狭帯 域フィルタを通過するように構成されていることを特徴としている。
【0005】
【作用】
上記構成によれば、高周波増幅器、混合器、中間周波増幅器等を備え、操作部 がマイクロコンピュータを介して前記混合器に接続されたAM受信回路において 、前記中間周波増幅器に通常帯域フィルタの他、狭帯域フィルタが介装される一 方、前記マイクロコンピュータの出力側が前記中間周波数増幅器に接続され、交 通情報の受信時、前記マイクロコンピュータからの出力により前記狭帯域フィル タが有効状態となり、電波が前記狭帯域フィルタを通過するように構成されてい るので、交通情報を受信するために前記操作部において交通情報受信モードを選 択した場合、前記狭帯域フィルタを通過し、前記通常帯域フィルタを通過させた 場合に比べ高周波帯域におけるノイズがカットされることとなる。また、交通情 報の放送内容はアナウンスであるため、その周波帯域は前記狭帯域フィルタによ り十分カバーされる。したがって前記狭帯域フィルタを通過させるとノイズ分だ けがカットされ、前記アナウンス分は略全部拾われることとなり、S/N比が向 上する。
【0006】
【実施例】
以下、本考案に係る交通情報受信回路の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は交通情報受信回路の構成を概略的に示したブロック図である。受信アン テナはAM受信回路10に接続され、さらにAM受信回路10はプリアンプ14 、パワーアンプ15及びスピーカ16に接続されている。AM受信回路10にお いては受信アンテナと接続させる側から順に、高周波数増幅器11、混合器12 、中間周波増幅器13及び検波回路20が接続されており、検波回路20はプリ アンプ14に接続されている。また、中間周波増幅器13はマイクロコンピュー タ17の制御ポート21及びマイクロコンピュータ17を介して操作部18と接 続されている。そしてさらにマイクロコンピュータ17はフェーズ・ロックド・ ループ(PLL)発振回路19を制御して混合器12に所望周波数の信号を与え ている。
【0007】 このように構成されたAM受信回路10において、受信アンテナによってキャ ッチされた信号は高周波増幅器11によって高周波増幅されて出力される。出力 された信号は高周波増幅器11の次段に接続された混合器12を介して中間周波 増幅器13に入力され、次段の検波回路20をドライブするのに必要な信号レベ ルにまで増幅される。中間周波数に増幅変換された信号は検波回路20によって 音声信号に変換されて取り出され、取り出された信号は次段に接続されたプリア ンプ14に入力される。プリアンプ14は入力された信号を選択して電圧増幅す ると同時に、周波数特性や音量が所要の状態になるように調節し、次段に接続さ れたパワーアンプ15に出力する。パワーアンプ15はプリアンプ14で編成さ れた信号をスピーカ16を駆動するために必要なパワーにまで電力増幅し、次段 に接続されたスピーカ16は電気的な信号を音に変換する。また、マイクロコン ピュータ17と接続された操作部18によって交通情報の受信とAM、あるいは FMの受信とのモードの切り換えが行なわれる。さらに、マイクロコンピュータ 17と接続されたPLL発振回路19によってAM同調制御が行なわれている。
【0008】 以下に中間周波増幅器13の構成及び中間周波帯域切替の動作について説明す る。 図2は中間周波帯域切替回路の具体的な構成の一例を示した回路図である。中 間周波帯域切替回路はセラミックフィルタCF1とセラミックフィルタCF2、 ダイオードD1〜D4、抵抗R1〜R13、トランジスタQ1〜Q4、コンデン サC1、コンデンサC2及びコイルL1、L2を含んで構成され、混合器12と 検波回路20とに接続されている。また、中間周波帯域切替回路は混合器12と 検波回路20とは別に電源及びマイクロコンピュータ17の制御ポート21に接 続され、マイクロコンピュータ17の制御ポート21は抵抗R1を介してトラン ジスタQ1のベースに接続されている。電源に接続された接続線は4つに分岐し ており、一方は抵抗R2を介してトランジスタQ1のコレクタに、他方はトラン ジスタQ2のコレクタに、さらに他方は抵抗R4を介してトランジスタQ3のコ レクタに、さらに他方はトランジスタQ4のコレクタにそれぞれ接続されている 。トランジスタQ1及びトランジスタQ3のエミッタは接地されており、トラン ジスタQ2のベースは抵抗R2とトランジスタQ1のコレクタとの間に、トラン ジスタQ4のベースは抵抗R4とトランジスタQ3のコレクタとの間にそれぞれ 接続されている。また、トランジスタQ3のベースは抵抗R3を介して抵抗R2 とトランジスタQ1のコレクタとの間に接続されている。トランジスタQ2のエ ミッタは抵抗R7及び抵抗R9を介してダイオードD4に接続され、トランジス タQ4のエミッタは抵抗R6及び抵抗R10を介してダイオードD3に接続され ている。抵抗R7と抵抗R9との間に接続された接続線は抵抗R8とダイオード D2及びコンデンサC3を介して検波回路20に接続されている。また、ダイオ ードD1及びダイオードD2とコンデンサC3との間には分岐した接続線が接続 されており、抵抗R5を介して接地されている。さらに、抵抗R6とダイオード D1との間から分岐した接続線はセラミックフィルタCF1を介して抵抗R10 とダイオードD3との間に接続され、抵抗R8とダイオードD2との間から分岐 した接続線はセラミックフィルタCF2を介して抵抗R9とダイオードD4との 間に接続されている。また、ダイオードD3とダイオードD4との間から変成器 22に接続された接続線が分岐している。変成器22を構成している一方のコイ ルL1は抵抗R11及びコンデンサC1を介してそれぞれ接地されており、他方 のコイルL2はコンデンサC2を介して混合器12に接続されている。セラミッ クフィルタCF1及びセラミックフィルタCF2はマイコンからの信号によって 印加される電源からの電圧により作動し、セラミックフィルタCF1は通常のA M放送時に特定の周波数帯域を取りだすためのものであり、セラミックフィルタ CF2は交通情報受信時に狭帯域を取りだすためのものである。
【0009】 このように構成されたAM受信回路10において、操作部18によって交通情 報受信モードが選択され、マイクロコンピュータ17の制御ポート21からの制 御信号によって交通情報がハイとなった場合、マイクロコンピュータ17の制御 ポート21からローレベルの制御電圧が出力される。すると、トランジスタQ1 のベースには電圧がかからずオフ状態となるとともに、トランジスタQ2及びト ランジスタQ3はオン状態となる。トランジスタQ3がオン状態となるとトラン ジスタQ4はオフ状態となり、A点における電圧はローレベルとなる一方、B点 における信号電圧はハイレベルとなる。そして、B点における制御電圧は抵抗R 7及びR8を介してダイオードD2をオン状態にし、また抵抗R9を介してダイ オードD4をオン状態にする。一方、A点における信号電圧はローレベルとなる ので、ダイオードD1及びダイオードD3側はオフ状態のままである。従って、 混合器12から出力された信号は変成器22及びダイオードD4を介してセラミ ックフィルタCF2に入力され、特定の狭帯域を取り出してダイオードD2を介 して次段の検波回路20に出力される。
【0010】 一方、操作部18によって通常のAM放送モードが選択され、マイクロコンピ ュータ17からの制御信号によってAMあるいはFM放送モードがハイとなった 場合、マイクロコンピュータ17の制御ポート21からハイレベルの制御電圧が 出力される。すると、トランジスタQ1のベースに電圧がかかりオン状態になる とともに、トランジスタQ2及びQ3はオフ状態となる。トランジスタQ3がオ フ状態になるとトランジスタQ4はオン状態となり、A点における電圧はハイレ ベルとなる一方、B点における信号電圧はローレベルとなる。そして、A点にお ける信号電圧はダイオードD1をオン状態にし、また抵抗R10を介してダイオ ードD3をオン状態にする。一方、B点における電圧はローレベルとなるので、 ダイオードD2及びD4はオフ状態のままである。従って、混合器12から出力 された信号は変成器22及びダイオードD3を介してセラミックフィルタCF1 に入力され、通常の周波数帯域を取り出してダイオードD1を介して次段の検波 回路20に出力される。
【0011】 このように上記実施例に係るAM受信回路10によれば、操作部18によって 交通情報受信モードを選択した際、マイクロコンピュータ17によって中間周波 増幅器における帯域を自動的に狭帯域に切り替えることができ、交通情報を受信 するために前記操作部において交通情報受信モードを選択した場合、交通情報ア ナウンスは前記狭帯域フィルタを通過し、前記通常帯域フィルタを通過させた場 合に拾う高周波帯域におけるノイズがカットされることとなる。また、前記アナ ウンスの略全周波帯域は前記狭帯域フィルタによりカバーされており、したがっ て前記狭帯域フィルタを通過させるとノイズ分だけがカットされ、前記アナウン ス分は略全部拾われることとなり、S/N比を向上させることができる。従って 、アナウンスのみの交通情報の放送内容を聞きとりやすくすることが可能となる 。
【0012】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案に係る交通情報受信回路は、高周波増幅器、混合器 、中間周波増幅器等を備え、操作部がマイクロコンピュータを介して前記混合器 に接続されたAM受信回路において、前記中間周波増幅器に通常帯域フィルタの 他、狭帯域フィルタが介装される一方、前記マイクロコンピュータの出力側が前 記中間周波数増幅器に接続され、交通情報の受信時、前記マイクロコンピュータ からの出力により前記狭帯域フィルタがハイ状態となり、電波が前記狭帯域フィ ルタを通過するように構成されているので、交通情報を受信するために操作部に よって交通情報受信モードを選択した際、マイクロコンピュータによって中間周 波増幅器における帯域を自動的に狭帯域に切り替えることができ、交通情報を受 信するために前記操作部において交通情報受信モードを選択した場合、中間周波 は前記狭帯域フィルタを通過し、前記通常帯域フィルタを通過させた場合に拾う 低周波帯域及び高周波帯域におけるノイズがカットされることとなる。また、前 記アナウンスの略全周波帯域は前記狭帯域フィルタによりカバーされており、し たがって前記狭帯域フィルタを通過させるとノイズ分だけがカットされ、前記ア ナウンス分は略全部拾われることとなり、S/N比を向上させることができる。 従って、アナウンスのみの交通情報の放送内容を聞きとりやすくすることが可能 となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る交通情報受信回路の構成を概略的
に示したブロック図である。
【図2】交通情報受信回路を構成する中間周波増幅器の
具体的な構成を示す回路図である。
【符号の説明】
10 AM受信回路 11 高周波増幅器 12 混合器 13 中間周波増幅器 17 マイクロコンピュータ 18 操作部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 高周波増幅器、混合器、中間周波増幅器
    等を備え、操作部がマイクロコンピュータを介して前記
    混合器に接続されたAM受信回路において、 前記中間周波増幅器に通常帯域フィルタの他、狭帯域フ
    ィルタが介装される一方、前記マイクロコンピュータの
    出力側が前記中間周波数増幅器に接続され、交通情報の
    受信時、前記マイクロコンピュータからの出力により前
    記狭帯域フィルタが有効状態となり、電波が前記狭帯域
    フィルタを通過するように構成されていることを特徴と
    する交通情報受信回路。
JP058713U 1991-07-25 1991-07-25 交通情報受信回路 Withdrawn JPH0511569U (ja)

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JP058713U JPH0511569U (ja) 1991-07-25 1991-07-25 交通情報受信回路

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JP058713U JPH0511569U (ja) 1991-07-25 1991-07-25 交通情報受信回路

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JPH0511569U true JPH0511569U (ja) 1993-02-12

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ID=13092137

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JP058713U Withdrawn JPH0511569U (ja) 1991-07-25 1991-07-25 交通情報受信回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5862437A (ja) * 1981-10-09 1983-04-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 赤外線放射複合体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5862437A (ja) * 1981-10-09 1983-04-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 赤外線放射複合体
JPH0154611B2 (ja) * 1981-10-09 1989-11-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19951102