JPH05115600A - 遊技装置 - Google Patents

遊技装置

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JPH05115600A
JPH05115600A JP3309673A JP30967391A JPH05115600A JP H05115600 A JPH05115600 A JP H05115600A JP 3309673 A JP3309673 A JP 3309673A JP 30967391 A JP30967391 A JP 30967391A JP H05115600 A JPH05115600 A JP H05115600A
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吉平 新山
Koji Ito
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工が容易で、軽量化が図れ、しかも強度性
にも優れた前面枠を有する遊技装置を提供する。 【構成】 基枠に対しヒンジを介して開閉可能に取り付
けられた片開き形式の前面枠を有し、該前面枠の前面側
と背面側にそれぞれ遊技用の各種部品が取り付けられて
いる。そして、前記前面枠の前面側本体部分を樹脂で構
成し、該本体部分の裏側周囲を金属製の補強枠で補強し
てある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、基枠に、前面枠が開
閉自在に取り付けられた遊技装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、パチンコ機、コインを用いたス
ロットマシン、パチンコ球を用いたスロットマシンの如
き遊技装置など、各種遊技装置が知られている。この種
の遊技装置は、基枠(後壁板がある箱型の基枠、後壁板
の無い基枠等も含む。)に対しヒンジを介して開閉可能
に略垂直に支持された片開き形式の前面枠を有する。こ
の前面枠の前側には金属製の賞品物(例えば、パチンコ
球、コインなど)を貯留する受皿が設けられる一方、そ
の背面側には賞球排出用の部品など、遊技用の各種部品
が取り付けられて構成されている。そして、その前面枠
の構成材料としては、木板、金属板又は樹脂を使うこと
が考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前面枠の構成材料とし
て木板(例えば、積層合板)を使用した場合には、遊技
用の各種構成部品等の取付用孔、遊技用の視認窓等の穿
設の作業が困難であるとともに、その穿設した木板が無
駄になってしまう等の問題点が生ずる。また、今日、木
板自体がなかなか入手しにくく、材料費自体の価格アッ
プに伴い、コストも高くなってしまうという問題点があ
る。金属板を使用した場合には、孔を開けたり曲げたり
する加工が困難で、外観を曲面構成にするのが難しいと
いう問題点がある。樹脂を使用した場合には、重い遊技
用の各種部品を支持する耐久性に欠けるだけでなく、特
に、各種構成部品の取付強度が大変低いものとなってし
まうという問題点が生ずる。この発明は上記問題点を解
決するためになされたもので、加工が容易で、軽量化が
図れ、しかも強度性にも優れた前面枠を有する遊技装置
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】基枠部(例えば、本体ケ
ース200の包囲枠部200a)に対し開閉自在に支持
された前面枠100の前面枠本体部分(110)樹脂で
構成し、該本体部分(110)の裏側周囲を金属性の補
強枠130で補強した構成とした。また、金属性賞品物
を貯留する貯留用受皿80を、前記前面枠100を貫通
して前記補強枠130に固定される止着手段(例えば、
取付支柱83)によって前記前面枠100の前側に取り
付けるようにしてもよい。
【0005】
【作用】前面枠100の前面側を構成する前面枠100
の本体110部分を樹脂で構成し、該前面枠100の本
体110部分の裏側周囲が金属製の補強枠130等によ
って補強されているので、加工性が良く、軽量化が図
れ、しかも、前面枠100全体の強度が維持できる。ま
た、受皿80を、前面枠100を貫通して補強枠130
に固定される止着手段によって前面枠100に取り付け
れば、受皿80の、前面枠100に対する取付強度が十
分に維持できる。
【0006】
【実施例】
(第1実施例)図1はこの発明の実施例に係る遊技装置
1の前面側全体斜視図、図2はその正面図、図3はその
前面枠100の背面側斜視図、図4はその背面図、図5
は本体ケース200の前面側斜視図、図6はその正面図
である。この遊技装置1は、その後側外形を構成する本
体ケース200と、該本体ケース(基枠)200の前側
開口部にヒンジ190,190(図3)を介して開閉可
能に取り付けられた前面枠100とを備えている。そし
て、その前面枠100は、その裏側が、矩形に組まれた
金属製の補強枠130によって補強されている。その補
強枠130は、強度を考慮してコ字形断面形状に作られ
ている。
【0007】前記本体ケース200は天板205、底板
206、左右の側板207,208および背面板209
により、上下左右および背面部が囲まれた箱型ケースと
して構成されている。前記前面枠100の前面側上部に
はパネル表示部10が設けられている。このパネル表示
部10の中央には可変表示部としての3つの可変表示窓
10b,10c,10dが設けられ、各可変表示窓10
b,10c,10dには上、中、下段に1つずつ、合計
3つずつ表示が現出されるようになっている。
【0008】パネル表示部10内の左方には賭け数表示
部11(11a〜11e)が設けられ、各賭け数表示部
11(11a〜11e)には「5」,「10」,「1
5」の賭け数(図示省略)が表示され、賭け数がセット
されたときにそれら各賭け数表示部11(11a〜11
e)がその賭け数に対応して点灯するようになってい
る。また賭け数表示部11(11a〜11e)に表示さ
れた賭け数に対応する組合せ表示ラインa〜c(図2)
が設けられている。また、中段の組合せ表示ラインa〜
aの右端にはボーナスゲーム(後述)時に点灯するボー
ナスゲーム表示部10rが設けられ、各可変表示窓10
b,10c,10dの下部にはストップ操作可能時に点
灯するストップ表示部10g,10h,10iが設置さ
れている。
【0009】パネル表示部10の上部中央にはゲーム等
に関する各種情報を表示する情報表示部10aが設けら
れている。そして、その斜め左上側にはビッグチャンス
時に点灯するビッグチャンス表示部10eが、右端には
役に応じた賞球数を表示したスコア表示部10fが設け
られている。パネル表示部10の右側下部には、クレジ
ット数を表示するクレジット数表示部10sが設けられ
ている。
【0010】前面枠100の前面側上端寄りには大役物
(ビッグゲーム、ボーナスゲーム)の確定時に点滅する
大役物発生表示部20が設けられ、前面側周囲をコ字状
に囲むように装飾枠30が取り付けられている。前面枠
100の前面側中段部の操作部115前面側の左寄りに
は回収球抜きスイッチ操作棒(図示省略)を通す回収球
抜き用孔37(図3)が設けられている。同操作部11
5前面側の中央には各可変表示窓10b,10c,10
d中の可変表示ドラム(後述)をストップさせるための
ストップボタン22a,22b,22cが押圧操作自在
に設けられている。そして、その左側には、可変表示ゲ
ームの開始(内部の可変表示ドラム(後述)の回転開
始)操作を行うためのスタート装置90、賭け数をセッ
トするための取込ボタン24a、および精算/完了ボタ
ン29aがそれぞれ外部操作自在に設けられている。ま
た、その右側にはオート/マニュアル切換ボタン28a
が外部操作自在に設けられている。前記スタート装置9
0先端部のスタート操作用把手94内にはスタートラン
プ(後述)が設置されている。
【0011】前面枠100の前面側下段部の上側寄りに
は賞球排出口63aから排出された賞球を貯留しながら
取込口26(図2)方向に導く上皿(供給皿、受皿、投
入部)71が設けられ、その右側寄り上部には上皿71
中の球が不足したときに点滅する取込球不足表示ランプ
64が設置されている。また、この上皿71の右方には
錠穴33が設けられている。前面枠100の前面側下段
部の下側には前記上皿71から溢れた賞品球を賞球排出
口85aを介して導いて貯留する下皿(受皿)80が設
けられている。この下皿80の左側には灰皿82が設け
られ、下皿80の下部には球抜きレバー88の操作によ
り開閉される球抜き孔81が設けられている。
【0012】また、本体ケース200内の下側右寄り部
には前面枠100の開閉状態を検出する前面枠開閉検出
器34(図5)が取り付けられている。前記本体ケース
200内の中段には棚板36(図5)が懸け渡され、該
棚板36上に可変表示ゲームを行なわせる可変表示ドラ
ム装置600が設置されている。また、本体ケース20
0内の上段には賞球用の球を貯留するメインタンク(貯
留タンク)410、サブタンク(貯留タンク)420お
よび賞球排出樋430が順次連通した状態で設置され、
賞球排出樋430の下流側端部には賞球排出ユニット4
50が取り付けられている。そして、前記メインタンク
410直上の、本体ケース200の天板205には該メ
インタンク410中に球補給を行なうための補給用開口
部201(図5)が設けられている。また、この本体ケ
ース200の左右の側板207,208の上部には、遊
技装置1を運搬する際の手掛用孔203,203が設け
られている。また、前記賞球排出樋430中の下流側に
は2条の球通路(図示省略)が設けられ、前記賞球排出
ユニット450には賞球排出制御装置470が取り付け
られている。
【0013】本体ケース200内の左寄りには球抜き樋
550が設置され、下段右側には、取込球を回収する回
収樋940、遊技装置1の制御を行なうメイン制御装置
250および該メイン制御装置250に電気を供給する
電源装置370が設置されている。この電源装置370
には図6に示すようにメインヒューズ371、パネルヒ
ューズ372,DISヒューズ383、排出ヒューズ3
74、制御ヒューズ375、確率設定キー376および
確率設定ボタン377が取り付けられている。この電源
装置370の手前側には前面枠開閉検出スイッチ34が
設置されている。本体ケース200内のメインタンク
(貯留タンク)410に隣接した位置には、図3に示す
ように、外部接続端子基盤470が設置されている。ま
た、この本体ケース200内の左側上部にはスピーカ2
60が取り付けられ、右側上部には排出個数表示器29
1および取込個数表示器292を有するカウンター装置
290が設置されている。
【0014】前面枠100裏側の上段側には液晶パネル
制御基盤750が、また、その下段右側下部には中継基
盤930が、それぞれ、設置されている。また、同下段
左側には中継基盤910、および取込とスイッチ類の制
御装置920が設置されている。
【0015】前面枠100裏側の中段の右側と左側に
は、それぞれ前記賭け数表示部11やボーナスゲーム表
示部10r中のランプ(後述)を点灯又は点滅させる賭
数表示ユニット760、およびクレジット数表示装置7
70が設置されている。また前記ストップボタン22
a,22b,22c、精算/完了ボタン29a、および
回収球抜き用穴37と対応する裏側位置には、それぞれ
ストップスイッチ42,43,44、精算/完了スイッ
チ29および回収球抜きスイッチ820(図4)が設置
されている。前面枠100裏側の下段側には前記上皿
(供給皿)71から球を取り入れて前記本体ケース20
0の回収樋940を介して島設備(図示省略)内に回収
させる球取込装置ユニット300および前記本体ケース
200側の賞球排出ユニット450の賞球排出樋(後
述)から排出される賞球を前面枠100前面の上皿71
および下皿80中に導出させる賞球導出樋500が設置
されている。
【0016】この賞球導出樋500は前記賞球排出ユニ
ット450の賞球排出樋(後述)から排出された球を前
記上皿71および下皿80中に導くもので、そのの上流
側は前記上皿71への賞球排出口63aと連通し、下端
部は前記下皿80への賞球排出口85aと連通してい
る。前記球取込装置ユニット300は球導入樋(後述)
を備え、該球導入樋の上流部は前記取込口26を介して
前記上皿71の下流部と連通している。そして、その下
流側は戻し通路(後述)と回収通路(後述)とに分岐
し、その戻し通路は賞球排出口85aを介して下皿80
と連通し、回収通路の下流側開口端は前記本体ケース2
00下部の回収樋940の直上に至っている。
【0017】この遊技装置1は、上記のように概略構成
されていて、メイン制御装置250、液晶パネル制御基
盤750および取込とスイッチ類の制御装置920、そ
の他機械的、電気的構成によって次のような遊技動作を
行なうようになっている。
【0018】先ず、電源装置370の電源が投入された
遊技前の状態においては、可変表示窓10b,10c,
10d中の可変表示(可変表示ドラム(後述)の回転に
基づく可変表示)は停止していて、賭け数表示部11中
のランプ、操作用把手94中のスタートランプ、ストッ
プ表示部10g,10h,10j中のランプ、ボーナス
ゲーム表示部10r中のランプ、ビッグチャンス表示部
10e中のランプ、大役物発生表示部20中のランプは
全て消灯している。そして、液晶テレビ制御基盤750
の制御により情報表示部10aへのメッセージ表示が開
始され、可変表示窓10b,10c,10d中のラン
プ、スコア表示部10f中のランプが点灯した状態とな
る。
【0019】そして、遊技は次のようにして行なわれ
る。先ず、上皿71中に遊技球(図示省略)を入れる
と、その遊技球が取込口26を介して球取込装置300
の導入樋(後述)中に流入する。そして、取込ボタン2
4a中のランプが点滅するとともに、情報表示部10a
には、“取込みボタンとイッチを押して下さい。”の表
示と“オートを希望するときにはオート/マニュアル切
換ボタンを押して下さい。”の表示がなされる。この状
態で、球の取込みをマニュアル或いはオートのいずれに
するかを遊技者が決め、マニュアルを希望する場合はオ
ート/マニュアル切換ボタン28aを押さなくて良い
が、オートを希望する場合にはそのオート/マニュアル
切換ボタン28aを押す。その結果、マニュアルを選択
したときには、取込ボタン24aを押すごとに、取込音
が発せられて、上皿71から実球が取込口26を介して
一定個数(例えば、5個)ずつ取り込まれ得る状態とな
る。が、オートを選択したときには、上皿71から、予
め実球が取込口26を介して所定個数(例えば、250
個)の範囲内でクレジットとして取り込まれる。その取
り込まれた球数がメイン制御装置250の記憶部に記憶
され(クレジットに入れられ)その記憶数(クレジット
数)がクレジット数表示部10Sに数字表示される。そ
して、取込ボタン24aが押されるごとに、その記憶数
の中から5個ずつ取り込まれ得る状態となる。
【0020】この状態で、遊技者が希望する賭け数(例
えば、5個単位で、5個、10個、15個)分に対応し
た回数(賭け数5個につき1回)だけ取込ボタン24a
を押すと、その押した回数に対応した賭け数(例えば、
5個単位)の球が、マニュアルのときには実球で上皿7
1の中から、オートのときには記憶(クレジット)の中
から、それぞれ取り込まれる。そして、その取込みの終
了後に、スタート操作用把手94中のランプが点灯す
る。クレジットの中から取り込まれたときには、メイン
制御装置250のクレジットの記憶数がその取り込まれ
た分だけ減算され、その減算後のクレジット数がクレジ
ット表示部10Sに数字表示される。そして、そのいず
れの場合にも、その賭け数に対応した賭け数表示部11
(11a〜11e)が点灯され、情報表示部10aに
“スタート操作をしてください”の表示がなされる。
【0021】この状態で、遊技者がスタート操作用把手
94を握ってスタート装置90を操作すると、スピーカ
からスタート音が発せられてスタート操作用把手94中
のスタートランプ(後述)が消灯する。そして、内部の
3つの可変表示ドラム(後述)がそれぞれ異なった速度
での回転を開始して回転音が発せられ、それに伴って可
変表示窓10b,10c,10d中の表示の変化が開始
される。その開始のときから所定時間経過すると、スト
ップ表示部15a,15b,15c中のランプが点灯
し、さらに所定時間が経過すると、左、中、右の順に可
変表示ドラム(後述)が停止されて可変表示窓10b,
10c,10d中の表示が確定される。ただし、その所
定時間の経過前であっても、一定時間が経過して情報表
示部10aに“ストップスイッチを押して下さい。”の
表示が現われ、かつ、ストップ表示部15a,15b,
15c中のランプが点灯してストップボタン22a,2
2b,22cの操作が可能となってから、遊技者によっ
てストップボタン(22a,22b,22c)が押圧操
作されると、スピーカ260からストップ音が発せられ
てその押圧操作されたストップボタン(22a,22
b,22c)上の可変表示窓(10b,10c,10
d)中の可変表示ドラムの回転が停止され、その結果、
その可変表示窓(10b,10c,10d)中の表示の
変化が停止されて確定する。そのストップボタン(22
a,22b,22c)の押す順序はいずれの順に行なっ
てもよい。いずれの場合も、可変表示窓(10b,10
c,10d)中の表示の変化が停止されると、その停止
ごとに対応するストップ表示部(15a,15b,15
c)中のランプが消灯される。
【0022】遊技者が上記操作を繰り返すことによって
次々とゲームが行なわれるが、そのゲームの結果、停止
時における可変表示窓10b,10c,10d中の表示
の組合せ(そのゲームの開始時に遊技者が取込スイッチ
24aを押圧操作することによって指定された組合せ表
示ライン(a〜c)に沿った表示の組合わせに限る。)
がスコア表示部10fに表示された賞態様(役)のいず
れかと一致すると、賞態様成立表示としてその成立した
組合せ表示ライン(a〜cのいずれか)を示す賭け数表
示部(11a〜11e)が点滅され、マニュアルのとき
には、その賞態様(役)に応じた数の賞球が実球で上皿
71又は下皿80中に排出される。なお、オートでクレ
ジットの記憶個数が所定個数(例えば、250個)に達
していないときには、クレジットの記憶個数の加算とし
て与えられてその加算後の記憶個数がクレジット表示部
10rに表示される。2つ以上の賞態様(役)に該当し
たときには、各賞態様(役)に対する賞球数を合算した
合計数の賞球が与えられる。賞球の排出時にはスピーカ
260から賞球排出音が発せられる。
【0023】オートの場合で、そのゲーム直前の貯留記
憶個数が一定個数(例えば、250個)を超えるときに
は、その一定個数を超える分の賞球が賞球排出口63a
(又は85a)を介して上皿71(又は下皿80)中に
放出されて貯留数記憶(クレジット数記憶)およびクレ
ジット数表示部10sのクレジット数表示が一定個数
(例えば、250個)まで戻される。
【0024】そのゲームの結果、特に、可変表示窓10
b,10c,10d中の表示の組合せが“ビッグチャン
ス”を発生させる表示の組合せ(この実施例では、
「7,7,7」の組合せ)となったときには、“ビッグ
チャンス”が発生してビッグチャンス表示部10e中の
ランプが点灯される。と同時に、“ビッグチャンス”の
発生を知らせる効果音が発せられて所定数(例えば、9
0個)の賞球排出が行なわれ、しかる後、次のような
“ビッグチャンスゲーム”に移行される。このビッグチ
ャンスの発生時には情報表示部10aに、“ビッグチャ
ンスおめでとうございます。”の表示と、ボーナスゲー
ムの発生し得る回数(ボーナスゲームの残りの回数)、
例えば「ボーナスゲームの残り3」の表示がなされる。
【0025】この場合のビッグチャンスゲームは多くの
賞球獲得のチャンスを与える特別ゲーム状態を作り出す
ゲームで、この実施例では、3つのボーナスゲーム発生
のチャンスが与えられる。ここに、ボーナスゲームはそ
のビッグチャンスのゲーム期間中に、例えば、中央の入
賞ラインa〜a上に“寿”の文字が3つ並ぶことにより
発生されるゲームである。このボーナスゲームが発生し
たときには、ボーナスゲーム表示部10rが点灯され
て、1ゲームにつき賭け数が1単位(この実施例では5
個)掛けとなり、各可変表示ドラム(後述)ごとの個別
的ゲームを所定回数(例えば、最高12ゲームまでで、
その12ゲーム以内に当りが6回でたときにはその時点
まで。)行うチャンスが与えられる。
【0026】このボーナスゲームの具体例としては、取
込ボタン24aの操作により1単位(この実施例では、
5個)の掛け球を取り込ませてから、スタート装置90
を操作すると、可変表示窓10b,10c,10d中の
3つの可変表示ドラムが回転して各可変表示ドラム(後
述)ごとの個別的可変表示ゲームが開始される。そし
て、最初の個別的可変表示ゲームは、左の可変表示窓1
0b中の可変表示ドラムによって行われ、該可変表示ド
ラムはその回転開始時から所定時間が経過するか、又
は、ストップボタン22aが押された時点で停止され
る。その停止結果として、中央の組合せ表示ラインa〜
a上の停止表示が特定の表示、例えば、“寿”の文字表
示であれば当りで“75個”の賞球が与えられるが、そ
れ以外の表示のときには外れとなる。続いて行なわれる
2番目の個別的可変表示ゲームは中央の可変表示窓11
B内の回転中の可変表示ドラムによって行われる。即
ち、取込ボタン24aを操作して1単位(この実施例で
は、5個)の掛け球を取り込ませると、中央の可変表示
窓10c中の可変表示ドラムがその取込時から所定時間
経過するか、又は、ストップボタン22bが押された時
点で停止される。その停止結果としての当りの態様と賞
球数は左の可変表示ドラムでのゲームのときと同様であ
る。続いて行なわれる3番目の個別的可変表示ゲームは
右の可変表示窓10d内の回転中の可変表示ドラムによ
って、前記2番目の個別的可変表示ゲームのときと同様
にして行われる。そして、そのゲーム結果としての当り
の態様および賞球数は前記1番目と2番目の個別的可変
表示ゲームのときと同様である。4番目〜6番目、7番
目〜9番目、および10番目〜12番目の個別的可変表
示ゲームは前記1番目〜3番目の可変表示ゲームのとき
と同様である。
【0027】このビッグチャンスのゲーム中、上記ボー
ナスゲーム以外のゲームにおいても小役(個別ゲームの
当り)の発生確率がアップされて賞球獲得のチャンスが
増加される。このビッグチャンスのゲームは“ビッグチ
ャンス”発生のときから3回のボーナスゲームが行われ
るか、或いは30回のゲーム(個別的ゲームは回数に入
れない。)が行われるまで継続され、3回のボーナスゲ
ームが行われるか、或いは30回のゲーム(個別的ゲー
ムは回数に入れない。)が行われるまで継続され、3回
のボーナスゲーム又は30回のゲームが行われた時点で
終了されてゲームが完了され、その完了時点でゲーム不
能な状態となる。
【0028】ビッグチャンスのゲーム時にボーナスゲー
ムが発生すると、その発生ごとに、前記情報表示部10
aに表示されているボーナスゲームの残り回数が減じら
れる。また、上記ゲームの結果、可変表示窓10b,1
0c,10d中の表示の組合せが“レギュラーボーナ
ス”を発生させる表示の組合せ(この実施例では、有効
な組合せ表示ライン上に“かぶとの絵”が3つ並んだ
り、“富士山の絵”が3つ並んだりしたとき等)となっ
たときには、“レギュラーボーナス”が発生して上記
“ビッグチャンス”時のボーナスゲームが1回行われ
る。そして、その後は通常の可変表示ゲームに戻され
る。
【0029】また、上記の可変表示ゲームの結果、可変
表示窓10b,10c,10d中の表示の組合せが“小
役”の組合せ(この実施例では、“鶴の絵”が有効表示
ライン上に3つ並んだり、左と中央の可変表示窓10
b,10cの有効表示ライン上に“鼓の絵”が2つ並ん
だとき等)となったときには“小役”が発生して、その
発生した小役に対応した賞球が与えられる。
【0030】上記ビッグチャンスが発生したときには、
その発生時から取込ボタン24aが押圧操作されるまで
の期間中、ビッグチャンス音が発せられる。また、ボー
ナスゲームの発生時にはボーナスゲームの発生音が発せ
られ、ボーナスゲーム中にはボーナスゲーム中であるこ
とを知らせるボーナスゲーム音が発せられる。また、ビ
ッグチャンスの完了時には、完了音が一定時間発せられ
るとともに、情報表示部10aに“おつかれさまでし
た。ゲーム終了です。”の表示がなされる。また、エラ
ーのときには、エラー音が発せられるとともに、情報表
示部10aに“係員をおよび下さい”の表示がなされ
る。
【0031】また、可変表示ゲーム中、2つの可変表示
が停止した時点で、例えば、可変表示窓10b,10
c,10dの有効ライン上に「7」が2つ揃ってビッグ
チャンスを発生させ得るリーチ状態が生じたときには、
そのリーチを知らせる表示が情報表示部10aになされ
るとともに、効果音が発せられる。
【0032】上記ゲームの進行に応じて、情報表示部1
0aには、例えば、上記したようなゲームの進行や賞球
表示等の各種情報が表示される。
【0033】なお、上記オート設定以後は、各ゲームご
とに、そのセットされた賭け数(この実施例では45
個)にて球が取り込まれ、スタート装置90の操作のみ
でゲームが開始されることとなる。このオート状態を解
除したいときには遊技者がもう一度オート/マニュアル
切換ボタン28aを押せば、そのランプが消灯されてオ
ート状態が解除される。
【0034】また、遊技者が精算したいときには精算/
完了ボタン29aを押せば、上皿71中の球(クレジッ
ト中の球があればその球も)が賞球排出口63aを介し
て下皿80中に回収されるようになる。
【0035】さらに、その下皿80中の球を球箱(図示
省略)中に回収したいときには、下皿80の下側の球抜
きレバー88を操作して球抜き孔81を開放させれば、
下皿80中の球がその球箱中に回収されることとなる。
【0036】前記情報表示部10aの表示としては、例
えば、普通表示(ゲーム説明)、オート/マニュアル表
示、取込数表示、操作手順表示、クレジット数表示、賞
球表示(賞球数含む。)、ビッグチャンス・レギュラー
ボーナス表示、精算・完了時球数表示等がなされる。そ
して、前記普通表示(ゲーム説明)としては、例えば、
情報表示部10aの画面全体に“いらっしゃいませ。当
パーラーへようこそいらっしゃいました。”“私は〜で
す。上皿へ球を入れてオート/マニュアル切換スイッチ
を選択し、スタートスイッチを押してください。”、
“次の操作説明をします。”等の表示の他、各ボーナス
ゲーム時の操作説明等の表示がなされる。
【0037】前記オート/マニュアル表示としては、例
えば、選択されたオート/マニュアルの表示が1度情報
表示部10aの画面全体になされてから、その表示がそ
の画面の左隅又は右隅に移されて小さく表示される。前
記取込数表示(クレジットを含む。)としては、マニュ
アルのときには“何個取込中”であるかの表示や“取込
終了”の表示等がなされる。オートのときには、例え
ば、クレジットの個数表示が1度情報表示部10aの画
面全体になされてから左隅又は右隅のオート又はマニュ
アルの表示の隣に小さくなされる。前記操作手順表示と
しては、例えば、上記普通表示の欄で表示した様なメッ
セージが右隅に残されて、次はどうしたら良いかの説明
が表示される。前記賞球表示(賞球数を含む。)として
は、各役に対する賞球排出後に、何の役で何個排出した
かが表示される。クレジットの場合は、例えば、クレジ
ット数表示部10sにその賞球数を加算した表示がなさ
れる。
【0038】前記ビッグチャンス・レギュラーボーナス
表示としては、ビッグチャンス時に、情報表示部10a
の画面全体にビッグチャンスのゲームがスタートしたこ
とを示す表示がされ、次に“?個投入して「寿、寿、
寿、」で止めて下さい。”というようなゲームの進行手
順の説明表示や賞球数の表示等が行なわれたりする。
【0039】前記精算・完了時の球数表示としては、ゲ
ームの完了時に、情報表示部10aの画面全体に、例え
ば、“この機械は完了しました。これから精算致しま
す。払出個数は?個です。リセットして下さい。”等の
表示がなされる。前面枠100を開けたいときには、前
面枠100の錠穴33中に鍵(図示省略)を差し込んで
内部の施錠装置(後述)の鍵を時計方向に回転させる
と、解錠されて前面枠100が開放される。
【0040】本体ケース200中のカウンター装置29
0の排出個数表示器291には賞球として排出された球
の排出個数の総計が表示され、取込個数表示器292に
は賭球として取り込まれた球の総計が表示される。ゲー
ム装置1のビッグチャンスの発生確率は例えば6段階に
切換可能になっているが、その切換については後述す
る。
【0041】前面枠100は押して閉めれば、そのまま
施錠される。その施錠後に、前面枠100の鍵穴30中
に前記鍵(図示省略)をもう一度差し込んで反時計方向
に回転させると、遊技装置1がリセットされて再ゲーム
可能な状態となる。このリセット操作によって、前記排
出個数表示器291および取込個数表示器292がリセ
ットされる。
【0042】この遊技装置1は、前面枠100裏側の配
線処理の簡素化と特定部所への必要コネクタの数を減ら
すため、各種装置(例えば、賭数表示ユニット760)
や基盤(例えば、液晶パネル制御基盤750)を一定の
順序で配線接続を行う中継基盤として利用したり、補強
枠130裏側の凹錠溝131a,133aを配線通し用
溝として利用したりしている。
【0043】クレジット数表示装置770、液晶パネル
制御基盤750および賭数表示ユニット760からのリ
ード線をそれぞれ別個に取込とスイッチ類の制御基盤9
20に導くと、リード線171,172,173等が長
くなるとともに取込とスイッチ類の制御基盤920への
接続コネクタの数が増えて配線処理が複雑になるので、
クレジット数表示装置770、液晶テレビ装置700の
液晶パネル制御基盤750、賭数表示ユニット760、
中継基盤910の順にリード線171,172,173
を介して中継接続している。即ち、クレジット数表示装
置770をリード線171を介して液晶パネル制御基盤
750に、液晶パネル制御基盤750からリード線17
2を介して賭数表示ユニット760に、さらに、該賭数
表示ユニット760をリード線173を介して中継基盤
910に、それぞれ順に接続する。そして、この該中継
基盤910をリード線174を介して取込とスイッチ類
の制御装置920に接続している。従って、それら各リ
ード線171,172,173の長さは短くなり、ま
た、取込とスイッチ類の制御基盤920への接続コネク
タの数も少なくなって、配線処理が簡素化される。そし
て、取込みとスイッチ類の制御装置920からのリード
線175を補強枠130の凹状溝133a中を介して下
のヒンジ190側に導き、そこから本体ケース200中
に導いている。一方、液晶テレビ装置700からのリー
ド線176は補強枠130の凹状溝131a中を介して
下のヒンジ190側に導き、そこから本体ケース200
中に導いている。リード線176は軟性合成樹脂シート
177で包んである。
【0044】このように、液晶パネル制御基盤750お
よび賭数表示ユニット760を中継基盤として利用した
り、補強枠130裏側の凹状溝131a,133aを配
線処理用凹状溝として使用することによって、前面枠1
00裏側の配線処理の簡素化が図られている。この配線
処理の簡素化により、可変表示窓10b,10c,10
dの外からその内部配線処理を見えなくすることができ
る。また、リード線176の接続端子17bを外すこと
により、クレジット数表示装置770の交換が容易とな
る。また、前面枠100を開いたときに、リード線17
1等の配線が目だたなくなる。
【0045】図7には前面枠100の分解斜視図を示
す。この前面枠100は前面枠本体110と該前面枠本
体110の裏側に取り付けられる補強枠130とによっ
て構成されている。そして、図3及び図4においては図
示は省略したが、補強枠130の基部側の凹状溝131
a中に無理嵌めされる、前記リード線176の保護カバ
ー177が着脱可能に取り付けられている。
【0046】前記前面枠本体110は前面枠100の前
面部外形を構成するもので、この実施例の場合、樹脂
(合成樹脂、天然樹脂を含む。)によって作られてい
る。この前面枠本体110は前壁部110Aと該前壁部
110Aの周囲に後向きに形成された包囲枠部110B
とから構成されている。
【0047】そして、その前壁部110Aには、その上
側から順に、大役物発生表示用開口部111〜113、
液晶テレビ設置用開口部114、可変表示用開口部11
7〜119、ストップ表示用開口部124〜126、上
側賞球排出用開口部128、取込用開口部127および
下側賞球排出用開口部129が形成されている。
【0048】一方、前記補強枠130は、この実施例の
場合、金属製の矩形枠によって構成され、その一側部
(自由端部)裏側には施錠装置140が取り付けられて
いる。また、同補強枠130の基部裏側の凹状溝131
a中の上下には、それぞれ軸受部材136,137が取
り付けられている。
【0049】この補強枠130が前記前面枠本体110
裏側の包囲枠110B内に納められた状態で同前面枠本
体110の裏側に取り付けられている。そして、その状
態で、その補強枠130の基部側外側部と前面枠本体1
10の基部側包囲枠110Bの内側部との間、ヒンジ収
納空間138が画成される。
【0050】この補強枠130によって前記前面枠本体
110が補強されている。この為、大きな力が加わり易
い前面枠100の本体部分を合成樹脂で一体成形するこ
とが可能となって、前面枠100の作成が容易となる
他、色彩を付け易く、角部を滑らかな曲面にすることも
容易である。
【0051】前記保護カバー177は例えば横断面U字
形の長尺物として構成され、弾性変形可能な合成樹脂等
で作られている。そして、その幅dは補強枠130の基
部側の凹状溝131aの内幅より若干大きく、その凹状
溝131a中に無理嵌めし得る程度の寸法に作られてい
る。
【0052】補強枠130の基部側の凹状溝131a中
に図3および図4に示す如くリード線176を収納した
後、そのリード線176を覆うように凹状溝131a中
に保護カバー177を無理嵌めしておけば、リード線1
76が凹状溝131a中から脱することはない。このよ
うな簡単な構成で、凹状溝131a中からリード線17
6が脱しないようにすることができる。
【0053】また、施錠装置140が補強枠130に取
り付けられているので、前面枠100は施錠と解錠の操
作時においても壊れにくい。
【0054】図8には、前面枠本体110を上段部分
(例えば、ゲーム表示部分)、中段部分(例えば、操作
系部分)、下段部分(例えば、皿関係部分)の3つに分
割した第1の変形例の分解斜視図を示す。前面枠本体1
10は全体を必ずしも一体成形しなくともよく、例え
ば、同図に示すように上段部分110Eと中段部分11
0Fと下段部分110Gとに分割成形して、これらを補
強枠130に取り付けてもよい。このように分離して個
別に補強しておけば、より強度が増し、各部への部品の
取付けが容易である。そして、それら上段部分110
E、中段部分110Fおよび下段部分110Gを各別個
に本体ケース200に開閉可能に取り付けておけば、各
部分のメンテナンスや修理が容易である。前面枠本体1
10をこのように分割成形した方がむしろ製作し易く、
組み立て易くなる。
【0055】図9には、前面枠本体110と補強枠13
0とをそれぞれ上端部分、中段部分、下段部分の3つに
分割した第2の変形例を示す。この変形例では、3つに
分割した前面枠本体110に合わせて補強枠130を上
段部分130E、中段部分130F、下段部分130G
の3つに分割し、それらの上段部分110E,130E
同士、中段部分110F,130F同士、下段部分11
0G,130G同士でそれぞれ前面枠100の上段部
分、中段部分および下段部分を構成する。
【0056】そして、それら前面枠100の上段部分、
中段部分および下段部分を本体ケース200の前面側開
口部にそれぞれ別個に回動可能に取り付け、施錠装置も
それぞれ別個に取り付ける。このような構成にすれば、
前面枠本体110および補強枠130の作成と、前面枠
100の開閉操作が楽になる。
【0057】図10には前面枠100の第3の変形例を
前面枠100の上端部分の縦断側面図として示す。この
第3の変形例では、前面枠本体110の包囲枠110B
中に該包囲枠110Bと同じ矩形に作られた金属製の補
強枠130Kが埋設されて、前面枠100が作られてい
る。このようにすれば、前面枠100が簡単に補強され
得る。
【0058】図11には前面枠100の第4の変形例を
前面枠100の上端部分の縦断側面図として示す。この
第4の変形例では、前面枠本体110を構成する外枠1
10Dと該外枠110Dの背部内に嵌合される内枠11
0Eとの間に金属製の補強枠130L,130M,13
0Nを挟ませて、ビス139で外枠110Dと内枠11
0Eとを一体化させることによって前面枠100が作ら
れる。
【0059】前記補強枠130L,130Mは前面枠本
体110の包囲枠110B部分の形状に合わせて矩形枠
状に作られ、補強枠130Nは前面枠本体110の前壁
部分の形状に合わせて作られている。このようにして、
合成樹脂等で作った前面枠本体110を補強してもよ
い。
【0060】図12には補強枠130から施錠装置14
0等を取り外した状態の分解斜視図を示す。矩形に組ま
れた補強枠130の裏側一側部の上下には軸受部材13
6,137が取り付けられている。これら軸受部材13
6,137には軸通し孔136a,137aが同軸線上
に設けられている。
【0061】補強枠130の他端部(自由端部)の裏側
には、前面枠100を本体ケース200に施錠させる施
錠装置140と、該施錠装置140を解錠させたりメイ
ン制御装置(後述)をリセットさせたりする錠装置14
5が取り付けられている。このため、前面枠100に対
する施錠装置140の取付けが強固となって、前面枠1
00が壊れにくい。前記施錠装置140は、昇降操作可
能な作動レバー141と、該作動レバー141の昇降に
連動して昇降するフック142,143を具ている。そ
して、それら作動レバー141およびフック142,1
43は復帰用スプリング(図に現れていない。)によっ
て常時上昇復帰力を与えられている。
【0062】前記錠装置145は前面枠100の前面側
から図示省略の鍵により回動操作される。その操作によ
って、錠装置145のカム146が時計方向に回動され
たときにそのカム146が前記施錠装置140の作動レ
バーを押し下げてフック142,143を下げることに
より施錠装置140を解錠させ、反時計方向に回動され
たときにメイン制御装置250をリセットさせてゲーム
可能にさせる。また、補強枠130の裏側下部にはその
裏側の凹状溝内に収納される配線ケーブルをホールドさ
せる配線ホルダー148が取り付けられている。
【0063】図13には補強枠130の分解斜視図を示
す。補強枠130は第1〜第4のフレーム要素131〜
134が矩形状に組まれ、各端部がボルト135aとナ
ット135bで相互に結合されて構成されている。この
実施例の場合、第1〜第3のフレーム要素131〜13
3はコ字形断面となるように折曲されて補強されてい
る。そして、それら第1〜第3のフレーム要素131〜
133の後背部の凹状溝131a〜133aが配線処理
用の凹状溝として使われている。
【0064】第4のフレーム要素134はL形断面とな
るように折曲されて補強されている。そして、その下段
寄りに前記施錠装置140および錠装置145を取り付
けるための取付部134aが設けられている。
【0065】図14には本体ケース200に対して前面
枠100を回動自在に支持する上側軸承部の部分斜視図
を示し、図15にはその下側軸承部の部分斜視図を示
す。本体ケース200の前側開口部内の左側壁上端部と
本体ケース200の前面下部に前方に張り出して設けら
れた段部209上に、それぞれ軸受金具191,192
が取り付けられている。これら軸受金具191,192
の一部が本体ケース200の前側開口部の手前側に水平
に突出して、その各突出部191a,192aに上向き
に支軸191b,192bが同軸線上に設けられてい
る。
【0066】そして、上側の軸受金具191の先端部1
91aが前面枠100裏画の包囲枠110B内のヒンジ
収納空間138(前面枠100の背面側空間)中に至っ
てその先端の支軸191bが軸受金具136の軸通し孔
136a中に、また、下側軸受金具192の支軸192
bが前面枠100の包囲枠110下側の切欠き部110
b中の軸受金具137の軸通し孔137a中に、それぞ
れ下側から挿通されることにより、本体ケース200に
対して前面枠100が開閉自在(回動自在)に支持され
ている。前面枠100が開放されているときには、軸受
金具191の先端側が包囲枠110Bの逃げ用切欠き部
110a中に逃げて包囲枠110Bに当たらないように
なっている。このように、前面枠100が、補強枠13
0に取り付けられた軸受金具136,137を介して本
体ケース200に支持されているので、前面枠100は
その回動操作に対する強度を十分保てる。また、軸受金
具191,192が本体ケース200内に納められると
ともに、それらの突出部191a,192aが前面枠1
00の背面側空間138内および前面枠100の下側に
納められているので、ヒンジ190,190が外部に現
れず、邪魔にならない。
【0067】図16には本体ケース200の正面図を示
す。本体ケース200は可変表示ドラム装置600、メ
インタンク410、サブタンク420、排出樋430、
賞球排出ユニット450、賞球排出制御装置470、球
抜き樋550、メイン制御装置250および電源装置3
70等を収容するもので、前側が開口した箱体状に形成
されている。
【0068】この本体ケース200内の中段部には前記
棚板36が設置され、背板の上部には換気孔209dが
設けられ、該換気孔209dに電動式換気扇265が取
り付けられている。また、その背面の中央の上半部と下
半部にはそれぞれ換気孔211,212が設けられ、上
半部右側には覗き窓221と配線取出用孔222が形成
されている。また、この本体ケース200内の上部右端
には賞球排出系上半ユニット(後述)を回動可能に支持
する支持部材231,232が取り付けられ、それら支
持部材231,232には上向きに支持ピン231a,
232aが設けられている。一方、この本体ケース20
0内上半部左端側の上下には前記賞球排出系ユニットを
定常位置で回動しないように固定し得る固定部材23
5,236が取り付けられている。また、本体ケース2
00内の、前記施錠装置140のフック142,143
と対応する側壁部には、それらフック142,143を
係合させる施錠受部206,207が設けられている。
【0069】図17には本体ケース200の背面図を示
す。本体ケース200背面の前記覗き窓221の部分に
は該覗き窓221を開閉する蓋体225が昇降操作可能
に取り付けられている。また、本体ケース200の背面
板の前記配線取出用孔222の内側にはカウンター装置
290が取り付けられるとともに、遊技装置1の電源コ
ード228が取出用孔222の裏側から引き出されてい
る。
【0070】図18には球取込装置ユニット300の裏
蓋(図示省略)を取り外した球取込装置ユニット300
の背面側(後側)斜視図を、図19にはその背面(後
面)図を、図20にはその表側(前面側)斜視図をそれ
ぞれ示す。この球取込装置ユニット300は前面枠10
0の内側に取り付けられる取込基板310を有し、該取
込基板310の裏側に球導入樋320が設けられてい
る。この球導入樋320に沿って取込装置330、取込
カウンタ340および切換装置350等が取り付けられ
て構成されている。
【0071】前記球導入樋320は前面枠100前面の
供給皿71中の球を遊技装置1内に取り込んで島設備
(図示省略)内に回収させたり、前面枠100前面の下
皿80中に回収させたりするもので、上方から下方に下
る方向に設けられている。この球導入樋320は取込速
度を弱めるために曲がりくねらせてあって、その上端部
には取込口26が設けられている。また、この球導入樋
320の上流部には取込球の流下速度を弱める減速用傾
斜面325が設けられている。この傾斜面325は流下
方向の下流側が低くなるように緩傾斜している。一方、
球導入樋320の下流部は導入樋320中の球を前面枠
100前面の下皿80中に戻す戻し通路321と島設備
内に回収させる回収通路322とに分岐している。
【0072】前記取込装置330は球導入樋320の通
路の途中を開閉して球導入樋320の上流側通路の球を
その下流側の戻し通路321又は回収通路322方向に
流下させるもので、取付基板310に取り付けられた取
込ソレノイド331と該取込ソレノイド331の作動ロ
ッド331a(図19)に取り付けられたリンク332
により支軸333を軸心として回動されて球導入樋32
0中の通路を開閉する開閉部材334とを具えている。
【0073】取込装置330はこのように構成されてい
て、常時は、取込ソレノイド331が消磁されてその作
動ロッド331a(図19)がそれに巻装された復帰用
スプリング331b(図19)の伸張復帰力等により下
降し、それによって、開閉部材334の先端部が開口部
323を介して球導入樋320中に入り込んでその内部
通路を閉じた状態となっている。が、取込ボタン24a
の操作に伴うメイン制御装置250からの指令により取
込ソレノイド331が消磁されると、作動ロッド331
aが上昇し、それに伴って、開閉カム334が支軸33
3を軸心としてその先端側が球導入樋320中から脱す
る方向に回動されてその内部通路が開放される。その開
放によってその上流側の球がその下流側に流下し得る状
態に変換される。
【0074】前記切換装置350は戻し通路321と回
収通路322との境界部において球の流れの方向を切換
えるもので、切換ソレノイド351と、該切換ソレノイ
ド351によって回動される切換弁352とを具てい
る。前記切換弁352は前記回収通路322と戻し通路
321との分岐路部分に支軸352aを軸心として回動
可能に設置されている。図15に示すように、この切換
弁352の支軸352aに固定された作動レバー353
の自由端部に、支軸356を軸心として回動する回動レ
バー355の一端が取り付けられている。そして、その
回動レバー355の他端が切換ソレノイド351の作動
ロッド354の先端部(下端部)に取り付けられてい
る。
【0075】切換装置350はこのように構成され、切
換ソレノイド351の作動ロッド354の動作により切
換弁352が回動されて回収通路322と戻し通路32
1とが交互に開閉切換されるようになっている。
【0076】図示は省略するが球導入樋320の上流、
例えば、図10図中、下から5個目の球を検出し得る位
置に球不足検出器が設置されている。なお、前記取込口
26に、ソレノイド等により作動される開閉装置(図示
省略)を設置しておき、球の非取込時には、その開閉装
置によってその取込口26を塞ぐようにしてもよい。こ
れにより、取込口26へ異物などを差し込む不正を防ぐ
ことができる。
【0077】図21には賞球排出系上半ユニットの全体
斜視図を、図22にはその正面図を、図23には賞球排
出ユニットの分解斜視図をそれぞれ示す。この賞球排出
系上半ユニット400は、本体ケース200内に回動可
能に取り付けられる回動基枠401と、この回動基枠4
01の前面側上端部に取り付けられたメインタンク41
0と、同中段部に取り付けられたサブタンク420と、
同下段部に取り付けられた排出樋430と、同左側下部
に取り付けられた賞球排出樋ユニット450と、該賞球
排出樋ユニット450の中段前面部に取り付けられた賞
球排出制御装置470等とから構成されている。そし
て、前記回動基枠401の自由端側には、前記本体ケー
ス200中の固定部材235,236(図16)の係止
穴235a,236a中に挿着され得るナイラッチと呼
ばれる止着装置406,406が取り付けられている。
【0078】より詳しく説明すると、前記回動基枠40
1は、前記メインタンク410、サブタンク420、排
出樋430および賞球排出ユニット450の取り付けら
れた賞球排出系上半ユニット400全体を、本体ケース
200内で一端側を軸心として水平方向に回動可能に支
持するものである。この回動枠401の前面側上段部に
は前記メインタンク410と相俟ってメイン貯留空間4
11を画成するメイン貯留部402が形成されている。
このメイン貯留部402の底部には球不足状態を検出す
る球不足検出器403が設置されている。
【0079】また、この回動基枠401の基端側(図2
1中では右端側)には側板部404が前向きに形成され
ている。この側板部404前端の上部および下部には支
持部材405,405が取り付けられ、これら支持部材
405,405の先端部には軸孔405a,405aが
形成されている。
【0080】前記メインタンク410は前記本体ケース
200の補給用開口部201(図1)を介して補給され
る球を貯留するもので、上側および後側開口の器型に形
成されている。このメインタンク410の底部は左側が
低くなるように傾斜して、その左側底部(下流側底部)
には前記サブタンク430中に球を流出させる球の流出
口(図に現れていない。)が形成されている。また、こ
のメインタンク410の左右両側と下側には例えばナイ
ラッチと呼ばれるワンタッチ式の止着装置415が取り
付けられ、これら止着装置415の先端突子(図面に現
れていない)が前記回動基枠401に設けられた取付穴
(図に現れていない)中に嵌着し得るようになってい
る。また、このメインタンク410の下側には前記サブ
タンク420中の球を均す球均し413が揺動自在に吊
支されている。
【0081】メインタンク410はこのように構成され
ていて、前記止着装置415を介して前記回動基枠40
1の表側に着脱可能に取り付けられている。そして、そ
の取り付けられた状態において、そのメインタンク41
0と前記回動基枠401のメイン貯留部402とでメイ
ン貯留空間411が画成されている。
【0082】前記サブタンク420は前記メインタンク
410の下流側底部の流出口(図に現れていない。)か
ら流出された球を予備的に貯留するもので、その上流側
上部が開口した器型に作られている。このサブタンク4
20の底部は右側が低くなるように傾斜していて、その
右側端の底部(下流側端の底部)には前記排出樋430
中に球を流出させる球の流出口(図に現れていない。)
が形成されている。また、このサブタンク420の下側
には前記排出樋430中の球を均す球均し432が揺動
自在に吊支されている。このサブタンク420は、その
周りに取り付けられた例えば、ナイラッチと呼ばれるワ
ンタッチ式の止着装置425によって、前記回動基枠4
01の裏側中段部に、前記メインタンク410における
と同様にして取り付けられている。
【0083】前記排出樋430は前記サブタンク420
の下流側流出口(図に現れていない)から流出された球
を前記賞球排出ユニット450の賞球排出樋(後述)中
に導くもので、上側が開口した器型に作られている。こ
の排出樋430はその左側(図21中)が低くなるよう
に傾斜していて、その左側の底部(下流側端の底部)に
は該排出樋430中の球を前記賞球排出ユニット450
の賞球排出樋(後述)中に流出させる球流出口(図に現
れていない)が形成されている。排出樋430の上流側
と下流側には、それぞれ電動式の球ならし装置436,
426が設置されている。この排出樋430はその左右
に取り付けられた止着装置435によって、前記回動基
枠401の裏側下段部に、前記メインタンク410にお
けると同様にして取り付けられている。
【0084】また、回動基枠401の右側上部には前記
接続端子基盤470が取り付けられている。前記賞球排
出ユニット450は前記排出樋430を介して送られて
くる球を前記前面基枠100側の賞球導出樋500中に
流出させるもので、賞球排出ユニット本体450Aと該
賞球排出ユニット本体450Aに取り付けられる蓋体4
50Bとから構成されている。
【0085】前記賞球排出ユニット本体450Aは正本
体460と副本体470とから構成されている。前記正
本体460は賞球排出ユニット本体450Aの後側上半
排出部461と下半排出部462とから構成され、その
後側上半排出部491前側には前記副本体470の取付
部463が設けられている。
【0086】そして、前記正本体460の上半部前側と
前記副本体470の前側には曲がりくねった賞球排出樋
451が1条ずつ設けられ、それら賞球排出樋451の
下流側にはそれぞれ賞球排出カウンタ452aと賞球排
出装置453が設置されている。
【0087】前記賞球排出樋451,451は、その上
段部、中段部、下段部がそれぞれ減圧路451a、縁切
り路451b、排出路451cとなっている。前記減圧
路451aは排出樋430から送られてくる賞品球とし
ての予備球の移動圧を減圧させるもので、同図に示すよ
うに緩傾斜状態に複数回Uターンさせて設けられてい
る。前記縁切り路451bは、その下の排出路451c
を通る賞品球同士に間隔を開けさせて前記賞球排出装置
453による賞品球の排出制御を行い易くするもので、
前記減圧路451aに通ずる垂直通路451dと、後述
の排出路451cに通ずる方向変換通路451eとから
構成されている。そして、その垂直通路451dの下端
部には、球の流下方向への移動力を減衰させる移動力減
衰傾斜部451fが方向変換通路451eに向けて緩や
かに下り傾斜させた状態で設けられている。また、方向
変換通路451eの下流側には、前記減衰傾斜部451
fに沿って流下する球の流下方向を垂直方向に方向変換
させる案内傾斜壁451gが設けられている。一方、方
向変換通路451eの後方の垂直通路451dの後壁部
には球詰まり防止突部451iが前方(図18中、左
方)に突出して設けられている。この球詰まり防止突部
451iによって、垂直通路451dに縦に並んで停止
した球のうちの最も下の減衰傾斜部451f上の球の中
心位置がその上方の球の中心位置より常に前方(図18
では左方)に位置されるようになっている。それによっ
て、上方の球の流下移動圧が最も下の減衰傾斜部451
f上に至る球を常に前方に一定距離以上押し遣ることと
なり、従って、賞球排出樋451の球の通路のクリアラ
ンスを考慮したとしても、最も下の球は常に減衰傾斜部
451fの下流側に押し遣られて球詰まりが防止され
る。
【0088】前記賞球排出装置453は賞球排出樋45
1の脇に設置された駆動手段としての賞球排出ソレノイ
ド453aと、該ソレノイド453aの駆動力により駆
動されて、前記賞球排出樋451中の球の排出を制御す
る流下阻止部材453eとを具ている。前記賞球排出ソ
レノイド453aは、その消磁(オフ)時に自重および
復帰用スプリング453fの力により下降復帰されてい
て、励磁(オン)時に上昇する作動ロッド453bを具
ている。
【0089】一方、前記流下阻止部材453eはそれぞ
れ前記賞球排出樋451の脇に取り付けられた支軸45
3dに回動自在に支持されている。これら流下阻止部材
453eの一側には、それぞれ連結ピン453gが突設
され、これら連結ピン453gと前記各賞球排出ソレノ
イド453aの作動ロッド453bの下端部とがそれぞ
れ連結部材453cを介して連結されている。
【0090】そして、前記賞球排出ソレノイド453a
が消磁(オフ)状態にあるときには、作動ロッド453
bが下降して流下阻止部材453eの先端部が切欠き部
を介して、それぞれ2条の賞球排出樋451の各排出路
451c中に入り込んで、それら排出路451c中の球
を流下させないようになっている。が、前記賞球排出ソ
レノイド453aが励磁(オン)されると、作動ロッド
453bが上昇して前記流下阻止部材453eがそれら
の先端側が上昇する方向に回動されて2条の賞球排出樋
451の各排出路451c中から脱して、それら排出路
451c中の球を流下させ得るようになっている。
【0091】前記正本体460の下半部には前記2条の
賞球排出樋451の排出路451cを介して流下される
球を賞球排出させたり回収させたりする導出樋454が
1条設けられている。この導出樋454の下流側は賞球
排出路454aと回収路454bとに分岐している。そ
して、その分岐部に切換装置455が設置されている。
その切換装置455は前記導出樋454の脇に設置され
た駆動手段としての切換ソレノイド455aと、該ソレ
ノイド455aの駆動力により駆動されて前記導出樋4
54の分岐部の流路切換えを行う切換弁455eとを具
ている。
【0092】前記切換ソレノイド455aは、その消磁
(オフ)時に自重および復帰用スプリング455fの力
により下降復帰されていて、励磁(オン)時に上昇する
作動ロッド455bとを具ている。
【0093】一方、前記切換弁455eは前記導出樋4
54中を流下する球の流下方向を前記賞球排出路454
a方向と前記回収路454b方向とに切り換えるもの
で、その基部(下端部)が支軸455dにより回動自在
に支持されている。そして、その基部と一体の腕部45
5gが連結部材455cを介して前記切換ソレノイド4
55aの作動ロッド455bに連結されている。
【0094】そして、前記切換ソレノイド455aが消
磁(オフ)状態にあるときは、作動ロッド455cが下
降して切換弁455eが図22に示すように回収路45
4b側を閉じた状態にある。が、前記切換ソレノイド4
55aが励磁(オン)されると、作動ロッド455cが
上昇して切換弁455eが賞球排出路454a側を閉じ
た状態に変換する。前記蓋体450Bは前記賞球排出ユ
ニット450Aの前面部を覆うもので、例えば平板状に
作られている。
【0095】この蓋体450Bの上下の端側には、例え
ば、ナイラッチと呼ばれるワンタッチ式の止着装置45
8が取り付けられ、これら止着装置458の先端部を前
記賞球排出ユニット450A前面側の止着穴450c中
に嵌入させることによって、前記蓋体450Bが前記賞
球排出ユニット本体450Aの前面部に着脱可能に取り
付けられている。
【0096】この実施例では、蓋体450Bが透明な材
質で作られているので、賞球排出ユニット450内に球
詰まり等の不具合が生じたときには、その蓋体450B
を取り外さなくてもその透明な蓋体450Bを通してそ
の不具合(球詰まりや故障など)状態を容易に視認する
ことができる。このように構成された賞球排出ユニット
450は前記回動基枠401の所定の位置に位置決めさ
れた状態でナイラッチと呼ばれる止着装置によってワン
タッチで取り付けられている。上記メインタンク41
0、サブタンク420、排出樋430および賞球排出ユ
ニット450はそれぞれユニット化されて、回動基枠4
01に位置決めされた状態でワンタッチで取り付けられ
ているので、その製作と取り付けが容易である。
【0097】図24には前記賞球排出系上半ユニット4
00の球流出側下端部の縦断側面図を示す。この賞球排
出系上半ユニット400の支持枠を構成する前記回動基
枠401の下端部前面側には、前記賞球排出ユニット4
50の賞球排出路454aと連通する流下制御樋407
が設けられている。この流下制御樋407には該流下制
御樋407を開閉する通路開閉装置408Aが取り付け
られている。
【0098】この通路開閉装置408Aは、前記流下制
御樋407の内部通路を開閉する開閉部材408と、該
開閉部材408を、同開閉部材408が前記流下制御樋
407の内部通路を閉じた状態に復帰させる復帰用スプ
リング409aとによって構成されている。
【0099】より詳しく説明すると、前記開閉部材40
8は上側から見下ろしてその外形が略長方形状に作られ
ている。そして、その前半部には球の流下用開口部40
8aが形成され、後半部は閉塞板部408bとなってい
る。この開閉部材408が前記流下制御樋407の内部
通路の前後壁部に形成されたスリット孔407a,40
7aを介して流下制御樋407の内部通路を横切る方向
に進退自在に設置されている。この開閉部材408は、
常時は、前記回動基枠401の裏側下部に取り付けられ
た収納ケース409中に収納された復帰用スプリング4
09aの伸張復帰力によって、図24に示すようにその
流下用開口部408aが流下制御樋407の前方(図2
4中、右方)に突出し、その閉塞部408bで流下制御
樋407の内部通路を閉塞してその内部通路中の球を流
下させない状態となっている。そして、その開閉部材4
08の先端部が押されて後退する方向(図24中左方)
に引込むと、流下用開口部408aが流下制御樋407
の内部通路中に至って、その内部通路中の球が流下でき
る状態となる。
【0100】図25には前記賞球導出樋500の前面側
斜視図を示す。この賞球導出樋500は、前記賞球排出
樋451,451から賞球排出路454aを介して流下
された球を前面枠100の上皿71中および下皿80中
に排出させるもので、略L型の中空樋として作られ、内
部に導出路520が設けられいる。この賞球導出樋50
0の上端部裏側には図22に示すように当接部510と
前記導出路520への流入口521が設けられている。
また、この賞球導出樋500の前側上部には上側流出口
522が、前側下部には下側流出口523がそれぞれ前
記導出路520に連通させて設けられている。
【0101】また、この賞球導出樋500の下流側端部
の側部に前記球導入樋320の球戻し通路321と連通
接続される戻し球流入口524が設けられている。賞球
導出樋500はこのように構成されていて、その上側流
出口522が前記上皿71の賞球排出口63aと、下側
流出口523が前記下皿80の賞球排出口85aと、戻
し球流入口524が球導入樋320の球戻し通路321
とそれぞれ連通した状態に、前面枠100の裏側下部に
取り付けられている。
【0102】図26には回収樋550の前面側斜視図を
示す。回収樋550は例えば同図に示すような形をして
いて排出された球を島設備内の回収樋(図示省略)中に
回収させるものである。この回収樋550には、前記回
収路454bを介して流下された球を島設備内の回収路
(図示省略)に導く回収通路551が設けられている。
この回収通路551の上流側端部には前記回収路454
bと連通接続される流入口551aが、下流側端部には
島設備(図示省略)内に球を流出させる流出口551b
が設けられている。また、この回収樋550の上端部に
は、前記賞球排出樋451,451から賞球排出路45
4aを介して流下された球を前記賞球導出樋500中に
導く賞球案内路552が設けられている。
【0103】図27には、本体ケース200中に設置さ
れた賞球排出ユニット本体450Aおよび回収樋550
と、前面枠100の裏側に設置された賞球導出樋500
との関係をそれらの部分縦断側面図として示す。賞球排
出ユニット本体450Aおよび回収樋550が本体ケー
ス200中に設置された状態においては、同図に示すよ
うに、賞球排出ユニット450の賞球排出路454aが
回収樋550の賞球案内路552と連通した状態となっ
ている。
【0104】前記本体ケース200に対して前面枠10
0が閉められた状態においては、図23に示すように、
賞球導出樋500の上端部後側の当接部510が流下制
御樋407の開閉部材408の先端に当たって同開閉部
材408を後退させることにより、開閉部材408の流
下用開口部408aが流下制御樋407中に至って同流
下制御通路407を開放した状態となっている。そし
て、賞球案内路522が賞球導出樋500の導出路52
0の流入口521と連通した状態となっていて、賞球排
出樋451,451から賞球排出路454aを介して排
出される球は賞球排出路454aを介して賞球導出樋5
00の導出路520中に流入され得る状態となってい
る。このときには、賞球排出装置453によって排出さ
れる球は上皿71および下皿80中に排出が可能となっ
ている。
【0105】この状態で、前記本体ケース200に対し
て前面枠100が開放されると、賞球導出樋500が回
収樋550の流下制御樋407から離れる。が、同時に
賞球導出樋500の上端部後側の当接部510が流下制
御樋407の開閉部材408の先端から離れるので、開
閉部材408が復帰用スプリング409aの伸張力によ
って前進され、その開閉部408bで流下制御樋407
の内部通路が閉じられる。この開閉部材408による流
下制御通路407の閉塞によって、賞球排出路454a
中の球が流下できなくなり、もって、球のこぼれが防止
される。
【0106】図28には、可変表示ドラム装置600の
斜視図を示す。可変表示ドラム装置600は、ドラムボ
ックス610と、該ドラムボックス610中に設置され
た複数(例えば、3つ)のドラムユニット660,67
0,680と、これらドラムユニット660,670,
680をメイン制御装置250(図6)に電気的に接続
するための接続コネクタ640等を備えている。
【0107】前記ドラムボックス610は前面開口の中
空状の箱として作られ、該ドラムボックス610の前面
側開口部には、透明(又は半透明)な前カバー650
が、その上端部を、その前面側開口部の上端部に設けら
れた軸受部611,611に支軸651を介して支持さ
れている。そして、その支持された状態で、前カバー6
50はその支軸651を軸心として下端側が上下動する
方向に回動(開閉)可能となっている。
【0108】従って、ドラムボックス610上方のメイ
ンタンク410やサブタンク420等からのこぼれ球は
その透明な前カバー650に当たるだけでドラムボック
ス610中の可変表示ドラム667,677,687に
傷付けることはない。また、このドラムボックス610
の屋根611の上面はその後部側が低くなるように滑ら
かに傾斜した傾斜面となっている。従って、ドラムボッ
クス610上方のメインタンク410やサブタンク42
0等からそのドラムボックス610の上面に落下したこ
ぼれ球はその屋根611の傾斜面に導かれてドラムボッ
クス610の後方から回収される。
【0109】図示は省略するが、前記本体ケース200
の棚板36の手前寄り部分と奥側寄り部分には開口部が
設けられるとともに、ケース200の底部にはそれら開
口部を介して落下した球を島設備の回収樋中に導く案内
部が設けられている。
【0110】このドラムボックス610下部の左右両側
には止着片612が略水平に設けられ、それら止着片6
12に例えばナイラッチと呼ばれるワンタッチ式の止着
装置613が取り付けられている。そして、これら止着
装置613の先端部(下端部)が本体ケース200内の
前記棚板36に設けられた止着穴(図示省略)中に挿着
されることにより、ワンタッチで簡単にセットできるよ
うになっている。
【0111】図29には前記ドラムユニット680の分
解斜視図を示す。ドラムユニット660,670,68
0は3つ共略同じ構成になっているので、その中の1つ
のドラムユニット680についてのみ説明する。ドラム
ユニット680は、同図に示すように、仕切板681、
該仕切板681に取付枠682を介して取り付けられた
パルスモータ(ステッピングモータ等も含む。)68
3、該パルスモータ683の駆動軸(図に現れていな
い。)に取り付けられた可変表示ドラム687、および
前記仕切板681の内側でかつ前記可変表示ドラム68
7の内側に取り付けられた照明装置685等を具てい
る。
【0112】前記仕切板681は前記パルスモータ68
3、可変表示ドラム687および照明装置685等を支
持するものである。が、右側のドラムユニット680の
仕切板681はドラムボックス610の側壁板を兼ねて
いる。前記パルスモータ683は、前記可変表示ドラム
687をその回転の停止角度位置を制御し得る状態で回
転させるもので、前記仕切板681の内側側面中央部
に、前記取付枠682を介して取り付けられている。こ
のパルスモータ683の駆動軸に取り付けられたプーリ
(図に現れていない)に、前記可変表示ドラム687が
取り付けられている。
【0113】前記可変表示ドラム687は、透光性(半
透光性)のドラムリール部687aと、このドラムリー
ル部687aに支持片687bを介してその内側中央に
設けられた取付部687cとを具えている。可変表示ド
ラム687はこのように構成されていて、その内側中央
の取付部687cを介して前記パルスモータ683の駆
動軸に取り付けられた前記プーリ(図に現れていない)
に取り付けられている。そして、その取り付けられた状
態においてはそのドラムリール部687内に前記照明装
置685が臨むようになっている。
【0114】前記照明装置685は前記可変表示ドラム
687の手前位置に至ったドラムリール部687aの部
分をその内側から遊技者側に向けて照明するもので、ラ
ンプ支持部材684と該ランプ支持部材684の上段、
中段および下段に取り付けられた可変表示部ランプ68
4a684b,684cとを具ている。この照明装置6
85はこのように構成されていて、そのランプ支持部材
684を介して前記仕切板681の内側部の取付片68
1aに取り付けられている。そして、その取り付けられ
た状態において、前記可変表示ドラム687のドラムリ
ール部687a内に位置した状態となっている。
【0115】前記可変表示ドラム667,677,68
7同士の間隔はそれらの間に球が入ったり、挟まったり
しない程度の狭い間隔になっている。前記パルスモータ
683および照明装置685への配線の図は省略する。
【0116】図30〜図42は前面枠100への各種部
品の取付説明図である。それらのうち、図30は前面枠
100の前面側斜視図、図31は表示パネル10A、大
役物表示ランプカバー20Aおよび装飾部材30A,3
0B,30Bの斜視図、図32はストップスイッチユニ
ット40の斜視図、図33はストップスイッチユニット
40の分解斜視図、図34はストップスイッチ42(4
3,44)の分解斜視図、図35は前面枠100の操作
部115にストップスイッチユニット40を設置した状
態を示す操作部の部分縦断側面図、図36は装飾カバー
60,72および上皿71等の斜視図、図37は上皿7
1が設置された前面枠100の部分縦断側面図である。
また、図38は下皿80および賞球排出枠85の斜視
図、図39は下皿80が設置された前面枠100の部分
縦断側面図、図40は取込スイッチ24等が設置された
前面枠100の部分縦断側面図、図41はスタートスイ
ッチ装置90の分解斜視図、図42はスタートスイッチ
装置90が設置された前面枠100の部分縦断側面図で
ある。
【0117】図30に示すように、前面枠100を構成
する前面枠本体110の上半部にはパネル取付部111
が設けられている。このパネル取付部111の上段部に
は液晶パネル設置用開口部111aが、中段部には賭数
表示用開口部111b、可変表示用開口部113a,1
13b,113cおよびボーナスゲーム表示用開口部1
11cおよびクレジット数表示用開口部111dが、下
段部にはストップランプ用開口部114a,114b,
114cがそれぞれ設けられている。
【0118】前面枠本体110の最上段部には大役物発
生表示用開口部112a,112b,112cが設けら
れている。前面枠本体110中段の操作部115の上壁
部には取込ボタン設置用開口部115a、オート/マニ
ュアル切換ボタン設置用開口部115bおよび精算/完
了ボタン設置用開口部115cが設けられ、同操作部の
前壁部にはストップボタン設置用開口部116cが設け
られている。
【0119】前面枠本体110下段部の上部寄りの左側
と右側にはそれぞれ賞球排出用開口部116bおよび取
込用開口部116dが、下部寄りの中央部には賞球排出
用開口部116eがそれぞれ設けられている。このよう
に構成された前面枠本体110の前面部に図31〜図4
2に示す各種構成部品が取り付けられている。
【0120】即ち、図31に示す可変表示パネル10A
は可変表示部10(図1)を構成するもので、前記パネ
ル取付部111に取り付けられている。この可変表示パ
ネル10Aは例えば非透光性の薄板材により作られてい
る。そして、その上部中央には透明な情報表示部10a
が、下部には透明な可変表示用窓10b,10c,10
dが設けられている。
【0121】前記表示用窓10aの左側には半透光性の
ビッグチャンス表示部10eが設けられ、右側には半透
光性のスコア表示部10fが設けられている。前記可変
表示窓10b,10c,10dの下側には半透光性のス
トップ表示部10g,10h,10iが設けられ、左側
と右側にはそれぞれ賭け数が表示された半透光性の賭数
表示部10a〜10e、半透光性のボーナスゲーム表示
部10rおよび半透光性のクレジット数表示用窓10s
が設けられている。また、前記可変表示窓10b,10
c,10dを横切るようにして組合せ表示ライン(a〜
c)が設けられている。
【0122】同図に示す大役物発生表示用ランプカバー
20Aは前面枠本体110最上段の開口部112a,1
12b,112c中に設置される大役物表示用ランプ
(図示省略)を覆うカバーで、半透光性の器状に作られ
ている。この大役物ランプカバー20Aは前面枠本体1
10の最上段部に取り付けられて大役物発生表示部20
を構成している。
【0123】同図に示す装飾部材30A,30B,30
Bは前面枠本体110上半部の縁部前面側を覆って装飾
するもので、同上半部の縁部前面側にコ字状に配設され
て前記装飾枠30を構成している。
【0124】図32に示すストップスイッチユニット4
0は、取付基盤41に、押圧操作用のストップボタン2
2a〜22c等を有するストップスイッチ装置42〜4
4が取り付けられて構成されている。そして、このスト
ップスイッチユニット40は、図35に示すように、前
面枠本体110の操作部115の開口部116cに取り
付けられている。
【0125】図32に示すストップスイッチユニット4
0は、図33に示すように、集合基枠45に、ストップ
スイッチ装置42〜43が取り付けられて構成されてい
る。より詳しく説明すれば、前記集合基枠45は前記ス
トップスイッチ装置42〜43をまとめて前面枠本体1
10中段の開口部116cに取り付けるもので、その裏
側には筒状取付枠45a〜45cが形成されている。
【0126】一方、前記ストップスイッチ装置42〜4
3はその前側のストップボタン22a〜22cの操作に
基づいてメイン制御装置250に可変表示ドラム66
7,677,687駆動用のパルスモータ663,67
3,683にストップ信号を送るスイッチ装置で、それ
らの前側寄りにフランジ状の取付板42a〜44aが設
けられている。そして、これらストップスイッチ装置4
2〜43がそれらの前端部を前記集合基枠45の取付枠
45a〜45c中に嵌挿された状態で取付板42a〜4
4aを介して集合基枠45に取り付けられている。
【0127】ストップスイッチユニット40はこのよう
に構成されていて、図35に示すように、前面枠110
の操作部115の内側から開口部116cにその前端部
を露出させた状態で取り付けられている。そして、その
ストップスイッチユニット40が取り付けられた操作部
15の前面部に、装飾板41が取り付けられている。
【0128】前記ストップスイッチ装置42は、ケース
42bと、該ケース42b中に収納されたストップスイ
ッチ42cと、前記ケース42bの開口部に取り付けら
れた蓋体42dと、蓋体42dの中央の貫通孔42i中
に摺動自在に挿通される切換棒42fを具えた作動部材
42eと、前記検知棒42fに巻装されていて前記検知
棒42fが前記ストップスイッチ42cの凹状検出部4
j中から脱する方向への移動復帰力を前記作動部材42
eに付与する復帰用スプリング42gと、押圧操作によ
って前記作動部材42eをその先端の検知棒42fが前
記ストップスイッチ42cの凹状検出部4j中に入り込
む方向に移動させるストップボタン22aと、前記蓋体
42dの前面部に取り付けられて前記作動部材42e、
復帰用スプリング42gおよびストップボタン22aを
収容する収容枠42hとから構成されている。そして、
前記蓋体42dには前記フランジ状の取付板42aが一
体に形成され、前記ストップボタン22aの押圧部4k
前記収容枠42hの開口部42eを介してその前側に押
圧操作自在に突出した状態となっている。
【0129】ストップスイッチ装置42はこのように構
成され、常時は復帰用スプリング42gの力で作動部材
42eおよびストップボタン22aが手前側に後退復帰
されていて、検知棒42fがストップスイッチ42cの
凹状検知部4j中から脱し、ストップスイッチ42cが
オフ(OFF)状態となっている。この状態で、ストッ
プボタン22aを押圧操作すると、作動部材42eが前
進して、その検知棒42fの先端がストップスイッチ4
2cの凹状検出部4j中に入り込んで、ストップスイッ
チ42cがオン(ON)状態となる。
【0130】図36に示す装飾カバー60は上皿71の
設置部を構成する装飾用のカバーで、その裏側に突設さ
れた取付支柱60a,60aを介して前面枠110下段
部の上側寄り前面に取り付けられている。この装飾カバ
ー60の一端側寄りには賞球排出用開口部61が形成さ
れ、上部中央には球不足表示ランプ設置用開口部62が
形成されている。そして、前記開口部61の裏側には前
記導出樋500の上側流出口522を介して流出される
賞球を前記開口部61を介して上皿71中に排出させる
賞球排出口63aを有する排出案内樋63が取り付けら
れている。また、もう一方の開口部62にはその裏側か
ら球不足表示ランプ64が取り付けられている。
【0131】同図に示す上皿71は前記賞球排出用開口
部61を介して排出される賞球を貯留してその下流側の
取込口26(図2)方向に流下させるもので、前記装飾
カバー60の前面部に取り付けられている(図37)。
【0132】同図に示すもう一方の装飾カバー72は前
記装飾カバー60の前面側下部を装飾するもので、同前
面側下部の開口部66に取り付けられている(図3
7)。
【0133】図38に示す下皿80は前記賞球排出口8
5aを介して排出される賞球を貯留するもので、その上
側および背面側が開口した器として作られている。この
下皿80の底部には前記球抜きレバー88(図1)によ
って開閉される球抜き孔81が形成され、左右両側の後
端部には先端に雄ねじ部84を有する取付支柱83が突
設されている。また、この下皿81に隣接して灰皿82
が設けられている。
【0134】下皿80はこのように構成されていて、図
39に示すように、その後側の前記取付支柱83,83
が前面枠100下部の取付凹部118,118中に嵌挿
され、補強枠130の裏側に突出した雄ねじ部84にナ
ット88が螺合されることによって、前面枠100の前
面側下端部に固定されている。このように、下皿80が
補強枠130に取り付けられているので、下皿80を前
面枠100に対して強固に支持することができ、下皿8
0中に球が沢山溜ってもその取付部が壊れることはな
い。
【0135】図38に示す賞球排出枠85は前記下皿8
0中への賞球排出口を構成するもので、その中央には賞
球排出口85aが形成されている。この賞球排出枠85
は前面枠本体110の賞球排出用開口部116b(図3
0)に取り付けられている。
【0136】図40に示すように、取込ボタン24aを
備えた取込スイッチ装置24、精算/完了ボタン29a
を具えた精算/完了スイッチ装置29、およびオート/
マニュアル切換ボタン28aを具えたオート/マニュア
ル切換スイッチ装置28は前面枠100の操作部115
の開口部115a,115b,115c中にそれぞれ設
置されている。
【0137】スタートスイッチ装置90は、図42に示
すように、前面枠100の操作部の開口部116a中に
回動操作自在に設置されている。このスタートスイッチ
装置90は、図41および図42に示すように、スター
ト操作レバー91と、該スタート操作レバー91の回動
操作によってオン・オフされるスタートスイッチ92
と、前記スタート操作レバー91の手前側端部に取り付
けられたスタート操作用把手94等から構成されてい
る。
【0138】より詳しく説明すれば、前記スタート操作
レバー91は、操作部115の内側に取り付けられた軸
受部材119に支軸93を介して回動自在に支持される
とともに、復帰用スプリング95によって内端側が上昇
する向きの回動復帰力を与えられている。
【0139】前記スタートスイッチ92は前記軸受部材
119の裏側に取付部材99を介して取り付けられ、前
記スタート操作レバー91内端の検出部91aの回動変
移を検出し得る位置にある。前記スタート操作用把手9
4は半透光性材料によって中空状に作られ、前記スター
ト操作レバー91の手前側端部に取り付けられている。
このスタート操作用把手94中にはスタートランプ96
が設置され、該スタートランプ96は前記スタート操作
レバー91の中空部91b中を介して引き込まれた電気
供給用のリード線97に接続されている。
【0140】前記スタート操作レバー91が遊嵌された
操作部の開口部116aの前面には前記台座98が取り
付けられている。スタートスイッチ装置90は上記のよ
うに構成され、スタート操作レバー91が復帰用スプリ
ング95の力によってその内端側が下降し、その内端の
検出部91aがスタートスイッチ92の凹状検出部中に
入り込んでスタートスイッチ92がオフ(OFF)とな
っている。そして、常時はスタートランプ96が消灯し
た状態となっている。
【0141】この状態で、前記取込ボタン24aの操作
によって球の取込みがなされると、スタートランプ96
が点灯してスタート操作が可能であることが知らされ
る。この状態で、スタート操作用把手94を握ってスタ
ート操作レバー91をその先端側が下降する方向に回動
させると、そのスタート操作レバー91内端側のスター
ト検出部91aが上昇してスタートスイッチ92の凹状
検出部中から脱してスタートスイッチ92がオン(O
N)となる。
【0142】このスタートスイッチ92のオン信号に基
づいてスタートランプ96が消えて、可変表示ドラム6
67,677,687を回転させるパルスモータ663
(図示省略)、673(図示省略)、683が作動され
るようになっている。スタート操作用把手94を放せ
ば、スタート操作レバー91が図42に示す元の状態に
復帰してスタートスイッチ92がオフ(OFF)とな
る。
【0143】図43〜図51は前面枠100の背面側へ
の各種部品の取付説明図である。それらのうち、図43
は前面枠100を構成する前面枠本体110の背面側斜
視図、図44は液晶テレビ装置700の分解斜視図、図
45は賭数表示ユニット760およびクレジット数表示
装置770の分解斜視図、図46は球抜きスイッチ装置
820、取込スイッチ装置24、精算/完了スイッチ装
置29およびオート/マニュアル切換スイッチ装置28
等の斜視図である。また、図47は中継基盤910、お
よび取込とスイッチ類の制御装置920等の斜視図、図
48は導出樋500および取込装置300の背面側斜視
図である。また、図49は各種構成部品が設置された前
面枠100の縦断側面図、図50は回収樋940の前面
側斜視図、図51は回収樋940が設置された本体ケー
ス200の部分斜視図である。前面枠100を構成する
前面枠本体110(図43)の背面部に、図44〜図4
8、および図50に示す各種構成部品が取り付けられて
いる。
【0144】図44に示す液晶テレビ装置700は、取
付基枠710と、該取付基枠710の前面側に取り付け
れた半透光性のレンズパネル720と、前記取付基枠7
10の背面側に取り付けられて液晶表示とその制御を行
うマイクロコンピュータ等が設置された液晶パネル制御
基盤750とから構成されている。前記レンズパネル7
20は前記液晶パネル制御基盤750前面側の液晶表示
を拡大して表示するもので、半透明なレンズ板によって
構成されている。
【0145】前記取付基枠710は液晶テレビ装置70
0を前面枠本体110に固定する枠で、その中央には液
晶パネル取付用開口部711が形成されている。そし
て、その開口部711に前記液晶パネル720が取り付
けられている。取付基枠710の上部には大役物表示用
開口部712,713,1714が、また、その左側と
右側には、それぞれビッグチャンス表示用開口部715
およびスコア表示用開口部716が設けられている。こ
の取付基枠710の裏側に、前記液晶パネル制御基盤7
50が取り付けられている。この液晶パネル制御基盤7
50の前面部には液晶表示部(図に現れていない)が設
けられている。一方、この液晶パネル制御基盤750の
裏側にはその液晶表示部の情報表示を制御する各種電子
部品や回路等が配設される他、前記大役物表示用開口部
712,713,714、ビッグチャンス表示用開口部
715およびスコア表示用開口部716中に至る表示用
ランプ753等が配設されている。
【0146】また、この液晶パネル制御基盤750の左
側下端部には、前記クレジット数表示装置770のリー
ド線171のコネクタ171a(図4)を接続させる第
1の接続端子751が取り付けられている。一方、その
右側下端部には前記賭数表示ユニット760への接続用
リード線172のコネクタ172a(図4)を接続させ
る第2の接続端子752が取り付けられている。そし
て、その第1の接続端子751と第2の接続端子752
は液晶パネル制御基盤750に配設されたプリント配線
(図示省略)によって相互に電気的に接続されている。
このように構成された液晶テレビ装置700は前面枠本
体110(図43)上段部の開口部111aにその裏側
から前記取付基枠710を介して取り付けられている。
【0147】図45に示す賭数表示ユニット760は、
表示枠761と、該表示枠761の裏側に取り付けられ
たランプ基板762と、該ランプ基板762に取り付け
られた賭数表示ランプ763a〜763h等とから構成
されている。より詳しく説明すれば、前記表示枠761
の前壁部761Aは半透光性材により作られ、その裏側
にはランプ収容室761a〜761hが設けられてい
る。そして、それらのうち、ランプ収容室761dの前
壁部761Aの前面には「5」の賭数表示(図示省略)
が、ランプ収容室761b,761fの前壁部761A
の前面には「10」の賭数表示(図示省略)が、ランプ
収容室761a,761hの前壁部761Aの前面には
「15」の賭数表示(図示省略)がそれぞれなされてい
る。
【0148】一方、ランプ基板762は前記表示枠76
1の裏側開口部を閉塞し得る大きさの平板状に作られて
いる。そして、このランプ基板762には前記賭数表示
ランプ763a〜763hが裏側から着脱可能に取り付
けられ、裏側上部にそれら賭数表示ランプ763a〜7
63hに電気を供給するリード線764が接続されてい
る。このように構成されたランプ基板762が 前記表
示枠761の裏側に取り付けられ、その取り付けられた
状態において、最上段の賭数表示ランプ763aが対応
する最上段のランプ収容室761a中に、2段目の賭数
表示ランプ763b,763cが対応する2段目のラン
プ収容室761b中に、3段目の賭数表示ランプ763
d,763eが対応する3段目のランプ収容室761d
中にそれぞれ収容された状態となる。また、4段目の賭
数表示ランプ763f,763gが対応する4段目のラ
ンプ収容室761f中に、最下段の賭数表示ランプ76
3hが対応する最下段のランプ収容室761h中にそれ
ぞれ収容された状態となる。
【0149】賭数表示ユニット760はこのように構成
されていて、表示枠761の前壁部761Aの前面が前
面枠100の前面と略面一となるように、その前面部を
前面枠100の開口部111b中に嵌入させて、その開
口部111bの裏側に表示枠761を介して取り付けら
れている。同図に示すクレジット数表示装置770は装
置本体771と該装置本体771の裏側に取り付けられ
る蓋体775とから構成されている。それら各構成部品
について詳しく説明すれば、前記装置本体771はクレ
ジット数表示器772等を具えていて上部中央に半透光
性の凹状穴771aが設けられている。
【0150】一方、蓋体775は前記装置本体771の
裏側開口部を閉塞し得る大きさの平板状に作られてい
る。そして、この蓋体775には前記装置本体771の
凹状穴771a中に嵌入される着脱可能なボーナスゲー
ム表示ランプ776が取り付けられている。同図中、ス
トップ表示窓部材810は前面枠本体110の開口部1
14a〜114cをその裏側から覆って取り付けられる
もので、前記開口部114a〜114cに対応する半透
光性の窓部811〜813を具えている。このストップ
表示窓部材810は前記開口部114a〜114cの裏
側に取り付けられていて、それら各窓部811〜813
が開口部114a〜114cの位置と一致せしめられて
いる。
【0151】図46に示す取込スイッチ装置24、精算
/完了スイッチ装置29、オート/マニュアル切換スイ
ッチ装置28はそれぞれ取付ボタン24a、精算/完了
ボタン29a、オート/マニュアル切換ボタン28aを
具えていて、前記ストップスイッチユニット42(図3
4)と同じように構成されている。そして、図40に示
すように、操作部115の開口部15a〜15c中にそ
れぞれ設置されている。同図に示す球抜スイッチ装置8
20は前記前面枠本体110の裏側に取り付けられる取
付枠821と該取付枠821中に取り付けられた球抜ス
イッチ825とから構成されている。前記前面枠本体1
10には前記回収球抜き用孔37と連通する差込孔82
2が設けられている。この球抜スイッチ装置820が前
面枠本体110の裏側中段の右側に取り付けられてい
る。そして、その回収球抜き用孔37、差込孔822を
介して差し込まれる回収球抜きスイッチ操作棒によって
前記球抜きスイッチ825がオン・オフ操作されるよう
になっている。
【0152】図47に示す中継基盤910は遊技装置1
の前面枠100裏側の配線処理の中継を行うもので、前
面枠本体110の裏側下段部の上側寄りに取り付けられ
ている。この中継基盤910には、取込、スタートおよ
びストップ等の系統の配線がコネクタ911を介して、
賭数表示やクレジット数表示等の系統の配線がコネクタ
912を介して、取込、球不足および完了等の系統の配
線がコネクタ913を介して、それぞれ接続されてい
る。また、前記取込とスイッチ類の制御装置920等へ
の配線のコネクタ914が接続されている。同図に示す
取込とスイッチ類の制御基盤920は賭球の取込みとス
イッチ類の制御を行うもので、前面枠100の裏側下段
部の下側寄りに取り付けられている。
【0153】この取込とスイッチ類の制御装置920に
は前記中継基盤910からの配線のコネクタ921、お
よびメイン制御装置250への配線のコネクタ922,
923がそれぞれ接続されている。同図に示す中継基盤
930は前面枠100裏側配線のメイン制御装置250
への中継を行うもので、前面枠100の裏側下部の右端
に取り付けられている。この中継基盤930にはオーバ
ーフロースイッチや球抜スイッチ等からの配線のコネク
タ931やメイン制御装置250への配線用コネクタ9
32が接続されている。
【0154】図48に示す導出樋500は前面枠100
の裏側下段部右端寄りに取り付けられている。そして、
同図に示す取込装置ユニット300が前面枠本体110
の裏側下段の左端に取り付けられていて、該取込装置ユ
ニット300の戻し通路321に導出樋500の戻し球
流入口524が接続されている。
【0155】図50に示す回収樋940は前記取込装置
ユニット300の回収通路322を介して回収される球
を島設備の回収樋(図示省略)に回収させるもので、前
記回収通路322から流下される球を本体ケース200
底部の回収口202に導く回収通路941を具ている。
回収樋940はこのように構成されていて、図51に示
すように本体ケース2内の下部に取り付けられている。
この状態において、前面枠100が閉められたとき、取
込装置300の回収通路322の出口が回収樋941の
入口上に位置した状態となる。
【0156】図52〜図56には上記遊技装置1によっ
て行なわれる各種ゲーム状態のながれの図を示す。それ
らのうち、図52は通常ゲームの流れの図、図53はビ
ッグチャンスのゲームの流れの図、図54はレギュラー
ボーナスのゲームの流れの図、図55は小役の集中のゲ
ームの流れの図、図56は小役の集中の流れの図であ
る。
【0157】遊技装置1によって行なわれ得るゲーム状
態としては、通常のゲーム、ビッグチャンスのゲーム、
レギュラーボーナスのゲーム、小役の集中のゲーム、小
役の集中の集中のゲーム等がある。前記通常のゲームは
通常時に行なわれるゲームで、この通常のゲーム時に
は、例えば、図52に示すながれに沿ったゲームが行な
われる。即ち、この通常のゲーム時には外れ以外に小役
が生ずる可能性がある。
【0158】前記ビッグチャンスのゲームは可変表示ゲ
ームの結果としてビッグチャンスを発生させる表示態様
が成立したときに遊技者に賞球獲得の大きなチャンスを
与えるために行なわれるゲームで、例えば、図53に示
す流れに沿ったゲームが行なわれる。即ち、このビッグ
チャンスのゲーム時には、通常ゲーム時に比べて小役発
生の確率がアップされるとともに、ボーナスゲーム発生
の可能性が生ずる。
【0159】このビッグチャンスのゲーム中、ボーナス
ゲームは複数回(この実施例の場合、3回)生ずる可能
性がある。そして、ボーナスゲームが発生したときに
は、該ボーナスゲーム1回につき、一定回数(例えば、
12ゲーム)個別ゲームが行われる。ただし、この一定
回数の範囲内に、所定回数(例えば、6回)当りが発生
すれば、その時点で、該ボーナスゲームは終了する。そ
して、このビッグチャンスのゲームは、このゲームが発
生したときから一定回数(例えば、30回)のゲームが
行なわれた時点で、完了されて通常ゲームに戻される。
【0160】前記レギュラーボーナスのゲームは可変表
示ゲームの結果としてレギュラーボーナスを発生させる
表示態様が成立したときに遊技者に前記小役のときより
は多く前記ビッグチャンスのときよりは少ない利益を与
えるために行なわれるゲームで、例えば、図54に示す
流れに沿ったゲームが行なわれる。即ち、このレギュラ
ーボーナスのゲーム時には、前記通常ゲーム時と同様の
確率で小役発生の可能性がある他、1回のボーナスゲー
ム発生のチャンスが与えられる。このレギュラーボーナ
スのゲームときに発生されるボーナスゲームの内容は、
例えば、前記ビッグチャンスのゲーム中に発生されるボ
ーナスゲームの内容と同様とする。そして、その発生し
たボーナスゲームが終了した時点で、そのレギュラーボ
ーナスのゲームが完了して前記通常ゲームの状態に戻さ
れる。
【0161】前記小役の集中のゲームは可変表示ゲーム
の結果とは無関係に、ランダムの周期で、前記小役が集
中して発生し得るチャンスを与えるために行なわれるゲ
ームで、例えば、図55に示す流れに沿ったゲームが行
なわれる。即ち、この小役の集中のゲーム時には、その
小役の集中が発生した時点から所定回数(例えば、60
回)のゲーム期間にわたって、小役発生の確率を通常時
よりもアップ(例えば、0.75にアップ)させて1回
の小役発生につき例えば平均40個払い出しさせるよう
に小役が発生される。ただし、この小役の集中は再度の
小役の集中の発生によって、その継続中の小役の集中は
パンクしてその新たに発生した小役の集中にとって代わ
られる。
【0162】この小役の集中中においてはビッグチャン
スの発生は保留される。即ち、この小役の集中中にビッ
グチャンス発生の乱数を拾ったときには、そのビッグチ
ャンス発生の時期はそのまま保留されて、その小役の集
中の終了後に発生されることとなる。前記小役の集中中
のゲームは可変表示ゲームの結果とは無関係に、ランダ
ムな周期で、前記小役の集中が集中して発生し得るチャ
ンスを与えるために行なわれるゲームで、例えば、図5
6に示す流れに沿ったゲームが行なわれる。即ち、この
小役の集中の集中のゲーム時には、その小役の集中の集
中が発生した時点から、小役の集中の終了後、例えば、
2/3の確率で再度小役の集中を発生させ得るゲーム状
態となる。この小役の集中時においても、前記小役の集
中時におけると同様、ビッグチャンスが保留される。
【0163】図57〜図62には前記可変表示ドラム装
置600の各可変表示ドラム667,677,687の
リール部667a,677,687aの外周面に表示さ
れた、可変表示ゲーム用の各種表示図柄の例を示す。そ
れらのうち、図57はリール部667aの第1番目から
第10番目までの表示図柄、図58はリール部667a
の第11番目から第21番目までの表示図柄、図59は
リール部677aの第1番目から第10番目までの表示
図柄、図60はリール部677aの第11番目から第2
1番目までの表示図柄、図61はリール部687aの第
1番目から第10番目までの表示図柄、図62はリール
部687aの第11番目から第21番目までの表示図柄
をそれぞれ示す図である。
【0164】各可変表示ドラム667,677,687
のリール部667a,677a,687aの外周面は等
角度ピッチで例えば、「21」の表示領域に分割されて
いて、それらリール部667a,677,687aごと
の各表示領域に、図57〜図62に(1)〜(21)の
番号を付けて示すように各種表示がそれぞれ異なった順
序でなされている。この実施例の場合、表示の種類とし
ては、“鶴の絵の表示”、“寿の文字が書かれた鶴の絵
の表示”、“亀の絵の表示”、“寿の文字が書かれた亀
の絵の表示”、“富士山の絵の表示”、“寿の文字が書
かれた富士山の絵の表示”“俵の絵の表示”、“寿の文
字が書かれた俵の絵の表示”、“鼓の絵の表示”、“寿
の文字が書かれた鼓の絵”の表示、“7の数字の表
示”、“かぶとの絵の表示”等を用いている。が、その
種類は限定せず、如何なる種類の表示にしてもよい。
【0165】前記ビッグチャンス、レギュラーボーナス
および小役を発生させる各種表示の組合せは例えば次の
ようになっている。即ち、ビッグチャンスは“7”、
“7”、“7”の3つの数字が揃ったとき(1)に発生
し、レギュラーボーナスは“かぶとの絵”が3つ揃う
(2)か又は“富士山の絵”が3つ揃った(3)ときに
発生する。そして、ビッグチャンスのときの賞球数の総
計は、例えば、最高1800個で、該ビッグチャンスの
ボーナスゲーム時における個別ゲームの1回“当り”ご
との賞球数は75個である。レギュラーボーナスのとき
の賞球数の総計は、例えば、最高450個で、該ビッグ
チャンスのボーナスゲーム時における個別ゲームの1回
“当り”ごとの賞球数は75個である。
【0166】小役は“俵の絵”が3つ揃ったとき
(4)、“亀の絵”が3つ揃ったとき(5)、左と中の
表示が“亀の絵”で右の表示が“かぶとの絵”のとき
(6)、“鶴の絵”が3つ揃ったとき(7)、左と中の
表示が“鶴の絵”で右の表示が“かぶとの絵”のとき
(8)、“鼓の絵”が3つ揃ったとき(9)、左と中の
表示が“鼓の絵”の表示であるとき(10)、左と中の
表示が“かぶとの絵”の表示であるとき(11)、左の
表示が“鼓の絵”の表示であるとき(12)等に発生す
る。そして、(4)〜(6)の小役のときの賞球数は、
例えば75個、(7)又は(8)の小役のときの賞球数
は、例えば50個、(9)又は(8)の小役のときの賞
球数は、例えば、40個、(11)の小役のときの賞球
数は、例えば25個、(12)の小役のときの賞球数
は、例えば10個である。
【0167】図63には前記電源装置370の正面図を
示す。電源装置370の前面側にはキースイッチ37
6、セットスイッチ377及び電源スイッチ378等が
設けられている。このゲーム装置1におけるビッグチャ
ンスの発生確率は例えば6段階に切換可能となってい
て、その機械的確率設定方式としては、後に、図64に
基づいて説明するように、それらキースイッチ376、
セットスイッチ377および電源スイッチ378を用い
て行なわれるようになっている。
【0168】図64にはその機械的確率設定の手順を示
す。この機械的確率設定方式の場合、遊技装置1の電源
投入時には、ビッグチャンス発生の設定確率が無操作で
自動的に第4段階に設定されるようになっている。ビッ
グチャンスの発生確率の機械的設定を行なうには、先
ず、電源スイッチ378を押圧してオフにしてから、キ
ースイッチ376にキー(図示省略)を差し込んで回動
操作してオンにし、その後、再び電源スイッチ378を
押圧してオンに戻す。そして、その後、セットスイッチ
377を押圧操作することによって、6段階のうちのい
ずれかの段階に切り換える。その切り換えられた段階は
遊技装置1前面の液晶テレビ装置700に表示される。
セットスイッチは1回の押圧操作ごとに1段階ずつ変化
し、第6段階目の後には再び第1段階目に戻るというよ
うな循環切換え方式になっている。
【0169】その6段階のいずれかにセットした後、キ
ースイッチ376を操作してオフ状態に戻せば、その段
階へのセットが完了する。そして、その後、更にスター
トスイッチ92(図42)を1回オンさせれば、液晶テ
レビ装置700の前記設定の段階表示が消灯されて、ビ
ッグチャンスの設定確率の表示は見えなくなる。
【0170】ビッグチャンスの発生確率の設定は中央管
理装置2000(後述)からの指令による自動確率設定
方式(後で詳しく述べる)によっても行われる。この自
動確率設定方式の場合においても、遊技装置1の電源投
入時には、ビッグチャンス発生の設定確率が無操作で自
動的に第4段階に設定されるようになっている。その電
源投入時後のビッグチャンス発生確率の設定操作として
は、中央管理装置2000のテンキー操作等によって遊
技装置1の台ナンバーとビッグチャンス発生確率の設定
値をインプットすることにより、簡単にその発生確率の
設定変更ができるようになっている(後述)。また、遊
技装置1の台単位、ホール全体の割数を設定すれば遊技
装置1の営業状態を自動分析し、全遊技装置1に明日の
営業のための設定変更が自動的に行なえる(後述)。
【0171】図65には遊技店(ホール)内の島設備1
000に設置された多数の遊技装置1等の管理制御を行
なう中央管理装置2000の全体斜視図を示す。この中
央管理装置2000の卓2500上には、キースイッチ
2011や各種操作キーを有するキーボード2010、
遊技装置1等に関する各種データを表示する表示装置2
020、およびそれら各種データの集計結果等をプリン
トするプリンタ2030等が載置されている。また、そ
の下側には遊技装置1等に関する各種データを記憶する
記憶装置2204やプリントされた各種データ等を収納
する収納箱2080が載置されている。
【0172】図66には、前記キーボード2010の操
作キー2100の種類を拡大して示す。操作キー210
0の種類としては、同図に示すように、開店キー211
1、閉店キー2112、システム終了キー2113、表
示メニューキー2221、印字メニューキー2222、
日時設定キー2223、CRTクリアキー224、打止
解除キー2231、強制終了キー2232、終了解除キ
ー2233、スペアキー2234、確率設定キー224
1、台番号設定キー2242、確率設定終了キー224
3、自動確率設定キー2244、テンキー2250等が
ある。そして、キーボード2010内にはキー操作時に
音を発生するブザー2260が設置されている。ここ
で、上記のように概略構成された中央管理装置2000
による確率設定方法の例について説明しておく。先ず、
キーボード2010のキースイッチ2011に専用キー
(図示省略)を差し込んで回転させることにより、電源
をオン状態にしてから、確率設定キー2241を押圧操
作して確率設定スイッチをオンにすれば、表示装置20
20の画面に“確率設定の変更をします。台番号設定ス
イッチを押してください。”の表示がなされる。
【0173】この表示の指示に従って、台番号設定キー
2242を押圧操作して台番号設定スイッチをオンにす
ると、表示装置2020の画面の表示が“キーボードに
より台番号を入力してください”の表示に変換される。
この表示の指示に従って、キーボード2010を操作し
て台番号(例えば、「112」)を入力すれば、表示装
置2020の表示が、今度は、“112番台の確率設定
を変更します。キーボードにより確率設定の変更値を入
力してください。”の表示に変換される。この表示に従
って、キーボード2010を操作して設定確率の変更値
(例えば、6)を入力すれば、表示装置2020の表示
が、今度は、“確率設定値を“6”に変更します。OK
であれば、確率設定終了スイッチをオンにしてくださ
い。”の表示に変換される。この表示に従って、確率設
定終了キー2243を押して確率設定終了スイッチをオ
ンにすれば、表示装置2020の表示が、“確率設定終
了値の変更が終了しました。”の表示に変換される。そ
して、確率設定変更が終了される。
【0174】その他、中央管理装置2000によって次
のような自動確率設定も可能である。自動確率設定を行
ないたいときは、先ず、キーボード2010のキースイ
ッチ2011に専用キーを差し込んで回動操作してオン
状態にする。そして、次に、自動確率設定キー2244
を押圧操作して自動確率設定スイッチをオンにすれば、
中央管理装置2000により確率設定の自動処理(図6
7、図68)が行なわれる。この自動確率設定は、通
常、閉店後に行なわれる。
【0175】図67には、中央管理装置2000によっ
て行なわれるビッグチャンス発生確率の自動設定その1
の制御処理手順を示す。この自動設定のその1は、遊技
装置1ごとに、設定確率に基づいたビッグチャンスの発
生確率の算出値A,Bを実際に発生したビッグチャンス
の回数(以下、実際値という。)と比較して修正する設
定の仕方である。営業中は、遊技者の利益を害さないよ
うに、この自動設定によるビッグチャンス発生確率の設
定変更を禁止するため、その設定変更の時刻制限を設け
たり、遊技装置1の電源オフ時にのみその設定変更がで
きるようにしたり、或いは、遊技装置1の電源のオフに
よって設定が完了するようにしたりする。設定中は設定
値が液晶テレビ装置700に表示されるようにする。
【0176】この処理で用いる実際値Xはその日に実際
に発生したビッグチャンスの回数で、設定算出値A,B
はそれぞれ設定確率Pを基に次の数式1、数式2から算
出したビッグチャンスの発生回数の設定値である。
【0177】
【数1】
【0178】
【数2】 ここに、n=通常ゲーム回数、p=設定確率である。
【0179】また、設定値に対するビッグチャンス、レ
ギュラーボーナスおよび小役集中の発生確率は、例え
ば、表1のようになっている。
【0180】
【表1】
【0181】この自動確率設定その1の制御処理手順の
具体例としては、ステップS2で営業が終了したことを
確認してから、次のステップS4でその日に実際に発生
したビッグチャンスの回数、即ち、実際値Xをチェック
し、しかる後、ステップS6〜S18の設定変更の有・
無の処理に移行する。設定変更の有・無の処理として
は、先ず、ステップS6で実際値Xが設定算出値Aより
大であるか否かを判定する。その結果、大であると判定
したときには、ステップS10で偶数と奇数が同数ずつ
含まれている乱数のうちの1つをランダムに拾ってステ
ップS12に移行する。そして、該ステップS12でそ
の拾った乱数が偶数であるか否かを判定し、偶数であれ
ばステップS14に移行して設定値を1段階ダウンさせ
る処理を行ない、偶数でなければ、ステップS22に移
行して変更無しの処理を行なう。このように、実際値X
が設定算出値Aより大であっても必ずしも設定値をダウ
ンさせないようにしたのは、ビッグチャンスの発生回数
が多かった台もある程度そのまま残して遊技者に多くの
利益獲得のチャンスを与えてゲームに対する興趣を失わ
せないようにするためである。
【0182】が、前記ステップS6で実際値Xが設定算
出値より大でないと判定したときには、ステップS8に
移行して実際値Xが設定算出値Bより小であるか否かを
判定する。その結果、小であると判定したときには、ス
テップS16で偶数と奇数が同数ずつ含まれている乱数
のうちの1つをランダムに拾ってステップS18に移行
する。そして、該ステップS18でその拾った乱数が偶
数であるか否かを判定し、偶数であればステップS20
に移行して設定値を1段階アップさせる処理を行ない、
偶数でなければ、ステップS22に移行して変更なしの
処理を行なう。このように、実際値Xが設定算出値Bよ
り小であっても必ずしも設定値をアップさせないように
したのは、上記処理S10,S12,S22でビッグチ
ャンスの発生回数が多かった台もある程度残したことに
対応させて遊技者と遊技店との利益バランスを図るため
である。
【0183】図68には、中央管理装置2000によっ
て行なわれるビッグチャンス発生確率の設定その2の制
御処理手順を示す。ビッグチャンスの発生確率設定その
2の制御処理手順の具体例としては、例えば、6段階の
設定値“1”〜“6”ごとに遊技装置1全台に対する分
布割合を、例えば、表2に示すような割合でテーブルI
にセットしておき、そのテーブルIの分布割合になるよ
うにランダムに台ナンバーを振り分ける設定の仕方であ
る。このテーブルIの分布割合は売上テーブルIIに入
っている1日当たりの全台トータルの売上の過去のデー
タ(表3)、及び開店時のモードや通常時のモードとし
て設定されている割数(表4)を分析して、設定確率の
良い台の割合を増減変更するようにする。前記割数は、
1日当たりの払出数を1日当たりの投入数で割った値で
ある。また、前記売上テーブルIIの過去のデータの平
均値は、新たな営業データを追加していって適宜書き換
えるようにしている。
【0184】
【表2】
【0185】
【表3】
【0186】
【表4】
【0187】この自動確率設定その2の制御処理手順と
しては、ステップS30で営業が終了したことを確認し
てから、次のステップS32で遊技装置1全台の売上げ
と割数を集計し、次のステップS34でその集計値を売
上げデータバンクに入れる。そして、その後、ステップ
S36,S38,S42で各種判定を行ない、その判定
結果に応じて、テーブルIIの分布割合になるようにラ
ンダムに台ナンバーを振り分けて遊技装置1の各台に設
定値を指示する処理(ステップS40)、或いはその分
布割合を変更させた状態で遊技装置1全台に振り分ける
処理(ステップS44,S46)を行なうようになって
いる。即ち、先ず、ステップS36で、遊技装置1全台
の売上げ球数が所定数以上であったか否かを判定し、所
定数以上であったと判定したときにはステップS38に
移行し、所定数以上でなかったと判定したときにはステ
ップS42に移行する。
【0188】その結果、ステップS38に移行したとき
には、該ステップS38で遊技装置1全台のトータル割
数が所定数以下であるか否かを判定する。そして、その
結果、所定数以下であると判定したときには、ステップ
S40でテーブルIの割合になるようにランダムに台ナ
ンバーを振り分けて各台に設定値を指示してからステッ
プS48に移行して各台の設定変更を行なう。が、所定
数以下でないと判定したときには、ステップS42に移
行する。前記ステップS36又はS38からステップS
42に移行したときには、該ステップS42で稼動率が
悪かったか否かを判定する。その結果、悪かったと判定
したときにはステップS44でテーブルIの分布割合
e,fをアップするように振り分けて各台に設定値を指
示し、しかる後、ステップS48に移行して各台の設定
変更を行なう。が、悪くなかったと判定したときには、
ステップS44でテーブルIの分布割合e,fをダウン
するように振り分けて各台に設定値を指示し、しかる
後、ステップS48に移行して各台の設定変更を行な
う。
【0189】図69には、上記遊技装置1の制御を行な
う制御システムの制御ブロック図を示す。メイン制御装
置250は遊技装置1の制御システム全体を支配し、ゲ
ームの制御を行なうようになっている。このメイン制御
装置250には、球の取込みとスイッチ類の信号に基づ
く制御を行なう取込とスイッチ類の制御装置920、球
の取込みや排出の制御を単独で行なう賞球排出制御装置
470、前面枠100に取り付けられた液晶テレビ装置
700の図柄表示パターン等を管理する液晶パネル制御
基盤750および外部電源(例えば、AC24V)等が
接続されている。そして、前記取込とスイッチ類の制御
装置920および賞球排出制御装置470は前記メイン
制御装置250の支配下に置かれ、前記液晶テレビ制御
装置700は前記メイン制御装置250の制御を受ける
ようになっている。
【0190】また、前記外部接続端子基盤406は外部
電源(例えば、AC24V)から電気の供給を受け、電
源装置370を介して前記各制御装置250,470,
750,920に分配するようになっている。また、前
記メイン制御装置250は前記外部接続端子基盤406
に接続される配線コードを介して中央管理装置2000
と交信するようになっている。この実施例の場合、前記
取込とスイッチ類の制御装置920はメイン制御装置2
50との間の通信手段として、光ケーブルを用いて光通
信を行なうようになっており、前記賞球排出制御装置4
70とメイン制御装置250とはRS232Cを介して
通信を行なうようになっている。また、前記液晶パネル
制御基盤750とメイン制御装置250とはI/Oポー
トを利用して更新するようになっている。
【0191】図70には上記メイン制御装置250およ
び賞球排出制御装置470によって行われる遊技装置1
のクレジットシステムの制御ブロック図を示す。この制
御システムを構成する監視手段(定量判定手段としての
機能も有する。)3300(後述するマイクロコンピュ
ータ471)には、外部設定スイッチ3250(例え
ば、オート/マニュアル切換スイッチ装置28)によっ
て所定のクレジット数(例えば、250個)が設定され
る設定クレジット数記憶手段3430(後述するマイク
ロコンピュータ251)上皿用球不足検出器3340
(図示は省略したが、例えば、球導入樋320の上流側
に設置されている。)、メインタンク用球不足検出器3
350(図示は省略したが、例えば、メインタンク41
0の下流側に設置されている。)、球回収装置3500
(取込装置330および切換装置350)を駆動制御す
る駆動制御手段3310(後述するマイクロコンピュー
タ471)、賞球回収装置3600,3600(賞球排
出装置453,453および切換装置455を含む。)
を駆動制御する駆動制御手段3320,3330、およ
びクレジットカウンタ3400が接続されている。そし
て、そのクレジットカウンタ3400には取込カウンタ
340の検出に基づいてその取込球の計数を行う第1の
計数手段3410(後述するマイクロコンピュータ47
1)、賞球排出カウンタ452a,452aの検出に基
づいて賞球排出数を計数する第2の計数手段3420
(後述するマイクロコンピュータ471)、および取込
スイッチ(42,43,44)からの信号に基づきその
指定された賭球数をクレジットカウンタ3400から減
算する減算手段3440(マイクロコンピュータ47
1)が接続されている。
【0192】この制御システムは上記のように構成され
ていて、次のようにしてクレジット数の設定変更がなさ
れるとともに、その設定したクレジット数にクレジット
の球数が保たれるようになっている。即ち、外部設定ス
イッチ3250(例えば、オート/マニュアル切換スイ
ッチ装置28(図1))の操作によりオート状態に設定
されると、設定クレジット数記憶手段3430(後述す
るマイクロコンピュータ251)の設定クレジット数が
所定個数(例えば、250個)にセットされる。そし
て、球回収装置3500(取込装置330および切換装
置350)が作動して供給皿701中の球が予め遊技装
置1の内部に取り込まれて島設備の回収路(図示省略)
に回収され、その回収球の数が取込カウンタ340によ
って検出されて第1の計数手段3410(後述するマイ
クロコンピュータ471)により計数される。そして、
その計数値がクレジットカウンタ3400に入力され
る。
【0193】この計数値が監視手段3300(後述する
マイクロコンピュータ471)に入力されて設定クレジ
ット数記憶手段3430(後述するマイクロコンピュー
タ471)の設定クレジット数(例えば、250個)と
比較される。そして、その計数値がその設定クレジット
数に達した時点で賞球排出制御手段3310(後述する
マイクロコンピュータ471)に送られ球回収装置35
00が停止される。その計数値は、クレジット数とし
て、駆動制御手段3440によりクレジット数表示装置
770に表示される。
【0194】この状態でゲームが行われて取込スイッチ
(42,43,44)の操作により賭け球の設定がなさ
れると、その設定値信号が減算手段3440を介してク
レジットカウンタ3400に入力され、その設定値がク
レジットカウンタ3400(後述するマイクロコンピュ
ータ471)のクレジット数から減じられる。そして、
その減じられた後のクレジット数が駆動制御手段344
0によりクレジット数表示装置770に表示される。そ
して、その減少した、クレジットカウンタ3400のク
レジット数が監視手段3300により監視されていて、
ゲームの開始毎に、賞球排出制御手段3310により球
回収装置3500が作動されてその減少した分の球がク
レジットカウンタ3400のクレジット中に補われる。
【0195】また、各ゲームの結果として、賞球排出が
行われるときには、その排出球が賞球排出カウンタ45
2a(SW1),452a(SW2)に検出されて第2の
計数手段3420(後述するマイクロコンピュータ47
1)により計数される。そして、その計数値がクレジッ
トカウンタ3400のクレジット数に加算され、そのク
レジット数が設定クレジット数(例えば、250個)に
達した後の余りの賞球が賞球排出装置453,453の
駆動により供給皿701又は下皿80中に実球で支払わ
れる。ただし、供給皿701の下流側又は球導入樋50
0に設置された上皿用球不足検出器3340により予め
取込むべき球が無い状態(球無し状態)が検出されてい
るときは、その球無し信号が監視手段3300に送られ
て球回収装置3500による球の回収は行われない。
【0196】このように、予め取込むべき球があること
を条件に、クレジット中の球数が設定クレジットの数に
なるように常に補給されるので、賭け球の取込操作時か
らゲームの開始操作が可能となるまでの時間を可及的に
短くでき、かつ、供給皿701中の球の量を軽減し得る
遊技装置を提供することができる。また、そのクレジッ
ト数がクレジット数表示装置770に表示されるので、
遊技者はそのクレジット数を簡単に視認することができ
る。
【0197】図71には、メイン制御装置250による
クレジットの補給制御処理の手順を示す。このクレジッ
トの補給制御処理は、供給皿701中に取り込むべき球
があることを条件に、クレジット中の球数が設定クレジ
ットの数になるように常に補給される処理として行われ
る。この処理が開始されると、先ず、ステップS100
0でオート/マニュアル切換スイッチ28がオン(オー
トが選択された状態)となっているか否かを判定する。
その結果、オン(オートが選択された状態)となってい
ると判定したときには、ステップS1002でクレジッ
トカウンタ3400のクレジット数が「250」以上に
なっているか否かを判定する。
【0198】そして、その結果、そのクレジット数が
「250」以上になっていると判定したときにはステッ
プS1000に戻る。が、「250」以上になっていな
いと判定したときには、ステップS1004に移行す
る。ステップS1004では上皿用球不足検出器334
0(図70)がオン(球有り状態)となっているか否か
を判定する。その結果、オン(球有り状態)となってい
なければステップS1000に戻る。が、オン(球有り
状態)となっていればステップS1006で取込ソレノ
イド331をオン(ON)にし次のステップS1010
で取込カウンタ340をオン(ON)にしてからステッ
プS1010に移行する。
【0199】ステップS1010ではクレジットカウン
タ3400が「250」になったか否かをカウントし、
「250」になっていないと判定したときにはそのまま
ステップS1000に戻り、「250」になったと判定
したときにはステップS1012で取込ソレノイド33
1をオフ(OFF)にしてからステップS1000に戻
る。
【0200】図72には、メイン制御装置250によっ
て行われるオートのときの球の取込みのタイミングチャ
ートを示す。ゲームの開始で、上皿701中に球が供給
されてオート/マニュアル切換スイッチ(28)がオン
(ON)されたときには、取込カウンタ340がオン
(ON)となった後一定時間(例えば、50m秒)経過
してから取込ソレノイド331がオン(ON)にされて
クレジット中への球の取込みが開始される。この球の取
込み数はクレジットカウンタに入力されてクレジット数
として記憶される。
【0201】そして、そのクレジット数が所定個数(例
えば、「250」個)に達したときには、取込ソレノイ
ド331がオフ(OFF)に戻されてクレジット中の球
の取込みが終了される。が、クレジット数が所定個数
(例えば、「250」個)に達していないときであって
も、取込カウンタ340がオフ(OFF)となって所定
時間(例えば、2秒)経過したときには、上皿701中
に取込むべき球が無いとみなしてクレジット中への球の
取込みが終了される。
【0202】図73には賞球排出制御装置470によっ
て行われる球抜き制御処理のタイミングチャートを示
す。同図に示すように、球抜きスイッチ825のオン
(ON)信号の立上がりのタイミングで賞球排出ソレノ
イド453a,453aおよび切換ソレノイド(球抜き
ソレノイド)455aがオン(ON)となって球抜きが
開始される。そして、賞球排出カウンタ452aがオフ
(OFF)となってから、所定時間(t)が経過した時
点で、賞球排出ソレノイド453aおよび切換ソレノイ
ド(球抜きソレノイド)455aがオフ(OFF)とな
る。前記所定時間(t)は球抜きの球が無くなったとみ
なされるのに十分な時間として定められる。そして、そ
の後、切換ソレノイド455aが複数回オン(ON)、
オフ(OFF)動作を繰り返すことによって、賞球排出
樋451中の球を確実に抜く。
【0203】図74には賞球排出制御装置470によっ
て行われる所定個数(例えば、75個)ずつの賞球排出
を行う制御処理のタイミングチャートを示す。この実施
例で、多量に賞球排出を行う場合には、所定個数(例え
ば、75個)を単位として賞球排出を行い、その後に所
定個数に満たない残りの分の排出を行うようになってい
る。即ち、賞球排出信号を受けたときに、賞球排出ソレ
ノイド453aがオン(ON)となって賞球の排出が開
始される。そして、その排出個数が賞球排出カウンタ4
52aにより所定個数(例えば、75個)検出された時
点で賞球排出ソレノイド453aが停止される。
【0204】しかる後、所定時間経過してから、同様に
所定個数(例えば、75個)の賞球排出を行う。このよ
うに、所定時間の間隔をおきながら、所定個数(例え
ば、75個)ずつの賞球排出を行い、最後に残りの賞球
排出を行うことによって、賞球排出の正確さと円滑化を
図っている。この実施例では、1回に排出される賞球の
個数を「75」個とし、1回の賞の最高排出個数に一致
させて、信号処理の容易化を図っている。
【0205】図75には、取込とスイッチ類の制御装置
920によって行われる、遊技装置1の前記各種スイッ
チ(SW1〜SW9)信号による各種表示ランプ(L1〜
L24)の点灯および点滅の制御ブロック図を示す。同
図に示すように、取込スイッチSW1(24)、スター
トスイッチSW2(92)、ストップスイッチSW3(4
2),SW4(43),SW5(44)、オート/マニュ
アル切換スイッチSW6(28)、精算/完了スイッチ
SW7(29)、リセットスイッチSW8(錠145)、
球抜きスイッチSW9(37)および前面枠スイッチS
10(34)等からの電気的信号がローパスフィルタ1
501、入力バッファ1502および多重回路1500
を経て光変換器1503に入り、該光変換器1503で
光信号に変換してメイン制御装置250に送信されるよ
うになっている。
【0206】そして、その送信された信号に基づいて、
メイン制御装置250から制御信号が光信号として光変
換器1503に送られる。その光変換器1503に送ら
れた光信号(制御信号)が該光変換器1503で電気的
信号(制御信号)に変換され、多重回路1500を介し
て出力ラッチ1504に送られる。そして、その出力ラ
ッチ1504にその制御信号が一時的にラッチされ、そ
の制御信号に基づき、ドライバ1505により、大役物
発生表示部20中のランプ(L1〜L3)、ビッグチャ
ンス表示部10e中のランプ(L4)、スコア表示部1
0f中のランプ(L5)、賭数表示部11c,11b,
11d,11a,11e中のランプ(L6,L7,L
8)、ボーナスゲーム表示部10r中のランプ(L
9)、ストップ表示部10g〜10i中のランプ(L1
0〜L12)、取込ボタン24中のランプ(L13)、
スタートボタン94中のランプ(L14)、取込球不足
ランプ27(L15)等が、また、ドライバ1506に
より各ドラムユニット660,670,680の可変表
示部ランプ664a〜664c(L16〜L18),6
74a〜674c(L19〜L21),684a〜68
4c(L22〜L24)等が点灯又は点滅されるように
なっている。
【0207】図76には賭け球の取込や賞球排出の制御
を行なう賞球排出制御装置470の制御システムのブロ
ック図を示す。賞球排出制御装置470は例えばコンピ
ュータシステムによって構成されている。
【0208】このコンピュータシステムを構成するマイ
クロコンピュータ(MPU)471は内部に読出し専用
メモリたるROM471a、読出しと書込みが可能なメ
モリたるRAM471b等を有している。これらメモリ
のうちのROM471aには、マイクロコンピュータ4
71の出力側に接続された、球の取込みや賞球排出に関
与する各種作動部(M1,M2,SOL1〜5)を作動
させるための固定制御データプログラムが書き込まれて
いる。一方、RAM471bには、マイクロコンピュー
タ471の入力側に接続された各種検出器(SW21〜S
26)からの検出信号等が一時的に記憶されるようにな
っている。
【0209】このマイクロコンピュータ471には停電
時に備えて記憶を保持する不揮発性メモリ472が接続
されている他、インタフェース473を介して前記メイ
ン制御装置250に接続されて相互に信号のやり取りが
行なわれるようになっている。このマイクロコンピュー
タ471の入力側には、ローパスフィルタ474および
入力バッファ475を介して賞球排出カウンタ452a
(SW21),452a(SW22)、オーバーフロースイ
ッチSW23(図示は省略したが、導出樋500の上流側
に設置されている。)、取込カウンタ340(S
24)、球抜きスイッチ825(SW25)および前面枠
開閉検出器34(SW26)が接続されている。
【0210】一方、このマイクロコンピュータ471の
出力側には、球ナラシモータ426(M1),436
(M2)、賞球排出ソレノイド453a(SOL1),
453a(SOL2)、取込ソレノイド331(SOL
3)、切換ソレノイド351(SOL4)、切換ソレノ
イド455a(SOL5)が接続されている。賞球排出
制御装置470の制御システムは上記のように構成され
ていて、マイクロコンピュータ471に入力される前記
各種検出器(SW21〜SW26)からの検出信号等に基づ
き、マイクロコンピュータ471からの指令により、マ
イクロコンピュータ471の出力側に接続された各種モ
ータM1,M2およびソレノイドSOL1〜5の作動制御
が行なわれるようになっている。
【0211】そして、前記マイクロコンピュータ471
は、少なくとも、外部設定スイッチ3250によって設
定された設定クレジット数を記憶する設定クレジット数
記憶手段3430、球回収装置(例えば、取込装置33
0と切換装置350とによって構成されている。)によ
って回収された(取り込まれた)球を検出する取込カウ
ンタ340の検出に基づいて、その回収された球の数を
計数する第1の計数手段3410、賞球排出カウンタ4
52a(SW1),452a(SW2)によって検出され
た回収球の数を計数する第2の計数手段3420、これ
ら計数手段3410,3420によって計数された球の
数をクレジット数として記憶するクレジットカウンタ3
400と、取込スイッチ24(SW1)の操作に基づい
て可変表示ゲームに賭けられた球の数を前記クレジット
カウンタ3400に記憶されたクレジット数から減少さ
せる減算手段3440、前記クレジットカウンタ340
0に記憶されているクレジット数が定量(例えば、25
0個)に達しているか否かを判定する定量判定手段を含
む監視手段3300、および前記クレジットカウンタ3
400に記憶されたクレジット数をクレジット表示装置
770に表示させる駆動制御手段3440を備えてい
る。そして、前記監視手段3300は前記クレジット数
が定量に達していないと判定したときに前記球回収装置
3500を球回収状態に作動させる一方、前記クレジッ
ト数が定量(例えば、250個)に達していると判定し
たときに前記球回収装置3500による球の回収を停止
させる信号を前記駆動制御手段3310に送るプログラ
ムデータを備えている。また、このマイクロコンピュー
タ471はインタフェース473を介してメイン制御装
置200との間で通信のやり取りを行なうようになって
いる。
【0212】図77には、液晶パネル制御基盤750、
賞球排出制御装置470および可変表示ドラム装置60
0等の制御支配を行うメイン制御装置250の制御ブロ
ック図を示す。メイン制御装置250は例えばコンピュ
ータシステム250Aによって構成されている。
【0213】このコンピュータシステム250Aを構成
するマイクロコンピュータ251は読出し専用メモリた
る外部ROM251b、読出しと書込みが可能なメモリ
たる内部RAM251a、カレンダー251c等を有し
ている。これらメモリのうちのROM251bには、可
変表示ドラム667,677,687を動かすパルスモ
ータ663,673,683、取込とスイッチ類の制御
装置920、賞球排出制御装置470、液晶パネル制御
基盤750およびスピーカ260等の制御するための固
定制御データプログラムが書き込まれている。一方、R
AM251aにはマイクロコンピュータ251に入力さ
れる各種信号等を一時的に記憶する記憶領域等が設けら
れている。
【0214】このマイクロコンピュータ251はバック
アップ電源251dを介して電源251eが接続されて
いる。このマイクロコンピュータ251の入力側にはロ
ーパスフィルタ252aおよび入力バッファ252bを
介して可変表示ドラム667,677,687の回転角
度位置検出器668(SW30)、678(SW31)、6
88(SW32)が接続されている。
【0215】一方、その出力側にはサウンドジェネレー
タ252cと音声合成回路252dおよびアンプ252
eを介してスピーカ260が接続されるとともに、ドラ
イバ252fを介してパルスモータ663(M10)、6
73(M11)、683(M12)が接続されている。ま
た、このマイクロコンピュータ251には、多重回路2
52gおよび光変換器252hを介して取込とスイッチ
類の制御装置920が、また、インターフェイス252
iを介して賞球排出制御装置470がそれぞれ接続され
ている。また、このマイクロコンピュータ251には、
液晶パネル制御基盤750、およびブレーカーを有する
外部接続端子基盤406が接続されている。
【0216】メイン制御装置250の制御システムは上
記のように構成されていて、マイクロコンピュータ25
1により、可変表示ドラム667,677,687の回
転角度位置を検出する回転角度位置検出器668(SW
30)、678(SW31)、688(SW32)からの検出
信号を基に、パルスモータ663(M10)、673(M
11)、683(M12)の回転制御を行ったり、スピーカ
260から音声を発生させたりする。また、このマイク
ロコンピュータ251は取込とスイッチ類の制御装置9
20、賞球排出制御装置470および液晶パネル制御基
盤750と通信しながらその制御を支配したり、外部接
続端子406を介して球補給スイッチSW41,SW42
らの信号を受けて球補給を行ったりする。
【0217】図78には、液晶テレビ装置700の制御
を行う液晶パネル制御基盤750の制御ブロック図を示
す。液晶パネル制御基盤750は例えばコンピュータシ
ステム750Aによって構成されている。このコンピュ
ータシステム750Aを構成するマイクロコンピュータ
755はフォントROM755aおよびV−RAM77
5b等を有している。これらメモリのうちのフォントR
OM755aには実際に液晶テレビに映し出される各種
図柄データや文字データなどが格納されている。
【0218】一方、V−RAM755bはマイクロコン
ピュータ755の制御の下で前記フォントROM755
a中のデータを液晶テレビに映し出す作業等を行なう。
そして、前記V−RAM755bにCRTコントローラ
755cおよびドライバー755dを介して液晶パネル
制御基盤750の前面の液晶表示部755eが接続され
ている。液晶パネル制御基盤750は上記のように構成
されていて、マイクロコンピュータ755により、フォ
ントROM755a中のデータを基に、V−RAM75
5b、CRTコントローラ755cおよびドライバー7
55dを介して液晶表示部755eに各種表示がなされ
る。このマイクロコンピュータ751はメイン制御装置
250と通信を行っていて、メイン制御装置250の支
配を受ける。
【0219】図79には外部電源(AC24V)からの
電気を遊技装置1の各部に供給する配電ブロック図を示
す。同図に示すように、外部電源(AC24V)が外部
接続端子基盤406に接続され、その外部接続端子基盤
406に電源装置370およびインバータ370aが並
列に接続されている。そして、その電源装置370を介
して遊技装置1の各部にAC24Vの電気が供給される
とともに、インバータ370aを介して遊技装置1の蛍
光灯に電気が供給されている。
【0220】図80には、メイン制御装置250によっ
て行われるメイン制御処理の前半部分手順を、図81に
はその後半部分の手順を示す。このメイン制御処理とし
ては、賭け球取込処理、可変表示ドラムの回転制御処
理、ボーナスゲームへの移行処理、小役集中への移行処
理、可変表示ドラムの停止制御処理、役確定分の払出し
処理等が行われる。このメイン制御処理が開始される
と、まずステップS100でイニシャル処理を行ってか
ら、ステップS102,S104で順に賭け球取込処
理、分岐処理を行う。そして、その分岐処理のとき、ス
テップS100Aでスタートスイッチ23がオン(O
N)されると、ステップS106で可変表示ドラム66
7,677,687の回転制御を行ってから次のステッ
プS108に移行する。ステップS108ではボーナス
ゲーム中であるか否かを判定する。その結果、ボーナス
ゲーム中でないと判定したときには、ステップS110
でボーナス判定処理をしてからステップS114に移行
する。が、ボーナスゲーム中であると判定したときに
は、ステップS112で設定値内(ボーナス)の小役確
率利用の処理を行って、ステップS130(図81)に
移行する。
【0221】ステップS114ではステップS110に
おけるボーナス判定処理の結果として合格(ボーナスゲ
ームが発生)したか否かを判定し、合格(ボーナスゲー
ムが発生)しなかったと判定したときにはステップS1
16(図81)に移行し、合格(ボーナスゲームが発
生)したと判定したときにはステップS118でボーナ
スフラグ成立の処理を行ってからステップS136(図
81)に移行する。ステップS116(図81)では小
役の集中役のゲーム中であるか否かを判定し、小役の集
中役のゲーム中でないと判定したときにはステップS1
22に移行する。
【0222】ステップS120では小役の集中役のゲー
ムが終了したか否かを判定し、終了したと判定したとき
にはステップS124に移行し、終了していないと判定
したときにはステップS128で設定値内(小役集中)
の小役確率利用の処理を行ってからステップS130に
移行する。ステップS122では小役集中役の設定値を
消化したか否かを判定し、消化していないと判定したと
きにはステップS126で設定値内(通常)の小役確率
利用の処理をしてからステップS130に移行し、消化
したと判定したときにはステップS124に移行する。
ステップS124では小役集中役の判定の結果が合格で
あったか否かを判定し、合格でなかったと判定したとき
にはステップS126で設定値内(通常)の小役確率の
利用処理を行なってステップS130に移行するが、合
格したと判定したときにはステップS128で設定値内
(小役集中)の小役確率利用の処理を行ってからステッ
プS130に移行する。
【0223】ステップS130では小役判定の結果が合
格であるか(小役が発生したか)否かを判定し、合格し
なかったと判定したときにはステップS132でボーナ
スフラグ、小役フラグの不成立処理を行ってからステッ
プS136に移行し、合格したと判定したときにはステ
ップS134で小役フラグの成立処理を行ってからステ
ップS136に移行する。ステップS136では可変表
示ドラム667,677,687の可変表示タイマがタ
イムアップしたか否かを判定し、タイムアップしていな
いと判定したときにはステップS138に移行し、タイ
ムアップしたと判定したときにはステップS140で可
変表示ドラム667,677,687の停止制御を行っ
てステップS142に移行する。ステップS138では
ストップスイッチ(42),(43),(44)がオン
したか否かを判定し、オンしないと判定したときにはス
テップS136に戻り、オンしたと判定したときにはス
テップS140で可変表示ドラム667,677,68
7の停止処理を行ってステップS142に移行する。ス
テップS142では役が確定したか否かを判定し、役が
確定していないと判定したときにはそのままステップS
102(図81)に戻るが、役が確定したときにはステ
ップS144でその役の確定分に対して球の払い出し処
理を行ってからステップS102(図81)に戻る。
【0224】図82には図80のステップS102にお
ける賭け球の取込処理の詳しい制御処理手順の前半部分
を示し、図83にはその後半部分を示す。
【0225】図82および図83の賭け球の取込処理は
オートとマニュアルの各状態に応じて賭け球の取込を行
う処理で、この賭け球の取込処理が開始されると、ま
ず、ステップS150でオート/マニュアル切換スイッ
チ(28)がオートになっているか否かを判定する。そ
の結果、オートになっていないと判定したときには、ス
テップS152〜S156で「5個」、「10個」、
「15個」のうちのいずれの取込信号があったか否かを
判定し、その取込信号の種類に応じて図83のステップ
S178〜S182の対応するステップに移行して5個
ゲーム、10個ゲーム又は15個ゲームのいずれかのイ
ニシァル処理を行って図80のステップS100Aに移
行する。が、いずれの取込信号もなかったときにはステ
ップS152に戻る。
【0226】一方、上記ステップS150でオート/マ
ニュアル切換スイッチ(28)がオートであると判定し
たときには、ステップS158に移行して賞球排出完了
フラグFgが「1」になる(賞球排出が終了する)のを
待ってから、ステップS160〜S164で取込スイッ
チ(24)が1〜3回のうち何回オン(ON)したかを
判定しそのオン(ON)した回数に対応したステップ
(S166,S170,S174)に移行する。即ち、
1回オン(ON)したときにはステップS166に、2
回オン(ON)したときにはステップS170に、3回
オンしたときにはステップS174にそれぞれ移行す
る。が、それ以外のときにはステップS158に戻る。
その結果、ステップS166に移行したときには、該ス
テップS166で「クレジットカウンタ−5」が「0」
以上になっているか否かを判定し、「0」以上になって
いると判定したときにはステップS168で「クレジッ
トカウンタ−5」をクレジットカウンタにセットしてか
ら図82のステップS178に移行する。が「0」以上
になっていないと判定したときにはステップS158に
戻る。
【0227】ステップS170に移行したときには、該
ステップS170で「クレジットカウンタ−10」が
「0」以上になっているか否かを判定し、「0」以上に
なっていると判定したときには「クレジットカウンタ−
10」をクレジットカウンタにセットしてから図83の
ステップS180に移行する。が、「0」以上になって
いないと判定したときにはステップS158に戻る。ス
テップS174に移行したときには、該ステップS17
4で「クレジットカウンタ−15」が「0」以上になっ
ているか否かを判定し、「0」以上になっていると判定
したときにはステップS176で「クレジットカウンタ
−15」をクレジットカウンタにセットしてから図83
のステップS182に移行する。が、「0」以上になっ
ていないと判定したときにはステップS158に戻る。
【0228】図84は図81のステップS144におけ
る球の払出し処理の詳しい制御処理手順を示す。この球
の払出し処理は役に応じた賞球を実球又はクレジットと
して払出す処理で、この処理が開始されると、先ず、ス
テップS200でオート/マニュアル切換えスイッチ
(28)がオート状態になっているか否かを判定する。
その結果、オート状態になっていないと判定したときに
は、ステップS210に移行して賞球排出数を賞球排出
制御装置470に送信してから図80のメイン処理のス
テップS102(図80)に移行する。
【0229】一方、オート状態になっていると判定した
ときには、ステップS202で賞球排出数をクレジット
数に加算して、ステップS204に移行する。ステップ
S204では、クレジット数(例えば、250個)が満
杯であるか否かを判定し、満杯でないと判定したときに
はそのまま図81のメイン処理のステップS102に移
行する。が、満杯であると判定したときにはステップS
206でクレジット数を超えた賞球数を排出数にセット
し、次のステップS208でその排出数を排出制御装置
470に送信してから図81のメイン処理のステップS
102に移行する。
【0230】図85〜図89は賞球排出制御装置470
によって行われる球の取込制御処理の手順を示す。それ
らのうち、図85はマニュアルによる球の取込制御処理
手順、図86はオートのときの球の取込制御処理手順で
ある。図87はマニュアルによる「5個」取込みの制御
処理手順、図88はマニュアルによる「10個」取込み
制御処理手順、図89はマニュアルによる「15個」取
込みの制御処理手順である。この球の取込制御処理はマ
ニュアル状態時の賭け球の取込処理とオート状態時の球
の取込処理とに分けられる。この取込み制御処理が開始
されると、先ず、図85のステップS300でイニシァ
ル処理を行ってからステップS302に移行する。そし
て、該ステップS302でオート/マニュアル切換スイ
ッチ(28)がオート状態になつているか否かを判定す
る。その結果、オート状態になっていないと判定したと
きにはマニュアル処理をすべくステップS304に移行
し、オート状態になっていると判定したときにはオート
処理をすべくステップS330(図86)に移行する。
【0231】ステップS302でオート状態になってい
ないと判定されてステップS304に移行したときに
は、該ステップS304で排出完了フラグFgが「1」
になっている(前の排出が完了している)か否かを判定
し、「1」になっていなければステップS302に戻
り、「1」になっていれば次のステップS306で取込
カウンタ340がオン(ON)となるのを待ってから賭
け球を実球で取込むべくステップS308に移行する。
そして、ステップS308〜S312で取込スイッチ2
4が1〜3回のうちの何回オン(ON)となったかを判
定し、1回オンであるときには図87の「5個取込み」
の処理に、2回オンであるときには図88の「10個取
込み」の処理に、3回オンであるときには図89の「1
5個取込み」の処理にそれぞれ移行するが、そのいずれ
でもないときにはステップS308に戻る。
【0232】上記ステップS302でオート状態になっ
ていると判定されて図86のステップS330に移行し
たときには、該ステップS330でRAM471b中の
クレジット(貯留記憶)が満杯であるか否かを判定し、
満杯でなければステップS332に移行し、満杯であれ
ば図85のステップS302に戻る。ステップS332
では、排出完了フラグFgが「1」になっている(賞球
排出が終了している)か否かを判定し、「1」になって
いない(賞球排出が終了していない)と判定したときに
は図85のステップS302に戻り、「1」になってい
る(賞球排出が終了している)と判定したときにはステ
ップS334〜S336で取込ソレノイド331のオン
処理、取込カウンタ340のカウント処理を行ってから
ステップS338に移行する。ステップS338ではク
レジットカウントが「250」に達しているか否かを判
定する。
【0233】その結果、「250」に達していないと判
定したときには、ステップS346で取込カウンタ34
0によるカウントをクレジットカウントとしてメイン制
御装置250に送信して図85のステップS302に戻
る。が、「250」に達していると判定したときには、
ステップS340に移行して、該ステップS336で取
込カウンタ340がオン(ON)となっているか否かを
判定し、オン(ON)となっていないと判定した時点で
ステップS342に移行して取込ソレノイド331をオ
フ(OFF)にし、次のステップS344でクレジット
カウントを「250」としてメイン制御装置250に送
信する。そして、その後、図85のステップS302に
戻る。
【0234】上記ステップS308から図87のステッ
プS400に移行したときには、該ステップS400で
取込ソレノイド331をオン(ON)にしてステップS
402に移行する。そして、該ステップS402で取込
カウンタ340(SW24)のカウント値が「5」になる
のを待ってから、ステップS404に移行してメイン制
御装置250に5個取込みの完了信号を送り、次のステ
ップS406で取込ソレノイド331をオフ(OFF)
にして、図85のステップS304に戻る。上記ステッ
プS310から図88のステップS420に移行したと
きには、該ステップS420で取込ソレノイド331を
オン(ON)にしてステップS422に移行する。そし
て、該ステップS422で取込カウンタ64(SW24
のカウント値が「10」になるのを待ってから、ステッ
プS424に移行してメイン制御装置250に10個取
込みの完了信号を送り、次のステップS426で取込ソ
レノイド340をオフ(OFF)にして、図85のステ
ップS304に戻る。上記ステップS312から図89
のステップS440に移行したときには、該ステップS
440で取込ソレノイド331をオン(ON)にしてス
テップS442に移行する。そして、該ステップS44
2で取込カウンタ340(SW24)のカウント値が「1
5」になるのを待ってから、ステップS444に移行し
てメイン制御装置250に15個取込みの完了信号を送
り、次のステップS446で取込ソレノイド340をオ
フ(OFF)にして、図85のステップS304に戻
る。
【0235】図90には賞球排出制御装置470によっ
て行われる賞球排出制御処理の手順を示す。この賞球排
出制御処理は可変表示ゲームの結果として役が成立した
ときに賞球を排出する処理で、先ず、ステップS500
で排出信号を待ってから、ステップS502に移行す
る。そして、該ステップS502で排出数を読込み、次
のステップS504でその排出数を排出カウンタのカウ
ント値に加算してステップS506に移行する。次い
で、該ステップS506で排出完了フラグFg=1の信
号をメイン制御装置250に送る。この排出フラグFg
=1の信号は次の賭け球の取込許可信号となる。その
後、ステップS508で排出条件がOKとなるのを待っ
てから、ステップS510に移行して賞球排出ソレノイ
ド453a(SOL1),453a(SOL2)をオン
(ON)にし、次のステップS512で賞球排出カウン
タ452a(SW21),452a(SW22)によるカウ
ントを行わせてステップS514に移行する。
【0236】ステップS514では排出に異常があるか
否かを判定し、異常がなければステップS516に移行
して排出カウンタ452a(SW21),452a(SW
22)によるカウント値が規定数(ステップS502で読
み込んだ排出数)に達したか否かを判定する。その結
果、達していなければ、ステップS510に戻る。が、
達していれば、ステップS518で賞球排出ソレノイド
453a(SOL1),453a(SOL2)をオフ
(OFF)にし、次のステップS520で排出数カウン
タから排出数分を減算して、ステップS500に戻る。
上記ステップS514で排出に異常があると判定したと
きには、ステップS522に移行して賞球排出ソレノイ
ド453a(SOL1),453a(SOL2)をオフ
(OFF)にし、次のステップS524で排出完了フラ
グFg=0の信号をメイン制御装置250に送って、ス
テップS514に戻る。
【0237】図91、図92および図93には中央管理
装置2000の指令に基づいて行われる、遊技装置1の
球抜き制御処理の手順を示す。それらのうち、図91は
中央管理装置2000によって行なわれる球抜き処理の
手順、図92はメイン制御装置250によって行なわれ
る球抜き処理の手順、図93は賞球排出制御装置470
によって行なわれる球抜き処理の手順である。この球抜
き制御処理は中央管理装置2000からの球抜き指令に
基づいて該当遊技装置1の球抜きが行われる処理であ
る。
【0238】中央管理装置2000の処理のステップS
610において球抜き指令スイッチがオン(ON)され
たと判定されたと判定すると、ステップS612に移行
して該当遊技装置1のメイン制御装置250に球抜き指
令信号を送信する。この送信処理は、ステップS614
で該当遊技装置1のメイン制御装置250から返信信号
が送られてきたと判定されるまで、ステップS612に
戻って、継続して行われる。
【0239】遊技装置1のメイン制御装置250側で
は、ステップS620において、中央管理装置2000
からの球抜き指令信号を受信したか否かの判定を行い、
受信したと判定すると、ステップS622に移行して、
球抜き指令信号を賞球排出制御装置470に送信する。
そして、次のステップS624で賞球排出装置470か
らの返信を待ってから、ステップS626に移行して中
央管理装置2000に返信信号を送信する。
【0240】賞球排出制御装置470側では、ステップ
S630で賞球排出中であるか否かを判定し、賞球排出
中でなければ、ステップS632に移行する。そして、
該ステップS632では、メイン制御装置250からの
球抜き指令信号を受信したか否かを判定し、受信したと
判定したときには、ステップS632でメイン制御装置
250からの球抜き指令信号の受信確認信号をメイン制
御装置250に返信する。その後、ステップS636に
移行して球抜き処理を行う。
【0241】この実施例に係る遊技装置1は、上記のよ
うに前面枠100の前面側本体部分(前面枠本体11
0)を樹脂で構成し、該本体部分の裏側周囲を金属製の
補強枠130(130E,130F,130G,130
K,130L,130N等)で補強してあるので、加工
性が良く、軽量化が図れ、しかも全体の強度が維持でき
る。また、受皿80を、前面枠100を貫通して補強枠
130に固定される取付支柱60aによって前面枠10
0に取り付けているので、受皿80の、前面枠100に
対する取付強度が十分に維持される。
【0242】なお、上記実施例では、パチンコ球を用い
たスロットマシンの如き遊技装置について説明したが、
それだけに限定せず、パチンコ機、コインを用いたスロ
ットマシン等、基枠(後壁板がある箱型の基枠、後壁板
の無い基枠等も含む。)に前面枠が開閉自在に取り付け
られた遊技装置はすべて含む。また、前面枠本体110
(前面枠100の前面側本体部分)の裏側周囲を補強す
る補強枠の形状や構成は上記実施例のものに限定せず、
設計変更自由である。
【0243】また、前記下皿(受皿)80の補強枠13
0に対する止着の仕方は、上記実施例のものに限定せ
ず、どのように止着させてもよい。また、補強枠130
を、その一部が前面枠本体110を挟んだ上皿(受皿)
710の真裏に位置するような形状にして、上皿(受
皿)71も補強枠130に取り付けるようにしてもよ
い。
【0244】また、ゲームの流れや各種スイッチの操作
時等を遊技者にわかり易くする表示として、例えば、次
のような変形例が考えられる。ストップボタン22a,
22b,22cの押圧操作の有効時間を明瞭にする表示
としては、ストップスイッチ有効表示ランプを各ストッ
プボタン22a,22b,22cの周囲に配置してその
有効時に点灯させるようにしても良いし、ストップボタ
ン22a,22b,22cのボタンをその有効時に内部
のランプを点灯させることによって発光させるようにし
てもよい。
【0245】オーバーフローや半端球が生じた時に賞球
抜きスイッチ33をその内部のランプを点灯させること
によって発光させるようにしても良い。リーチ時にビッ
グチャンス発生の期待を高めさせるために、残り1つの
ドラムの回転を遅くしても良い。例えば、上皿701の
一側に取込球不足ランプを設けておいて、取込球が不足
したり無くなったりしたときにそれを点灯又は点滅させ
るようにしてもよい。ビッグチャンスの進行中やシング
ルボーナスのときなどに現在の賞球数を液晶テレビ14
に表示させるようにしてもよい。ゲームの完了時には、
必要以外のランプ、例えば液晶テレビ装置700以外の
ランプをすべて消灯させるようにしてもよい。
【0246】(第2実施例)図94および図95にはこ
の発明の遊技装置1の第2の実施例を示す。それらのう
ち、図94は遊技装置1の本体ケース1000の背面側
斜視図、図95はその本体ケース1000の開閉扉20
9A,209Bが開放された状態を示す背面側斜視図で
ある。この実施例では、本体ケース1000の背面部全
体が開口した開口部209Hが設けられていて、その背
面側開口部209Hに開閉部材209A,209Bが観
音開き形式に開閉可能に取り付けられている。そして、
それら開閉部材209A,209Bを開けて、遊技装置
1の内部を点検できるようになっている。
【0247】この本体ケース1000以外は上記第1実
施例におけると同様の構成となっているので、その図示
および説明は省略する。また、この本体ケース1000
は、その背面部を除いて第1実施例のものと同様の構成
となっているので、その同じ構成部分については第1実
施例におけると同じ符号を付することにより、重複説明
は避ける。
【0248】この実施例に係る遊技装置1の本体ケース
1000について詳しく説明すると、図95に示すよう
に、その背面部に、その全体が開口した開口部209H
が設けられている。そして、その背面側開口部209H
には、背面板209を構成する左右一対の開閉部材20
9A,209Bがヒンジ(図示省略)を介して観音開き
形式に開閉可能に取り付けられている。これら開閉部材
209A,209Bには、開閉用の取っ手209a,2
09aが取り付けられるとともに、遊技装置1内の、遊
技および賞遊技媒体排出の制御に関与する各種電子部品
等が発生する熱を外部に放熱させるための換気孔209
bが形成されている。そして、その一方の背面板209
Aの中央部には開口部が設けられ、該開口部に、遊技装
置1の配線処理用接続基盤209Eが取り付けられてい
る。もう一方の背面板209Bの上部には換気孔209
cが設けられ、該換気孔209cに電動式換気扇265
が取り付けられている。
【0249】この実施例に係る遊技装置1の本体ケース
1000は、上記のように、背面部に開口部209Hが
設けられ、該開口部209Hに開閉部材209A,20
9Bが開閉可能に取り付けられているので、開閉部材2
09A,209Bを開けて遊技装置1内部の点検をする
ことが可能となる。また、それら開閉部材209A,2
09Bに換気孔209b,209cが設けられているの
で、内部の電子部品等から発生される熱が、それら換気
孔209b,209cを介して逃がされる。また、換気
孔209cには換気扇265が取り付けられているの
で、前記電子部品等から発生される熱が、その換気扇2
65により、強制的に逃がされる。
【0250】なお、上記換気孔209b,209cの位
置および形等はその機能を考慮して自由に設計変更して
差し支えない。また、換気扇265や接続基盤209E
は必ずしも取り付ける必要はない。また、前記本体ケー
ス200の背面側開口部の開閉手段は、上記観音開き形
式の開閉部材209A,209Bに限らず、どのような
形式のものにしてもよい。また、本体ケースの背面部全
体を開口させずに、一部を開口させて、その開口部に開
閉手段を取り付けてもよい。また、前記開閉部材209
A,209Bの開閉部に、これら開閉部材209A,2
09Bを閉じた状態に係止させる係止手段(図示省略)
を設けてもよい。
【0251】(第3実施例)図96および図97にはこ
の発明の遊技装置1の第3の実施例を示す。それらのう
ち、図96は遊技装置1の本体ケース2000の背面側
斜視図、図97はその本体ケース2000の開閉扉20
9F,290Gが開いた状態を示す背面側斜視図であ
る。この実施例では、本体ケース2000の背面側の上
部と下部が開口していて、それら開口部に、開閉扉20
9F,209Gが外側に倒れる向きに開く形式に開閉可
能に取り付けられている。そして、それら開閉扉209
F,209Gを開けて、遊技装置1の内部を点検した
り、内部部品の設置や交換ができるようになっている。
【0252】この本体ケース2000以外は上記第1実
施例におけると同様の構成となっているので、その図示
および説明は省略する。また、この本体ケース2000
は、その背面部を除いて第1実施例のものと同様の構成
となっているので、その同じ構成部分については第1実
施例におけると同じ符号を付することにより、重複説明
は避ける。
【0253】この実施例に係る遊技装置1の本体ケース
2000について詳しく説明すると、図96および図9
7に示すように、その背面部の上段および下段部分が開
口部2100,2200となっている。そして、その上
段部および下段部分の開口部2100,2200に、背
面板209を構成する開閉部材209F,209Gが外
側に倒れる向きに開く形式に、ヒンジ(図示省略)を介
して開閉可能に取り付けられている。これら開閉部材2
09F,209Gの左右両側縁寄り下部には、回動範囲
規制部材209aが取り付けられている。これら回動範
囲規制部材209aの円弧状孔209dが、本体ケース
2000の左右の側板207,208の内側に取り付け
られたピン209cに外嵌されている。これら回動範囲
規制部材209aによって、前記開閉部材209F.2
09Gが本体ケース2000の背面側開口部2100,
2200を閉じた状態(図96)から略90゜回動して
開いた状態(図97)にまで回動可能となっている。
【0254】また、これら開閉部材209F,209G
には、開閉用の取っ手209aが取り付けられるととも
に、遊技装置1内の、遊技および賞遊技媒体排出の制御
に関与する各種電子部品等が発生する熱を外部に放熱さ
せるための換気孔209bが形成されている。そして、
その一方の背面板209Fの片隅には、開口部が設けら
れ、該開口部に、遊技装置1の配線処理用接続基盤20
9Eが取り付けられている。また、この背面板209F
の上部中央には換気孔209cが設けられ、該換気孔2
09cに電動式換気扇265が取り付けられている。
【0255】この実施例に係る遊技装置1の本体ケース
2000は、上記のように、背面側の上部と下部が開口
し、それら開口部2100,2200に開閉部材209
F,209Gが開閉可能に取り付けられているので、開
閉部材209F,209Gを開けて遊技装置1内部の点
検をしたり、内部部品の設置や交換等が可能である。ま
た、それら開閉部材209F,209Gに換気孔209
b,209cが設けられているので、内部の電子部品等
から発生される熱が、それら換気孔209b,209c
を介して逃がされる。また、換気孔209cには換気扇
265が取り付けられているので、前記電子部品等から
発生される熱が、その換気扇265により、強制的に逃
がされる。
【0256】なお、上記換気孔209b,209cの位
置および形等はその機能を考慮して自由に設計変更して
差し支えない。また、換気扇265や接続基盤209E
は必ずしも取り付ける必要はない。また、前記本体ケー
ス200の背面側の上部と下部の開口部2100,22
00の開閉手段は、どのような開閉形式のものを用いて
もよい。
【0257】また、本体ケース2000の背面側は、上
部と下部のみ開口させることに限定せず、何箇所開口さ
せてもよい。また、前記開閉部材209F,209Gの
開閉部に、これら開閉部材209F,209Gを閉じた
状態に係止させる係止手段(図示省略)を設けてもよ
い。
【0258】
【発明の効果】この発明に係る遊技装置は、上記のよう
に、前面枠の前面側を構成する前面枠本体部分を樹脂で
構成し、該前面枠本体部分の裏側周囲が金属製の補強枠
等によって補強されているので、加工性が良く、軽量化
が図れ、しかも前面枠の全体の強度が維持できる。ま
た、受皿を、前面枠を貫通して補強枠に固定される止着
手段によって前面枠に取り付ければ、受皿の、前面枠に
対する取付強度が十分に維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技装置の前面側全体斜視図である。
【図2】遊技装置の正面図である。
【図3】前面枠の背面側斜視図である。
【図4】前面枠の背面図である。
【図5】本体ケースの前面側斜視図である。
【図6】本体ケースの正面図である。
【図7】前面枠の分解斜視図である。
【図8】前面枠の第1の変形例を示す分解斜視図であ
る。
【図9】前面枠の第2の変形例を示す分解斜視図であ
る。
【図10】前面枠の第3の変形例を示す前面枠上端部分
の縦断側面図である。
【図11】前面枠の第4の変形例を示す前面枠上端部分
の縦断側面図である。
【図12】補強枠から施錠装置等を取り外した状態を示
す分解斜視図である。
【図13】補強枠の分解斜視図である。
【図14】本体ケースに対して前面枠を回動自在に支持
する上側軸承部の部分斜視図である。
【図15】本体ケースに対して前面枠を回動自在に支持
する下側軸承部の部分斜視図である。
【図16】可変表示ドラム装置等を取り外した状態の本
体ケースの正面図である。
【図17】本体ケースの背面図である。
【図18】蓋体を取り外した球取込装置ユニットの背面
側斜視図である。
【図19】蓋体を取り外した球取込装置ユニットの背面
図である。
【図20】球取込装置ユニットの前側斜視図である。
【図21】賞球排出系上半ユニットの全体斜視図であ
る。
【図22】賞球排出系上半ユニットの正面図である。
【図23】賞球排出ユニットの分解斜視図
【図24】賞球排出系上半ユニットの球流出側下端部の
縦断側面図である。
【図25】賞球導出樋の前面側斜視図である。
【図26】回収樋の前面側斜視図である。
【図27】本体ケース中に設置された賞球排出ユニット
本体および回収樋と、前面枠の裏側に設置された賞球排
出樋との関係を示すそれらの部分縦断側面図である。
【図28】可変表示ドラム装置の斜視図である。
【図29】ドラムユニットの分解斜視図である。
【図30】前面枠の前面側斜視図である。
【図31】表示パネル、大役物表示ランプカバーおよび
装飾部材の斜視図である。
【図32】ストップスイッチユニットの斜視図である。
【図33】ストップスイッチユニットの分解斜視図であ
る。
【図34】ストップスイッチの分解斜視図である。
【図35】前面枠の操作部にストップスイッチユニット
を設置した状態を示す操作部の部分縦断側面図である。
【図36】装飾カバーおよび上皿等の斜視図である。
【図37】上皿が設置された前面枠の部分縦断側面図で
ある。
【図38】下皿および賞球排出枠の斜視図である。
【図39】下皿が設置された前面枠の部分縦断側面図で
ある。
【図40】取込スイッチ等が設置された前面枠の部分縦
断側面図である。
【図41】スタートスイッチ装置の分解斜視図である。
【図42】スタートスイッチ装置が設置された前面枠の
部分縦断側面図である。
【図43】前面枠本体の背面側斜視図である。
【図44】液晶テレビ装置の分解斜視図である。
【図45】賭数表示ユニットおよびクレジット数表示装
置の分解斜視図である。
【図46】球抜きスイッチ装置、取込スイッチ装置、精
算/完了スイッチ装置およびオート/マニュアル切換ス
イッチ装置等の斜視図である。
【図47】中継基盤、および取込とスイッチ類の制御装
置等の斜視図である。
【図48】導出樋および取込装置の背面側斜視図であ
る。
【図49】各種構成部品が設置された前面枠の縦断側側
面図である。
【図50】回収樋の前面側斜視図である。
【図51】回収樋が設置された本体ケースの部分斜視図
である。
【図52】通常ゲームの流れを示すフローチャートであ
る。
【図53】ビッグチャンスのゲームの流れを示すフロー
チャートである。
【図54】レギュラーボーナスのゲームの流れを示すフ
ローチャートである。
【図55】小役の集中のゲームの流れを示すフローチャ
ートである。
【図56】小役の集中の集中の流れを示すフローチャー
トである。
【図57】左側可変表示ドラムのリール部に表示された
第1番目から第10番目までの表示図柄を示す図であ
る。
【図58】左側可変表示ドラムのリール部に表示された
第11番目から第21番目までの表示図柄を示す図であ
る。
【図59】中央の可変表示ドラムのリール部の第1番目
から第10番目までの表示図柄を示す図である。
【図60】中央の可変表示ドラムのリール部の第11番
目から第21番目までの表示図柄を示す図である。
【図61】右側可変表示ドラムのリール部に表示された
第1番目から第10番目までの表示図柄を示す図であ
る。
【図62】右側可変表示ドラムのリール部に表示された
第11番目から第21番目までの表示図柄を示す図であ
る。
【図63】電源装置の正面図である。
【図64】ビッグチャンス発生確率の機械的確率設定の
手順を示すフローチャートである。
【図65】中央管理装置の斜視図である。
【図66】キーボードの平面図である。
【図67】中央管理装置によって行われるビッグチャン
ス発生確率の自動設定その1の制御処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図68】中央管理装置によって行われるビッグチャン
ス発生確率の自動設定その2の制御処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図69】遊技装置の制御を行う制御システムの制御ブ
ロック図である。
【図70】メイン制御装置および賞球排出制御装置によ
って行われる遊技装置のクレジットシステムの制御ブロ
ック図である。
【図71】メイン制御装置によるクレジットの補給処理
の手順を示すフローチャートである。
【図72】メイン制御装置によって行われるオートのと
きの球の取込みのタイミングチャートである。
【図73】賞球排出制御装置によって行なわれる球抜き
制御処理のタイミングチャートである。
【図74】賞球排出制御装置によって行なわれる所定個
数(例えば、75個)ずつの賞球排出を行う制御処理の
タイミングチャートである。
【図75】取込とスイッチ類の制御装置によって行われ
る、遊技装置の各種スイッチ信号による各種表示ランプ
(L1〜L24)の点灯および点滅の制御ブロック図で
ある。
【図76】賭数の取込や賞球排出の制御を行う賞球排出
制御装置の制御システムのブロック図である。
【図77】液晶パネル制御基盤、賞球排出制御装置およ
び可変表示ドラム装置等の制御支配を行うメイン制御装
置の制御ブロック図である。
【図78】液晶テレビ装置の制御を行う液晶パネル制御
基盤の制御ブロック図である。
【図79】外部電源からの電気を遊技装置の各部に供給
する配電ブロック図である。
【図80】メイン制御装置によって行われるメイン制御
処理の前半部分の手順を示すフローチャートである。
【図81】メイン制御装置によって行われるメイン制御
処理の後半部分の手順を示すフローチャートである。
【図82】図80のステップS102における賭け球の
取込処理の詳しい制御処理手順の前半部分を示すフロー
チャートである。
【図83】図80のステップS102における賭け球の
取込処理の詳しい制御処理手順の後半部分を示すフロー
チャートである。
【図84】図81のステップS144における球の払出
し処理の詳しい制御処理手順の後半部分を示すフローチ
ャートである。
【図85】マニュアルによる球の取込制御処理の手順を
示すフローチャートである。
【図86】オートのときの球の取込処理の手順を示すフ
ローチャートである。
【図87】マニュアルによる「5個」取込みの制御処理
手順を示すフローチャートである。
【図88】マニュアルによる「10個」取込みの制御処
理手順を示すフローチャートである。
【図89】マニュアルによる「15個」取込みの制御処
理手順を示すフローチャートである。
【図90】賞球排出制御装置によって行われる賞球排出
制御処理の手順を示すフローチャートである。
【図91】中央管理装置によって行われる球抜き処理の
手順を示すフローチャートである。
【図92】メイン制御装置によって行われる球抜き処理
の手順を示すフローチャートである。
【図93】賞球排出制御装置によって行われる球抜き処
理の手順を示すフローチャートである。
【図94】第2実施例に係る遊技装置の本体ケースの背
面側斜視図である。
【図95】同本体ケースの開閉扉が開放された状態を示
す背面斜視図である。
【図96】遊技装置の本体ケースの背面側斜視図であ
る。
【図97】同本体ケースの開閉扉が開いた状態を示す背
面側斜視図である。
【符号の説明】
1 遊技装置24 取込スイッチ装置 28 オート/マニュアルスイッチ装置 29 精算/完了スイッチそうち 71 上皿(受皿) 80 下皿(受皿) 81 取付支柱(止着手段) 100 前面枠 110 前面枠本体 130 補強枠 190 ヒンジ 300 取込装置ユニット(部品) 500 導出樋ユニット(部品) 10A 表示パネル(部品) 20A 大役物表示ランプカバー(部品) 30A 装飾部材(部品) 30B 装飾部材(部品) 40 ストップスイッチユニット(部品) 60 装飾カバー(部品) 71 上皿(部品) 72 装飾カバー(部品) 80 下皿(受皿)(部品) 90 始動スイッチ装置(部品) 700 液晶テレビ装置(部品) 760 賭数表示ユニット(部品) 770 クレジット数表示装置(部品) 910 中継基盤(部品) 920 取込スイッチ類の制御装置(部品)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基枠に対しヒンジを介して開閉可能に取
    り付けられた片開き形式の前面枠を有し、該前面枠の前
    面側と背面側にそれぞれ遊技用の各種部品が取り付けら
    れた遊技装置において、前記前面枠の前面側本体部分を
    樹脂で構成し、該本体部分の裏側周囲を金属製の補強枠
    で補強してあることを特徴とする遊技装置。
  2. 【請求項2】 金属製の賞品物を受ける受皿が、前記前
    面枠を貫通して前記補強枠に固定される止着手段によっ
    て前記前面枠に取り付けられていることを特徴とする請
    求項1記載の遊技装置。
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