JPH05115061A - 動きベクトル符号器および復号器 - Google Patents

動きベクトル符号器および復号器

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JPH05115061A
JPH05115061A JP30250391A JP30250391A JPH05115061A JP H05115061 A JPH05115061 A JP H05115061A JP 30250391 A JP30250391 A JP 30250391A JP 30250391 A JP30250391 A JP 30250391A JP H05115061 A JPH05115061 A JP H05115061A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マクロブロック間の冗長性を削減し、データ
の圧縮率を高くする。 【構成】 カレントマクロブロック(MB)(N)の代
表値ベクトルVNと、そのMB(N)に隣接する先行す
るマクロブロックMB(MB(N−46),MB(N−
45)およびMB(N−1))の代表値ベクトル
N-46,VN-45,VN-1との平均値が、それぞれ計算さ
れる。MB(N)の代表値ベクトルVNとMB(N−4
6)の代表値ベクトルVN-46との平均値と、ベクトルv
aとの差分が、ベクトルvaを有するブロックの動きベク
トルに対応するデータとされる。同様に、MB(N)の
代表値ベクトルVNとMB(N−45)の代表値ベクト
ルVN-45との平均値と、ベクトルvbとの差分が、ベク
トルvbを有するブロックの動きベクトルに対応するデ
ータとされ、MB(N)の代表値ベクトルVNとMB
(N−1)の代表値ベクトルVN-1との平均値と、ベク
トルvcとの差分が、ベクトルvcを有するブロックの動
きベクトルに対応するデータとされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば画像の動きを表
す動きベクトルなどを圧縮伸張する場合に用いて好適な
動きベクトル符号器、並びに復号器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の動画像圧縮伸張装置において、例
えば図8に示すような720ピクセル×480ライン
(水平方向720ピクセル、垂直方向480ライン)で
構成される動画像は、16ピクセル×16ラインのマク
ロブロック(MB)に分割され、このマクロブロック
は、さらに図9に示すように8ピクセル×8ラインの4
つのブロックに分割され、その各ブロックごとに動きベ
クトルが生成される。
【0003】そして、画像の動きの変化が少ない場合、
マクロブロックを構成する各ブロックの動きベクトルは
ほぼ等しくなる(図10(a))。そこで、この場合、
そのマクロブロックを構成する4つのブロックのうちの
1つのブロックの動きベクトルが他のブロックに適用さ
れ、その動きベクトルが符号化される。即ち、1つの動
きベクトルが、1つのマクロブロック(MB)(4つの
ブロック)に対応して符号化される(マクロブロック単
位(MB単位方式)の符号化)。
【0004】画像の動きの変化が比較的多い場合、各ブ
ロックの動きベクトルは、それぞれ異なったものとなる
(図10(b))。そこで、この場合、マクロブロック
を構成する各ブロックの動きベクトルの、例えば最小値
ベクトルが代表値ベクトルとされる。そして、代表値ベ
クトル、並びに代表値ベクトルを有するブロック以外の
ブロックの動きベクトルと代表値ベクトルとの差分(差
分ベクトル)が符号化される。即ち、この場合、1つの
動きベクトルが1つのブロックに対応して符号化される
(ブロック単位(代表値方式)の符号化)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、ブロック
単位の符号化の場合、マクロブロックの代表値ベクトル
と各ブロックの動きベクトルとの差分がとられるので、
マクロブロックを構成する各ブロックのデータ(動きベ
クトル)を個々にすべて符号化する場合に較べて、その
冗長性が削減され、データ量が圧縮される。しかしなが
ら、例えばズーム動作が行われるような場合、図11に
示すように、隣接するマクロブロック間において、相関
が生じるので、差分がとられたデータに冗長性を残して
しまう課題があった。
【0006】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、データの冗長性をさらに軽減し、データ
を、より圧縮できるようにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の動きベ
クトル符号器は、画像をマクロブロックに分割し、マク
ロブロックをさらにブロックに分割し、マクロブロック
またはブロックにおける画像の動きを表す動きベクトル
を圧縮符号化する動きベクトル符号器において、ブロッ
クの動きベクトルを記憶する例えば代表値レジスタ14
bなどよりなる記憶手段と、記憶されたブロックの動き
ベクトルにより注目ブロックの動きベクトルを予測する
例えば演算器14cなどよりなる予測手段と、予測され
た注目ブロックの動きベクトルと注目ブロックの実際の
動きベクトルとの差分を生成する例えばコントローラ1
2などよりなる生成手段とを備えることを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の動きベクトル復号器は、
画像をマクロブロックに分割し、マクロブロックをさら
にブロックに分割し、ブロックにおける画像の動きを表
す動きベクトルを記憶し、記憶されたブロックの動きベ
クトルにより注目ブロックの動きベクトルを予測し、予
測された注目ブロックの動きベクトルと注目ブロックの
実際の動きベクトルとの差分を生成することにより圧縮
符号化した動きベクトルを復号する動きベクトル復号器
において、ブロックの動きベクトルを記憶する例えば代
表値レジスタ31bなどよりなる記憶手段と、記憶され
たブロックの動きベクトルにより注目ブロックの動きベ
クトルを予測する例えば演算器31cなどよりなる予測
手段と、予測された注目ブロックの動きベクトルおよび
予測された注目ブロックの動きベクトルと注目ブロック
の実際の動きベクトルとの差分により注目ブロックの動
きベクトルを生成する例えば演算器27などよりなる生
成手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1に記載の動きベクトル符号器において
は、画像をマクロブロックに分割し、マクロブロックを
さらにブロックに分割し、マクロブロックまたはブロッ
クにおける画像の動きを表す動きベクトルを圧縮符号化
する動きベクトル符号器において、ブロックの動きベク
トルを記憶し、記憶されたブロックの動きベクトルによ
り注目ブロックの動きベクトルを予測し、予測された注
目ブロックの動きベクトルと注目ブロックの実際の動き
ベクトルとの差分を生成する。従って、記憶されたブロ
ックの動きベクトルと注目ブロックの動きベクトルとの
間の冗長性が削減され、効率の高い動きベクトルの圧縮
を実現することができる。
【0010】請求項2に記載の動きベクトル復号器にお
いては、画像をマクロブロックに分割し、マクロブロッ
クをさらにブロックに分割し、ブロックにおける画像の
動きを表す動きベクトルを記憶し、記憶されたブロック
の動きベクトルにより注目ブロックの動きベクトルを予
測し、予測された注目ブロックの動きベクトルと注目ブ
ロックの実際の動きベクトルとの差分を生成することに
より圧縮符号化した動きベクトルを復号する動きベクト
ル復号器において、ブロックの動きベクトルを記憶し、
記憶されたブロックの動きベクトルにより注目ブロック
の動きベクトルを予測し、予測された注目ブロックの動
きベクトルおよび予測された注目ブロックの動きベクト
ルと注目ブロックの実際の動きベクトルとの差分により
注目ブロックの動きベクトルを生成する。従って、冗長
性が削減されて効率の良い圧縮が施された動きベクトル
を伸張することができる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の動きベクトル符号器を応用
した動画像データ符号器の一実施例の構成を示すブロッ
ク図である。フレームメモリ1は、例えばビデオカメラ
(図示せず)から出力された画像信号を、A/Dコンバ
ータ(図示せず)によりA/D変換処理したディジタル
信号を、図2に示すようにブロック単位で記憶する。演
算器2は、フレームメモリ1より読み出されるデータと
ローカルデコード回路9より出力されるデータとの差を
計算する。DCT回路3は、入力されたデータをDCT
(離散コサイン変換)処理する。量子化回路4は、DC
T回路3より出力されたデータを量子化する。VLC回
路5は、量子化回路4により量子化されたデータを、可
変長符号に変換し、コントローラ12より出力されるデ
ータと多重化して、出力する。
【0012】逆量子化回路6は、量子化回路4により量
子化されたデータを逆量子化する。逆DCT回路7は、
逆量子化回路6により逆量子化されたデータを逆DCT
処理する。
【0013】動き検出器11は、フレームメモリ1に記
憶されたブロック単位の画像の動きを検出し、その動き
ベクトルをコントローラ12に出力する。コントローラ
12に内蔵されるメモリ13は、コントローラ12に入
力されたベクトルを記憶する。
【0014】コントローラ12に内蔵される予測回路1
4は、図6に示す予測回路31と同様に、代表値レジス
タ14a、ベクトル用メモリ14b、演算器14c,1
4dより構成される。代表値レジスタ14aは、メモリ
13に記憶されたベクトルのうち、図2に示すように4
個のブロックで構成されるマクロブロックの右下のブロ
ック(図中、*印で示す)のベクトルを代表値ベクトル
として一時記憶する。ベクトル用メモリ14bは、代表
値レジスタ14aより読み出された代表値ベクトルを記
憶する。演算器14cは、代表値レジスタ14aに記憶
されているカレントマクロブロックの代表値ベクトル
と、ベクトル用メモリ14bに、既に記憶されているカ
レントマクロブロックより先行するマクロブロック(先
行マクロブロック)の代表値ベクトルを加算する。演算
器14dは、演算器14cより出力される値(ベクト
ル)に1/2を乗じた値を出力する。即ち、予測回路1
4は、代表値レジスタ14aに記憶されているカレント
マクロブロックの代表値ベクトルとベクトル用メモリ1
4bに、既に記憶されている先行マクロブロックの代表
値ベクトルとの平均値(予測値)を計算する。
【0015】コントローラ12は、予測回路14により
計算されたベクトル(予測値ベクトル)とコントローラ
12に入力されるベクトルとの差分である差分ベクトル
を計算する。さらに、コントローラ12は、入力される
ベクトルに対応して、量子化回路4および逆量子化回路
6にステップサイズの指定などを行う。
【0016】アドレス生成器10は、動き検出器11か
らコントローラ12を介して供給される動きベクトルに
アドレスを付加し、ローカルデコード回路9に出力す
る。ローカルデコード回路9は、その内蔵するメモリ
(図示せず)に記憶されているデータに対して、アドレ
ス生成器10により出力された動きベクトルに付加され
たアドレスを参照して、その動きベクトルに対応する動
き補償を施し、動き補償を施したデータを演算器2と演
算器8とに出力する。演算器8は、ローカルデコード回
路9から出力されるデータと逆DCT回路7から出力さ
れるデータとを加算し、ローカルデコード回路9に内蔵
するメモリに供給する。このようにして、ローカルデコ
ード回路9のメモリには、予測画像データが記憶され
る。
【0017】次に、その動作について説明する。図3に
示すようにマクロブロック化され、さらにブロック化さ
れた画像情報が、ブロック単位でフレームメモリ1に記
憶される。フレームメモリ1に記憶されたブロック単位
のデータは、そこから読み出され、演算器2により、ロ
ーカルデコード回路9が出力する予測画像データとの差
分が演算される。この差分データは、DCT回路3に入
力され、DCT処理が施される。DCT回路3より出力
されたデータは量子化回路4に入力され量子化された
後、VLC回路5に入力される。
【0018】量子化回路4により量子化されたデータ
は、逆量子化回路6において、逆量子化される。そし
て、逆DCT回路7において、逆DCT処理され、逆D
CT処理されたデータ(差分データ)は、演算器8によ
り、ローカルデコード回路9より出力される予測画像デ
ータと加算され、元の画像データに復元される。この画
像データが、フレームメモリ1より演算器2に、次に供
給される予測画像データとして、ローカルデコード回路
9に内蔵されるメモリに供給され、記憶される。
【0019】一方、動き検出器11において、フレーム
メモリ1に記憶された画像の動き(動きベクトル)がブ
ロック単位で検出され、その動きベクトルがコントロー
ラ12を介し、アドレス生成器10において、アドレス
を付加され、ローカルデコード回路9に出力される。ロ
ーカルデコード回路9において、動きベクトルに付加さ
れたアドレスが参照され、ローカルデコード回路9の内
蔵するメモリに記憶されているデータに対して、その動
きベクトルに対応する動き補償が施され、予測画像デー
タが生成される。
【0020】演算器2において、フレームメモリ1より
出力されたデータから、ローカルデコード回路9より出
力されたデータが減算される。これにより、予測画像
(差分をとる基準となる画像)として時間的に前に位置
して既に復号化されたIピクチャ(イントラ符号化画
像)またはPピクチャ(前方予測符号化画像)を使い、
Pピクチャが生成されたり、あるいは予測画像として時
間的に前に位置し、既に復号化されたIピクチャまたは
Pピクチャ、時間的に後ろに位置する既に復号化された
IピクチャまたはPピクチャ、あるいはその両方から作
られた補間画像の3種類の画像を予測画像とするBピク
チャ(両方向予測符号化画像)が生成される。Iピクチ
ャは、ローカルデコード回路9からのデータを利用せ
ず、フレームメモリ1から供給されたデータのみをDC
T回路3に供給した場合に生成されることになる。
【0021】演算器8において、ローカルデコード回路
9より入力された動き補償されたデータと、逆DCT回
路7より供給されたデータとが加算され、Iピクチャ、
PピクチャまたはBピクチャの復号された画像が生成さ
れ、ローカルデコード回路9の内蔵するメモリに供給さ
れ、記憶される。
【0022】一方、コントローラ12の内蔵するメモリ
13において、動き検出器11から出力される動きベク
トルが、一時記憶される。コントローラ12において、
メモリ13に記憶されたベクトルが、マクロブロックの
代表値ベクトル(マクロブロックを構成する4つのブロ
ックの右下のブロックの動きベクトル)であると判定さ
れた場合、そのベクトルは代表値レジスタ14aに記憶
される。予測回路14において、後述する予測値(平均
値)計算処理が終了した後、代表値レジスタ14aに記
憶された各マクロブロックの代表値ベクトルは、ベクト
ル用メモリ14bに順次記憶される。
【0023】予測回路14において、予測値計算処理
は、次のように行われる。メモリ13において、例えば
図3に示すように、マクロブロック(MB)(N−4
6)(カレントマクロブロックMB(N)の左上に隣接
する),MB(N−45)(カレントマクロブロックM
B(N)の上に隣接する),MB(N−1)(カレント
マクロブロックMB(N)の左に隣接する)およびMB
(N)などのように、4個の隣接するMBのブロックの
各ベクトルの記憶が終了すると、最後に記憶されたMB
(N)の代表値ベクトルVNが読み出され、代表値レジ
スタ14aに記憶される。そして、予測回路14におい
て、この代表値ベクトルVNと、既にベクトル用メモリ
14bに記憶されている他のMB(MB(N−46),
MB(N−45)およびMB(N−1))の代表値ベク
トルVN-46,VN-45,VN-1との平均値が、それぞれ計
算される。
【0024】コントローラ12において、MB(N)の
代表値ベクトルVNと、MB(N−46)の代表値ベク
トルVN-46との平均値は、これらの代表値ベクトルのブ
ロックにはさまれるブロックのベクトルの予測値(予測
値ベクトル)とされ、この予測値とブロックの実際のベ
クトルとの差分(差分ベクトル)が計算され、出力され
る。即ち、MB(N)の代表値ベクトルVNおよびMB
(N−46)の代表値ベクトルVN-46の平均値と、ベク
トルvaとの差分が、ベクトルvaを有するブロック(マ
クロブロックMB(N−46)の右下のブロックとカレ
ントマクロブロックMB(N)の右下のブロックとには
さまれたブロック)の動きベクトルとして出力される。
同様に、MB(N)の代表値ベクトルVNおよびMB
(N−45)の代表値ベクトルVN-45の平均値と、ベク
トルvbとの差分が、ベクトルvbを有するブロック(マ
クロブロックMB(N−45)の右下のブロックとカレ
ントマクロブロックMB(N)の右下のブロックとには
さまれたブロック)の動きベクトルとして、MB(N)
の代表値ベクトルVNおよびMB(N−1)の代表値ベ
クトルVN-1の平均値と、ベクトルvcとの差分が、ベク
トルvcを有するブロック(マクロブロックMB(N−
1)の右下のブロックとカレントマクロブロックMB
(N)の右下のブロックとにはさまれたブロック)の動
きベクトルとして出力される。このようにして、各平均
値(予測ベクトル)と、MB(N)の代表値ベクトルV
N以外の動きベクトルva,vb,vcとの差分である差分
ベクトルが計算された後、MB(N)の代表値ベクトル
Nは、ベクトル用メモリ14bに記憶される。
【0025】VLC回路5において、マクロブロックご
とに計算された3つの差分ベクトル、およびそのマクロ
ブロックの代表値ベクトルが、量子化回路6により量子
化されたIピクチャ、Pピクチャ、もしくはBピクチャ
の動き補償するベクトルとして、対応するピクチャデー
タ(Iピクチャ、Pピクチャ、もしくはBピクチャ)に
多重化される。
【0026】以上により、ローカルデコード回路9の内
蔵するメモリに記憶されるデータは、VLC回路5から
出力されるデータを復号した画像データになるので、ロ
ーカルデコード回路9の内蔵するメモリに記憶されたデ
ータを利用して、順次PピクチャまたはBピクチャのデ
ータを得ることができる。
【0027】次に、図4のフローチャートを参照して、
コントローラ12における動きベクトル処理の動作を、
さらに説明する。まず最初に、ステップS41におい
て、現在エンコード(符号化)処理をしようとしている
マクロブロック(カレントMB)を構成する4つのブロ
ックの動きベクトルが比較される。カレントMBを構成
する4つのブロックのベクトルがほぼ等しい(各ベクト
ルの差分が所定の基準値より小さい)と判定された場
合、ステップS42に進み、カレントMBを構成する4
つのブロックのベクトルのうちの1つのブロック(図3
の実施例では、マクロブロックの右下のブロック)のベ
クトルが、そのMBの動きベクトルとして選択され、V
LC回路5において、カレントMB単位の動き補償を行
うベクトルとして、多重化される(MB単位方式)。
【0028】ステップS41において、カレントMBを
構成する4つのブロックのベクトルが異なる(各ベクト
ルの差分が所定の基準値より大きい)と判定された場
合、ステップS43に進み、カレントMBを構成する4
つのブロックのベクトルの例えば最小のベクトルと他の
ベクトルとの差分(差分ベクトル)が計算される。ま
た、予測回路14により計算されたカレントMBの予測
値ベクトルから差分ベクトルが計算される。そして、ス
テップS44において、カレントMBを構成する4つの
ブロックの最小のベクトルと他のベクトルとの差分であ
る3つの差分ベクトルと、カレントMBの予測ベクトル
から計算された3つの差分ベクトルとが比較され、カレ
ントMBの予測ベクトルから計算された3つの差分ベク
トルのデータ量の方が小さいと判定された場合、ステッ
プS45に進み、VLC回路5において、3つの差分ベ
クトルとMBを構成する4つのブロックの右下のブロッ
クの動きベクトル(代表値ベクトル)が、それぞ各ブロ
ックの動き補償を行うベクトルとして、多重化される
(予測値方式)。
【0029】ステップS44において、カレントMBを
構成する4つのブロックのベクトルの最小のベクトルと
他のベクトルとの差分である3つの差分ベクトルの方が
小さいと判定された場合、ステップS46に進み、VL
C回路5において、カレントMBの最小のベクトル、お
よびその3つの差分ベクトルが、それぞれ各ブロックの
動き補償を行うベクトルとして、多重化される(代表値
方式)。
【0030】以上のように、MB単位方式で符号化する
ことができるほど、MBの各ブロック間に冗長性がな
く、代表値方式で符号化すると、MB間に冗長性を残す
ような場合、予測値方式で符号化が行なわれるので、M
B間の冗長性が軽減され、データを高圧縮することがで
きる。
【0031】次に、図5は、VLC回路5において、多
重化されたデータのフォーマットを示す図である。MB
ヘッダは、マクロブロック(MB)のアドレスなどから
なり、動き補償モードフラグ(図中変数Aで示す)は、
動き補償がマクロブロック(MB)単位で行われる場
合、例えば0になり、ブロック単位で行われる場合、例
えば1になる。そして、動き補償がブロック単位で行わ
れ(動き補償モードフラグが1であり)、且つ、ブロッ
ク単位の動き補償が予測値方式により行われる場合、ブ
ロックベクトルの送り方フラグ(図中変数Bで示す)
は、例えば1になる。また、動き補償がブロック単位で
行われ(動き補償モードフラグが1であり)、且つ、ブ
ロック単位の動き補償が代表値方式により行われる場
合、ブロックベクトルの送り方フラグは、例えば0にな
る。そして、ブロックベクトルの送り方フラグの後に、
動き補償モードフラグとブロックベクトルの送り方フラ
グに対応した動きベクトル、および量子化回路4を介し
てDCT回路3より出力されるDCT処理されたデータ
の係数が付加される。
【0032】図6は、前述したデータフォーマットに符
号化されたデータを復号する動きベクトル復号器の一実
施例の構成を示すブロック図である。逆VLC回路21
は、入力されたデータに逆VLC処理を施す。逆量子化
回路22は、逆VLC回路21より出力されたデータを
逆量子化する。逆DCT回路23は、逆量子化回路22
より出力されたデータを逆DCTし、演算器26に出力
する。演算器26は、逆量子化回路22より出力された
データと、動き補償回路28より出力されたデータを加
算して、フレームメモリ29に出力する。フレームメモ
リ29は、演算器26より出力されたデータを記憶す
る。
【0033】スイッチコントローラ30は、逆VLC回
路21より出力される動き補償モードフラグとブロック
ベクトルの送り方フラグに対応して、スイッチ24(S
1)およびスイッチ25(SW2)を制御する。スイッ
チ24は、スイッチコントローラ30に制御され、0
(無信号)、または逆VLC回路21より出力される代
表値方式の差分ベクトル、もしくは予測値方式の差分ベ
クトルを選択して演算器27に出力する。スイッチ25
は、ベクトル用メモリ31b、演算器31c,31dと
ともに予測回路31を構成する代表値レジスタ31aに
記憶されている、MB単位方式により符号化されたMB
を代表する動きベクトル、もしくは代表値方式の代表値
ベクトルであるMBを構成する各ブロックの動きベクト
ルの最小値(最小値ベクトル)、または予測回路31の
演算器31dより出力される予測値ベクトルを選択して
演算器27に出力する。
【0034】演算器27は、スイッチ24と25から出
力されるデータ(ベクトル)を加算する。動き補償回路
28は、フレームメモリ29に記憶されているデータに
対して、演算器27より出力されるベクトルに対応する
動き補償を施し、演算器26に出力する。
【0035】次に、図7のフローチャートを参照して、
その動作について説明する。ステップS51において、
逆VLC回路21より出力された動き補償モードフラグ
がスイッチコントローラ30に供給され、動き補償モー
ド(MC)フラグが0に等しいと判定された場合、即ち
復号するデータがMB単位方式で符号化されたデータの
場合、ステップS52に進み、スイッチ24および25
が上側に設定される。この場合、逆VLC回路21より
出力されるMBを代表する動きベクトルが、代表値レジ
スタ31aに記憶される。そして、スイッチ24は、上
側に設定されているので、0を出力し、スイッチ25
は、上側に設定されているので、代表値レジスタ31a
に記憶されているMBの動きベクトルを出力する。従っ
て、演算器27において、0と代表値レジスタに記憶さ
れているMBの動きベクトルが加算され、出力される。
即ち、演算器27において、代表値レジスタに記憶され
ているMBの動きベクトルが、そのまま動き補償回路2
8に出力される。
【0036】ステップS51において、動き補償モード
(MC)フラグが1に等しいと判定された場合、ステッ
プS53に進み、逆VLC回路21より出力されたブロ
ックベクトル送り方フラグが判定される。ブロックベク
トル送り方フラグが0に等しいと判定された場合、即ち
復号するデータが代表値方式で符号化されたデータであ
る場合、ステップS54に進み、スイッチ24は下側
に、スイッチ25は上側に設定される。この場合、逆V
LC回路21より出力されるMBの最小のベクトルが、
代表値レジスタ31aに記憶される。そして、スイッチ
24は、下側に設定されているので、MBの各ブロック
の代表値方式の差分ベクトルを出力し、スイッチ25
は、上側に設定されているので、代表値レジスタ31a
に記憶されているMBの最小ベクトルを出力する。従っ
て、演算器27において、MBの最小ベクトルとMBの
他のベクトルとの差分である差分ベクトルと、MBの最
小ベクトルが加算され、出力される。即ち、演算器27
において、MBの各ブロックの動きベクトルが復号さ
れ、動き補償回路28に出力される。
【0037】ステップS53において、ブロックベクト
ル送り方フラグが1に等しいと判定された場合、即ち復
号するデータが予測値方式で符号化されたデータである
場合、ステップS55に進み、スイッチ24および25
は下側に設定される。この場合、逆VLC回路21より
出力されるMBの右下のブロックのベクトルが、代表値
レジスタ31aに記憶される。そして、スイッチ24
は、下側に設定されているので、MBの各ブロックの予
測値方式の差分ベクトルを出力し、スイッチ25は、下
側に設定されているので、予測回路31により計算され
る予測ベクトルを出力する(その動作は、図1に示した
符号器の予測回路14における場合と同様である)。従
って、演算器27において、MBの代表値ベクトル以外
の動きベクトルと予測値ベクトルとの差分である差分ベ
クトルと、予測値ベクトルが加算され、出力される。即
ち、演算器27において、MBの各ブロックの動きベク
トルが復号され、動き補償回路28に出力される。
【0038】一方、逆VLC回路21より出力されたデ
ータは、逆量子化回路22により逆量子化処理され、逆
DCT回路23により逆DCT処理される。逆DCT処
理されたデータが、Iピクチャのデータである場合、演
算器26を介してそのままフレームメモリ29に供給さ
れ、記憶される。逆DCT回路24より出力されたデー
タが、IまたはPピクチャを予測画像とするPピクチャ
のデータである場合、フレームメモリ29よりIまたは
Pピクチャのデータが読み出され、動き補償回路28に
おいて、演算器27より出力される動きベクトルに対応
する動き補償が施された後、演算器26に供給される。
演算器26において、逆DCT回路23より出力された
データと、動き補償回路28より出力されたデータが加
算され、Pピクチャのデータが生成される。そして、こ
のデータもフレームメモリ29に記憶される。
【0039】逆DCT回路23より出力されたデータが
Bピクチャのデータである場合、フレームメモリ29よ
りIピクチャまたはPピクチャのデータが読み出され、
動き補償回路28において、演算器27より出力される
動きベクトルに対応する動き補償が施された後、演算器
26に供給される。そして、演算器26において、逆D
CT回路23より出力されたデータと動き補償回路28
より出力されたデータが加算されるので、復号されたB
ピクチャのデータが得られることになる。このデータも
フレームメモリ29に記憶される。
【0040】このようにして、フレームメモリ29に記
憶されたデータは、D/Aコンバータ(図示せず)によ
りD/A変換された後、例えばCRT(図示せず)など
に供給され表示される。
【0041】以上のようにして、データの冗長度に対応
して高圧縮されたデータを復号することができる。
【0042】本実施例において、マクロブロックの右下
のブロックの動きベクトルを予測方式の代表値ベクトル
として選択(採用)したが、これは、ビデオカメラおよ
びCRTなどにおける走査が、一般的に左から右、上か
ら下へ行われているためである。即ち、図3に示すよう
に、カレントマクロブロックMB(N)の代表値ベクト
ルVNの走査が終了したときに、MB(N)の他のブロ
ックのベクトルva,vb,vcの予測値ベクトルを計算
するためには、先行する他のマクロブロックMB(N−
46),MB(N−45)およびMB(N−1)の代表
値ベクトルVN-46,VN-45およびVN-1の走査が、既に
終了していなければならないので、予測値方式の代表値
ベクトルに選択する動きベクトルを有するブロックは、
ビデオカメラおよびCRTにおける走査の順番が、マク
ロブロックの各ブロックにおいて、最後になるブロック
を選択するようにするのが好ましい。
【0043】
【発明の効果】以上の如く請求項1に記載の動きベクト
ル符号器によれば、画像をマクロブロックに分割し、マ
クロブロックをさらにブロックに分割し、マクロブロッ
クまたはブロックにおける画像の動きを表す動きベクト
ルを圧縮符号化する動きベクトル符号器において、ブロ
ックの動きベクトルを記憶し、記憶されたブロックの動
きベクトルにより注目ブロックの動きベクトルを予測
し、予測された注目ブロックの動きベクトルと注目ブロ
ックの実際の動きベクトルとの差分を生成する。従っ
て、記憶されたブロックの動きベクトルと注目ブロック
の動きベクトルとの間の冗長性が削減され、効率の高い
動きベクトルの圧縮を実現することができる。
【0044】請求項2に記載の動きベクトル復号器によ
れば、画像をマクロブロックに分割し、マクロブロック
をさらにブロックに分割し、ブロックにおける画像の動
きを表す動きベクトルを記憶し、記憶されたブロックの
動きベクトルにより注目ブロックの動きベクトルを予測
し、予測された注目ブロックの動きベクトルと注目ブロ
ックの実際の動きベクトルとの差分を生成することによ
り圧縮符号化した動きベクトルを復号する動きベクトル
復号器において、ブロックの動きベクトルを記憶し、記
憶されたブロックの動きベクトルにより注目ブロックの
動きベクトルを予測し、予測された注目ブロックの動き
ベクトルおよび予測された注目ブロックの動きベクトル
と注目ブロックの実際の動きベクトルとの差分により注
目ブロックの動きベクトルを生成する。従って、冗長性
が削減されて効率の良い圧縮が施された動きベクトルを
伸張することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動きベクトル符号器を応用した動画像
データ符号器の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の実施例の予測回路14において、マクロ
ブロックの各ブロックの予測値ベクトルが計算されると
きに、そのマクロブロックの代表値ベクトルとされる動
きベクトルを有するブロックを示す図である。
【図3】図1の実施例の予測回路14において、カレン
トマクロブロック(MB)(N)の各ブロックの予測値
ベクトルの計算方法を説明する図である。
【図4】図1のコントローラ12が符号化方式を決める
アルゴリズムを説明するフローチャートである。
【図5】図1のVLC回路5から出力されるデータのフ
ォーマットを示す図である。
【図6】図1の符号器により符号化されたデータを復号
する動きベクトル復号器の一実施例の構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】図6のスイッチコントローラ30がスイッチ2
4,25を制御するアルゴリズムを説明するフローチャ
ートである。
【図8】動画像が16ピクセル×16ラインのマクロブ
ロックに分割されている様子を説明する図である。
【図9】マクロブロックが8ピクセル×8ラインのブロ
ックより構成されていることを示す図である。
【図10】マクロブロックを構成するブロックの動きベ
クトルを示す図である。
【図11】ズームイン動作が行われている場合のブロッ
クの動きベクトルを示す図である。
【符号の説明】
1 フレームメモリ 2 演算器 3 DCT回路 4 量子化回路 5 VLC回路 6 逆量子化回路 7 逆DCT回路 8 演算器 9 ローカルデコード回路 10 アドレス生成器 11 動き検出器 12 コントローラ 13 メモリ 14 予測回路 14a 代表値レジスタ 14b ベクトル用メモリ 14c,14d 演算器 21 逆VLC回路 22 逆量子化回路 23 逆DCT回路 24,25 スイッチ 26,27 演算器 28 動き補償回路 29 フレームメモリ 30 スイッチコントローラ 31 予測回路 31a 代表値レジスタ 31b ベクトル用メモリ 31c,31d 演算器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像をマクロブロックに分割し、前記マ
    クロブロックをさらにブロックに分割し、前記マクロブ
    ロックまたは前記ブロックにおける前記画像の動きを表
    す動きベクトルを圧縮符号化する動きベクトル符号器に
    おいて、 前記ブロックの動きベクトルを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記ブロックの動きベクトル
    により注目ブロックの動きベクトルを予測する予測手段
    と、 前記予測手段により予測された前記注目ブロックの動き
    ベクトルと前記注目ブロックの実際の動きベクトルとの
    差分を生成する生成手段とを備えることを特徴とする動
    きベクトル符号器。
  2. 【請求項2】 画像をマクロブロックに分割し、前記マ
    クロブロックをさらにブロックに分割し、前記ブロック
    における前記画像の動きを表す動きベクトルを記憶し、
    記憶された前記ブロックの動きベクトルにより注目ブロ
    ックの動きベクトルを予測し、予測された前記注目ブロ
    ックの動きベクトルと前記注目ブロックの実際の動きベ
    クトルとの差分を生成することにより圧縮符号化した動
    きベクトルを復号する動きベクトル復号器において、 前記ブロックの動きベクトルを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記ブロックの動きベクトル
    により前記注目ブロックの動きベクトルを予測する予測
    手段と、 前記予測手段により予測された前記注目ブロックの動き
    ベクトルおよび前記予測手段により予測された前記注目
    ブロックの動きベクトルと前記注目ブロックの実際の動
    きベクトルとの差分により前記注目ブロックの動きベク
    トルを生成する生成手段とを備えることを特徴とする動
    きベクトル復号器。
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