JPH0511478U - 電子部品 - Google Patents
電子部品Info
- Publication number
- JPH0511478U JPH0511478U JP6494791U JP6494791U JPH0511478U JP H0511478 U JPH0511478 U JP H0511478U JP 6494791 U JP6494791 U JP 6494791U JP 6494791 U JP6494791 U JP 6494791U JP H0511478 U JPH0511478 U JP H0511478U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chip
- shaped circuit
- circuit element
- wiring pattern
- pattern
- Prior art date
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- Pending
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- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小さな実装面積で回路素子を実装でき、さら
にこの回路素子を配線パターンに最短距離で接続して高
周波特性を乱すことなく、小型化できること。 【構成】 印刷配線基板1表面1aに信号配線パターン
2が、裏面1b全面にアースパターン3が設けられる。
印刷配線基板1のチップ状回路素子10が配置される箇
所に表裏に貫通する貫通孔6が設けられる。この貫通孔
6にチップ状回路素子10が収容され、このチップ状回
路素子10の端子10a,10bはそれぞれ信号配線パ
ターン2、アースパターン3に最短距離で固定接続する
ことができる。
にこの回路素子を配線パターンに最短距離で接続して高
周波特性を乱すことなく、小型化できること。 【構成】 印刷配線基板1表面1aに信号配線パターン
2が、裏面1b全面にアースパターン3が設けられる。
印刷配線基板1のチップ状回路素子10が配置される箇
所に表裏に貫通する貫通孔6が設けられる。この貫通孔
6にチップ状回路素子10が収容され、このチップ状回
路素子10の端子10a,10bはそれぞれ信号配線パ
ターン2、アースパターン3に最短距離で固定接続する
ことができる。
Description
【0001】
本考案は、印刷配線基板上に設けられる電子部品に関し、特に実装面積の縮小 化を図ることができる電子部品に関する。
【0002】
図3(a),(b)に示すのは、従来の電子部品25を示す平面図、及び側面 図である。 印刷配線基板20は、表面20aに所定の信号配線パターン21がパターン形 成されているとともに、裏面20b全面には、アースパターン22が形成されて いる。この信号配線パターン21上には所定のチップ状回路素子23,24が半 田付け等で固定接続されて電子回路が形成されている。
【0003】 この電子回路を形成するにあたり、表面20aの信号配線パターン21と裏面 20bのアースパターン22との間には、スルーホール20cが貫通形成されて おり、この信号配線パターン21の供給端21aに所定電圧+Vを加えアースパ ターン22の一部を接地することにより、この電子部品25は所定の信号処理動 作を行うことができる。
【0004】 ところで、近年の回路素子23,24の小型化(チップ化)は、電子部品25 全体の小型化が促進されており、これによる印刷配線基板20の小型化、および 信号配線パターン21の高密度化が必要とされている。このため同時にチップ状 回路素子23,24が高周波化されてきているため、信号損失、雑音の低減化を 鑑みつつ信号配線パターン21を作成しなければならない注意点がある。
【0005】
しかしながら、従来の電子部品25では、上述した小型化に限界を生じた。す なわち、チップ状回路素子23,24が小型化されても、実際の実装面積はチッ プ状回路素子23,24の表面積及びスルーホール20c分の信号配線パターン 21が必要とされるからである。 さらにこのスルーホール20cは、通常、印刷配線基板20の表面20a上の 周囲にランド20caを有しているため、上記実装面積の縮小化の妨げとなって いる。 また、従来の電子部品25の構造では、各々のチップ状回路素子23,24は 、スルーホール20cのみを介する接地となり易い欠点を生じ、アース距離が長 くなりやすかった。同時に、高周波特性の低下や、雑音の発生を招きやすい。
【0006】 本考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、半導体集積回路および チップ状回路素子の実装面積を少なくすることができ、さらにチップ状回路素子 と信号配線パターン、アースパターンとをいずれも最短距離で接続できるととも に高周波特性を改善でき、さらに小型化できる電子部品を提供することを目的と している。
【0007】
上記目的を達成するため、本考案の電子部品は、印刷配線基板1に複数の端子 を有した半導体集積回路4および複数のチップ状回路素子10を搭載することに より所望の電気的処理を行う電子部品5であって、 前記印刷配線基板の表面1aには、信号配線パターン2が形成され、裏面1b 全面にアースパターン3又は電源配線パターンが形成されるとともに、印刷配線 基板1の表裏面間には、前記チップ状回路素子10の少なくとも1個のチップ状 回路素子10が収容される貫通された貫通孔6が形成され、前記貫通孔6に収容 されたチップ状回路素子10の両端子10a,10bを各々前記信号配線パター ン2、及びアースパターン3に電気的に接続したことを特徴としている。
【0008】
印刷配線基板1に設けられた貫通孔6には、チップ状回路素子10が収容自在 である。チップ状回路素子10収容後、端子10aを表面1aの信号配線パター ン2側に、また端子10bを裏面1bのアースパターン3側にそれぞれ半田付け 等で接続固定するのみでこのチップ状回路素子10は、電気的な接続がなされた ことになるとともに、最短距離で接続することができる。
【0009】
図1(a),(b)は、各々本考案による電子部品5を示す平面図、及び側面 図である。 印刷配線基板1は、表面1aに所定の信号配線パターン2がパターン形成され ているとともに、裏面1b全面には、アースパターン3が形成されている。 この印刷配線基板1には、所定の半導体集積回路4、チップ状回路素子10が 搭載されて電子回路が形成されている。
【0010】 信号配線パターン2がレイアウトされた後、チップ状の抵抗体、コンデンサ等 両面にそれぞれ端子部4a,4bを有するチップ状回路素子10については、配 置される箇所部分には印刷配線基板1の表裏に貫通する貫通孔6を形成する。 この貫通孔6は、図2の部分斜視図に示す如く、対応するチップ状回路素子1 0の形状に対応して形成されている。また、表面1a上の信号配線パターン2の 接続部2bは、この貫通孔6の端部位置まで導出されている。
【0011】 このチップ状回路素子10に設けられた一方の端子10aは、表面1a上の信 号配線パターン2の接続部2bに対して箇所A部分が半田付け、あるいは導電接 着剤を用いて固定接続される。アースパターン3に対しても同様にチップ状回路 素子10の他方の端子10bを固定接続する。 これにより、チップ状回路素子10は、印刷配線基板1内に収容された形とな り、不要な配線パターンの引回し、特にスルーホールを用いることなく、高密度 に実装できるとともに、いずれの端子10a,10bも最短距離でそれぞれの配 線パターンに接続することができる。
【0012】 尚、電子回路5を形成するにあたり、比較的大型で面積をとるIC等の半導体 集積回路4は、貫通孔6内に収容できないため、この大型の半導体集積回路4の 至近部には、表面1aの信号配線パターン2と裏面1bのアースパターン3との 間にスルーホール1cを貫通形成させることが望ましい。
【0013】 そして、信号配線パターン2の供給端2aに所定電圧+Vを加えアースパター ン3の一部を接地することにより、この電子部品5は所定の信号処理動作を行う ことができるが、チップ状回路素子10は、いずれも最短距離で配線パターンに 接続されているから、チップ状回路素子10が有する高周波特性に影響を与える ことがないとともに、低雑音化を図ることができる。
【0014】
本考案の電子部品によれば、チップ状回路素子は印刷配線基板内に収容されて この基板の表裏の配線パターンに直接、固定接続される構成であるから、不要な 配線の引回しがなく最短距離で配線パターンに接続でき、高周波特性を劣化させ ることなく小型化された電子部品を得ることができる効果を有する。 これにより、配線パターンの簡略化、さらに配線パターンの高密度化を達成す ることもできる。
【図1】(a)は本考案の電子部品の実施例を示す平面
図、(b)は同側面図。
図、(b)は同側面図。
【図2】同電子部品を示す部分斜視図。
【図3】(a)は従来の電子部品を示す平面図、(B)
は同側面図。
は同側面図。
1…印刷配線基板、1a…表面、1b…裏面、1c…ス
ルーホール、2…信号配線パターン、3…アースパター
ン、4…半導体集積回路、5…電子部品、6…貫通孔、
10…チップ状回路素子、10a,10b…端子。
ルーホール、2…信号配線パターン、3…アースパター
ン、4…半導体集積回路、5…電子部品、6…貫通孔、
10…チップ状回路素子、10a,10b…端子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 印刷配線基板(1)に複数の端子を有し
た半導体集積回路(4)および複数のチップ状回路素子
(10)を搭載することにより所望の電気的処理を行う
電子部品(5)であって、 前記印刷配線基板の表面(1a)には、信号配線パター
ン(2)が形成され、裏面(1b)全面にアースパター
ン(3)又は電源配線パターンが形成されるとともに、
印刷配線基板の表裏面間には、前記チップ状回路素子の
少なくとも1個のチップ状回路素子が収容される貫通さ
れた貫通孔(6)が形成され、前記貫通孔に収容された
チップ状回路素子の両端子(10a,10b)を各々前
記信号配線パターン、及びアースパターンに電気的に接
続したことを特徴とする電子部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6494791U JPH0511478U (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 電子部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6494791U JPH0511478U (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 電子部品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0511478U true JPH0511478U (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=13272745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6494791U Pending JPH0511478U (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 電子部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0511478U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61183515A (ja) * | 1985-02-06 | 1986-08-16 | Shimizu Constr Co Ltd | 地震による地盤への影響を調査するための原位置実験法 |
-
1991
- 1991-07-23 JP JP6494791U patent/JPH0511478U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61183515A (ja) * | 1985-02-06 | 1986-08-16 | Shimizu Constr Co Ltd | 地震による地盤への影響を調査するための原位置実験法 |
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