JPH05114145A - 光デイスク装置 - Google Patents

光デイスク装置

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JPH05114145A
JPH05114145A JP30130091A JP30130091A JPH05114145A JP H05114145 A JPH05114145 A JP H05114145A JP 30130091 A JP30130091 A JP 30130091A JP 30130091 A JP30130091 A JP 30130091A JP H05114145 A JPH05114145 A JP H05114145A
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pulse
track
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Masashi Mori
雅志 森
Yoshio Suzuki
芳夫 鈴木
Motoyuki Suzuki
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスク上の傷,プリフォ−マット部及びミ
ラー部等の影響によるトラック横断情報の狂いを補正す
ること。 【構成】 トラック横断信号を検出するための2値化回
路と、トラック横断パルスの発生周期を計測する周期計
測回路1と、計測したトラック横断パルスの発生間隔に
基づいて幅が異なるウインドウ信号を各々発生するウイ
ンドウ信号発生回路5,6と、各ウインドウ信号の期間
内に発生するトラック横断パルスを検出するゲート回路
3,4と、ゲート回路3,4及びウインドウ信号発生回
路5,6の出力信号から周期計測回路1を制御するため
の計測タイミング信号を出力する計測タイミング信号発
生回路7と、トラック横断信号が欠落した際に欠落補正
用の疑似パルスを発生する補正信号発生回路8と、上記
疑似パルスとゲート回路4の出力を合成するゲート回路
9を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスク装置に係り、
特に、光ディスク上の任意の希望トラックを検索するア
クセス制御に改善を施した光ディスク装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置は非接触で高密度に情報
を記録あるいは再生することが可能で、かつ目的のトラ
ックを高速にランダムアクセスすることができるという
特徴がある。
【0003】図2は従来の光ディスク装置のアクセス制
御部の構成を示すブロック図である。同図において、2
1は情報を記録するための記録膜27を有する光ディス
クであり、スピンドルモータ20によって所定回転数で
駆動される。図3は、ISO規格に準拠した連続溝方式
の光ディスク21のトラック構成を示したもので、ここ
では特に、ディスクアドレス情報等があらかじめ凹凸状
のピットで形成されているID領域を拡大して示してあ
る。案内溝(以下、プリグルーブと称する)16は、ト
ラッキング制御のために設けられており、約1.6μm
ピッチ間隔で配置されている。プリフォ−マット部17
は、ディスクのアドレス情報等が凹凸状のピット15で
あらかじめ記録されている領域であり、またデータ記録
部19はユーザ情報を記録するための領域である。プリ
フォ−マット部17とデータ記録部19との間のミラー
部18は、トラッキング信号のオフセット検出用等に設
けられたもので、この部分はプリグル−ブ16が存在せ
ずミラー領域となっている。
【0004】記録膜27に記録された情報を読み取るた
めの光ヘッド30は、光源である半導体レ−ザ素子2
2、コリメ−タレンズ23、偏向ビ−ムスプリッタ2
4、1/4波長板25、レ−ザ光を記録膜27上に直径
1μm程度の光スポットとして収束させる対物レンズ2
6、記録膜27からの戻り光をフォーカスレンズ28を
介して受光し光量を電流に変換するための2分割光検知
器29、アクチュエ−タ31などで構成されている。さ
らにこの光ヘッド30は、リニアモ−タ32によって、
光ヘッド30全体が光ディスク21の半径方向に移動可
能な構成とされている。
【0005】差動増幅回路40は、光検知器29の2つ
の受光素子の出力信号から、トラッキング誤差信号50
0を生成するためのものである。ここで生成されたトラ
ッキング誤差信号500は、トラッキング制御回路41
及び2値化回路45に入力される。トラッキング制御回
路41は、トラッキング誤差信号500に応じてアクチ
ュエ−タ31を駆動し、光スポットがプリグル−ブ16
に沿って(隣接プリグル−ブ16間に沿って)トラック
上を追従するように、いわゆるトラッキング制御を行
う。
【0006】一方ランダムアクセス制御を行う場合に
は、ここに図示していないマイクロコンピュータによ
り、先ずトラッキング制御をOFFし、リニアモ−タ3
2を駆動して光ヘッド30全体を任意の希望トラックに
移動させる。トラッキング制御OFFの状態で光ヘッド
30を移動させると、光スポットがトラックを横断する
毎に正弦波状のトラッキング誤差信号500が差動増幅
回路40から出力される。このトラッキング誤差信号5
00は、2値化回路45によってトラッキング誤差信号
500の立上り部でのみパルスが発生するトラック横断
信号501とされる。このトラック横断信号501は、
さらにトラック横断補正回路50で補正が加えられた
後、補正トラック横断信号503として速度検出回路4
3及び目標速度発生回路44に入力される。速度検出回
路43は、補正トラック横断信号503のパルス発生周
期から光ヘッド30の移動速度を検出するためのもの
で、この信号はリニアモータ制御回路42に入力され
る。また、目標速度発生回路44は、補正トラック横断
信号503のパルス発生数から、光スポットが横断した
トラック数をカウントし、希望トラックまでの残り移動
トラック数に応じて目標速度信号を発生し、この目標速
度信号もリニアモータ制御回路42に入力される。リニ
アモータ制御回路42では、この入力した光ヘッド30
の移動速度と目標速度が等しくなるようにリニアモ−タ
32を制御し、光ヘッド30が任意の希望トラックへ正
確に移動する様にする。
【0007】次に、トラック横断補正回路50の動作に
関して図2及び図4を使用してさらに詳細に説明する。
図4の(A)はトラッキング誤差信号500であり、時
間t0〜t1は例えば光スポットがミラー部18を通過
した状態を示している。ミラー部18を光スポットが通
過するとこの部分では光の回折が生じないので、トラッ
キング誤差信号500は本来点線に示す波形となるべき
ものが、実線で示す波形となる。図4の(B)は2値化
回路45から出力されるトラック横断信号501を示し
ており、トラッキング誤差信号500の立上りのゼロク
ロスタイミングを検出して図に示すようなパルスを発生
する(以下、これをトラック横断パルスと称する)。図
4の例では、B1,B2,B3,B4,B5の横断パル
スのうち、B4は欠落していることを示している。周期
計測回路46は、常時このトラック横断パルスの発生周
期(T1〜T3…)を計測しており、計測値を欠落判定
回路47へ出力する。欠落判定回路47は、トラック横
断パルスの発生周期(T1〜T3…)からトラック横断
パルスが欠落したか否かを判定するためのもので、直前
の計測値をK倍(本例では、K=1.5)した時間経過
してもパルスが入力されないときに欠落と判定し、欠落
と認識したときは補正用の疑似パルス502を発生す
る。図4の例では、トラック横断パルスの発生周期T3
がその前回に計測した横断パルスの発生周期T2の1.
5倍よりも大きいため、図4の(C)に示すように補正
用の疑似パルスC1(502)を発生する。OR回路4
8にはトラック横断信号501と補正用の疑似パルス5
02が入力され、図4の(D)に示す補正トラック横断
信号503を出力する。その結果、補正トラック横断信
号503上にはD1〜D5の5個のトラック横断パルス
が出力されるため、欠落したB4の分を補正することが
できる。
【0008】以上の様に従来例では、光スポットがミラ
−部を通過してトラッキングエラ−信号500が図4の
(A)に示すようになり、トラック横断パルスが欠落し
た場合でも、その欠落分を補充することができるため、
アクセス時のスポット位置決め精度を高くすることがで
きる。
【0009】尚、この種の装置として関連するものに
は、例えば特開平2−137129号公報,特開平2−
58736号公報等に記載されているものが挙げられ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
例においては以下に示す様な問題点がある。これに関し
て図5を用いて説明する。図5は例えば光スポットがプ
リフォ−マット部17を通過した場合で、同図において
(A)はトラッキングエラ−信号500であり、光スポ
ットがプリフォ−マット部を通過するのでt0〜t1の
部分では、図4の場合とは異なり信号が図5の(A)の
ように乱される。図5の(B)はこの波形を基に生成さ
れるトラック横断信号501であり、B1,B2,B3
のトラック横断パルスに加え、プリフォ−マット部の影
響で余分なパルスBNが発生している。従って、周期計
測回路46が計測するトラック横断パルス発生周期はT
1〜T3の様になる。図5の(C)は欠落判定回路47
の出力信号502であり、T3がT2の1.5倍より大
きいため、補正用の疑似パルスC1を発生する。図5の
(D)は、トラック横断信号501と補正用の疑似パル
ス信号502の論理和である補正トラック横断信号50
3であり、正規の横断パルスD1〜D3に加え、余分な
パルスDN1及びDN2も出力される。
【0011】このように上記した従来例では、光スポッ
トがプリフォ−マット部17を通過した影響でトラック
横断信号501に余分なパルス(図5のBN)が発生し
た場合、このパルスをそのまま補正トラック横断信号5
03として出力し(図5のDN1)、更に余分な補正パ
ルス(図5のDN2)も出力するという問題点があり、
その結果アクセス時に光スポットの位置決め精度が悪化
する。
【0012】従って、本発明の解決すべき技術的課題は
上記した従来技術のもつ問題点を解消することにあり、
その目的とするところは、ランダムアクセス時の光スポ
ットの位置決め精度が極めて良好なものとなるトラック
検索手法をとる光ディスク装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による光ディスク
装置は上記した目的を達成するため、トラッキング誤差
信号からトラック横断信号を検出するための2値化回路
と、トラック横断パルスの発生周期を計測する周期計測
回路と、周期計測回路が計測したトラック横断パルスの
発生間隔に基づいてウインドウ幅が異なるウインドウ信
号を発生する複数のウインドウ信号発生回路を設け、上
記複数のウインドウ信号発生回路から出力される各ウイ
ンドウ信号期間内に検出されるトラック横断パルスやそ
の有無等に基づき、周期計測回路を制御するための計測
タイミング信号を生成して周期計測回路を制御し、かつ
またトラック横断信号が欠落したか否かを判定し、欠落
の際に欠落補正用の疑似パルスを発生するような構成と
した。
【0014】
【作用】図6は、例えば光スポットが前記プリフォ−マ
ット部17を通過した場合の図で、同図において(A)
はトラッキング誤差信号500であり、光スポットがプ
リフォ−マット部を通過するt0〜t1の部分では、信
号が図のように乱される。図6の(B)は2値化回路に
よって図6の(A)のトラッキング誤差信号500を2
値化して生成されるトラック横断信号であり、B1〜B
4のトラック横断パルスに加え、プリフォ−マット部の
影響でBN1及びBN2の余分なパルスが発生してい
る。B1とB2の発生周期及びB2とB3の発生周期は
周期計測回路1によって計測され、それぞれT1,T2
である。tcは、B3を入力した時点で[(T1+T
2)/2]の演算により計算されるB4の推定発生時間
である。(WA)は第1のウインドウ信号発生回路が発
生するウインドウ信号であり、tcを含む様に設定され
る。また、(WB)は第2のウインドウ信号発生回路が
発生するウインドウ信号であり、第1のウインドウ信号
発生回路が発生するウインドウ信号(WA)を含むよう
に比較的広く設定される。(P)は、周期計測回路内で
使用する周期計測用の信号であり、この場合には2値化
回路の出力パルスの中で第1のウインドウ信号発生回路
が発生するウインドウ信号期間内に最初に発生したパル
スB4を使用し、計測値T3を得るようになっている。
図6の(C)はトラック横断数のカウント及び速度検出
に使用する補正トラック横断信号503であり、この場
合は第2のウインドウ信号発生回路が発生するウインド
ウ信号期間内に最初に発生したパルスBN2が使用され
る。
【0015】以上の制御によって、例えば光スポットが
プリフォ−マット部を通過してトラッキング誤差信号が
乱れ、トラック横断信号に余分なパルスが発生した場合
でも、トラック横断信号に発生した余分なパルスの影響
を受けない横断周期測定が可能となる。例えば図6の例
では、図6の(B)に発生したBN1及びBN2のノイ
ズパルスの影響を避け、B3とB4とのパルス発生周期
T3を横断周期と認識できる。また、トラック横断数の
カウント及び速度検出に使用する図6の(C)の補正ト
ラック横断信号503は、ノイズパルスの影響によりパ
ルス発生周期に狂いが生じるが、カウント数の狂いは生
じないため、高精度なアクセス制御が可能となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。本実施例における光ディスク装置は、トラック横断
補正回路を除いて図2に示す従来例と同一であり、ここ
ではトラック横断補正回路の説明のみを行う。
【0017】図1はトラック横断補正回路50の構成を
示すブロック図である。同図において符号50で総括的
に示すトラック横断補正回路は、ゲート回路3,4、ウ
インドウ周期の異なるウインドウ信号を発生するための
ウインドウ(信号)発生回路5,6、トラック横断周期
を計測するための周期計測回路1、計測された過去2周
期のトラック横断周期の平均値を求めるための演算器
2、周期計測回路1及びウインドウ発生回路5,6への
測定タイミング信号を発生するための計測タイミング信
号発生回路7、ウインドウ期間の長いウインドウ信号を
発生するウインドウ回路6の出力信号とゲート回路4の
出力信号とからトラック横断パルスが欠落したときに補
正用の疑似パルスを発生するための補正信号発生回路
8、及びゲート回路9で構成されている。
【0018】次に、トラック横断補正回路50の各構成
要素の動作を説明する。演算器2は、周期計測回路1に
よって計測された過去2周期のトラック横断周期の平均
値を計算しウインドウ発生回路5,6に出力する。ウイ
ンドウ発生回路5,6は、過去2周期のトラック横断周
期の平均値をその次のトラック横断周期の推定値とし、
次のトラック横断パルスの推定発生時間tcを求める。
ウインドウ発生回路5は推定発生時間tcを含むように
ウインドウ信号Aを発生し、ウインドウ発生回路6はウ
インドウ発生回路5が発生するウインドウ信号を含むよ
うに、比較的広いウインドウ信号Bを発生する。ゲート
回路3,4は、トラック横断信号501に発生するパル
スの中で、ウインドウ信号A,Bのそれぞれのウインド
ウ期間中に最初に発生した1パルスのみを出力する。さ
らにゲート回路3は、ウインドウ信号Aのウインドウ期
間中に、トラック横断信号501にパルスが生じなかっ
た場合、ウインドウ信号Aのウインドウ期間の終了時点
でパルスを発生させる。補正信号発生回路8は、ウイン
ドウ信号Bのウインドウ期間終了点以前にゲート回路4
からパルスが出力されないとき、トラック横断パルスの
欠落と判断し、補正用の疑似パルスを出力する。ゲート
回路9は、ゲート回路4の出力と補正信号発生回路8の
出力との論理和演算を行って、補正トラック横断信号5
03として出力する。計測タイミング信号発生回路7
は、周期計測用のタイミング信号である計測タイミング
信号A555,計測タイミング信号B556をそれぞれ
周期計測回路1へ出力する。計測タイミング信号A55
5は、ゲート回路3の出力とゲート回路4の出力との論
理和である。また計測タイミング信号B556は、ウイ
ンドウ信号Aのウインドウ期間の終了時点以前に計測タ
イミング信号A555にパルスが発生している場合、ウ
インドウ信号Aのウインドウ期間の終了時のタイミング
でパルスを発生させ、一方ウインドウ信号Aのウインド
ウ期間の終了時点以前に計測タイミング信号A555に
パルスが発生しなかった場合、ウインドウ信号Bのウイ
ンドウ期間の終了時のタイミングでパルスを発生させ
る。周期計測回路1では、計測タイミング信号A555
に発生したパルスの中で計測タイミング信号B556の
パルスの直前に発生したものを、周期計測用のパルスと
判断する。
【0019】図7は、例えば光スポットが前記プリフォ
−マット部17を通過した場合の回路の動作波形を示し
たもので、このタイムチャートを用いてトラック横断補
正回路50の動作についてさらに具体的に説明する。図
7の(A)はトラッキング誤差信号500であり、光ス
ポットがプリフォ−マット部を通過するt2〜t3の部
分で図の様な乱れが生じている。図7の(B)はトラッ
キング誤差信号500を2値化したトラック横断信号5
01であり、プリフォ−マット部の影響でBN1,BN
2の2つの余分なパルスが生じている。図7の(B’)
は上記(B)のt1以降の部分の拡大図である。図7の
(C)はB4の推定発生時間tcであり、B3からtc
までの時間が、演算器2の出力[(T1+T2)/2]
で与えられる。図7の(D)はウインドウ発生回路5の
ウインドウ信号A551であり、tcを含むようにウイ
ンドウ期間を設定する。図7の(E)はウインドウ発生
回路6のウインドウ信号B552であり、ウインドウ信
号A551を含むように比較的広いウインドウ期間を設
定する。図7の(F)はゲート回路3の出力信号553
であり、ウインドウ信号Aのウインドウ期間中に発生し
た最初のパルスB4が出力される。図7の(G)はゲー
ト回路4の出力信号554であり、ウインドウ信号Bの
ウインドウ期間中に発生した最初のパルスBN2が出力
される。図7の(H)は計測タイミング信号A555で
あり、上記(F)と(G)との論理和である。図7の
(I)は計測タイミング信号B556であり、前記した
ようにウインドウ信号Aのウインドウ期間の終了時点t
r以前に計測タイミング信号A555にパルスが発生し
ている(BN2,B4)ので、tr時点に計測タイミン
グパルスを発生する。その結果、前記したように周期計
測回路1では、計測タイミング信号A555に発生する
2つのパルスの中で、計測タイミング信号B556に発
生するパルスの直前のものであるB4を周期計測用のパ
ルスと判定し、図7に示すT3をトラック横断周期と判
定する。また、この計測タイミング信号B556はウイ
ンドウ発生回路6へも出力されており、(E)のウイン
ドウパルスB552は本来点線の様に発生する筈である
が、計測タイミング信号B556にパルスが発生したタ
イミングで実線のようにLレベルへリセットされるた
め、1つのウインドウ信号で複数のパルスを検出するこ
とがない。図7の(J)は補正信号発生回路8が出力す
る信号557であり、前記したように、ウインドウ信号
B552のウインドウ期間終了点以前に(G)に示すゲ
ート回路4の出力554にパルスBN2が発生している
ために、補正用の疑似パルスは出力されない。図7の
(K)はトラック横断数のカウントや光ヘッドの移動速
度を検出するための補正トラック横断信号503であ
り、上記(G)と(J)との論理和演算が行われパルス
BN2が出力される。
【0020】以上の処理によってトラック横断信号50
1に生じた余分なパルスBN1,BN2の影響を受けな
い、トラック横断パルスの発生周期T3の計測が可能で
あることがわかる。また、以上は、トラック横断パルス
の発生周期T1,T2に基づいてT3を計測する際の動
作説明であるが、T3を計測することによって、T2,
T3から次のトラック横断パルスの発生周期を同様の動
作の繰返しで計測できる。一方、補正トラック横断信号
503は、トラック横断パルスの発生位置が余分なパル
スBN2の影響で狂うが、トラック横断パルスの発生間
隔T3の計測が正しく行われているので、トラック横断
パルスの発生数が狂うことはない。
【0021】以上説明した中で、周期計測回路1の動作
について、図8,図9を用いてさらに詳細に説明する。
11,12はカウンタ回路であり、クロック発生回路1
0が発生するクロックパルスによってその値がカウント
アップする。カウンタ回路11は計測タイミング信号A
555に発生するパルスでクリアされ、カウンタ回路1
2は計測タイミング信号A556に発生するパルスでカ
ウンタ回路11の出力値651をラッチする。13,1
4,15はラッチ回路であり、ラッチ回路13は計測タ
イミング信号A555に発生するパルスで入力信号をラ
ッチし、ラッチ14,15は計測タイミング信号B55
6に発生するパルスで入力信号をラッチする。また、各
カウンタ回路及びラッチ回路の出力は、例えば本実施例
においては12ビットのディジタルのデータバスで構成
されている。なお、図9の(B’),(H),(I)は
図7に示した同記号の信号と等しいものであり、
(B’)はトラック横断信号501、(H)は計測タイ
ミング信号A555、(I)は計測タイミング信号B5
56である。(M)はカウンタ回路11の出力値651
を示したものであり、(H)に示す計測タイミング信号
A555のパルスでクリアされる。(N)はカウンタ回
路12の出力値652を示したものであり、(I)に示
す計測タイミング信号B556のパルスで、カウンタ1
1の出力値THをラッチする。その結果(N)のカウン
タ12の出力値652は、点線で示したようにパルスB
4の位置から計測を行ったのと等しくなり、次のトラッ
ク横断パルスまでの周期計測を正確に行うことができ
る。(O)はラッチ回路13の出力値653であり、
(H)に示す計測タイミング信号A555のパルスで、
(N)に示すカウンタ12の出力値652からT3A,
T3Bをラッチする。(P)はラッチ回路14の出力値
654であり、(I)に示す計測タイミング信号B55
6のパルスで、(O)に示すラッチ回路13の出力値6
53からT3Bをラッチする。以上により、(P)に示
すラッチ回路14の出力信号654からは、B3とB4
との発生間隔の測定値T3Bが出力される。また、ラッ
チ回路15の出力信号655からは1つ前回の計測値で
ある、B2とB3との発生間隔T2が出力される。
【0022】次に、図10を用いて図7の場合とは、異
なるトラッキング誤差信号が発生した場合を示す。図1
0の(A)〜(K)は図7の同一記号で示された信号と
等しい意味を有する信号である。図10は、例えば光ス
ポットが前記ミラー部18を通過した場合の各部の動作
波形を示したもので、このタイムチャートを用いてトラ
ック横断補正回路の動作について詳細に説明する。
(A)はトラッキング誤差信号500であり、光スポッ
トがミラー部を通過するt2〜t3の部分で図の様な乱
れが生じている。(B)はトラッキング誤差信号500
を2値化したトラック横断信号501であり、ミラー部
の影響でB4のパルスの位置がB4’に移動している。
(B’)は(B)のt1以降の部分の拡大図である。
(C)はB4の推定発生時間tcであり、B3からtc
までの時間が演算器2の出力[(T1+T2)/2]で
与えられる。(D)はウインドウ信号A551であり、
tcを含むようにウインドウ期間を設定する。(E)は
ウインドウ信号B552であり、ウインドウ信号Aを含
むように比較的広いウインドウ期間を設定する。(F)
はゲート回路3の出力信号553であり、前記したよう
に、ウインドウ信号Aのウインドウ期間中にトラック横
断信号にパルスが発生していないので、ウインドウ信号
Aのウインドウ期間の終了時点でパルス信号Fwaが出
力される。(G)はゲート回路4の出力信号554であ
り、ウインドウ信号Bのウインドウ期間中に発生した最
初のパルスB4’が出力される。(H)は計測タイミン
グ信号A555であり、(F)と(G)との論理和であ
る。(I)は計測タイミング信号B556であり、前記
したように、ウインドウ信号Aのウインドウ期間の終了
時点以前に計測タイミング信号A555にパルスが発生
していないため、ウインドウ信号Bのウインドウ期間の
終了時点に計測タイミングパルスを発生する。その結
果、前記したように周期計測回路1では、計測タイミン
グ信号A555に発生する2つのパルスの中で、計測タ
イミング信号B556に発生するパルスの直前のもので
あるB4’を周期計測用のパルスと判定し、図10に示
すT3をトラック横断周期と判定する。(J)は補正信
号発生回路8が出力する信号557であり、ウインドウ
信号Bのウインドウ期間終了点以前に(G)に示すゲー
ト回路4の出力554にパルスB4’が発生しているた
めに、補正用の疑似パルスは出力されない。(K)はト
ラック横断数のカウントや光ヘッドの移動速度を検出す
るための補正トラック横断信号503であり、(G)と
(J)との論理和演算が行われパルスB4’が出力され
る。
【0023】以上示した様に、光スポットがミラー部を
通過した影響でトラッキング誤差信号500が乱され、
トラック横断信号501に発生するトラック横断パルス
の位置が狂った場合でも、横断パルスを検出できて、ト
ラック横断数のカウントミスも生じない。
【0024】次に、11図を用いて図7,図10の場合
とは、異なるトラッキング誤差信号が発生した場合を示
す。(A)〜(K)は図7,図10の同一記号で示され
た信号と等しい意味を有する信号である。図11は、例
えば光スポットがミラー部18を通過した場合の各部の
動作波形を示したもので、このタイムチャートを用いて
トラック横断補正回路の動作について詳細に説明する。
(A)はトラッキング誤差信号500であり、光スポッ
トがミラー部を通過するt2〜t3の部分で図の様な乱
れが生じている。(B)はトラッキング誤差信号500
を2値化したトラック横断信号501であり、ミラー部
の影響でB4のパルスが欠落している。(B’)は
(B)のt1以降の部分の拡大図である。(C)はB4
の推定発生時間tcであり、B3からtcまでの時間が
演算器2の出力[(T1+T2)/2]で与えられる。
(D)はウインドウ信号A551であり、tcを含むよ
うにウインドウ期間を設定する。(E)はウインドウ信
号B552であり、ウインドウ信号Aを含むように比較
的広いウインドウ期間を設定する。(F)はゲート回路
3の出力信号553であり、前記したように、ウインド
ウ信号Aのウインドウ期間中にトラック横断信号にパル
スが発生していないので、ウインドウ信号Aのウインド
ウ期間の終了時点でパルス信号Fwaが出力される。
(G)はゲート回路4の出力信号554であり、ウイン
ドウ信号Bのウインドウ期間中にトラック横断信号にパ
ルスが発生していないので、パルスは出力されない。
(H)は計測タイミング信号A555であり、(F)と
(G)との論理和である。(I)は計測タイミング信号
B556であり、前記したように、ウインドウ信号Aの
ウインドウ期間の終了時点以前に(H)に示す計測タイ
ミング信号A555にパルスが発生していないため、ウ
インドウ信号Bのウインドウ期間の終了時点に計測タイ
ミングパルスを発生する。その結果、前記したように周
期計測回路1では、Fwaを周期計測用のパルスと判定
し、図11に示すT3をトラック横断周期と判定する。
(J)は補正信号発生回路8が出力する信号557であ
り、ウインドウ信号Bのウインドウ期間終了時点以前に
(G)に示すゲート回路4の出力554にパルスが発生
していないために、補正用の疑似パルスJpが出力され
る。(K)はトラック横断数のカウントや光ヘッドの移
動速度を検出するための補正トラック横断信号503で
あり、(G)と(J)との論理和が行われ補正用の疑似
パルスJpが出力される。
【0025】以上示した様に、光スポットがミラー部を
通過した影響でトラッキング誤差信号500が乱され、
トラック横断信号501に発生するトラック横断パルス
が欠落した場合に、補正用の疑似パルスを発生すること
で欠落を補うために、トラック横断数のカウントミスが
生じない。また、欠落したトラック横断パルスが本来発
生すべき位置を推定し、推定位置付近にトラック横断パ
ルスが発生したものとしてトラック横断パルスの周期計
測を行うため、トラック横断パルスの欠落の影響を受け
にくい周期計測が可能となる。
【0026】なお、以上説明した実施例における図1の
各構成要素は、周期計測回路1については例えば図8に
示した構成で実現可能であるが、他の部分についても図
12〜図16にその構成の1例を示した。図12は、演
算器2及びウインドウ(信号)発生回路5,6のブロッ
ク図である。演算器2は周期計測回路1から過去2周期
分のトラック横断周期を12ビットのディジタル・デー
タ・バスで入力し、加算器60,シフト回路61を介し
て2周期のトラック横断周期の平均値を計算する。その
平均値(例えば図7,図10,図11のtcを指す)は
ウインドウ発生回路5に入力され、係数器62,63で
それぞれ定数0.9及び1.1との乗算が行われ、それ
らの値は計測タイミング信号B556に発生するパルス
によりダウンカウンタ66,67にロードされる。ダウ
ンカウンタ66,67のボロー信号BOでラッチ回路7
2を制御し、tcの0.9倍〜1.1倍の幅を持つウイ
ンドウ信号A551を発生する。ORゲート70は計測
タイミング信号B556のパルスによってウインドウ信
号をリセットするためのものである。また、ウインドウ
発生回路6は係数器64,65の係数値が異なること以
外は、ウインドウ発生回路5と等しい動作を行う。な
お、68,69はダウンカウンタ、71はORゲート、
43はラッチ回路である。
【0027】図13はゲート回路4のブロック図であ
る。74はANDゲート76を制御するためのゲート信
号を発生するラッチ回路であり、そのゲート信号の制御
によりANDゲート76からはウインドウ信号B552
のウインドウ期間(Hレベル期間)中にトラック横断信
号501に最初に発生したパルスのみが出力される。な
お、75はインバータである。
【0028】図14はゲート回路3のブロック図であ
り、ゲート回路79は図13に示したゲート回路4と等
しいものである。77はウインドウ信号A551の立ち
下がりエッジを検出しパルスを発生するためのエッジ検
出回路であり、遅延回路85,ANDゲート86で構成
される。78はラッチ回路87,インバータ88から構
成されるゲート信号発生回路であり、それが発生するゲ
ート信号はANDゲート80に入力され、エッジ検出回
路77が発生するパルスをANDゲート80から出力す
るか否かを制御する。81はゲート回路79の出力パル
スとANDゲート80の出力パルスとを合成するための
ORゲートである。
【0029】図15は補正信号発生回路8のブロック図
である。83はウインドウ信号B552の立ち下がりエ
ッジを検出しパルスを発生するためのエッジ検出回路で
あり、遅延回路94,ANDゲート95から構成され
る。82はラッチ回路92,インバータ93から構成さ
れるゲート信号発生回路であり、それが発生するゲート
信号はANDゲート84に入力され、エッジ検出回路8
3が発生するパルスを欠落補正用の疑似パルスとして出
力するか否かを制御する。
【0030】図16は計測タイミング発生回路7のブロ
ック図である。132はウインドウ信号A551の立ち
下がりエッジを検出してパルスを発生するためのエッジ
検出回路であり、遅延回路98,ANDゲート99から
構成される。133はウインドウ信号B552の立ち下
がりエッジを検出しパルスを発生するためのエッジ検出
回路であり、遅延回路100,ANDゲート101から
構成される。また、138はゲート回路3,4の出力信
号に生じるパルスを合成するためのORゲートである。
ゲート信号発生回路131はインバータ96,ラッチ回
路97から構成され、ウインドウ信号B552のウイン
ドウ期間(Hレベル期間)中にORゲート138からパ
ルスが発生したときラッチ回路97がクリアされる。そ
のゲート信号発生回路131の出力はANDゲート13
4,135に入力され、エッジ検出回路132が発生す
るパルスを計測タイミング信号A555,計測タイミン
グ信号B556として出力するか否かを制御する。OR
ゲート136はORゲート138及びANDゲート13
4が発生するパルスを合成し、ORゲート137はAN
Dゲート135及びエッジ検出回路133が発生するパ
ルスを合成する。
【0031】また、図示していないが、ゲート回路9は
ORゲートによってその機能を実現することができるこ
とは、当業者には自明である。。
【0032】なお、本実施例は2種類のウインドウ信号
発生回路を設けた例を示したが、3種類以上のウインド
ウ信号発生回路を設けることも可能であり、ウインドウ
信号発生回路の種類を増加させるほど、高精度な制御が
可能になる。その場合の回路構成は本実施例から容易に
類推可能である。
【0033】また、トラック横断補正回路50は、上記
の構成の他に、高速のCPUやDSP(Digital signal
processer)を使用して、同様のアルゴリズムをプログ
ラミングにより実現することが可能である。
【0034】
【発明の効果】本発明は上述したように構成されている
ので、光スポットが光ディスクのプリフォ−マット部や
ミラー部を通過した際の影響でトラッキング誤差信号が
乱れて、トラック横断信号に余分なパルスが生じた場合
やトラック横断パルスが欠落した場合に、以下に示す効
果がある。
【0035】(1)トラック横断信号に余分なパルスが
生じた場合、計測したトラック横断周期に基づきウイン
ドウ信号を発生し、ウインドウ信号によってトラック横
断信号に生じたノイズパルスを除去する。
【0036】(2)横断パルスが欠落した場合、測定し
たトラック横断周期に基づきウインドウ信号を発生し、
ウインドウ信号によって横断パルスの欠落を認識し、補
正用の疑似パルスを発生する。
【0037】(3)トラック横断周期に基づき2種類の
ウインドウ信号を発生し、幅が広いウインドウ信号内の
余分なパルスを、幅が狭いウインドウ信号で除去するこ
とができる。従って、トラック横断信号に余分なパルス
が生じた場合でも、その影響を受けずに横断パルスの発
生間隔を測定できるため、安定した(1)及び(2)の
補正動作を実現できる。
【0038】以上(1)〜(3)により、正確な光スポ
ットのトラック横断数を検出でき、トラック検索時間を
短縮することが可能となる。特に、光ヘッドを高速で移
動させた場合は、発生するトラッキング誤差信号の周波
数が高くなりプリフォーマットデータの周波数との差が
小さくなる。この場合、トラッキング誤差信号を低域通
過フィルタで処理した場合でも、プリフォーマット部の
影響でトラック横断信号に余分なパルスが生じる。この
ような高速なアクセスを実現する際に、本発明は特に有
効となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す要部ブロック図である。
【図2】従来例の光ディスク装置を示すブロック図であ
る。
【図3】光ディスク上のプリフォーマット部及びミラー
部を示す説明図である。
【図4】従来例の動作説明のためのタイミングチャ−ト
図である。
【図5】従来例の問題点を説明するためのタイミングチ
ャ−ト図である。
【図6】本発明の動作の概要を説明するためのタイミン
グチャ−ト図である。
【図7】本発明の実施例の動作説明のためのタイミング
チャ−ト図である。
【図8】本発明の実施例による周期計測回路の具体例を
示すブロック図である。
【図9】図8の周期計測回路の動作説明のためのタイミ
ングチャ−ト図である。
【図10】本発明の実施例の動作説明のためのタイミン
グチャ−ト図である。
【図11】本発明の実施例の動作説明のためのタイミン
グチャ−ト図である。
【図12】本発明の実施例による演算器及びウインドウ
信号発生回路の具体例を示すブロック図である。
【図13】本発明の実施例によるゲート回路の具体例を
示すブロック図である。
【図14】本発明の実施例による別のゲート回路の具体
例を示すブロック図である。
【図15】本発明の実施例による補正信号発生回路の具
体例を示すブロック図である。
【図16】本発明の実施例による計測タイミング信号発
生回路の具体例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 周期計測回路 2 演算器 3 ゲート回路 4 ゲート回路 5 ウインドウ発生回路 6 ウインドウ発生回路 7 計測タイミング信号発生回路 8 補正信号発生回路 9 ゲート回路 21 光ディスク 22 半導体レ−ザ素子 26 対物レンズ 29 光検知器 30 光ヘッド 31 トラッキングアクチュエ−タ 32 リニアモ−タ 40 差動増幅回路 41 トラッキング制御回路 42 リニアモ−タ制御回路 43 目標速度検出回路 44 目標速度発生回路 50 トラック横断補正回路 501 トラッキング誤差信号 502 トラック横断信号 503 補正トラック横断信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 基之 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メデイア研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を記録あるいは再生するためのトラ
    ックを有する光ディスクと、該光ディスクに光スポット
    を集光するための光ヘッドと、前記光スポットが前記ト
    ラック上に位置するように前記光ヘッドの位置を微調整
    するトラッキング制御手段と、トラッキング信号から検
    出したトラック横断信号に基づいて前記光ヘッドを移動
    させて前記光スポットの移送・位置決めを行うランダム
    アクセス制御手段とを有する光ディスク装置において、 前記トラッキング信号から前記光スポットが前記トラッ
    クを横断したことを示すトラック横断信号を検出するト
    ラック横断信号検出手段と、 該トラック横断信号検出手段の出力信号のノイズ成分を
    除去するためのウインドウ信号を発生するウインドウ信
    号発生手段と、 前記ウインドウ信号と前記トラック横断信号とを入力
    し、前記トラック横断信号のノイズ成分を除去して出力
    するノイズゲート回路と、 該ノイズゲート回路の出力信号からトラック横断周期を
    計測するトラック横断周期計測手段と、 前記光スポットが前記トラックを横断したことを示す情
    報が、前記トラック横断信号検出手段の出力信号から欠
    落したことを前記トラック横断周期に基づいて検出し、
    疑似トラック横断情報を発生する疑似トラック横断信号
    発生手段と、 該疑似トラック横断信号発生手段の出力信号と前記ノイ
    ズゲート回路の出力信号とを入力して、ノイズ成分を除
    去した前記トラック横断信号と前記疑似トラック横断情
    報とを合成して補正トラック横断信号を出力するゲ−ト
    回路と、を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 前記ウインドウ信号発生手段は複数が設けられて、各ウ
    インドウ信号発生手段は異なる長さ(幅)の前記ウイン
    ドウ信号を時間的に重なるように発生し、 また、前記ノイズゲート回路も複数が設けられて、各ノ
    イズゲート回路には前記トラック横断信号と異なる長さ
    の前記ウインドウ信号の1つとがそれぞれ入力されて、
    この各ノイズゲート回路の出力信号には優先順位が設定
    され、 前記トラック横断情報を検出することができた前記ノイ
    ズゲート回路の出力の中で、最も優先順位が高いものを
    選択し、この選択したトラック横断情報を使用してトラ
    ック横断周期を計測する、ようにしたことを特徴とする
    光ディスク装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05144016A (ja) * 1991-11-15 1993-06-11 Taiyo Yuden Co Ltd 光デイスクのトラツクジヤンプ検出方法及びその回路
EP0806766A1 (en) * 1996-05-09 1997-11-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Track cross signal correction apparatus
US7643388B2 (en) 2005-11-24 2010-01-05 Victor Company Of Japan, Ltd. Optical disc apparatus and optical-pickup movement control method installed in optical disc apparatus

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