JPH05113747A - 書き方学習装置 - Google Patents
書き方学習装置Info
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- JPH05113747A JPH05113747A JP30121791A JP30121791A JPH05113747A JP H05113747 A JPH05113747 A JP H05113747A JP 30121791 A JP30121791 A JP 30121791A JP 30121791 A JP30121791 A JP 30121791A JP H05113747 A JPH05113747 A JP H05113747A
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Abstract
かを判定することができる。 【構成】 入力表示装置14は表示装置15、手書き入
力装置17を備え、学習対象の文字、図形が指定される
と、字形・筆順辞書メモリ12から読み出された文字、
図形は表示装置15からお手本として表示出力される。
ここで、表示装置15に表示されている文字、図形を手
書き入力装置17からなぞると、ズレ判定回路21は入
力結果とお手本との誤差に基づいて手書入力が字形・筆
順辞書メモリ12内に設定されている設定レベルの範囲
内にあるか否かを調べ、入力結果の合否を判定する。
Description
を学習する書き方学習装置に関する。
ノート等に手本の文字、図形が印刷されており、それを
参考にして練習するか、点線等で印刷された手本の文
字、図形を上からなぞって練習するようにしていた。
らいの幼児は簡単な図形すらも書けず、複雑な漢字等を
未熟者が最初から一人で練習することは困難で、他の熟
練したサポートが必要であった。また、学習効果が進
み、練習者が徐々に上達してゆく過程で初級用、中級
用、上級用等の様に上達度合に見合った適正な指導が望
まれる。そこで、文字、図形の書き方が手本に比べて適
正か否かを判定できれば、文字、図形の書き方を単独で
効果的に学習することができるようになることは明らか
である。この発明の課題は、文字、図形の書き方が手本
に比べて適正か否かを判定できるようにすることであ
る。
りである。入力表示手段1(図1の機能ブロック図を参
照、以下同じ)は文字、図形を表示する表示部1aおよ
びこの表示部1aに表示されている文字、図形を上から
なぞった際にその軌跡データを入力する手書き入力部1
bを備えたもので、例えば表示部1aはドットマトリッ
クス型の液晶表示装置、手書き入力部1bは表示部1a
上に積層配置された透明タッチパネル装置である。辞書
メモリ2は文字、図形を記憶するもので、文字、図形の
形や筆順を記憶するようにしてもよい。なお、文字、図
形は“ひらがな”、“漢字”、“図形”、“数字”、
“記号”、“その他の外国語”等である。表示制御手段
3はこの辞書メモリ2から学習対象の文字、図形を読み
出して表示部1aに表示させる。この場合、表示制御手
段3は文字、図形を1ストローク毎にその筆順にしたが
って点滅表示させることにより手書入力を促すようにし
てもよい。誤差検出手段4は手書き入力部1bから入力
された文字、図形と表示部1aに表示されている文字、
図形との誤差を検出する。判定手段5は誤差検出手段4
によって検出された誤差に基づいて手書入力の適否を判
定する。この場合、判定手段5は誤差検出手段4によっ
て検出された誤差が予め任意に設定された設定レベルの
許容範囲内か否かに基づいて手書入力の適否を判定する
ようにしてもよい。
ま、表示制御手段3は文字を構成する線分をその筆順に
したがって1ストローク毎に点滅表示させるものとす
る。ここで、「ニ」の文字を学習対象として選ぶと、表
示制御手段3は辞書メモリ2から学習対象の文字「ニ」
を読み出し、表示部1aから表示出力させる。その際、
表示制御手段3は例えば「ニ」の全体を点線表示させ
る。この状態において、表示制御手段3は文字「ニ」の
1ストローク目(上段側の横線)を点滅表示させる。こ
こで、学習者は点滅表示の上から手書き入力部1bを指
やペンで触れながらなぞると、手書き入力部1bからそ
の軌跡データが入力される。すると、誤差検出手段4は
手書き入力部1bから入力された軌跡データと表示部1
aに表示されている文字「ニ」の1ストローク目との誤
差を検出すると共に判定手段5はこの誤差に基づいて手
書入力の適否を判定する。ここで、手書入力が適否であ
ると判定された場合には文字「ニ」を構成する最後の横
線が点滅表示される為、それを手書き入力部1b上から
なぞると、手書き入力部1bからその軌跡データが入力
される。すると、上述と同様に、表示制御手段3、誤差
検出手段4によって手書入力の適否が判定される。した
がって、文字、図形の書き方が手本に比べて適正か否か
を判定することができる。
する。図2は書き方学習装置のブロック構成図である。
CPU11は予め格納されている各種プログラムにした
がってこの書き方学習装置の全体動作を制御するもの
で、字形・筆順辞書メモリ12から学習対象の手本とな
る文字、図形を読み出すと共に、この文字、図形を表示
制御回路13に与え、入力表示装置14を構成する表示
装置15から表示出力させる。
(ひらがな、漢字、数字、記号、外国文字等)や図形毎
に、その全体像を表わした手本パターンを記憶する他
に、その筆順にしたがって各ストローク毎のストローク
パターンを記憶するメモリである。図3は字形・筆順辞
書メモリ12に格納されている文字「ニ」の記憶内容を
示し、文字「ニ」の全体像を表わした手本パターンmp
と、その筆順にしたがって各ストローク毎のストローク
パターンSP1、SP2が順次記憶されている。CPU
11は学習対象の文字、図形が任意に指定されると、字
形・筆順辞書メモリ12から該当する文字、図形の手本
パターンを読み出して表示制御回路13に与えた後、そ
の筆順にしたがってその各ストロークパターンを順次読
み出して表示制御回路13に与える。表示制御回路13
は字形・筆順辞書メモリ12から読み出された手本パタ
ーンにしたがって表示装置15に文字、図形の全体像を
点線表示させると共に、この手本パターンに引き続いて
字形・筆順辞書メモリ12から読み出された各ストロー
クパターンにしたがってそのストローク部分の点線表示
を点滅表示に変更させる。この場合、ガイダンス表示制
御回路16はストローク毎にストローク部分の書き始め
から終りに向かってつまり、入力方向に向けて点線を順
次点滅表示させるもので、この点滅表示は入力を促す流
れのサインとなる。
書き入力装置17を積層配置したもので、表示装置15
はドットマトリックス型の液晶表示装置、手書き入力装
置17は透明タッチパネル装置で、表示装置15に表示
されている文字、図形の上から手書き入力装置17にペ
ンや指等を接触させながらなぞると、その軌跡データは
入力制御回路18を介して座標判別回路19に取り込ま
れる。座標判別回路19は入力された1ストローク分の
軌跡データを解析して座標列データを得るもので、この
座標列データはCPU11の制御下で記憶回路20に書
き込まれる。
れている1ストローク分の軌跡データ(入力データ)と
表示装置15にガイダンス表示(点滅表示)されている
ストロークパターンとを比較し、手本に対してどの程度
の誤差が有るかにより、正しくトレースされたか否かを
判定する。この場合、ズレ判定回路21は誤差積算量が
レベル設定装置22内に予め任意に設定されている設定
レベルの許容範囲内か否かに基づいて正しくトレースさ
れたか否かの判定を行う。その結果、正しくトレースさ
れなかった場合にはブザー23を駆動させてアラーム音
を発生させたり、表示装置15からメッセージデータを
出力させて再入力を促す。レベル設定装置22は練習者
が徐々に上達してゆく過程で、初級用、中級用、上級用
等の様に予め用意されている複数の学習レベルのうち練
習者が上達度合に応じて予め任意に選択した学習レベル
が設定されるもので、設定レベルが高くなるにしたがっ
てその判定基準は厳しくなる。つまり、レベル設定装置
22には誤差積算量が設定レベルの許容範囲内か否かを
判定する為の基準値が各種の学習レベルに対応して設定
されているが、その判定基準値は学習レベルが高くなる
にしたがって高くなる。
書き方学習装置の動作を示したフローチャートである。
先ず、練習者は初級用、中級用、上級用等のように予め
用意されている各種の学習レベルのうち自己の上達具合
に応じて任意の学習レベルをレベル設定装置22に設定
しておく(ステップS1)。次いで、学習対象の文字、
図形を指定する(ステップS2)。ここで、例えば、教
本を見て練習したい文字、図形があれば、その文字、図
形に割り当てられた番号を手書き入力装置17から入力
する。すると、CPU11は字形・筆順辞書メモリ12
を検索し(ステップS3)、字形・筆順辞書メモリ12
から該当する文字、図形を読み出して表示制御回路13
に与え、表示装置15から文字、図形の全体像を点線表
示させる(ステップS4)。ここで、図5の(A)は字
形・筆順辞書メモリ12から文字「ニ」の手本パターン
mpを読み出してこれを点線表示させた場合の具体例で
ある。
納されている文字、図形の各ストロークパターンをその
筆順にしたがって逐次指定する為の辞書内ポインタ(図
示せず)に、先ず初期値「1」をセットすることにより
最初のストロークパターンSP1を字形・筆順辞書メモ
リ12から読み出し、その始点から終点に向かって点滅
表示させる。これにより、入力すべき1ストローク分の
形状、方向をガイダンス表示させて1ストローク分の入
力を促す(ステップS5)。図5の(B)は文字「ニ」
を構成する上段側の横線が点滅表示された場合を示し、
文字「ニ」を構成する第1ストローク目の部分は、図中
矢印方向に向かって順次点滅表示される。このような点
滅表示は入力方向を示すサインとなるので、練習者はこ
のガイド表示により入力すべき1ストローク分の形状お
よびその方向を知ることができる。
がってペンを手書き入力装置17上に接触させながらガ
イダンス表示上をトレースする(ステップS6)。ここ
で、トレースされた入力部分と未トレース部分とを識別
可能とする為に、未トレース部分の点線表示に対して既
トレース部分は実線で表示される。このようなガイダン
ス表示を参照してその上をトレースしてゆくと、その軌
跡データは記憶回路20に記憶される。いま、1ストロ
ーク分の入力が終ると、ズレ判定回路21は記憶回路2
0に記憶されている1ストローク分の軌跡データとガイ
ダンス表示されているストロークパターンとを比較し、
手本に対してどの程度の誤差でトレースされたかを調べ
る(ステップS7)。そして、1ストローク分の誤差積
算量とレベル設定装置22内に予め設定されている学習
レベルの判定基準値とを比較し(ステップS8)、その
結果、誤差積算量が設定レベルの許容範囲内か否かに基
づいてトレースの合否を判定する(ステップS9)。こ
こで、図6は文字「ニ」の第1画面のトレース例を示
し、図6の(A)は初級用、(B)は中級用、(C)は
上級用のトレース例である。いま、設定レベルが初級用
であれば、図6の(A)、(B)、(C)の何れであっ
ても判定結果は全て合格となり、中級用であれば、図6
の(A)のみが不合格で図6の(B)、(C)は合格、
更に、上級用であれば、図6の(C)のみが合格で、他
は全て不合格となる。いま、判定結果が不合格となる
と、画入力を促す為に警告音および警告表示が行われ
(ステップS12)、いま入力された1ストローク分の
実線表示は消去される(ステップS13)、そして、ス
テップS5に戻り、再び第1ストローク目の部分のガイ
ダンス表示が行われる。このようにして正しくトレース
されるまで再入力を促す警告が繰り返されるが、正しく
トレースされると、ステップS9でそのことが検出され
てステップS10に進み、全ストローク終了か否かを調
べ、終了していなければステップS11に進み、次のス
トロークを指定したのちステップS5に戻り、全ストロ
ークの入力が終るまで上述の動作が繰り返される。
の文字、図形の全体像をお手本として表示し、その筆順
にしたがって1ストローク毎にその入力方向に流れるガ
イダンス表示を参照して1ストロークずつ手書き入力し
てゆくと、1ストローク毎に入力結果の判定が行われる
が、その判定はレベル設定装置22内に設定された学習
レベルを基準として行われる。したがって、ある設定レ
ベルで再入力要求無しでトレースできるようになると、
設定レベルを1ランク上げて判定基準を厳しくすれば、
より正確なトレースが要求される為、効果的な学習が可
能となる。なお、上記実施例は1ストローク毎に入力結
果を判定し、その結果、不合格の場合には再入力を促す
ようにしたが、判定結果を点数で表示するようにしても
よい。
が手本に比べて適正か否かを判定することができるの
で、文字、図形の書き方を単独で効果的に学習すること
が可能となる。
内容の具体例を示した図。
ト。
で、(A)は初級用、(B)は中級用、(C)は上級用
の合格基準例を示した図。
Claims (2)
- 【請求項1】文字、図形を表示する表示部およびこの表
示部に表示されている文字、図形を上からなぞった際に
その軌跡データを入力する手書き入力部を備えた入力表
示手段と、 文字、図形を記憶する辞書メモリと、 この辞書メモリから学習対象の文字、図形を読み出して
前記表示部に表示させる表示制御手段と、 前記手書き入力部から入力された文字、図形と前記表示
部に表示されている文字、図形との誤差を検出する誤差
検出手段と、 この誤差検出手段によって検出された誤差に基づいて手
書入力の適否を判定する判定手段と、 を具備したことを特徴とする書き方学習装置。 - 【請求項2】前記判定手段は前記誤差検出手段によって
検出された誤差が予め任意に設定された設定レベルの許
容範囲内か否かに基づいて手書入力の適否を判定するよ
うにしたことを特徴とする請求項1記載の書き方学習装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3301217A JP2796652B2 (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 入力判定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3301217A JP2796652B2 (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 入力判定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05113747A true JPH05113747A (ja) | 1993-05-07 |
JP2796652B2 JP2796652B2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=17894196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3301217A Expired - Fee Related JP2796652B2 (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 入力判定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2796652B2 (ja) |
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-
1991
- 1991-10-22 JP JP3301217A patent/JP2796652B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2796652B2 (ja) | 1998-09-10 |
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