JPH05113514A - 重合体ばね光フアイバー接続具、その操作用工具及びそれを含むパネル - Google Patents

重合体ばね光フアイバー接続具、その操作用工具及びそれを含むパネル

Info

Publication number
JPH05113514A
JPH05113514A JP3253027A JP25302791A JPH05113514A JP H05113514 A JPH05113514 A JP H05113514A JP 3253027 A JP3253027 A JP 3253027A JP 25302791 A JP25302791 A JP 25302791A JP H05113514 A JPH05113514 A JP H05113514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
connector
tool
halves
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3253027A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3061306B2 (ja
Inventor
Robert Essert
ロバート・エサート
Peter Ori
ピーター・オーライ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RELIANCE KOMU TEKU CORP
Reliance Comm Tec Corp
Original Assignee
RELIANCE KOMU TEKU CORP
Reliance Comm Tec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by RELIANCE KOMU TEKU CORP, Reliance Comm Tec Corp filed Critical RELIANCE KOMU TEKU CORP
Publication of JPH05113514A publication Critical patent/JPH05113514A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3061306B2 publication Critical patent/JP3061306B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3801Permanent connections, i.e. wherein fibres are kept aligned by mechanical means
    • G02B6/3802Assembly tools, e.g. crimping tool or pressing bench
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3801Permanent connections, i.e. wherein fibres are kept aligned by mechanical means
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3801Permanent connections, i.e. wherein fibres are kept aligned by mechanical means
    • G02B6/3806Semi-permanent connections, i.e. wherein the mechanical means keeping the fibres aligned allow for removal of the fibres
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3898Tools, e.g. handheld; Tuning wrenches; Jigs used with connectors, e.g. for extracting, removing or inserting in a panel, for engaging or coupling connectors, for assembling or disassembling components within the connector, for applying clips to hold two connectors together or for crimping

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 接続すべき光ファイバーの端部の接続及び整
列を容易に行なうために光ファイバーの挿入性、自己調
心性及び保持性を改良した接続具を得る。 【構成】 接続具は2 個の重合体本体半片(14a 、14b
)からなる。組み立てられた状態では本体半片はばね
クランプとして機能する。本体半片の内部には、2 個の
勝手違いの半片(82a 、82b)から組み立てられる金属
製接続エレメント(82)がある。重合体本体半片(14a
、14b )及び金属製接続エレメント本体半片(82a 、8
2b )には、接続されるべき2 本のファイバー用の経路
(54、66、109 )、及びファイバーを接続具内に挿入し
たりそこから取り出したりするのに用いる工具用の経路
(88、90、103 )が設けられている。組み立ての際、本
体半片の一部は融合されて一体化されたばねクランプ構
造を提供する。接続具はパネルの中に挿入することもで
きる。パネルに接続具を保持するためには、金環(30
6)を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバーを接続する
ための装置(以後、接続具(splicers)と呼ぶ)、より具
体的には、接続すべき光ファイバーの端部の接続及び整
列を容易に行なうために光ファイバーの挿入性、自己調
心性及び保持性を改良した接続具に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバーを接続するための技術は数
多く存在している。それらの装置では、接続すべき2 本
のファイバーはファイバーの端部を整列させるために中
心に集められる。遠距離通信産業で用いられる光ファイ
バーはほとんど単モードのファイバーである。このファ
イバーは、典型的には、直径が8um ±1 umの中央グラス
コアを含みその中を光信号が送信される。コアは直径が
125 um±3 umのグラス被覆によって覆われている。被覆
はコアとは僅かに異なる屈折率を持っている。
【0003】単モードのグラスファイバーで永久結線又
は接続を行なうよう設計された従来技術装置は何種類か
存在する。正しく機能し、且つ損失の少ない接続を行な
うため、これら全ての装置では、接続する2 本のファイ
バーの中心部分をそれらの中心の直径の約10%以内又は
1 umより小さい範囲に整列させなければならなかった。
【0004】従来技術のうちあるものは、整合不能の"
V" 溝又は整合不能の棒を用いる。端部を中心に集めて
整列させるべきファイバーは強制的に溝又は棒の間に挿
入させられる。このような装置は、その例が米国特許4,
029,390 、4,274,708 及び4,729,619 に開示されている
が、接続をすべきファイバーが同じ直径のものであるか
ぎり満足に機能する。
【0005】上記の通り、125 umという公称被覆直径は
端部において122 umから128 umまでの許容誤差を持つ。
接続すべきファイバーの被覆の直径が許容誤差の範囲外
にある場合、整合不能の"V" 溝型の装置は要求される中
心整列精度を出すことが困難である。
【0006】他の従来技術装置では、等間隔に置かれた
3 つの延性又はゴム性の表面が正三角形の断面を持つ溝
を形成し、その中に接続すべきファイバーを入れる。フ
ァイバーの端部は等間隔に置いた3 つの面の間に位置す
る。通常、溝の中間点は2 本のファイバーの端部の接合
点の位置に一致する。これらの装置は、その例が米国特
許4,391,487 、4,435,038 及び4,593,971 に開示されて
おり、ファイバー被覆の直径の差を許容する点において
上記の整合不能な装置よりも適している。
【0007】米国特許4,828,197 は接続のための打ち抜
き型光導体相互接続調心エレメントを開示している。こ
のエレメントは打ち抜き加工された後に折られるため、
内部応力やエレメントに用いられる材料の粒子の変化な
どの歪みが発生する可能性がある。この装置は良く知ら
れている等間隔に置かれた3 つの接触面を用いてファイ
バーを中心に寄せるための溝を形成している。ファイバ
ーを締め付ける面はファイバーを挿入できるように最初
は充分間隔を取って置かれる。ファイバーの端部が挿入
され、接触したことが確かめられると、キャップをジャ
ケット内に押し込むことによってジャケット内に据えら
れている接続エレメントを閉じる。キャップの押し込み
には職人が組立工具のハンドルを操作することが必要で
あり、そのためにはファイバーから手を離すかもう一人
の職人が工具を操作する必要がある。
【0008】米国特許4,921,323 は記憶重合体から開発
された接続具を開示している。ファイバーの端部が挿入
された後、塊が例えば熱のような刺激に晒され、それに
より塊は本来の形状を回復する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】接続具は比較的容易に
製作及び組立ができることが望ましい。また、少なくと
も接続具の接続エレメントは勝手違いに同型の打ち抜き
加工部品又は鋳型部品を使うことが望ましい。このよう
な部品を使うことにより、ファイバーの被覆は確実に均
一に締め付けられる。さらにまた、接続具はそこに挿入
される被覆と緩衝器の両方を締め付けることが望まし
い。さらに、接続具は完全に組み立てた状態で売られる
ことが望ましい。これにより、接続具の使用者が重要部
品を紛失してしまうことを避けることができる。さら
に、接続具は比較的使い易く、同じ工具を全ての接続具
に使えることが望ましい。
【0010】さらに、接続すべき2 本のファイバーの各
々は接続具の各端部に、他方から独立して且つ既に一方
の端部に挿入されているファイバーの邪魔をせずに挿入
できることが望ましい。これにより、1 本のファイバー
の修理又は交換の際、他のファイバーの邪魔をせずに、
一人の職人がファイバーを挿入し、一人の職人が接続具
を再度入れることが可能となる。
【0011】ファイバーを独立して挿入することによ
り、本発明の接続具は比較的高密度のパネルに取り付け
ることが可能となる。パネルの片側のファイバーは全
て、反対側に既にファイバーが挿入されている場合でも
それらを邪魔することなく対応する接続具に挿入するこ
とができる。反対側のファイバーは、まだ接続具パネル
に挿入されていない場合は、上記片側の接続具にファイ
バーを挿入した同じ職人により、それら挿入されたファ
イバーを邪魔することなく、新たに挿入することができ
る。あるいは、それら反対側のファイバーの挿入は時間
をずらして、又は別の職人によって行なうこともでき
る。
【0012】
【課題を解決する手段】少なくとも2 本の光ファイバー
のための接続具であり、本接続具は、それぞれが該2 本
の光ファイバーの少なくとも1 本に対応する少なくとも
2 つの開口部と少なくとも1 個の二重片持ばりばねを持
つハウジングを持つ。該ハウジング内には、ファイバー
受入れ/位置決め溝があり、該少なくとも2 つの開口部
の間に延長している。該ばねは、該少なくとも2 本のフ
ァイバーのそれぞれが、ファイバー受入れ/位置決め溝
内において、対応する一方の開口部から該2 つの開口部
の中間地点まで伸びてあるときに、該少なくとも2 本の
ファイバーの緩衝器及び被覆を両方とも締め付けるため
にある。各ファイバーの締め付けは互いに独立してい
る。
【0013】少なくとも2 本の光ファイバーを接続する
ために用いるエレメントであり、該エレメントは、互い
に実質的に90度の角度にある2 面の共通の縦長面を持つ
ファイバー支持面を各々持つ2 個の勝手違いの半片から
形成される。勝手違いの各半片はそれぞれ、ファイバー
がエレメント内で移動できるように接続エレメントを広
げるための手段の半片を持つ。
【0014】光ファイバー接続具を組み立てるための方
法であり、該接続具は、第一と第二の勝手違いの本体半
片を持つ接続エレメントとその接続エレメントを受ける
ための凹部をそれぞれ持つ第一と第二の外部本体半片か
らなる。この方法は、該第一と第二の接続エレメント本
体半片を組み立てて接続エレンメントを形成し、該接続
エレメントを第一及び第二の外部本体半片の一方の凹部
に置き、第一と第二の外部本体半片を組み立てて接続具
を形成し、第一及び第二の半片の所定の部分を相互に合
体させることからなる。
【0015】2 つの面を持つパネルに設けられた開口に
接続具を挿入できるようにするための、光ファイバー用
の接続具と共に用いる金環であり、該接続具は所定形状
の中央部分を持ち、パネル開口は実質的に該所定形状と
相補関係にある形状を持つ。該金環は、実質的に該所定
形状であり接続具中央部を受け入れるための開口部を持
つ本体からなる。該開口部は実質的に接続具の該所定形
状を相補するところの所定の形状を持つ。該金環はさら
に、該金環をパネル開口に挿入する際にパネルの片面を
積極的に嵌合する手段をその本体上に持つ。
【0016】少なくとも2 本の光ファイバー用の接続具
を操作するための方法であり、該接続具は、それぞれが
該ファイバーの少なくとも1 本に対応する少なくとも2
つの開口部と少なくとも1 個の片持ばりばねを持つハウ
ジングを持つ。該接続具はまた、ファイバー受入れ/位
置決め溝を該2 つの開口部の間に延長するハウジング内
に持つ。該ばねは、該少なくとも2 本のファイバーのそ
れぞれが、溝内において、対応する一方の開口部から該
2 つの開口部の中間地点まで伸びてあるときに、該少な
くとも2 本のファイバーの緩衝器及び被覆を両方とも締
め付けるためにある。各ファイバーの締め付けは互いに
独立している。この方法は、ばねを一方の開口部と該ほ
ぼ中間地点との間で強制的にたわませ、該ファイバーの
対応する方の1 本をファイバー受入れ/位置決め溝内で
移動させることからなる。
【0017】
【実施例】図1 は本発明の重合体ばね接続具が完全に組
み立てられた状態及び同装置を操作するための工具12を
示している。接続具10は、その一方を図2 に示す勝手違
いの長方形重合体半片14a 及び14b から以下に述べる方
法によって構成される長方形の重合体本体14を持ってい
る。本体14の第一の端部16には緩衝された接続すべき光
ファイバーを受け入れるための実質的に長方形の第一の
開口部18がある。端部16はまた、工具12を受けるための
実質的に長方形の第二の開口部22を含む。本体14はま
た、ファイバー20に接続されるべき緩衝された光ファイ
バー21を受け入れるための、開口部18と同型の実質的に
長方形の第一の開口部(図1 には示されず)を持つ第二
の端部24を含む。第二の端部24はまた、工具12を受ける
ための開口部22と同型の実質的に長方形の第二の開口部
23(図1 には示されず)を持つ。開口部19及び23の半分
を図2 に示す。
【0018】図1 に示すように、本体14の各半片である
14a 及び14b は、各自、半片14a の3 つのセクションで
ある26a 、28a 、30a 、及び半片14b の3 つのセクショ
ンである26b 、28b 及び30b に分割される。これらのセ
クションは互いに細長いU字形の割れ目、36a 、36b 、
及び38a 、38b によって分割されている。割れ目36a、3
6b はセクション26a 、b とセクション28a 、b を分割
し、割れ目38a 、b はセクション28a 、b とセクション
30a 、b を分割する。
【0019】後に詳述するように、組み立てられた接続
具10においては、本体半片14a 及び14b のセクション26
a 、26b 及び28a 、28b はそれぞれ二重片持ばりばねク
ランプ26及び28として機能し、緩衝されたファイバー20
が開口部18内に受け入れられた後、同ファイバーを保持
する。より具体的には、ばねクランプ28がファイバー20
の被覆20a を保持し、ばねクランプ26が同ファイバーの
緩衝器20b を保持する。全く同様に、本体半片14a 及び
14b のセクション28a 、28b 及び30a 、30b は、組み立
てられた接続具内でそれぞれ二重片持ばりばねクランプ
28及び30として機能し、端部24の開口部19に受け入れら
れ緩衝されたファイバー21を保持する。より具体的に
は、ばねクランプ28がファイバー21の被覆21a を保持
し、ばねクランプ30が同ファイバーの緩衝器21b を保持
する。
【0020】また後に詳述するように、工具12はファイ
バー20を端部16の開口部18を通して受け入れたり取り外
したりできるようにばねクランプ26及び26を開けるため
に用いる。これらのばねクランプを開けるために、工具
は実質的に長方形の開口部22に挿入され、各々ばねクラ
ンプ即ち二重片持ばりばねクランプのアームからなる2
つのセクションをたわませるごとく一方向に回転させら
れる。その後、工具は自らの位置を維持するために何ら
力を要することなく、その位置に留まる。そこでファイ
バー20は開口部18を通して受け入れ、又は取り外すこと
が可能となる。この操作の最後に、工具は反対方向に回
転させられ、開口部18から引き抜かれる。工具20の長さ
については、工具は、ばねクランプ26及び28のみを開け
るに充分で、且つ端部24の対応する開口部から既に受け
入れられクランプ28及び30によって接続具内に保持され
ているファイバーには影響を与えないような距離だけハ
ウジング14の内部に向かって突出することが重要であ
る。
【0021】同様にして、工具12は端部24の実質的に長
方形の開口部23に挿入され、ファイバーが開口部19を通
して受け入れたり取り外したりできるように一方向に回
転させられる。上述の通り、工具の長さは、ばねクラン
プ28及び30を開けるのに充分で、且つ開口部18から既に
受け入れられクランプ26及び28によって接続具内に既に
保持されているファイバーには影響を与えないような距
離だけ突出するような長さである。この操作の最後に、
工具は反対方向に回転させられ、開口部23から引き抜か
れる。従って、一人の職人が片手だけを使って片方のフ
ァイバーに対応する接続具10のばねクランプを広げ、そ
の手又は他方の手を使って、そのファイバーを、他方の
ファイバーに対応するばねクランプに受け入れられてい
る該他方のファイバーの邪魔をせずに先程のばねクラン
プ内に挿入したり又は同ばねクランプから取り外したり
することができる。
【0022】図2 は本体14の長方形の半片14b を示して
いる。上述のように、各半片は互いに勝手違いとなって
おり、2つを合わせることにより開口部18、19、22及び2
3が形成される。従って、図2 には、それら開口部の半
分のみ、即ち半片14b の端部16b の開口部18b 、19b 及
び端部24b の開口部22b 、23b のみが示されている。さ
らに、半片14b と14a は構造上同じであるため、一方の
半片14b のみを詳細に説明することにする。
【0023】本体半片14b には、上向きに突出する位置
合わせボス即ちピン44b と、それと相補する位置合わせ
穴即ち開口46b が備わっている。接続具を組み立てる際
に重合体の本体半片14a 及び14b を合致させると、本体
半片14b 上の位置合わせボス即ちピン44b が本体半片14
a 上の相補位置合わせ穴即ち開口46a に干渉する。本体
半片14b 上の開口46b は本体半片14a 上のピン44a と干
渉する。
【0024】開口部18b から始まって、セクション26b
には第一の先細半長方形部分48b とそれに続く第一の半
長方形部分50bが形成されている。接続具は本体半片14a
及び14b から組み立てられ、ばねクランプ26が閉鎖され
ると、半長方形の部分50bは本体半片14a の半長方形50a
と組み合わさって、900umの緩衝器20b を所定位置に保
持するのに充分な高さの細長長方形の溝50を形成する。
半長方形部分50bに続いてセクション26b には第二の先
細半長方形部分52b が形成されている。第二の半長方形
部分54b は部分52b の左端から始まり、割れ目36b で終
わる。接続具10が組み立てられ、ばねクランプ26が閉鎖
されると、半長方形部分54b は本体半片14a の半長方形
部分54a と組み合わさって、250um の緩衝器20b を所定
位置に保持するのに充分な高さの細長長方形の溝54を形
成する。
【0025】同様にして、セクション30b には第一及び
第二の先細半長方形部分60b 及び64b 並びに第一及び第
二の半長方形部分62b 及び66b が形成されている。接続
具10が組み立てられ、ばねクランプ30が閉じられている
とき、半長方形部分62b 及び66bは半長方形部分62a及び
66aと組み合わさって、900um及び250umの緩衝器21b を
それぞれ所定位置に保持する細長長方形の溝62及び66を
それぞれ形成する。
【0026】セクション28b には、その比較的薄い右側
の壁71b の頂上の棚に、割れ目36bから始まり、壁71b
の左側端73b で終わる第一の先細半長方形の部分72b が
形成されている。セクション28b にはまた、その比較的
薄い左側の壁75b の頂上の棚に、割れ目38b から始ま
り、壁75b の右側端77b で終わる第二の先細半長方形の
部分74b が形成されている。壁71b 及び75b は各々比較
的薄いため、部分72b 及び74b の各々はそれらに対応す
る割れ目36b 及び38b からほんの短い距離だけセクショ
ン28b 内に伸びる。接続具10が組み立てられ、ばねクラ
ンプ28が閉じられているとき、72b 及び74b は本体半片
14a のセクション28a の第一及び第二の先細半長方形部
分72a 及び74a と組み合わさって、接続すべき2 本のフ
ァイバーを被覆20a 及び21a のばねクランプ28に入れる
ための第一及び第二の長方形のファイバー溝72及び74を
形成する。
【0027】セクション28b にはまた、外側壁76b 及び
内側壁78b が互いに平行に設けられている。壁71b 、75
b 、76b 及び78b はそれぞれ組み合わさって、底81b を
持つ空洞80b を形成する。後で詳述するように、接続具
10は、図3 に示す圧印された金属製の接続エレメント82
を含んでおり、これは勝手違いのエレメント半片82a及
び82b から組み立てられている。接続具10が完全に組み
立てられたとき、エレメント半片82b は空洞80b 内にあ
り、エレメント半片82a は本体半片14a の空洞80a 内に
ある。
【0028】接続具10が完全に組み立てられた状態で、
ばねクランプ26及び28を工具12を使って開けることによ
ってファイバー20を開口部18に受け入れることができ
る。このファイバーの被覆20a は接続エレメント82の右
半分に受け入れられる。完全に組み立てられた接続具の
ばねクランプ28及び30を工具12を使って開けることによ
ってファイバー21を開口部19に受け入れることができ
る。こちらのファイバーの被覆21a は接続エレメント82
の左半分に受け入れられる。また後に詳述するように、
ばねクランプ28が閉じられているときに各ファイバーの
被覆を所定の位置に保持するのは、接続エレメンント28
である。
【0029】再び図2 に戻ると、セクション28b は空洞
80b の底81b に第一及び第二のリブ84b 及び86b を含
む。リブ84b 及び86b は壁76b 及び78b に平行で、接続
具10が組み立てられた状態で接続エレメント半片82bの
底と接触する。その組立手順は、後に詳述するが、その
中で接続具10は超音波その他の加熱手段にさらされ、加
熱手段がとりわけリブを部分的に融解し、接続エレメン
ト半片の底と密接に接触させる。これにより、工具12が
接続具10のいずれか一方から挿入され、対応する接続ク
ランプを広げる方向に回転させられると、あらかじめ定
められた工具の回転は、ばねクランプをあらかじめ定め
られたようにたわませる。
【0030】本体半片14b はまた、開口部22b からセク
ション26b 及びセクション28b の薄壁71b を通って左に
伸びる第一の半長方形の溝88b を含む。接続具10が組み
立てられた状態で、溝88b は本体半片14a の第一の半長
方形の溝88a と組み合わさり、ばねクランプ26及び28を
開けたいときに工具12を受け入れるための長方形の溝88
を形成する。本体半片14b はまた、開口部23b からセク
ション30及びセクション28b の薄壁75b を通って右に伸
びる第二の半長方形の溝90b を含む。接続具10が組み立
てられた状態で、溝90b は本体半片14a の第二の半長方
形の溝90a と組み合わさり、ばねクランプ28及び30を開
けたいときに工具12を受け入れるための長方形の溝90を
形成する。
【0031】最後に、本体半片14b はまた、本体半片の
ほぼ全長に長手方向に伸びる平行なリブ92b 及び94b を
部分91b に含む。接続具10はその組立の過程で超音波そ
の他の加熱手段に晒されると、これらのリブもまた部分
的に溶解し、本体半片14a と14b の部分91a と91b 間の
密接な接触を確実にする。従って、接続具10の組立が終
了すると、部分91a と91b は一体構造91を形成する。
【0032】ここでもう一度図3 に戻ると、接続エレメ
ント82を組み立てる直前の、2 つの同形の半片82a と82
b が示されている。エレメント半片82b は、上向きに突
出する位置合わせボス即ちピン96b と、それを相補する
位置決め穴即ち開口98b を含む。接続エレメント半片82
a 及び82b を合致させると、エレメント半片82b 上の位
置合わせボス即ちピン96b はエレメント半片82a 上の相
補位置決め穴即ち開口98a と干渉する。エレメント半片
82b 上の開口98b はエレメント半片82a 上のピン96a と
干渉する。
【0033】組み立てられた状態で、接続エレメント82
は端部100 にファイバー20の被覆を受け入れるための実
質的に等辺のダイヤモンド形の開口部102 及び工具12を
受け入れるための実質的に長方形の開口部103 を持つ。
また、組み立てられた状態で、接続エレメントは端部10
4 に端部24から接続10に挿入されたファイバーの被覆を
受け入れるための実質的に等辺のダイヤモンド形の開口
部105 及び工具12を受け入れるための実質的に長方形の
開口部106 を持つ。図3 にはこれらの開口部の半分だけ
が示されている。
【0034】エレメント半片82b は、開口部102bに始ま
る第一の先細半ダイヤモンド形の部分107bを持つ。接続
具10が組み立てられたとき、先細半ダイヤモンド形の部
分107bはエレメント半片82a の先細ダイヤモンド形部分
107aと組み合わさって、工具12を端部16から接続具10に
挿入してばねクランプ28を開けるために回転させるとき
にファイバー20の被覆を接続エレメント内へ入れるため
のファイバー"V" スロットを形成する。エレメント半片
82bは、開口部105bに始まる第二の先細半ダイヤモンド
形の部分108bを持つ。接続具10が組み立てられたとき、
先細半ダイヤモンド形の部分108bはエレメント半片82a
の先細ダイヤモンド形部分108aと組み合わさって、工具
12を端部24から接続具10に挿入してばねクランプ28を開
けるために回転させるときにファイバー21の被覆を接続
エレメント内へ入れるためのファイバー"V" スロットを
形成する。
【0035】エレメント半片82はまた、第一及び第二の
先細半ダイヤモンド形の部分107b及び108bの間に伸びる
半等辺ダイヤモンド形の部分109bを持つ。接続具10が組
み立てられた状態で、半等辺のダイヤモンド形の部分10
9bは接続エレメント82a の半ダイヤモンド形の部分109a
と組み合わさって、対応するばねクランプのセットが工
具12によって開けられるときに接続すべき2 本のファイ
バーの被覆を受け入れ、工具が接続具から引き抜かれた
ときにそれらの被覆を所定の位置に保持するため二等辺
ダイヤモンド形の溝109 を形成する。
【0036】図4aは、組み立てられた金属製接続エレメ
ント82を通して見た断面を示している。この断面は接続
エレメント82が組み立てられたときのボス即ちピン96b
と穴即ち開口96a 、及びピン98a と開口98b との干渉を
示している。接続具10の組立は図5aとの関連で説明する
が、図3 及び4aから、接続エレメント82の組立は2 つの
半片82a と82b を互いに整列させ、ボス96b 、98a が開
口96a 及び98b の対応する方に押し込まれるようにそれ
ら半片を互いに軽く押さえることによって達成されるこ
とが明らかである。
【0037】図4bは金属製接続エレメント82の端部100
を示している。既に説明したように、接続エレメント82
が組み立てられたとき、端部100 はその内部にファイバ
ー20の被覆20a を受け入れるための実質的に等辺ダイヤ
モンド形の開口部20と工具12を受け入れるための実質的
に長方形の開口部を持っている。上述のように、開口部
102 は、ファイバーを接続具10に挿入し、工具12を接続
から抜くときに被覆を所定の位置に保持するための実質
的に等辺ダイヤモンド形の溝109 につながる。
【0038】図4c、4d及び4eはそれぞれ金属製接続エレ
メントの断面の拡大図であり溝109を示している。溝109
は2 つの互いに対面する90°V 溝109a及び109bからな
り、エレメント82が組み立てられたとき4 つの長手方向
の共通面を形成する。これら2 つのV 溝は、接続具10に
挿入されたファイバーを工具12が接続具から抜かれた
後、固定するごとく保持する。
【0039】図4cはファイバー20又は工具12のいずれも
接続具10に挿入されていない状態の溝109 の状態を示
す。この状態を以後接続具10の動作の静止モードと呼
ぶ。溝109 の幅は図4cで"a" と指定する。図4cは溝109
の断面の拡大図であり、図4cで示す静止モードにある接
続エレメント半片82a と82b との間隔は極めて小さく実
質的に無に等しい。
【0040】図4dは、工具12を接続具10の端部16の端部
開口部22から挿入して、ファイバー20を開口部18に挿入
し又はそこから取り外せるようにクランプ26及び28が最
大限にたわむように工具12を回転させた状態を示す。セ
クション28a と28b 及び接続エレメント82a と82b との
それぞれ密接な接触のため、接続エレメント82の溝109
の開度はばねクランプ28が最大限にたわむときに最大と
なる。接続エレメント82のこのモードの動作、即ち、工
具12を接続具の端部に挿入し、それを対応するばねクラ
ンプを最大限にたわませる方向に回転させる動作を、以
後、接続具10の動作の過渡モードと呼ぶ。工具12は接続
エレメント82の各半片の端部を図4dで中心線の上下に"b
/2" で示す等距離だけ広げるように設計されている。従
って、工具12を開口部22に挿入してばねクランプを最大
限にたわませるように回転させたときの接続エレメント
の全体的な広がりは"b" で示される。
【0041】図4dはまた、過渡モードの動作の最中に接
続具10の溝109 に挿入されたファイバー20の断面をも示
している。ファイバーの被覆20a の直径は"d" で示され
る。図4dからは、工具12は過渡モードにおいてファイバ
ー20をたやすく溝109に挿入したり又はそれから抜いた
りするのに充分な距離だけ溝109 を広げるように設計さ
れていることがわかる。また図4dからは、接続エレメン
ト82の全広がりb は、ファイバーが溝109 から逃げ出し
たり、又は2 つの接続エレメントの端部間の溝の切られ
ていない部分の空間に入り込むほど大きくはないことが
わかる。換言すれば、距離b はファイバーの直径d より
は小さい。
【0042】図4eは、ファイバーが開口部18に挿入さ
れ、被覆20a が溝109 に入れられ、工具がばねクランプ
をたわませるためにそれが与えている力を除去するため
に反対方向に回転した後の接続82及び溝109 を示してい
る。これを以後、接続具10の動作モードと呼ぶ。動作モ
ードでは、接続エレメント半片82a と82b の端部間の隙
間を"c" で表す。ファイバー20を溝109 の中心に寄せる
につれ、各エレメント82a 、82b は中心線82c の上下
に"c/2" で示す等距離だけたわむ。溝109 の幅"a"は動
作モードで望ましい間隔"c" を得るように選択される。
【0043】幅"a" 、過渡モードの最大のたわみ"b" 、
動作モードの間隔"c" 並びにファイバー被覆の直径"d"
の典型的な値は、接続具10の利用を図5bとの関連で説明
する際に述べる。
【0044】図4eから明らかなように、動作モードで
は、2 つの対向する90°"V" 溝82a 及び82b が4 つの共
通の長手方向の面を形成し、それらが協力してファイバ
ー20の被覆20a を固定するように保持する。良く知られ
ているように、互いに90°離れた4 つの共通の長手方向
の面を用いると動作モードにおいて被覆を全径方向に等
間隔に配する。さらに、締め付け力は各面と同じ角度関
係にある。
【0045】要するに、接続具10はその各端部に関して
3 つの動作モードがある。即ち: i) ファイバーも工具も接続具の一方の端部に挿入
されていない静止モード; ii) 工具が一方の端部の対応する開口部に挿入さ
れ、ばねクランプを最大限にたわませ、溝109 の開度を
最大化するように回転させられる過渡モード iii) ファイバーが接続具の中にあり、その被覆が
溝109内にあり、工具12が対応する開口部から引き抜か
れた又はばねクランプからたわむ力を取り除くような位
置に逆回転させられた動作モード。
【0046】重要なことは、接続具10の各端部は上記の
3 つのモードのいずれにあってもよく、一方の端部のモ
ードは他方の端部のモードからは独立しているというこ
とである。例えば、接続具10の一方の端部が動作モード
にあるときに他方の端部は該3 つのモードのいずれにあ
ってもよい。
【0047】上で説明したように、接続エレメント82は
金属でできている。エレメント82の半片を製作する金属
の選定に当たっては、光ファイバーの最低引っ張り強さ
である2.5 ポンドと摩擦の静的係数である0.5 を考慮に
入れなければならない。前者を後者で割ると、必要通常
締め付け力の約5 ポンドが得られる。換言すれば、接続
具10が動作モードにあるとき、ばねクランプは被覆と緩
衝器を約5 ポンドの通常の力で保持しなければならな
い。こうすると誰かがいずれかのファイバーをそれ以上
の力で引っ張るとファイバーは劣化するよりも破損して
しまう。これにより、ファイバーがもはや接続されてい
ないことが目視によりわかる。
【0048】さらに、エレメント82が製作される金属エ
レメントはファイバーが上記の力で引っ張られたときに
塑性変形を起こさないようにすることが重要である。材
料に塑性変形が発生すると、V 溝109 の形状が変化し、
ファイバーを接続具に再度挿入するための準備だけでな
く、接続具そのものを交換する必要がでてくる。他方、
弾性変形は、様々な径のファイバーを整列させるために
むしろ好ましい。接続エレメントの製作のために様々な
アルミニウム合金を評価した結果、強度の高い合金の方
が強度の低い合金よりこの目的(塑性変形をなくし弾性
変形を発生させる)に適していることがわかった。
【0049】また、溝109 はファイバーを再三にわたっ
て挿入してもえぐりやはつりに対して高い抵抗力を持つ
ことが重要である。これにより、接続具10は必要に応じ
て何度も挿入を繰り返すことができる。また、陽極処理
を施すことによりはつりやえぐりに対する抵抗力を高
め、高強度のアルミニウム合金はより陽極処理に適して
いることがわかった。さらに、合金に陽極処理を施すに
際しては、はつりやえぐりに対して好ましい抵抗力を持
たせるためにはアルミナはできるかぎり薄く均一な層で
あることが好ましいことがわかった。
【0050】接続エレメント82の一つの実施例では、多
くの様々な箇所から入手が可能な米国金属学会の5202-H
32型を用いた。陽極処理は硼酸の電解液及び酒石酸カリ
ウムナトリウム及び200 ボルトの電圧を用いて行なっ
た。これにより4 分の1 ミクロンの厚さを持つ堅く均一
な層が得られた。これははつりやえぐりに耐える最も薄
い層であるようである。
【0051】図5aは組立前の接続具10の状態を示す分解
斜視図である。この組立について説明する。
【0052】接続具10の組立はまず接続エレメント82を
組み立てることから始まる。上述のように、このエレメ
ントは2 つの半片を互いに整列させ、各半片上のボスが
対峙する半片上の対応する穴に干渉するように両方を軽
く押さえ付ける。接続エレメント82は組み立てられた
後、接続本体半片14a 又は14b の一方にある凹部80a 又
は80b に入れられ、接続エレメント半片82a 又は82b が
凹部80a 又は80b の底81a 又は81b に接触するようにす
る。本体14の他方の本体半片14b 又は14a は次に本体半
片14a 又は14b の頂部に置かれ、開口46a がボス44b
と、そしてボス44bが開口46b と整列するようにする。
そこでこの2 つの本体半片を互いに押し合わせる。
【0053】本体14のセクション26、28及び30がばねク
ランプとして的確に機能するように、それらクランプを
形成する各本体半片の対応するセクション間に強固な接
合部を設けることが必要である。この接合部は組み立て
られた接続を超音波その他の加熱手段に晒し、本体部分
91b のリブ92b と94b (図2 参照)及び本体部分91aの
リブ92a と94a を部分的に融解させることによって一体
構造91を提供する。換言すれば、本体部分91a と91b は
融合される。
【0054】このような超音波その他の加熱手段は、凹
部80b のリブ84b と86b もまた部分的に溶解し(図2 参
照)、接続エレメント半片82b の底と密接に接触させ
る。凹部80a のリブ84a と86a もまた部分的に溶解させ
られ接続エレメント本体半片82a の底と密接に接触させ
られる。上述のように、凹部80a 及び80b の底にあるリ
ブと対応する接続エレメント本体82a 及び82b の底との
密接な接触は、工具12の所定の回転がばねクランプに所
定のたわみを発生させることを確実にする。
【0055】接続具10の組立を要約すると以下のように
なる: i) 接続エレメント本体半片82a と82b を所定の位
置に整列させ押さえる; ii) 組み立てられた接続エレメントを本体半片14a
又は14b の凹部80a 又は80b に置く; iii) 他方の本体半片14a 又は14b 、即ち組み立てら
れた接続エレメントが置かれていない方を、接続エレメ
ントが置かれた方と整列させ、前者を後者の上に押さえ
付ける; iv) 接続エレメント82と本体14を超音波その他の加
熱手段に晒し、各本体半片内の接するリブを部分的に溶
解させてそれら本体半片が互いに融合するようにし、そ
れによりばねクランプに一体構造を与え、また各接続エ
レメント半片と接触するリブを部分的に溶解させ、各本
体半片とそれに対応する接続エレメント半片との間に密
接な接触を形成する。
【0056】図5bは図1 に示す接続具10のばねクランプ
のセクション28a を大部分切り取って接続具10の使用の
模様がわかるようにしたものである。図5bでは、工具12
は開口部22に挿入されており、ばねクランプ26及び28を
最大限にたわませる方向に回転させられている。ファイ
バー20は開口部18に挿入されている。これに先立ち、職
人は、ファイバーの端部を割り裂いて緩衝器20b の長さ
だけ取り除くことによってファイバー20が開口部18に完
全に挿入されたとき被覆20a が接続エレメント82の中に
半分より少し超える程度に突出するようにファイバー20
に準備を施した。
【0057】職人がファイバー20から取り除く緩衝器20
b の長さは接続具10の寸法及び緩衝器の直径によって異
なる。図2 に関連して説明したように、接続具10のセク
ション26には、900um と250um の緩衝器をそれぞれ所定
の位置に保持するように溝50及び54が設けられている。
溝50は溝54より端部16の近くにある。従って、職人は、
緩衝器の直径が900um のときは直径が250um のときより
も余計にファイバー緩衝器を取り除かなければならな
い。接続具10の一実施例では、緩衝器の直径が250um の
ときは、ファイバー端部から計って 7mmから8mm にわた
って緩衝器20b をファイバー20から取り除く必要があ
り、緩衝器の直径が900um のときは、16.5mmから17.5mm
にわたって緩衝器を取り除く必要がある。
【0058】接続具10の使用法を端部16とファイバー20
に関して説明するが、この説明は端部24に挿入又は同か
ら引き抜かれるファイバー21に関しても当て嵌まるもの
である。ファイバー20を接続具10に挿入する際、職人は
まず最初に上述のようにファイバーを加工する。次に職
人は一方の手を使って工具12を開口部22に挿入する。挿
入直前の工具の開口部22に対する配置方向は図1 に示す
通りである。職人は次に、ばねクランプ26と28を最大限
にたわませる方向に工具を回転させる。
【0059】たわみ、即ち、接続エレメント82の溝109
の開度もまた、セクション28a と28b 及び接続エレメン
ト半片82a と82b のそれぞれ密接な接触により最大とな
る。接続具10はこれによりファイバー20を受け入れる準
備ができた。ファイバーの被覆の公称直径(図4d及び4e
における"d" )は125um(約0.0050インチ)であるか
ら、溝109 (図4dにおける"b" )の最大たわみ量は0.00
40インチ(約101um)を超えてはならない。そうでない
と、ファイバーは挿入の最中に溝109からはみ出てしま
おうとする。接続具10の一実施例では、溝109 の最大た
わみ量は0.0035インチ(約89um)であり、これにより接
続エレメント82の2 つの半片はそれぞれ中央線82c から
0.00175 インチたわんだ。
【0060】工具12は、回転後、職人がそれを保持する
必要なく所定の位置に留まる。従って、職人は工具を回
転させたのと同じ手又は他方の手を使ってファイバー20
を開口部18に挿入し、接続具の長手方向の軸より若干フ
ァイバーを傾けることによりその進入を容易にし、抵抗
を感じるまでゆっくりと均一に力を加えてファイバーを
押してゆく。これは緩衝器がセクション26の2 つの溝50
と54のうち対応する方に完全に収まり、即ち、それを完
全に埋め、被覆が接続エレメント82の内部で半分を少し
超える辺りまで突出することを示す。
【0061】職人は次に、工具をばねクランプを最大に
たわませたのと反対の方向に回転させる。この工具の反
対方向への回転によりばねクランプ26と28からたわむ力
が取り除かれる。そこで接続具10はファイバー20との関
連で動作モードに入る。特記すべきことは、職人は工具
12を操作するためにファイバー20を離さなくてもよいこ
とである。従って、緩衝器の溝50又は54のうち対応する
方の中でのファイバー緩衝器の座及び溝109 内での被覆
の座はファイバーを所定位置に固定するために影響を受
けない。ファイバー20を接続具に挿入するための上記の
工程は既に接続具に挿入されているファイバー20を引き
抜くためにも用いられる。
【0062】工具12の長さは端部24から接続具10に既に
挿入されたいかなるファイバー21も妨げないような長さ
であることが重要である。図5bから明らかなように、工
具12はばねクランプ26と28をたわませるが、ばねクラン
プ30はたわませない。クランプ28のたわみは端部24から
挿入されたファイバー21の被覆にかかる力を取り除く一
方、ファイバー21は工具によってたわみを加えられてい
ないばねクランプ30によって尚も所定の位置に保持され
ている。また図4dから明らかなように、接続エレメント
82の開度は端部24から挿入されたファイバー21の被覆21
a を溝109 から離れさすには充分ではない。
【0063】ファイバー20が接続具10に挿入された状態
で、ファイバー21の挿入は該ファイバーの緩衝器21b が
溝62と66のうち対応する方を完全には埋めないという点
でファイバー20の場合とは異なる。ファイバー20の被覆
20a はエレメント82の内部で半分を少し超える辺りまで
突出することから、ファイバー21の被覆の先端は緩衝器
21b が完全に対応する溝を埋める前にファイバー20の被
覆の先端に到達する。これらの被覆の先端、即ち該2 つ
のファイバーの割り裂かれた端部が出合うことにより、
職人はファイバーの先端が互いに接触したことを知るこ
とができる。
【0064】前述のように、本体半片14a 、14b は重合
体から製作される。片持ばりばねクランプ26、28及び30
はファイバーを軸方向の力に対抗して保持するために充
分な垂直力を働かせる必要がある。上述のように、接続
エレメント82ではこの力はおよそ5 ポンド前後である。
ばねクランプが5 ポンドを大幅に超える力を働かせた場
合、ファイバーには亀裂又は微小湾曲が発生しファイバ
ーから光が失われる可能性がある。
【0065】公称被覆直径(図4dの"d" )が125um (約
0.0050インチ)のファイバーが溝109 内にあり、接続具
10が動作モードにあるとき、接続エレメント半片82a と
82bの端部間の距離(図4eの"c" )はおよそ0.0020イン
チ(約50um)前後となる。このとき、各端部は接続エレ
メントの中央線82c より0.0010インチ(約25um)上方に
ある。接続エレメント半片は本体半片14a 、14b の対応
する方と密接に接触するため、クランプばねのセクショ
ン26a 、26b ;28a 、28b ;及び30a 、30b のうち対応
する2 つもまた、接続具10が動作モードにあるときに、
それぞれ約0.001 インチたわむ。動作モードで0.0020イ
ンチの距離を置くために、溝109 (図4cの"a" )の幅と
して約0.0048インチ(約122um )を選択した。
【0066】本体半片14a 、14b の製作にはガラスで満
たされた高性能重合体が上記の基準を満たすことがわか
った。本体半片14a 、14b の一実施例では、これらの半
片はゼネラル・エレクトリック社からVALOX の商標で販
売されている重合体を使って製作した。
【0067】本体半片14a 、14b はVALOX 重合体から製
作し、接続エレメントは5202-H32アルミニウム合金から
製作した図5aに示す上述の接続具10の一実施例では、接
続具の超音波熔接に2,000 ワットの機械を0.3 秒間使っ
た。
【0068】本体半片14a 、14b 及び接続エレメント半
片82a 、82b は鍛造打型又は鋳造打型のいずれを用いて
も製作することができる。勝手違いの半片上のボスと穴
そして特にV 溝が互いに整列するように、最初に金型を
調整する必要があるかもしれない。一旦その調整が終わ
ると、該金型はその寿命を通じて再調整の必要はない。
【0069】良く知られているように、接続具10が完全
に組み立てられた後、接続具のファイバー用開口部に位
置合わせゲルを注入してもよい。
【0070】図6aと6bは本発明の重合体ばね接続具の一
実施例を示しており、これは3 種類の異なる直径の緩衝
器を締め付けることができる。図6aはその接続具110 が
完全に組み立てられた状態を示し、図6bは2 つの接続本
体半片114a、114bの一方を示している。図6a及び図6bを
それぞれ図1 及び図2 と比較すると、本実施例は多くの
点で図1 及び2 に示す接続具の実施例と同一であること
がわかる。従って、本実施例と図1 及び2 に示した実施
例との違いのみを詳述することにする。
【0071】図6aの接続具110 は図5 に関連して前述し
たのと同じ方法で勝手違いの長方形の重合体本体半片11
4a及び114bから組み立てられた重合体本体114 を持って
いる。本体114 の第一の端部116 には接続すべき緩衝さ
れた光ファイバー20を受け入れるための実質的に長方形
の第一の開口部118 がある。端部116 にはまた、工具12
を受け入れるための第二の実質的に長方形の開口部122
がある。本体114 にはまた、第二の端部124 があり、こ
れもまた接続すべき緩衝された光ファイバー21を受け入
れるための、開口部118 と同形の実質的に長方形の第一
の開口部119 を持つ。第二の端部124 もまた工具112 を
受け入れるための、開口部122 と同形の実質的に長方形
の開口部123 を持つ。
【0072】図6aと6bに示すように、本体114 の各半片
114a及び114bは、本体半片114a側で5 つのセクション、
126a、128a、130a、132a及び134aに分れており、本体半
片114b側で5 つのセクション、126b、128b、130b、132b
及び134bに分れている。セクション126a及びb はセクシ
ョン134a及びb と長さが同じである。各セクションはす
ぐ隣のセクションとは細長U 型のギャップ136a及びb 、
138a及びb 、140a及びb 、そして142a及びb のうち対応
する一つによって分けられている。ギャップ136a及びb
はセクション126a及びb とセクション128a及びb を分
け、ギャップ138a及びb はセクション128a及びb とセク
ション130a及びb を分け、ギャップ140a及びb はセクシ
ョン130a及びb とセクション132a及びb を分け、そして
ギャップ142a及びb はセクション132a及びb とセクショ
ン134a及び134bを分ける。
【0073】組み立てられた接続具110 では、本体半片
114a及び114bのセクション126a及び126b、128a及び128
b、そして130a及び130bは、緩衝されたファイバー20が
開口部118 に受け入れられた後に保持するための二重片
持ばりばねクランプ126 、128及び130 としてそれぞれ
機能する。より具体的には、ばねクランプ130 はファイ
バー20の被覆20a を保持し、ばねクランプ126 、128 の
いずれかがそのファイバーの緩衝器20b を該緩衝器の直
径に応じて保持する。同様にして、本体半片114a及び11
4bのセクション130a及び130b、132a及び132bそして134a
及び134bは、端部124 の実質的に長方形の開口部内に受
け入れられた緩衝されたファイバー21を保持するため
に、組み立てられた接続内で二重片持ばりばねクランプ
130 、132 そして134 としてそれぞれ機能する。より具
体的には、ばねクランプ130 はファイバー21の被覆21a
を保持し、ばねクランプ132 、134 のいずれかがファイ
バー21の緩衝器21b を該緩衝器の直径に応じて保持す
る。
【0074】工具112 は、ファイバー20を端部118 の開
口部118 に受け入れたりそこから引き抜くことができる
ように、ばねクランプ126 、128 、及び130 を接続具10
のばねクランプ26及び28について説明したのと同様の方
法で開けるのに用いる。接続具10の場合と同じく、工具
112 の長さは、工具がハウジング 114の中に向かってば
ねクランプ126 、128 及び130 だけを開けるのに充分な
距離だけ突出するような長さであり、且つ、ファイバー
が端部124 の実質的に長方形の開口部に受け入れられ接
続具110 内の所定の位置にクランプ130 、132 、及び13
4 によって保持されているときはそのファイバーに影響
を及ぼさないような長さである。
【0075】同様にして、工具12は、ファイバー21を端
部124 の開口部119 に受け入れたりそこから引き抜くこ
とができるようにばねクランプ130 、132 及び134 を開
けるのに用いる。上述のように、工具の長さは、ばねク
ランプ130 、132 及び134 を開けるのに充分であり、且
つ、ファイバーが開口部118に受け入れられ接続具110
内の所定の位置にクランプ126 、128 、及び130 によっ
て保持されているときはそのファイバーに影響を及ぼさ
ないような長さである。接続具10と同じく、職人は接続
具110 のばねクランプの内、一方のファイバーと対応す
る方のばねクランプを片方の手だけで広げることがで
き、その手又はもう一方の手で該ファイバーを該ばねク
ランプに挿入したりそこから引き抜いたりでき、その際
他方のファイバーに対応するばねクランプに受け入れら
れているファイバーを妨げることがない。
【0076】上述のように、本体半片114a、114bは互い
に勝手違いであり、両方を合わせて開口部118 、119 、
122 及び123 を形成する。従って、図6bには、本体半片
114bの端部116bにある開口部118b、119bの半分のみと端
部124bにある開口部122b、123bの半分のみが示されてい
る。本体半片114bは、上向きに突出する位置合わせボス
即ちピン144bと、それと相補する位置合わせ穴即ち開口
146bを含む。接続具110 の組立の最中に重合体の本体半
片114aと114bが合わせられると、本体半片114b上の位置
合わせボス即ちピン144bは本体半片114a上の相補位置合
わせ穴即ち開口146aと干渉する。
【0077】開口部118bから始まって、セクション126b
には第一の先細半長方形の部分148bが形成されており、
その後に第一の半長方形の部分150bが来る。接続具110
が本体半片114a及び114bから組み立てられ、ばねクラン
プ126 が閉じられているとき、半長方形部分150bは本体
半片114aの半長方形部分150aと組み合わさって、900um
の緩衝器120bを所定の位置に収めるのに充分な高さを持
つ細長長方形150 を形成する。半長方形分150bの後、セ
クション126bには第二の先細半長方形部分152bが形成さ
れている。第二の半長方形の部分154bは部分152bの左端
より始まり、ギャップ136bで終わる。接続具110 が組み
立てられ、ばねクランプ126 が閉じられているとき、半
長方形部分154bは本体半片114aの半長方形部分154aと組
み合わさって、500um の緩衝器20b を所定の位置に収め
るのに充分な高さを持つ細長長方形154 を形成する。
【0078】ギャップ136bに始まって、セクション128b
には先細半長方形の部分156bが形成されており、その後
にギャップ138bで終わる半長方形部分158bが来る。接続
具110 が組み立てられ、ばねクランプ128 が閉じられて
いるとき、半長方形部分158bは本体半片114aの半長方形
部分158aと組み合わさって、250um の緩衝器20b を所定
の位置に収めるのに充分な高さを持つ細長長方形150 を
形成する。
【0079】同様にして、セクション134bには第一と第
二の先細半長方形部分160bと164b、及び第一と第二の半
長方形部分162bと166bが形成されている。接続具110 が
組み立てられ、ばねクランプ134 が閉じられていると
き、半長方形部分162bと166bは本体半片114aの半長方形
部分162aと166aと組み合わさって、900um と500um の緩
衝器をそれぞれ所定の位置に収めるのに充分な高さを持
つ細長長方形162 及び166 を形成する。また同様にし
て、セクション132bには先細半長方形部分168bと半長方
形部分170bが形成されている。接続具110が組み立てら
れ、ばねクランプ132 が閉じられているとき、半長方形
部分170bは本体半片114aの半長方形部分140aと組み合わ
さって、250um の緩衝器を所定の位置に収めるのに充分
な高さを持つ細長長方形170 を形成する。
【0080】図6bに示すセクション130bは接続具10の本
体半片14b のセクション28b と構造及び機能が同一であ
るため詳細な説明を要しない。さらに、本体半片114bの
残りの部分は図6bに示す参照番号から百の位を取っただ
けの本体半片14b の部品と構造及び機能が同一であるた
め説明を要する。接続具110 が完全に組み立てられた状
態で、工具112 を使ってばねクランプ126 、128 及び13
0 を開けることによってファイバー20を開口部118 に受
け入れることができる。ファイバーの被覆は接続エレメ
ント182 の右端に受け入れられる。完全に組み立てられ
た接続具のばねクランプ130 、132 及び134 を工具112
を使って開けると、ファイバー21' を開口部119 に受け
入れることができる。このファイバーの被覆21a は接続
エレンント182 の左側半分に受け入れられる。
【0081】図7 は、単一の接続クランプ226 だけを使
って任意の数の異なる直径の緩衝器を締め付けることが
できる本発明の重合体ばね接続具の実施例を示してい
る。図7 はこの接続具210 が完全に組み立てられた状態
を示している。2 つの接続本体半片214a、214bは、図2
及び6b に示されるギャップがないことを除いては、図
2 に示す2 種類の緩衝器サイズを締め付けるための本体
半片又は図6bに示す3 種類の緩衝器サイズを締め付ける
ための本体半片と同一であるため示す必要はない。
【0082】工具212 は図1 の工具12と同じもの、即ち
2 種類の緩衝器サイズを締め付ける接続具210 用のもの
が図7 に示されている。接続具210 が3 種類の緩衝器サ
イズを締め付けるように設計されている場合は、工具21
2 は図6aの工具112 と同一のものとなる。
【0083】工具212 が開口部222 に挿入され、本体半
片をたわませる方向に回転させられたとき、ファイバー
20は開口部219に挿入されたいかなるファイバーも妨げ
ることなく開口部218 に挿入したりそれから引き抜くこ
とができることがわかった。換言すれば、ファイバーを
開口部219 又は218 の内一方に挿入したりそこから引き
抜くことができるように工具を用いてクランプ226をた
わませるとき、開口部218 又は219 の一方に挿入された
ファイバーを所定の位置に保持するためには一つの接続
クランプ226 で充分である。図7 を図1 及び6aと比較す
ると、本実施例はそれらの図に示す接続具の実施例とは
ギャップの有無を除いて全く同じである。従って、接続
具210 についてはこれ以上詳しく説明する必要はない。
【0084】図8aには図1 の工具12が示されている。工
具12はハンドル12a とそこから外に向かって伸びている
シャフト12b を持つ。シャフト12b は第一と第二の部分
である12c と12d にそれぞれ分割されている。部分12c
はハンドル12a から始まり、部分12d の2 倍の長さとな
っている。図8aからわかるように、部分12c は部分12d
より幅が広い。シャフト部分の幅が異なることからシャ
フト上の部分12c が終わり部分12d が始まる場所にショ
ルダー部12e が形成される。
【0085】図1 、2 、3 及び5aに戻ると、工具12が端
部16の開口部22に完全に挿入されていること、及びシャ
フト部分12c がセクション26の中にある溝88の部分にあ
ることがわかる。シャフト部分12d は、セクション28の
薄壁71内の溝88及びセクション28の中の接続エレメント
82の溝101 の部分に常駐する。
【0086】図2 及び3 からは明らかではないが、セク
ション26にある溝88の部分はセクション28にある溝88及
び溝101 の部分より幅が広くなっている。職人が工具12
を開口部22に挿入するとショルダー部12e が溝88に隣接
する端部壁71の外側部分と接触する。この接触がフィー
ドバックされることにより、職人は工具が開口部22に完
全に挿入されたことがわかる。図5aに明確に示されてい
るように、工具12が完全に挿入されているとき、シャフ
ト部分12d は溝101 の中でほぼ中間程度まで伸びてい
る。工具12が開口部22に完全に挿入されているときは、
ばねクランプ26及び28だけが工具の回転によってたわ
み、ばねクランプ30はたわまない。
【0087】図8bと8cは、シャフト部分12d 及び12c を
通る断面を示している。図から明らかなように各シャフ
ト部分は実質的に長方形の断面を持っている。部分12d
の部分12c 及び12g の端部12f は丸みを帯びており、こ
のため工具をばねクランプを完全にたわませる方向及び
反対方向に回転させ易くしている。
【0088】工具12は実質的にシャフト12b の軸と同軸
のハンドル12a を持つように示してあるが、ハンドルは
シャフト軸との関連でオフセットしてもよい。
【0089】図6aの接続具110 に用いる工具112 は、そ
のシャフト112bがばねクランプ126、128 、130 又は130
、132 、134 の各1つとそれぞれ対応する3 つの実質
的に均等な部分に分割させられる以外は図8aの工具12と
同形である。ハンドル112aに最も近い部分112cは部分11
2dより幅広く、部分112dは部分112eより幅広い。工具11
2 の部分112eの幅と工具12の部分12d の幅は、それら工
具が接続具10又は110の端部から完全に挿入したときに
両方とも接続エレメント82の溝101 の中にあるため、同
じである。
【0090】工具112 は第一と第二のショルダー部分11
2f及び112gを持つ。接続具110 の溝188 及び190 (図6b
参照)は、それぞれセクション126 及び134 の中で最大
幅となり、それぞれセクション128 及び132 の中で中間
幅となり、そしてそれぞれ端部壁171b及び175bで最狭幅
となる。工具112 が完全に接続具110 挿入されていると
き、ショルダー部112fは、セクション128 又はセクショ
ン132 の、ギャップ136 又は140 に最も近い溝188 又は
190 の端部と接触し、ショルダー部112gは端部壁171 又
は175 の外側と接触して、工具が完全に接続具内に挿入
されたことを示す。
【0091】工具12の場合と同じく、部分112b、112c及
び112dのそれぞれの端部112h、112j及び112kは丸みを帯
びている。
【0092】本発明の接続具は非常に高い密度でパネル
に装着することができる。そのような例の一つを図9 に
示す。この中で、パネル300 にはそれぞれ8 個の接続具
10を挿入することができる7 つの列が形成されている。
従ってパネル300 には56個の長方形の開口部302 が開い
ており、それぞれに接続具10を挿入することができる。
【0093】簡潔に描写するため、図9 では接続具10を
最上列と最右段にのみ配した状態を示している。パネル
300 には開口部304 が設けられており、これはパネルを
適当に配置したフレーム(図示せず)に取付けるのに用
いる。
【0094】接続具10を開口部302 に挿入するため各接
続具には長方形の金環306 が設けられている。各接続具
10を開口部302 に挿入する前に、接続具上で金環306 を
滑らせて、接続具の中央部分に来るようにする。次に接
続具10と金環306 の組み合わせを開口部302 に挿入す
る。各金環は外側に突出するばねタブ308と突起した端
部306dを持ち、これらが協力して開口部302 に嵌合し接
続具と金環の組み合わせを開口部にしっかりと固定す
る。そのようなばねタブ308 を図9 に示す。この中で、
パネル300 の左上端部分は第一列の左端開口部に隣接し
て切り落としてある。
【0095】図10a 、10b 、及び10c は、様々な方向か
ら見た金環306 を示している。ばねタブ308 は図10a 及
び10b で最も明瞭に示されている。ばねタブ308 は、長
方形の金環306 の長面306bの開口部306aに置かれる。長
面にはそれぞれ1 つの開口部と1 つのばねタブがある。
各ばねタブには、外側に突出する盛り上がった三角形の
部分308bを持つアーム308aが設けられている。金環306
と接続具10が開口部302 に完全に挿入されたとき、部分
308bは積極的にパネル300の後部300a(図9参照)を嵌合
し、それにより接続具10が開口部302 にしっかりと固定
されるのを助ける。薄く平坦なブレードを持つスクリュ
ードライバーなどの適当な工具を用いてタブ308 を押し
下げることにより接続具と金環の組み合わせを開口部30
0 から取り外すことができる。
【0096】図10a 及び10b は、金環306 には端部306c
に設けられた盛り上がった端部306dを示している。図9
から明らかなように、接続具と金環が開口部302 に完全
に挿入されているとき、端部306dはパネル300 の前部30
0bに接する。従って、金環306 がパネル300 に完全に挿
入されているとき、タブ308 と盛り上がった端部306dは
協力して金環と接続具の組み合わせをパネル300 にしっ
かりと保持する。
【0097】図10c が示すところによると、金環306 は
その長面306bのそれぞれに半円筒形のリブ306eが形成さ
れており、それらはそれぞれ長方形の空間306h内に突出
する。リブは長面上の、ギャップ306gを持つ方の短面30
6fの近くに位置する。図1 と5aに戻ると、接続具10の本
体半片14a のセクション28a には延長された半円筒形の
凹部29a があることがわかる。上のいずれの図にも示さ
れていないが、本体半片14b のセクション28b にはま
た、勝手違いの細長半円筒形の凹部29b が設けられてい
る。
【0098】凹部29a 、29b は突起するリブ306eを相補
する形状であり、それぞれ少なくともリブと同じ長さを
持つ。金環306 は短辺306f上のギャップ306gが一体構造
91に隣接するように接続具10上を滑る。ギャップ306gの
第一の機能は、接続具上を滑るときに、金環を広く拡げ
る、即ち空間306hを拡大するようにすることである。金
環が接続具上の中央まで来たときに、リブ306eは凹部29
a 、29b のうち対応する方を積極的に嵌合する。この積
極的な嵌合により、職人は金環が接続具の中央まで来た
こと、そして接続具と金環の組み合わせが開口部302 の
1 つに挿入する準備ができたことを知る。
【0099】金環306 には充分な柔軟性があるため、通
常は既に取付けられた接続具から容易に取り外すことが
できる。しかし、金環を接続具から取り外すためにリブ
306eを凹部29a 、29b から外す必要があるときは、職人
は薄いブレードのスクリュードライバーなどの適当な工
具を使うことができることに注意すべきである。また、
金環306 は接続具に取付けられているときは接続具10の
動作に干渉しないことにも注意すべきである。さらにま
た、金環306 は接続具10との組み合わせにおいてのみ示
したが、図6a及び7 のそれぞれ接続具110 及び210 と共
に使うことができることも注意すべきである。そのため
にこれらの接続具は共に、細長半円筒形の凹部129a、12
9b及び229a、229bをそれぞれ含む。1 つの実施例では、
金環306は接続具の本体半片14a 、14b を作るのに用い
たのと同じVALOX 重合体を使って作られた。
【0100】好ましい実施例の説明は本発明を網羅的で
あるよりも図示的に説明するものである。当業者は、前
記特許請求の範囲により定義する発明の精神又はその範
囲から逸脱することなく、開示した実施例に特定の追
加、削除、且つ又は変更を加えることができることは当
然である。
【図面の簡単な説明】
【図1 】 本発明による接続具の一実施例を、一緒に使
う工具と共に示したもの。
【図2 】 図1 の接続具用の2 つの長方形の本体半片の
一方を示したもの。
【図3 】 図1 の接続具に含まれる金属製の接続エレメ
ントの組立前の状態を示したもの。
【図4 】 図4Aは図3 の金属製接続エレメントを組み立
てた状態の断面図。図4Bは組み立てられた金属製接続エ
レメントの端部を示す図。図4Cは組み立てられた金属製
接続エレメントの拡大断面図で、接続エレメントの等辺
ダイヤ形溝にファイバーが挿入されていない状態を示
す。図4Dは組み立てられた金属製接続エレメントの拡大
断面図で、ファイバーを入れるために接続具を開けた状
態を示す。図4eは組み立てられた金属製接続エレメント
の拡大断面図で、接続具がファイバーを受け入れて該フ
ァイバーを所定位置に固定するために閉じた状態を示
す。
【図5 】 図5Aは図1 の接続具の組立前の分解斜視図で
ある。図5Bは図1 の接続具の上半分を切り取り、接続具
の中にファイバーを挿入し又は接続具の中からファイバ
ーを引き抜く状態を示した図。
【図6 】 図6Aは本発明の第二の実施例及びその半片
を、それらと共に用いる工具と共に示した図。図6Bは本
発明の第二の実施例及びその半片を、それらと共に用い
る工具と共に示した図。
【図7 】 本発明の第三の実施例を示す。
【図8 】 図8Aは図1 の接続具と共に用いる工具を示
す。図8B及び図8Cは図8Aの工具の軸部分の断面図。
【図9 】 図1 の接続具を複数保持することができる
パネルを示す。
【図10】 図10A 、10B 、10C は図9 のパネルに使われ
る各接続具と共に用いる金環を様々な角度から示す。
【符号の説明】
14 ハウジング 14a、14b 第一と第二の本体半片 18、19 少なくとも2 つの開口部 26、28、30 少なくとも1 個の二重片持ばりば
ね手段 82 ファイバー受入れ/位置決め手段 82a、82b 勝手違いの半片 109a、109b V型のファイバー支持面 103 開口部手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月13日
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図6】
【図9】
【図4】
【図5】
【図7】
【図8】
【図10】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ピーター・オーライ アメリカ合衆国、イリノイ州 60634、シ カゴ、ノース・マリガン、2818

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2 本の光ファイバーのための
    接続具であって、 a) 該2 本の光ファイバーにそれぞれ対応する少なくと
    も2 つの開口部(18、19)と少なくとも1 個の二重片持
    ばりばね手段(26、28、30)を持つハウジング(14)
    と、 b) 該ハウジング内で該少なくとも2 つの開口部の間に
    延長するファイバー受入れ/位置決め手段(82)からな
    り、 該少なくとも2 本のファイバーを互いに独立して締め付
    けるため該ファイバーの各々が該少なくとも2 つの開口
    部の対応する一方からハウジング内の該少なくとも2 つ
    の開口部の間のほぼ中間地点まで該ファイバー受入れ/
    位置決め手段(82)に導入されるとき、該少なくとも1
    個の二重片持ばりばね手段が該少なくとも2 本のファイ
    バーの被覆と緩衝器の両方を締め付けるところの接続
    具。
  2. 【請求項2】 該ファイバー受入れ/位置決め手段(8
    2)は該少なくとも2 本の光ファイバーの各々につき複
    数のサイズの緩衝器を収容するところの請求項1記載の
    接続具。
  3. 【請求項3】 該ハウジング(14)は第一と第二の本体
    半片(14a 、14b )からなり、該本体半片は少なくとも
    1 個の二重片持ばりばね手段を形成するところの請求項
    2 記載の接続具。
  4. 【請求項4】 該ファイバーの対応する方を該ファイバ
    ー受入れ/位置決め手段の中で移動させることができる
    ように、該少なくとも2 つの開口部(18、19)の一方と
    該中間地点との間の該少なくとも1 個の二重片持ばりば
    ね手段(26、28、30)をたわませるための工具を受け入
    れる溝手段(88、90)を特徴とする請求項1 記載の接続
    具。
  5. 【請求項5】 ファイバー受入れ/位置決め手段(82)
    は各々が該ファイバー受入れ/位置決め手段の半片をそ
    の上に形成した2 つの勝手違いの半片(82a 、82b )を
    持つところの接続エレメントを特徴とする請求項1 記載
    の接続具。
  6. 【請求項6】 少なくとも2 本の光ファイバーを接続す
    るために用いる接続エレメントであって、該エレメント
    は各々2 つの勝手違いの半片から形成され、該半片は、
    a) V型のファイバー支持面(109a又は109b)、及びb)
    ファイバーが該接続エレメント内で移動できるように該
    接続エレメントを拡げるための工具を受け入れるための
    開口部手段(103 )の半片(103a又は103b)からなる接
    続エレメント。
  7. 【請求項7】 光ファイバー接続具を組み立てるための
    方法であって、該接続具は第一及び第二の勝手違いの本
    体半片(82a 、82b )並びに各々該接続エレメントの該
    本体半片(82a 、82b )を受け入れるための凹部(80a
    、80b )が設けられた第一及び第二のハウジング半片
    (14a 、14b )からなり、該方法は、以下の工程からな
    る方法: a) 該第一及び第二の接続エレメント本体半片(82a 、
    82b )を組み立てて該接続エレメント(82)を形成し; b) 該接続エレメント(82)を該第一及び第二のハウジ
    ング半片(14a 、14b)の該凹部(80a 、80b )に置
    き; c) 該第一及び第二のハウジング半片(14a 、14b )を
    組み立てて該接続具を形成し;そして d) 該第一及び第二のハウジング半片(14a 、14b )の
    所定部分を互いに融合させる。
  8. 【請求項8】 該第一及び第二の接続エレメント本体半
    片(82a 、82b )を組み立てるに先立ち、該第一及び第
    二の接続エレメント本体半片(82a 、82b )を互いに整
    列させる工程を含む請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 該第一及び第二のハウジング半片(14a
    、14b )を組み立てるに先立ち、該第一及び第二のハ
    ウジング本体半片(14a 、14b)を互いに整列させる工
    程を含む請求項7 記載の方法。
  10. 【請求項10】 光ファイバー用接続具を2 面からなる
    パネルの貫通開口部に取付けるための金環であって、 a) 該パネルの貫通開口部と相補嵌合する外側形状と該
    接続具を受け入れるための貫通空間(306h)を持ち、該
    空間(306h)は該接続具の外側形状と実質的に相補する
    内側形状を持つ本体(306 )と、 b) 該金環が挿入されたときに該パネルの一面を積極的
    に嵌合するための該本体(306 )上の端部手段(306d)
    からなる金環。
  11. 【請求項11】 少なくとも2 本の光ファイバーのため
    の接続具を操作するための方法であって、該接続具は、
    該2 本の光ファイバーにそれぞれ対応する少なくとも2
    つの開口部(18、19)と少なくとも1個の二重片持ばり
    ばね手段(26、28、30)を持つハウジング(14)と、該
    少なくとも2 本のファイバーを互いに独立して締め付け
    るため該ファイバーの各々が該少なくとも2 つの開口部
    の対応する一方からハウジング内の該少なくとも2 つの
    開口部の間のほぼ中間地点まで該ファイバー受入れ/位
    置決め手段に導入されるとき該少なくとも1 個の二重片
    持ばりばね手段が該少なくとも2 本のファイバーの被覆
    と緩衝器の両方を締め付けるところの該ハウジング内で
    該少なくとも2 つの開口部(18、19)の間に延長するフ
    ァイバー受入れ/位置決め手段(82)からなり、以下の
    工程からなる方法: a) 該少なくとも1 個の二重片持ばりばね手段を該少な
    くとも2 つの開口部の1 つと該中間地点との間で強制的
    にたわませ;そして b) 該少なくとも2 本の光ファイバーのうち対応する方
    を該ファイバー受入れ/位置決め手段の中で移動させ
    る。
  12. 【請求項12】 該たわむ力を該移動工程の後で除去
    する工程を特徴とする請求項11記載の方法。
JP3253027A 1990-09-06 1991-09-03 光ファイバー接続具、その組立方法並びに操作方法、及びそれに使用する部品並びにフェルール Expired - Fee Related JP3061306B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/579,127 US5121456A (en) 1990-09-06 1990-09-06 Polymer spring fiber optic splicer, tool for operating same and panel incorporating same
US07/579127 1990-09-06
US579127 1990-09-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05113514A true JPH05113514A (ja) 1993-05-07
JP3061306B2 JP3061306B2 (ja) 2000-07-10

Family

ID=24315676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3253027A Expired - Fee Related JP3061306B2 (ja) 1990-09-06 1991-09-03 光ファイバー接続具、その組立方法並びに操作方法、及びそれに使用する部品並びにフェルール

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5121456A (ja)
EP (2) EP0479415B1 (ja)
JP (1) JP3061306B2 (ja)
CA (1) CA2046564C (ja)
DE (2) DE69123540T2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006350209A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Yoshinari Kono メカニカルスプライス
JP2010256822A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 Furukawa Electric Co Ltd:The 光ファイバ用接続構造及び現場付け光コネクタ

Families Citing this family (49)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5204929A (en) * 1991-09-04 1993-04-20 Reliance Comm/Tec Corporation Fiber patch panel
US5309538A (en) * 1991-09-06 1994-05-03 Minnesota Mining And Manufacturing Company Reinforced multiple optical fiber splice having preanodized element
US5155787A (en) * 1991-09-06 1992-10-13 Minnesota Mining And Manufacturing Company Multiple optical fiber splice element having ramped porch
US5191632A (en) * 1991-09-20 1993-03-02 Minnesota Mining And Manufacturing Company Splice actuator tool
US5263105A (en) * 1992-05-29 1993-11-16 E. I. Du Pont De Nemours And Company Connector assembly for connecting an optical fiber cable to a socket
US5367594A (en) * 1992-09-01 1994-11-22 The Whitaker Corporation Fiber optic splicer-connector
US5392373A (en) * 1993-11-29 1995-02-21 The Whitaker Corporation Apparatus for optically coupling an optical fiber to an electro-optic device
US5440657A (en) * 1994-05-26 1995-08-08 The Whitaker Corporation Re-enterable splicer for ribbon fiber
US5450517A (en) * 1994-07-01 1995-09-12 The Whitaker Corporation Re-enterable fiber optic splicer for data communications
US5613030A (en) * 1995-05-15 1997-03-18 The Whitaker Corporation High density fiber optic interconnection enclosure
US5734770A (en) * 1995-06-29 1998-03-31 Minnesota Mining And Manufacturing Company Cleave and bevel fiber optic connector
TW333616B (en) * 1995-06-29 1998-06-11 Minnesota Mining & Mfg Bare fiber connector
US5682450A (en) * 1995-06-29 1997-10-28 Minnesota Mining And Manufacturing Company Fiber optic connector element
US5717812A (en) * 1995-09-06 1998-02-10 The Whitaker Corporation Holder for fiber optic splice connectors
USD385849S (en) * 1995-09-26 1997-11-04 Minnesota Mining And Manufacturing Company Compact single mode bare fiber connector
US5724467A (en) * 1995-10-11 1998-03-03 The Whitaker Corporation Adapter to secure fiber optic connectors within a telecommuniations box
US5638477A (en) * 1995-12-22 1997-06-10 Minnesota Mining And Manufacturing Company Strain relief means for optical fiber splicing member and improved tool for making the splice
JPH1078526A (ja) * 1996-05-09 1998-03-24 Daewoo Telecommun Ltd 光ウェーブガイド用スプライサ
JPH11218644A (ja) * 1997-11-13 1999-08-10 Whitaker Corp:The 光ファイバ装置及び光ファイバ副組立体
US6247850B1 (en) 1998-11-02 2001-06-19 The Whitaker Corporation Multiple fiber splice element and connector
US6200040B1 (en) 1997-11-13 2001-03-13 Tyco Electronics Fiber splaying pin keeper for fiber optic connector
US6210047B1 (en) * 2000-02-04 2001-04-03 Molex Incorporated Method of fabricating a fiber optic connector ferrule
AU6255101A (en) 2000-06-12 2001-12-24 Krone Gmbh Assembly and method for use in terminating an optical fibre or fibres
WO2003067295A1 (fr) * 2002-02-08 2003-08-14 Fujikura Ltd. Outil et procede de connexion de fibres optiques
GB2385147A (en) 2002-02-08 2003-08-13 Simon Charles Gilligan Fibre-optic connector having plunger to move adhesive
US6918703B2 (en) * 2002-06-12 2005-07-19 Molex Incorporated System for terminating optical fibers in a fiber optic connector
US20030230688A1 (en) * 2002-06-17 2003-12-18 Kiyohiko Hase Merchandise display hooks and merchandise suspension arms used therein
US6870996B2 (en) 2002-09-19 2005-03-22 3M Innovative Properties Company Optical fiber plug including fiber positioning holder
US6816662B2 (en) 2002-09-19 2004-11-09 3M Innovative Properties Company Article for cleaving and polishing optical fiber ends
US6848838B2 (en) 2002-09-19 2005-02-01 3M Innovative Properties Company Optical fiber plug
CA2446533A1 (en) * 2003-10-24 2005-04-24 9134-9001 Quebec Inc. Flexible ferrule device for connection of optical fiber and use thereof
US7001084B2 (en) * 2003-12-30 2006-02-21 3M Innovative Properties Company Fiber splice device
GB0412003D0 (en) * 2004-05-28 2004-06-30 Tyco Electronics Raychem Nv Optical fibre connector
US20060002662A1 (en) * 2004-06-30 2006-01-05 Tyco Electronics Corporation Small form factor, field-installable connector
US7331719B2 (en) * 2004-06-30 2008-02-19 Tyco Electronics Corporation Optical fiber clamping assembly
US7534050B2 (en) 2007-04-13 2009-05-19 Adc Telecommunications, Inc. Field terminatable fiber optic connector assembly
US7530746B2 (en) 2007-04-13 2009-05-12 Abc Telecommunications, Inc. Field termination connector with shaped adhesive pre-form
WO2009045562A1 (en) 2007-04-13 2009-04-09 Adc Telecommunications, Inc. Optical fiber field termination kit
JP2010539494A (ja) * 2007-09-18 2010-12-16 フェースオプティクス インク. エバネッセント場光ファイバデバイス
US8083416B2 (en) 2007-11-30 2011-12-27 Adc Telecommunications, Inc. Hybrid fiber/copper connector system and method
US8636425B2 (en) 2011-03-15 2014-01-28 Adc Telecommunications, Inc. Fiber optic connector
US8494331B2 (en) 2011-07-06 2013-07-23 Go!Foton Holdings, Inc. Apparatus and method for mass producing optical fiber splice-on connector subunits
US8506178B2 (en) 2011-06-24 2013-08-13 Go!Foton Holdings, Inc. Mechanical splicer apparatus for fiber optic cables
US8506179B2 (en) 2011-07-21 2013-08-13 Go!Foton Holdings, Inc. Deformable plastic radially symmetric mechanical splicers and connectors for optical fibers
CN104364686B (zh) 2012-02-07 2016-11-16 泰科电子瑞侃有限公司 用于连接器的线缆端接组件和方法
US9176285B2 (en) 2012-05-03 2015-11-03 Adc Telecommunications, Inc. Fiber optic connector
CN103852826B (zh) * 2012-12-05 2015-07-22 天津中之杰能源技术有限公司 光纤接头辅助安装器
CN105773482B (zh) * 2016-05-04 2017-07-04 湖州优创科技有限公司 一种网络光纤线的检测夹具
WO2017216753A1 (en) 2016-06-16 2017-12-21 O’Fiberty Sa Fiber cleaver

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5387246A (en) * 1977-01-11 1978-08-01 Dainichi Nippon Cables Ltd Connection part of light fiber
JPS61252509A (ja) * 1985-05-02 1986-11-10 Seiko Giken:Kk 光コネクタスリ−ブおよび光コネクタスリ−ブ加工用治具

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4029390A (en) * 1974-12-23 1977-06-14 Bell Telephone Laboratories, Incorporated Optical fiber group splicing technique and apparatus employing unique foldable holder
GB1600272A (en) * 1977-05-02 1981-10-14 Plessey Co Ltd Optical fibre connectors
BR7802609A (pt) * 1977-05-10 1978-12-26 Cselt Centro Studi Lab Telecom Dispositivo de uniao de fibras oticas ou condutores
JPS56102816A (en) * 1980-01-21 1981-08-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Connector for optical fiber core
US4391487A (en) * 1981-01-07 1983-07-05 Gte Laboratories Incorporated Optical fiber centering device
CA1158900A (en) * 1981-01-14 1983-12-20 Lucas Soes Connector for use in butt splicing two optical fibres
FR2513392B1 (fr) * 1981-09-23 1986-06-27 Clement Jean Joseph Cellule de centrage pour raccordement de fibres optiques
FR2538919B1 (fr) * 1983-01-05 1987-01-09 Telecommunications Sa Dispositif de raccordement rapide des extremites de fibres optiques
EP0122169B1 (fr) * 1983-03-11 1990-06-13 Alliance Technique Industrielle Procédé et dispositif de raccordement de fibres optiques
NL8503409A (nl) * 1985-12-11 1987-07-01 Philips Nv Inrichting voor het verbinden van lichtgeleidende vezels.
US4729619A (en) * 1986-05-01 1988-03-08 Minnesota Mining And Manufacturing Company Optical fiber connector incorporating means for isolating connection from external stresses
US4930859A (en) * 1986-10-08 1990-06-05 Hoffman Iii Arthur J Fiber optic splice assembly
US4784456A (en) * 1987-05-06 1988-11-15 E. I. Du Pont De Nemours And Company Fiber optic connector
JPS6346407A (ja) * 1987-08-07 1988-02-27 Mirai Ind Co Ltd 光ファイバ−接続具
US4818058B1 (en) * 1988-03-03 1995-04-25 Bell Telephone Labor Inc Optical connector.
US4824197A (en) * 1988-04-18 1989-04-25 Minnesota Mining And Manufacturing Company Stamped precision lightguide interconnect centering element
US4913508A (en) * 1988-09-30 1990-04-03 At&T Bell Laboratories Passive optical device
US4921323A (en) * 1988-12-22 1990-05-01 Kingston Technologies, L.P. Memory polymer optical fiber splicer and methods
US4929046A (en) * 1989-02-01 1990-05-29 Barlow Robert W Remateable fiber optic splice
US4948224A (en) * 1989-02-21 1990-08-14 Modrey Henry J Connector for optical fibers and the like
US4973126A (en) * 1989-12-07 1990-11-27 At&T Bell Laboratories Optical fiber connector

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5387246A (en) * 1977-01-11 1978-08-01 Dainichi Nippon Cables Ltd Connection part of light fiber
JPS61252509A (ja) * 1985-05-02 1986-11-10 Seiko Giken:Kk 光コネクタスリ−ブおよび光コネクタスリ−ブ加工用治具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006350209A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Yoshinari Kono メカニカルスプライス
JP2010256822A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 Furukawa Electric Co Ltd:The 光ファイバ用接続構造及び現場付け光コネクタ
JP4609954B2 (ja) * 2009-04-28 2011-01-12 古河電気工業株式会社 光ファイバ用接続構造及び現場付け光コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
EP0702254B1 (en) 2002-10-02
DE69133124T2 (de) 2003-06-18
CA2046564A1 (en) 1992-03-07
US5121456A (en) 1992-06-09
CA2046564C (en) 2003-06-03
DE69133124D1 (de) 2002-11-07
EP0702254A2 (en) 1996-03-20
EP0479415B1 (en) 1996-12-11
DE69123540D1 (de) 1997-01-23
EP0479415A2 (en) 1992-04-08
EP0702254A3 (en) 1996-10-02
JP3061306B2 (ja) 2000-07-10
DE69123540T2 (de) 1997-05-15
EP0479415A3 (en) 1992-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05113514A (ja) 重合体ばね光フアイバー接続具、その操作用工具及びそれを含むパネル
JP3996335B2 (ja) ポリフェニルスルホンを含むハウジングアセンブリを有する光コネクタ
AU6705398A (en) Adapter and guide pin assembly for coupling of fiber optic connectors
US20060072884A1 (en) Optical fiber mechanical splice with strain relief mechanism
WO1997001783A1 (en) Optical fibre connector for fibres with cleaved and beveled ends
JPH10239562A (ja) 光コネクタフェルールの成形方法
CN109839698B (zh) 光纤适配器
JP4874114B2 (ja) 光ファイバー・コネクター
AU641017B2 (en) Optical switching connector
US7862245B2 (en) Optical fibre connector
EP1540401B1 (en) Optical fiber mechanical splice with strain relief mechanism
US5600749A (en) Device with differentially deformable housing for connection of optical elements
JPS6035645B2 (ja) 光フアイバ用コネクタ
JP3675991B2 (ja) 光ファイバ接続機構およびそれを用いた光コネクタ
WO2011040276A1 (ja) 光ファイバ接続方法
JP3784446B2 (ja) 光ファイバ接続器
JP3785337B2 (ja) メカニカルスプライス
JP3752134B2 (ja) メカニカルスプライス
JP3523553B2 (ja) メカニカルスプライス
WO2004008211A1 (en) Optical fibre connector
WO2004008210A1 (en) Optical fibre connector
JPH1078525A (ja) 光ファイバ接続器
JPH09197169A (ja) 光ファイバ接続器

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090428

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090428

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100428

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees