JPH05113472A - 磁気センサ - Google Patents

磁気センサ

Info

Publication number
JPH05113472A
JPH05113472A JP3274095A JP27409591A JPH05113472A JP H05113472 A JPH05113472 A JP H05113472A JP 3274095 A JP3274095 A JP 3274095A JP 27409591 A JP27409591 A JP 27409591A JP H05113472 A JPH05113472 A JP H05113472A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetoresistive element
magnetic sensor
bias magnet
magnetoresistive
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3274095A
Other languages
English (en)
Inventor
Mieko Kawamoto
美詠子 川元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP3274095A priority Critical patent/JPH05113472A/ja
Publication of JPH05113472A publication Critical patent/JPH05113472A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Magnetic Variables (AREA)
  • Hall/Mr Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は磁気センサに関し、バイアス磁石を
内蔵していても、バイアス磁石を内蔵していない磁気セ
ンサとほぼ同じ大きさに形成された磁気センサを実現す
ることを目的とする。 【構成】 基板1上に強磁性対薄膜材料からなる磁気抵
抗パターン2が形成された磁気抵抗素子3と、該磁気抵
抗素子3の基板裏側に取付けたバイアス磁石4とをリー
ドフレーム5に搭載して樹脂10にてモールド封止して
成る磁気センサにおいて、前記リードフレーム5の前記
磁気抵抗素子3が搭載される部分に該磁気抵抗素子3よ
り僅かに小さい穴12を設け、該穴12に前記バイアス
磁石4をはめ込み、磁気抵抗素子3はその基板1の周辺
でリードフレーム5に接合して成るように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気センサに関する。詳
しくは薄膜磁気抵抗素子にバイアス磁界を印加するため
のバイアス磁石の取り付け構造に関する。
【0002】従来、磁気センサとしてはInSnなどの
半導体磁気抵抗素子が用いられていたが、最近では強磁
性体薄膜磁気抵抗素子を用いた磁気センサが開発されて
いる。この強磁性体薄膜磁気抵抗素子は、外部磁界に対
する感度が良好であるため、ロータリーエンコーダ、位
置センサ、角度センサ、加速度センサ等に利用されてい
る。而して、この磁気センサを利用する器機の小型化に
伴って磁気センサ自身も小型化、薄型化が必要となって
いる。
【0003】
【従来の技術】図5は従来のバイアス磁石と強磁性体薄
膜磁気抵抗素子とからなる磁気センサの1例を示す図で
あり、(a)は平面図、(b)は(a)図のb−b線に
おける断面図である。この磁気センサは、Si又はガラ
ス又はセラミック等を用いた基板1の上に強磁性体薄膜
の磁気抵抗パターン2が形成された磁気抵抗素子3がバ
イアス磁石4を挟んでリードフレーム5のダイステージ
部6にダイボンディングされ、また磁気抵抗パターン2
のパッド7とリードフレーム5のリード8間がワイヤ9
でワイヤボンティングされ、さらに磁気抵抗素子3、バ
イアス磁石4、ダイステージ部6、インナーリード8a
が樹脂10でモールド封止されたものである。そしてバ
イアス磁界が印加された磁気抵抗パターン2は外部磁界
を磁気抵抗効果による電気抵抗の変化として検出するこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の強磁性体薄
膜磁気抵抗素子とバイアス磁石とを樹脂封止した磁気セ
ンサでは、バイアス磁石を内蔵していない磁気センサと
同じ大きさにモールドすることは困難であった。
【0005】本発明は、バイアス磁石を内蔵していて
も、バイアス磁石を内蔵していない磁気センサとほぼ同
じ大きさに形成可能な磁気センサを実現しようとする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気センサに於
いては、基板1上に強磁性体薄膜材料からなる磁気抵抗
パターン2が形成された磁気抵抗素子3と、該磁気抵抗
素子3の基板裏側に取付けたバイアス磁石4とをリード
フレーム5に搭載して樹脂10にてモールド封止して成
る磁気センサにおいて、前記リードフレーム5の前記磁
気抵抗素子3が搭載される部分に、該磁気抵抗素子3よ
り僅かに小さい穴12を設け、該穴12に前記バイアス
磁石4をはめ込み、磁気抵抗素子3はその基板1周辺で
リードフレーム5に接合して成ることを特徴とする。
【0007】また、それに加えて、上記穴12は少なく
とも磁気抵抗素子3の磁気抵抗パターン2の形成領域と
同じ大きさを有することを特徴とする。この構成を採る
ことにより、バイアス磁石を内蔵していても、バイアス
磁石を内蔵していない磁気センサとほぼ同じ大きさに形
成された磁気センサが得られる。
【0008】
【作用】リードフレーム5の磁気抵抗素子3を搭載する
部分に該磁気抵抗素子3より僅かに小さい穴12を設
け、該穴にバイアス磁石4をはめ込んだことにより、磁
気センサの厚さを、リードフレーム5の厚さ分だけ薄く
することができる。
【0009】
【実施例】図1及び図2は本発明の実施例を示す図であ
り、図1は分解斜視図、図2は組立図で(a)は平面
図、(b)は(a)図のb−b線における断面図であ
る。図1、図2において、3は磁気抵抗素子であり、該
磁気抵抗素子3は、Si又はガラス又はセラミック等で
形成された基板1の上に強磁性体薄膜(例えばNiFe
合金)で例えば図の如くジグザグ状に磁気抵抗パターン
2が形成されている。
【0010】4は磁気抵抗素子3の磁気抵抗パターン2
にバイアス磁界を印加するためのバイアス磁石であり、
該バイアス磁石4は磁気抵抗パターン2の形成領域より
大きく、且つ基板1よりも小さいことが必要である。
【0011】5はリードフレームであり、該リードフレ
ーム5は、ピンチバー11,11′に支持されたダイス
テージ部6と、複数のリード8とを有しており、ダイス
テージ部6には穴12が穿設されている。この穴12の
大きさは磁気抵抗素子3の基板1より僅かに小さく且つ
バイアス磁石4よりも大きい。
【0012】以上の磁気抵抗素子3、バイアス磁石4、
リードフレーム5は図2の如く組立てられる。すなわ
ち、磁気抵抗素子3はその周辺でリードフレーム5のダ
イステージ部6に接着剤によりダイボンディングされ、
次いでその抵抗パターン2の端子パッド7とリードフレ
ーム5のリード8との間をワイヤ9でボンディングされ
る。その後、バイアス磁石4がリードフレーム5のダイ
ステージ部6に設けられた穴12にはめ込まれ、磁気抵
抗素子3の裏側に接着剤で接着され、最後に磁気抵抗素
子3、バイアス磁石4、リードフレーム5のダイステー
ジ部6及びインナーリード部8aが樹脂10でモールド
封止される。
【0013】このように構成された本実施例は図5に示
した従来例に比べ、その厚さがリードフレーム5の厚さ
分だけ薄くできる。
【0014】図3は本発明の他の実施例を示す分解斜視
図である。本実施例は基本的には前実施例と同様であ
り、異なるところは、リードフレーム5のダイステージ
部6に前実施例ではバイアス磁石4をはめ込む穴12を
設けたのに対し、本実施例では穴の両側部を除去して空
間部13を設け、ダイステージ部6を対向する2本のバ
ー状としたことである。
【0015】そして磁気抵抗素子3はその両端をダイス
テージ部6に接着し、バイアス磁石4はダイステージ部
6の空間部13にはめ込み磁気抵抗素子13の裏面に接
着している。このように構成した本実施例は前実施例と
同様な効果を有する。
【0016】なお上述の2つの実施例いおいて、磁気抵
抗素子3の磁気抵抗パターン2にはバイアス磁界を均等
に印加する必要がある。しかし実施例においては、磁気
抵抗素子3よりバイアス磁石4の方が小さいため、該素
子の端部の部分は磁界が弱くなる。従って図4に示すよ
うに磁界の弱くなっている部分にパッド7等の磁気抵抗
効果に無関係な部分を配置し、Aの部分に磁気抵抗パタ
ーン部分を配置する。このようにすることにより、本実
施例と同じ大きさの磁気抵抗素子を用いていた従来品と
全く変らない特性が得られる。
【0017】
【発明の効果】本発明に依れば、バイアス磁石をリード
フレームのダイステージ部に設けた穴又は空間部にはめ
込むことにより、バイアス磁石を内蔵していない磁気セ
ンサとほぼ同じ大きさ留めることができ、磁気センサの
小型化、薄型化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の実施例を示す組立図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す分解斜視図である。
【図4】本発明の実施例における磁気抵抗素子とバイア
ス磁石の位置関係を示す図である。
【図5】従来の磁気センサを示す図である。
【符号の説明】
1…基板 2…磁気抵抗パターン 3…磁気抵抗素子 4…バイアス磁石 5…リードフレーム 6…ダイステージ部 7…パッド 8…リード 9…ワイヤ 10…樹脂 11,11′…ピンチバー 12…穴 13…空間部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板(1)上に強磁性体薄膜材料からな
    る磁気抵抗パターン(2)が形成された磁気抵抗素子
    (3)と、該磁気抵抗素子(3)の基板裏側に取付けた
    バイアス磁石(4)とをリードフレーム(5)に搭載し
    て樹脂(10)にてモールド封止して成る磁気センサに
    おいて、 前記リードフレーム(5)の前記磁気抵抗素子(3)が
    搭載される部分に、該磁気抵抗素子(3)より僅かに小
    さい穴(12)を設け、該穴(12)に前記バイアス磁
    石(4)をはめ込み、磁気抵抗素子(3)はその基板
    (1)周辺でリードフレーム(5)に接合して成ること
    を特徴とする磁気センサ。
  2. 【請求項2】 上記穴(12)は少なくとも磁気抵抗素
    子(3)の磁気抵抗パターン(2)の形成領域と同じ大
    きさを有することを特徴とする請求項1の磁気センサ。
JP3274095A 1991-10-22 1991-10-22 磁気センサ Withdrawn JPH05113472A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3274095A JPH05113472A (ja) 1991-10-22 1991-10-22 磁気センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3274095A JPH05113472A (ja) 1991-10-22 1991-10-22 磁気センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05113472A true JPH05113472A (ja) 1993-05-07

Family

ID=17536920

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3274095A Withdrawn JPH05113472A (ja) 1991-10-22 1991-10-22 磁気センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05113472A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003035701A (ja) * 2001-05-16 2003-02-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気センサとこれを用いた紙幣識別装置
JP2016125942A (ja) * 2015-01-06 2016-07-11 株式会社東海理化電機製作所 磁気センサ装置
JP2016522892A (ja) * 2013-04-26 2016-08-04 アレグロ・マイクロシステムズ・エルエルシー 分割されたリードフレーム及び磁石を有する集積回路パッケージ
US10230006B2 (en) 2012-03-20 2019-03-12 Allegro Microsystems, Llc Magnetic field sensor integrated circuit with an electromagnetic suppressor
US10234513B2 (en) 2012-03-20 2019-03-19 Allegro Microsystems, Llc Magnetic field sensor integrated circuit with integral ferromagnetic material

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003035701A (ja) * 2001-05-16 2003-02-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気センサとこれを用いた紙幣識別装置
US10230006B2 (en) 2012-03-20 2019-03-12 Allegro Microsystems, Llc Magnetic field sensor integrated circuit with an electromagnetic suppressor
US10234513B2 (en) 2012-03-20 2019-03-19 Allegro Microsystems, Llc Magnetic field sensor integrated circuit with integral ferromagnetic material
US10916665B2 (en) 2012-03-20 2021-02-09 Allegro Microsystems, Llc Magnetic field sensor integrated circuit with an integrated coil
US11444209B2 (en) 2012-03-20 2022-09-13 Allegro Microsystems, Llc Magnetic field sensor integrated circuit with an integrated coil enclosed with a semiconductor die by a mold material
US11677032B2 (en) 2012-03-20 2023-06-13 Allegro Microsystems, Llc Sensor integrated circuit with integrated coil and element in central region of mold material
US11828819B2 (en) 2012-03-20 2023-11-28 Allegro Microsystems, Llc Magnetic field sensor integrated circuit with integral ferromagnetic material
US11961920B2 (en) 2012-03-20 2024-04-16 Allegro Microsystems, Llc Integrated circuit package with magnet having a channel
JP2016522892A (ja) * 2013-04-26 2016-08-04 アレグロ・マイクロシステムズ・エルエルシー 分割されたリードフレーム及び磁石を有する集積回路パッケージ
JP2016125942A (ja) * 2015-01-06 2016-07-11 株式会社東海理化電機製作所 磁気センサ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6384176A (ja) 磁界収束型ホ−ル素子及びその製造方法
JPH0781877B2 (ja) 磁界検知装置のためのパッケージ
JPH05113472A (ja) 磁気センサ
JPH04282461A (ja) 電流検出器
JPH05264701A (ja) 磁気センサ
JP2527856B2 (ja) 磁気センサ
JP2993017B2 (ja) 磁気検出装置
JPH0438484A (ja) 磁気センサ及びその製造方法
JP3056674B2 (ja) 回転検出装置
JPH02176483A (ja) 磁気抵抗素子
JPH02212789A (ja) 磁気センサ
JPH0720625Y2 (ja) 磁気抵抗センサ
JPS61216371A (ja) モ−ルド形磁気抵抗素子
KR100190621B1 (ko) 바이어스형 자기저항소자 및 제조방법
JPS63226085A (ja) 磁気抵抗素子
JPS61120967A (ja) 磁気センサ
JPS59159015A (ja) 磁気センサ
JP3130826B2 (ja) 半導体装置
JPH02300681A (ja) 強磁性抵抗素子とそれを用いた磁気センサ
JPH0342497B2 (ja)
JPH0240161B2 (ja)
JPH02174277A (ja) 磁気センサ及びその製造方法
JPH0722668A (ja) 磁気抵抗効果素子
JPH0368882A (ja) 磁気センサとその製造方法
JPS63187675A (ja) ホ−ル素子

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990107