JPH02300681A - 強磁性抵抗素子とそれを用いた磁気センサ - Google Patents

強磁性抵抗素子とそれを用いた磁気センサ

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JPH02300681A
JPH02300681A JP1122178A JP12217889A JPH02300681A JP H02300681 A JPH02300681 A JP H02300681A JP 1122178 A JP1122178 A JP 1122178A JP 12217889 A JP12217889 A JP 12217889A JP H02300681 A JPH02300681 A JP H02300681A
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JP
Japan
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pattern
magnetic field
patterns
connection point
ferromagnetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP1122178A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Sadai
定井 ▲さとる▼
Shizue Tanaka
田中 志津枝
Kunihiro Matsuda
邦宏 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP1122178A priority Critical patent/JPH02300681A/ja
Publication of JPH02300681A publication Critical patent/JPH02300681A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気を電気抵抗の変化として感知する強磁性
抵抗素子とそれを用いた磁気検知センサに関するもので
ある。
従来の技術 ニッケル鉄やニッケルコバルトの合金薄膜を使用した強
磁性抵抗素子は磁気感知素子として多くの用途に使用さ
れている。その特性を第5図て説明する。
第5図(b)の様な細長い抵抗体に直角に磁界Hが加わ
った時には、第5図(a)の様にその磁界強度に応じて
数%抵抗値が下がる。第5図(d)の様に抵抗体に平行
に磁界Hが加わった時には、第5図(C)の様にほとん
ど抵抗値は変化しない。この特性を利゛  用して、一
方向からの磁界を検知するのに第6図の様な磁気抵抗素
子が従来用いられていた。
第6図において、1,2は感磁用の強磁性抵抗パターン
であり、3,4は温度補償用の強磁性抵抗パターンであ
る。これらの抵抗値の等しい四個の細長い素子パターン
が、5,6,7.8の接続部で接続されて四端子抵抗ブ
リッジとなって、一つの酸化シリコン等の絶縁基体上に
形成されており、各接続点はワイヤーボンディング等の
方法で外部入出力端子に接続されている。この接続部5
にの、接続部7にθの定電圧を加え、接続部6と接続部
8の間の電位差を出力としてとり出している。
この素子に外部から磁界11が加わると、感磁用強磁性
抵抗パターン1と2は抵抗値が約3%程度減少し、温度
補償用強磁性抵抗パターン3と4は抵抗値が変化しない
。故に接続部6の電位は降下し、逆に接続部8の電位は
」1昇する。ずなわち、はしめ磁界が加わらなかった時
にほぼゼロであった接続部6と8の電位差が大きくなる
。従って、磁界I]が加わったか加わっていないかをこ
の素子の接続部6と8の間の電位差を測定することで検
知するものである。
発明が解決しようとする課題 従来例の様な素子においては、次の問題があった。
(1)磁界の発生源に対して一方の感磁用パターン1は
近くにあるので感度が良いが、他方の感磁用パターン2
は遠くにあるので感度が落ちる。
(2)外部との接続部が素子の四隅にあるので、リート
線の取り出しがやりにくい。更に接続部5においては、
その太さが太いと感磁用強磁性抵抗パターン1を磁界の
発生源から遠ざけることになり、感度を落とす原因とな
る。
本発明は」1記の問題点を解決し、感度が良く、外部接
続の容易な磁気検知センサを提供するものである。
課題を解決するための手段 本発明は、感磁用強磁性抵抗の第1.第2のパターンを
一つ基体の一辺に近い端部に形成し、同一基体上に温度
補償用抵抗の第3.第4のパターンを形成し、第1.第
2のパターンの各々の一端を第3.第4のパターンにそ
れぞれ基体上で接続し、この4つの接続点を、外部接続
端子部として一方向にとり出した磁気抵抗素子を用いて
、第1のパターンと第3のパターンの接続点と第2のパ
ターンと第4のパターンの接続点との間に定電圧又は定
電流を加え、第1のパターンと第4のパターンの接続点
と第2のパターンと第3のパターンの接続点との間の電
位差又は電流を信号出力としてとり出したものである。
作用 本発明により、磁界の発生源が第1のパターンの近傍に
ある場合にも、第2のパターンも充分に−5= その磁界の発生源に近づけることができるので、両者共
感度が良く、大きい出力が取り出せる。また、外部接続
端子が一方向に揃っているので外部からのリード線の取
り付けが容易である。
実施例 本発明の一実施例を第1図に示す。厚み0 、7 mm
のカラスの基板19の上に、ニッケル杓80%と鉄約2
0%の合金より成る厚み約0.1μmの金属薄膜の強磁
性抵抗からなるパターン11,12゜13.14が形成
されている。パターンは細長い直線状もしくはそれを折
り返した様になっていて、その幅は約20μmである。
またその抵抗値は4つ共、約1 kΩである。パターン
11と12は平行になっており、ガラス基板19の一つ
の端部近(に配置されている。パターン13と14は前
記パターン11と12とは直角方向に細長いパターンと
なっており、パターン11と12の近接する端面からは
離れて配置されている。
パターン11とパターン13の接続点15、パターン1
2とパターン13の接続点16、パター−〇 − ン12とパターン14の接続点17、パターン11とパ
ターン14の接続点18は一方向にとり出されている。
この方向は前記パターン11と12の近接する端面とは
反対側の端面方向である。この各々の接続点はガラスと
の接着強度、導通および外部端子との接合強度を確保す
るために、クロムと金の薄膜を重ね合わせたもので補強
している。
そしてこれらのパターン及び接続点の配線は全く交差す
ることな(、全てガラス基板19の表面で平面的に2次
元的に行われている。
第3図にはこの強磁性抵抗素子を用いた磁気センサの回
路を示す。点線内がカラス基板上に形成された強磁性抵
抗素子である。接続点1.5,16゜17.1.8はフ
レキシブル基板にハンダ(=fけて接合されている。接
続点15にはVCCとして定電圧5■が印加される。接
続点17はアースレヘルに接続される。接続点16と1
8はオペレーショナルアンプ20の入力につながれてい
る。
磁界か全くかかっていない時は接続点18の電位も接続
点16の電位もVCCの5vの半分の2.500Vてあ
り、接続点16と18の間に電位差は発生していない。
磁界が第1図のI−fの様に加わると、パターン11と
12の抵抗値が減少するため、接続点18は30mV電
位が上がり、接続点16は逆に30mV電位が下がるた
め、オペレーショナルアンプ20の入力としては60m
Vの信号が入って来る。これを増幅し検知器の出力とし
て磁界の発生を知らぜることかできる。
第4図には、磁界の発生源として永久磁石21を用いた
近接検知器及び回転検知器の例を示す。
磁気抵抗素子の基板19を固定しておいて、永久磁石乏
1を22の方向に直線的に移動させると、その距離に応
じて近づけば近づくほと磁界Hが強くなるので、それに
つれてオペレーショナルアンプ20の出力が大きくなる
。このことより永久磁石21と磁気抵抗素子間の距離を
検知する近接検知器として利用することかできる。
また、永久磁石21が23の方向に回転運動をすると、
その回転につれて、N極またはS極が磁気抵抗素子に正
面を向いた時に磁界Hが強くなり、横を向いた時は弱く
なるため、オペレーショナルアンプ20の出力は回転に
同期して大きくなったり小さくなったりする。この周波
数を測定することにより永久磁石の回転速度を検知する
回転検出器として利用することができる。
第2図は、強磁性抵抗素子のパターンの他の実施例であ
る。この実施例では、パターン11及びパターン12を
折り返しているが、折り返してもパターン11..12
同志が平行であることに変わりはなく、従ってその作用
も変わらない。パターン12を極力磁界の発生源に近づ
けようという目的が優先する時は第1図の様なパターン
を選び、パターン全体の抵抗値を上げて消費電力を少な
くすることも考慮する際は第2図の様になる。
第2図においては、もう−ケ所、パターン14において
トリミング用パターン14−cを設けている。磁気抵抗
素子の製造時にパターン間の抵抗値バランスがバラつく
のを、後でパターン14cを抵抗値を観測しながらレー
ザーで図中の矢印の様に溶断してトリミング調整する様
にしている。そしてこのトリミングは、接続点16と1
8の電位差が少な(なる様にするのが基本であるが、後
の回路によっては、故意に接続点16の電位を接続点1
8の電位よりも上げておく等の方法をとることもある。
本発明の強磁性抵抗素子は従来よりも磁界に対する感度
が良い。磁界は一般にその発生源からの距離の二乗に反
比例するので、距離がほんの少し離れるだけて磁界の強
さは太き(減少する。磁界の発生源か数mm角程度の大
きさの永久磁石であると、そこからの距離がl mm異
なるだけて20%以上磁界の強さが異なる場合もある。
この様な場合には、1 mmでも発生源に近(感磁パタ
ーンをもって来るとその性能が大きく上昇する。本発明
はその様な構成となっている。
すなわち、従来例の第6図において、感磁用パターン1
は接続点5があるためこれ以」−磁Wの発生源に近い端
部に寄せられないのに比して、本発明の実施例の第1図
においては、感磁用パターン11はl mm程度端部に
近づいていて、その分感度が良くなっている。また、従
来例の第6図の感磁用パターン2に比べて本発明の第1
図の感磁用パターン12は2 mm程度端部に近づいて
いるので、これも感度が非常に良くなっている。この両
方の効果が効いて、数mm角の永久磁石を数mmの距離
において検知しようとする時、50%以上の出力差とな
って表れる。
また、接続点15,16,1.7.18が基板から一方
向にとり出されていることにより、従来はワイヤーボン
ディングぐらいしか方法がなかった接続法に、フレキシ
ブルフラットケーブルや普通の被覆ワイヤーリード線等
のいろいろな接続法が追加され、製造法の融通性が高く
なると共に、一方向にリード線を出すことによりセンザ
全体の横幅を小さくてきるという効果も得られる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、感磁用の第1゜第2のパ
ターンを磁界の発生源に近づけることができるため、磁
力の検出感度を高めることができ、しかも外部接続端子
の取出しも容易に行えるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本発明の一実施例による強
磁性抵抗素子を示す平面図、第3図は同素子の検出回路
の一例を示す回路図、第4図は同素子を用いた近接検知
器及び回転検知器の一例を示す概略構成図、第5図は一
般の強磁性抵抗素子の特性を示す説明図、第6図は従来
の強磁性抵抗素子を示す平面図である。 11.12,13.14・・・・・・パターン、15゜
16.1.7.18・・・・・・接続点、1つ・・・・
・・基板。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ばか1名第2図 第3図 第4図 5図 (α) R変1し 第5図 (Cン (J〕 第6図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基体の一端部に互いに平行な強磁性抵抗からなる
    第1、第2のパターンを隣接させて形成し、同一基体上
    に前記抵抗の温度補償用抵抗の第3、第4のパターン3
    、4を形成し、第1、第2のパターンの各々の一端を第
    3、第4のパターンにそれぞれ基体上で平面的に接続し
    、各接続点を外部接続端子部として一方向に取り出した
    強磁性抵抗素子。
  2. (2)請求項1記載の第1のパターンと第3のパターン
    の接続点と第2のパターンと第4のパターンの接続点と
    の間に定電圧または定電流を加え、第1のパターンと第
    4のパターンの接続点と第2のパターンと第3のパター
    ンの接続点との間の電位差または電流を信号出力として
    取り出す様に構成した磁気センサ。
  3. (3)第1のパターンの近傍に磁界の発生源が近づいた
    時、磁界の発生源と前記第1のパターン及び第2のパタ
    ーンにほぼ直角となる磁界が加わる様にした磁界の発生
    源と、請求項1記載の強磁性抵抗素子とを組み合わせ、
    磁界の発生源と強磁性抵抗素子の相対位置を検出する様
    に構成した近接検知器。
  4. (4)磁界の発生源が回転体に取付けられかつ、請求項
    1記載の第1のパターンの近傍において回転し、その回
    転を第1、第2のパターンにかかる磁界の変化として検
    出する様に構成した回転検出器。
JP1122178A 1989-05-16 1989-05-16 強磁性抵抗素子とそれを用いた磁気センサ Pending JPH02300681A (ja)

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JP (1) JPH02300681A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007078700A (ja) * 1998-08-07 2007-03-29 Asahi Kasei Corp 半導体磁気抵抗装置
JP2016046683A (ja) * 2014-08-22 2016-04-04 リンテック株式会社 近接スイッチ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007078700A (ja) * 1998-08-07 2007-03-29 Asahi Kasei Corp 半導体磁気抵抗装置
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