JPH05113454A - 交番電圧電流平均値測定装置 - Google Patents
交番電圧電流平均値測定装置Info
- Publication number
- JPH05113454A JPH05113454A JP27379691A JP27379691A JPH05113454A JP H05113454 A JPH05113454 A JP H05113454A JP 27379691 A JP27379691 A JP 27379691A JP 27379691 A JP27379691 A JP 27379691A JP H05113454 A JPH05113454 A JP H05113454A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- positive
- negative
- signal
- shift register
- alternating voltage
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 加減算回路が簡単である交番電圧電流平均値
測定装置を提供することにある。 【構成】 交番電圧電流入力信号を信号レベルに応じた
粗密波に二値化するA/D変換器1と、このA/D変換
器1の出力信号を一定時間だけカウントしてその時点に
おけるカウント値が正か負かを判定する正負判定手段2
と、前記A/D変換器1からの出力信号を一時的に記憶
するシフトレジスタ3と、このシフトレジスタ3の信号
を反転させる反転回路4と、前記正負判定手段2と前記
シフトレジスタ3および前記反転回路4に接続され前記
正負判定手段2により前記カウント値が正であると判定
した場合に前記シフトレジスタ3からの信号を出力し、
かつ、前記正負判定手段2により前記カウント値が負で
あると判定した場合に前記反転回路4からの信号を出力
するスイッチ回路5と、このスイッチ回路5からの出力
をカウントするカウンタ6とを具備する。
測定装置を提供することにある。 【構成】 交番電圧電流入力信号を信号レベルに応じた
粗密波に二値化するA/D変換器1と、このA/D変換
器1の出力信号を一定時間だけカウントしてその時点に
おけるカウント値が正か負かを判定する正負判定手段2
と、前記A/D変換器1からの出力信号を一時的に記憶
するシフトレジスタ3と、このシフトレジスタ3の信号
を反転させる反転回路4と、前記正負判定手段2と前記
シフトレジスタ3および前記反転回路4に接続され前記
正負判定手段2により前記カウント値が正であると判定
した場合に前記シフトレジスタ3からの信号を出力し、
かつ、前記正負判定手段2により前記カウント値が負で
あると判定した場合に前記反転回路4からの信号を出力
するスイッチ回路5と、このスイッチ回路5からの出力
をカウントするカウンタ6とを具備する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交番電圧電流入力信号
を信号レベルに応じた粗密波に二値化するA/D変換器
を用いた交番電圧電流平均値測定装置に関する。
を信号レベルに応じた粗密波に二値化するA/D変換器
を用いた交番電圧電流平均値測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の交番電圧電流平均値装置は、図3
に示すように交番電圧電流入力信号を信号レベルに応じ
た粗密波に二値化するA/D変換器11からの数個の出
力をアップダウンカウンタ12により積算し、多ビット
のデータに変換後、多ビットデータのままフルアダー1
3およびラッチ回路14からなる加減算回路で加減算を
行っていた。
に示すように交番電圧電流入力信号を信号レベルに応じ
た粗密波に二値化するA/D変換器11からの数個の出
力をアップダウンカウンタ12により積算し、多ビット
のデータに変換後、多ビットデータのままフルアダー1
3およびラッチ回路14からなる加減算回路で加減算を
行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の交番電
圧電流平均値装置は、A/D変換器からの数個の出力を
アップダウンカウンタ12により積算し、多ビットのデ
ータに変換後、多ビットデータのまま加減算を行ってい
たので、加減算回路が複雑になるという問題があった。
圧電流平均値装置は、A/D変換器からの数個の出力を
アップダウンカウンタ12により積算し、多ビットのデ
ータに変換後、多ビットデータのまま加減算を行ってい
たので、加減算回路が複雑になるという問題があった。
【0004】本発明の課題は、加減算回路が簡単である
交番電圧電流平均値測定装置を提供することにある。
交番電圧電流平均値測定装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、交番電
圧電流入力信号を信号レベルに応じた粗密波に二値化す
るA/D変換器と、このA/D変換器の出力信号を一定
時間だけカウントしてその時点におけるカウント値が正
か負かを判定する正負判定手段と、前記A/D変換器か
らの出力信号を一時的に記憶するシフトレジスタと、こ
のシフトレジスタの信号を反転させる反転回路と、前記
正負判定手段と前記シフトレジスタおよび前記反転回路
に接続され前記正負判定手段により前記カウント値が正
である判定した場合に前記シフトレジスタからの信号を
出力し、かつ、前記正負判定手段により前記カウント値
が負であると判定した場合に前記反転回路からの信号を
出力するスイッチ回路と、このスイッチ回路からの出力
をカウントするカウンタとを具備することを特徴とする
交番電圧電流平均値測定装置が得られる。
圧電流入力信号を信号レベルに応じた粗密波に二値化す
るA/D変換器と、このA/D変換器の出力信号を一定
時間だけカウントしてその時点におけるカウント値が正
か負かを判定する正負判定手段と、前記A/D変換器か
らの出力信号を一時的に記憶するシフトレジスタと、こ
のシフトレジスタの信号を反転させる反転回路と、前記
正負判定手段と前記シフトレジスタおよび前記反転回路
に接続され前記正負判定手段により前記カウント値が正
である判定した場合に前記シフトレジスタからの信号を
出力し、かつ、前記正負判定手段により前記カウント値
が負であると判定した場合に前記反転回路からの信号を
出力するスイッチ回路と、このスイッチ回路からの出力
をカウントするカウンタとを具備することを特徴とする
交番電圧電流平均値測定装置が得られる。
【0006】また、本発明によれば、前記交番電圧電流
平均値測定装置において、前記正負判定手段がアップダ
ウンカウンタで構成されていることを特徴とする交番電
圧電流平均値測定装置が得られる。
平均値測定装置において、前記正負判定手段がアップダ
ウンカウンタで構成されていることを特徴とする交番電
圧電流平均値測定装置が得られる。
【0007】
【実施例】次に本発明の一実施例を図面に基いて詳細に
説明する。
説明する。
【0008】図1は本発明の実施例のうち交番電圧につ
いての一実施例を示すブロック図である。交番電圧入力
信号の平均値は、交番電圧入力信号の絶対値を一定時間
(例えば1秒間)積分した値により示される。
いての一実施例を示すブロック図である。交番電圧入力
信号の平均値は、交番電圧入力信号の絶対値を一定時間
(例えば1秒間)積分した値により示される。
【0009】ここで、A/D変換器1として1次ΔΣ変
調器を用いた場合で説明する。
調器を用いた場合で説明する。
【0010】交番電圧入力信号Vは、A/D変換器1に
より図2に示すように信号レベルに応じて二値化された
ディジタルデータとして出力され第1のアップダウンカ
ウンタ2に入力される。
より図2に示すように信号レベルに応じて二値化された
ディジタルデータとして出力され第1のアップダウンカ
ウンタ2に入力される。
【0011】ここで、この第1のアップダウンカウンタ
2が5ビットであり、16というデータがプリセットさ
れているとすると、20 、21 、22 、23 、24 の各
桁の出力は0、0、0、0、1となっている。また、A
/D変換器1の出力データが8つくる毎に1回交番電圧
入力信号の正負を判定することにすると8つのデータの
うちのアップデータとダウンデータ各々の個数と第1の
アップダウンカウンタ2の出力端子20 、21 、22 、
23 、24 の出力状態の関係は次の表1の通りとなる。
2が5ビットであり、16というデータがプリセットさ
れているとすると、20 、21 、22 、23 、24 の各
桁の出力は0、0、0、0、1となっている。また、A
/D変換器1の出力データが8つくる毎に1回交番電圧
入力信号の正負を判定することにすると8つのデータの
うちのアップデータとダウンデータ各々の個数と第1の
アップダウンカウンタ2の出力端子20 、21 、22 、
23 、24 の出力状態の関係は次の表1の通りとなる。
【0012】
【表1】
【0013】つまり、第1のアップダウンカウンタ2に
おいては、アップデータとダウンデータとの差が0を含
む正の値であれば24 桁は1となり、前記差が負の値で
あれば24 桁は0となって、8つのデータにより表され
る値が正であるか負であるかは24 桁で判定できること
になる。
おいては、アップデータとダウンデータとの差が0を含
む正の値であれば24 桁は1となり、前記差が負の値で
あれば24 桁は0となって、8つのデータにより表され
る値が正であるか負であるかは24 桁で判定できること
になる。
【0014】シフトレジスタ3は、前記A/D変換器1
の出力信号を一時的に記憶して、前記8つのデータが第
1のアップダウンカウンタ2での正負判定後に、記憶し
ている信号を出力するようにするためのものである。こ
のシフトレジスタ3の出力端子には反転回路4が接続さ
れている。スイッチ回路5は第1のアップダウンカウン
タ2の24 桁が1であれば接点a,b側に、前記24 桁
が0であれば接点a′,b′側に接続されて、シフトレ
ジスタ3および反転回路4からの1ビットシリアルデー
タを第2のアップダウンカウンタ6へ送る。
の出力信号を一時的に記憶して、前記8つのデータが第
1のアップダウンカウンタ2での正負判定後に、記憶し
ている信号を出力するようにするためのものである。こ
のシフトレジスタ3の出力端子には反転回路4が接続さ
れている。スイッチ回路5は第1のアップダウンカウン
タ2の24 桁が1であれば接点a,b側に、前記24 桁
が0であれば接点a′,b′側に接続されて、シフトレ
ジスタ3および反転回路4からの1ビットシリアルデー
タを第2のアップダウンカウンタ6へ送る。
【0015】例えば、8つのデータのうちアップが5
個、ダウンが3個であったとすると、第1のアップダウ
ンカウンタ2の24 桁は1となり、スイッチ5はa,b
側に接続されて前記シフトレジスタ3が直接に第2のア
ップダウンカウンタ6に接続され、第2のアップダウン
カウンタ6のアップ入力は5個となりダウン入力は3個
となって、5−3=2が加算されることになる。
個、ダウンが3個であったとすると、第1のアップダウ
ンカウンタ2の24 桁は1となり、スイッチ5はa,b
側に接続されて前記シフトレジスタ3が直接に第2のア
ップダウンカウンタ6に接続され、第2のアップダウン
カウンタ6のアップ入力は5個となりダウン入力は3個
となって、5−3=2が加算されることになる。
【0016】逆に、8つのデータのうちアップが3個で
あり、ダウンが5個であったとすると、第1のアップダ
ウンカウンタ2の24 桁は0となりスイッチ4はa′,
b′側に接続されて前記シフトレジスタ3が反転回路4
を介して第2のアップダウンカウンタ6に接続され、第
2のアップダウンカウンタ6のアップ入力は5個となり
ダウン入力は3個となって5−3=2が加算されること
になる。つまり、交番電圧入力信号の絶対値を加算する
ことになる。第2のアップダウンカウンタ6は、一定値
に達する毎にパルスを出力する動作を行い、その出力周
波数は交番電圧入力信号の振幅に比例する。
あり、ダウンが5個であったとすると、第1のアップダ
ウンカウンタ2の24 桁は0となりスイッチ4はa′,
b′側に接続されて前記シフトレジスタ3が反転回路4
を介して第2のアップダウンカウンタ6に接続され、第
2のアップダウンカウンタ6のアップ入力は5個となり
ダウン入力は3個となって5−3=2が加算されること
になる。つまり、交番電圧入力信号の絶対値を加算する
ことになる。第2のアップダウンカウンタ6は、一定値
に達する毎にパルスを出力する動作を行い、その出力周
波数は交番電圧入力信号の振幅に比例する。
【0017】なお、以上は交番電圧について説明した
が、交番電流についても同様である。また、A/D変換
器1を1次ΔΣ変調器として説明したが、同様の出力が
得られるA/D変換器を用いても良い。また、前記第1
のアップダウンカウンタ2は、出力データが8つ来る毎
に1回交番電圧電流入力信号の正負を判定したが、8以
外も複数の出力データが来る毎に1回交番電圧電流入力
信号の正負を判定してもよい。更に、例示したスイッチ
回路5は簡単なゲート回路で構成でき、また、シフトレ
ジスタ3もフリップフロップ回路で構成することができ
る。
が、交番電流についても同様である。また、A/D変換
器1を1次ΔΣ変調器として説明したが、同様の出力が
得られるA/D変換器を用いても良い。また、前記第1
のアップダウンカウンタ2は、出力データが8つ来る毎
に1回交番電圧電流入力信号の正負を判定したが、8以
外も複数の出力データが来る毎に1回交番電圧電流入力
信号の正負を判定してもよい。更に、例示したスイッチ
回路5は簡単なゲート回路で構成でき、また、シフトレ
ジスタ3もフリップフロップ回路で構成することができ
る。
【0018】
【発明の効果】本発明の交番電圧電流平均値測定装置
は、累積加減算を1ビットで行うので加算回路が簡単で
ある。
は、累積加減算を1ビットで行うので加算回路が簡単で
ある。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例における交番電圧電流入力信号の
波形とA/D変換器の出力信号の波形を示す波形図であ
る。
波形とA/D変換器の出力信号の波形を示す波形図であ
る。
【図3】従来の交番電圧電流平均値測定装置を示すブロ
ック図である。
ック図である。
1 A/D変換器 2 第1のアップダウンカウンタ 3 シフトレジスタ 4 反転回路 5 スイッチ回路 6 第2のアップダウンカウンタ
Claims (2)
- 【請求項1】 交番電圧電流入力信号を信号レベルに応
じた粗密波に二値化するA/D変換器と、このA/D変
換器の出力信号を一定時間だけカウントしてその時点に
おけるカウント値が正か負かを判定する正負判定手段
と、前記A/D変換器からの出力信号を一時的に記憶す
るシフトレジスタと、このシフトレジスタの信号を反転
させる反転回路と、前記正負判定手段と前記シフトレジ
スタおよび前記反転回路に接続され前記正負判定手段に
より前記カウント値が正である判定した場合に前記シフ
トレジスタからの信号を出力し、かつ、前記正負判定手
段により前記カウント値が負であると判定した場合に前
記反転回路からの信号を出力するスイッチ回路と、この
スイッチ回路からの出力をカウントするカウンタとを具
備することを特徴とする交番電圧電流平均値測定装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の交番電圧電流平均値測
定装置において、前記正負判定手段がアップダウンカウ
ンタで構成されていることを特徴とする交番電圧電流平
均値測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27379691A JPH05113454A (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 交番電圧電流平均値測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27379691A JPH05113454A (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 交番電圧電流平均値測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05113454A true JPH05113454A (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=17532705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27379691A Pending JPH05113454A (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 交番電圧電流平均値測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05113454A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010008340A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-14 | Osaki Electric Co Ltd | コイル用電流センサ回路 |
-
1991
- 1991-10-22 JP JP27379691A patent/JPH05113454A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010008340A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-14 | Osaki Electric Co Ltd | コイル用電流センサ回路 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010214 |