JPH05113083A - スライデイングシヤツター - Google Patents

スライデイングシヤツター

Info

Publication number
JPH05113083A
JPH05113083A JP30397391A JP30397391A JPH05113083A JP H05113083 A JPH05113083 A JP H05113083A JP 30397391 A JP30397391 A JP 30397391A JP 30397391 A JP30397391 A JP 30397391A JP H05113083 A JPH05113083 A JP H05113083A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curtain
shutter curtain
slat
opening
shutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30397391A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Koizumi
弘司 小泉
Tomimasa Adachi
富昌 安達
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Toyo Shutter Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Toyo Shutter Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd, Toyo Shutter Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP30397391A priority Critical patent/JPH05113083A/ja
Publication of JPH05113083A publication Critical patent/JPH05113083A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】スラットの上下動に伴うガタツキ音の発生を防
止し、かつ、風圧等によるシャッターカーテンの振れに
伴うガタツキ音を抑止させる。 【構成】開口部の左右両側の縦ガイド3から開口部奥側
の支持ガイド11に沿って開閉自在なシャッターカーテ
ン4の下部側に、カーテン巻き上げ用の補助手段18が
連設された回転体16に巻回の巻き取り部材8を連結
し、かつ、シャッターカーテンの全閉下で回転体の近傍
に位置するスラット20に係合片28を設けると共に、
当該係合片に上方から係止する係止片29を回転体側に
設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば窓付の荷物室を
備えた貨物車や商用車、軽トラック、保冷車等の荷物積
卸し用の開口部や、その他ガレージや工場等の建屋の開
口部に設けられるスライディングシャッターに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばリース用の観葉植物やその
他各種の荷物運搬などに荷物室を備えた貨物車が広く使
用されるようになり、その荷物室の荷物積卸し用の開口
部にスライディングシャッターが設けられるようになっ
ている。
【0003】図10は荷物室41後部の開口部42にスライ
ディングシャッターを設けた従来例の貨物車を示し、図
において、43は多数のスラット44を上下方向に連結して
成るシャッターカーテンで、前記開口部42の左右両側の
縦ガイド(以下、右側のみを示す)45から荷物室天井46
の奥側にわたる支持ガイド47に沿って移動自在に設けら
れ、かつ、全閉状態でカーテン43を施錠するためのロッ
ク手段が下部側のスラット44に装備されている。48は開
口部42の上部側に配置された回転体で、シャッターカー
テン43の下部側に連結された巻き取り部材49が連結さ
れ、かつ、当該回転体48には、カーテン巻き上げ用のバ
ランススプリングが連設されている。
【0004】かゝる構成のスライディングシャッターに
おいて、前記シャッターカーテン43を構成する上下のス
ラット44,44の抱合連結部には、僅かであるが組み立て
上の隙間が形成されており、而して、シャッターカーテ
ン43を施錠した状態では、下部側のスラット44は固定さ
れるが、それより上方のスラット44は上下動が可能な状
態にある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、車両走行時
の振動によってスラット44,44間で不快なガタツキ音を
発し、更には、減速や加減時にシャッターカーテン43が
前後に振れて縦ガイド45との間でもガタツキ音を発する
問題があった。あるいは、上記構成のシャッターカーテ
ンをガレージ等の開口部に設ける場合であっても、風圧
でカーテンが振れてガタツキ音を発する問題があった。
【0006】本発明は、上記のガタツキ音を効果的に抑
止できるようにしたスライディングシャッターを提供す
ることを目的としている。
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するに
至った本発明によるスライディングシャッターは、シャ
ッターカーテンを閉じた状態で回転体の近傍に存在する
スラットに係合片を設けると共に、この係合片に上方か
ら係止する係止片を回転体側に設けた点に特徴がある。
【0007】
【作用】上記の特徴構成によれば、シャッターカーテン
の閉じ状態では、係合片連設のスラットと施錠により固
定されるスラットとによって、その間のスラットが挟み
付けられるようになることで、この間のスラットの上下
動が拘束され、かつ、風圧等によるカーテンの前後方向
の振れも抑止される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は荷物室1後部の開口部2に設置のスライデ
ィングシャッターをやゝ開放させた本発明にかゝる一実
施例の貨物車を示し、図2はスライディングシャッター
の詳細を示す。
【0009】これらの図において、3は開口部2の左右
両側に設けられた縦ガイド部材で、図3にも示すよう
に、シャッターカーテン4の端部を係入して案内する縦
ガイド5と、遊端側がシャッターカーテン4の外面に接
するゴム製のサイドシール6を係入保持するシール保持
部7と、後述するカーテン巻き取り部材8の係入部9と
が、アルミ材の押し出しによって成形されている。
【0010】図1,2に戻って、10は縦ガイド5の上部
に連なって室内側に曲がった断面コの字状の湾曲ガイ
ド、11は湾曲ガイド10に連ねて荷物室1の天井部に設け
られたカーテン支持ガイドで、奥部にはカーテンストッ
パー12が設けられている。
【0011】13は巻き取り部材8を介してシャッターカ
ーテン4を支持ガイド側に開放させる開放手段で、図4
に示すように、開口部の上部両側に設置されるブラケッ
ト14に1本の横軸15を螺着すると共に、前記巻き取り部
材8を巻回するための回転体16を前記横軸15の両端側に
回転自在に設け、かつ、この回転体16と前記横軸15とに
わたって、シャッターカーテン4をやゝ巻き上げ勝手に
付勢するバランススプリング(カーテン巻き上げの補助
手段)18を設けると共に、当該バランススプリング18を
内蔵するように両回転体16,16にわたってドラム19を設
けてある。
【0012】シャッターカーテン4は、前記縦ガイド5
と支持ガイド11にわたって開閉移動自在であって、図
5,6にも示すように、互いに連結可能な形状の抱合片
a,bが上下部に連設されたスラット20を例えばアルミ
材の押し出しによって成形し、かつ、当該スラット20の
上部側(または下部側あるいは上下両方)の抱合片aに
合成樹脂製のスライダーシール21を装着して、このスラ
ット20の多数を抱合片a,bを介して上下方向に抱合連
結する一方、上部に抱合片cが成形され且つ下面部には
ロアシール22の係合溝dが成形された座板スラット23
を、スライダーシール21を介して最下部のスラット20に
抱合連結させてある。
【0013】そして、1個置きのスラット20の両側に、
当該スラット20の厚み幅よりもやゝ幅広で且つ前記縦ガ
イド4のガイド幅よりもやゝ幅狭の合成樹脂製のスライ
ダーガイド24を、それに連設の部材17をスラット端部に
挿入させてビスe止めすると共に、前記座板スラット23
には、当該スラット23の両端から突出して縦ガイド部材
3の係止孔fに係合するロックバー25を備えたロック手
段26を装備させてあり、かつ、前記巻き取り部材8の下
端に連設した部材27を前記座板スラット23の内面両端側
にビス止めしてある。
【0014】28は所定のスラット20の長手方向両側の内
面に設けた係合片で、所定のスラット20とは、図2,6
に示すように、シャッターカーテン4を全閉させた状態
で前記回転体16に対峙して位置するスラット20のことで
あり、前記シャッターカーテン4がロック手段26によっ
て施錠され且つ座板スラット23を含む上下のスラット20
が自重で重なり合った際に、前記係合片28に上方から係
止する係止片29を前記回転体16側のドラム19に設けてあ
る。
【0015】尚、前記シャッターカーテン4の閉じ途中
において、組み立て誤差などに起因して前記係合片28と
係止片29の角部が干渉し合う虞れがあることを考慮し
て、かゝる事態を未然に回避するために、当該両片28,
29の係合角部を面取り加工してある。
【0016】上記の構成によれば、互いに連結されるス
ラット20(23)の抱合連結部にスライダーシール21を装
着させたことで上下のスラット間でのシール性が高くな
り、その上、抱合連結部でスラット20(23)が互いに屈
曲する際の金属異音の発生が効果的に防止される。即
ち、スラット20(23)をアルミ材で押し出し成形する
と、その金属表面には極めて微細なセレーションの如き
無数の線状の疵が形成され、抱合連結部でスラットが屈
曲した際に疵どうしが擦り合って軋むような金属異音を
発するが、この不快な異音の発生が防止されるのであ
る。また同時に、スラット20の抱合連結部における表面
処理部の磨耗も防止され、ひいては、耐蝕性の改善が達
成される。
【0017】そして、上記のスライダーシール21がスラ
ットの屈曲を円滑に行わせることに加えて、スラット20
の両側に合成樹脂製のスライダーガイド24を設けたこと
で、シャッターカーテン4の開閉がスムースに且つ静か
に行われる。また、シャッターカーテン4を縦ガイド5
に係入させた上で、更にカーテン4の外面に接するゴム
製のサイドシール6を設けたことで、シャッターカーテ
ン4の両側に対して二重の防水が達成される。
【0018】更に、シャッターカーテン4を閉じた施錠
下では、回転体16近傍のスラット20に付設した係合片28
が回転体16側の係止片29によって係止されて、当該スラ
ット20と施錠固定された座板スラット23との間で、その
間のスラット20が挟み付けられるようになって上下動が
拘束されることで、車両走行時の振動に起因するスラッ
ト20,20間での不快なガタツキ音の発生が防止される。
【0019】また、スラット20が挟み付けられるように
なったことでスラット20の前後方向への振れが効果的に
抑止され、これに加えてスラット20の両側に合成樹脂製
のスライダーガイド24を設けていることで、車両の加減
速時におけるスラット20の縦ガイド5に対する衝撃的な
当接によるガタツキ音の発生が大幅に緩和される。
【0020】上記の実施例では、縦ガイド5と支持ガイ
ド11との間に湾曲ガイド10を設けているが、この湾曲ガ
イド10に代えて、図7に示すように、複数個のスラット
受けコロ30を所定のピッチ円上に配置したり、あるいは
図8に示すように、所定のピッチ径の回転体31を配置す
る等の変形が可能である。
【0021】また、前記開放手段13を湾曲ガイド10の下
方部位に配置しているが、図9に示すように、当該開放
手段13を湾曲ガイド10の上方部位にを配置し、かつ、全
閉状態で前記開放手段13の回転体16近傍に位置するスラ
ット20に係合片28を設けると共に、当該係合片28に上方
から係止する係止片29を回転体16側に連設する構成とす
るもよい。
【0022】尚、上記構成のシャッターカーテンを、ガ
レージ等の開口部を対象にして実施可能であり、この場
合、風圧等によってシャッターカーテンが膨らむように
振れて、当該シャッターカーテンが縦ガイドに当接して
発するガタツキ音を効果的に抑止させることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、シャッタ
ーカーテンの閉じ状態で回転体の近傍に存在するスラッ
トに係合片を設けると共に、この係合片に係止する係止
片を回転体側に設ける簡単な改良技術によって、スラッ
トの上下動に伴うガタツキ音の発生を確実に防止できる
ようになり、あるいは、風圧等によるカーテンの振れに
伴うガタツキ音も効果的に抑止できるに至ったのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】やゝ開放させたスライディングシャッターを透
視した貨物車の側面図である。
【図2】一部を破断して示したスライディングシャッタ
ーの斜視図である。
【図3】スライディングシャッターの横断平面図であ
る。
【図4】開放手段の断面図である。
【図5】シャッターカーテンの要部の分解斜視図であ
る。
【図6】スライディングシャッターの縦断側面図であ
る。
【図7】別実施例のカーテンガイドの手段を示す説明図
である。
【図8】更に別実施例のカーテンガイドの手段を示す説
明図である。
【図9】開放手段の設置を変更させる別実施例の説明図
である。
【図10】従来例のスライディングシャッターを透視し
た貨物車の側面図である。
【符号の説明】
2…開口部、4…シャッターカーテン、5…縦ガイド、
8…巻き取り部材、11…支持ガイド、16…回転体、18…
補助手段、20,23…スラット、28…係合片、29…係止
片。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安達 富昌 大阪府大阪市中央区常盤町1丁目3番8号 日本生命谷町ビル 東洋シヤツター株式 会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部の左右両側に設けた縦ガイドから
    開口部奥側の支持ガイドに沿って開閉自在にシャッター
    カーテンを設けると共に、カーテン巻き上げ用の補助手
    段が連設された回転体を開口部の上部側に配置し、か
    つ、シャッターカーテンの下部側に連結された巻き取り
    部材を前記回転体に連結すると共に、カーテンの全閉下
    で回転体の近傍に位置するスラットに係合片を設け、当
    該係合片に上方から係止する係止片を回転体側に設けて
    あることを特徴とするスライディングシャッター。
JP30397391A 1991-10-22 1991-10-22 スライデイングシヤツター Pending JPH05113083A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30397391A JPH05113083A (ja) 1991-10-22 1991-10-22 スライデイングシヤツター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30397391A JPH05113083A (ja) 1991-10-22 1991-10-22 スライデイングシヤツター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05113083A true JPH05113083A (ja) 1993-05-07

Family

ID=17927510

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30397391A Pending JPH05113083A (ja) 1991-10-22 1991-10-22 スライデイングシヤツター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05113083A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020026203A (ja) * 2018-08-10 2020-02-20 株式会社豊田自動織機 車両の開閉構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020026203A (ja) * 2018-08-10 2020-02-20 株式会社豊田自動織機 車両の開閉構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8191313B2 (en) Sash windows
US9840857B2 (en) Vehicle door latch
US20040099382A1 (en) Upward acting sectional door
US10774578B2 (en) Door with supplementary hinge-side engagement
JP2019089535A (ja) 貨物自動車の荷箱の上扉、荷室形成用構造体および貨物自動車
JPH02127147A (ja) 車両のセンタピラー構造
JPH05113083A (ja) スライデイングシヤツター
US20050072050A1 (en) Window regulator
JP4434273B2 (ja) 車体構造
RU2729896C1 (ru) Боковой люк крытого грузового вагона
JPS63170124A (ja) 車輛ドアとドアシールとを有する車輛
US3973289A (en) Door hinge
US20040103587A1 (en) Access door
JPH0986843A (ja) エレベータ扉の案内装置
US7219950B2 (en) Sliding door assembly
US4130310A (en) Anti-separation latching apparatus
JP3354096B2 (ja) アルミ押出し形材を使用した荷役用観音扉
JP4056873B2 (ja) 窓シャッター装置
JP3238848B2 (ja) 窓用シャッタの支持構造
JP4614576B2 (ja) 片引戸の設置構造
JP3993834B2 (ja) 開閉装置用ガイドレールの補強構造
JP4522742B2 (ja) 施錠装置付きシャッター装置
JP6963407B2 (ja) 門扉
JP3531913B2 (ja) サッシ
JPS6127784Y2 (ja)