JPH05113082A - 防水形引違い窓装置 - Google Patents

防水形引違い窓装置

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JPH05113082A
JPH05113082A JP33750591A JP33750591A JPH05113082A JP H05113082 A JPH05113082 A JP H05113082A JP 33750591 A JP33750591 A JP 33750591A JP 33750591 A JP33750591 A JP 33750591A JP H05113082 A JPH05113082 A JP H05113082A
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JP
Japan
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window frame
water
hole
window
door
Prior art date
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Pending
Application number
JP33750591A
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English (en)
Inventor
Kazunari Sato
一成 佐藤
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防水形引違い窓装置に於いて戸や窓枠の相互
間で水密となされるべき部分から漏れ入った水が窓枠に
溜まったり或いはそこから溢れて室内を濡らすことのな
いようにする。。 【構成】 窓枠1の上下辺部に形成した二条の摺動溝
2、3に沿って外戸5と内戸6が案内されるもので戸の
閉鎖状態下で窓の内面側への水の侵入が防止されるもの
とした窓装置に於いて、窓枠の下辺部を二重底構造とな
して上底の上面側に摺動溝2、3を設けると共に内戸の
嵌合される摺動溝の溝底の適当位置に二重底の中空部s
に連通された排水用透孔p1を設け、且つ窓の外側に面
した窓枠の壁面には前記中空部内から外方へ水を流出さ
せるための排水口p2を設けたものとなす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば船舶などに使用さ
れる防水形引違い窓装置に関する。
【0002】
【従来の技術】窓枠の上下辺部に形成した二条の摺動溝
に沿って外戸と内戸が案内されるもので戸の閉鎖状態下
で外方からの水の侵入が防止されるようになされた引違
い窓装置としては、出願人の提案に係る特公昭56−1
6831号の如きものがあるが、これを図7及び図8に
より説明すると、窓枠1の二条の摺動溝2、3間に位置
した四周囲をゴム体4で額縁状に枠取りすると共に外戸
5及び内戸6の中央部でこれらの重なり合う部分の片方
に棒状のゴム体7を付設し、二つの戸5、6をゴム体4
に押しつけると同時に二つの戸5、6の重なり合う部分
で他方のゴム体7を挟み付けることにより各戸5、6及
び窓枠1の相互間隙を水密となすようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した防水形の窓装
置にあっては通常の使用で優れた防水能力を発揮するも
のゝ、船舶のより一層の高速化や暴風雨で強烈な風波を
窓に受けるさいには水密部分を通じて窓の内面側に水が
侵入して窓枠の室内側に水が溜まったり或いはその水が
溢れて室内を濡らすことがある。本発明は斯有る問題点
も完全に解消させ得る防水形引違い窓装置を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は窓枠の下辺部を二重底構造となして上底の
上面側に前記摺動溝を設けると共に内戸の嵌合される摺
動溝の溝底の適当位置には二重底構造の中空部に連通さ
れた排水用透孔を設け、且つ窓の外側に面した窓枠壁面
には前記中空部内から水を外方へ流出させるための排水
口を設けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】戸及び窓枠の相互間で水密となされるべき部分
から窓枠の内側に水が侵入すると、この水は窓枠の下辺
部で内戸の嵌合される摺動溝内に溜まるものとなるが、
この摺動溝の溝底に設けられた排水用透孔はその水を二
重底構造の中空部に導き、次いでこの水を排水口が外方
へ流出させるものとなる。
【0006】
【実施例】図1〜図6は本発明に係り、従来例と実質的
に同一部位には同一符号を付してある。図に示すように
窓枠1は外周囲に固定用鍔1aを具備すると共に外側部
分aをこの鍔1aより張り出させた形状となしてある。
二条の摺動溝2、3の相互間をなす四周囲には突条1b
を設けると共にこの突条1bにゴム体4を額縁状に嵌着
固定してある。棒状となされたゴム体7は外戸5の中央
部に固定してある。8a及び8bは窓枠1に支軸9a付
の固定片9を介して設けられた揺動レバーで、これの揺
動操作により前者のものは内戸6を押圧する一方、後者
のものは外戸5を引き寄せるものとなしてある。10は
内戸6の中央側端面に支軸11を介して取りつけられた
揺動レバーで揺動操作により外戸5に固定された係合片
12と係合して外戸5を引き寄せるものとなしてある。
なおgは各戸に固定されたガラス板、rは戸を円滑に移
動させるための輪体であり、またpは窓枠1の外方側の
溝壁1cに設けられた水抜き孔で外側の摺動溝3内に侵
入した水を排出するためのものである。
【0007】斯かる構成は従来例と概ね同一であるが、
本発明品にあってはさらに次のように構成してある。即
ち、窓枠1の下辺部を二重底構造となして摺動溝2、3
の下方に中空部sを形成すると共に内側の摺動溝2の溝
底には中空部sに連通された排水用透孔p1が設けてあ
る。この排水用透孔p1の位置は適宜に決定し得るもの
であるが、本例では摺動溝2の両端位置に設定してあ
る。また窓枠1の外側の壁面には中空部s内から水を流
出させるための排水口p2を設けるのであって、その位
置は排水用透孔p1の位置を考慮して窓枠1の下辺部中
央に設定し、またその向きは水の排出を容易となすべく
上下方向となしてある。
【0008】本発明品に於いて戸5、6を開放するさい
は各揺動レバー8a、8b、10を揺動操作して戸5、
6の拘束を解除し、この後、各戸5、6を摺動溝2、3
に沿って移動させるようにする。また戸5、6を水密状
に閉鎖するさいは各戸5、6を摺動溝2、3に沿って閉
めた後に揺動レバー10を操作することにより外戸5と
内戸6の中央部を引き寄せてゴム体7を挟み付け、次い
で揺動レバー8aを操作することにより内戸6をゴム体
に圧接させるほか、揺動レバー8bを操作することによ
り外戸5を引き寄せてゴム体7を圧接させるようにす
る。
【0009】戸5、6が水密状に閉鎖された状態に於い
ては通常では水が窓の内側に侵入することはないのであ
るが、強烈な風波や風雨に長時間曝されて戸5、6及び
窓枠1の相互間で水密となされるべき部分から水が内側
に侵入したりした場合、その水は先づ内側の摺動溝2内
に集水され、次いで排水用透孔p1を通じて中空部s内
に導かれ、さらに排水口p2を通じて外方へ流出される
ものとなるのであり、したがって摺動溝2内に水が滞留
することもなければここから水が溢れ出て絶対に室内を
濡らすことも生じないのである。
【0010】
【発明の効果】上記した本発明によれば、硝子戸を叩き
付けるような強い風雨や風波で水密となされるべき部分
から例え雨水が窓の内側に漏れ入っても直ちに排水用透
孔及び排出口を通じて流出させることができ、従って窓
枠内に水が溜まったり或いはこれによる各種のトラブル
の発生を完全に防止するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の正面図である。
【図2】同装置の戸を外した状態を示す正面図である。
【図3】図1のx−x部を示す断面図である。
【図4】図1のx1−x1部を示す断面図である。
【図5】同装置の右下部分を示す一部正面図である。
【図6】同装置の中央部分を示す一部正面図である。
【図7】従来例に係る窓装置の平面視中央横断面図であ
る。
【図8】同装置の下部を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 窓枠 2及び3 摺動溝 5 外戸 6 内戸 p1 排水用透孔 p2 排水口 s 中空部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓枠の上下辺部に形成した二条の摺動溝
    に沿って外戸と内戸が案内されるもので戸の閉鎖状態下
    で窓の内面側への水の侵入が防止されるものとした窓装
    置に於いて、窓枠の下辺部を二重底構造となして上底の
    上面側に前記摺動溝を設けると共に内戸の嵌合される摺
    動溝の溝底の適当位置には二重底構造の中空部に連通さ
    れた排水用透孔を設け、且つ窓の外側に面した窓枠壁面
    には前記中空部内の水を外方へ流出させるための排水用
    透孔を設けたことを特徴とする防水形引違い窓装置。
JP33750591A 1991-10-21 1991-10-21 防水形引違い窓装置 Pending JPH05113082A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33750591A JPH05113082A (ja) 1991-10-21 1991-10-21 防水形引違い窓装置

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JP33750591A JPH05113082A (ja) 1991-10-21 1991-10-21 防水形引違い窓装置

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Publication Number Publication Date
JPH05113082A true JPH05113082A (ja) 1993-05-07

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ID=18309289

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JP33750591A Pending JPH05113082A (ja) 1991-10-21 1991-10-21 防水形引違い窓装置

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JP (1) JPH05113082A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0720521U (ja) * 1993-09-21 1995-04-11 矢崎総業株式会社 ガスメータ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4911380U (ja) * 1972-04-28 1974-01-30
JPS5725855U (ja) * 1980-07-16 1982-02-10

Patent Citations (2)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0720521U (ja) * 1993-09-21 1995-04-11 矢崎総業株式会社 ガスメータ

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