JPH05112506A - 1,2,3−トリクロロベンゼンから2,6−ジフルオロアニリンを製造する方法 - Google Patents

1,2,3−トリクロロベンゼンから2,6−ジフルオロアニリンを製造する方法

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JPH05112506A
JPH05112506A JP4095956A JP9595692A JPH05112506A JP H05112506 A JPH05112506 A JP H05112506A JP 4095956 A JP4095956 A JP 4095956A JP 9595692 A JP9595692 A JP 9595692A JP H05112506 A JPH05112506 A JP H05112506A
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アール・ガース・ピユウズ
James A Gall
ジエイムズ・エイ・ゴール
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 1,2,3−トリクロロフルオロベンゼンを
部分的フッ素交換して2,6−ジフルオロクロロベンゼ
ンと2,3−ジフルオロクロロベンゼンの混合物とし、
次いで選択的に還元して2,6−ジフルオロクロロベン
ゼン及びオルソ−ジフルオロベンゼンの混合物とし、そ
してアミノ化して2,6−ジフルオロアニリンとする。
望ましくない2,3−ジフルオロクロロベンゼンは有用
なオルソ−ジフルオロベンゼンに転化し、2,3−ジフ
ルオロアニリン異性体を回避する。 【効果】 商業的に入手可能な出発物質から良好な収率
で完全且つ経済的に2,6−ジフルオロアニリンを製造
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は1,2,3−トリクロロ
ベンゼンから2,6−ジフルオロアニリンを製造する方
法に関する。本法は部分的フッ素交換、選択的還元、ア
ミノ化及び分離の工程を特徴とする。
【0002】
【従来の技術】2,6−ジフルオロアニリンは、例えば
染料、薬剤及び農薬を含む種々の化学製品の製造におけ
る価値ある中間体として有用であり、現在下記の反応順
序を含む多段プロセスで製造されている。
【0003】
【化1】
【0004】i)2,6−ジクロロトルエンから2,6
−ジクロロベンゾニトリルへのアンモキシデーション; ii)2,6−ジフルオロベンゾニトリルへのハロゲン
交換; iii)2,6−ジフルオロベンズアミドへの水和;及
び iv)2,6−ジフルオロアニリンへのホフマン転位
(Hoffman rearrangement)。
【0005】更に、2,6−ジクロロトルエンそれ自体
は容易に入手しうるものでない。すなわち、化学的に複
雑である結果として、商業的に入手出来るものの2,6
−ジフルオロアニリンは極めて高価である。
【0006】2,6−ジフルオロアニリンを製造する代
替技術が提案されたが、それらも重大な不利益を有して
いる。例えばフッ素化芳香族化合物は、しばしばジアゾ
ニウム化学で製造されるが、そこではアミノ部分が、亜
硝酸との反応によるジアゾニウム塩の形成、次いでフッ
化物の存在下でのジアゾニウム塩の分解によりフッ素置
換基に変形されている。しかしジアゾニウム塩は不安定
であり、分解反応は高い発熱を伴う。加えて該分解は一
般に高反応性且つ腐蝕性の無水フッ化水素酸中で実施さ
れる。
【0007】一方、2,6−ジフルオロアニリンはま
た、1,3−ジフルオロベンゼンのリチウム(lith
iation)、炭酸化によるカルボン酸の形成、及び
ヒドラゾン酸(hydrazoic acid)を用い
た酸部分のアミンへの転化を経由して製造されている
(英国特許第1,080,167号)。残念ながらリチ
ウム化もヒドラゾン酸もいずれも大規模での利用には適
合しない。
【0008】最近、2,6−ジフルオロアニリンは下記
の反応式により1−クロロ−3,5−ジフルオロベンゼ
ンから製造されている:
【0009】
【化2】
【0010】i)1−クロロ−3,5−ジフルオロベン
ゼンから4,6−ジフルオロ−1,2,3−トリクロロ
ベンゼンへの塩素化; ii)2,6−ジフルオロ−3,4,5−トリクロロニ
トロベンゼンへのニトロ化;及び iii)2,6−ジフルオロアニリンへの還元。
【0011】残念ながら、3,5−ジフルオロクロロベ
ンゼンは大規模には商業的に入手可能でなく;またそれ
を最も簡便に製造することができる1,3,5−トリク
ロロベンゼンもまたそうである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】かくして、商業的に入
手可能な出発物質から、良好な収率で安全且つ経済的に
2,6−ジフルオロアニリンを製造する方法を持つこと
が望まれている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の反応式に
より1,2,3−トリクロロベンゼンから2,6−ジフ
ルオロアニリンを製造する方法に関する:
【0014】
【化3】
【0015】この方法は以下の工程に特徴を有する: (a)2,6−ジフルオロクロルベンゼンと2,3−ジ
フルオロクロルベンゼンの混合物を生成する条件下に、
フッ素で1,2,3−トリクロロベンゼンから2個の塩
素を交換し; (b)周囲温度〜150℃の温度で、不活性有機溶媒
中、パラジウム触媒の存在下に、2,3−ジフルオロク
ロルベンゼンと2,6−ジフルオロクロルベンゼンの混
合物を水素源と反応させることにより、2,6−ジフル
オロクロルベンゼンとの混合状態で2,3−ジフルオロ
クロルベンゼンから塩素を選択的に還元し、2,6−ジ
フルオロクロルベンゼンとオルソ−ジフルオロベンゼン
の混合物を生成せしめ; (c)該混合物からオルソ−ジフルオロベンゼンを分離
し;そして (d)2,6−ジフルオロアニリンを生成する条件下に
2,6−ジフルオロクロルベンゼンをアミノ化する:容
易に入手でき且つ比較的安価な出発物質から2,6−ジ
フルオロアニリンを製造することに加えて、該方法にお
いて価値ある副生成物、オルソ−ジフルオロベンゼン
が、望ましくない2,3−ジフルオロアニリン異性体の
生成を回避しつつ製造される。オルソ−ジフルオロベン
ゼンの分離(工程(c))とアミノ化(工程(d))は
いずれかの順序で実施することができる。かくして2,
6−ジフルオロアニリンはまた: (a)2,6−ジフルオロクロルベンゼンと2,3−ジ
フルオロクロルベンゼンの混合物を生成する条件下に、
フッ素で1,2,3−トリクロロベンゼンから2個の塩
素を交換し; (b)周囲温度〜150℃の温度で、不活性有機溶媒
中、パラジウム触媒の存在下に、2,3−ジフルオロク
ロルベンゼンと2,6−ジフルオロクロルベンゼンの混
合物を水素源と反応させることにより、2,6−ジフル
オロクロルベンゼンとの混合状態で2,3−ジフルオロ
クロルベンゼンから塩素を選択的に還元し、2,6−ジ
フルオロクロルベンゼンとオルソ−ジフルオロベンゼン
の混合物を生成せしめ; (c)2,6−ジフルオロアニリンとオルソ−ジフルオ
ロベンゼンの混合物を生成する条件下に、2,6−ジフ
ルオロクロルベンゼンとオルソ−ジフルオロベンゼンの
混合物をアミノ化し;そして (d)反応混合物から及び相互に、オルソ−ジフルオロ
ベンゼンと2,6−ジフルオロアニリンを分離する;こ
とにより得ることができる。
【0016】部分的フッ素交換は典型的には1,2,3
−トリクロロベンゼン上でのフルオライドイオン(fl
uoride ion)の作用により達成される(シー
レーら(Shiley et al.)J.Fluor
ine Chem.,、(1972))。1,2,3
−トリクロロベンゼンから2,6−ジクロロフルオロベ
ンゼン及び2,3−ジクロロフルオロベンゼンの混合物
への転化は、生成物の混合物を生じる段階的プロセスで
ある。
【0017】
【化4】
【0018】例えば2個のフッ素に対して1個のフッ素
の如く、異なるフッ素含量を有する該混合物中の成分は
蒸留により通常互いに容易に分離される。一方、同一の
フッ素含量の成分はしばしば非常に近い沸点を有し、蒸
留で分離するのが難しい。ジクロロフルオロベンゼン類
は蒸留により該混合物の他の成分から容易に分離するこ
とができるが、それらはお互いにそれほど容易に分離す
ることはできない。このように、所望の異性体分離はプ
ロセスの後の方で実施するのが最も好都合である。
【0019】フッ素交換反応は、フッ素交換反応が容易
に生起するような温度で、適切な非プロトン性極性溶媒
中で、実質的に無水の条件下に、有効量のKF又はCs
Fと1,2,3−トリクロロベンゼンとを接触させるこ
とにより効果的に実施される。
【0020】採用される有用なフッ素化剤であるKF及
びCsFは、商業的に入手可能な化合物である。実質的
に無水で、微細に分割されたKF又はCsFが好まし
い。非晶質又は噴霧乾燥状態のものが特に好ましい。実
質的に無水のKF及びCsFは、例えば数時間140〜
250℃で真空乾燥することにより調製することができ
る。
【0021】適切な非プロトン性極性希釈剤には、N−
メチルピロリジノン(NMP)、N−シクロヘキシルピ
ロリジノン(NCHP)、1,3−ジメチル−2−イミ
ダゾリジノン(DMI)及び1,3−ジメチル−3,
4,5,6−テトラヒドロ−2−(1H)ピリミドン
(DMTHP)が含まれる。
【0022】フッ素交換反応は170〜290℃の高め
られた温度において、実質的に無水の条件下で実施され
る。好ましい温度範囲は、CsFが用いられるときは2
00〜250℃、KFが用いられるときは250〜29
0℃である。
【0023】大気圧から大気圧より高い圧力が典型的に
は採用される。KFより反応性の高いCsFについて
は、大気圧下で操作するのがしばしば簡便である。Cs
Fより安く、しかし反応性が低いKFについては、25
0〜290℃の好ましい反応温度で、密閉反応器中で希
釈剤、出発物質及び生成物によりもたらされる自発的圧
力で操作するのが好ましい。かかる圧力は代表的には大
気圧より少し高目から約3.55MPa[ゲージ圧で1
インチ平方当り500ポンド(psig)]の範囲であ
り、反応器の容積に依存する。生成物を形成されると同
時に取り出すことができるように、蒸留塔を具備した適
切に設計された反応器中で、加圧下に反応を進行させる
こともできる。
【0024】水は反応に対し有害であり、実質的に無水
の反応条件が好ましい。実質的に無水とは、反応媒体が
500ppmより少い水を含有することを意味する。好
ましくは反応媒体は150ppmより少い水を含有す
る。実質的に無水の条件は標準的乾燥技術を採用するこ
とにより達成できる。例えば代表的実験室反応器は、反
応成分の添加前に真空下に非プロトン性極性溶媒を蒸留
することにより乾燥することができる。随意、芳香族炭
化水素(トルエン、キシレン、等)の如き非極性溶媒の
少量(非プロトン性極性溶媒の5〜10重量%)を非プ
ロトン性極性溶媒に添加し、共沸蒸留により水の除去を
助けることもできる。反応混合物中の残存水分を共沸蒸
留で除去することも多い。
【0025】非プロトン性極性溶媒の量は臨界的ではな
いが、反応温度において出発物質を溶液状態に維持する
に十分な量を用いるのが有利であり、一般的に1,2,
3−トリクロロベンゼン1重量部当り、2〜25重量部
である。反応では出発物質中に存在する交換可能な塩素
原子1モル当りフッ素化剤1モルの割合で反応剤が消費
される。ジフルオロクロロベンゼンの混合物が望ましい
ので、出発物質1モル当り約2モル当量のKF又はCs
Fが消費される。しかし、非常に少いトリフルオロベン
ゼンが交換反応において形成するので、過剰のフッ素化
剤が有利である。随意、ジフルオロクロロ異性体をそれ
らが形成され次第反応器から蒸留により除去することが
でき、それにより1,2,3−トリフルオロベンゼンの
形成を除くことができる。通常1,2,3−トリクロロ
ベンゼン1モル当り3.0〜4.0モルのKF又はCs
Fが用いられる。
【0026】フッ素交換を実施する際、通常溶媒とフッ
素化剤とを適当な反応器に添加し、そして少量の溶媒を
蒸留することにより反応器を乾燥する。その後出発物質
を反応器に添加し、反応混合物を満足できる反応速度を
維持するに十分な高温度迄加熱する。反応完結後、抽出
又はフラッシュ蒸留により反応混合物から生成物を回収
することができる。反応混合物中の所望のジフルオロク
ロロベンゼン部分は蒸留により簡便に単離できる。
【0027】還元工程においては、2,6−ジフルオロ
クロロベンゼンと2,3−ジフルオロクロロベンゼンの
混合物をパラジウム触媒の存在下に水素源と接触させ
る。反応の過程で2,3−ジフルオロクロロベンゼンの
クロル基が選択的に除去される。
【0028】選択的還元は全くパラジウム触媒に特異的
であり、炭素上パラジウムが他の担体上に分散したパラ
ジウムより一層効果的であることが一般的に見出され
た。このように最も好ましい触媒は炭素上0.5〜10
重量%パラジウムの範囲である。一般的にジフルオロク
ロロベンゼン1部当り0.01〜0.20部のパラジウ
ムが採用され、0.01〜0.10部が好ましい。
【0029】還元反応は水素源として水素ガスを用いて
実施できる。水素ガスは大気圧で反応混合物中に連続的
に散布することができ、或いは密閉反応器中で水素ガス
により反応混合物を加圧することができる。しかし、時
々水素ガスで還元の程度を制御することは困難となる。
【0030】蟻酸塩はしばしば簡便な水素源である。
「蟻酸塩」という用語は、蟻酸ナトリウム及び蟻酸カリ
ウムの如きアルカリ金属蟻酸塩;蟻酸アンモニウム並び
に蟻酸トリエチルアンモニウムの如きアルキル基が炭素
数1〜4の直鎖アルキル基である蟻酸トリアルキルアン
モニウムを意味する。該蟻酸トリアルキルアンモニウム
は比較的非吸湿性であり、容易に製造でき、ほとんどの
有機溶媒に非常に良く溶け、好ましい蟻酸塩の中に入
る。
【0031】該蟻酸トリアルキルアンモニウムは、過剰
のトリアルキルアミンをトルエン中で蟻酸と撹拌するこ
とにより製造することができる。溶媒と過剰のアミンを
蒸留で除去することにより、蟻酸トリアルキルアンモニ
ウムが残渣として残り、それを所望の溶媒で希釈して濃
度の知れた試剤溶液を形成することができる。蟻酸トリ
アルキルアンモニウムを予め形成する代りに、コルテセ
ら(Corteseet al., J.Org.Ch
em.,42、3491(1977))により記載され
たのと同様の方法で還元中にパラジウム触媒と一緒に、
96%蟻酸に化学量論的に過剰のトリアルキルアミンを
添加することにより、この試剤をその場で(in si
tu)調製することができる。
【0032】還元は典型的には化学量論的量に近い試剤
を用いて達成される。このように還元されるべき基質の
各当量に対し、0.9〜1.1当量の水素源が通常採用
される。しかし、もっと鈍い反応に対しては10%過剰
以上の水素源が選択率をそこなうことなく許容される。
【0033】還元は一般的に反応条件で不活性な有機溶
媒中で実施される。脂肪族ニトリル、脂肪族アルコール
及び芳香族炭化水素が特に好適である。ニトリル類につ
いていえば、アセトニトリルが最も好ましい。アルコー
ル類についていえば、C2〜C4アルコール及びグリコー
ルが好ましい。水素源として蟻酸アルカリ金属を用いる
反応に対しては、2−プロパノール及びエチレングリコ
ールが特に好ましい。芳香族炭化水素についていえば、
トルエンが好ましい。芳香族炭化水素は蟻酸トリアルキ
ルアンモニウムに対しては許容される溶媒であるが、こ
の種の溶媒に本質的に非溶解性である蟻酸アルカリ金属
に対しては許容されない。
【0034】還元反応は一般的に周囲温度〜150℃、
好ましくは周囲温度〜100℃の温度で実施される。操
作圧力は臨界的ではなく、大気圧〜4.93MPa[7
00psig]で変化することができる。大気圧〜1.
48MPa[200psig]の圧力が好ましい。
【0035】芳香族塩素の還元は塩化水素を生成するの
で、系を緩衝するために少くとも1当量のHCl受容体
を還元される各塩素に対して添加するべきである。かか
る緩衝剤には、例えばアルカリ金属の炭酸塩や酢酸塩又
はピリジン、アルキルアミン類又はアルカノールアミン
類の如き有機アミン類が含まれる。
【0036】代表的還元反応においては、2,6−ジフ
ルオロクロロベンゼンと2,3−ジフルオロクロロベン
ゼンの混合物を溶媒、炭素上パラジウム触媒と一緒に、
圧力反応器に投入する。反応器を密閉し、水素で加圧
し、2,3−ジフルオロクロロベンゼンから塩素置換基
が除去されるまで約100℃で撹拌する。冷却・開放
後、反応混合物を濾過や抽出の如き在来の手順で単離す
る。オルソ−ジフルオロベンゼンは蒸留により2,6−
ジフルオロクロロベンゼンから分離することができ、或
いは該混合物を直接アミノ化することが出来、そしてオ
ルソ−ジフルオロベンゼンをあとで蒸留により2,6−
ジフルオロアニリンから分離することができる。
【0037】アミノ化は通常ジフルオロクロロベンゼン
を銅含有触媒の存在下濃縮水酸化アンモニウムと接触さ
せることにより達成される;N.N.ボロツソゾら(V
orozhtsov et al.)、Doklady
Akad.Nauk.SSR、127、1225(1
959)。塩素置換基が選択的にアミノ基によりおきか
わる。好適な触媒には例えば第1銅(+1)又は第2銅
(+2)酸化状態の両方の、銅の酸化物、水酸化物、塩
化物、臭化物、沃化物、硫酸塩及び酢酸塩が含まれる。
転化率と原料確保の点から、好ましい触媒は酸化第一銅
である。該銅含有触媒は通常ジフルオロクロロベンゼン
1モル当り0.01〜0.25モル触媒に対応する量で
採用され、ジフルオロクロロベンゼン1モル当り0.0
2〜0.10モルの触媒が好ましい。
【0038】本発明において用いられる水酸化アンモニ
ウムの正確な濃度や量は臨界的ではないが、存在するジ
フルオロクロロベンゼンと反応するのに必要な化学量論
的量より過剰のNH4OHを用いるのが有利である。実
際濃縮NH4OHが溶媒及び反応試剤の両者として便利
に用いられる。
【0039】本反応は100〜200℃の高められた温
度で実施される。好ましい温度範囲は130〜170℃
である。
【0040】反応温度が濃縮NH4OHの沸点以上であ
るため、該反応は前記した温度における材料混合物の自
発的圧力に少くとも等しい圧力、即ち反応混合物中のN
4OHを実質的に液相に維持するに十分な圧力で実施
される。かかる圧力は代表的には大気圧よりわずかに高
い圧力〜4.93MPa[700psig]の範囲であ
り、反応器の容積に依存する。
【0041】アミノ化を実施するには、ジフルオロクロ
ロベンゼン、水酸化アンモニウム及び銅塩を圧力反応器
に投入し、そして密閉する。反応前記した温度で所望の
完結段階まで進行させ、そこで反応器を冷却し、注意深
く開く。
【0042】反応は好ましくは副生成物を最少とするた
め完全転化より少なめに進行させる。ジフルオロアニリ
ンは抽出又は蒸留の如き在来技術で反応混合物から回収
できる。未反応のジフルオロクロロベンゼンは同様の技
術で回収し、再利用できる。もしオルソ−ジフルオロベ
ンゼンと2,6−ジフルオロクロロベンゼンの混合物を
直接アミノ化したときは、オルソ−ジフルオロベンゼン
は蒸留により2,6−ジフルオロアニリンから分離でき
る。
【0043】以下の実施例は発明の種々の部分を説明す
るものである。融点と沸点はいずれも修正してない。
【0044】
【実施例】実施例1 部分的フッ素交換反応 600ミリリットル(ml)のハステロイC圧力反応器
に、58g(1.0モル)のKF、350mlのN−メ
チルピロリジノン(NMP)及び45.4g(0.25
モル)の1,2,3−トリクロロベンゼンを仕込んだ。
反応器を密封し、加圧試験した。反応混合物を270℃
で24時間撹拌した。反応器を冷却・開放後、該反応混
合物を内部標準法を用いてガスクロマトグラフィー(G
C)で分析した。分析結果は下記組成を示した:1,
2,3−トリクロロベンゼン(TCB;10%);ジク
ロロフルオロベンゼン(Cl2FB;48%);ジフル
オロクロロベンゼン(ClF2B;22%);及び1,
2,3−トリフルオロベンゼン(TFB;<1%)。芳
香族は該混合物からフラッシュ蒸留され、蒸留物をスピ
ニング・バンド・カラムで再蒸留した。ジフルオロクロ
ロベンゼン画分は沸点134〜138℃であった。
【0045】実施例2 一連のKF交換反応を実施例1の一般的手順に従って実
施した。実験条件とこの実験の結果を表1にまとめる。
【0046】
【表1】
【0047】実施例3 600mlのハステロイC圧力反応器に、152g
(1.0モル)のCsF、350mlの1,3−ジメチ
ル−2−イミダゾリジノン(DMI)及び90.8g
(0.5モル)の1,2,3−トリクロロベンゼンを仕
込んだ。反応器を密封し、加圧試験した。反応混合物を
250℃で12時間撹拌した。反応器を冷却・開放後、
反応混合物を内部標準を用いたGCで分析した。TCB
(<1%);Cl2FB(32%);CF2B(62
%);及びTFB(3%)。
【0048】実施例4 機械的撹拌機とジャケット付の15トレーの真空オルダ
ーシャウカラム(Oldershaw column)
とを具備した、2000mlの4ツ首ニッケルフラスコ
に953mlのDMIを添加した。系を乾燥するために
約5gの溶媒を19.95kPa(150トール)で蒸
留除去した。窒素で真空をやぶり、271g(1.5モ
ル)の1,2,3−トリクロロベンゼンと608g
(4.0モル)の微細に粉砕したCsFを添加した。反
応混合物を220℃で撹拌し、反応の進行をGCで監視
した。反応が完結(出発物質:<2.5%)後、蒸留に
より下記組成: 2,6−ジフルオロクロロベンゼン 98.6g 2,3−ジフルオロクロロベンゼン 68.9g 2,6−ジクロロフルオロベンゼン 20.3g 2,3−ジクロロフルオロベンゼン 20.4g 1,2,3−トリフルオロベンゼン 6.4g からなる222gの揮発性物質が混合物として単離され
た。
【0049】実施例5 還元反応 300mlハステロイC圧力反応器に、50g(0.3
4モル)のジフルオロクロロベンゼン異性体、44.9
g(0.34モル)のN−エチル−ジエタノールアミ
ン、エチレングリコール(125ml)及び1.5gの
10%Pd/Cを仕込んだ。反応器を密封し、N2で圧
力試験し、H2で1.48MPa(200psig)ま
で加圧した。反応混合物を100℃で撹拌した。水素の
消費が完結するまで更にH2を加えた。反応時間は〜1
2時間であった。冷却後反応器を開放し、溶液から触媒
を濾過した。反応溶液をネスターファースト(Nest
er−Faust)スピニングバンド蒸留塔で蒸留し、
0−ジフルオロベンゼン(b.p.90〜92℃)と
2,6−ジフルオロクロロベンゼン(b.p.134〜
138℃)を得た。
【0050】実施例6 アミノ化反応 300mlのハステロイC圧力反応器に、実施例1〜3
によって得られたジフルオロクロロベンゼンの混合物
0.096モル、酸化第一銅(0.009モル)及び1
00mlの濃縮(28%)NH4OHを仕込んだ。反応
器を密封し、圧力試験した。反応混合物を160℃で2
4時間撹拌した。反応器を冷却・開放後、反応混合物を
濾過して固体触媒を除去し、生成物を一晩メチレンクロ
ライドで連続的に抽出して単離した。内部標準法を用い
てGCで分析し、下記組成が得られた:ジフルオロクロ
ロベンゼン(ClF2B;10%);2,6−ジフルオ
ロアニリン(2,6−DFA;39%)、2,3−ジフ
ルオロアニリン(2,3−DFA;27%)及びクロロ
フルオロアニリン(CFA;4%)。
【0051】実施例7 実施例6の一般的手順に従い、一連のアミノ化反応を行
った。実験条件とこれらの実験結果を表2にまとめる。
【0052】
【表2】
【0053】実施例8 2,6−ジフルオロアニリンの
製造 実施例5に記載された如くして製造された2,6−ジフ
ルオロクロロベンゼン13g(0.088モル)、Cu
2O 1.3g(0.009モル)及び濃縮水酸化アン
モニウム125mlを300mlハステロイCパー(P
arr)反応器に仕込んだ。反応器を密封し、圧力試験
し、加熱して160℃で42時間撹拌した。冷却・開放
後、触媒を反応混合物から濾過した。濃HCl(冷却)
を用いてpH〜7迄濾液を中和した後、メチレンクロラ
イドを用いた連続抽出により水相から生成物を単離し
た。メチレンクロライドを除去した後、分析により下記
組成が得られた:出発物質(15%)、2,6−ジフル
オロアニリン(71%)、2,6−ジアミノフルオロベ
ンゼン(6%)、及びその他(8%)。ネスターファー
スト・スピニングバンド塔での蒸留により、GC分析で
99%純度の2,6−ジフルオロアニリン(b.p.1
52〜154℃)が得られた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)2,6−ジフルオロクロルベンゼ
    ンと2,3−ジフルオロクロルベンゼンの混合物を生成
    する条件下に、フッ素で1,2,3−トリクロロベンゼ
    ンから2個の塩素を交換し; (b)周囲温度〜150℃の温度で、不活性有機溶媒
    中、パラジウム触媒の存在下に、2,3−ジフルオロク
    ロルベンゼンと2,6−ジフルオロクロルベンゼンの混
    合物を水素源と反応させることにより、2,6−ジフル
    オロクロルベンゼンとの混合状態で2,3−ジフルオロ
    クロルベンゼンから塩素を選択的に還元し、2,6−ジ
    フルオロクロルベンゼンとオルソ−ジフルオロベンゼン
    の混合物を生成せしめ; (c)該混合物からオルソ−ジフルオロベンゼンを分離
    し;そして (d)2,6−ジフルオロアニリンを生成する条件下に
    2,6−ジフルオロクロルベンゼンをアミノ化する;こ
    とを特徴とする1,2,3−トリクロロベンゼンから
    2,6−ジフルオロアニリンを製造する方法。
  2. 【請求項2】 (a)2,6−ジフルオロクロルベンゼ
    ンと2,3−ジフルオロクロルベンゼンの混合物を生成
    する条件下に、フッ素で1,2,3−トリクロロベンゼ
    ンから2個の塩素を交換し; (b)周囲温度〜150℃の温度で、不活性有機溶媒
    中、パラジウム触媒の存在下に、2,3−ジフルオロク
    ロルベンゼンと2,6−ジフルオロクロルベンゼンの混
    合物を水素源と反応させることにより、2,6−ジフル
    オロクロルベンゼンとの混合状態で2,3−ジフルオロ
    クロルベンゼンから塩素を選択的に還元し、2,6−ジ
    フルオロクロルベンゼンとオルソ−ジフルオロベンゼン
    の混合物を生成せしめ; (c)2,6−ジフルオロアニリンとオルソ−ジフルオ
    ロベンゼンの混合物を生成する条件下に、2,6−ジフ
    ルオロクロルベンゼンとオルソ−ジフルオロベンゼンの
    混合物をアミノ化し;そして (d)反応混合物から及び相互に、オルソ−ジフルオロ
    ベンゼンと2,6−ジフルオロアニリンを分離する;こ
    とを特徴とする1,2,3−トリクロロベンゼンから
    2,6−ジフルオロアニリンを製造する方法。
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