JPH05112092A - パスポート - Google Patents

パスポート

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JPH05112092A
JPH05112092A JP3273794A JP27379491A JPH05112092A JP H05112092 A JPH05112092 A JP H05112092A JP 3273794 A JP3273794 A JP 3273794A JP 27379491 A JP27379491 A JP 27379491A JP H05112092 A JPH05112092 A JP H05112092A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 彫刻手段で顔写真を表現する適性を有し、改
ざんが発見しやすく、かつ改ざんされにくい透かし彫り
用紙を用いたパスポートを提供する。 【構成】 少なくとも一部を、支持体層と彫刻層とから
成る透かし彫り用紙にて構成したパスポートであって、
該透かし彫り用紙は、支持体層の不透明度が70%以
下、彫刻層の不透明度が40%以上で、支持体層の不透
明度が常に彫刻層の不透明度より低く、支持体層と彫刻
層の不透明度の差が30%以上であり、彫刻層から支持
体層まで顔写真に対応した透かし顔画像を彫刻する。 【効果】 鮮明な画像が視認でき、偽造防止に好適なパ
スポートを作成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、彫刻手段により所望の
顔写真を直接表現できる用紙を用い改ざんされにくい偽
造防止に好適な、透かし顔写真表示紙葉を用いたパスポ
ートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、パスポートには所持者自身の
身分を証明するため、自分の顔写真が添付されている。
この顔写真は、パスポートの所定個所に糊で貼着し、偽
造防止のため押印し、その上に透明シールを貼ることに
より用いられているのが大半で、最近では写真転写方式
も使われている。しかしながら、上記のような写真貼着
方法では簡単に剥離するため、他の写真と貼り替えて偽
造、あるいは変造される可能性があり、パスポートを盗
難・紛失した場合に悪用されて不慮の損害を被ることが
あった。また、写真転写方式においても、接写レンズを
用いて容易に顔写真を入れ換えることにより、不慮の損
害を被ることがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は上記したよ
うな従来のパスポートにおける問題を解決するため種々
検討を行なつた結果、発行申請時の顔写真から特定の透
かし彫り用紙に顔写真を透かし彫刻することを研究し
た。本発明は彫刻手段で所望の顔写真を表現する適性を
有し、改ざんが発見しやすく、かつ改ざんされにくい透
かし彫り用紙を用いたパスポートを提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のパスポートは、
少なくとも一部を、支持体層と彫刻層とから成る透かし
彫り用紙にて構成したパスポートであつて、支持体層の
不透明度が70%以下、彫刻層の不透明度が40%以上
で、支持体層の不透明度が常に彫刻層の不透明度より低
く、支持体層と彫刻層の不透明度の差が30%以上であ
り、かつ該透かし彫り用紙には、彫刻層から支持体層ま
で彫刻することにより、顔写真に対応した透かし顔画像
を彫刻して作成する。即ち、本発明は、上記の目的を達
成するため、研究の結果、支持体層の上に彫刻層を設け
て透かし彫り用紙を構成するに際し、支持体層の不透明
度が70%以下、彫刻層の不透明度が40%以上で、支
持体層の不透明度が常に彫刻層の不透明度より低く、支
持体層と彫刻層の不透明度の差が30%以上とし、彫刻
に際して彫刻層から支持体層にまで彫刻を施せば、透過
光によつて鮮明な彫刻画像を得られることを知得し、本
発明を完成したのであつて、支持体層と彫刻層との間に
それぞれの色と異なる1乃至複数の着色層を設けたり、
支持体層の裏面に裏面層又は裏面層及び地紋層を設けた
り、或は支持体層の表面と彫刻層又は着色層の間に地紋
層を設けてもよい。
【0005】
【作用】本発明のパスポートは、一定の不透明度を有す
る支持体層と彫刻層とから成る用紙に彫刻層から支持体
層まで顔写真を彫刻してあるから、鮮明な顔画像が視認
でき、偽造或は改ざんできないパスポートが得られる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図1はパスポート10を開いた状態を示す斜視図
である。図2は支持体層1の裏面に裏面層2を設け、同
じく表面にアンダーコート層3を介して彫刻層4を設け
た透かし彫り用紙9の一例を示す断面拡大図で、このよ
うに構成された透かし彫り用紙9は、図3に示すよう
に、画像部5を彫刻し、その両側に背影部6、6を支持
体層1まで彫刻して、裏面から透過光を当てると、陰影
がはつきりし画像が鮮明に視認出来る。また、図4は支
持体層1の表面に着色アンダーコート層3を3層形成
し、その上に彫刻層4を設けた透かし彫り用紙9の断面
拡大図、図5は支持体層1の裏面に裏面層2を設け、同
じく表面に地紋印刷7を施し、その上に着色アンダーコ
ート層3を介して彫刻層4を設けた透かし彫り用紙9の
断面拡大図、図6は支持体層1の裏面に地紋印刷7を施
し、その上に更に裏面層2を設け、支持体層1の表面に
アンダーコート層3を介して彫刻層4を設けた透かし彫
り用紙9の断面拡大図であつて、これらの透かし彫り用
紙9は、図3に示すような彫刻を施すことにより、透過
光によつて鮮明な画像を視認することができる。
【0007】本発明のパスポート10は、少なくとも一
部を、支持体層1と彫刻層4とから成る透かし彫り用紙
9にて構成したパスポートであつて、該透かし彫り用紙
9は、支持体層1の不透明度が70%以下、彫刻層4の
不透明度が40%以上で、支持体層1の不透明度が常に
彫刻層4の不透明度より低く、支持体層1と彫刻層4の
不透明度の差が30%以上であり、彫刻層4から支持体
層1まで彫刻することにより、顔写真12に対応した透
かし顔画像13を彫刻して作成する。そして、支持体層
1と彫刻層4との間にそれぞれの色と異なる1乃至複数
の着色層を設けたり、支持体層1の裏面に裏面層2又は
裏面層2及び地紋層7を設けたり、或は支持体層1の表
面と彫刻層4又は着色層の間に地紋層7を設けてもよ
い。顔写真表示紙葉8の適宜箇所に、従来通り添付され
ている顔写真12から、従来公知の彫像装置により濃度
諧調を有する白黒濃淡画像である透かし顔画像13を彫
像表現することにより、顔写真透かし彫り用紙を綴込ん
だパスポートを製作することができる。
【0008】本発明の支持体層1としては、一般に用い
られるポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、
塩化ビニル等の適宜のプラスチックシートが用いられ
る。しかしながら、白色のポリエステルフィルムやポリ
プロピレンフィルム等は不透明度が高いので、好ましく
ない。また、支持体層1まで彫刻するので、彫刻性の良
い材質、例えばポリエステルフィルム等が好ましい。あ
まり柔らかい材質であると、彫刻の際の切削粉が画像に
付着、残留し除去できなくなる。一方、脆い材質のもの
は、彫刻後の画像が欠落を起こし、保存性が悪くなるお
それがある。厚みは用途に応じ種々選ばれるが、パスポ
ートの場合は、50〜200μm、好ましくは75〜1
50μmが良い。
【0009】本発明の彫刻層4はバインダーとフィラー
とから成る塗液を通常用いられる手段により、塗工し乾
燥して設けられる。また、前記塗液に塗工が容易に行わ
れるための湿潤剤、粘度調整剤等を混入してもよく、更
に帯電防止剤等も混入できる。この彫刻層4の厚みは3
〜25μm、好ましくは7〜12μmがよい。
【0010】彫刻層4に用いられるバインダーは、支持
体層1との、また、アンダーコート層3が用いられる場
合はアンダーコート層3との、それぞれ密着性が良けれ
ば特に制約されることはない。そして、支持体層1がポ
リエステルフィルムの場合は、ポリエステル等が良い。
しかしながら、彫刻後の保存のためには耐擦過性の良好
な樹脂、例えばポリエステル、ポリウレタンが好まし
い。
【0011】一方、彫刻層4に用いられるフィラーとし
ては、不透明性を与えるものであれば何でも良く、酸化
チタン、炭酸カルシウム、シリカ等が挙げられるが、耐
擦過性の上から、粒子が細かく、かつ少量の添加で不透
明性を与えるものが好ましく、酸化チタンが特に好まし
い。また、酸化チタンは予め水に分散させたものも用い
ることができる。
【0012】尚、画像保存のために、彫刻後、画像13
の上から透明な樹脂をラミネートしたり、カバーを施し
たりしても良い。
【0013】アンダーコート層3は設けても設けなくて
も良いが、設ける場合は、支持体層1と彫刻層4の双方
との密着性の良好なバインダー等から選ばれる。また、
アンダーコート層3は透明、不透明いずれのものでも良
いが、彫像13に細かい階調をつけるためには不透明の
方が良い場合もある。この場合は不透明度を高くするの
に役立つ。このアンダーコート層3の目的は彫刻層4の
密着を良好にすることであり、また、偽造防止のために
は、アンダーコート層3を着色層としてもよく、層の数
を複数にしても良い。この場合、着色層を支持体層1と
彫刻層4のそれぞれの色と異なるようにすれば、改ざん
されにくくすることができる。更に、アンダーコート層
3として、地紋印刷7を入れて偽造防止するようにする
ことも可能である。而して、アンダーコート層3の厚さ
は彫刻層4全体の厚みによるが、1〜10μm程度で、
その形成の方法は一般に用いられる塗工方法やグラビア
印刷による方法等がある。
【0014】支持体層1の裏面に裏面層2を設けても良
い。裏面層2を設ける目的は、印字、印刷適性を良好に
することで、その必要がないときは特に設けなくても良
い。この裏面層2は支持体層1との密着性が良好なバイ
ンダーを用いることが望ましく、支持体層1がポリエチ
レンテレフタレートの場合はポリエステルが、一方、支
持体層1がポリプロピレンの場合は塩素化ポリプロピレ
ンが、それぞれ好ましい。また、裏面層2の厚みは1〜
15μmで、フィラーとしては不透明性の低いもので印
字性が良い微粉末シリカが好ましい。
【0015】尚、本発明において、支持体層1の不透明
度は、裏面層2がある場合は裏面層2と合わせた不透明
度をいい、彫刻層4の不透明度は、裏面層2がある場合
は裏面層2と合わせた不透明度をいい、彫刻層4の不透
明度は、アンダーコート層3がある場合はアンダーコー
ト層3を合わせた不透明度をいう。
【0016】而して、本発明の透かし彫り用紙9は、上
述の通り、支持体層1の表面に直接又は1乃至複数のア
ンダーコート層3を介在させて彫刻層3を設けて構成さ
れるのであるが、印字や印刷適性を付与するために、支
持体層1の裏面に裏面層2を設けたり、改ざんされるの
を防止するために支持体層1の裏面又は表面に地紋印刷
7を施すことによって、目的に応じた透かし彫り用紙9
とすることができる。図面中、符号11はパスポートの
各紙葉を示す。
【0017】実験例 1 両面に易接着処理を施した75μm厚のポリエステルフ
ィルムから成る支持体層の裏面に下記組成の塗液を塗工
し乾燥して、シートを得た。このシートの乾燥後の塗工
厚みは10μmであり、また、不透明度は43%であっ
た(測定はJIS-P-8138による)。 塗液の組成 水性ポリエステル樹脂(東洋紡績社製 バイロナールMD1200) 50 重量部 ポリビニルアセタール樹脂(積水化学社製 KX-1) 10 会合性増粘剤(ロームアンドハース社製 10%EXP) 5 微粉シリカ 10 軽質炭酸カルシウム 6 サイジング剤 0.16 帯電防止剤(三洋化成社製 ケミスタット6120) 4 水性ポリオレフィンディスパージョン 6 水 120
【0018】次に、前記シートの表面に白色グラビアイ
ンキ(大阪印刷インキ社製 PXAO-白665)を乾燥後の厚
みが2μmになるように塗工し乾燥させて、アンダーコ
ート層を形成した。更に、上記のアンダーコート層の上
に、下記組成の塗液を、乾燥後の厚みが10μmとなる
ように塗工し乾燥させて、彫刻層を形成した。このシー
トの彫刻層の不透明度は85%であった。 彫刻層塗液の組成 水性ポリエステル樹脂(東洋紡績社製 GXW-27) 50 重量部 水性ポリウレタン樹脂(大日本インキ社製 AP-40) 38.5 フッ素系界面活性剤 0.08 酸化チタン 13 軽質炭酸カルシウム 5.8 水分散酸化チタン 75 帯電防止剤(三洋化成社製 ケミスタット6120) 3 水 15
【0019】以上により構成される透かし彫り用紙の構
成は図2に示す通りである。この用紙の彫刻層の面から
カード彫刻機により支持体層まで彫刻し、裏面から照明
を当てて観察したところ、鮮明な画像が視認できた。ま
た、この彫刻画像は爪で擦っても表面の脱落は見られ
ず、堅牢なものであった。尚、前記画像は反射光では極
めて見にくく、上記の透過光によってのみ鮮明に視認さ
れた。
【0020】上記の透かし彫り用紙の支持体層の不透明
度と彫刻層の不透明度を種々変え、カード彫刻機により
彫刻して画像を得た。上記の不透明度と画像の鮮明さを
観察した結果、表1に示す通りであった。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】実験例 2 75μm厚のポリエステルフィルムを支持体層とし、そ
の裏面に実験例1と同様にして裏面層を設けた。次に、
前記支持体層の表面に青色のグラビアインキを、乾燥後
の厚みが2μmとなるように、塗工し乾燥して、アンダ
ーコート層を形成した。更に、前記アンダーコート層の
上に実験例1と同様の彫刻層を設けて、透かし彫り用紙
を得た。この透かし彫り用紙の彫刻層の面からカード彫
刻機により支持体層にまで彫刻し、透過光を当てたとこ
ろ、鮮明な画像が視認できた。
【0024】以下、同様に表2のように、アンダーコー
ト層、彫刻層の色を変え、様々な組み合わせで反射光及
び透過光を見たところ、画像の色は反射光では概略彫刻
層の色となり、透過光ではアンダーコート層と彫刻層の
混色の色相を帯びるが、彫刻層の色に近くなる。
【0025】実験例 3 75μm厚のポリエチレンテレフタレートフィルムから
成る支持体層に、実験例1と同様にしてアンダーコート
層を3層形成し、その上に彫刻層を設けて、透かし彫り
用紙を得た。この透かし彫り用紙の構成は図4に示す通
りであり、彫刻層の面から支持体層にまで彫刻し、透過
光を当てたところ、鮮明な画像が視認できた。
【0026】また、アンダーコート層の各層の色及び彫
刻層の色を変え、上記と同様にして反射光及び透過光を
見たところ、表3の通りであった。
【0027】
【表3】
【0028】実験例 4 75μm厚のポリエチレンテレフタレートフィルムから
成る支持体層の裏面に、実験例1と同様に裏面層を設
け、前記支持体層の表面に白色グラビアインクにより地
紋印刷を施し、その上に上記と同インクでアンダーコー
ト層を設け、更にその上に彫刻層を設けて、透かし彫り
用紙を得た。この透かし彫り用紙の構成は図5に示す通
りであり、反射光では地紋印刷は観察されなかったが、
透過光では、はっきり観察された。この透かし彫り用紙
に彫刻を施したところ、鮮明な画像が得られた。
【0029】実験例 5 75μm厚のポリエチレンテレフタレートフィルムから
成る支持体層の裏面に、白グラビアインクにより地紋印
刷を施し、その上に前記と同様に裏面層を設け、前記支
持体層の表面に白グラビアインクによりアンダーコート
層を設け、更にその上に彫刻層を設けて、透かし彫り用
紙を得た。この透かし彫り用紙の構成は図6に示す通り
であり、反射光では地紋印刷は観察されなかったが、透
過光では、はっきり観察できた。この用紙に彫刻を施し
たところ、鮮明な画像が得られた。
【0030】
【発明の効果】本発明の透かし彫り用紙は上述の通りで
あつて、支持体層と彫刻層とから成る透かし彫り用紙に
おいて、支持体層の不透明度が70%以下、彫刻層の不
透明度が40%以上で、支持体層の不透明度が常に彫刻
層の不透明度より低い値であり、かつ支持体層と彫刻層
の不透明度の差が30%以上で、彫刻層から支持体層ま
で彫刻するようにしたから、上記の彫刻を施した場合、
彫刻画像が反射光では見えにくく、透過光では鮮明に見
えるので、偽造が極めて困難となり、また、画像彫刻後
に画像を爪等で擦っても剥離することはなく、従つて、
偽造防止に好適なパスポートが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パスポートを開いた状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の透かし彫り用紙の一例を示す断面拡大
図である。
【図3】図1の用紙に彫刻を施した状態の断面拡大図で
ある。
【図4】本発明の用紙の別例の断面拡大図である。
【図5】本発明の他の別例の断面拡大図である。
【図6】本発明の更に他の別例の断面拡大図である。
【符号の説明】
1 支持体層(合成樹脂製シート) 2 支持体層の裏面層 3 アンダーコート層 4 彫刻層 5 画像部 6 背影部 7 地紋印刷(層) 8 顔写真表示用紙 9 透かし彫り用紙 10 パスポート 11 パスポートの各用紙 12 顔写真 13 透かし顔画像(彫像)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一部を、支持体層と彫刻層と
    から成る透かし彫り用紙にて構成したパスポートであつ
    て、該透かし彫り用紙は、支持体層の不透明度が70%
    以下、彫刻層の不透明度が40%以上で、支持体層の不
    透明度が常に彫刻層の不透明度より低く、支持体層と彫
    刻層の不透明度の差が30%以上であり、彫刻層から支
    持体層まで彫刻することにより、顔写真に対応した透か
    し顔画像を彫刻したことを特徴とするパスポート。
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JP2002535169A (ja) * 1999-01-21 2002-10-22 インダストリアル・オートメイション・インテグレイターズ・(アイエイアイ)・ベスローテン・フェンノートシャップ 穿孔パターンを有する機密書類
WO2009066476A1 (ja) * 2007-11-22 2009-05-28 Semco Corporation セキュリティシート

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