JPH0640145A - 彫刻シ−ト - Google Patents
彫刻シ−トInfo
- Publication number
- JPH0640145A JPH0640145A JP3191134A JP19113491A JPH0640145A JP H0640145 A JPH0640145 A JP H0640145A JP 3191134 A JP3191134 A JP 3191134A JP 19113491 A JP19113491 A JP 19113491A JP H0640145 A JPH0640145 A JP H0640145A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- colored layer
- sheet
- layer
- engraving
- engraved
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Printing Methods (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 彫刻手段で所望の図柄等を表現し、彫刻後の
画像保存性が良好な上に、改ざんが発見されやすく、且
つ改ざんされにくい彫刻シ−トを提供する。 【構成】 彫刻用紙は、不透明度70%以下のプラスチッ
クシ−トから成る基材上に着色層を設け、前記着色層側
から彫刻を施すようにし、彫刻後、彫刻面の反対側から
視認するようにした。
画像保存性が良好な上に、改ざんが発見されやすく、且
つ改ざんされにくい彫刻シ−トを提供する。 【構成】 彫刻用紙は、不透明度70%以下のプラスチッ
クシ−トから成る基材上に着色層を設け、前記着色層側
から彫刻を施すようにし、彫刻後、彫刻面の反対側から
視認するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラスチックシ−トに彫
刻手段により所望の図柄等を直接表現でき、各種カ−ド
に用いたり、パスポ−ト等に使用し、改ざんされにくい
上に、画像保存性が良好な彫刻シ−トに関するものであ
る。
刻手段により所望の図柄等を直接表現でき、各種カ−ド
に用いたり、パスポ−ト等に使用し、改ざんされにくい
上に、画像保存性が良好な彫刻シ−トに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】プラスチックシ−トの上に彫刻を施し、
図柄等を表現したシ−トは公知であって、身分を証明す
るカ−ドとして使われているほか、一部にはパスポ−ト
に用いられたこともある。しかし、これらの彫刻を施し
たものは彫刻面側から反射光により視認するものであ
り、改ざんされやすい上に改ざんが発見されにくく、し
かも画像保存性が良くないという問題点がある。このよ
うな問題点を補うため、種々のものが提案されている
が、未だ充分満足すべきものは出現していない。
図柄等を表現したシ−トは公知であって、身分を証明す
るカ−ドとして使われているほか、一部にはパスポ−ト
に用いられたこともある。しかし、これらの彫刻を施し
たものは彫刻面側から反射光により視認するものであ
り、改ざんされやすい上に改ざんが発見されにくく、し
かも画像保存性が良くないという問題点がある。このよ
うな問題点を補うため、種々のものが提案されている
が、未だ充分満足すべきものは出現していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明が解決
しようとする課題は、彫刻手段で所望の図柄等を表現す
る適性を有し、改ざんされにくい上に、改ざんされても
それを発見しやすく、しかも画像保存性の良好な彫刻シ
−トを提供することである。
しようとする課題は、彫刻手段で所望の図柄等を表現す
る適性を有し、改ざんされにくい上に、改ざんされても
それを発見しやすく、しかも画像保存性の良好な彫刻シ
−トを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
することを目的としてなされたもので、その構成は、不
透明度70%以下のプラスチックシ−トから成る基材上に
着色層を設け、前記着色層又は着色層及び基材に彫刻を
施し、彫刻面の反対面から視認するようにしたことを特
徴とするものである。
することを目的としてなされたもので、その構成は、不
透明度70%以下のプラスチックシ−トから成る基材上に
着色層を設け、前記着色層又は着色層及び基材に彫刻を
施し、彫刻面の反対面から視認するようにしたことを特
徴とするものである。
【0005】即ち、本発明は、上記の目的を達成するた
め、研究の結果、不透明度の低いプラスチックシ−トを
基材として用い、この基材の上に着色層を設けて、該着
色層の面から彫刻を施し、彫刻面の反対面から前記基材
を通して視認するようにすれば、鮮明な画像を視認でき
ることを知得し、本発明を完成したのであって、この彫
刻シ−トにおいては、前記着色層の上に印字層又は地紋
層等の層を設けてその上から彫刻を施したり、彫刻後に
着色層の色と異なる色の着色シ−トを彫刻面に貼付した
り、前記着色シ−トを偽造防止機能を有するものとする
ことにより、画像保存性を高めると共に、偽造や改ざん
を防止することが出来る。尚、本発明中の不透明度はJI
S-P-8138に基づく測定によるものである。
め、研究の結果、不透明度の低いプラスチックシ−トを
基材として用い、この基材の上に着色層を設けて、該着
色層の面から彫刻を施し、彫刻面の反対面から前記基材
を通して視認するようにすれば、鮮明な画像を視認でき
ることを知得し、本発明を完成したのであって、この彫
刻シ−トにおいては、前記着色層の上に印字層又は地紋
層等の層を設けてその上から彫刻を施したり、彫刻後に
着色層の色と異なる色の着色シ−トを彫刻面に貼付した
り、前記着色シ−トを偽造防止機能を有するものとする
ことにより、画像保存性を高めると共に、偽造や改ざん
を防止することが出来る。尚、本発明中の不透明度はJI
S-P-8138に基づく測定によるものである。
【0006】以下、本発明について詳細に説明する。
【0007】 基材のプラスチックシ−トは一般のプ
ラスチックフィルムで良く、例えば、ポリエステル,ポ
リプロピレン,スチレン,塩化ビニル等のフィルムが挙
げられるが、白色フィルム又は発泡フィルムは不透明度
が高くて好ましくない。厚みは用途により選ばれるが、
パスポ−ト等の場合は75μm〜125μmがよい。このプ
ラスチックシ−トの不透明度は70%以下、好ましくは40
%以下が良い。
ラスチックフィルムで良く、例えば、ポリエステル,ポ
リプロピレン,スチレン,塩化ビニル等のフィルムが挙
げられるが、白色フィルム又は発泡フィルムは不透明度
が高くて好ましくない。厚みは用途により選ばれるが、
パスポ−ト等の場合は75μm〜125μmがよい。このプ
ラスチックシ−トの不透明度は70%以下、好ましくは40
%以下が良い。
【0008】 着色層は、通常はグラビアインク等が
用いられるが、染料又は顔料を用いる場合、バインダ−
は基材との密着性のよいものから選ばれる。例えば、基
材がポリエチレンテレフタレ−トの場合はポリエステ
ル,ポリウレタン等、同じくポリプロピレンフィルムの
場合は塩素化ポリプロピレン等が適している。また染
料,顔料は通常のものが用いられ、着色層の厚みは特に
規定されない。この着色層は彫刻層となるものである。
用いられるが、染料又は顔料を用いる場合、バインダ−
は基材との密着性のよいものから選ばれる。例えば、基
材がポリエチレンテレフタレ−トの場合はポリエステ
ル,ポリウレタン等、同じくポリプロピレンフィルムの
場合は塩素化ポリプロピレン等が適している。また染
料,顔料は通常のものが用いられ、着色層の厚みは特に
規定されない。この着色層は彫刻層となるものである。
【0009】 本発明彫刻シ-トは、基材とその上に
設けられた着色層のみで構成しても良い が、適宜他の
特性、例えば印字性が必要な場合は、前記着色層の上に
更に印字 層を設けたり、また、偽造防止のために、着
色層の上に地紋印刷層を設けても 良い。
設けられた着色層のみで構成しても良い が、適宜他の
特性、例えば印字性が必要な場合は、前記着色層の上に
更に印字 層を設けたり、また、偽造防止のために、着
色層の上に地紋印刷層を設けても 良い。
【0010】 また、基材上に設けられた着色層の反
対面、即ち視認する側の面の上に印字性を付与するため
に、更に一層を設けても良い。この場合、不透明度は70
%以下、好ましくは40%以下が良い。不透明度が高すぎ
ると、画像を視認しにくくなるからである。
対面、即ち視認する側の面の上に印字性を付与するため
に、更に一層を設けても良い。この場合、不透明度は70
%以下、好ましくは40%以下が良い。不透明度が高すぎ
ると、画像を視認しにくくなるからである。
【0011】 着色層の上から彫刻を施して画像が形
成されたら、その上に画像が改ざんされるのを防止する
ために、シ−トを貼付けても良い。また、前記シ−トを
剥がすなどして改ざんされるのを防止するために、シ−
トの上から型押しやパンチ穴等を施して、シ−トを剥が
すと、一見してそれがわかるようにし、偽造防止機能を
付与することもできる。
成されたら、その上に画像が改ざんされるのを防止する
ために、シ−トを貼付けても良い。また、前記シ−トを
剥がすなどして改ざんされるのを防止するために、シ−
トの上から型押しやパンチ穴等を施して、シ−トを剥が
すと、一見してそれがわかるようにし、偽造防止機能を
付与することもできる。
【0012】 上記のシ−トは、画像の視認方向から
見て彫刻された画像の背影になることから、画像の着色
層との明暗が問題となる。この場合、シ−トの明度が着
色層の明度より低いと、画像があまり浮び上がってこな
いので、常に着色層の明度より高いことが望ましい。ま
た、このシ−トは不透明度があまり高いと画像が暗くな
り、画像が浮び上がってこない。このように、貼付けた
シ−トの着色の明度及び不透明度の値は着色層の色,明
度,不透明度によって種々の値を取り得るので、数値で
の範囲は規定出来ないが、シ−トの明度は常に画像の着
色層の明度より高いことが好ましく、不透明度は低い方
が好ましい。一方、前記シ−トの色が着色層の色と同一
の場合は画像がはっきりしなくなるので、シ−トに着色
する場合は、着色層と異なる色合いのものとするのが好
ましい。
見て彫刻された画像の背影になることから、画像の着色
層との明暗が問題となる。この場合、シ−トの明度が着
色層の明度より低いと、画像があまり浮び上がってこな
いので、常に着色層の明度より高いことが望ましい。ま
た、このシ−トは不透明度があまり高いと画像が暗くな
り、画像が浮び上がってこない。このように、貼付けた
シ−トの着色の明度及び不透明度の値は着色層の色,明
度,不透明度によって種々の値を取り得るので、数値で
の範囲は規定出来ないが、シ−トの明度は常に画像の着
色層の明度より高いことが好ましく、不透明度は低い方
が好ましい。一方、前記シ−トの色が着色層の色と同一
の場合は画像がはっきりしなくなるので、シ−トに着色
する場合は、着色層と異なる色合いのものとするのが好
ましい。
【0013】次に、本発明彫刻シ−トの構成例を図によ
り説明する。図1は不透明度70%以下のプラスチックシ
−トから成る基材1の上に着色層2を設け着色層2に彫
刻3を施した本発明の一例の彫刻シ−トの断面拡大図、
図2は図1において基材1まで彫刻3を施した別例の彫
刻シ−トの断面拡大図、図3は図2の彫刻用紙の着色層
2から基材1にかけて彫刻3を施し、着色層2の上に着
色シ−ト4を貼付けた本発明の別例のシ−トの断面拡大
図、図4は着色層2の上に印字層5又は地紋層6を設け
た後、彫刻を施した本発明の別例の彫刻シ−トの断面拡
大図、図5は図3の彫刻シ−トの基材1の裏面に印字層
5を設けた本発明の別例の彫刻シ−トの断面拡大図であ
る。
り説明する。図1は不透明度70%以下のプラスチックシ
−トから成る基材1の上に着色層2を設け着色層2に彫
刻3を施した本発明の一例の彫刻シ−トの断面拡大図、
図2は図1において基材1まで彫刻3を施した別例の彫
刻シ−トの断面拡大図、図3は図2の彫刻用紙の着色層
2から基材1にかけて彫刻3を施し、着色層2の上に着
色シ−ト4を貼付けた本発明の別例のシ−トの断面拡大
図、図4は着色層2の上に印字層5又は地紋層6を設け
た後、彫刻を施した本発明の別例の彫刻シ−トの断面拡
大図、図5は図3の彫刻シ−トの基材1の裏面に印字層
5を設けた本発明の別例の彫刻シ−トの断面拡大図であ
る。
【0014】
【発明の効果】本発明は上述の通りであって、基材の片
面に着色層を設け、該着色層側から彫刻を施して、画像
を彫刻面の反対面から視認するようにしたから、画像に
直接手を触れることなく視認できるので、画像の保存性
に優れるし、また、彫刻を施したものの着色層の上にそ
の色と異なる着色シ−トを積層すれば、画像の保存性は
一層優れる上に、画像が改ざんされたり、偽造されるの
を防止することが出来る。従って、パスポ−ト等に用い
るシ−トとして極めて有用である。
面に着色層を設け、該着色層側から彫刻を施して、画像
を彫刻面の反対面から視認するようにしたから、画像に
直接手を触れることなく視認できるので、画像の保存性
に優れるし、また、彫刻を施したものの着色層の上にそ
の色と異なる着色シ−トを積層すれば、画像の保存性は
一層優れる上に、画像が改ざんされたり、偽造されるの
を防止することが出来る。従って、パスポ−ト等に用い
るシ−トとして極めて有用である。
【0016】
実施例−1 両面に易接着処理を施した75μm厚のポリエチレンテレ
フタレ−トフィルム(不透明度20%)から成る基材の片
面に、緑色のグラビアインクを乾燥後の厚みが3μmに
なるように塗工し、更にその上に、印刷性,印字性,筆
記性を持たせるために、下記組成の塗液を乾燥後の厚み
が7μmになるように塗工し印字層を形成した。 塗液の組成 水性ポリエステル樹脂(東洋紡績社製 GXW-27) 50 重量部 水性ポリウレタン樹脂(大日本インキ製 ハイドランAP-40) 32.5 酸化チタン 40 会合性増粘剤 10%液 10 帯電防止剤 5 水 50 この彫刻用紙の印字層の上からカ−ド彫刻機を用いて彫
刻を施し、本発明の一例の彫刻シ−トを得た。このシ−
トの彫刻面の反対側から反射光により画像を視認したと
ころ、鮮明な画像が得られた。また、透過光によっても
鮮明な画像が得られた。尚、このシ−トは図4に示すも
のである。
フタレ−トフィルム(不透明度20%)から成る基材の片
面に、緑色のグラビアインクを乾燥後の厚みが3μmに
なるように塗工し、更にその上に、印刷性,印字性,筆
記性を持たせるために、下記組成の塗液を乾燥後の厚み
が7μmになるように塗工し印字層を形成した。 塗液の組成 水性ポリエステル樹脂(東洋紡績社製 GXW-27) 50 重量部 水性ポリウレタン樹脂(大日本インキ製 ハイドランAP-40) 32.5 酸化チタン 40 会合性増粘剤 10%液 10 帯電防止剤 5 水 50 この彫刻用紙の印字層の上からカ−ド彫刻機を用いて彫
刻を施し、本発明の一例の彫刻シ−トを得た。このシ−
トの彫刻面の反対側から反射光により画像を視認したと
ころ、鮮明な画像が得られた。また、透過光によっても
鮮明な画像が得られた。尚、このシ−トは図4に示すも
のである。
【0017】比較例−1 実施例1において、視認方向を彫刻面側として視認した
ところ、反射光では勿論、透過光でも鮮明な画像は視認
出来なかった。
ところ、反射光では勿論、透過光でも鮮明な画像は視認
出来なかった。
【0018】比較例−2 実施例−1において、基材を白色ポリエチレンテレフタ
レレ−ト(不透明度98%)を用いたところ、鮮明な画像
は得られなかった。
レレ−ト(不透明度98%)を用いたところ、鮮明な画像
は得られなかった。
【0019】実施例−2 実施例−1と同様の透明ポリエチレンテレフタレ−トフ
ィルムを基材とし、同様の青色の着色層を設けた。次
に、前記着色層と反対面に下記組成の塗液を乾燥後の厚
みが5μmになるように塗工し印字層を形成した。 塗液の組成 水性ポリエステル樹脂(東洋紡績社製 バイロナ−ルMD-1200) 50 重量部 ポリビニルアセタ−ル樹脂 10 会合性増粘剤 5 微粉末シリカ 10 軽質炭酸カルシウム 6 帯電防止剤 4 水性ポリオレフィンディスパ−ジョン 6 水 120 この彫刻用紙の着色層の上からカ−ド彫刻機を用いて画
像を彫刻し、彫刻を施したシ−トを得た。このシ−トの
画像を印字層側から透過光により視認したところ、鮮明
な画像が得られた。尚、上記基材と印字層の不透明度は
43%であった。次いで、上記シ−トの着色層の上に着色
層より明度が高い白色シ−トを貼付して、透過光により
視認したところ、鮮明な画像を視認出来た。このシ−ト
は図5に示すものである。
ィルムを基材とし、同様の青色の着色層を設けた。次
に、前記着色層と反対面に下記組成の塗液を乾燥後の厚
みが5μmになるように塗工し印字層を形成した。 塗液の組成 水性ポリエステル樹脂(東洋紡績社製 バイロナ−ルMD-1200) 50 重量部 ポリビニルアセタ−ル樹脂 10 会合性増粘剤 5 微粉末シリカ 10 軽質炭酸カルシウム 6 帯電防止剤 4 水性ポリオレフィンディスパ−ジョン 6 水 120 この彫刻用紙の着色層の上からカ−ド彫刻機を用いて画
像を彫刻し、彫刻を施したシ−トを得た。このシ−トの
画像を印字層側から透過光により視認したところ、鮮明
な画像が得られた。尚、上記基材と印字層の不透明度は
43%であった。次いで、上記シ−トの着色層の上に着色
層より明度が高い白色シ−トを貼付して、透過光により
視認したところ、鮮明な画像を視認出来た。このシ−ト
は図5に示すものである。
【0020】比較例−3 上記白色シ−トに変え、着色層と同色のシ−トを画像の
上に貼付したところ、画像は不鮮明なものであった。ま
た、同じく貼付シ−トを黒色としたところ、画像は更に
不鮮明なものであった。
上に貼付したところ、画像は不鮮明なものであった。ま
た、同じく貼付シ−トを黒色としたところ、画像は更に
不鮮明なものであった。
【図1】本発明の一例の彫刻シ−トの断面拡大図。
【図2】本発明の別例の彫刻シ−トの断面拡大図。
【図3】本発明の別例の彫刻シ−トの断面拡大図。
【図4】本発明の別例の彫刻シ−トの断面拡大図。
【図5】本発明の別例の彫刻シ−トの断面拡大図。
1 基材 2 着色層 3 彫刻層 4 着色シ−ト 5 印字層 6 地紋層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 御 園 生 詔 司 東京都千代田区神田錦町三丁目拾弐番地六 株式会社竹尾内 (72)発明者 福 田 耕 三 東京都足立区西新井栄町1−18−1 日清 紡績株式会社西新井化成工場内 (72)発明者 石 井 尚 之 東京都足立区西新井栄町1−18−1 日清 紡績株式会社西新井化成工場内
Claims (6)
- 【請求項1】 不透明度70%以下のプラスチックシ−ト
から成る基材上に着色層を設け、前記着色層側から着色
層又は着色層及び基材にかけて彫刻を施し、彫刻面の反
対面から視認するようにしたことを特徴とする彫刻シ−
ト。 - 【請求項2】 主として透過光により視認するようにし
た請求項1に記載の彫刻シ−ト。 - 【請求項3】 着色層の上に印字層又は地紋層を設け、
その上から彫刻を施した請求項1に記載の彫刻シ−ト。 - 【請求項4】 彫刻を施した着色層の上に該着色層の色
と異なる色の着色シ−トを貼付けた請求項1に記載の彫
刻シ−ト。 - 【請求項5】 印字層又は地紋層の上に着色層の色と異
なる色の着色シ−トを貼付けた請求項3に記載の彫刻シ
−ト。 - 【請求項6】 着色シ−トの明度が着色層の明度より高
い請求項4又は5に記載の彫刻シ−ト。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3191134A JPH0640145A (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 彫刻シ−ト |
EP92109930A EP0518363B1 (en) | 1991-06-14 | 1992-06-12 | Engraved sheet structure |
CA002071119A CA2071119A1 (en) | 1991-06-14 | 1992-06-12 | Engraving sheet structure |
DE69216302T DE69216302T2 (de) | 1991-06-14 | 1992-06-12 | Gravierte Schichtstruktur |
KR1019920010353A KR930000258A (ko) | 1991-06-14 | 1992-06-15 | 투조용지 |
US07/928,042 US5298307A (en) | 1991-06-14 | 1992-10-08 | Engraving sheet structure |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3191134A JPH0640145A (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 彫刻シ−ト |
US07/928,042 US5298307A (en) | 1991-06-14 | 1992-10-08 | Engraving sheet structure |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0640145A true JPH0640145A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=26506522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3191134A Pending JPH0640145A (ja) | 1991-06-14 | 1991-07-05 | 彫刻シ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0640145A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7682687B2 (en) | 2001-07-16 | 2010-03-23 | Yupo Corporation | Forgery-preventing film |
JP2013095120A (ja) * | 2011-11-04 | 2013-05-20 | Kawanami Tekko Kk | 画像表示パネル及び画像表示パネル設置設備並びに画像表示パネルの製造方法 |
CN109514110A (zh) * | 2018-12-29 | 2019-03-26 | 江门职业技术学院 | 一种激光雕刻印花工艺及实施该工艺的设备 |
JP2019202422A (ja) * | 2018-05-21 | 2019-11-28 | 義春刃物株式会社 | 彫刻用素材 |
KR20210124395A (ko) * | 2019-02-08 | 2021-10-14 | 애버리 데니슨 코포레이션 | 플렉시블 재귀반사성 시팅 |
-
1991
- 1991-07-05 JP JP3191134A patent/JPH0640145A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7682687B2 (en) | 2001-07-16 | 2010-03-23 | Yupo Corporation | Forgery-preventing film |
JP2013095120A (ja) * | 2011-11-04 | 2013-05-20 | Kawanami Tekko Kk | 画像表示パネル及び画像表示パネル設置設備並びに画像表示パネルの製造方法 |
JP2019202422A (ja) * | 2018-05-21 | 2019-11-28 | 義春刃物株式会社 | 彫刻用素材 |
CN109514110A (zh) * | 2018-12-29 | 2019-03-26 | 江门职业技术学院 | 一种激光雕刻印花工艺及实施该工艺的设备 |
CN109514110B (zh) * | 2018-12-29 | 2023-10-20 | 江门职业技术学院 | 一种激光雕刻印花工艺及实施该工艺的设备 |
KR20210124395A (ko) * | 2019-02-08 | 2021-10-14 | 애버리 데니슨 코포레이션 | 플렉시블 재귀반사성 시팅 |
CN113646669A (zh) * | 2019-02-08 | 2021-11-12 | 艾利丹尼森公司 | 柔性逆反射片材 |
JP2022521160A (ja) * | 2019-02-08 | 2022-04-06 | アベリー・デニソン・コーポレイション | フレキシブル再帰反射性シーティング |
CN113646669B (zh) * | 2019-02-08 | 2023-09-01 | 艾利丹尼森公司 | 柔性逆反射片材 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5413839A (en) | Transfer film | |
US5871833A (en) | Forgery-preventive fretwork paper | |
US7960022B2 (en) | Forgery-preventing film | |
JPH0640145A (ja) | 彫刻シ−ト | |
JP2001171272A (ja) | カード | |
US7197980B2 (en) | Engraving sheet and method of engraving the same | |
JPH11286194A (ja) | 回折格子パターンを有する有価証券印刷物 | |
US10933681B2 (en) | Secure substrate | |
JP4093504B2 (ja) | 有価証券及び有価証券の製造方法 | |
US5298307A (en) | Engraving sheet structure | |
JP2796685B2 (ja) | パスポート | |
JPH0813539B2 (ja) | 透かし彫り用紙 | |
JP3868571B2 (ja) | 易剥離性隠蔽層を備えたカード | |
US6159274A (en) | Coloring mechanism and a recording material with the mechanism | |
JP4347464B2 (ja) | 偽造防止印刷物 | |
JP2001039005A (ja) | 偽造防止策が施された有価証券印刷物 | |
JP2520027Y2 (ja) | 意匠合成紙 | |
JP3529405B2 (ja) | 偽造防止印刷物 | |
JP3267934B2 (ja) | スクラッチ用シート及びその製造方法 | |
JP2000052676A (ja) | 発色機構及び該機構を具備する被記録材 | |
JPH0129107Y2 (ja) | ||
CN2324592Y (zh) | 一种防伪标识 | |
JPH0129108Y2 (ja) | ||
JP2001353952A (ja) | 偽造防止性印刷媒体及び印刷物 | |
JPS5836534Y2 (ja) | 螢光地紋入り合成紙 |