JPH0511208A - レーザー作像装置 - Google Patents

レーザー作像装置

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JPH0511208A
JPH0511208A JP16257991A JP16257991A JPH0511208A JP H0511208 A JPH0511208 A JP H0511208A JP 16257991 A JP16257991 A JP 16257991A JP 16257991 A JP16257991 A JP 16257991A JP H0511208 A JPH0511208 A JP H0511208A
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JP
Japan
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polygon mirror
laser beam
irradiation position
laser
rotating polyhedron
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JP16257991A
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English (en)
Inventor
Eiji Okabayashi
英二 岡林
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】回転多面体に対するレーザービームの照射位置
をこの回転多面体の回転軸方向に調整可能とし、回転多
面体の全ての反射面において面精度が均一となる高さの
ところにレーザービームを照射することにより、画像の
濃度ムラを低減することを目的とする。 【構成】スペーサSによりポリゴンミラー26自体を上
下方向に移動し、ポリゴンミラー26に対するレーザー
ビームの照射位置を回転軸40方向に調整する。また、
シリンドリカルレンズ24を上下動自在に設けることに
より、あるいは、平行平面板60を回動自在に設けるこ
とにより、ポリゴンミラー26に至る光軸を上下方向に
移動し、レーザービームの照射位置を回転軸40方向に
調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザービームを回転
多面体により感光体に走査するレーザー作像装置に関
し、特に、回転多面体に対するレーザービームの照射位
置を回転軸方向に調整して、回転多面体の精度誤差から
生じる画像ムラを低減するようにしたレーザー作像装置
に関する。
【0002】
【従来の技術、及び、発明が解決しようとする課題】従
来から用いられているレーザー作像装置は、半導体レー
ザーつまりレーザーダイオード等から出力されたレーザ
ービームを画像情報に基づいて変調し、変調後のレーザ
ービームを回転多面鏡によって偏光して感光体上を走査
させ、これによって画像を形成させるものである。
【0003】このようなレーザー作像装置に用いられる
回転多面鏡は、画像を形成する上で重要な役割を担って
おり、偏光角が大きい、分光性がない、等の多くの利点
を有している。しかしその反面、反射面の精巧な製作は
非常に困難であることから、1つの反射面にのみ着目し
ても、回転軸に沿う方向つまり高さ方向の異なる位置で
は面精度が異なる場合がある。また、ある高さのところ
を使用した場合に、全ての反射面において面精度が均一
とならないこともある。このように、全ての反射面にお
いて面精度が均一とならない高さのところにレーザービ
ームを照射して走査すると、走査によって形成された画
像には、各走査線が並ぶ方向に周期的に濃度のバラツキ
が生じることがある。
【0004】本発明は、回転多面体の全ての反射面にお
いて面精度が均一となる高さを選択して、この高さのと
ころにレーザービームを照射すれば画像の濃度ムラを低
減することができることに着目してなされたものであ
り、回転多面体に対するレーザービームの照射位置をこ
の回転多面体の回転軸方向に調整し得るレーザー作像装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、レーザービームを走査するように反射する
回転多面体を有するレーザー作像装置において、前記回
転多面体に対するレーザービームの照射位置を、前記回
転多面体の回転軸方向に調整する照射位置調整手段を有
することを特徴とするレーザー作像装置である。
【0006】また、前記照射位置調整手段は、前記回転
多面体を前記回転軸に沿う方向に移動させることによ
り、前記回転多面体に対するレーザービームの照射位置
を調整するよう構成すると良い。
【0007】また、前記照射位置調整手段は、前記回転
多面体に至る光軸を前記回転軸に沿う方向に移動させる
ことにより、前記回転多面体に対するレーザービームの
照射位置を調整するよう構成しても良い。
【0008】
【作用】回転多面体に対するレーザービームの照射位置
は、回転多面体を回転軸に沿う方向に移動させる照射位
置調整手段によって、あるいは、回転多面体に至る光軸
を回転軸に沿う方向に移動させる照射位置調整手段によ
って、回転軸方向に調整される。これにより、回転多面
体の全ての反射面において面精度が均一な位置を選択で
き、この位置にレーザービームが照射されることにな
る。
【0009】
【実施例】以下、図示するレーザー作像装置について説
明する。図1はレーザー作像装置の断面図、図2は図1
の平面図、図3は図1の底面図を示す。図示するレーザ
ー作像装置のケーシング10は、第1台板部11と、こ
れに対して段差を有する第2台板部12とを有してお
り、これらの台板部11、12は隔壁部13によって相
互に連結されている。これらの台板部11、12の外周
には、外壁部14がこれらと一体に形成され、第1台板
部11及び隔壁部13により区画形成される第1収容室
16と、第2台板部12及び隔壁部13により区画形成
される第2収容室17とがケーシング10内に形成され
ている。
【0010】第1収容室16の上部は図示しないカバー
により覆われるようになっており、このカバーを取除い
た状態における第1収容室16内の構造が図2に詳細に
示されている。ケーシング10には図2に示されるよう
に、レーザービームを出射するレーザーダイオードつま
り光源21が取付けられており、この光源21からのレ
ーザービームはコリメータレンズ22によって平行光に
された後、スリット23を通って、第1台板部11に取
付けられたシリンドリカルレンズ24に至る。ここから
のレーザービームは、モータ25により回転する回転多
面鏡(ポリゴンミラー)26の反射面に照射されて走査
される。ポリゴンミラー26により走査されたレーザー
ビームを第1収容室16から第2収容室17へ透過させ
るために、隔壁部13には開口18が形成されている。
図1に示されるように、開口18を開閉するためのシャ
ッター33が矢印で示すように摺動自在に隔壁部13に
取付けられている。また、シャッター33にはレーザー
ビームを通過させるためのスリット孔34が形成されて
いる。
【0011】ポリゴンミラー26により走査されたレー
ザービームはスリット孔34を通って、第2台板部12
の内面に取付けられたトーリックレンズ27に至り、更
にこのレンズ27を透過した後に、球面ミラー28で反
射して、折り返しミラー29に至る。これらの球面ミラ
ー28、折り返しミラー29等の結像部材はそれぞれ第
2台板部12に取付けられている。第2収容室17の下
面にはカバー19が取付けられており、このカバーを取
除いた状態における第2収容室17内の内部構造が図3
に詳細に示されている。
【0012】図1に示されるように、カバー19に取付
けられたホルダー30には、透明板31が固定されてお
り、折り返しミラー29により反射したレーザー走査光
は、この透明板31を透過して、ケーシング10の外部
に配置された感光体32に照射される。
【0013】ポリゴンミラー26を回転駆動するモータ
25の構造が図4に詳細に示され、ポリゴンミラー26
の取り付け方法が図5に示されている。図示するよう
に、ポリゴンミラー26の回転中心部分には通孔26a
が形成されており、この通孔26aを貫通するシャフト
40は、ベアリングブッシュ41内に取り付けたベアリ
ング42によって回転自在に保持されている。このシャ
フト40には、円板形状を有しシャフト40と一体的に
回転するロータホルダ43が取り付けられている。ロー
タホルダ43の内面には複数のマグネット44が取り付
けられており、このマグネット44に対向するシールド
板45上に、マグネット44との間に微小な隙間を隔て
て電磁コイル46が取り付けられている。シールド板4
5の下方には、モータ25を駆動する駆動回路が実装さ
れた回路基板47が設けられている。ロータホルダ43
の上面に載置されたポリゴンミラー26は押さえバネ4
8を介してネジ49により固定されるようになってお
り、このネジ49を装着するためのネジ穴40aがシャ
フト40の先端部分に軸方向に沿って形成されている。
押さえバネ48は、シャフト40の先端部分に当接する
基板部48aと、この基板部48aから下方に向けて伸
びてポリゴンミラー26の上面に当接する脚部48bと
を有し、基板部48aにはネジ49が挿通される通孔4
8cが形成されている。また、ベアリングブッシュ41
は、その下方部分が第1台板部11に形成した通孔内1
1aに挿入されて固定されている。
【0014】ポリゴンミラー26をモータ25に取り付
けるには、図5に示すように、ポリゴンミラー26の通
孔26aにシャフト40を挿通して、このポリゴンミラ
ー26をロータホルダ43の上面に載置する。次いで、
押さえバネ48の通孔48cに挿通されたネジ49を、
シャフト40のネジ穴40aに装着する。これにより、
押さえバネ48の基板部48aがシャフト40の先端部
分に当接すると共に、脚部48bがポリゴンミラー26
の上面に当接することになり、ポリゴンミラー26は押
さえバネ48を介してロータホルダ43の上面に押さえ
付けられて固定される。
【0015】ポリゴンミラー26のそれれぞの反射面に
は、前述したように、回転軸(シャフト40)に沿う方
向つまり高さ方向の異なる位置では面精度が異なる場合
がある。このような面精度の不均一を概念的に示すと図
6、図7の通りであり、ポリゴンミラー26は、図6
(A)、図7(A)に示すように、例えば、第1反射面
から第4反射面までの4個の反射面51〜54から構成
されている。また、ポリゴンミラー26の高さ方向の異
なる3つの位置、つまり、上側位置(a)、中間位置
(b)、下側位置(c)における反射面の断面を、各図
の(B)に示してある。
【0016】図6に示されるポリゴンミラー26にあっ
ては、第1反射面51の中間位置(b)、下側位置
(c)における断面形状が、他の反射面52〜54の中
間位置(b)、下側位置(c)における断面形状と均一
ではなく、上側位置(a)における断面形状が第1反射
面51から第4反射面54までの全てについて均一であ
る場合を表している。従って、このようなポリゴンミラ
ー26にあっては、ポリゴンミラー26を使用する高さ
として上側位置(a)を選択すれば、4つの反射面51
〜54の全てについて面精度が均一な部位にレーザービ
ームを照射することができることになる。
【0017】また、図7に示されるポリゴンミラー26
にあっては、第2反射面52の上側位置(a)、中間位
置(b)における断面形状が、他の反射面51、53、
54の上側位置(a)、中間位置(b)における断面形
状と均一ではなく、下側位置(c)における断面形状が
第1反射面51から第4反射面54までの全てについて
均一である場合を表している。従って、このようなポリ
ゴンミラー26にあっては、ポリゴンミラー26を使用
する高さとして下側位置(c)を選択すれば、4つの反
射面51〜54の全てについて面精度が均一な部位にレ
ーザービームを照射することができることになる。
【0018】次に、ポリゴンミラー26の反射面に対す
るレーザービームの照射位置を変える実施例を説明す
る。
【0019】図8は、レーザービームの照射位置の基準
となる状態を示しており、図9、図10は、図8に示さ
れる基準状態からポリゴンミラー26自体を移動するこ
とにより、ポリゴンミラー26に対するレーザービーム
の照射位置を変える実施例を示している。詳述すると、
図9に示される実施例では、ポリゴンミラー26とロー
タホルダ43との間に、所定の厚さtを有するスペーサ
S(照射位置調整手段に相当する)が装着されている。
これによって、ポリゴンミラー26は、図8に示される
基準状態に対してスペーサSの厚さtだけ上側に移動し
て、レーザービームの照射位置が基準状態に比べてスペ
ーサSの厚さtだけ下側に移動することになる。この場
合、モータ25のシャフト40の長さは、スペーサSの
厚さを見込んで多少長めに形成しておく必要がある。ま
た、スペーサSの有無に応じて、ポリゴンミラー26を
固定するためのネジ49や押さえバネ48の形状等を適
宜変更しても良い。
【0020】図10に示される実施例では、モータ25
の取り付け高さを上下可変自在に構成されており、モー
タ25とモータ取付面との間に、所定の厚tさを有する
スペーサS(照射位置調整手段に相当する)が装着され
ている。この場合も上述したのと同様にして、レーザー
ビームの照射位置が基準状態に比べてスペーサSの厚さ
tだけ下側に移動することになる。
【0021】図11、図13は、図8に示される基準状
態から光軸を変化させることにより、ポリゴンミラー2
6に対するレーザービームの照射位置を変える実施例を
示している。図11に示される実施例では、シリンドリ
カルレンズ24は、その取り付け高さが上下方向に可変
自在となっており、これにより光軸を変化させるように
なっている。シリンドリカルレンズ24の上下移動機構
59(照射位置調整手段に相当する)の一例を示すと図
12の通りである。シリンドリカルレンズ24を上下動
自在に保持する保持フレーム55が第1台板部11に設
けられ、この保持フレーム55は、第1台板部11に対
向する基板部55aと、この基板部55aから下方に向
けて伸び第1台板部11に取り付けられる脚部55bと
を有している。両脚部55bはシリンドリカルレンズ2
4の直径とほぼ同じ長さだけ離間しており、また、脚部
55bのそれぞれは、シリンドリカルレンズ24の軸方
向長さとほぼ同じ長さだけ離間した一対の脚56、56
を有している。これら4つの脚56は、シリンドリカル
レンズ24が上下移動する際のガイドとして機能してい
る。また、シリンドリカルレンズ24の下側には板バネ
57が設けられており、この板バネ57はシリンドリカ
ルレンズ24が基板部55aに向けてつまり上方に移動
する方向の弾発力を付勢している。板バネに57よるシ
リンドリカルレンズ24の上方への移動を規制するため
に、保持フレーム55の基板部55aには調節ネジ58
が装着されており、この調節ネジ58の先端部は基端部
55aの下端面から突出してシリンドリカルレンズ24
の外周面に当接している。
【0022】従って、基準となる状態から調節ネジ58
を締めると、ネジ58の先端部が下方に向けて下がるた
めシリンドリカルレンズ24は板バネ57の弾発力に抗
して下側に移動して、光軸は図8に示される基準状態か
ら下側に移動する。これにより、ポリゴンミラー26に
対するレーザービームの照射位置が基準状態に比べてシ
リンドリカルレンズ24の移動量だけ下側に移動するこ
とになる。一方、基準となる状態から調節ネジ58を緩
めると、ネジ58の先端部が上方に向けて上がるためシ
リンドリカルレンズ24は板バネ57の弾発力によって
上側に移動して、光軸は基準状態から上側に移動する。
これにより、ポリゴンミラー26に対するレーザービー
ムの照射位置が基準状態に比べてシリンドリカルレンズ
24の移動量だけ上側に移動することになる。
【0023】図13に示される実施例では、シリンドリ
カルレンズ24の取り付け高さは一定のまま、シリンド
リカルレンズ24とポリゴンミラー26との間に設けた
平行平面板60(照射位置調整手段に相当する)を用い
ることにより、光軸を変化させるようになっている。平
行平面板60の保持機構の一例を示すと図14の通りで
ある。平行平面板60を回動自在に保持する保持フレー
ム61が第1台板部11に設けられ、この保持フレーム
61は、平行平面板60が取り付けられたホルダ61a
と、支軸62を中心にホルダ61aを回動自在に保持す
ると共に第1台板部11に取り付けられる脚部61bと
を有している。
【0024】平行平面板60をシリンドリカルレンズ2
4からの光軸に直交させると、図8に示される状態と同
様の基準状態となる。図13に示すように、基準状態か
らホルダ61aを反時計方向に回転して平行平面板60
を傾けると、平行平面板60の傾斜角度に応じて光軸が
基準状態から下側に移動し、ポリゴンミラー26に対す
るレーザービームの照射位置が下側に移動することにな
る。逆に、基準状態からホルダ61aを時計方向に回転
して平行平面板60を傾けると、平行平面板60の傾斜
角度に応じて光軸が基準状態から上側に移動し、ポリゴ
ンミラー26に対するレーザービームの照射位置が上側
に移動することになる。
【0025】上述した各実施例に示されるように、ポリ
ゴンミラー26自体あるいは光軸を移動することによ
り、ポリゴンミラー26に対するレーザービームの照射
位置を高さ方向に変えることができるため、面精度が悪
いポリゴンミラー26であっても、全ての反射面で面精
度が均一となる高さのところを選択してこのポリゴンミ
ラー26を使用することができる。これにより、ポリゴ
ンミラー26にレーザービームを照射して走査すること
により形成された画像には、各走査線が並ぶ方向に濃度
のバラツキが周期的に生じることがなく、画像の濃度ム
ラを低減することができることになる。つまり、面精度
が悪いポリゴンミラー26であっても面精度が均一とな
る高さを選択して使用することで、ジッタ値の小さなレ
ーザー作像装置を作製することができる。
【0026】特に樹脂成型によって作製されるポリゴン
ミラー26の場合には一般に反射面の面精度が悪いこと
から、上述のようにして、使用する反射面の高さを選択
できることは、高品位の画像を再現するための有効な手
段となる。また、アルミの切削加工によってポリゴンミ
ラー26を作製する場合にも、切削機の加工精度が多少
劣っていても、面精度が均一となる高さを選択して使用
できるため、高品位の画像を再現できる。
【0027】尚、図11、13に示される実施例では、
ポリゴンミラー26の反射面に対するレーザービームの
照射位置を変化させることによって光軸がシャフト40
の軸方向に移動するため、必要に応じて、ポリゴンミラ
ー26以降の光学系を光軸の移動に伴って移動して、光
軸の移動を補正する。但し、感光体に対するレーザービ
ームの照射位置があまり変化しない場合には、前記補正
を行う必要はない。また、面倒れ補正光学系を採用した
場合には、シリンドリカルレンズを用いてシャフト40
の軸方向の光を感光体の露光位置に集光しているため、
光軸が移動しても、感光体に対する照射位置の移動量を
シリンドリカルレンズによって小さく押さえることがで
きる。
【0028】また、スペーサを用いる図9、10に示さ
れる実施例にあっては、厚さの異なる複数個のスペーサ
を用意しておけば、ポリゴンミラー26に対するレーザ
ービームの入射位置を複数箇所に変更することができ
る。
【0029】更に、ポリゴンミラーの上面、下面のそれ
ぞれの面を面精度良く仕上げておくと、ポリゴンミラー
26を上下反転させてモータ25に取り付けることによ
っても、ポリゴンミラー26に対するレーザービームの
入射位置を変更することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレーザー
作像装置は、回転多面体に対するレーザービームの照射
位置を回転多面体の回転軸方向に沿って調整できるた
め、回転多面体の全ての反射面において面精度が均一と
なる位置を選択して使用することができる。そして、回
転多面体の全ての反射面で面精度が均一となる位置にレ
ーザービームを照射して走査することにより、形成され
た画像には各走査線が並ぶ方向に濃度のバラツキが周期
的に生じることがなく、画像の濃度ムラを低減すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るレーザー作像装置を
示す断面図、
【図2】 図1の平面図、
【図3】 図1の底面図、
【図4】 ポリゴンミラーを回転駆動するモータを示す
断面図
【図5】 ポリゴンミラーの取り付け方法を示す斜視図
【図6】 面精度の不均一を概念的に示す図であり、
(A)はポリゴンミラーの4つの反射面を示す図、
(B)はポリゴンミラーの高さ方向に異なる上側位置
(a)、中間位置(b)、下側位置(c)における各反
射面の断面図
【図7】 面精度の不均一を概念的に示す図であり、
(A)はポリゴンミラーの4つの反射面を示す図、
(B)はポリゴンミラーの高さ方向に異なる上側位置
(a)、中間位置(b)、下側位置(c)における各反
射面の断面図
【図8】 レーザービームの照射位置の基準となる状態
を示す図
【図9】 照射位置調整手段がスペーサから構成された
一実施例を示す概念図
【図10】照射位置調整手段がスペーサから構成された
他の実施例を示す概念図
【図11】照射位置調整手段がシリンドリカルレンズの
上下移動機構から構成された一実施例を示す概念図
【図12】シリンドリカルレンズの上下移動機構の一例
を示す斜視図
【図13】照射位置調整手段が平行平面板から構成され
た一実施例を示す概念図
【図14】平行平面板の保持機構の一例を示す斜視図
【符号の説明】
24…シリンドリカルレンズ 25…モータ 26…ポリゴンミラー(回転多面体) 32…感光体 40…シャフト(回転多面体の回転軸) 59…シリンドリカルレンズの上下移動機構(照射位置
調整手段) 60…平行平面板(照射位置調整手段) S…スペーサ(照射位置調整手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザービームを走査するように反射す
    る回転多面体を有するレーザー作像装置において、前記
    回転多面体に対するレーザービームの照射位置を前記回
    転多面体の回転軸方向に調整する照射位置調整手段を有
    することを特徴とするレーザー作像装置。
  2. 【請求項2】 前記照射位置調整手段は、前記回転多面
    体を前記回転軸に沿う方向に移動させることにより、前
    記回転多面体に対するレーザービームの照射位置を調整
    してなる請求項1記載のレーザー作像装置。
  3. 【請求項3】 前記照射位置調整手段は、前記回転多面
    体に至る光軸を前記回転軸に沿う方向に移動させること
    により、前記回転多面体に対するレーザービームの照射
    位置を調整してなる請求項1記載のレーザー作像装置。
JP16257991A 1991-07-03 1991-07-03 レーザー作像装置 Pending JPH0511208A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008076449A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Ricoh Co Ltd 光走査装置及び画像形成装置
JP2016130812A (ja) * 2015-01-15 2016-07-21 コニカミノルタ株式会社 光走査装置及び光走査方法
CN112835250A (zh) * 2019-11-22 2021-05-25 株式会社理光 光学元件角度调节装置和图像投影装置

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