JPH05111943A - 射出成形用金型装置 - Google Patents
射出成形用金型装置Info
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- JPH05111943A JPH05111943A JP8096292A JP8096292A JPH05111943A JP H05111943 A JPH05111943 A JP H05111943A JP 8096292 A JP8096292 A JP 8096292A JP 8096292 A JP8096292 A JP 8096292A JP H05111943 A JPH05111943 A JP H05111943A
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- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 title claims abstract description 23
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 30
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 30
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 6
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 6
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
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- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/27—Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
- B29C45/28—Closure devices therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型で作業性がよく樹脂によるトラブルのな
い射出成形用金型装置の提供。 【構成】 可動側取付板の外側にプレートを装着し、該
プレート内に操作ピンを移動させるためのシリンダ機構
を配設し、操作ピンをエゼクタプレートに係合させ、エ
ゼクタプレートに同調して操作ピンを移動させるように
構成するとともに、キャビティ内の樹脂量を検出するセ
ンサと、該センサの信号によりロッドを往復動させるシ
リンダ機構と、ロッドの往復動を回転運動に変換する変
換機構と、該変換機構に連結され回転によりゲートを開
閉する回転入子と、該回転入子を保持する押さえ部材と
よりなるゲート開閉機構を備えた。
い射出成形用金型装置の提供。 【構成】 可動側取付板の外側にプレートを装着し、該
プレート内に操作ピンを移動させるためのシリンダ機構
を配設し、操作ピンをエゼクタプレートに係合させ、エ
ゼクタプレートに同調して操作ピンを移動させるように
構成するとともに、キャビティ内の樹脂量を検出するセ
ンサと、該センサの信号によりロッドを往復動させるシ
リンダ機構と、ロッドの往復動を回転運動に変換する変
換機構と、該変換機構に連結され回転によりゲートを開
閉する回転入子と、該回転入子を保持する押さえ部材と
よりなるゲート開閉機構を備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は射出成形用金型装置の合
理化に関するものである。
理化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の射出成形用金型装置の側面
断面図、図6はその要部平面図で、図中1は金型を成形
機に装着するための固定側取付板、2は可動側取付板、
3は固定型板、4は可動型板、5a、5bはエゼクタピ
ン、6、7はエゼクタピン5a、5bを取付けるための
エゼクタプレート、8はスペーサブロック、9は樹脂の
流路であるスプール部、10は同ランナ部、11はラン
ナ部10とキャビティ12とを繋ぐゲート部、13はシ
リンダ、14はピストン、15はピストン14に固着さ
れたロッド、16はロッド15に固着された操作ピン、
17は操作ピン16に装着されたシャットオフピン、1
8は配管、19は樹脂、20はオーバフロー部、21は
光センサである。
断面図、図6はその要部平面図で、図中1は金型を成形
機に装着するための固定側取付板、2は可動側取付板、
3は固定型板、4は可動型板、5a、5bはエゼクタピ
ン、6、7はエゼクタピン5a、5bを取付けるための
エゼクタプレート、8はスペーサブロック、9は樹脂の
流路であるスプール部、10は同ランナ部、11はラン
ナ部10とキャビティ12とを繋ぐゲート部、13はシ
リンダ、14はピストン、15はピストン14に固着さ
れたロッド、16はロッド15に固着された操作ピン、
17は操作ピン16に装着されたシャットオフピン、1
8は配管、19は樹脂、20はオーバフロー部、21は
光センサである。
【0003】溶融した樹脂はスプール部9、ランナ部1
0及びゲート部11を経てキャビティ12内に圧入され
る。キャビティ12を充填した樹脂がオーバフロー部2
0に達すると、光センサ21が信号を出力し、シリンダ
13が作動して操作ピン16を押上げシャットオフピン
17によりゲート部11を閉じ、キャビティ12内への
樹脂の流入を阻止する。樹脂が固化すると、成形機によ
り可動型板4が固定型板3より離れ、キャビティ12内
の成形品及びランナは可動型板4に残る。ついで成形機
のエゼクタロッドによりエゼクタプレート6、7が突き
上げられ、それとともに押上げられたエゼクタピン5
a、5bにより成形品およびランナが脱型される。続い
て成形機の型締により可動型板4と固定型板3とが閉
じ、エゼクタピン5a、bも元に戻り操作ピン16も下
降して、次の射出成形が開始される。
0及びゲート部11を経てキャビティ12内に圧入され
る。キャビティ12を充填した樹脂がオーバフロー部2
0に達すると、光センサ21が信号を出力し、シリンダ
13が作動して操作ピン16を押上げシャットオフピン
17によりゲート部11を閉じ、キャビティ12内への
樹脂の流入を阻止する。樹脂が固化すると、成形機によ
り可動型板4が固定型板3より離れ、キャビティ12内
の成形品及びランナは可動型板4に残る。ついで成形機
のエゼクタロッドによりエゼクタプレート6、7が突き
上げられ、それとともに押上げられたエゼクタピン5
a、5bにより成形品およびランナが脱型される。続い
て成形機の型締により可動型板4と固定型板3とが閉
じ、エゼクタピン5a、bも元に戻り操作ピン16も下
降して、次の射出成形が開始される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来の射
出成形用金型装置においては、次に述べるような問題点
がある。 (1) スペーサブロック8の高さは、エゼクタプレート
6、7の移動量とシリンダ13の高さとを見込んで決定
されるため、その高さが高くなり、したがって金型の寸
法が大きくなる。 (2) エゼクタプレート6、7の移動量を制限しないと、
エゼクタプレート6、7とシリンダ13とが衝突する恐
れがある。 (3) シリンダ配管18とエゼクタピン5a、bとの干渉
により作業性が悪い。 (4) シャットオフピン17の先端外周部に樹脂19が侵
入し、シャットオフピン17の動きに支障を来たす。 (5) キャビティ12内に樹脂圧入後ゲート11を閉じた
とき、シャットオフピン17に樹脂圧が加わるため、シ
リンダ13の押上力は十分に大きくする必要があり、そ
の結果シリンダ13は大型化することとなる。またシリ
ンダ13はエゼクタプレート6、7の上部に装着されて
いるため、シリンダ13の分だけ金型が厚くなり、装置
全体が大型になる。
出成形用金型装置においては、次に述べるような問題点
がある。 (1) スペーサブロック8の高さは、エゼクタプレート
6、7の移動量とシリンダ13の高さとを見込んで決定
されるため、その高さが高くなり、したがって金型の寸
法が大きくなる。 (2) エゼクタプレート6、7の移動量を制限しないと、
エゼクタプレート6、7とシリンダ13とが衝突する恐
れがある。 (3) シリンダ配管18とエゼクタピン5a、bとの干渉
により作業性が悪い。 (4) シャットオフピン17の先端外周部に樹脂19が侵
入し、シャットオフピン17の動きに支障を来たす。 (5) キャビティ12内に樹脂圧入後ゲート11を閉じた
とき、シャットオフピン17に樹脂圧が加わるため、シ
リンダ13の押上力は十分に大きくする必要があり、そ
の結果シリンダ13は大型化することとなる。またシリ
ンダ13はエゼクタプレート6、7の上部に装着されて
いるため、シリンダ13の分だけ金型が厚くなり、装置
全体が大型になる。
【0005】本発明は従来の射出成形用金型装置におけ
る上記問題点を解消するためになされたもので、小型で
作業性がよく樹脂によるトラブルのない射出成形用金型
装置を提供しようとするものである。
る上記問題点を解消するためになされたもので、小型で
作業性がよく樹脂によるトラブルのない射出成形用金型
装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、射出成形用金型装置を次のように構成した。 (1) 可動側取付板の外側にプレートを装着し、該プレー
ト内に操作ピンを移動させるためのシリンダ及びその配
管一式を配置した。 (2) 上記シリンダにより作動される操作ピンをエゼクタ
プレートに係合させ、エゼクタプレートに同調して操作
ピンが移動するようにした。 (3) キャビティ内の樹脂量を検出するセンサと、該セン
サの信号によりロッドを往復動させるるシリンダ機構
と、ロッドの往復動を回転運動に変換する変換機構と、
該変換機構に連結され回転によりゲートを開閉する回転
入子と、該回転入子を保持する押さえ部材とよりなるゲ
ート開閉機構を備えた。
め、射出成形用金型装置を次のように構成した。 (1) 可動側取付板の外側にプレートを装着し、該プレー
ト内に操作ピンを移動させるためのシリンダ及びその配
管一式を配置した。 (2) 上記シリンダにより作動される操作ピンをエゼクタ
プレートに係合させ、エゼクタプレートに同調して操作
ピンが移動するようにした。 (3) キャビティ内の樹脂量を検出するセンサと、該セン
サの信号によりロッドを往復動させるるシリンダ機構
と、ロッドの往復動を回転運動に変換する変換機構と、
該変換機構に連結され回転によりゲートを開閉する回転
入子と、該回転入子を保持する押さえ部材とよりなるゲ
ート開閉機構を備えた。
【0007】
【作用】可動側取付板の外側に装着されたプレート内
に、操作ピンを移動させるためのシリンダ及びその配管
一式を内蔵させたので、シリンダ配管とエゼクタピンと
の干渉がなくなり、作業性がよくなる。また上記プレー
トは容易に取換えることができ、他の金型への流用が可
能である。また操作ピンをエゼクタプレートに係合し、
エゼクタプレートが移動してエゼクタピンにより成形品
を脱型するとき、それに同調して操作ピンも移動し、そ
のときシャットオフピン外周部の樹脂を排出する。さら
に樹脂センサの信号に応じて作動するシリンダロッドの
往復動を回転運動に変換し、回転によりゲートを開閉す
るようにしたので、シリンダの押圧力は小さくてすみ、
その結果シリンダは小形化できる。
に、操作ピンを移動させるためのシリンダ及びその配管
一式を内蔵させたので、シリンダ配管とエゼクタピンと
の干渉がなくなり、作業性がよくなる。また上記プレー
トは容易に取換えることができ、他の金型への流用が可
能である。また操作ピンをエゼクタプレートに係合し、
エゼクタプレートが移動してエゼクタピンにより成形品
を脱型するとき、それに同調して操作ピンも移動し、そ
のときシャットオフピン外周部の樹脂を排出する。さら
に樹脂センサの信号に応じて作動するシリンダロッドの
往復動を回転運動に変換し、回転によりゲートを開閉す
るようにしたので、シリンダの押圧力は小さくてすみ、
その結果シリンダは小形化できる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す射出成形用金
型装置の側面断面図で、図中1〜12は従来装置と同一
又は相当部品、30はプレート、31はシリンダ、32
はピストン、33はロッド、34は操作ピン、35はフ
ランジ、36はばね、37はシャットオフピン、38は
配管である。
型装置の側面断面図で、図中1〜12は従来装置と同一
又は相当部品、30はプレート、31はシリンダ、32
はピストン、33はロッド、34は操作ピン、35はフ
ランジ、36はばね、37はシャットオフピン、38は
配管である。
【0009】可動側取付板2の外側に装着されたプレー
ト30内に、ピストン32を擁するシリンダ31と配管
38を内蔵させる。ピストン32に固着されたロッド3
3の先端は若干の間隙をおいて操作ピン34が配置さ
れ、操作ピン34の先端にはシャットオフピン37が装
着されている。操作ピン34にはフランジ35が形成さ
れ、フランジ34とエゼクタプレート6、7との間には
ばね36が介装されており、操作ピン34は常に図の下
方に付勢されている。配管38は油圧機構(図示せず)
に接続され、ピストン32を介して操作ピン34および
シャットオフピン37を移動させる。本発明に係る射出
成形用金型装置は上記のように構成されている。
ト30内に、ピストン32を擁するシリンダ31と配管
38を内蔵させる。ピストン32に固着されたロッド3
3の先端は若干の間隙をおいて操作ピン34が配置さ
れ、操作ピン34の先端にはシャットオフピン37が装
着されている。操作ピン34にはフランジ35が形成さ
れ、フランジ34とエゼクタプレート6、7との間には
ばね36が介装されており、操作ピン34は常に図の下
方に付勢されている。配管38は油圧機構(図示せず)
に接続され、ピストン32を介して操作ピン34および
シャットオフピン37を移動させる。本発明に係る射出
成形用金型装置は上記のように構成されている。
【0010】次に動作について説明する。溶融した樹脂
はスプール部9、ランナ部10及びゲート部11を経て
キャビティ12内に圧入される。樹脂がキャビティ12
を充填しオーバフロー部20に達すると、前述のよう
に、光センサ21が信号を出力し、シリンダ31が作動
してばね36に抗して操作ピン34を押上げ、シャット
オフピン37によりゲート部11を閉じ、キャビティ1
2内への樹脂の流入を阻止する。樹脂が固化すると、成
形機により可動型板4が固定型板3より離れ、キャビテ
ィ12内の成形品は可動型板4に残る。ついで成形機の
エゼクタロッドによりエゼクタプレート6、7が突き上
げられ、それとともにエゼクタピン5a、5bが押上げ
られて成形品及びランナが脱型される。なおこのときエ
ゼクタプレート6、7とともに操作ピン34が上昇する
ので、シャットオフピン37の外周部に付着した樹脂1
9は排出される。すなわち操作ピン34はエゼクタプレ
ート6、7に同調して移動する。
はスプール部9、ランナ部10及びゲート部11を経て
キャビティ12内に圧入される。樹脂がキャビティ12
を充填しオーバフロー部20に達すると、前述のよう
に、光センサ21が信号を出力し、シリンダ31が作動
してばね36に抗して操作ピン34を押上げ、シャット
オフピン37によりゲート部11を閉じ、キャビティ1
2内への樹脂の流入を阻止する。樹脂が固化すると、成
形機により可動型板4が固定型板3より離れ、キャビテ
ィ12内の成形品は可動型板4に残る。ついで成形機の
エゼクタロッドによりエゼクタプレート6、7が突き上
げられ、それとともにエゼクタピン5a、5bが押上げ
られて成形品及びランナが脱型される。なおこのときエ
ゼクタプレート6、7とともに操作ピン34が上昇する
ので、シャットオフピン37の外周部に付着した樹脂1
9は排出される。すなわち操作ピン34はエゼクタプレ
ート6、7に同調して移動する。
【0011】図2は本発明に係るゲート部開閉機構の実
施例を示す平面図、図3は側面断面図で、40はシリン
ダ、41はロッド、42はスライダ、42aはその切欠
部、43は回転入子、44はピン、45は押え部材、4
6は金型である。
施例を示す平面図、図3は側面断面図で、40はシリン
ダ、41はロッド、42はスライダ、42aはその切欠
部、43は回転入子、44はピン、45は押え部材、4
6は金型である。
【0012】図にみるように、シリンダ40のロッド4
1にスライダ42を固着し、スライダ42の先端には切
欠部42aが形成されており、切欠部42aは回転入子
43のピン44と係合し、リンク機構を構成する。回転
入子43は回転させることによりゲート部11を開閉す
るもので、シリンダ40の作動によりスライダ42を移
動させ、スライダ42と係合するピン44を回転させて
回転入子43によりゲート部11を開閉するように構成
されている。また回転入子43は押え部材45により金
型46に保持されている。
1にスライダ42を固着し、スライダ42の先端には切
欠部42aが形成されており、切欠部42aは回転入子
43のピン44と係合し、リンク機構を構成する。回転
入子43は回転させることによりゲート部11を開閉す
るもので、シリンダ40の作動によりスライダ42を移
動させ、スライダ42と係合するピン44を回転させて
回転入子43によりゲート部11を開閉するように構成
されている。また回転入子43は押え部材45により金
型46に保持されている。
【0013】次に動作について説明する。キャビティ1
2内に樹脂が充填されオーバフローすると、前述のよう
に、光センサ21が信号を出力する。これに応じてシリ
ンダ40が作動し、ロッド41したがってスライダ42
が前進し、スライダ先端の切欠部42aがピン44と係
合してリンク機構を構成する。スライダ42がさらに前
進するとピン44を回転させ、その結果回転入子43が
回転してゲート部11を閉じ、樹脂のキャビティ12へ
の流入は阻止される。
2内に樹脂が充填されオーバフローすると、前述のよう
に、光センサ21が信号を出力する。これに応じてシリ
ンダ40が作動し、ロッド41したがってスライダ42
が前進し、スライダ先端の切欠部42aがピン44と係
合してリンク機構を構成する。スライダ42がさらに前
進するとピン44を回転させ、その結果回転入子43が
回転してゲート部11を閉じ、樹脂のキャビティ12へ
の流入は阻止される。
【0014】ついで保圧が解除され、成形品は脱型され
ランナ部の樹脂も排出される。続いて脱型完了の信号を
受け、型締される前にシリンダロッド41が後退し、回
転入子43が逆回転して樹脂充填前の状態に戻り、次の
射出が開始される。
ランナ部の樹脂も排出される。続いて脱型完了の信号を
受け、型締される前にシリンダロッド41が後退し、回
転入子43が逆回転して樹脂充填前の状態に戻り、次の
射出が開始される。
【0015】図4は上記ゲート部開閉機構の他の実施例
を示す平面図で、47はスライダ、47aはスライダ4
7に形成したラック、48は回転入子43と同軸に装着
されラック47aに噛合するピニオンである。回転入子
43の回転にラック47aとピニオン48とを利用した
ものである。
を示す平面図で、47はスライダ、47aはスライダ4
7に形成したラック、48は回転入子43と同軸に装着
されラック47aに噛合するピニオンである。回転入子
43の回転にラック47aとピニオン48とを利用した
ものである。
【0016】
【発明の効果】本発明は、射出成形用金型装置におい
て、可動側取付板の外側に装着したプレートに、操作ピ
ンを移動させるためのシリンダ及びその配管一式を内蔵
せしめ、上記シリンダにより作動される操作ピンをエゼ
クタプレートに係合させて、エゼクタプレートに同調し
て操作ピンが移動するようにするとともに、キャビティ
内の樹脂量を検出するセンサと、該センサの信号により
ロッドを往復動させるるシリンダ機構と、該ロッドの往
復動を回転運動に変換する変換機構と、回転によりゲー
トを開閉する回転入子と、該回転入子を保持する押さえ
部材とよりなるゲート開閉機構を備えたので、次に述べ
るような優れた効果を挙げることとなった。 (1) シリンダがエゼクタピンに衝突する恐れがなくなっ
た。 (2) シリンダ配管とエゼクタピンとの干渉がなくなり作
業性が改善された。 (3) シリンダ機構を内蔵するプレートを容易に取替える
ことができるので、上記プレートの他の金型への流用が
可能となった。 (4) シャットオフピンの摺動部外周に付着する樹脂を各
ショットごとに排出することができ、連続射出成形が可
能となった。 (5) 回転入子を使用するゲート開閉機構の利用により、
ゲート開閉時の樹脂の抵抗が小さくなり、したがってシ
リンダの小形化が可能となるとともに、シリンダを金型
側面に装着できるので、金型の小形化も可能となった。
て、可動側取付板の外側に装着したプレートに、操作ピ
ンを移動させるためのシリンダ及びその配管一式を内蔵
せしめ、上記シリンダにより作動される操作ピンをエゼ
クタプレートに係合させて、エゼクタプレートに同調し
て操作ピンが移動するようにするとともに、キャビティ
内の樹脂量を検出するセンサと、該センサの信号により
ロッドを往復動させるるシリンダ機構と、該ロッドの往
復動を回転運動に変換する変換機構と、回転によりゲー
トを開閉する回転入子と、該回転入子を保持する押さえ
部材とよりなるゲート開閉機構を備えたので、次に述べ
るような優れた効果を挙げることとなった。 (1) シリンダがエゼクタピンに衝突する恐れがなくなっ
た。 (2) シリンダ配管とエゼクタピンとの干渉がなくなり作
業性が改善された。 (3) シリンダ機構を内蔵するプレートを容易に取替える
ことができるので、上記プレートの他の金型への流用が
可能となった。 (4) シャットオフピンの摺動部外周に付着する樹脂を各
ショットごとに排出することができ、連続射出成形が可
能となった。 (5) 回転入子を使用するゲート開閉機構の利用により、
ゲート開閉時の樹脂の抵抗が小さくなり、したがってシ
リンダの小形化が可能となるとともに、シリンダを金型
側面に装着できるので、金型の小形化も可能となった。
【図1】本発明の一実施例を示す射出成形用金型装置の
側面断面図である。
側面断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示すゲート開閉装置の平面
図である。
図である。
【図3】上記ゲート開閉装置の側面断面図である。
【図4】上記ゲート開閉装置の他の実施例を示す平面図
である。
である。
【図5】従来の射出成形用金型装置の側面断面図であ
る。
る。
【図6】従来の射出成形用金型装置の平面図である。
30……プレート 31……シリンダ 32……ロッド 33……スライダ 34……操作ピン 35……フランジ 36……ばね 37……シャットオフピン 38……配管 40……シリンダ 41……ロッド 42……スライダ 42a…切欠部 43……回転入子 44……ピン 45……押え部材 46……金型 47……スライダ 47a…ラック 48……ピニオン
Claims (4)
- 【請求項1】 射出成形用金型装置において、 可動板取付板の外側にプレートを装着し、該プレート内
に操作ピンを移動させるためのシリンダ及びその配管一
式を配置するとともに、 上記シリンダにより作動される操作ピンをエゼクタプレ
ートに係合させ、エゼクタプレートに同調して操作ピン
が移動するように構成したことを特徴とする射出成形用
金型装置。 - 【請求項2】 射出成形用金型装置において、そのゲー
ト開閉装置が、 キャビティ内の樹脂量を検出する樹脂センサと、 該樹脂センサの充填完了信号を受けて作動するシリンダ
ロッドと、 該シリンダロッドに装着されたスライダと、 該スライダの往復運動を回転運動に変換する変換手段
と、 該変換手段に連結し回転によりゲートを開閉する回転入
子と、 該回転入子を保持する押え部材とを備えて構成されてい
ることを特徴とする射出成形用金型装置。 - 【請求項3】 上記往復運動を回転運動に変換する変換
手段が、 シリンダのピストンロッドに装着され、先端に切欠部を
形成したスライダと、回転入子に装着され、かつ上記ス
ライダの切欠部に係合するピンとから構成されているこ
とを特徴とする請求項2記載の射出成形用金型装置。 - 【請求項4】 上記往復運動を回転運動に変換する変換
手段が、 シリンダのピストンロッドに装着され、ラックが形成さ
れているスライダと、回転入子に装着され、かつ上記ラ
ックに噛合するピニオンとから構成されていることを特
徴とする請求項2記載の射出成形用金型装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8096292A JPH05111943A (ja) | 1991-08-23 | 1992-04-02 | 射出成形用金型装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3-212068 | 1991-08-23 | ||
JP21206891 | 1991-08-23 | ||
JP8096292A JPH05111943A (ja) | 1991-08-23 | 1992-04-02 | 射出成形用金型装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05111943A true JPH05111943A (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=26421921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8096292A Pending JPH05111943A (ja) | 1991-08-23 | 1992-04-02 | 射出成形用金型装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05111943A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100868414B1 (ko) * | 2007-06-28 | 2008-11-11 | 현대자동차주식회사 | 압축성형장치 |
CN109910245A (zh) * | 2019-04-17 | 2019-06-21 | 珀尔曼机电(昆山)有限公司 | 一种侧向成型的油缸滑块机构 |
-
1992
- 1992-04-02 JP JP8096292A patent/JPH05111943A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100868414B1 (ko) * | 2007-06-28 | 2008-11-11 | 현대자동차주식회사 | 압축성형장치 |
CN109910245A (zh) * | 2019-04-17 | 2019-06-21 | 珀尔曼机电(昆山)有限公司 | 一种侧向成型的油缸滑块机构 |
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