JPH0511133Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0511133Y2
JPH0511133Y2 JP13519087U JP13519087U JPH0511133Y2 JP H0511133 Y2 JPH0511133 Y2 JP H0511133Y2 JP 13519087 U JP13519087 U JP 13519087U JP 13519087 U JP13519087 U JP 13519087U JP H0511133 Y2 JPH0511133 Y2 JP H0511133Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packaging bag
main body
opening
inclined surface
packaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP13519087U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6439212U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13519087U priority Critical patent/JPH0511133Y2/ja
Publication of JPS6439212U publication Critical patent/JPS6439212U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0511133Y2 publication Critical patent/JPH0511133Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vacuum Packaging (AREA)
  • Package Closures (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、密封包装装置に関するものであ
り、特に、被包装物を入れた熱可塑性包装袋を装
置本体の前に置き、この包装袋の開口部を装置本
体のシールポジシヨンに装着した状態で、包装袋
の内部を減圧、加圧またはガス充填した後、包装
袋の開口部をヒートシールして包装するようにし
た密封包装装置に関するものである。
[従来の技術]および[考案が解決しようとする
問題点] 第5図は、従来から用いられているこの種の密
封包装装置の図解図を示している。密封包装装置
1は、装置本体2を備え、この中に各種の機構部
品を収納している。被包装物を入れた熱可塑性包
装袋3は、装置本体2の前に置かれる。そして、
包装袋3の開口部を装置本体2のシールポジシヨ
ン4に装着した状態で、包装袋3の内部を減圧、
加圧またはガス充填し、その後包装袋3の開口部
をヒートシールしている。
しかし、このような従来の密封包装装置1に
は、以下のような問題点が生じていた。
すなわち、包装袋3の開口部を装置本体2のシ
ールポジシヨン4にセツトする必要があるが、被
包装物の重みによつて、包装袋3が装置本体2の
前方部分に沿つてずれ落ちることがある。そのた
め、包装袋3のセツトが困難であつた。
また、包装袋3の開口部を装置本体2のシール
ポジシヨン4に装着するのに先立ち、包装袋3を
手で押えながら包装袋3の内部の空気を抜くこと
が行なわれている。しかし、被包装物3が汁物で
あつたりした場合、包装袋3の開口部が上方に向
いていないため、包装袋3を手で抑えたとき、汁
が開口部からこぼれるというような不具合も生じ
ていた。
そこで、この考案の目的は、包装袋の開口部を
装置本体のシールポジシヨンに容易に装着するこ
とができ、なおかつ、被包装物が汁物であつたり
した場合でも、汁がこぼれないようにし得る密封
包装装置を提供することである。
[問題点を解決するための手段] この考案は、被包装物を入れた熱可塑性包装袋
を装置本体の前に置き、この包装袋の開口部を装
置本体のシールポジシヨンに装着した状態で、包
装袋の内部を減圧、加圧またはガス充填した後、
包装袋の開口部をヒートシールして包装するよう
にした密封包装装置であつて、以下のことを特徴
とする。すなわち、装置本体は、シールポジシヨ
ンの前方に位置する部分に、前方に向かつて下方
に傾斜し、かつその表面に強磁性体材料からなる
部材を含む傾斜面を有している。そして、当該装
置は、その底部に前記傾斜面に吸着する磁石を含
み、かつその上部が上方に突出した峰状に形成さ
れている棒部材を備えている。
[作用] まず、包装袋の開口部を装置本体のシールポジ
シヨンに装着するのに先立ち、棒部材を装置本体
の傾斜面上に吸着させる。その状態で、包装袋の
上部を棒部材の斜面に沿わせる。すると、包装袋
の開口部が上方を向くので、包装袋を手で押して
内部の空気を抜くとき、汁がこぼれたりするよう
な不具合は生じない。
上述のような空気抜きの作業が終わると、棒部
材を装置本体の傾斜面から取外す。そして、包装
袋の開口部を装置本体のシールポジシヨンに装着
するとともに、棒部材を装置本体の傾斜面上に吸
着させる。包装袋の上部は、棒部材と装置本体の
傾斜面との間に挟まれて固定されるので、包装袋
がずれ落ちたりすることはない。また、包装袋の
上部を棒部材と傾斜面とで挟むことによつて、被
包装物の通過が禁止される。したがつて、たとえ
ばノズルによつて包装袋の内部を吸気したときで
あつても、汁などの被包装物がノズル内に吸引さ
れるということはない。
[実施例] 第1図は、この考案の一実施例の外観斜視図で
ある。図示する密封包装装置5は、上カバー6と
下カバー7とからなる装置本体を備えている。上
カバー6の前部には、上下動可能に設けられた気
密圧着バー8が設けられている。上カバー6の気
密圧着バー8に対向する部分は、平坦に形成さ
れ、シールポジシヨンを構成している。そして、
この部分には、気密圧着バー8に対向してシール
台9が設けられている。このシール台9には、加
熱体10と気密パツキン11とが配置されてい
る。気密圧着バー8とシール台9との間には、ス
トレーナタンク12の下から突出するようにノズ
ル13が設けられている。ストレーナタンク12
は、ノズル13によつて包装用袋内の空気が吸引
されたとき、その水分を一時的に蓄えるものであ
る。さらに、上カバー6の上部には、電源スイツ
チ14、操作パネル15おび蓋16が設けられて
いる。蓋16内には、加熱ヒータやテープなどの
小物消耗部品を収納するスペースが設けられてい
る。
上カバー6と下カバー7とからなる装置本体の
内部には、ノズル13を前後方向に移動させるた
めのノズルモータ、ノズル支持台、歯車などが収
納されている。
装置本体を構成する上カバー6は、そのシール
ポジシヨンの前方に位置する部分に、前方に向か
つて下方に傾斜する傾斜面17を有している。こ
の傾斜面17には、強磁性体材料からなる板18
が取付けられている。
密封包装装置5は、さらに、第2図に示す棒部
材19を備えている。この棒部材19は、その底
部に磁石20を有し、またその上部が上方に突出
した峰状に形成されている。棒部材19の磁石2
0は、上カバー6の傾斜面17に取付けられてい
る強磁性体材料からなる板18に吸着するもので
ある。
第3図および第4図は、第1図に示した密封包
装装置5の概略側面断面図である。この第3図お
よび第4図ならびに第1図を用いて、被包装物を
入れた包装袋3の開口部をヒートシールするまで
の操作および動作について説明する。
まず、上カバー6に設けられている電源スイツ
チ14をONにし、包装袋3内に被包装物を入れ
る。次に、第3図に示すように、棒部材19を上
カバー6の傾斜面17上に置く。棒部材19の磁
石20と、傾斜面17上の板18とは強力に吸着
しているので、棒部材19は傾斜面17から滑り
落ちない。
次に、被包装物を入れた包装袋3を、装置本体
の前に置き、また包装袋3の上部を棒部材19の
前面側斜面に沿わせる。その状態では、第3図に
おいて点線で示すように、包装袋3の開口部は上
方に向いている。その状態で、包装袋3を手で押
しながら、包装袋3の中の空気を抜く。被包装物
が汁物であつたとしても、包装袋3の開口部は上
に向いているので、汁が開口部からこぼれ出ると
いうことはほとんど生じない。
次に、棒部材19を傾斜面17から取外し、包
装袋3の開口部を装置本体のシールポジシヨンに
装着する。この際、ノズル13は、包装袋3の開
口部内に挿入される。そして、再度棒部材19を
第4図に示すように上カバー6の傾斜面17上に
置く。この状態においては、包装袋3の上部は、
棒部材19の磁石20と、傾斜面17上の板18
とに挟まれて、しつかりと固定される。したがつ
て、包装袋3が被包装物の重みによつて装置本体
から滑り落ちるということは生じない。
次に、気密圧着バー8を下方に押すと、ノズル
13による吸気動作が開始され、包装袋3の中が
減圧される。この際、棒部材19の磁石20と傾
斜面17上の板18とが包装袋3の上部を密封し
た状態に保つているので、被包装物がこの部分を
通過することはできない。つまり、被包装物がノ
ズル13を吸引されるということは生じない。
なお、第3図に示すように、気密圧着バー8
は、気密パツキン21とシールパツキン22とを
備えている。気密パツキン21およびシールパツ
キン22は、それぞれ、上カバー6のシールポジ
シヨンに配置されている気密パツキン11および
加熱体10に圧着するものである。
包装袋3の中が好みの脱気具合になつたところ
で、操作パネル15のシールボタン23を押す。
すると、ノズル13が装置本体の内部に収納さ
れ、加熱体10への通電が開始される。この際、
シールパツキン22は包装袋3の開口部を加熱体
10に圧着させるように作用している。包装袋3
の開口部は、加熱体10から加熱されることによ
つて、溶着接合し、これによつてヒートシールが
完了する。その後、気密圧着バー8は、自動的に
上方に移動する。
第1図ないし第4図を用いてこの考案の一実施
例を説明したが、図示した実施例はこの考案を具
体化した一例にすぎない。したがつて、この考案
の均等の範囲内において、種々の修正や変形が可
能である。たとえば、前述した実施例では、上カ
バー6の傾斜面17上に強磁性体材料からなる板
18を取付けていたが、傾斜面17を強磁性体材
料で構成すれば、板18を取付ける必要がなくな
る。また、棒部材19の底部に取付けられている
磁石20は、棒部材19の全長にわたつて延びる
ように図示されていたが、この磁石を棒部材19
の底部に点在させるようにしてもよい。なお、こ
の場合であつても、棒部材19の底面と強磁性体
材料からなる板18あるいは傾斜面17とは、互
いに面接触するように形成するのが望ましい。
[考案の効果] 以上のように、この考案によれば、装置本体に
強磁性体材料からなる部材を含む傾斜面を形成
し、かつこの傾斜面に吸着され得る棒部材を備え
るようにしたので、包装袋の開口部を装置本体の
シールポジシヨンに装着する際、包装袋が装置本
体からずり落ちるということはなくなる。また、
棒部材の上部は上方に突出した峰状に形成されて
いるので、包装袋の上部を棒部材の斜面に沿わせ
るようにすれば、包装袋の開口部が上を向き、内
部の被包装物は開口部からこぼれ出るということ
は生じなくなる。さらに、包装袋の上部を棒部材
と傾斜面とで挟みつけて密封するので、たとえば
ノズルによつて包装袋の中を吸気するとき、被包
装物がノズル内に吸引されるということは生じな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例の外観斜視図で
ある。第2図は、この考案に従つた密封包装装置
の一構成要素である棒部材を示す斜視図である。
第3図は、第1図に示した密封包装装置の概略側
面断面図である。第4図は、第1図に示した密封
包装装置によつて包装袋の開口部をヒートシール
しているときの状態を示す概略側面断面図であ
る。第5図は、従来から用いられている密封包装
装置の図解図である。 図において、5は密封包装装置、6は上カバ
ー、7は下カバー、8は気密圧着バー、9はシー
ル台、10は加熱体、11は気密パツキン、12
はストレーナタンク、13はノズル、14は電源
スイツチ、15は操作パネル、16は蓋、17は
傾斜面、18は強磁性体材料よりなる板、19は
棒部材、20は磁石、21は気密パツキン、22
はシールパツキン、23はシールボタンを示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 被包装物を入れた熱可塑性包装袋を装置本体の
    前に置き、前記包装袋の開口部を前記装置本体の
    シールポジシヨンに装着した状態で、前記包装袋
    の内部を減圧、加圧またはガス充填した後、前記
    包装袋の開口部をヒートシールして包装するよう
    にした密封包装装置において、 前記装置本体は、前記シールポジシヨンの前方
    に位置する部分に、前方に向かつて下方に傾斜
    し、かつその表面に強磁性体材料からなる部材を
    含む傾斜面を有し、 当該装置は、その底部に前方傾斜面に吸着する
    磁石を含み、かつその上部が上方に突出した峰状
    に形成されている棒部材を備えている、密封包装
    装置。
JP13519087U 1987-09-03 1987-09-03 Expired - Lifetime JPH0511133Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13519087U JPH0511133Y2 (ja) 1987-09-03 1987-09-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13519087U JPH0511133Y2 (ja) 1987-09-03 1987-09-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6439212U JPS6439212U (ja) 1989-03-08
JPH0511133Y2 true JPH0511133Y2 (ja) 1993-03-18

Family

ID=31394596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13519087U Expired - Lifetime JPH0511133Y2 (ja) 1987-09-03 1987-09-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0511133Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5282242B2 (ja) * 2008-03-27 2013-09-04 株式会社フジシール シール装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6439212U (ja) 1989-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4941310A (en) Apparatus for vacuum sealing plastic bags
KR20020078477A (ko) 진공 및 접착용 포장기
JPH0511133Y2 (ja)
US4441625A (en) Package having a resealing device
JP6177285B2 (ja) ウエットシート包装体及びウエットシート包装体の製造方法
JP2017171396A (ja) ウエットシート包装体
JP3435812B2 (ja) 抽出容器
JPH0532406Y2 (ja)
JPS6034561Y2 (ja) 容器蓋の封口装置
KR200235323Y1 (ko) 진공 및 접착용 포장기
JP3526626B2 (ja) 液体取り出し容器
JP3435813B2 (ja) 抽出容器
JPH055122Y2 (ja)
JPH0133343B2 (ja)
JPH0130387Y2 (ja)
JP3883451B2 (ja) ダブル式真空包装装置
JPH0178504U (ja)
JP2660294B2 (ja) 食品の真空包装方法
JPS61129705U (ja)
JPH066289U (ja) アルミケース収納容器
JPH0751146Y2 (ja) 除湿剤容器
JPH0397008U (ja)
JPH0525731B2 (ja)
JPS63125121A (ja) 密封包装装置の筐体構造
JPH0126224Y2 (ja)