JPH05111263A - 電力スイツチング回路 - Google Patents

電力スイツチング回路

Info

Publication number
JPH05111263A
JPH05111263A JP3265626A JP26562691A JPH05111263A JP H05111263 A JPH05111263 A JP H05111263A JP 3265626 A JP3265626 A JP 3265626A JP 26562691 A JP26562691 A JP 26562691A JP H05111263 A JPH05111263 A JP H05111263A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrostatic induction
diode
induction thyristor
reverse current
thyristors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3265626A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Ogiwara
淳 荻原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP3265626A priority Critical patent/JPH05111263A/ja
Publication of JPH05111263A publication Critical patent/JPH05111263A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】逆方向電流通電用ダイオードのリカバリー電流
の時間増加率を抑制することにより、逆方向電流通電用
ダイオードと対になる静電誘導サイリスタのミストリガ
による短絡事故を防止した電力スイッチング回路を提供
するにある。 【構成】インバータ本体は静電誘導サイリスタ11 〜1
6 とインダクタ41 〜46 との直列回路をブリッジ接続
したものである。静電誘導サイリスタ11 〜1 6 とイン
ダクタ41 〜46 との直列回路は夫々逆方向電流通電ダ
イオード21 〜26 を逆並列接続している。インバータ
本体は電源接続端子に直流電圧源3を接続している。各
静電誘導サイリスタ11 〜16 は夫々のゲート駆動回路
によってオン・オフ制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電圧型静電誘導サイリ
スタインバータからなる電力スイッチング回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】静電誘導サイリスタを用いた三相インバ
ータの基本的な構成は図3に示すようなものである。こ
の基本的な回路では静電誘導サイリスタ11〜16 をブ
リッジ接続してインバータ本体を構成し、各静電誘導サ
イリスタ11 〜16 には夫々逆方向電流通電用ダイオー
ド21 〜26 を逆並列接続し、インバータ本体の電源接
続端子には直流電圧源3を接続している。また対となる
静電誘導サリスタ間の接続点を夫々出力端子U,V,W
としている。
【0003】各静電誘導サイリスタ11 〜16 は夫々の
ゲート駆動回路(図示せず)によってオン・オフ制御さ
れる。例えば、11 と14 の静電誘導サイリスタをオ
ン、1 2 と13 の静電誘導サイリスタをオフするような
駆動信号を与えると、インバータ本体の出力端子Vから
みた出力端子Uの電位はプラスEであり、逆の駆動信号
を与えると上記の電位はマイナス電位に反転する。当然
1 と12 の静電誘導サイリスタ、13 と14 の静電誘
導サイリスタ、15 と16 の静電誘導サイリスタは同時
にオンして短絡を招くことがないように交互にオン・オ
フするように制御される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電圧
型静電誘導サイリスタインバータを用いた電力スイッチ
ング回路では、例えばダイオード21 に回生電流が流れ
ている周期に静電誘導サイリスタ12 がターンオンする
と、ダイオード21 のリカバリー電流が静電誘導サイリ
スタ12 に急激に流れ込む。その結果静電誘導サイリス
タ12 のゲート信号のグランドであるカソードの電位が
変動し、これがノイズとなって静電誘導サイリスタ11
がミストリガして静電誘導サイリスタ11 、12 が同時
にオンし、その結果静電誘導サイリスタ11 、12 が破
壊されるということがある。
【0005】図4(a)はこの時の静電誘導サイリスタ
2 のカソード電流IKNの様子を、、同図(b)は静電
誘導サイリスタ11 のゲート・カソード間電圧VGKP
様子を夫々示す。本発明は、上述のような問題点に鑑み
て為されたもので、その目的とするところは逆方向電流
通電用ダイオードのリカバリー電流の時間増加率を抑制
することにより、逆方向電流通電用ダイオードと対にな
る静電誘導サイリスタのミストリガによる短絡事故を防
止した電力スイッチング回路を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は静電誘導サイリスタとインダクタとの直列
回路を複数用いてブリッジ接続してインバータ本体を構
成するとともに各上記直列回路に逆方向電流通電用ダイ
オードを逆並列接続し、上記インバータ本体に直流電圧
を供給するものである。
【0007】
【作用】而して本発明では、上記回路構成とすることに
より、逆方向電流通電用ダイオードのリカバリー電流が
同じ相のもう一方の逆方向電流通電用ダイオードと対を
為す静電誘導サイリスタへ流入する速度が低減されるた
め、リカバリー電流を流した上記逆方向電流通電用ダイ
オードと対を為す静電誘導サイリスタのカソードをグラ
ンドレベルとするゲート電位は上記リカバリー電流が流
れる瞬間にノイズを受けにくくなる。その結果逆方向電
流通電用ダイオードのリカバリー電流が原因となるノイ
ズによる静電誘導サイリスタのミストリガは防止され
る。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。図1は本発明の一実施例の回路構成を示してお
り、図示するように本実施例ではブリッジ接続される各
静電誘導サイリスタ11 〜16 のカソード側に直列に8
00nHのインダクタ41 〜46 を接続し、この直列回
路に夫々逆方向電流通電用ダイオード21 〜26 を逆並
列接続した点で図3の基本回路と相違する。尚図1にお
いて図3回路と同じ働きをなす要素には同一番号、同一
記号を付している。 而して、11 と14 との静電誘導
サイリスタにオンの駆動信号を、12 と1 3 の静電誘導
サイリスタにオフの駆動信号をゲート駆動回路(図示せ
ず)から夫々与えている期間では、出力端子Vからみた
出力端子Uの電位はプラスEであり、逆の駆動信号が与
えられている期間では出力端子Vからみ出力端子Uの電
位はマイナスEに逆転している。
【0009】この実施例回路において、例えば逆方向電
流通電用ダイオード21 に回生電流が流れている周期
で、静電誘導サイリスタ12 がターンオンするとき、イ
ンダクタ41 のために従来例に比べ、逆方向電流通電用
ダイオード21 のリカバリー電流のピークはよりブロー
ドになって、静電誘導サイリスタ12 のカソードの電位
の変動がより小さくなり、静電誘導サイリスタ11 の駆
動信号にミストリガの原因となるノイズが発生するのを
防止できる。
【0010】図2(a)はこのときの静電誘導サイリス
タ12 のカソード電圧波形IKNの様子を示し、同図
(b)は静電誘導サイリスタ12 のゲート電圧波形V
GKP の様子を示す。
【0011】
【発明の効果】本発明は、静電誘導サイリスタとインダ
クタとの直列回路を複数用いてブリッジ接続してインバ
ータ本体を構成するとともに各上記直列回路に逆方向電
流通電用ダイオードを逆並列接続し、上記インバータ本
体に直流電圧を供給するから、逆方向電流通電用ダイオ
ードのリカバリー電流のピークを従来よりブロートにす
ることができ、結果逆方向電流通電用ダイオードのリカ
バリー電流が原因となるノイズの発生を抑制して、静電
誘導サイリスタのミストリガによるブリッジ回路のアー
ム間の短絡事故を防止することができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の一実施例の静電誘導サイリスタの動作
波形図である。
【図3】従来例を示す回路図である。
【図4】従来例の静電誘導サイリスタの動作波形図であ
る。
【符号の説明】
1 〜16 静電誘導サイリスタ 21 〜26 逆方向電流通電用ダイオード 3 直流電圧源 41 〜46 インダクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静電誘導サイリスタとインダクタとの直列
    回路を複数用いてブリッジ接続してインバータ本体を構
    成するとともに各上記直列回路に逆方向電流通電用ダイ
    オードを逆並列接続し、上記インバータ本体に直流電圧
    を供給することを特徴とする電力スイッチング回路。
JP3265626A 1991-10-15 1991-10-15 電力スイツチング回路 Withdrawn JPH05111263A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3265626A JPH05111263A (ja) 1991-10-15 1991-10-15 電力スイツチング回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3265626A JPH05111263A (ja) 1991-10-15 1991-10-15 電力スイツチング回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05111263A true JPH05111263A (ja) 1993-04-30

Family

ID=17419748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3265626A Withdrawn JPH05111263A (ja) 1991-10-15 1991-10-15 電力スイツチング回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05111263A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103684124A (zh) * 2012-09-19 2014-03-26 株式会社东芝 电磁设备驱动系统以及电动机驱动车辆
US8787055B2 (en) 2012-05-25 2014-07-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Inverter device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8787055B2 (en) 2012-05-25 2014-07-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Inverter device
CN103684124A (zh) * 2012-09-19 2014-03-26 株式会社东芝 电磁设备驱动系统以及电动机驱动车辆

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03107328A (ja) 電力変換装置のスナバ回路
US4611267A (en) Snubber arrangements with energy recovery for power converters using self-extinguishing devices
US5625549A (en) Boost-buck rectifier bridge circuit topology with diode decoupled boost stage
JPH11262242A (ja) 半導体素子の駆動回路およびそれを用いた電力変換装置
US4415963A (en) FET commutated current-FED inverter
US4405977A (en) Commutation circuits for thyristor inverters
US4707777A (en) Precommutated current source inverter
JPH05111263A (ja) 電力スイツチング回路
JPH0538160A (ja) インバータ回路
US4644240A (en) Method and apparatus for controlling reverse-conducting GTO thyristor
JP2555621B2 (ja) インバ−タのエネルギ−回収回路
JPS6059968A (ja) 制御可能な電子的負荷電流弁のためのエネルギ節減回路
JP3141925B2 (ja) ブリッジ型インバ−タ装置
JPH05227764A (ja) 逆変換装置
JPH0646865B2 (ja) 電流形インバ−タ装置
JP3155272B2 (ja) スイッチング回路
CA2051668A1 (en) Circuits with switching protection and parts therefor
JPH0257376B2 (ja)
JPH0197175A (ja) インバータのエネルギー回収回路
JPH05236756A (ja) 電流型インバータの保護装置
JPH0413949B2 (ja)
JPH07236285A (ja) インバータ装置
JPS60156220A (ja) インバ−タ装置
JPS63164524A (ja) 半導体遮断器
JPH0473807B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990107