JPH0197175A - インバータのエネルギー回収回路 - Google Patents

インバータのエネルギー回収回路

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JPH0197175A
JPH0197175A JP62252232A JP25223287A JPH0197175A JP H0197175 A JPH0197175 A JP H0197175A JP 62252232 A JP62252232 A JP 62252232A JP 25223287 A JP25223287 A JP 25223287A JP H0197175 A JPH0197175 A JP H0197175A
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JP
Japan
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capacitor
circuit
semiconductor switch
inverter
series
Prior art date
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Pending
Application number
JP62252232A
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English (en)
Inventor
Hideo Ishibashi
石橋 秀男
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体スイッチ素子のオン・オフ動作に伴
ってスナバ回路に蓄積されるエネルギーを電源側へ回収
する、インバータのエネルギー回収回路d関する。
〔従来の技術〕
第3図はインバータの従来例を示す主回路接続図である
。この第3図において、第1半導体スイッチ素子として
のゲートターンオフサイリスク(以下ではGTOサイリ
スタと略記する)10には帰還ダイオード11が、また
同じく第1半導体スイッチ素子としてのGTOサイリス
タ20には帰還ダイオード21がそれぞれ逆並列接続さ
れている。そこでこれら両GTOサイリスタ10 と2
0とを直列に接続してその両端に直流電源2を接続する
。このようなGTOサイリスタの直列回路の2組または
3組を相互に並列接続して直流電源2に接続することに
より、直流を単相交流あるいは3相交流に変換するイン
バータが構成されるのであるが、この第3図においては
、その第1相のみを図示している。
GTOサイリスタ10をオン・オフ動作させると同時に
、GTOサイリスタ20をこれとは逆位相でオフ・オン
動作させることで、両GTOサイリスタ10と20との
結合点から交流を取出すことができるのであるが、この
ようなGTOサイリスタ10あるいは20のスイッチン
グ動作に伴って、回路の配線インダクタンスの蓄積エネ
ルギーが変化速度のきわめて大きい電圧となって印加さ
れることにより、当富亥GTOサイリスタ10あるいは
20を破損させるおそれがあるので、第1コンデンサ1
2と第1ダイオード13および抵抗14で構成するスナ
バ回路をGTOサイリスタ10に並列に接続し、同じく
第1コンデンサ22と第1ダイオード23および抵抗2
4°で構成するスナバ回路をGTOサイリスタ20に並
列接続することで、第1コンデンサ12または22にこ
のエネルギーを蓄積させ、GTOサイリスク10.20
に印加される電圧の変化速度を緩和させている。
たとえばGTOサイリスタ10がオンに、かつGTOサ
イリスタ20がオフになると、配線インダクタンスのエ
ネルギーは第1ダイオード23を介して第1コンデンサ
22に流入し、この第1コンデンサ22を図示の極性で
充電する。次の瞬間にGTOサイリスタ10が開路し、
かつGTOサイリスタ20が閉路すると、第1コンデン
サ22に蓄積されていた電荷は、第1コンデンサ22→
抵抗24→GTOサイリスタ20→第1コンデンサ22
の経路で放電する。
このように第1コンデンサ12 と22 とは、GTo
サイリスタ 10 と20のスイッチング動作に連動し
て充電と放電とを繰返すのであるが、この充放電により
第1コンデンサ12 と22の蓄積エネルギーを、それ
ぞれ抵抗14と24 とにおいて熱として放散させてい
る。なお第3図における符号3は平滑コンデンサである
〔発明が解決しようとする問題点〕
インバータをパルス幅変調方式で制御することで、この
インバータが出力する交流の波形歪を抑制でき、かつ制
御特性も良好となることから、このようなパルス幅変調
制御インバータが広く使用されるようになったが、制御
特性を一段と向上させるために、当該インバータを構成
しているGTOサイリスクなどの第1半導体スイッチ素
子のスイッチング周波数は、益々高くなる傾向にある。
このようにスイッチング周波数を高(すると、GTOサ
イリスク自身のスイッチング損失も増大するが、特にス
ナバ回路で発生する損失が著しく増大し、この損失を熱
として放散させるのに大容量の抵抗が必要であるばかり
でなく、この発生熱を放散させるために特別の工夫が必
要になるなど、装置が大形かつ高価になる欠点を有する
ばかりでなく、装置の効率を著しく低下させる欠点も合
わせて有する。
そこで本発明の目的は、インバータを構成している第1
半導体スイッチ素子のスイッチング動作に伴ってスナバ
回路に蓄積されるエネルギーを電源側へ回収することに
より、エネルギーの無駄使いを防止して、装置の大形化
と価格の上昇を抑制するとともに、効率を向上させるこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本発明のエネルギー回収
回路は、第1半導体スイッチ素子と帰還ダイオードとの
逆並列接続回路の2組を相互に直列接続して直流電源の
正負極間に接続し、これら第1半導体スイッチ素子のオ
ン・オフ動作により直流を交流に変換するインバータに
おいて、前記直流電源の正極と負極との中性点を形成さ
せ、第1コンデンサと第1ダイオードとの直列回路を前
記各第1半導体スイッチ素子に別個に並列接続し、第2
半導体スイッチ素子の2組を相互に直列接続した回路の
一端を一方の前記第1コンデンサと第1ダイオードとの
結合点に接続するとともに、この回路の他端は他方の前
記第1コンデンサと第1ダイオードとの結合点に接続し
、リアクトルと第2コンデンサとの直列回路の一端を前
記第2半導体スイッチ素子同士の結合点に接続するとと
もに、この回路の他端は前記直流電源の中性点に接続す
るものとする。
〔作用〕
この発明は、インバータの直流電源に、その正極と負極
との中性点を形成させておき、当該インバータが動作し
たときに、スナバ回路のコンデンサ(すなわち第1コン
デンサ)に蓄積されるエネルギーを、このスナバ回路に
属している第1半導体スイッチ素子が閉路したときに、
これと同極側にある第2半導体スイッチ素子を閉路する
ことで、第2コンデンサならびに前記の中性点を介して
直流電源側へ回生するものであり、第1半導体スイッチ
素子のスイッチング動作に伴ってスナバ回路に蓄積され
るエネルギーは無駄に消費されることなく電源側に回生
される。
〔実施例〕
第1図は本発明の実施例を示した主回路接続図であるが
、第3図の従来例回路の場合と同様に、インバータ部分
は1相分のみを示している。
この第1図において、第1半導体スイッチ素子としての
GTOサイリスタ10と20とには、それぞれ帰還ダイ
オード11 と21 とが逆並列接続されており、両G
TOサイリスタ 1o と20 とを直列接続したもの
を直流電源2の正負極間に接続することで、インバータ
の1相分が形成されているのは、第3図に図示の従来例
回路の場合と同じである。さらに第1コンデンサ12と
第1ダイオード13との直列回路をGTOサイリスタ1
oに並列接続し、また第1コンデンサ22と第1ダイオ
ード23 との直列回路をGTOサイリスタ2゜に並列
接続することで、これらGTOサイリスタ10 と20
 とがスイッチング動作した場合の配線インダクタンス
のエネルギーを、これら第1コンデンサ12あるいは2
2に蓄積するようにしているのも、第3図に示す従来回
路の場合と同じである。
本発明においては、直流電源2の正極と負極との間に静
電容量が等しい分圧コンデンサ16・と26との直列回
路を接続し、両分圧コンデンサ16と26との結合点を
引出すことで、正極と負iとの中性点を取出している。
さらに本発明においては、第2半導体スイッチ素子とし
てのサイリスタ 15 と25 とを直列に接続し、こ
の直列回路の一端すなわちカソード側は第1コンデンサ
12と第1ダイオード13との結合点に接続するととも
に、この直列回路の他端すなわちアノード側は第1コン
デンサ22と第1ダイオード23 との結合点に接続す
る。さらにこのサイリスタ15と25との結合点と前記
の中性点とは、リアクトル5と第2コンデンサ6との直
列回路を介して接続される。
上述のように構成されている本発明の実施例回路の動作
は次のとおりである。すなわち、正極側のGTOサイリ
スタ10がオン状態に、また負極側のGTOサイリスク
20がオフ状態にあるとすると、負極側の第1コンデン
サ22は図示の極性でEなる電源電圧に充電されること
になる。ここでGTOサイリスタ 10がオンからオフ
状態に、引続いてGTOサイリスタ20がオフからオン
状態に変化する転流現象のときに、負極側に属するサイ
リスタ25 もオンにすると、第1コンデンサ22に貯
えられていた電荷は、第1コンデンサ22→サイリスタ
25→リアクトル5→第2コンデンサ6→分圧コンデン
サ26→第1コンデンサ22の経路で放電されることに
なる。すなわち第1コンデンサ22に蓄積されていたエ
ネルギーの1部は第2コンデンサ6に図示の極性で貯え
られ、残りは分圧コンデンサ26へ移行するので、この
分が直流電源側へ回生されることとなる。このようにし
て負極側にある第1コンデンサ22の蓄積エネルギーが
放電されているときに、正極側のGTOサイリスタ10
のオフに伴って、正極側の第1コンデンサ12に配線イ
ンダクタンスのエネルギーが貯えられる。
再び負極側のGTOサイリスタ2oがオフ状態に、引続
いて正極側のGTOサイリスタ 1oがオフ状態に転じ
るときに、正極側のサイリスタ15もオンにすると、第
1コンデンサ12の蓄積エネルギーならびに前述の動作
により図示の極性で第2コンデンサ6に蓄積されていた
エネルギー゛は、第2コンデンサ6→リアクトル5→サ
イリスク15第1コンデンサ12→分圧コンデンサ16
→第2コンデンサ6の経路で放電することになるので、
結局これらの蓄積エネルギーは分圧コンデンサ16へ移
行し、直流電源側へ回生されることとなる。
なお、上述の動作説明において、負極側にあるサイリス
タ25はGTOサイリスタ20 と同時にオン状態とな
り、正極側にあるサイリスタ15はGTOサイリスタ 
10 と同時にオン状態になるものとしているが、この
ようにサイリスクとGTOサイリスクとを同時にオンさ
せる必要性のないことはあきらかである。しかしながら
両者を同時にオンさせることで制御回路を簡素化できる
ので、実用的には好ましいことである。
第2図は第1図に示す実施例回路の各部の動作をあられ
したタイムチャートであって、第2図(イ)は正極側の
GTOサイリスタ10の動作状態を、第2図(ロ)は負
極側のGTOサイリスタ20の動作状態を、第2図(ハ
)は正極側のサイリスタ15のゲート信号を、第2図(
ニ)は負極側のサイリスタ25のゲート信号を、第2図
(ホ)は負極側の第1コンデンサ22に流れる電ij!
j Ittを実線で、また第2コンデンサ6に流れる電
流16破線で、それぞれあられしている。
この第2図に示すように、T、なる時刻に負極側のGT
Oサイリスタ20がオンすると同時に負極側サイリスタ
25 もオンとなり、第1コンデンサ22の電荷が第2
コンデンサ6方向へ電流■6となって流れることがわか
る。次いでT2なる時刻にこのGTOサイリスタ20が
オフすると、再び第1コンデンサ22に電荷が蓄積する
のが電流I2□で示される。さらにT、なる時刻に正極
側のGTOサイリスタ10 とサイリスタ15 とがオ
ンすることにより、正極側の第1コンデンサ12の電荷
が放出されるのが、前記とは逆方向に流れる第2コンデ
ンサ6の電流■、によってあられされている。
〔発明の効果〕
この発明によれば、直流を交流に変換するインバータを
構成している第1半導体スイッチ素子がオン・オフ動作
するのに伴って、その第1半導体スイッチ素子に附属し
ているスナバ回路のコンデンサ(すなわち第1コンデン
サ)に蓄積された電荷を、この第1コンデンサと同極側
にある第2半導体スイッチ素子の導通により、第2コン
デンサを介して直流電流側へ、その中性点を経て回生ず
るように回路を構成しているので、第1半導体スイッチ
素子のスイッチング周波数が高くなっても、これに伴っ
てスナバ回路に蓄積されたエネルギーは熱となって放散
されることなく、すべて電源側へ回収されるので、エネ
ルギーの無駄使いがなく、省エネルギー効果を得るとと
もに、当該インバータの効率が向上することとなる。ま
たエネルギーが熱となって放散されないので、発生熱を
処理するために必要な費用を軽減できるし、装置を小形
・軽量にできる効果も合わせて得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示した主回路接続図。 第2図は第1図に示す実施例回路の各部の動作をあられ
したタイムチャートであり、第3図はインバータの従来
例を示す主回路接続図である。 2・・・直流電源、3・・・平滑コンデンサ、5・・・
リアクトル、6・・・第2コンデンサ、10.20・・
・第1半導体スイッチ素子としてのGTOサイリスタ、
11゜21・・・帰還ダイオード、12.22・・・第
1コンデンサ、13、23・・・第1ダイオード、14
.24・・・抵抗、15.25・・・第2半導体スイッ
チ素子としてのサイリスク、16、26・・・分圧コン
デンサ。 1T2T3

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)第1半導体スイッチ素子と帰還ダイオードとの逆並
    列接続回路の2組を相互に直列接続して直流電源の正負
    極間に接続し、これら第1半導体スイッチ素子のオン・
    オフ動作により直流を交流に変換するインバータにおい
    て、前記直流電源の正極と負極との中性点を形成させ、
    第1コンデンサと第1ダイオードとの直列回路を前記各
    第1半導体スイッチ素子に別個に並列接続し、第2半導
    体スイッチ素子の2組を相互に直列接続した回路の一端
    を一方の前記第1コンデンサと第1ダイオードとの結合
    点に接続するとともに、この回路の他端は他方の前記第
    1コンデンサと第1ダイオードとの結合点に接続し、リ
    アクトルと第2コンデンサとの直列回路の一端を前記第
    2半導体スイッチ素子同士の結合点に接続するとともに
    、この回路の他端は前記直流電源の中性点に接続するこ
    とを特徴とするインバータのエネルギー回収回路。
JP62252232A 1987-10-06 1987-10-06 インバータのエネルギー回収回路 Pending JPH0197175A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0321991U (ja) * 1989-07-14 1991-03-06
JP2006296090A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Mitsubishi Electric Corp 電力変換装置

Cited By (3)

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