JPH05109220A - 記録装置のヘツドを高速に位置決めする方法及び装置 - Google Patents
記録装置のヘツドを高速に位置決めする方法及び装置Info
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Abstract
初期値を動的に決めることによって高速なヘッド位置決
めを可能にすること。 【構成】 ヘッド、該ヘッドによってアクセスされる複
数のトラックを含む記録媒体及びヘッドを移動させるた
めのモータを有する記録装置において、制御モードを切
り替えて、現ヘッド位置と目標トラックとの差を表す入
力信号値y(n)に応答してモータを駆動するための制御信
号値u(n)を出力することにより、ヘッドを目標トラック
に位置決めするために、入力信号値及び制御信号値を状
態変数とする制御系のゲインをモード切替時にのみ変化
させる。
Description
記録媒体を備えた記録装置のヘッドを高速に目標トラッ
クに位置決めする方法及び装置に係り、特に磁気ディス
ク装置又は光磁気ディスク装置のヘッドを閉ループ制御
によって位置決めする方法及び装置に係る。
ドを目標トラックに位置決めする場合、ヘッドを駆動す
るボイス・コイル・モータ(VCM)への制御入力は、
速度制御モード、セトリング・モード及びトラック追従
モードによって供給される。セトリング・モード及びト
ラック追従モードを合わせて位置制御モードと呼ぶこと
が多い。これらのモードはそれぞれ制御内容が異なるた
め、速度制御モードからセトリング・モードに切り替わ
る時及びセトリング・モードからトラック追従モードに
切り替わる時に初期設定を適切にしておかないとオーバ
ーシュートが生じて、ヘッドを目標トラックに位置決め
するまでの時間が長くなることがある。従来の位置決め
方式では、一般に速度制御モードからセトリング・モー
ドに切り替わる時は特に何も行わず、セトリング・モー
ドからトラック追従モードに切り替わる時は、目標トラ
ックで静止している時に記憶していた値を積分器の初期
出力値として使用する、ということが行われている。し
かし、こうした方法が高速な位置決めに適当かどうかの
保証はない。
を目標トラックに向けて移動するシーク制御及びヘッド
を目標トラックの中心に位置決めするフォロイング制御
を行う磁気ディスク装置において、フォロイング制御で
用いるディジタル・フィルタの計算の一部を、モード切
替直前の所定期間、シーク制御と並列に処理するように
した位置決め制御方式を開示している。それによれば、
シーク制御からフォロイング制御への切替時に最適の状
態変数の初期値が与えられるため、ヘッドのオーバーシ
ュートが防止される。しかし、この制御方式では並列計
算が必要であり、モード切替時の状態変数だけを使用す
る本発明より複雑である。
を目標トラックに移動させる速度制御及び目標トラック
に位置決めする位置制御を使用する磁気ディスク装置に
おいて、オーバーシュートを押えるために、速度制御か
ら位置制御への切替時点の初期位置及び初期速度に応じ
て、位置制御の初期操作量及びカットオフ周波数を調整
するようにした制御方法を開示している。しかし、速度
を利用するのは精度の点であまり好ましくない。またこ
の方法では、カットオフ周波数まで調整しなければなら
ず、これも本発明に比べて複雑である。
のオーバーシュートを防止する従来の方式は余分の計算
や操作を必要としており、従ってモード切替時の初期設
定をもっと簡単に行うことが望まれる。
の状態変数から初期値を動的に決めることによって、高
速なヘッド位置決めを可能にすることにある。
セトリング・モードに切り替わった時に、その時点の状
態変数から決るフィードフォワード値を加算することに
よって、高速なヘッド位置決めを可能にすることにあ
る。
からトラック追従モードに切り替わった時に、その時点
の状態変数から決る値を積分器の初期値に使用すること
によって高速なヘッド位置決めを可能にすることにあ
る。
ッドによってアクセスされる複数のトラックを含む記録
媒体(例えば磁気ディスク)及びヘッドを移動させるた
めのモータを有する記録装置において、制御モードを切
り替えて、現ヘッド位置と目標トラックとの差を表す入
力信号値に応答してモータを駆動するための制御信号値
を出力することにより、ヘッドを目標トラックに位置決
めする方法及び装置に係る。本発明によれば、入力信号
値及び制御信号値を状態変数とする制御系のゲインが、
制御モードの切替時においてのみ、目標トラックへの収
束を速くするように変化される。具体的には、上記制御
系の状態式において、絶対値が最大の固有値の項をゼロ
にする初期値をモード切替時においてのみ制御信号値に
加算することにより、ゲインが変化される。
制御モードに切り替わった時、すなわち位置制御モード
の開始時点においてのみ行われる。位置制御モードは、
積分器を使用しないセトリング・モード及び積分器を使
用するトラック追従モードに分けられ、セトリング・モ
ードからトラック追従モードに切り替わった時も同様な
初期値が生成されて、積分器の初期出力値に使用され
る。
ディスク装置の実施例を図1に示す。この実施例は、セ
クタサーボ方式によって位置決めを行う磁気ディスク装
置を想定しているが、本発明は他の位置決め方式にも適
用することができる。セクタサーボ方式は、複数のトラ
ックを含むディスク10の各トラックを複数のセクタに
分けて、各セクタの境界部分にサーボ情報を書込んでお
き、これをヘッド12で次々に読み出してヘッド位置を
検出することにより速度制御及び位置制御を行うもので
ある。通常、ヘッド位置は、現在ヘッド12が位置して
いるトラックの番号と、そのトラックの中心からの変位
量とによって表される。ヘッド12で読み取られたサー
ボ情報は、増幅器14で増幅された後、変位検出回路1
6及びトラック番号検出回路18へ送られる。変位検出
回路16は、サーボ情報に含まれるバースト・パターン
を復調して、ヘッド12がトラックの中心からどれくら
いずれているかを示す変位信号を生成し、アナログ・デ
ィジタル変換回路(ADC)20に送る。このADC2
0は所定のサンプリング周波数で変位信号をサンプリン
グし、ディジタル式位置決め装置22へ供給する。ディ
スク10の回転速度を3600rpm、トラック1周当
りのセクタ数を30とすると、サンプリング周波数は1
800Hzである。その場合、ADC20は約555μ
sに1回の割合で変位信号サンプル値を出力する。トラ
ック番号検出回路18は、増幅器14の出力をパルス化
し、サーボ領域にグレイコードで書込まれていたトラッ
ク番号を検出して、2進データの形で位置決め装置22
へ供給する。位置決め装置22はこのトラック番号を上
述のサンプリング周期で取り込む。
置制御部26を含み、ADC20からの変位信号値及び
トラック番号検出回路18からのトラック番号によって
示されるヘッド位置と目標トラックとの差(以下、位置
誤差という)を監視している。シーク動作においてこの
差が所定トラック数(例えば16トラック)よりも大き
い間は、位置決め装置22は速度制御モードにあり、周
知のように予め設定した速度曲線に従って速度制御部2
4がヘッド12の移動を制御する。位置誤差が16トラ
ックに達すると、ヘッド移動制御が速度制御部24から
位置制御部26に切り替えられる。以下で詳述するよう
に、位置制御部26はセトリング・モード又はトラック
追従モードで動作し、速度制御モードから入るのはセト
リング・モードである。そして位置誤差が例えば1トラ
ックに達すると、セトリング・モードからトラック追従
モードに切り替わり、最終的なヘッド位置決めを行う。
は、ディジタル・アナログ変換回路(DAC)28でア
ナログ信号に変換された後、VCMドライバ30へ供給
される。VCMドライバ30はDAC28からのアナロ
グ制御信号に応答して、それに比例した電流をVCM3
2に流し、それによりヘッド12を移動させる。
ド及びトラック追従モードの詳細について説明する。前
述のように、位置誤差が16トラックに達すると、速度
制御モードからセトリング・モードに切り替わる。な
お、この16トラックという差は設計に応じて変わるも
のであり、本発明はこの値に限定されない。セトリング
・モードでは、VCM32の伝達関数から、時点nでの
位置誤差y(n)及びそのときの制御出力値u(n)を状態変数
とする状態空間方程式に従って適当なフィードバックの
値が決められる。簡単のためオフセットがないものとす
ると、VCM32のパルス伝達関数は、
(n)及びu(n)のZ変換を表す。a、b、及びc は、モータ
の特性、サンプリング時間、遅れ時間、電気回路によっ
て決る定数であり、典型的な2.5型ディスクでは次の
ようになっている。
が加算される。この式より、
慮してu(n)を
(簡単のため重根はないとする)とすると、αi(i=
1、2、3、4)に対する固有ベクトルVαiは、
ィードバック係数K1、K2、K3、K4を計算することができ
る。このフィードバックがセトリング・モードの間行わ
れることになるが、前述のように、速度制御モードから
セトリング・モードに切り替わった時点で直ちに上式に
従う位置制御を行うと、オーバーシュートが生じて、位
置決め時間が長くなることがある。従って本発明は、セ
トリング・モードの開始時点 t=mにおける制御出力値u
(m)に特定の値r0を加える。これは、数2及び数3にお
けるu(n)の代わりにu(m)+r0にすることを意味する。そ
うすると数4は次のようになる。
に比べて大きいとすると、nが大きくなったとき最後ま
で数8で残るのは係数Dの項である。数7及び数9か
ら、
で、D=0としてr0を解くことができる。このときr0は r0 = L1y(m) + L2y(m-1) + L3u(m-1) +L4u(m-2) と書ける。これから明らかなように、r0は系の入出力の
みによって決る動的な値である。このr0を時点mで、予
め設計されたフィードバックの値に加えてやれば、数8
は
めが可能となる。
切り替わった時点mでの位置制御部24の構成を図2
に、それ以降トラック追従モードに切り替わるまでの構
成を図3に示す。いずれも乗算要素(Ki、Li)、加算
要素(+)及び1サンプルの遅延要素(Z-1)で構成さ
れる。図2において、時点mで出力に加算されるフィー
ドフォワード値r0は上記のr0の式に従って生成されてい
ることが判る。すなわち、r0は、モード切替時点の入力
信号値y(m)、それより1サンプル前の入力信号値y(m-1)
及び制御信号値u(m-1)、並びに2サンプル前の制御信号
値u(m-2)をそれぞれ所定の係数L1、L2、L3及びL4で乗算
したものを加算することにより生成される。図2及び図
3の構成はディジタル・フィルタの一種であるが、時点
mでr0を加算するということは、その瞬間だけフィルタ
のゲインを変化させることに相当する。そしてこのゲイ
ンの変化は、数8の状態式において、絶対値が最大の固
有値α4の項(係数Dの項)がゼロになるようにr0を設
定することにより達成される。
ィードフォワード値を加算した場合の収束の様子を、従
来技術と比較して示したものである。図示のように、本
発明によれば、従来に比べて極めて速く収束しているこ
とが判る。図4は、固有値αi及び係数Ki、Liを次のよ
うに選んだ場合の例である。
差y(n)が第2の値(例えば1トラック)に達すると、ト
ラック追従モードに切り替わる。トラック追従モードで
は、積分器を使った精密制御が行われる。時点nでの積
分器の値をz(n)とすると積分器の式は次のようになる。 z(n+1) = z(n) + y(n)
になるのでこれをo(n)とする。数2に積分器及びオフセ
ットを加えると、
1...5)と1( = α6)である。対応する固有ベクトルは
ク追従モードに切り替わるものとすると、数13より
大の固有値をα5とすると、I=0となるようにz(p)を
選べば、セトリング・モードのところで述べたのと同様
の理由により高速な収束が可能となる。z(p)は次式のよ
うになる。 z(p) = H1y(p) + H2y(p-1) + H3u(p-1) + H4u(p-2) + H5o(p)
なったときにDAC28へ出力される値であり、従って
以前に定常状態になったときの値を予め位置決め装置2
2に記憶しておけば、時点pで使用可能である。上記の
z(p)の値を時点pで積分器の初期値として与えれば、位
置決めが高速に収束する。セトリング・モードからトラ
ック追従モードに切り替った時点pでの位置制御部26
の構成を図5に、時点p+1以降の構成を図6に示す。
図5及び図6において、係数K1ないしK4の値は必ずしも
セトリング・モードのときと同じではない。
での収束の様子を、モード切替時に定常値を加えただけ
の従来技術と比較して示したものである。従来に比べて
極めて速く収束していることが判る。図7は、固有値α
i 及び係数Ki、Hiを次のように選んだ場合の例である。 α1=0.0 α2=-0.07+0.1i α3=-0.07-0.1i α4=0.54 α5=0.918 K1=-0.90 K2=0.64 K3=-1.20 K4=-0.093 K5=-0.017 H1=-4.22 H2=1.36 H3=-2.40 H4=-0.20 H5=127.8
してきたが、本発明はそれらに限定されるものではな
く、様々な変更が可能である。例えば、本発明は磁気デ
ィスク装置だけでなく光磁気ディスク装置等の他の記録
装置にも適用できる。また実施例で使用した種々の数値
も例に過ぎず、設計に応じて変わるものである。更に、
図2、図3、図5及び図6で説明した位置制御部はそれ
ぞれのモードに対応するハードウェア回路でも実現でき
るが、係数設定の融通性を考えると、マイクロプロセッ
サによるのが好ましい。その場合は速度制御部も同じマ
イクロプロセッサで実現できる。
数に応じた初期値を切替時点でのみ加えるだけで位置決
めを高速に収束させることができる。
示すブロック図。
替時点における位置制御部の構成を示すブロック図。
構成を示すブロック図。
術の収束の様子を比較したグラフ。
の切替時点における位置制御部の構成を示すブロック
図。
構成を示すブロック図。
術の収束の様子を示すグラフ。
Claims (13)
- 【請求項1】ヘッド、該ヘッドによってアクセスされる
複数のトラックを含む記録媒体及び前記ヘッドを移動さ
せるためのモータを有する記録装置において、制御モー
ドを切り替えて、前記ヘッドの現在の位置と目標トラッ
クとの差を表す入力信号値に応答して前記モータを駆動
するための制御信号値を出力することにより、前記ヘッ
ドを前記目標トラックに位置決めするために、 前記入力信号値及び前記制御信号値を状態変数とする制
御系のゲインを、前記制御モードの切替時においての
み、前記目標トラックへの収束を速くするように変化さ
せる、 ことを特徴とするヘッド位置決め方法。 - 【請求項2】前記制御系の状態式において絶対値が最大
の固有値の項をゼロにする初期値を前記切替時において
のみ前記制御信号値に加算することにより、前記ゲイン
を変化させる、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】前記入力信号値及び前記制御信号値は何れ
もサンプル値であり、前記初期値は、モード切替時点の
第1入力信号値、それより1サンプル前の第2入力信号
値及び第1制御信号値、並びに2サンプル前の第2制御
信号値をそれぞれ所定の係数で乗算したものを加算する
ことによって生成される、請求項2に記載のヘッド位置
決め方法。 - 【請求項4】速度制御モードから位置制御モードに切り
替わった時に前記ゲインを変化させる、請求項1ないし
3の何れか一つに記載の方法。 - 【請求項5】前記位置制御モードは、積分器を使用しな
いセトリング・モード及び積分器を使用するトラック追
従モードに分けられる、請求項4に記載の方法。 - 【請求項6】前記差が所定値に達した時に前記速度制御
モードから前記セトリング・モードに切り替え、前記初
期値をフィードフォワード値として加算する、請求項5
に記載の方法。 - 【請求項7】前記差が第2の所定値に達した時に前記セ
トリング・モードから前記トラック追従モードに切り替
え、切替時点での前記初期値を前記積分器の初期出力値
に使用する、請求項6に記載の方法。 - 【請求項8】前記ヘッドが定常状態にあった時のオフセ
ット値を記憶しておき、前記トラック追従モードへの切
替時に該オフセット値を前記初期出力値に加算する、請
求項7に記載の方法。 - 【請求項9】ヘッド、該ヘッドによってアクセスされる
複数のトラックを含む記録媒体及び前記ヘッドを移動さ
せるためのモータを有する記録装置において、制御モー
ドを切り替えて、前記ヘッドの現在の位置と目標トラッ
クとの差を表す入力信号値に応答して前記モータを駆動
するための制御信号値を出力することにより、前記ヘッ
ドを前記目標トラックに位置決めするヘッド位置決め装
置であって、 前記制御モードの切替時における前記入力信号値及び前
記制御信号値に応答して、前記目標トラックへの収束を
速くする初期値を生成する第1手段と、 前記制御モードの切替時においてのみ前記初期値を前記
制御信号値に加算する第2手段と、 を具備するヘッド位置決め装置。 - 【請求項10】前記第1手段は、モード切替時の入力信
号値を受け取る第1乗算手段と、前記モード切替時より
1サンプル前の入力信号値を受け取る第2乗算手段と、
前記モード切替時より1サンプル前の制御信号値を受け
取る第3乗算手段と、前記モード切替時より2サンプル
前の制御信号値を受け取る第4乗算手段と、前記第1な
いし第4乗算手段の出力を加算して前記初期値を生成す
る加算手段とを含む、請求項9に記載の装置。 - 【請求項11】前記第2手段は、速度制御モードから位
置制御モードへの切替時に前記初期値を加算する、請求
項10に記載の装置。 - 【請求項12】前記位置制御モードは、前記差が所定の
値に達した時に前記速度制御モードから切り替えられる
セトリング・モード、及び前記差が所定の第2の値に達
した時に前記セトリング・モードから切り替えられるト
ラック追従モードに分けられる、請求項11に記載の装
置。 - 【請求項13】前記入力信号値を積分する積分器を設
け、前記セトリング・モードから前記トラック追従モー
ドへの切替時に前記初期値を前記積分器の初期出力値に
使用する、請求項12に記載の装置。
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JP3294875A JP2647291B2 (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 記録装置のヘッドを高速に位置決めする方法 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP3294875A Expired - Fee Related JP2647291B2 (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 記録装置のヘッドを高速に位置決めする方法 |
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EP (1) | EP0537990A1 (ja) |
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