JPH05108951A - カツプ式飲料自動販売機のカツプ搬送装置 - Google Patents

カツプ式飲料自動販売機のカツプ搬送装置

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Publication number
JPH05108951A
JPH05108951A JP9056191A JP9056191A JPH05108951A JP H05108951 A JPH05108951 A JP H05108951A JP 9056191 A JP9056191 A JP 9056191A JP 9056191 A JP9056191 A JP 9056191A JP H05108951 A JPH05108951 A JP H05108951A
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JP
Japan
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cup
arm
vending machine
supply
fulcrum
Prior art date
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Pending
Application number
JP9056191A
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English (en)
Inventor
Ryuzo Fujimoto
龍三 藤本
Yasuhiko Tanaka
泰彦 田中
Yoshito Kimura
義人 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP9056191A priority Critical patent/JPH05108951A/ja
Publication of JPH05108951A publication Critical patent/JPH05108951A/ja
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カップ搬送手段に、高い加工精度と複雑な機
構が要求される直動機構を使用することなく、低コスト
で信頼性が高く、また自動販売機内の構成機器の設置自
由度を大きくとれ、省スペース化を図る。 【構成】 カップ搬送手段を、水平方向に旋回可能な主
旋回機構16と、この主旋回機構16に設けられて水平方向
に旋回可能な副旋回機構18と、この副旋回機構18に設け
たカップ保持具21とから構成し、直動駆動機構に比べて
構成が簡単で、動作範囲が狭くできる旋回機構とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カップ内でコーヒー,
ココア等の粉末原料に湯,水,氷を加えて飲料調合し
て、販売に供するカップ式飲料自動販売機のカップ搬送
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カップ式飲料自動販売機におい
て、味覚の向上、衛生性の向上に対する要求が強まって
きており、カップ内の直接飲料調合する方式が、いくつ
か提案されている。これを実現するにはカップを搬送す
る技術が重要となってきており、例えば特開平2−1509
93号公報で知られるようなカップ式飲料自動販売機のカ
ップ搬送装置が提案されている。
【0003】以下、図面を参照して従来のカップ式飲料
自動販売機の一例について説明する。
【0004】図4は従来のカップ式飲料自動販売機の機
内構成配置を示す平面図である。1は自動販売機のキャ
ビネットであり、その前面には商品取出口2aが開口し
ており、この商品取出口2aに臨む位置にカップ3を載
置して販売に供するためのベンドステージ2bが設けら
れている。また、キャビネット1の内部には、カップ3
を供給するカップディスペンサ3a,3b,3cと、飲料
原料を供給す原料槽4a,4b,4cと、図示しない給湯
器からの湯をカップに注入する給湯ノズル5とが設けら
れている。また、これらの下方には、カップ搬送装置6
が設けられており、カップ3を掴むロボットハンド10を
X方向に駆動するXステージ11aと、Xステージ11a全体
をY方向に駆動するYステージ11bとから構成されてい
る。12a,12bはX,Yステージ11a,11bを駆動する駆動
モータである。
【0005】次に、以上のように構成されたカップ式飲
料自動販売機の動作を説明する。
【0006】販売指令が入ると、Xステージ11a,Yス
テージ11bが駆動され、ロボットハンド10は、指令の内
容に応じてカップディスペンサ3a〜3cいずれかの下方
まで移動し、カップ3を受け取る。カップ受け取りが終
了すると、再びXステージ11a,Yステージ11bが駆動さ
れ、指令の内容に応じて原料槽4a〜4cいずれの下方ま
で移動し、飲料原料がカップ3内に供給される。同様に
して、給湯ノズル5下方で給湯されて飲料調合が終了す
ると、カップ3は、再び同様にしてベンドステージ2b
上まで搬送され、ロボットハンド10が解除されて、ベン
ドステージ2b上に載置された状態となる。客がカップ
3の商品取出口2aから取り出すと、Xステージ11a,Y
ステージ11bが駆動され、ロボットハンド10が元の位置
に戻って一連の販売動作は完了する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、カップ3を搬送する手段としてX−Y
ステージ11a,11bを用いるため、機構が複雑でコスト高
となっていた。すなわちXステージ11a上のロボットハ
ンド10の移動やYステージ11b上のXステージ11aの移動
を行うためには、これらの接続部に全て直線駆動機構を
必要とするので、接続部の機構が複雑となるうえ、X−
Yステージ11a,11bの摺動部,接続部ともに極めて高い
直線精度,直角精度や、平行精度が要求され、コストが
高いといった問題があった。またXステージ11a,Yス
テージ11bとも、ほぼ全長にわたって摺動部を有する上
に、摺動部を直接シールすることが不可能なため、自動
販売機内部での飲料飛散や埃が付着し易く、動作不良の
原因となっていた。
【0008】そのうえXステージ11a,Yステージ11bか
ら最も遠いところにあるもの(この場合給湯ノズル5)を
基準に長さを決めてあるので、Yステージ11bに近いも
の(この場合カップディスペンサ3a〜3cや原料槽4a〜
4c)に対してロボットハンドル10を動作させる場合で
も、余分な長さをもったXステージ11aをYステージ11b
に沿って移動することになるので、機内にXステージ11
aのための無駄なスペースが必要となるうえ、上下方向
の駆動装置を有していないため、機内の構成機器の設置
高さを揃える必要があり、配置自由度が制限されてい
た。
【0009】本発明は、上記課題に鑑み、低コストで動
作信頼性が高く、機内の構成機器の配置自由度を大きく
とれ、スペース効率の高いカップ式飲料自動販売機のカ
ップ搬送装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を解決するた
めに、本発明のカップ式自動販売機の搬送装置は、カッ
プ供給手段から供給されたカップを、カップ搬送手段に
より原料供給手段から商品取出口に臨むベンドステージ
へ至る搬送経路に沿って搬送し、その搬送経路の途上で
原料を供給し、さらに前記ベンドステージ上に圧送湯の
供給、希釈用水の供給、飲料撹拌、氷供給を行って飲料
調合するようにしたカップ式飲料自動販売機において、
前記カップ搬送手段を、一端を支点として第1のアーム
を水平方向に旋回させる主旋回機構と、前記第1のアー
ムの他端を支点として前記主旋回機構と相対的に第2の
アームを水平方向に旋回させる副旋回機構とを組み合わ
せ、前記第2のアームにカップ保持具を設けて構成して
いる。また前記主旋回機構又は副旋回機構又はカップ保
持具を上下させる上下駆動機構を設けている。
【0011】
【作用】本発明は、上記した構成によって、搬送手段を
旋回機構で構成してあるので、機構が簡単であり、コス
トが低くなり、また摺動部が回転部分のみであるので完
全にシールすることができるので、飲料や埃の付着を防
ぐことができ動作信頼性が高くなり、さらに必要範囲の
領域だけを搬送装置を移動させることが可能になる。
【0012】また上下駆動機構を備えることにより、機
内の構成機器の異なる設置高さに応じて上下駆動も行え
るので、構成機器の設置自由度を大きくとれ、スペース
効率が高くなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0014】図1は本発明の一実施例の平面状態を示す
説明図、図2は図1の実施例の側面図である。尚、図4
で説明した従来例の部材に対応するものについては同一
の符号を付して説明する。
【0015】16は第1のアーム17の一端17aを支点とし
て、その支点の回りで第1のアーム17を矢印P方向に旋
回させる主旋回機構、18は第1のアーム17の他端17bを
支点として、第2のアーム19を第1のアーム17に対して
相対的に矢印Q方向に旋回させる副搬送機構、20は第1
のアーム17を平行に上下駆動させるための上下駆動機構
である。また第2のアーム19の他端19aにはカップを保
持するためのカップ保持具21を設けてある。
【0016】前記主旋回機構16は、上下駆動機構20に固
定したステッピングモータ等の第1の駆動モータ23と、
ギア24a,24bからなる第1の減速機構24から構成され、
第1の減速機構24の出力軸25に前記第1のアーム17が嵌
合されている。副旋回機構18は、第1のアーム17に固定
した第2の駆動モータ18aと、ギア26a,26bからなる第
2の減速機構26から構成され、第2の減速機構26の出力
軸27は、第1のアーム17を通って第2のアーム19に嵌合
されている。
【0017】前記上下駆動機構20は、上下駆動体28a
と、この上下駆動体28aに上下方向に形成したたラック2
8bと、このラック28bと噛合し、キャビネットのベース3
0に固定されている第3の駆動モータ28cにより上下駆動
体28aを上下方向に駆動させるギア機構28dとから構成さ
れている。前記上下駆動体28aの上部には、前記出力軸2
5を回動自在に受ける軸受29が形成され、また下部にキ
ャビネットのベース30に固定した断面が矩形の支柱31
と、上下駆動体28aを上下方向のみに摺動自在な支柱受3
1bが形成されている。
【0018】またカップ保持具21は、搬送するカップ3
の底面直径より大きく開口面直径より小さな直径を有す
る保持穴21aを形成して底板21bと、底板21bに周囲に設
けた側面21cから構成されており、ベンドステージ2b上
には、図3(a)〜(c)の動作の説明図に示したように、前
記保持穴21aの径よりわずかに小さい径と前記底板21bの
厚さに等しい高さを持った円柱状突起2cが形成されて
いる。
【0019】なお前記第1のアーム17や第2のアーム19
の旋回位置の検出、上下駆動体28aの上下位置の検出、
及び第1の駆動モータ23,第2の駆動モータ18a,第3
の駆動モータ28cの停止位置制御を行うために、各出力
軸25,27にポテンショメータが設けられ、また各駆動モ
ータ18a,23,28cにはエンコーダ等が設けられており、
制御指令によって、予め設定した位置にカップ保持具21
が搬送されるように制御される。
【0020】またT1はカップ保持具21の移動軌跡を示
し、移動軌跡T1上には図示されていないカップディス
ペンサからのカップ供給地点a1,a2、原料槽からの
飲料原料供給地点b1,b2、及び商品取出口2aに臨
み給湯タンクからの給湯、飲料撹拌、及び氷タンクから
の氷供給を行って飲料調合を完了し、販売に供する取り
出し地点cが設定されている。T2は取り出し地点がc
2にある場合の別の移動軌跡を示し、mはT1,T2の
分岐点である。
【0021】次に、以上のように構成された実施例の動
作について説明する。
【0022】販売待機状態では、図1の一点鎖線f1で
示す位置に第1のアーム17および第2のアーム19が停止
して待機している。ここで販売指令が送られると、第1
のアーム17,第2のアーム19ともに、主旋回機構16およ
び副旋回機構18により時計回り方向に駆動され、カップ
保持具21を指令内容に応じたカップ供給地点a1または
a2いずれかの下方に移動して、一旦停止する。次にカ
ップディスペンサからカップ3が搬送されて保持穴21a
に受け渡され保持される。保持が完了すると、再び第1
のアーム17,第2アーム19ともに、主旋回機構16および
副旋回機構18により回転駆動され、カップ保持具21を指
令内容に応じて飲料原料供給地点b1,b2に順次移動
し、カップ3内に飲料原料の供給を行う(図1の一点鎖
線位置f2,実線位置f3)、飲料原料の供給が終了す
ると、再び第1のアーム17,第2のアーム19ともに回転
駆動され、カップ保持具21をc地点の上方まで移動する
(図3(a))。
【0023】次に上下駆動機構20により、ここでカップ
保持具21が下方へ移動されて、カップ3の底面がベンド
ステージ2b上の円柱状突起2cの上面に当接すると、カ
ップ保持具21は一旦停止し(図3(b))、この位置で指令
内容を応じて給湯、飲料撹拌、氷供給、希釈水等を供給
し、飲料調合を行う。
【0024】飲料調合が完了すると、さらにカップ保持
具21は、上下駆動機構20により下方へ駆動され、円柱状
突起2cが保持穴21aに入り、やがて円柱状突起2cの上
面と底板21bの上面高さが一致し、カップ3が保持穴21a
の保持から解除されると、カップ保持具21は停止する
(図1の一点鎖線位置f3,図3(c))。
【0025】ここで客が商品取出口2aを通したカップ
3を取り出すと、再びカップ保持具21は上方に駆動さ
れ、保持穴21aが円柱状突起2cから抜けると、次に第1
のアーム17,第2のアーム19ともに回転駆動されて、カ
ップ保持具21は元の販売待機位置に戻り、一連の販売が
完了する。
【0026】このように上記の実施例では、水平方向の
搬送は、旋回機構の組み合わせのみで構成しており、複
雑な直動機構を用いていないので、機構が簡単になりコ
ストの低い搬送装置を実現できる。また回転部の摺動面
長さは、回転軸の外周長さに限定されるため、直動機構
に比較して極めて機内の飛散飲料が埃が付着しにくく、
動作信頼性が高い。
【0027】また、ここで各供給装置の供給高さが異な
る場合でも、上下駆動体20によりカップ保持具21が各供
給高さに応じて上下移動可能であるので、構成機器の配
置自由度が特に上下方向に対して大きくなる。
【0028】さらに仮に商品取出口2aが図1中のc2
にある場合、搬送軌跡はT2となるが、このときカップ
搬送装置が従来のX−Yステージであれば、カップ保持
具21の搬送軌跡がT2であるにも拘らず、Xステージは
T2より右方にはみ出して移動するが、本実施例では、
b2,c2で結ぶ線上から右方にはみ出すことなく、カ
ップ保持具21を搬送することができる。すなわち本実施
例では、従来例と比べ、b2,c,c2で囲まれた面積
分スペースの効率化が可能となり、機内構成機器の設置
自由度の向上、あるいは自動販売機自体の省スペース化
を実現することができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明のカップ式飲料自
動販売機のカップ搬送装置によれば、カップ供給手段
を、一端を支点として第1のアームを水平方向に旋回す
る主旋回機構と、前記第1のアームの他端を支点として
前記主旋回機構と相対的に第2のアームを水平方向に旋
回する副旋回機構とを組み合わせて構成し、前記第2の
アームにはカップ保持具を設けているので、機構が簡単
になりコストの低い搬送装置が実現でき、また回転部の
摺動面長さは回転軸の外周長に限定されるため、直動機
構に比較して極めて機内の飛散飲料や埃が極めて付着し
にくく動作信頼性が高い。
【0030】また前記主旋回機構又は副旋回機構又はカ
ップ保持具に上下駆動機構を設けることによって、各供
給装置の供給高さが異なる場合でも、上下駆動機構によ
りカップ保持具が各高さに応じて移動可能になることを
併せると、機内構成機器の設置自由度が向上して、スペ
ース効率が向上し自動販売機自体の省スペース化を実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカップ式飲料自動販売機のカップ搬送
装置の一実施例の平面状態における説明図である。
【図2】図1の装置の側面図である。
【図3】図1のA視部分における商品取出口付近での搬
送の動作を示す説明図である。
【図4】従来のカップ式飲料自動販売機の機内構成を示
す平面図である。
【符号の説明】
16…主旋回機構、 17…第1のアーム、 18…副旋回機
構、19…第2のアーム、 20…上下駆動機構、 21…カ
ップ保持具。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カップ供給手段から供給されたカップ
    を、カップ搬送手段により原料供給手段から商品取出口
    に臨むベンドステージへ至る搬送経路に沿って搬送し、
    その搬送経路の途上で原料を供給し、さらに前記ベンド
    ステージ上で圧送湯の供給、希釈用水の供給、飲料撹
    拌、氷供給を行って飲料調合するようにしたカップ式飲
    料自動販売機において、前記カップ搬送手段を、一端を
    支点として第1のアームを水平方向に旋回させる主旋回
    機構と、前記第1のアームの他端を支点として前記主旋
    回機構と相対的に第2のアームを水平方向に旋回させる
    副旋回機構とを組み合わせて構成し、前記第2のアーム
    にはカップ保持具を設けたことを特徴とするカップ式飲
    料自動販売機のカップ搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記主旋回機構又は副旋回機構又はカッ
    プ保持具を上下させる上下駆動機構を設けたことを特徴
    とする請求項1のカップ式飲料自動販売機のカップ搬送
    装置。
JP9056191A 1991-04-22 1991-04-22 カツプ式飲料自動販売機のカツプ搬送装置 Pending JPH05108951A (ja)

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