JPH05107727A - シヤドウマスク用パターン版の製造方法 - Google Patents

シヤドウマスク用パターン版の製造方法

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JPH05107727A
JPH05107727A JP26950491A JP26950491A JPH05107727A JP H05107727 A JPH05107727 A JP H05107727A JP 26950491 A JP26950491 A JP 26950491A JP 26950491 A JP26950491 A JP 26950491A JP H05107727 A JPH05107727 A JP H05107727A
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plate
pattern
pattern plate
hole
dry
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JP26950491A
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Teruo Ogawa
小川照夫
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 描画時間が1面付けの場合と同じで延長せず
に、少なくとも2面付けされたシャドウマスク用パター
ン版を製造する。 【構成】 表裏用それぞれの孔パターン絵柄部1を1面
それぞれの乾板に描画して、現像、定着して、各中間パ
ターン版Aを形成し、形成された中間パターン版をそれ
ぞれ対応する別の乾板A2の中心線で分けた一方の領域
に他方の領域を遮光しながら密着露光し、次いで、その
乾板の一方の領域を遮光しながら他方の領域にその中間
パターン版を密着露光し、各2度露光された乾板A2を
現像、定着して、2面付けされた表パターン版、裏パタ
ーン版を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーテレビジョンや
CRTに使用されるシャドウマスク製造用のパターン版
の製造方法に関し、特に、少なくとも2面付けされたパ
ターン版の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シャドウマスク等をエッチングにより作
成する方法においては、連続コイル状の薄板鋼板の両面
に感光性のレジストを塗布、乾燥して、両面から表裏一
対になっているシャドウマスク用パターン版を用いて露
光した後、現像、バーニング、硬膜処理等を経て、パタ
ーニングされたレジストをエッチングマスクとして鋼板
を腐食液にてエッチングすることにより製造するのが一
般的な方法であるが、ここで使用される表裏一対のパタ
ーン版は、40万個以上もの孔を有するものもあるた
め、この絵柄を直接描画装置により露光描画する場合、
非常に長い描画時間がかかり、その間の不安定要素が品
質に大きく影響する。
【0003】一方、製品の多方面への適用から、小サイ
ズのものの必要性も出てきているが、特に小サイズのシ
ャドウマスク用パターン版の場合、1面付け(1枚のパ
ターン版中に1面の絵柄が描かれているもの)で連続コ
イル幅に適用すると、腐食される領域が小さいため、鋼
板の大半の部分が製品とならずに処理されてしまい、無
駄が多くなる。そのため、パターン版の絵柄を多面付け
とすることも考えられるが、描画時間が莫大なものとな
り、また、仕様の変更等への対応が困難で、実用的なも
のではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような状
況に鑑みてなされたものであり、その目的は、上記従来
技術の問題点を解決して、描画時間が1面付けの場合と
同じで延長せずに、仕様の変更等へも容易に対応でき、
パターン版焼き付け後にエッチング工程において鋼板の
無駄を少なくする、少なくとも2面付けされたシャドウ
マスク用パターン版の製造方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のシャドウマスク用パターン版の製造方法は、シャド
ウマスク用の表裏用一対からなるパターン版の製造方法
において、表用、裏用それぞれの孔パターン絵柄部1面
をそれぞれ表用乾板、裏用乾板に描画して潜像を形成
し、現像、定着して、表中間パターン版、裏中間パター
ン版を形成し、形成された表中間パターン版、裏中間パ
ターン版それぞれを対応する別の表用乾板、裏用乾板の
中心線で分けた一方の領域に少なくとも他方の領域を遮
光しながら密着露光し、次いで、表用乾板、裏用乾板そ
れぞれの一方の領域を遮光しながら他方の領域にそれぞ
れ表中間パターン版、裏中間パターン版を密着露光し、
各2度露光された別の表用乾板、裏用乾板を現像、定着
して、少なくとも2面付けされた表パターン版、裏パタ
ーン版を作成することを特徴とする方法である。
【0006】この場合、形成された表中間パターン版、
裏中間パターン版の孔パターン絵柄部の寸法以上の切除
部を中心線で分けた一方の領域に有する遮光枠を一対用
い、この切除部に対応する大きさで孔パターン絵柄部を
含むように表中間パターン版、裏中間パターン版各々を
切断し、又は、そのまま対応する遮光枠に各パターン版
を嵌め込んで接合し、この遮光枠付き表中間パターン
版、裏中間パターン版を用いて、各孔パターン絵柄部そ
れぞれを対応する別の表用乾板、裏用乾板の中心線で分
けた一方の領域に密着露光し、次いで、この別の表用乾
板、裏用乾板に対してそれぞれ前記遮光枠付き表中間パ
ターン版、裏中間パターン版を同じ面で相対的に180
度回転させて、他方の領域にそれぞれ対応する孔パター
ン絵柄部を密着露光するようにすることが望ましい。こ
の代わりに、表用、裏用それぞれの孔パターン絵柄部1
面をそれぞれ表用乾板、裏用乾板の中心線で分けた一方
の領域に描画することにより表中間パターン版、裏中間
パターン版を形成し、この表中間パターン版、裏中間パ
ターン版を用いて、各孔パターン絵柄部それぞれを対応
する別の表用乾板、裏用乾板の中心線で分けた一方の領
域に密着露光し、次いで、この別の表用乾板、裏用乾板
に対してそれぞれ前記表中間パターン版、裏中間パター
ン版を同じ面で相対的に180度回転させて、他方の領
域にそれぞれ対応する孔パターン絵柄部を密着露光する
ようにすると、より作業工程が短縮される。
【0007】なお、表用、裏用それぞれの孔パターン絵
柄部及びそれに隣接した一定の相対位置のアライメント
用パターン部からなる絵柄部1面をそれぞれ表用乾板、
裏用乾板に描画し、形成された表中間パターン版、裏中
間パターン版の何れか一方を用いて対応する何れか一方
の少なくとも2面付けされたパターン版を作成し、次い
で、作成された少なくとも2面付けされたパターン版の
アライメント用パターン部を少なくとも孔パターン絵柄
部を遮光して他方のパターン版に対応する別の乾板に密
着露光し、その部分のみを現像、定着し、次いで、現
像、定着されたアライメント用パターン部の一方と他方
の孔パターン絵柄部を有する中間パターン版のアライメ
ント用パターン部とを一致させて、その孔パターン絵柄
部を他方のパターン版に対応する別の乾板の一方の領域
に密着露光し、次に、同様にして他方のパターン版に対
応する別の乾板の他方の領域にその孔パターン絵柄部を
密着露光することにより他方の少なくとも2面付けされ
たパターン版を作成するようにするのが、表裏絵柄の相
対位置精度を1面付け程度に保つ上から実用的である。
【0008】
【作用】本発明の製造方法においては、少なくとも2面
付けされた表パターン版、裏パターン版を容易に得るこ
とができるので、連続コイル薄鋼板への製版を多面付け
にすることができ、シャドウマスクの製造コストを低減
すると共に、鋼板の無駄を減少させることができる。ま
た、表用、裏用それぞれの孔パターン絵柄部1面のみし
か描画をしないので、多面付けでありながら描画時間が
少なく、不安定性要素からの品質への影響が少なくな
る。また、描画時間が短くてすむので、仕様変更等に容
易に対応できる。なお、描画時間が短くてすみ、その
間、描画と真空密着装置による一括露光の作業が同時進
行可能である。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照にして本発明のシャドウマ
スク用パターン版の製造方法の実施例について説明す
る。本発明のパターン版の製造方法の特徴は、描画装置
によるシャドウマスクの孔パターン(絵柄)の描画は、
表絵柄、裏絵柄それぞれについて、1面付けの場合と同
様、1面のみ(表裏で2回描画)の描画ですませ、表裏
それぞれにつき、この描画されたパターンを真空密着露
光装置を用いて1枚の乾板の異なる位置に2回一括露光
して2面付けを達成することにあり、その際、表裏のパ
ターンの絵柄の位置合わせは、予め描画作成されたアラ
イメント用パターン部を用いて行うものである。
【0010】図1〜図6を参照にして第1の実施例の製
造方法について説明する。まず、図1(a)、図2
(a)に示すように、描画装置を用いて、予め記憶装置
に記憶されたデータに基づいて、例えば銀塩感光剤を塗
布したガラス基板からなる裏面(小孔)用ガラス乾板A
1、表用(大孔)用ガラス乾板B1に、それぞれの孔パ
ターン(絵柄部)1、1′及びアライメント用パターン
2、2′を所定位置に描画して潜像を形成する。この
際、絵柄部周辺の枠パターンを孔パターン描画後重ね焼
きしてもよいが、予め記憶された描画データに枠パター
ンデータも組み込んでおき、描画装置により枠パターン
も同時に描画するようにしてもよい。描画後、乾板A
1、B1を現像、定着して1面付けの裏中間パターン版
A1、表中間パターン版B1を形成する。ここまでの工
程は、従来の1面付けのパターン版の作成方法と同様
で、他の種々の公知の方法を適用することもできる。
【0011】次に、各中間パターン版A1、B1の絵柄
部1、1′より上に位置する余白部3、3′を各図
(a)の点線で分割切断し、この分割された余白部3、
3′を廃棄するか、各中間パターン版A1、B1の下側
に接着テープ等を用いて接合する。なお、切断する余白
部の幅については後記する。
【0012】一方、図1(b)、図2(b)に示すよう
に、これら中間パターン版A1、B1を再度密着露光し
て焼き付ける別の乾板A2、B2(図3、図6)の幅
(図の高さ)に相当する幅(図の高さ)を有し、余白部
切断前又は切断後の各中間パターン版A1、B1の大き
さに相当する矩形切除部が上辺から設けられたガラス又
はプラスチック製の遮光枠4、4′を予め用意してお
き、余白部3、3′を下側に繋いだ中間パターン版A
1、B1、又は、余白部3、3′を切除した中間パター
ン版A1、B1を、余白部切断辺を上辺に一致させて遮
光枠4、4′の矩形切除部に嵌め込み、接着テープ等を
用いて接合する。この際、中間パターン版A1、B1の
絵柄部1、1′が、遮光枠4、4′及び別の乾板A2、
B2の高さ方向の中間線(一点鎖線)より上側に位置す
るように、切断する上記余白部3、3′の幅が選択され
る。
【0013】次いで、このようにして遮光枠が付けられ
た裏中間パターン版A、表中間パターン版Bを用いて別
の乾板A2、B2に多面(2面)付けする。まず、図3
(a)に示すように、裏中間パターン版Aを別の裏用乾
板A2上に重ねて真空密着して、乾板A2の幅方向上側
に絵柄部1とアライメント用パターン2を一括露光し、
1面の潜像を形成する。この際、絵柄部1より下側は遮
光性となっているので、乾板A2の幅方向下側半分は露
光されず未露光のままである。次いで、図3(b)に示
すように、パターン版A、乾板A2の何れか一方を同じ
面で180°回転させ(図の場合は、パターン版A)、
同様に真空密着、一括露光してもう1面の絵柄部1とア
ライメント用パターン2の潜像を形成する。その乾板A
2を現像、定着して、図4に示すような2面付けされた
裏パターン版A2が完成する。
【0014】この後、同様にして2面付けされた表パタ
ーン版を作成するのであるが、多面付けされた各位置の
アライメント用パターンを裏パターン版A2のアライメ
ント用パターン21 、22 と精密に一致させる必要があ
る。そのために、図5に示すように、作成された裏パタ
ーン版A2のアライメント用パターン21 、22 に対応
する領域のみに開口を設けた遮光板Cを用意し、裏パタ
ーン版A2の上又は下に重ね、これを別の表用乾板B2
上に重ねて真空密着し、一括露光して、絵柄部以外の所
定の位置にアライメント用パターン21 、22 の潜像を
形成し、その部分のみを現像、定着して、裏パターン版
A2のアライメント用パターン21 、22 に対応するア
ライメント用パターン21 ′、22 ′が付与された別の
表用乾板B2(図6)が形成される。
【0015】次いで、図6(a)に示すように、図2で
形成された遮光枠付き表中間パターン版Bを上記のアラ
イメント用パターン21 ′、22′付与乾板B2上に重
ねてアライメント用パターン21 ′と表中間パターン版
Bのアライメント用パターン2′を正確に一致させて真
空密着し、乾板B2の幅方向上側に絵柄部1′を一括露
光し、1面の潜像を形成する。この際、絵柄部1′より
下側は遮光性となっているので、乾板B2の幅方向下側
半分は露光されず未露光のままである。次いで、図6
(b)に示すように、パターン版B、乾板B2の何れか
一方を同じ面で180°回転させ(図の場合は、パター
ン版B)、同様に真空密着、一括露光してもう1面の絵
柄部1の潜像を形成する。その乾板B2を現像、定着し
て、図4と同様な2面付けされた表パターン版B2が完
成する。
【0016】以上のようにして、描画時間が1面付けの
場合と同じで何ら延長せずに、仕様の変更等へも容易に
対応でき、パターン版焼き付け後にエッチング工程にお
いて鋼板の無駄を少なくする、2面付けされたシャドウ
マスク用表パターン版及び裏パターン版を製作すること
ができる。なお、この方法により3面以上の多面付けし
たパターン版を製作することもできる。
【0017】ところで、上記実施例においては、図1
(a)、図2(a)で描画、現像、定着された中間パタ
ーン版A1、B1の絵柄部以外の余白部を切断し、図1
(b)、図2(b)で遮光枠4、4′に嵌め込んで接合
する作業が必要である。この切断作業を避けるために、
図7(a)、(b)に示すように、裏面乾板A1、表用
乾板B1の一点鎖線で示した幅方向中心線の片側にそれ
ぞれの孔パターン1、1′及びアライメント用パターン
2、2′を所定位置に描画して潜像を形成し、現像、定
着してパターン版A1、B1を作成し、図8(a)、
(b)に示すように、これらパターン版A1、B1の両
側に予め用意した所定幅の遮光片40、40′を接合す
ることにより、余白部の切断を必要とせずに、かつ、簡
単な形状の遮光枠(片)を用いて、図3以降の工程で用
いる裏中間パターン版A、表中間パターン版Bとして直
接使用することができるようになる。この場合、ガラス
乾板の切断工程がないため、切断ガラス片の発生がな
く、中間パターン版へのガラス粉の付着によるトラブル
を解消することができ、品質がより向上する。なお、こ
の方法の場合は、絵柄部1、1′に描画する孔パターン
(特に、シャドウマスクの孔形状がスリット及びスロッ
トの場合)の向きは、図1、図2の場合から90°回転
した方向になる。
【0018】以上の説明においては、使用する乾板、遮
光枠等の寸法を図面中に書き込んであるが、この数字は
単に例示のためであり限定されるものではない。なお、
本発明は上記実施例に限定されず種々の変形が可能であ
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシャドウ
マスク用パターン版の製造方法によると、少なくとも2
面付けされた表パターン版、裏パターン版を容易に得る
ことができるので、連続コイル薄鋼板への製版を多面付
けにすることができ、シャドウマスクの製造コストを低
減すると共に、鋼板の無駄を減少させることができる。
また、表用、裏用それぞれの孔パターン絵柄部1面のみ
しか描画をしないので、多面付けでありながら描画時間
が少なく、不安定性要素からの品質への影響が少なくな
る。また、描画時間が短くてすむので、仕様変更等に容
易に対応できる。なお、描画時間が短くてすみ、その
間、描画と真空密着装置による一括露光の作業が同時進
行可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法の1実施例に基づいて裏中間
パターン版を描画、現像、定着、切断して遮光枠に組み
込む工程を説明するための図である。
【図2】表中間パターン版についての図1と同様な図で
ある。
【図3】裏中間パターン版を用いて2面付けする工程を
説明するための図である。
【図4】完成した2面付け裏パターン版を示す図であ
る。
【図5】作成された裏パターン版のアライメント用パタ
ーンのみを表用乾板に露光する様子を示すための図であ
る。
【図6】表中間パターン版を用いて2面付けする工程を
説明するための図である。
【図7】別の実施例の図1(a)、図2(a)に対応す
る工程を説明するための図である。
【図8】図7の実施例の図1(b)、図2(b)に対応
する工程を説明するための図である。
【符号の説明】
A1…裏中間パターン版用乾板及び形成された裏中間パ
ターン版 B1…表中間パターン版用乾板及び形成された表中間パ
ターン版 A2…2面付き裏パターン版用乾板及び形成された2面
付き裏パターン版 B2…2面付き表パターン版用乾板及び形成された2面
付き表パターン版 A…裏中間パターン版 B…表中間パターン版 C…遮光板 1、1′…孔パターン(絵柄部) 2、2′、21 、22 …アライメント用パターン 3、3′…切除余白部 4、4′…遮光枠 40、40′…遮光片

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャドウマスク用の表裏用一対からなる
    パターン版の製造方法において、表用、裏用それぞれの
    孔パターン絵柄部1面をそれぞれ表用乾板、裏用乾板に
    描画して潜像を形成し、現像、定着して、表中間パター
    ン版、裏中間パターン版を形成し、形成された表中間パ
    ターン版、裏中間パターン版それぞれを対応する別の表
    用乾板、裏用乾板の中心線で分けた一方の領域に少なく
    とも他方の領域を遮光しながら密着露光し、次いで、表
    用乾板、裏用乾板それぞれの一方の領域を遮光しながら
    他方の領域にそれぞれ表中間パターン版、裏中間パター
    ン版を密着露光し、各2度露光された別の表用乾板、裏
    用乾板を現像、定着して、少なくとも2面付けされた表
    パターン版、裏パターン版を作成することを特徴とする
    シャドウマスク用パターン版の製造方法。
  2. 【請求項2】 形成された表中間パターン版、裏中間パ
    ターン版の孔パターン絵柄部の寸法以上の切除部を中心
    線で分けた一方の領域に有する遮光枠を一対用い、この
    切除部に対応する大きさで孔パターン絵柄部を含むよう
    に表中間パターン版、裏中間パターン版各々を切断し、
    又は、そのまま対応する遮光枠に各パターン版を嵌め込
    んで接合し、この遮光枠付き表中間パターン版、裏中間
    パターン版を用いて、各孔パターン絵柄部それぞれを対
    応する別の表用乾板、裏用乾板の中心線で分けた一方の
    領域に密着露光し、次いで、この別の表用乾板、裏用乾
    板に対してそれぞれ前記遮光枠付き表中間パターン版、
    裏中間パターン版を同じ面で相対的に180度回転させ
    て、他方の領域にそれぞれ対応する孔パターン絵柄部を
    密着露光することを特徴とする請求項1記載のシャドウ
    マスク用パターン版の製造方法。
  3. 【請求項3】 表用、裏用それぞれの孔パターン絵柄部
    1面をそれぞれ表用乾板、裏用乾板の中心線で分けた一
    方の領域に描画することにより表中間パターン版、裏中
    間パターン版を形成し、この表中間パターン版、裏中間
    パターン版を用いて、各孔パターン絵柄部それぞれを対
    応する別の表用乾板、裏用乾板の中心線で分けた一方の
    領域に密着露光し、次いで、この別の表用乾板、裏用乾
    板に対してそれぞれ前記表中間パターン版、裏中間パタ
    ーン版を同じ面で相対的に180度回転させて、他方の
    領域にそれぞれ対応する孔パターン絵柄部を密着露光す
    ることを特徴とする請求項1記載のシャドウマスク用パ
    ターン版の製造方法。
  4. 【請求項4】 表用、裏用それぞれの孔パターン絵柄部
    及びそれに隣接した一定の相対位置のアライメント用パ
    ターン部からなる絵柄部1面をそれぞれ表用乾板、裏用
    乾板に描画し、形成された表中間パターン版、裏中間パ
    ターン版の何れか一方を用いて対応する何れか一方の少
    なくとも2面付けされたパターン版を作成し、次いで、
    作成された少なくとも2面付けされたパターン版のアラ
    イメント用パターン部を少なくとも孔パターン絵柄部を
    遮光して他方のパターン版に対応する別の乾板に密着露
    光し、その部分のみを現像、定着し、次いで、現像、定
    着されたアライメント用パターン部の一方と他方の孔パ
    ターン絵柄部を有する中間パターン版のアライメント用
    パターン部とを一致させて、その孔パターン絵柄部を他
    方のパターン版に対応する別の乾板の一方の領域に密着
    露光し、次に、同様にして他方のパターン版に対応する
    別の乾板の他方の領域にその孔パターン絵柄部を密着露
    光することにより他方の少なくとも2面付けされたパタ
    ーン版を作成することを特徴とする請求項1から3の何
    れか1項記載のシャドウマスク用パターン版の製造方
    法。
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