JPH0510767U - デユーテイ制御式流量コントロール装置 - Google Patents

デユーテイ制御式流量コントロール装置

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JPH0510767U
JPH0510767U JP5608091U JP5608091U JPH0510767U JP H0510767 U JPH0510767 U JP H0510767U JP 5608091 U JP5608091 U JP 5608091U JP 5608091 U JP5608091 U JP 5608091U JP H0510767 U JPH0510767 U JP H0510767U
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JP
Japan
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solenoid valve
duty
flow rate
solenoid
opened
Prior art date
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Pending
Application number
JP5608091U
Other languages
English (en)
Inventor
透 栃沢
茂 丸山
一仁 柿元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0510767U publication Critical patent/JPH0510767U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 エンジン1の吸気通路2にキャニスタ4から
の燃料蒸気をパージする流路3に、複数の電磁弁61
2、63を互いに並列に介設する。これら各電磁弁を電
子制御回路7からデューティ信号により開閉する。デュ
ーティ信号の位相を電磁弁毎にずらし、一方の電磁弁の
閉弁期間中に他方の電磁弁を開弁する。 【効果】 電磁弁全体として開閉周期が短縮され、デュ
ーティ制御において不可避とされていた脈動の発生が抑
制され、混合気の空燃比が安定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として車両用エンジンの吸気系にキャニスタからの燃料蒸気をパ ージするシステムに用いられるデューティ制御式流量コントロール装置に関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来、燃料タンク内で蒸発した燃料蒸気をキャニスタに導いてこれに吸着させ 、エンジン運転時に燃料蒸気をキャニスタからエンジンの吸気系にパージする燃 料蒸気のパージシテスムは知られており、この場合キャニスタとエンジンの吸気 系とを結ぶ流路に電磁弁を介設し、エンジンの運転状態に応じて燃料蒸気のパー ジ量をコントロールするようにしているが、電磁弁を比例弁とすることは車体振 動やエンジン振動に対しての耐振性上困難であり、そこで電磁弁をデューティ制 御により開閉して流量コントロールを行っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
デューティ制御は、電磁弁を単位時間毎に所要時間開弁させ、開弁時間の割合 (デューティ比)を変化させて流量を増減する制御であり、電磁弁の開閉が繰返 されて脈動を生じ、上記パージシステムに適用した場合、燃料蒸気のパージ量の 脈動変化を生じてエンジンに吸入される混合気の空燃比が不安定になることがあ る。
【0004】 この場合、単位時間即ち電磁弁を開閉するデューティ信号の1周期を短縮して 電磁弁をより細かく開閉することも考えられるが、電磁弁の弁体の慣性等の影響 により周期を短縮することは困難である。 本考案は、以上の点に鑑み、デューティ制御における脈動の発生を可及的に抑 制し得るようにした装置を提供することをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく、本考案は、流路に介設した電磁弁をデューティ信号に 応じたデューティ比で開閉して流量コントロールを行う装置において、流路に複 数の電磁弁を並列に介設すると共に、これら電磁弁に夫々位相のずれたデューテ ィ信号を送る制御手段を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
各電磁弁に入力されるデューティ信号の位相が電磁弁毎に異なるため、一方の 電磁弁の閉弁期間内に他方の電磁弁が開弁され、全体として電磁弁の開閉周期が 短縮され、脈動の発生が抑制される。
【0007】
【実施例】
図1を参照して、1はエンジンを示し、該エンジン1の吸気通路2にパージ用 の流路3を介して接続されるキャニスタ4を設け、図外の燃料タンクから蒸気抜 き通路5を介してキャニスタ4に導入されてこれに吸着される燃料蒸気を、エン ジン1の運転時に流路3を介して吸気通路2にパージするようにした。
【0008】 該流路3には、複数例えば第1乃至第3の3個の電磁弁61、62、63が互い に並列に介設されており、マイクロコンピュータから成る電子制御回路7からの デューティ信号によりこれら電磁弁61、62、63を開閉して、キャニスタ4か ら吸気通路2にパージされる燃料蒸気の流量をエンジン1の運転状態に応じて増 減制御するようにした。
【0009】 第1電磁弁61に送られるデューティ信号Aと第2電磁弁62に送られるデュー ティ信号Bとは、図2に示す如く、周期が共にTで等しいが、互に半周期分位相 がずれており、又第3電磁弁63は、開弁時の流量が第1と第2の各電磁弁61、 62の流量の半分に設定されており、該第3電磁弁63に送られるデューティ信号 Cの周期はT/2でA、Bの信号の半分になっており、位相はA、Bの信号に対 し1/4周期分ずれている。 そして、全体のデューティ比が例えば1/2のとき、AとBの各信号のデュー ティ比を夫々1/6、Cの信号のデューティ比を1/3とする。この場合、第1 と第2の各電磁弁61、62の全開時(デューティ比が1のとき)の該各弁の1周 期T当りの流量をQとして、第1電磁弁61と第2電磁弁62の1周期T当りの流 量は夫々Q/6となり、又第3電磁弁63は、Cの信号の周期がT/2で周期T 当りに2回開弁されての合計開弁時間は2×T/2×1/3=T/3になるが、 デューテイ比1のときの流量がQ/2であるため、周期T当りの流量は上記と同 様にQ/6となり、結局第1乃至第3電流弁61、62、63全体では周期T当り の流量がQ/2となる。これによれば、第1電磁弁61と第2電磁弁62との一方 の弁の閉弁期間内に他方の弁が開弁され、而も該両電磁弁61、62が共に閉弁さ れるときに第3電磁弁63が開弁されて流量の落ち込みが防止され、燃料蒸気は 大きな脈動変化を生ずることなく吸気通路2にパージされる。
【0010】 尚、第3電磁弁63は流量が少なく弁体のストロークも小さくて良いためその 開閉周期を短くできるが、流量の大きな電磁弁の開閉周期の短縮は困難であり、 そのため第1と第2の2個の電磁弁61、62を並設し、両電磁弁61、62全体で 開閉周期を実質的に半減しているのである。 又、上記実施例では燃料蒸気のパージシステムの本案装置を適用したが、エン ジンの吸気系に排気ガスの一部を還流する排気還流システム等にも本案装置を適 用できる。
【0011】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、デューティ制御において不 可避とされていた脈動の発生を抑制して、流量を安定にコントロールできる効果 を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本案装置を具備する燃料蒸気パージシステム
の一例の線図
【図2】 デューティ信号の出力タイミングを示すタイ
ムチャート
【符号の説明】
3 流路 61、62、63 電磁弁 7 電子制御回路(制御手段)

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 流路に介設した電磁弁をデューティ信号
    に応じたデューティ比で開閉して流量コントロールを行
    う装置において、流路に複数の電磁弁を並列に介設する
    と共に、これら電磁弁に夫々位相のずれたデューティ信
    号を送る制御手段を設けたことを特徴とするデューティ
    制御式流量コントロール装置。
JP5608091U 1991-07-18 1991-07-18 デユーテイ制御式流量コントロール装置 Pending JPH0510767U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7607420B2 (en) 2005-08-12 2009-10-27 Mitsubishi Electric Corporation Fuel-evaporated gas processing system and electromagnetic valve device
WO2023095225A1 (ja) * 2021-11-25 2023-06-01 日産自動車株式会社 蒸発燃料処理装置のパージバルブ制御方法および制御装置

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