JPH05107235A - 超音波センサ装置の組立方法 - Google Patents

超音波センサ装置の組立方法

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JPH05107235A
JPH05107235A JP3268038A JP26803891A JPH05107235A JP H05107235 A JPH05107235 A JP H05107235A JP 3268038 A JP3268038 A JP 3268038A JP 26803891 A JP26803891 A JP 26803891A JP H05107235 A JPH05107235 A JP H05107235A
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absorbing material
ultrasonic sensor
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sound absorbing
sound
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JP3268038A
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Katsuaki Senba
克秋 仙波
Hiroshi Ishikawa
石川  浩
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属ケース内に設置した吸音材に熱による損
傷を与えないようにし、しかも金属ケースとこれを支え
るフランジとの間を強固に固着できるようにした超音波
センサ装置を提供する。 【構成】 円筒状に形成した第1の吸音材5の中空穴内
部6に挿入して接着された超音波センサ本体7のリード
線8を取付用フランジ9の端子11に接続し、次に、こ
のリード線8の周囲の前記第1の吸音材5と取付用フラ
ンジ9の間に所定の長さの第2の吸音材12を円筒状に
形成し、ついで前記第1および第2の吸音材5、12の
外周に多孔質のパイプ13を巻付け、さらにこのパイプ
13の外周に、前面開口部2にシールド用金網3を取付
けた円筒状の金属ケース1を被せ、この金属ケース1の
後端部4を前記取付用フランジ9に接続して超音波セン
サ装置を組立てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス絶縁電力機器の予
測保全等に用いる超音波センサ装置の組立方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、導体等の電力機器をタンク内に
収納し、このタンク内に絶縁ガスを封入したガス絶縁電
力機器に、予測保全用センサ装置を取付けてタンク内部
における部分放電を検出することが行われている。この
予測保全用センサ装置は、電力機器の信頼性がセンサの
存在により低下することのないよう、タンクの外部に配
置していた。
【0003】近時、タンク内部で発生する部分放電等の
故障前の十分な情報をノイズと区別して検知するために
タンク内部にセンサを配置し、そのリード線をタンク外
部に引き出して測定器と接続する構成のものが提案され
ている。このように、超音波センサをタンク内部に設置
して、ガスコロナ放電、金属パーティクルの運動、また
は絶縁物表面への付着、もしくは導体の接触不良を検知
するための超音波センサ装置には、図6に例示するもの
が提案されている。これは、図6の断面図に示すよう
に、円筒状の金属ケース21の内部にポリウレタン・フ
ォーム製の厚肉円筒状の吸音材22を配置する。そし
て、吸音材22の中空部内に超音波センサ本体23を配
置する。前記金属ケース21の前面開口部にはシールド
用金網24を配置し、金属ケース21の後端部25を取
付用フランジ26に固着する。取付用フランジ26に
は、外部との接続用端子部27を設ける。
【0004】上述のように構成した超音波センサ装置2
8は、電力機器のハウジング29に設けた開口部30に
金属ケース21側を入れ、取付用フランジ26をハウジ
ング29に螺着して設置する。なお、ハウジング29と
取付用フランジ26との間の気密を守るため、パッキン
部材31を設置する。なお、超音波センサ本体23のリ
ード端子32と接続用端子部27の端子33はリード線
34でされている。
【0005】このようにして超音波センサ本体23を、
金属ケース21の内部に入れ、金属ケース21とシール
ド用金網24により、電磁作用、静電作用によるノイズ
の混入を防ぐ。これとともに、金属ケース21から伝搬
してくる超音波振動のノイズを吸音材22により吸収し
て防ぐことにより、正確に検出することを可能とするも
のである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の超音波センサ装置では、超音波センサ本
体23を設置した金属ケース21が取付用フランジ26
から外れて、ハウジング29の内部に落ちないように強
固に固定しなければならない。このため取付用フランジ
26に対し、金属ケース21の後端部25を溶接して結
合していた。しかし、これによると、溶接時の熱によっ
てウレタンフォーム製の吸音材22が溶け出してしま
い、吸音材としての役をなさなくなるという問題があっ
た。そこで、取付用フランジ26に対し金属ケース21
の後端部25を数箇所に亘って点溶接して固着すること
が試みられるが、これによると、溶接時の熱のために前
記吸音材22に損傷を与えたり、接合部の強度が不十分
であったりするという問題があった。
【0007】本発明は以上のような点に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、金属ケース内に設置
した吸音材に熱による損傷を与えないようにし、しかも
金属ケースとこれを支えるフランジとの間を強固に固着
できるようにした超音波センサ装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の超音波センサ装
置においては、弾性材を円筒状に形成した第1の吸音材
の中空穴内部に挿入して接着された超音波センサ本体の
リード線を、取付用フランジの接続用端子部の端子に接
続し、次にこのリード線の周囲の前記第1の吸音材と前
記取付用フランジの間に、所定の長さの円筒状の第2の
吸音材を第1の吸音材と並べ、ついで前記第1および第
2の吸音材の外周に多孔質のテフロンパイプを巻付け、
さらにこの多孔質のテフロンパイプの外周に、前面開口
部にシールド用金網を取付けた円筒状の金属ケースを被
せ、この金属ケースの後端部を前記フランジに部分溶接
することにより装置を組立てるようにしたことを特徴と
する。
【0009】
【作用】このように構成することにより、金属ケースの
溶接部と超音波センサ本体との距離を大きくして、溶接
時の熱により超音波センサ本体部分の吸音材に損傷を与
えないようにし、また、金属ケースとこれを支えるフラ
ンジとの間を強固に固着することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の超音波センサ装置の組立方法
の一実施例を図1ないし図5によって説明する。
【0011】まず、図1に示すように、円筒状の金属ケ
ース1の前面開口部2は内側に折り曲げられており、シ
ールド用金網3をロー付けしておく。なお、この金属ケ
ース1の後端部4は開放されている。
【0012】次に、図2に示すように、弾性材を円筒状
に形成した第1の吸音材5の中空穴部6の内部に挿入し
て接着された超音波センサ本体7のリード線8を取付用
フランジ9の接続用端子部10の端子11に接続する。
【0013】次に、図3に示すように、前記リード線8
の周囲の前記第1の吸音材5と前記取付用フランジ9と
の間に所定の長さで例えば円周方向に1箇所分割した第
2の吸音材12を円筒状に形成して第1の吸音材5と並
べ、ついで前記第1および第2の吸音材5と12の外周
に多孔質(例えばテフロン)のパイプ13を巻付ける。
この多孔質のパイプ13の一端は取付用フランジ9のO
リング溝14の内側のリング状溝15に挿入する。
【0014】さらに、図4に示すように、この多孔質の
パイプ13の外周に、図1に示した金属ケース1を被
せ、この金属ケース1の後端部4を前記取付用フランジ
9のOリング溝14の内側に数箇所点溶接等による部分
溶接をする。
【0015】最後に、図5に示すように、この取付用フ
ランジ9を、前記超音波センサ本体7を収納した金属ケ
ース1がハウジング16に設けた開口部17を通してハ
ウジング16の内側に配置されるようにOリング18を
介してボルト19により前記ハウジング16に気密に取
付ける。
【0016】以上のように、本考案は、円筒状に形成し
た第1の吸音材の中空穴内部に挿入して接着された超音
波センサ本体のリード線を取付用フランジの接続用端子
部の端子に接続し、次にこのリード線の周囲の前記第1
の吸音材と前記取付用フランジの間に所定の長さの第2
の吸音材を円筒状に形成し、ついで前記第1および第2
の吸音材の外周に多孔質のパイプを巻付け、さらにこの
多孔質のパイプ外周に、前面開口部にシールド用金網を
取付けた円筒状の金属ケースを被せ、この金属ケースの
後端部を前記取付用フランジに接続して超音波センサ装
置を形成したものである。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、 (1)超音波センサとフランジが一体構造にできるた
め、超音波センサ装置の取付けが容易にできる。
【0018】(2)ガス絶縁電力機器タンクの外側から
取付けられる構造なので、万一の破損時にも交換するこ
とが容易に行える。
【0019】(3)金属ケースとフランジを点溶接する
時、多孔質のテフロンパイプにより超音波センサ本体部
分と溶接部分から離れるので、吸音材が熱による変形を
しない。
【0020】(4)多孔質パイプを取付けた状態で、超
音波センサの傾きを調整できるので、センサの傾き具合
のバラツキが少なくなり、超音波の検出感度が安定す
る。
【0021】などの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の金属ケースの一実施例の要部断面図。
【図2】本発明の一実施例の組立工程説明図。
【図3】本発明の一実施例の組立工程説明図。
【図4】本発明の一実施例の組立工程説明図。
【図5】本発明の一実施例の組立工程説明図。
【図6】従来の超音波センサ装置を示す要部断面図。
【符号の説明】
1…金属ケース 2…金属ケースの前面開口部 3…シールド用金網 4…金属ケースの後端部 5…吸音材 6…吸音材の中空穴部 7…超音波センサ本体 8…リード線 9…取付用フランジ 10…接続用端子部 11…端子 12…吸音材 13…パイプ 14…Oリング溝 15…リング状溝 16…ハウジング 17…ハウジングの開口部 18…Oリング 19…ボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状に形成した第1の吸音材の中空穴
    内部に挿入して接着された超音波センサ本体のリード線
    を、取付用フランジの接続用端子部の端子に接続し、次
    にこのリード線の周囲の前記第1の吸音材と前記取付用
    フランジの間に、所定の長さの円筒状の第2の吸音材を
    第1の吸音材と並べ、ついで前記第1および第2の吸音
    材の外周に多孔質のパイプを巻付け、さらにこの多孔質
    のパイプ外周に、前面開口部にシールド用金網を取付け
    た円筒状の金属ケースを被せ、この金属ケースの後端部
    を前記取付用フランジに部分溶接して形成したことを特
    徴とする超音波センサ装置の組立方法。
JP3268038A 1991-10-17 1991-10-17 超音波センサ装置の組立方法 Expired - Lifetime JP2979782B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109900437A (zh) * 2017-12-08 2019-06-18 中国石油化工股份有限公司 阀门内漏检测装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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