JPH0247461Y2 - - Google Patents
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- JPH0247461Y2 JPH0247461Y2 JP18590284U JP18590284U JPH0247461Y2 JP H0247461 Y2 JPH0247461 Y2 JP H0247461Y2 JP 18590284 U JP18590284 U JP 18590284U JP 18590284 U JP18590284 U JP 18590284U JP H0247461 Y2 JPH0247461 Y2 JP H0247461Y2
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- vibration
- insulator
- high voltage
- lead wire
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Landscapes
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えば機械装置の動力回転部位等の
振動を検出する振動検出器に係り、特に爆発性ガ
ス蒸気環境等の危険場所において被振動検出体の
振動検出部位に装着して使用する振動検出器に関
する。
振動を検出する振動検出器に係り、特に爆発性ガ
ス蒸気環境等の危険場所において被振動検出体の
振動検出部位に装着して使用する振動検出器に関
する。
例えば、爆発性ガス蒸気環境等の危険場所で使
用する振動検出器は、該振動検出器に内蔵した振
動検出素子そのものが電気的信号即ち電気的エネ
ルギーを発生せしめるものであるから、該振動検
出素子が発生する電気的エネルギーが火花、アー
クまたは過熱を発生せしめないか或いは火花、ア
ークまたは過熱を発生せしめたとしても、爆発性
ガス蒸気環境下の危険場所に何らの影響も与えな
い構造あるいは保護手段を講ずる必要があり、例
えば、JIS C 0903に示される防爆構造にする必
要がある。
用する振動検出器は、該振動検出器に内蔵した振
動検出素子そのものが電気的信号即ち電気的エネ
ルギーを発生せしめるものであるから、該振動検
出素子が発生する電気的エネルギーが火花、アー
クまたは過熱を発生せしめないか或いは火花、ア
ークまたは過熱を発生せしめたとしても、爆発性
ガス蒸気環境下の危険場所に何らの影響も与えな
い構造あるいは保護手段を講ずる必要があり、例
えば、JIS C 0903に示される防爆構造にする必
要がある。
従来、この種の振動検出器は、振動検出素子を
ケーシングした通常の振動検出器を耐圧を有する
容器に収納し、容器内部で爆発性ガスの爆発が起
きても容器がその圧力に耐え、かつ外部の爆発性
ガスに引火するおそれのない構造、すなわち、
JIS C 0903に示される耐圧防爆構造等にする
か、または振動検出素子を内蔵した通常の振動検
出器に、該振動検出素子が発生する電気的エネル
ギーが火花、アークまたは過熱を発生せしめない
ための電気的保護回路を付加し、通常運転中に火
花、アークまたは過熱を生じてはならない部分に
これらの発生するのを防止するために構造上また
は温度上昇について特に安全度を増加した構造、
すなわちJIS C 0903に示される安全増防爆構造
等にしている。
ケーシングした通常の振動検出器を耐圧を有する
容器に収納し、容器内部で爆発性ガスの爆発が起
きても容器がその圧力に耐え、かつ外部の爆発性
ガスに引火するおそれのない構造、すなわち、
JIS C 0903に示される耐圧防爆構造等にする
か、または振動検出素子を内蔵した通常の振動検
出器に、該振動検出素子が発生する電気的エネル
ギーが火花、アークまたは過熱を発生せしめない
ための電気的保護回路を付加し、通常運転中に火
花、アークまたは過熱を生じてはならない部分に
これらの発生するのを防止するために構造上また
は温度上昇について特に安全度を増加した構造、
すなわちJIS C 0903に示される安全増防爆構造
等にしている。
しかし、このような方法では、いずれも大型に
なり、このため該振動検出器の被振動検出体への
振動検出装着部位選択の自由性が著しく制限さ
れ、また振動検出器の特性値である共振周波数が
低下し該振動検出器の検出周波数範囲が狭くなる
等、振動検出範囲が著しく制限を受けるという欠
点があつた。
なり、このため該振動検出器の被振動検出体への
振動検出装着部位選択の自由性が著しく制限さ
れ、また振動検出器の特性値である共振周波数が
低下し該振動検出器の検出周波数範囲が狭くなる
等、振動検出範囲が著しく制限を受けるという欠
点があつた。
本考案は、上記の欠点を改め、小型で爆発性ガ
ス蒸気環境等の危険場所で安全に使用できるよう
にした振動検出器を提供することを目的としてい
る。
ス蒸気環境等の危険場所で安全に使用できるよう
にした振動検出器を提供することを目的としてい
る。
以下、図面に基づいて本考案の実施例について
説明する。
説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図であ
る。第2図は使用状態を示す平面図、第3図はそ
の正面図である。
る。第2図は使用状態を示す平面図、第3図はそ
の正面図である。
第1図において、1は金属ケースである。この
金属ケース1の円筒部1aの下端には、被振動検
出物体に締着固定するためにボルトを挿通する3
つの貫通孔1bを備えた円板状のフランジ部1c
が一体的に設けられている。また、円筒部1aの
側部には、接続管2を挿入固定するための円形の
挿通孔1dを有する突設部1eが内方に向つて突
設されている。
金属ケース1の円筒部1aの下端には、被振動検
出物体に締着固定するためにボルトを挿通する3
つの貫通孔1bを備えた円板状のフランジ部1c
が一体的に設けられている。また、円筒部1aの
側部には、接続管2を挿入固定するための円形の
挿通孔1dを有する突設部1eが内方に向つて突
設されている。
円筒部1aの上端内周部には蓋3を螺合締付す
るための螺刻1fが内設されると共に、円筒部1
aの内壁1a′の一部と突設部1eの内壁1e′とに
よつて突設部1eが内方に突出したスペース分だ
け、中心軸が円筒部1aの中心軸から一方に偏つ
た円筒形の一部を構成している。
るための螺刻1fが内設されると共に、円筒部1
aの内壁1a′の一部と突設部1eの内壁1e′とに
よつて突設部1eが内方に突出したスペース分だ
け、中心軸が円筒部1aの中心軸から一方に偏つ
た円筒形の一部を構成している。
円筒部1aの内壁1a′の一部と突設部1eの内
壁1e′とによつて構成される円筒の底部には、円
板状の絶縁板4が嵌入され、エポキシ樹脂等から
成る強力接着剤で接着固定されている。絶縁板4
は環状段部4aを有し、この環状段部4aに円柱
状の締着ベース5が嵌入され、同様の強力接着剤
で接着固定されている。締着ベース5は中央に螺
刻5aが内設されたボルト挿通孔5bを備えてい
る。
壁1e′とによつて構成される円筒の底部には、円
板状の絶縁板4が嵌入され、エポキシ樹脂等から
成る強力接着剤で接着固定されている。絶縁板4
は環状段部4aを有し、この環状段部4aに円柱
状の締着ベース5が嵌入され、同様の強力接着剤
で接着固定されている。締着ベース5は中央に螺
刻5aが内設されたボルト挿通孔5bを備えてい
る。
締着ベース5には、中間にリング状の電極板6
を挟着して重ねられたリング状の2つの圧電セラ
ミツク素子7a,7bが中央に挿入された絶縁ス
リーブ8とともに載置され、さらに圧電セラミツ
ク素子7bには、中央に疎通孔9aを有する負荷
質量9が載置され、ボルト10を負荷質量9の挿
通孔9a及び絶縁スリーブ8に挿通して締着ベー
ス5のボルト挿通孔5bの螺刻5aに螺合締着す
ることによつて固定されている。圧電セラミツク
素子7aおよび7bは矢印方向に分極軸を与えて
リング状を成し、該分極軸に直交する両外面7
c,7dおよび7e,7fに電極が鍍着形成され
ている。この構成により、金属ケース1を被振動
検出物体に装着して軸方向に受ける振動は、負荷
質量9を追動させ、このため圧電セラミツク素子
7a,7bの矢印分極軸方向に圧縮の機械的負荷
を与えることとなり、圧縮型の振動検出素子が形
成される。
を挟着して重ねられたリング状の2つの圧電セラ
ミツク素子7a,7bが中央に挿入された絶縁ス
リーブ8とともに載置され、さらに圧電セラミツ
ク素子7bには、中央に疎通孔9aを有する負荷
質量9が載置され、ボルト10を負荷質量9の挿
通孔9a及び絶縁スリーブ8に挿通して締着ベー
ス5のボルト挿通孔5bの螺刻5aに螺合締着す
ることによつて固定されている。圧電セラミツク
素子7aおよび7bは矢印方向に分極軸を与えて
リング状を成し、該分極軸に直交する両外面7
c,7dおよび7e,7fに電極が鍍着形成され
ている。この構成により、金属ケース1を被振動
検出物体に装着して軸方向に受ける振動は、負荷
質量9を追動させ、このため圧電セラミツク素子
7a,7bの矢印分極軸方向に圧縮の機械的負荷
を与えることとなり、圧縮型の振動検出素子が形
成される。
前記締着ベース5の環状段部5cに、円筒状の
金属スリーブ11の下端部が嵌着固定され、この
金属スリーブ11に内接するように、上方に天井
部12aを有し下方が開口した円筒状の絶縁冠1
2が挿入固定されている。このため、絶縁冠12
の内側には前記振動検出素子(圧電セラミツク素
子7a,7b,電極板6及び負荷質量9)を囲む
空間部Aが構成されている。
金属スリーブ11の下端部が嵌着固定され、この
金属スリーブ11に内接するように、上方に天井
部12aを有し下方が開口した円筒状の絶縁冠1
2が挿入固定されている。このため、絶縁冠12
の内側には前記振動検出素子(圧電セラミツク素
子7a,7b,電極板6及び負荷質量9)を囲む
空間部Aが構成されている。
絶縁冠12には、円壁部軸方向に挿通孔12
b,12cが設けられ、さらに、電極板6に近接
する内壁円周に切欠12dが設けられている。切
欠12dは圧電セラミツク素子7a,7bに挟着
した電極板6から電気的信号出力を取出すために
リード線13aを接続する電極板6の突出部6a
の逃げの役目をしている。一方の挿通孔12bに
は電極板6の突出部6aに接続したリード線13
aが挿通され、天井部12aの上面に設けた高電
圧保護回路14に接続され、他方の挿通孔12c
には高電圧保護回路14と後述するインピーダン
ス変換回路21とを接続するためのリード線13
bが挿通されている。
b,12cが設けられ、さらに、電極板6に近接
する内壁円周に切欠12dが設けられている。切
欠12dは圧電セラミツク素子7a,7bに挟着
した電極板6から電気的信号出力を取出すために
リード線13aを接続する電極板6の突出部6a
の逃げの役目をしている。一方の挿通孔12bに
は電極板6の突出部6aに接続したリード線13
aが挿通され、天井部12aの上面に設けた高電
圧保護回路14に接続され、他方の挿通孔12c
には高電圧保護回路14と後述するインピーダン
ス変換回路21とを接続するためのリード線13
bが挿通されている。
金属スリーブ11の上端には、金属製の内蓋1
5が嵌着され、この内蓋15の上面には絶縁板1
6が載置され、この絶縁板16の上面に当接して
円筒部1a上端内周面の螺刻1fに蓋3が螺合締
着されている。
5が嵌着され、この内蓋15の上面には絶縁板1
6が載置され、この絶縁板16の上面に当接して
円筒部1a上端内周面の螺刻1fに蓋3が螺合締
着されている。
このように振動検出素子7a,7b,6,9及
びリード線13a、高電圧保護回路14を、金属
製の締着ベース5と金属スリーブ11と金属製の
内蓋15とが囲んで、振動検出素子及び高電圧保
護回路14に対し外部ノイズからのシールド構造
を形成するとともに、底部の絶縁板4と上部の絶
縁板16とによつて、該シールド構造の金属ケー
ス1に対する電気的絶縁が形成されている。
びリード線13a、高電圧保護回路14を、金属
製の締着ベース5と金属スリーブ11と金属製の
内蓋15とが囲んで、振動検出素子及び高電圧保
護回路14に対し外部ノイズからのシールド構造
を形成するとともに、底部の絶縁板4と上部の絶
縁板16とによつて、該シールド構造の金属ケー
ス1に対する電気的絶縁が形成されている。
3a,3bは締着作業に用いられる袋孔であ
る。
る。
円筒部1aの側部の前記突設部1eの挿通孔1
dには、前記接続管2が嵌着され、突設部1eに
設けた穴1gに内設した螺刻1hに止めネジ17
の先端部によつて固定される。接続管2の内部に
は、絶縁体18が固定され、この絶縁体18を貫
通して接続端子棒19a,19b,19cが設け
られている。接続端子棒19a,19b,19c
の一端は電気回路基板20に設けた貫通孔20
a,20b,20cに挿通固定されている。電気
回路基板20の反対面には、インピーダンス変換
回路21が設置されている。
dには、前記接続管2が嵌着され、突設部1eに
設けた穴1gに内設した螺刻1hに止めネジ17
の先端部によつて固定される。接続管2の内部に
は、絶縁体18が固定され、この絶縁体18を貫
通して接続端子棒19a,19b,19cが設け
られている。接続端子棒19a,19b,19c
の一端は電気回路基板20に設けた貫通孔20
a,20b,20cに挿通固定されている。電気
回路基板20の反対面には、インピーダンス変換
回路21が設置されている。
このインピーダンス変換回路21を囲むよう
に、金属冠22が前記金属スリーブ11に接合さ
れて、インピーダンス変換回路21に対する外部
ノイズからのシールド構造が形成されている。金
属スリーブ11、金属冠22には、それぞれ貫通
孔11a,22aが設けられている。前記絶縁冠
12の挿通孔12cと貫通孔11a,22aを通
るリード線13bによつて、高電圧保護回路14
とインピーダンス21とが接続されている。
に、金属冠22が前記金属スリーブ11に接合さ
れて、インピーダンス変換回路21に対する外部
ノイズからのシールド構造が形成されている。金
属スリーブ11、金属冠22には、それぞれ貫通
孔11a,22aが設けられている。前記絶縁冠
12の挿通孔12cと貫通孔11a,22aを通
るリード線13bによつて、高電圧保護回路14
とインピーダンス21とが接続されている。
接続管2の自由端外周面には、電気信号出力ケ
ーブル23を具備した接続器26(第2図参照)
を螺合締着するため螺刻2aを備えている。
ーブル23を具備した接続器26(第2図参照)
を螺合締着するため螺刻2aを備えている。
前記絶縁冠12の挿通孔12b,12c及び第
1図にB〜Eで示す空間部には、例えばエポキシ
樹脂等から成る絶縁性の充填材が充填されて、金
属ケース1の内部はすべて(振動検出素子の周囲
の空間部Aを除いて)密閉構造を形成すると共
に、各部品間の機械的固着一体化を成すよう構成
されている。
1図にB〜Eで示す空間部には、例えばエポキシ
樹脂等から成る絶縁性の充填材が充填されて、金
属ケース1の内部はすべて(振動検出素子の周囲
の空間部Aを除いて)密閉構造を形成すると共
に、各部品間の機械的固着一体化を成すよう構成
されている。
第2,3図は上記実施例の振動検出器の使用状
態を示している。即ち、接続管2に電気信号出力
ケーブル23を接続し、ボルト24を金属ケース
1のフランジ部1cの貫通孔1bに挿通して被振
動検出体25に設けたネジ穴25aに螺合締着し
て、振動を検出する。被振動検出体25の振動に
空間部A内の負荷質量が追動して圧電セラミツク
素子7a,7bが圧縮力を受けて生ずる起電力に
よつて振動が検出される。
態を示している。即ち、接続管2に電気信号出力
ケーブル23を接続し、ボルト24を金属ケース
1のフランジ部1cの貫通孔1bに挿通して被振
動検出体25に設けたネジ穴25aに螺合締着し
て、振動を検出する。被振動検出体25の振動に
空間部A内の負荷質量が追動して圧電セラミツク
素子7a,7bが圧縮力を受けて生ずる起電力に
よつて振動が検出される。
上記実施例の振動検出器では、リード線13
a,13bが絶縁冠12の挿通孔12b,12c
に挿通され、リード線13a,13bはそれぞれ
図示しない絶縁チユーブ等の絶縁材で被覆される
か、または充填材で埋められ固定され、また、空
間部Aを除く他の空間部もすべて充填材で埋めら
れて全閉構造となつているから、爆発性ガス蒸気
環境等の危険場所で使用した場合に、振動検出素
子から火花、アーク、過熱等が生じても、影響な
く安全に使用できる。従つて、従来装置のように
振動検出器を他の容器に密閉して使用する必要が
なくなり、小型のままで済むから、被振動検出体
25への装着部位の選択の自由度が従来のような
制限を受けず、また振動検出器の特性も低下しな
い。
a,13bが絶縁冠12の挿通孔12b,12c
に挿通され、リード線13a,13bはそれぞれ
図示しない絶縁チユーブ等の絶縁材で被覆される
か、または充填材で埋められ固定され、また、空
間部Aを除く他の空間部もすべて充填材で埋めら
れて全閉構造となつているから、爆発性ガス蒸気
環境等の危険場所で使用した場合に、振動検出素
子から火花、アーク、過熱等が生じても、影響な
く安全に使用できる。従つて、従来装置のように
振動検出器を他の容器に密閉して使用する必要が
なくなり、小型のままで済むから、被振動検出体
25への装着部位の選択の自由度が従来のような
制限を受けず、また振動検出器の特性も低下しな
い。
また、振動検出素子、高電圧保護回路14、イ
ンピーダンス変換回路21、リード線13a,1
3bが金属スリーブ11、内蓋15、金属冠22
によつてシールドされているので、外部ノイズに
影響されない。
ンピーダンス変換回路21、リード線13a,1
3bが金属スリーブ11、内蓋15、金属冠22
によつてシールドされているので、外部ノイズに
影響されない。
第4図は、本考案の他の実施例を示している。
この実施例では、接続管2が金属ケース1と同
軸に接続され、このため、高電圧保護回路14の
上方にインピーダンス変換回路21が配置されて
いる。このため、第1図に示した金属冠22が省
略され、金属スリーブ11がインピーダンス変換
回路21の周囲を囲むように上方に延設されてい
る。また金属ケース1は第1図のようにボルトに
よつて被振動検出体25に固定する代りに、下端
に突設したネジ部1jによつて螺合締着するよう
に構成されている。
軸に接続され、このため、高電圧保護回路14の
上方にインピーダンス変換回路21が配置されて
いる。このため、第1図に示した金属冠22が省
略され、金属スリーブ11がインピーダンス変換
回路21の周囲を囲むように上方に延設されてい
る。また金属ケース1は第1図のようにボルトに
よつて被振動検出体25に固定する代りに、下端
に突設したネジ部1jによつて螺合締着するよう
に構成されている。
本実施例はこれらの点を除けば、第1図の実施
例とほぼ同一の構造であつて、振動検出素子の周
囲の空間部以外の空間部は、同様に充填材で充填
されている。第5図は本実施例の使用状態を示し
ている。
例とほぼ同一の構造であつて、振動検出素子の周
囲の空間部以外の空間部は、同様に充填材で充填
されている。第5図は本実施例の使用状態を示し
ている。
本考案の振動検出器は、上記の如く構成されて
いるから、小型のままでありながら、防爆構造が
確保され、また外部ノズルに対するシールド構造
も確保されている。従つて、爆発性ガス蒸気環境
等の危険場所でも安全に使用でき、且つ外部ノイ
ズに影響されず安定して振動検出ができるように
なり、その実用的効果は大である。
いるから、小型のままでありながら、防爆構造が
確保され、また外部ノズルに対するシールド構造
も確保されている。従つて、爆発性ガス蒸気環境
等の危険場所でも安全に使用でき、且つ外部ノイ
ズに影響されず安定して振動検出ができるように
なり、その実用的効果は大である。
第1図は本考案の一実施例を示す振動検出器の
断面図である。第2図および第3図は第1図の実
施例の使用状態を示す平面図および正面図であ
る。第4図は本考案の他の実施例を示す振動検出
器の断面図である。第5図は第4図の実施例の使
用状態を示す正面図である。 1……金属ケース、1a……円筒部、1c……
フランジ部、1e……突設部、2……接続管、3
……蓋、5……締着ベース、6……電極板、7a
……圧電セラミツク素子、7b……圧電セラミツ
ク素子、8……絶縁スリーブ、9……負荷質量、
11……金属スリーブ(シールド用金属体)、1
2……絶縁冠(絶縁体)、12b……挿通孔、1
2c……挿通孔、13a……リード線、13b…
…リード線、14……高電圧保護回路、15……
内蓋、16……絶縁板、19a,19b,19c
……接続端子棒、20……電気回路基板、21…
…インピーダンス変換回路、22……金属冠、2
3……電気信号出力ケーブル、25……被振動検
出体、A……空間部。
断面図である。第2図および第3図は第1図の実
施例の使用状態を示す平面図および正面図であ
る。第4図は本考案の他の実施例を示す振動検出
器の断面図である。第5図は第4図の実施例の使
用状態を示す正面図である。 1……金属ケース、1a……円筒部、1c……
フランジ部、1e……突設部、2……接続管、3
……蓋、5……締着ベース、6……電極板、7a
……圧電セラミツク素子、7b……圧電セラミツ
ク素子、8……絶縁スリーブ、9……負荷質量、
11……金属スリーブ(シールド用金属体)、1
2……絶縁冠(絶縁体)、12b……挿通孔、1
2c……挿通孔、13a……リード線、13b…
…リード線、14……高電圧保護回路、15……
内蓋、16……絶縁板、19a,19b,19c
……接続端子棒、20……電気回路基板、21…
…インピーダンス変換回路、22……金属冠、2
3……電気信号出力ケーブル、25……被振動検
出体、A……空間部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 振動検出素子7a,7b,6,9と;該振動検
出素子に第1のリード線13aで電気的に接続さ
れ、前記振動検出素子から発生する高電圧を抑圧
するための高電圧保護回路14と;該高電圧保護
回路に第2のリード線13bで電気的に接続さ
れ、前記振動検出素子のインピーダンス変換を行
なうためのインピーダンス変換回路21とを金属
ケース内に内蔵した振動検出器であつて: 前記振動検出素子の周りを囲むように空間部A
を形成して周設された絶縁体12と;該絶縁体の
外部に設けた前記高電圧保護回路と絶縁体の内部
に設けた前記振動検出素子とを電気的に接続する
前記第1のリード線を配線するために前記絶縁体
に設けられた挿通孔12bと; 前記絶縁体、前記高電圧保護回路、前記インピ
ーダンス変換回路、前記第1,第2のリード線を
囲むように周設されたシールド用金属体11と; 前記第1のリード線が挿通された前記挿通孔及
び前記高電圧保護回路とインピーダンス変換回路
とを電気的に接続する前記第2のリード線の配線
される空間部Eを充填された絶縁性充填材とを備
えたことを特徴とする振動検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18590284U JPH0247461Y2 (ja) | 1984-12-07 | 1984-12-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18590284U JPH0247461Y2 (ja) | 1984-12-07 | 1984-12-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61102829U JPS61102829U (ja) | 1986-06-30 |
JPH0247461Y2 true JPH0247461Y2 (ja) | 1990-12-13 |
Family
ID=30743361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18590284U Expired JPH0247461Y2 (ja) | 1984-12-07 | 1984-12-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0247461Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07902Y2 (ja) * | 1988-12-15 | 1995-01-11 | ティーディーケイ株式会社 | 振動センサ |
JPH0833325B2 (ja) * | 1989-07-12 | 1996-03-29 | 新コスモス電機株式会社 | 回転機異常監視装置 |
-
1984
- 1984-12-07 JP JP18590284U patent/JPH0247461Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61102829U (ja) | 1986-06-30 |
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