JP6310942B2 - ヘリウム3検出器のガードバンド - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、ヘリウム3(3He)中性子検出器を用いた中性子検出に関し、具体的には、ガード構造体を備える3He中性子検出器に関する。
ヘリウム3(3He)中性子検出器は、自由中性子の検出に使用される。一般に、3He中性子検出器は、カソードのシェルを貫通して延在するアノードを含み、カソードのシェルからアノードを絶縁する絶縁体を有する。中性子を検出するために、いくらかの量の3Heガスが、カソードのシェルの内部に供給されている。カソードのシェル内での中性子反応によるイオン/粒子が3Heガスに衝突して、自由電子を生成する。その自由電子はアノードに引かれ、そこで自由電子は信号/電子パルスを生成する。この信号/電子パルスが解析されて、中性子計数率が決定される。ここで図4を参照すると、従来から知られている中性子検出器300の一例が図示されている。中性子検出器300は、外部シェル320と、中心構造体340と、絶縁部360とを備えている。しかし、作動時に、絶縁体の劣化や破損の結果として、リーク電流が絶縁体の表面に形成される。図4の例では、リーク電流が、絶縁部360に沿って、第1の方向380(図4に一般的/図式的に矢印で表示)に進む可能性がある。第1の方向380に沿って進むリーク電流は、中心構造体340の構造体端部342に到達することができる。このリーク電流は、誤った電流を生成することにより、中性子検出器300の測定能力に悪影響を与える可能性がある。具体的には、このリーク電流によって、中性子の誤検出が生じる場合があり、中性子計数率に影響を与える可能性がある。したがって、アノードへと流れるリーク電流に関する問題に対応することが必要であり、また、そうすることが有益であろう。
英国特許第1032002号明細書
本発明のいくつかの例示的な態様の基本的な理解を提供するために、以下に本発明の簡単な概要を提示する。この概要は、本発明の広範な概観ではない。更に、この概要は、本発明の重要な要素を特定することも、本発明の範囲を限定することも意図していない。この概要の唯一の目的は、後で提示されるより詳細な説明の前置きとして、本発明のいくつかの概念を簡単な形で提示することである。
一態様によれば、本発明は、中性子を検出するための中性子検出器を提供する。中性子検出器は、内部容積の境界及びシールとなる外部シェルを備える。外部シェルは、カソードとして機能する。中性子検出器は、外部シェル内で長手方向に延在する中心構造体を含む。中心構造体は、アノードとして機能し、第1の電圧に維持される。中性子検出器は、中心構造体と外部シェルとの間に、半径方向に延在する絶縁部を有している。絶縁部は、外部シェルのシェル端部を越えて長手方向に延在し、中心構造体の構造体端部へと向かっている。中性子検出器は、絶縁部の外部絶縁表面の周りに周方向に延在する、ガード構造体を備えている。ガード構造体は、シェル端部と構造体端部との間の絶縁部上に位置している。ガード構造体は、絶縁部の外部絶縁表面のリーク電流が、ガード構造体に吸収されるように、第2の電圧に維持される。
別の態様によれば、本発明は、中性子を検出するための中性子検出器を提供する。中性子検出器は、内部容積の境界及びシールとなる外部シェルを備える。外部シェルは、カソードとして機能する。中性子検出器は、外部シェル内で長手方向に延在する中心構造体を含む。中心構造体は、アノードとして機能し、第1の電圧に維持される。中性子検出器は、中心構造体と外部シェルとの間に、半径方向に延在する絶縁部を有している。絶縁部は、外部シェルのシェル端部を越えて長手方向に延在し、中心構造体の構造体端部へと向かっている。中性子検出器は、絶縁部の外部絶縁表面の周りに周方向に延在する、ガード構造体を備えている。ガード構造体は、シェル端部と構造体端部との間の絶縁部上に位置している。ガード構造体は、中心構造体とほぼ等しい電圧に維持される。ガード構造体は、中心構造体から電気的に分離され、その結果、絶縁部の外部絶縁表面のリーク電流は、ガード構造体に吸収される。
別の態様によれば、本発明は、中性子検出器で中性子を検出する方法を提供する。この方法は、外部シェル内で長手方向に延在する中心構造体を設けるステップを含む。この方法は、中心構造体を第1の電圧に維持するステップを更に含む。この方法は、中心構造体と外部シェルとの間に、半径方向に絶縁部を設けるステップを更に含み、絶縁部は、外部シェルのシェル端部を越えて長手方向に延在する。この方法は、絶縁部の周りに、周方向に延在するガード構造体を設けるステップを更に含む。この方法は、また、絶縁部のリーク電流が、ガード構造体に吸収されるように、ガード構造体を第2の電圧に維持するステップも含む。
本発明の上記その他の態様は、添付の図面を参照して以下の説明を読むことにより、本発明の技術分野の当業者に明らかとなるであろう。
本発明の一態様による、例示的な中性子検出器の斜視図である。 図1の線2−2に沿った、例示的な中性子検出器の一部の断面図であり、図式的に示された関連する構成部品を有している。 図1の例示的な中性子検出器で、中性子を検出する方法を示すフローチャートである。 従来技術の中性子検出器の断面図である。
本発明の1つ以上の態様を組み込んだ例示的な実施形態が、説明され図面に示される。これらの示されている例は、本発明を限定するものではない。例えば、本発明の1つ以上の態様は、他の実施形態、及び他の種類の装置でも利用することができる。更に、特定の用語は、便宜のためにのみ本明細書で使用されており、本発明を限定するものではない。更に、図面において、同じ要素を示す場合は、同じ参照番号を用いる。
図1は、本発明の一態様による、例示的な中性子検出器10を示している。一般に、中性子検出器10は、中性子検出器10の中を通る中性子を検出することができる。中性子検出器10は、外部シェル20、及び外部シェル20の内部を通って長手方向に延在する中心構造体40を備える。絶縁部60は、外部シェル20を中心構造体40から絶縁する。本発明の一態様によれば、絶縁部60のリーク電流が、中心構造体40に到達する可能性を低減させるために、ガード構造体80が、絶縁部60の周りで周方向に延在している。ガード構造体80は、リーク電流が中心構造体40に到達する前に、リーク電流を吸収及び/又は遮断するように、中心構造体40と同様の電圧に維持される。
中性子検出器10、及びその動作の一般的な説明を参照すると、中性子検出器は、図1でいくらか一般的に示されていることを理解されたい。中性子検出器10は、様々な構造を有していてもよいことを理解されたい。図示されている例では、中性子検出器10は、第1の端部12と、対向する第2の端部14との間に長手方向に延在している。この例における中性子検出器10は、ほぼ直線状の軸線に沿って延在しているが、更に別の例では、中性子検出器10は、屈曲、湾曲、うねり等を有することができる。同様に、中性子検出器10は、図示されている寸法に限定されるものではなく、他の例において、図示されているよりも長い/短い、或いは大きい/小さいものであってもよい。同様に、中性子検出器10は、ハウジングその他の類似の構造内に収容することができる。
中性子検出器10は、中性子を監視/検出するための多種多様な用途に用いることができる。例えば、中性子検出器10は、放射線安全上の用途、使用済み核燃料の放射線監視、国土安全保障用途等に関連して使用することができる。中性子検出器10は、これらの用途に限定されるものではなく、中性子の監視/検出を伴う更に別の用途に使用できることは言うまでもない。
ここで図2を参照すると、中性子検出器10の第1の端部12の断面図が図示されている。図を簡単にするために、図2には、第1の端部12のみを示し、第2の端部14は示されていないことを理解されたい。動作に当たっては、第2の端部14は、第1の端部12の鏡像でなければ、第1の端部12とサイズ、構造、及び形状がほぼ同一である。したがって、第1の端部12の以下の説明は、中性子検出器10の第2の端部14に関して、ほぼ同一とすることができる。
中性子検出器10は、外部シェル20を備える。外部シェル20は、ほぼ円形の断面形状を有し、中性子検出器10の第1の端部12と、第2の端部14との間に延在している。他の例において、外部シェルの断面形状は円に限らず、楕円、四辺形(例えば正方形、長方形等)、丸みを帯びた断面形状等を代わりに有することができる。外部シェル20は、ほぼ中空の内部容積24を取り囲む、壁22を備える。外部シェル20は、例えばステンレス鋼やアルミニウムを含む金属等、様々な材料で構成することができる。図2に示すように、外部シェル20は、電気的に接地することができる。1つの例において、外部シェル20は、電気回路のカソードとして機能する。
外部シェル20は、対向するシェル端部26同士の間に延在している。図2に、シェル端部26が1つのみ図示されているが、対向するシェル端部は、図2に示すシェル端部26とほぼ同一にできることを理解されたい。1つの例において、外部シェル20は、シェル端部26に配置された肩部28を有する。肩部28は、外部シェル20の中心から半径方向外向きに延在する突起、露出部分等を画定している。図示されている例において、肩部28は、外部シェル20の中心部よりも大きい断面サイズ(例えば、図2の直径)を有している。肩部28は、このサイズに限定されるものではなく、更に別の例において、半径方向に、より長い、或いはより短い距離で延在することができる。肩部28は、壁22と一体的に形成(即ち、一体成形)されるが、他の例において、肩部28は、壁22に対して別途取り付けることもできる。
中性子検出器10は、中心構造体40を更に含む。中心構造体40は、外部シェル20の内部容積24内で長手方向に延びている。中心構造体40は、例示目的のために、図2にいくらか一般的/図式的に示されていることを理解されたい。例えば、中心構造体40の一部のみ(即ち、中性子検出器10の第1の端部12)が図示されているが、中心構造体40は、中性子検出器10を完全に貫通して、第2の端部14まで延在することができる。したがって、中心構造体40の図示されていない残りの部分は、サイズ、形状、及び向きを図2に示す中心構造体40とほぼ同一とすることができる。
別の例では、中心構造体40は、ワイヤを備えるか、又は少なくともワイヤに類似した部分を有している。したがって、中心構造体40は、図示されている例のサイズや形状に限定されない。むしろ、他の例において、中心構造体40は、図示されているよりも小さい、或いは大きい断面サイズ(例えば、図2の直径)を有する。中心構造体40は、外部シェル20の中心軸線にほぼ沿って延びているが、他の例において、中心構造体40は、外部シェル20の中心軸線から外れた位置にあってもよい。
中心構造体40は、外部シェル20のシェル端部26を越えて、長手方向に延在している。したがって、中心構造体40の一部が、外部シェル20の外側に位置している一方で、中心構造体40は、少なくとも部分的に、外部シェル20の内部容積24の中に延在している。図示されている例では、中心構造体40は、シェル端部26から所定の距離の間隔を空けて配置されている、構造体端部42を有する。中心構造体40は、図2に示されているよりも長い、或いは短い距離で、シェル端部26から延在していてもよいことを理解されたい。
中心構造体40は、外部シェル20から半径方向内側に間隔を空けて配置されるように、外部シェル20よりも小さい断面サイズを有している。具体的には、中心構造体40の外面44は、外部シェル20の壁22から、半径方向に間隔を空けて配置される。したがって、内部容積24内で、外面44と壁22との間に隙間、空間等が形成される。言うまでもなく、隙間/空間のサイズは、中心構造体40及び外部シェル20の各断面寸法に応じて、より大きく、或いはより小さくすることができる。内部容積24のこの隙間/空間には、中性子検出を補助するために、例えば、ヘリウム3(3He)を含むガス(又は複数のガスの混合物)を充填することができる。外部シェル20は、ガス又は複数のガスが、外部シェル20の内外へ出入りするのを制限するために、内部容積24に境界/シールをもたらす。他の例において、外部シェル20の壁22は、中性子の検出を向上させる材料で被覆及び/又は被膜することができる。
中心構造体40は、例えばステンレス鋼やアルミニウムを含む、様々な金属で構成することができる。以下でより詳細に説明するように、中心構造体40は、第1の電圧に維持される。1つの例において、中心構造体40は、電気回路のアノードとして機能する。
ここで絶縁部60を参照すると、絶縁部60は、外部シェル20と中心構造体40との間に配置されている。中性子検出器10は、第1の端部12、及び第2の端部14のそれぞれに配置された絶縁部60を備える。したがって、第1の端部12の絶縁部60のみが図2に示されているが、第2の端部14の絶縁部60は、ほぼ同一のサイズ及び形状とすることができる。
絶縁部60は、中心構造体40の外面44と、外部シェル20の壁22との間に、半径方向に延在している。絶縁部60は、中心構造体40、及び外部シェル20のそれぞれと接触している。絶縁部60は、セラミック材料等、いくつかの材料で形成することができる。絶縁部60は、したがって、中心構造体40と、外部シェル20との間を通る電荷を制限、及び/又は防止するために、中心構造体40を外部シェル20から電気的に分離するためのものである。
絶縁部60は、内部絶縁表面62と、外部絶縁表面64との間で、半径方向に延在している。内部絶縁表面62は、中心構造体40の外面44の周りに、周方向に延在している。したがって、絶縁部60は、中心構造体40の一部(例えば、端部)を支持し、且つ/或いは収容している。外部絶縁表面64は、外部シェル20の壁22の一部に接触している。
絶縁部60は、様々な方法で、中心構造体40、及び外部シェル20に対して取り付けることができる。1つの例において、絶縁部60は、中心構造体40、及び外部シェル20のいずれか、又は両方にろう付けされる。このような例において、取付構造体(例えば、バンド、金属バンド等)が、中心構造体40、及び外部シェル20へのろう付けのために提供されてもよい。接着剤、機械的留め具等の他の取付手段が想定されることは言うまでもない。
絶縁部60は、第1の絶縁端部66と、対向する第2の絶縁端部68との間に延在している。第1の絶縁端部66は、外部シェル20の内部容積24内に配置される。絶縁部60は、第1の絶縁端部66から、第2の絶縁端部68に向かって、長手方向に延在する。絶縁部60は、外部シェル20の内部容積24の中に、図示されているよりも長い距離、又は短い距離で延在することができる。第2の絶縁端部68は、外部シェル20の外部に位置している。1つの例において、第2の絶縁端部68は、外部シェル20のシェル端部26よりも、中心構造体40の構造体端部42に近接している。無論、絶縁部60は、図2に示す特定の構成に限定されるものではない。むしろ、他の例において、第2の絶縁端部68は、構造体端部42まで完全に延ばすこと等によって図示されているよりも長い距離で、或いは短い距離で延在する。第2の絶縁端部68は、外部シェル20の外側に配置されているので、シェル端部26と、構造体端部42との間に延在している外部絶縁表面64の一部は、周囲環境にほぼ露出している。
ここでガード構造体80を参照すると、ガード構造体80は、絶縁部60の周りに周方向に延在している。ガード構造体80は、図2にいくらか一般的/図式的に示されていることを理解すべきであり、ガード構造体80は、いくつかの異なるサイズ及び形状を有する。一般に、ガード構造体80は、絶縁部60の周りに延在しつつ、外部絶縁表面64に接触する。ガード構造体80は、ほぼ丸みを帯びた断面形状(例えば、図示されている例では長円形)を有しているが、他の例において、ガード構造体80は、円形の断面形状、角を丸めた四角形の断面形状等を有する。
ガード構造体80は、シェル端部26と、構造体端部42との間で、絶縁部60上に位置している。図示されている例において、ガード構造体80は、シェル端部26よりも、構造体端部42に近接して配置されている。しかし、ガード構造体80は、このような位置に限定されるものではなく、他の例において、図示されているよりも構造体端部42に(或いは、シェル端部26に)近接して配置することができる。1つの考えられる例において、ガード構造体80は、絶縁部60の第2の絶縁端部68に位置している。絶縁部60に位置することによって、ガード構造体80は、中心構造体40から電気的に分離される。
ガード構造体80は、ステンレス鋼、アルミニウム等を含む、様々な金属で構成することができる。例えば、ガード構造体80が第2の電圧に維持されるように、ガード構造体80は、導電性材料を含むことができる。1つの例において、この第2の電圧は、中心構造体40の第1の電圧とほぼ同一である。無論、別の例において、第1及び第2の電圧は、同一である必要はなく、その代わりに、異なる電圧であってもよい。
更に図2を参照すると、電気回路100が、中性子検出器10に動作可能に取り付けられている。この電気回路は、図示されている例において、考えられる配線概略図を1つのみ含んでいることを理解されたい。実際には、電気回路100には、様々なその他の可能な配線方法が想定される。
電気回路100は、中性子検出器10に電力を供給する電源102を有する。電源102は、例えば、中心構造体40、及びガード構造体80に電力を供給する。1つの例において、電源102は、1500ボルト電源等の高電圧電源である。無論、電源102は1500ボルトに限定されるものではなく、他の電圧が想定される。
電源102は、第1の接続手段104によって、ガード構造体80に電気的に接続される。第1の接続手段104は、ガード構造体80と電源102とを電気的に接続するための、ワイヤその他の同様の装置を含むことができる。電流は、電源102から、第1の接続手段104を通って、ガード構造体80に流れる。したがって、ガード構造体80は、ある電圧(例えば、上述した第2の電圧)に維持される。
電源102は、また、第2の接続手段106によって、中心構造体40にも電気的に接続されている。第2の接続手段106は、中心構造体40と電源102とを電気的に接続するための、ワイヤその他の同様の装置を含むことができる。電流は、電源102から、第2の接続手段106を通って、中心構造体40に流れる。したがって、中心構造体40がアノードとして機能するように、中心構造体40は、ある電圧(例えば、上述した第1の電圧)に維持される。
電気回路100は、電源102に電気的に接続された、1つ以上の電気部品108を更に有している。これらの電気部品108は、例えば、抵抗器、コンデンサ等を含むことができる。電気部品108は、一方の経路(即ち、電源102から、第1の接続手段104を通って、ガード構造体80に至る)のインピーダンスが、他方の経路(即ち、電源102から、第2の接続手段106を通って、中心構造体40に至る)のインピーダンスとほぼ同様となるように設けられている。無論、他の例において、電気回路100は、図2に示す電気部品108の特定の配置に限定されるものではなく、他の構成が想定される。
電気回路100は、検出電子装置110を更に有する。検出電子装置110は、図2にいくらか一般的/図式的に示されている。検出電子装置110は、中性子検出器10に電気的に接続されている。検出電子装置110は、中性子検出器10からの、特に中心構造体40(例えばアノード)からの信号を測定することができる。検出電子装置110は、更に、ソフトウェア評価のためのデジタル出力を提供することができる。検出電子装置110は、例えば、データ収集構成部品、データ収集ソフトウェア、コントローラ等を含むことができる。
更に図2を参照しながら、中性子検出器10の動作の一例についてここで説明する。最初に、いくらかの量の3Heガス等のガスが、外部シェル20の内部容積24に追加される。ガスは3Heガスのみでもよいし、3Heガスが、アルゴン及びクエンチガス等の他のガスと混合されてもよい。中性子反応によるイオンや粒子が、内部容積24を通過すると、3Heガスと衝突して自由電子が作られる。この自由電子は、アノードとして機能する中心構造体40の方へ引き寄せられ、そこに自由電子が集まって、信号又は電子パルスを生成する。
アノードとして機能する中心構造体40と、カソードとして機能する外部シェル20との間の電圧差のために、生成された電子は、中心構造体40に引き寄せられる。中心構造体40に集まる自由電子は、増幅及び/又はデジタル化された信号又は電子パルスになる。この信号は、次に解析されて、中性子計数率等のいくつかの測定可能な量が決定される。
リーク電流(即ち、中心構造体40上の自由電子から発生したものでない電流)が、絶縁部60に沿って、中心構造体40に向かって移動しようとする場合がある。このようなリーク電流が、中心構造体40に到達すると、中性子検出器10の測定能力に悪影響を及ぼす。例えば、リーク電流は、中心構造体40で、誤った中性子計数結果を生成する。このリーク電流は、外部絶縁表面64の劣化/破損から発生する場合があり、絶縁部60で電荷の蓄積を引き起こす。本発明の一態様によれば、ガード構造体80は、このリーク電流が、中心構造体40(例えば、中心構造体40の構造体端部42)に到達することを制限及び/又は減少させる。
説明したように、ガード構造体80は、第2の電圧に維持することができ、これは、中心構造体40の第1の電圧とほぼ同一とすることができる。したがって、絶縁部60の外部絶縁表面64(即ち、シェル端部26とガード構造体80との間)のリーク電流は、中心構造体40に影響を及ぼさないように、ガード構造体80によって吸収、及び/又は遮断される。その結果、ガード構造体80は、このリーク電流が、外部絶縁表面64に沿って、中心構造体40の構造体端部42へと流れないように、制限/防止する。したがって、中心構造体40で誤った中性子計数が行われる可能性が低減される。
ここで図3を参照すると、中性子検出器10を用いて中性子を検出する例示的な方法200が示されている。この方法200は、図1及び図2を参照して前述した、例示的な中性子検出器10に関して行うことができる。また、方法200は、一連の直線的なステップとして提示されていることを理解されたい。この直線的な配列は、単に便宜上、及び理解を容易にするためのものである。この方法の組は、いくつかのステップを同時に行う等、異なる順序で実行されてもよい。したがって、図3に提示されている例示的な方法及びステップは、必ずしも本発明を具体的に限定するものではない。
方法200は、外部シェル20内で長手方向に延在する、中心構造体40を設けるステップ210を含む。特に、図2に関して上述したように、中心構造体40は、外部シェル20の内部容積24内で長手方向に延在している。1つの例において、中心構造体40は、外部シェル20とほぼ同軸であるが、他の例において、中心構造体40は、外部シェル20の中心軸線からオフセットされていてもよい。
方法200は、中心構造体40を第1の電圧に維持するステップ220を含む。具体的には、中心構造体40は、第2の接続手段106によって、電源102に電気的に接続されている。これによって、中心構造体40は、中心構造体40がアノードとして機能するように、第1の電圧に維持される。
方法200は、中心構造体40と外部シェル20との間で半径方向に延在する、絶縁部60を設けるステップ230を更に含み、絶縁部60は、シェル端部26を越えて長手方向に延在している。1つの例において、絶縁部60は、中心構造体40の外面44と、外部シェル20の壁22との間に、半径方向に延在している。故に、絶縁部60は、中心構造体40を外部シェル20から電気的に分離する。また、絶縁部60は、(内部容積24内に配置された)第1の絶縁端部66と、対向する第2の絶縁端部68との間に長手方向に延在し、第2の絶縁端部68は、外部シェル20の外部で、シェル端部26を越えた所に位置している。
方法200は、絶縁部60の周りに周方向に延在する、ガード構造体80を設けるステップ240を含む。具体的には、ガード構造体80は、絶縁部60の周りに延在しつつ、外部絶縁表面64に接触している。ガード構造体80は、シェル端部26よりも、構造体端部42に近接して配置することができる。
方法200は、絶縁部60のリーク電流が、ガード構造体80に吸収、及び/又は遮断されるように、ガード構造体80を第2の電圧に維持するステップ250を含む。具体的には、ガード構造体80は、第1の接続手段104によって、電源102に電気的に接続されている。これによって、ガード構造体80は、第2の電圧に維持され、ガード構造体80が中心構造体40から電気的に分離される。したがって、絶縁部60の外部絶縁表面64のリーク電流は、中心構造体40に影響を及ぼさないように、中心構造体40に到達する前に、ガード構造体80によって吸収、及び/又は遮断される。
前述したように、図4は、従来から知られている中性子検出器300の一例である。比較のため、図4の中性子検出器300の外部シェル320、中心構造体340、及び絶縁部360は、図2を参照して説明した、外部シェル20、中心構造体40、及び絶縁部60とほぼ同一である。図4の中性子検出器300は、図2に示すようなガード構造体80を備えていないことが理解されるべきである。
従来から知られている中性子検出器300の作動時に、リーク電流(即ち、中心構造体40の自由電子から発生したものでない電流)が、絶縁部360に沿って、(図4で一般的/図式的に矢印で表示されている)第1の方向380に移動する場合がある。第1の方向380に沿って進むリーク電流は、中心構造体340の構造体端部342に到達することができる。このリーク電流は、誤った電流を生成することにより、中性子検出器300の測定能力に悪影響を与える可能性がある。したがって、ガード構造体(例えば、図2の符号80)を有する、本発明による中性子検出器10は、従来から知られている中性子検出器300の、上述した欠点を軽減することができる。
本発明について、上述した例示的な実施形態を参照して説明した。本明細書を読んで理解すれば、修正及び変更が可能であろう。本発明の1つ以上の態様を組み込んだ例示的な実施形態は、そのような修正及び変更が、添付の特許請求の範囲内に入るものである限り、全て含まれることを意図している。
10 中性子検出器
12 第1の端部
14 第2の端部
20 外部シェル
22 壁
24 内部容積
26 シェル端部
28 肩部
40 中心構造体
42 構造体端部
44 外面
60 絶縁部
62 内部絶縁表面
64 外部絶縁表面
66 第1の絶縁端部
68 第2の絶縁端部
80 ガード構造体
100 電気回路
102 電源
104 第1の接続手段
106 第2の接続手段
108 電気部品
110 検出電子装置
210 ステップ
220 ステップ
230 ステップ
240 ステップ
250 ステップ
300 中性子検出器
320 外部シェル
340 中心構造体
342 構造体端部
360 絶縁部
380 第1の方向

Claims (20)

  1. 中性子を検出する中性子検出器(10)であって、
    内部容積(24)の境界及びシールとなる外部シェル(20)であって、前記外部シェル(20)が、カソードとして機能する、外部シェル(20)と、
    前記外部シェル(20)内で、長手方向に延在する中心構造体(40)であって、前記中心構造体(40)がアノードとして機能し、接地電位よりも高い第1の電圧に保たれている、中心構造体(40)と、
    前記中心構造体の周囲であって、前記中心構造体(40)と前記外部シェル(20)との間に、半径方向に延在する絶縁部(60)であって、前記絶縁部(60)が、前記外部シェル(20)のシェル端部(26)を越えて長手方向に延在し、前記中心構造体(40)の構造体端部(42)に向かっている、絶縁部(60)と、
    前記絶縁部(60)の外部絶縁表面(64)の周りに周方向に延在するガード構造体(80)であって、前記ガード構造体(80)が、前記シェル端部(26)と前記構造体端部(42)との間で、前記絶縁部(60)上に配置されており、前記絶縁部(60)の前記外部絶縁表面(64)のリーク電流が、前記ガード構造体(80)に吸収されるように、前記ガード構造体(80)が接地電位よりも高い第2の電圧に維持される、ガード構造体(80)と
    を備える、中性子検出器(10)。
  2. 前記中心構造体(40)の前記構造体端部(42)が、前記シェル端部(26)から所定の距離の間隔を空けて配置されるように、前記中心構造体(40)が、前記外部シェル(20)の前記シェル端部(26)を越えて、前記外部シェル(20)の外側に延在している、請求項1に記載の中性子検出器(10)。
  3. 前記絶縁部(60)が、前記中心構造体(40)の外面(44)の周りに周方向に延在し、前記絶縁部(60)が、前記外部シェル(20)の前記内部容積(24)から長手方向外向きに延在して、前記中心構造体(40)の前記構造体端部(42)に向かっている、請求項2に記載の中性子検出器(10)。
  4. 前記外部シェル(20)が、前記中心構造体(40)から電気的に分離されている、請求項3に記載の中性子検出器(10)。
  5. 前記絶縁部(60)と前記中心構造体(40)が、ほぼ等しい電圧に維持されるように、前記第2の電圧が、前記第1の電圧とほぼ等しい、請求項4に記載の中性子検出器(10)。
  6. 前記ガード構造体(80)が、導電性材料を含む、請求項1から5のいずれかに記載の中性子検出器(10)。
  7. 前記ガード構造体(80)が、前記絶縁部(60)の前記外部絶縁表面(64)に接触している、請求項6に記載の中性子検出器(10)。
  8. 前記ガード構造体(80)が、前記外部シェル(20)の前記シェル端部(26)よりも、前記中心構造体(40)の前記構造体端部(42)に近接して配置されている、請求項7に記載の中性子検出器(10)。
  9. 前記ガード構造体(80)が、丸みを帯びた断面形状を有する、請求項8に記載の中性子検出器(10)。
  10. 中性子を検出する中性子検出器(10)であって、
    内部容積の境界及びシールとなる外部シェル(20)であって、前記外部シェル(20)が、カソードとして機能する、外部シェル(20)と、
    前記外部シェル(20)内で、長手方向に延在する中心構造体(40)であって、前記中心構造体(40)がアノードとして機能し、接地電位よりも高い第1の電圧に保たれている、中心構造体(40)と、
    前記中心構造体の周りであって、前記中心構造体(40)と前記外部シェル(20)との間に、半径方向に延在する絶縁部(60)であって、前記絶縁部(60)が、前記外部シェル(20)のシェル端部(26)を越えて長手方向に延在し、前記中心構造体(40)の構造体端部(42)に向かっている、絶縁部(60)と、
    前記絶縁部(60)の外部絶縁表面(64)の周りに周方向に延在するガード構造体(80)であって、前記ガード構造体(80)が、前記シェル端部(26)と前記構造体端部(42)との間で、前記絶縁部(60)上に配置され、前記ガード構造体(80)が、前記中心構造体(40)とほぼ等しい電圧に維持されており、前記絶縁部(60)の前記外部絶縁表面(64)のリーク電流が、前記ガード構造体(80)に吸収されるように、前記ガード構造体(80)が、前記中心構造体(40)から電気的に分離されている、ガード構造体(80)と
    を備える、中性子検出器(10)。
  11. 前記中心構造体(40)の前記構造体端部(42)が、前記シェル端部(26)から所定の距離の間隔を空けて配置されるように、前記中心構造体(40)が、前記外部シェル(20)の前記シェル端部(26)を越えて、前記外部シェル(20)の外側に延在している、請求項10に記載の中性子検出器(10)。
  12. 前記絶縁部(60)が、前記中心構造体(40)の外面(44)の周りに周方向に延在し、前記絶縁部(60)が、前記外部シェル(20)の前記内部容積(24)から長手方向外向きに延在して、前記中心構造体(40)の前記構造体端部(42)に向かっている、請求項11に記載の中性子検出器(10)。
  13. 前記ガード構造体(80)が、前記絶縁部(60)の前記外部絶縁表面(64)に接触している、請求項12に記載の中性子検出器(10)。
  14. 前記ガード構造体(80)が、前記中心構造体(40)から電気的に分離されている、請求項13に記載の中性子検出器(10)。
  15. 前記ガード構造体(80)が、導電性材料を含む、請求項10に記載の中性子検出器(10)。
  16. 中性子検出器(10)で中性子を検出する方法(200)であって、
    外部シェル(20)内で長手方向に延在する中心構造体(40)を設けるステップ(210)と、
    前記中心構造体(40)を接地電位よりも高い第1の電圧に維持するステップ(220)と、
    前記中心構造体の周りであって、前記中心構造体(40)と前記外部シェル(20)との間に、半径方向に絶縁部(60)を設けるステップであって、前記絶縁部(60)が、前記外部シェル(20)のシェル端部(26)を越えて長手方向に延在している、絶縁部(60)を設けるステップ(230)と、
    前記絶縁部(60)の周りに、周方向に延在するガード構造体(80)を設けるステップ(240)と、
    前記絶縁部(60)のリーク電流が、前記ガード構造体(80)に吸収されるように、前記ガード構造体(80)を接地電位よりも高い第2の電圧に維持するステップ(250)と
    を含む方法(200)。
  17. 前記第2の電圧が、前記第1の電圧とほぼ等しい、請求項16に記載の方法(200)。
  18. 前記ガード構造体(80)が、前記絶縁部(60)の外部絶縁表面(64)に接触している、請求項16または17に記載の方法(200)。
  19. 前記ガード構造体(80)が、丸みを帯びた断面形状を有する、請求項16から18のいずれかに記載の方法(200)。
  20. 前記ガード構造体(80)が、前記外部シェル(20)の前記シェル端部(26)よりも、前記中心構造体(40)の構造体端部(42)に近接して配置されている、請求項16から19のいずれかに記載の方法(200)。
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