JPH05106896A - ダクト用換気扇 - Google Patents

ダクト用換気扇

Info

Publication number
JPH05106896A
JPH05106896A JP3270754A JP27075491A JPH05106896A JP H05106896 A JPH05106896 A JP H05106896A JP 3270754 A JP3270754 A JP 3270754A JP 27075491 A JP27075491 A JP 27075491A JP H05106896 A JPH05106896 A JP H05106896A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
orifice plate
screw
mounting bracket
fixing
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3270754A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhide Ito
康秀 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP3270754A priority Critical patent/JPH05106896A/ja
Publication of JPH05106896A publication Critical patent/JPH05106896A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 化粧グリル取付用の取付金具のオリフィス板
への固定を簡単に行えるようにする。 【構成】 本体1の内部に設けた送風機6の下方にオリ
フィス板8を水平に配設し、この水平板8に当接させる
上板部9aとこの上板部9aに平行に形成した下板部9
bとを有し、化粧グリル10を着脱自在に係合する取付
金具9を、その上板部9aに形成されたガイド孔にオリ
フィス板8に下方突設させた切り起こし突部を嵌合さ
せ、そのとき合致する上板部9aに設けたネジ挿通孔と
オリフィス板8に設けたネジ孔に固定ネジ16を締め付
けることによって、オリフィス板8に固定する。この嵌
合によって、ネジ孔とネジ挿通孔との位置は、調整しな
くてもかならず合致するとともに、固定ネジ16を締め
付けるとき、取付金具9が回転しないので作業が簡単に
なり、取付金具の取付作業性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、おもに室の天井面に取
り付けられ、屋外と連通しているダクトを介して、室内
の空気を入れかえるダクト用換気扇に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のダクト用換気扇は、一般
に図4および図5に示すような構成であった。すなわ
ち、天井面107の開口部に挿入設置され、下面に吸込
口102と一側面に吐出口103とを有する箱体状の本
体101の内部に、羽根104を水平方向に固着した電
動機105を具備した送風機106が配設されている。
また、本体101の内部には、送風機106の下方に設
けられた吸引口106aへ排気流を導くオリフィス板1
08が設けられている。そして、このオリフィス板10
8の両端部近傍には、コ字形状の取付金具109が、そ
の上板部109aを固定ネジ113で固定して設けられ
ている。また取付金具109の下板部109bには係合
孔109cを有している。そして係合孔109cに係合
する係合部110aを具備した化粧グリル110が、吸
入口102を覆って本体101下面に着脱自在に装着さ
れている。
【0003】そして、化粧グリル110装着用の取付金
具109をオリフィス板108に取り付ける作業は、一
般に本体101を図4の状態と上下反対にして、取付金
具109をオリフィス板108の上に載せ、固定ネジ1
13にて締め付けるという方法がとられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、取付金具109をオリフィス板108の上にセッ
トする際に、取付金具109の上板部109aに設けら
れたネジ挿通穴112とオリフィス板108に設けられ
たネジ穴111との位置を調整しながら一致させる必要
があるとともに、固定ネジ113を締め付けるとき、取
付金具109が回転するため、一方の手で取付金具10
9を固定し、もう一方の手でネジ締め作業を行うという
手間のかかる作業を必要とするものであった。
【0005】また、悪環境下に長期間設置されると固定
ネジ113が腐食して、取付金具109と化粧グリル1
10とが落下することがあり、この落下に対処するた
め、取付金具109を多数のネジ113で固定する方法
がとられており、組立作業においてさらに手間のかかる
ものであった。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、オリ
フィス板のネジ孔と取付金具のネジ挿通孔との位置を調
整して合わすことなく、しかもネジ締め時に一方の手で
金具を押さえなくても片手でネジ締め作業が簡単にでき
るダクト用換気扇を提供することを第1の目的とする。
【0007】第2の目的は、悪環境下での長期間設置に
より固定ネジが腐食しても、取付金具109や化粧グリ
ル110が落下するのを防止するとともに、安全性を損
なうことなく可能なかぎり少ない本数の固定ネジでもっ
て取付金具を固定し、作業効率をよくすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的を達
成するための第1の手段は、下面に吸込口と一側面に吐
出口とを有した箱体状の本体と、この本体内部に設けら
れた送風機と、この送風機の下方に水平に設けられ前記
送風機へ排気流を導くオリフィス板と、このオリフィス
板に当接して取り付けられる上板部およびこの上板部と
平行に形成した下板部とを有する取付金具と、この取付
金具の下板部に形成された係合孔に係合部を係合させて
前記本体の吸込口を覆い着脱自在に装着される化粧グリ
ルとからなり、前記取付金具は、前記上板部に形成され
たガイド孔に、前記オリフィス板に下方突設した切り起
こし突部を嵌合させ、嵌合させたとき合致する前記取付
金具に設けたネジ挿通孔と前記オリフィス板に設けたネ
ジ孔によって固定ネジを締め付けることにより、前記オ
リフィス板に固定されるダクト用換気扇の構成としたも
のである。
【0009】また、第2の目的を達成するための第2の
手段は、オリフィス板に下方突設した切り起こし突部が
下端部に係止爪部を備えた構成としたものである。
【0010】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、取
付金具をオリフィス板に取り付ける作業時に、オリフィ
ス板のネジ孔と取付金具のネジ挿通孔との位置は、調整
して合わさなくても、オリフィス板に設けた切り起こし
突部を取付金具のガイド孔に嵌合させるとかならず合致
し、またこの嵌合により、取付金具を一方の手で押さえ
なくても、固定ネジを締め付けるとき、取付金具が回転
しなくすることができるものである。
【0011】また、第2の手段の構成により、固定ネジ
が腐食して外れたとしても、取付金具のガイド孔にオリ
フィス板の突部の係止爪部が引っかかって、取付金具や
化粧グリルが落下するのを防止できることとなる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について図1およ
び図2を参照しながら説明する。
【0013】図に示すように、天井面7の開口部7aか
ら天井裏7bへ突設され、下面に吸込口2と一側面に吐
出口3を有する箱体状の本体1内部には、羽根4を水平
方向に固着した電動機5を具備した送風機6が配設され
ている。また、本体1内部には、送風機6の下方に、吸
引口6aへ排気流を導くオリフィス板8が水平に設けら
れている。そして、このオリフィス板8の両端部近傍
に、ネジ孔8aを設けるとともに、このネジ孔8aの両
側近傍に、下方へ突出する切り起こし突部13を設けて
いる。そして、水平の上板部9aおよび下板部9bを有
するコ字形状の取付金具9をその上板部9aに形成した
2個のガイド孔14に上記切り起こし突部13と嵌合さ
せた上で上板部9aをオリフィス板8の下面に当接さ
せ、固定ネジ16を2個のガイド孔14間に設けたネジ
挿通孔12に通しネジ孔8aに螺着して、オリフィス板
8の下面に固定している。また、取付金具9の下板部9
bには、係合孔9cが形成されており、この係合孔9c
に係合する係合バネを備えた化粧グリル10が、吸込口
2を覆って本体1下面に着脱自在に装着されている。
【0014】上記構成により、取付金具9をオリフィス
板8へ取り付ける作業において、取付金具9のガイド孔
14にオリフィス板8の切り起こし突部13を嵌合させ
て取付金具9の上板部9aをオリフィス板8に当接させ
ると、オリフィス板のネジ孔8aと上板部9aのネジ挿
通孔12とが一致する。
【0015】このように本発明の第1実施例のダクト用
換気扇によれば、取付金具9をオリフィス板8に固定す
るとき、ネジ孔8aとネジ挿通孔12とを調整しながら
位置合わせをしなくても、かならず一致し、組立作業性
が向上する。また固定ネジ16を螺入していくとき、取
付金具9のガイド孔14にオリフィス板8の切り起こし
突部13を嵌合させているので、取付金具9は手で押さ
えていなくても回転せず、組立作業が容易になる。
【0016】つぎに、本発明の第2実施例について、図
3を参照しながら説明する。なお、上記第1実施例と同
じ構成要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0017】本実施例は、上記第1実施例に対し、オリ
フィス板28に設けた切り起こし突部23の下端部に係
止爪部15を設けた点に特徴がある。係止爪部15の横
幅寸法Pは、取付金具9のガイド孔14の内径寸法Qよ
りわずかに大きくしている。
【0018】上記のように構成されたダクト用換気扇の
取付金具9をオリフィス板28へ取り付ける作業を以下
に説明する。
【0019】まず、取付金具9のガイド孔14にオリフ
ィス板28の切り起こし突部23の係止爪部15を合わ
せ、取付金具9を押し付けると、係止爪部15は横方向
に湾曲してガイド孔14を通過し、切り起こし突部23
とガイド孔14とが嵌合し、さらに押していくと、オリ
フィス板28の下面に取付金具9の上板部9aが当接す
る。すると、必ずネジ孔28aとネジ挿通孔12とが一
致する。そして、固定ネジ16により螺合締め付けるこ
とにより完了する。
【0020】このように本発明の第2実施例のダクト用
換気扇によれば、長期間設置されて使用され、固定ネジ
16が腐食して外れたとしても、取付金具9のガイド孔
14に切り起こし突部23の係止爪部15が引っかか
り、取付金具9や化粧グリル10の落下を防止できる。
【0021】なお、実施例では、切り起こし突部23の
係止爪部15の横幅寸法Pを取付金具9のガイド孔14
の内径寸法Qよりわずかに大きくしているが、ガイド孔
14の内径寸法Qと同等もしくはわずかに小さい寸法と
して、取付作業性をよくしても、固定ネジ16が腐食し
て取付金具9がオリフィス板28から外れた場合には、
取付金具9のガイド孔14が突部23の係止爪部15の
両端部15a,15bのどちらか一方に引っかかり、金
具9や化粧グリル10の落下を防止でき、同様の効果を
発揮する。
【0022】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、オリフィス板のネジ孔と取付金具のネジ挿通
孔との位置を調整して合わさなくても、オリフィス板に
設けた切り起こし突部を取付金具のガイド孔に嵌合させ
ることにより、容易に勝つ確実にその位置を合致させる
ことができるとともに、その嵌合によりネジ締めしても
取付金具が回転せず、片手でネジ締め作業が簡単にで
き、組立作業性の向上した効果のあるダクト用換気扇が
提供できる。
【0023】また、固定ネジが腐食して外れたとして
も、オリフィス板に設けた切り起こし突部が備えた係止
爪部に取付金具のガイド穴が引っかかって取付金具や化
粧グリルが落下しなく、安全性を向上させることができ
るとともに、ネジ締め箇所を減らすことができることに
より、作業効率をよくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のダクト用換気扇を示す断
面図
【図2】同ダクト用換気扇の取付金具の取付状態を示す
分解斜視図
【図3】同第2実施例のダクト用換気扇の取付金具の取
付状態を示す分解斜視図
【図4】従来のダクト用換気扇の断面図
【図5】同ダクト用換気扇の取付金具の取付状態を示す
分解斜視図
【符号の説明】
1 本体 2 吸込口 3 吐出口 6 送風機 7 天井面 7a 開口部 7b 天井裏 8 オリフィス板 8a ネジ穴 9 取付金具 9a 上板部 9b 下板部 9c 係合孔 10 化粧グリル 12 ネジ挿通孔 13 切り起こし突部 23 切り起こし突部 14 ガイド孔 15 係止爪部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井面の開口部から天井裏へ突設され、
    下面に吸込口と一側面に吐出口とを有した箱体状の本体
    と、この本体内部に設けられた送風機と、この送風機の
    下方に水平に設けられ前記送風機へ排気流を導くオリフ
    ィス板と、このオリフィス板に当接して取り付けられる
    上板部およびこの上板部と平行に形成した下板部とを有
    する取付金具と、この取付金具の下板部に形成された係
    合孔に係合部を係合させて前記本体の吸込口を覆い着脱
    自在に装着される化粧グリルとからなり、前記取付金具
    は、前記上板部に形成されたガイド孔に、前記オリフィ
    ス板に下方突設した切り起こし突部を嵌合させ、嵌合さ
    せたとき合致する前記取付金具に設けたネジ挿通孔と前
    記オリフィス板に設けたネジ孔によって固定ネジを締め
    付けることにより、前記オリフィス板に固定されるダク
    ト用換気扇。
  2. 【請求項2】 切り起こし突部は下端部に係止爪部を備
    えた請求項1記載のダクト用換気扇。
JP3270754A 1991-10-18 1991-10-18 ダクト用換気扇 Pending JPH05106896A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3270754A JPH05106896A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 ダクト用換気扇

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3270754A JPH05106896A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 ダクト用換気扇

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05106896A true JPH05106896A (ja) 1993-04-27

Family

ID=17490520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3270754A Pending JPH05106896A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 ダクト用換気扇

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05106896A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016191521A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 東芝キヤリア株式会社 ダクト用換気扇

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016191521A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 東芝キヤリア株式会社 ダクト用換気扇

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10203124B2 (en) Indoor device for air conditioner having wind visors
EP1980799B1 (en) Slide-type lock device and air-conditioner equipped therewith
KR200414327Y1 (ko) 디퓨저
JPH05106896A (ja) ダクト用換気扇
JP2006250376A (ja) 空気調和機の室内機
JPH055378Y2 (ja)
JPH04347428A (ja) グリルの取付装置
KR200450750Y1 (ko) 공기조화용 디퓨져의 덕트프레임 고정구조
JPH062879A (ja) 空気調和機
KR200146186Y1 (ko) 창문형 에어컨의 조작부
KR970001278B1 (ko) 공기조화기
JPS6310423Y2 (ja)
JPH08233308A (ja) 空気調和装置
KR100441103B1 (ko) 공기조화기의 연결배관 설치구조
JP2523058B2 (ja) グリル取付装置
JPH0611149A (ja) 空気調和機
JP3402811B2 (ja) 空気調和機
JP2532361Y2 (ja) 空気調和機の室内機ユニット
JP2516805Y2 (ja) 空気調和機の風向変更装置
JPH11211179A (ja) ダクト用換気扇
JP2568744B2 (ja) ダクト用換気扇
JP3173937B2 (ja) 壁埋め込み形空気調和機
JP2000146253A (ja) 通風装置
JPS6328354Y2 (ja)
JPH11281119A (ja) 換気装置