JPH051065B2 - - Google Patents
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- JPH051065B2 JPH051065B2 JP22300086A JP22300086A JPH051065B2 JP H051065 B2 JPH051065 B2 JP H051065B2 JP 22300086 A JP22300086 A JP 22300086A JP 22300086 A JP22300086 A JP 22300086A JP H051065 B2 JPH051065 B2 JP H051065B2
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- cleaning
- tank
- cleaning liquid
- spray ball
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- Cleaning In General (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は薬品等の製造工程において使用され
る反応タンクの洗浄装置、特に洗浄液噴射用の洗
浄用スプレーボールに関するものである。
る反応タンクの洗浄装置、特に洗浄液噴射用の洗
浄用スプレーボールに関するものである。
[従来の技術]
第3図に実開昭50−146368号に記載された従来
のタンク洗浄用スプレーボールを示す。図におい
て洗浄液供給管13はタンク11の中央を貫通し
て設置され、洗浄液供給管13の先端には球形状
のスプレーボール本体16が取付けられている。
スプレーボール本体16の表面には噴出孔17,
17′が設けられ洗浄液が噴出孔1,17′より噴
出される。スプレーボール本体16の上部には凹
陥部15が設けられ、この凹陥部15の表面に設
けられた噴出孔17′から上方に位置する洗浄液
供給管13の取付部に対し洗浄液を噴射すること
ができる。図からも明らかなように、前記従来例
におけるスプレーボール本体16は当該ボールの
曲率中心から放射状に穿設された噴出孔17,1
7′を有し、該噴出孔17,17′の方向性につい
て特に記載はないが、噴出孔17,17′の直径
に対してボール本体の肉厚が小さいので、方向性
は悪い。
のタンク洗浄用スプレーボールを示す。図におい
て洗浄液供給管13はタンク11の中央を貫通し
て設置され、洗浄液供給管13の先端には球形状
のスプレーボール本体16が取付けられている。
スプレーボール本体16の表面には噴出孔17,
17′が設けられ洗浄液が噴出孔1,17′より噴
出される。スプレーボール本体16の上部には凹
陥部15が設けられ、この凹陥部15の表面に設
けられた噴出孔17′から上方に位置する洗浄液
供給管13の取付部に対し洗浄液を噴射すること
ができる。図からも明らかなように、前記従来例
におけるスプレーボール本体16は当該ボールの
曲率中心から放射状に穿設された噴出孔17,1
7′を有し、該噴出孔17,17′の方向性につい
て特に記載はないが、噴出孔17,17′の直径
に対してボール本体の肉厚が小さいので、方向性
は悪い。
また、フアクトリーオートメーシヨン化に伴つ
て一の反応装置において異なる種類の薬品を連続
的かつ自動的に製造する必要が生じ、最近の反応
タンクにおいては第2図に示すようにタンク1の
上部に種々の原料用薬品を注入するための複数の
ノズル3,3′等が設置され(図では2箇所例示
する)、また図示していないが通常タンクの中央
部には薬品を撹拌するための装置が設置されてい
る。このような構成のタンクでは、図に示すよう
に洗浄用スプレーボール5は中央に設置できない
場合が生じる。また一般に洗浄液には溶媒を用い
るため、廃液処理上およびコスト面から大量の洗
浄液を使用できないこと、および自動化の面から
短時間に洗浄処理を完了しなければならないこと
などから効率よく完全にタンク全体を洗浄するこ
とが要求されている。
て一の反応装置において異なる種類の薬品を連続
的かつ自動的に製造する必要が生じ、最近の反応
タンクにおいては第2図に示すようにタンク1の
上部に種々の原料用薬品を注入するための複数の
ノズル3,3′等が設置され(図では2箇所例示
する)、また図示していないが通常タンクの中央
部には薬品を撹拌するための装置が設置されてい
る。このような構成のタンクでは、図に示すよう
に洗浄用スプレーボール5は中央に設置できない
場合が生じる。また一般に洗浄液には溶媒を用い
るため、廃液処理上およびコスト面から大量の洗
浄液を使用できないこと、および自動化の面から
短時間に洗浄処理を完了しなければならないこと
などから効率よく完全にタンク全体を洗浄するこ
とが要求されている。
[発明が解決しようとする問題点]
従来の洗浄用スプレーボールは前述のように噴
出孔がスプレーボール本体の曲率中心から放射状
に穿設されているので、隣接する噴射水流との角
度が大きくなり、第3図に示すような比較的凹凸
の少ないタンクを洗浄するには特に問題はない
が、第2図に示すような凹凸部の多いタンクにし
かも中央部から外れた場所に設置した場合には洗
浄液が噴射されない部分すなわち洗い残し部分が
生じるという問題点を有していた。
出孔がスプレーボール本体の曲率中心から放射状
に穿設されているので、隣接する噴射水流との角
度が大きくなり、第3図に示すような比較的凹凸
の少ないタンクを洗浄するには特に問題はない
が、第2図に示すような凹凸部の多いタンクにし
かも中央部から外れた場所に設置した場合には洗
浄液が噴射されない部分すなわち洗い残し部分が
生じるという問題点を有していた。
この発明は以上のような問題点を解決するため
になされたものであり、タンク中央から外れた場
所に設置しても凹凸部を複数有するタンク全体に
洗浄液を噴出するとともに、各凹凸部に複数の洗
浄液噴流を命中させることにより、洗い残しが生
じない洗浄用スプレーボールを提供することを目
的としている。
になされたものであり、タンク中央から外れた場
所に設置しても凹凸部を複数有するタンク全体に
洗浄液を噴出するとともに、各凹凸部に複数の洗
浄液噴流を命中させることにより、洗い残しが生
じない洗浄用スプレーボールを提供することを目
的としている。
[問題点を解決するための手段]
この発明に係る洗浄用スプレーボールは少なく
とも一個の曲面上に曲面の曲率中心に対し放射状
に設けられた複数個の第1の噴出孔群と、前記曲
面上に曲面の曲率中心から偏心した点を仮想中心
として放射状に一定のピツチで複数個設けられた
第2の噴出孔を有している。
とも一個の曲面上に曲面の曲率中心に対し放射状
に設けられた複数個の第1の噴出孔群と、前記曲
面上に曲面の曲率中心から偏心した点を仮想中心
として放射状に一定のピツチで複数個設けられた
第2の噴出孔を有している。
[作 用]
第1の噴出孔(複数)は球面の中心から放射状
に洗浄液を噴出し、この第1の噴出孔群から噴出
された洗浄液はタンク内壁に一定間隔で噴射され
タンク内壁を洗浄する。
に洗浄液を噴出し、この第1の噴出孔群から噴出
された洗浄液はタンク内壁に一定間隔で噴射され
タンク内壁を洗浄する。
第2の噴出孔の各組はタンクに設けられたノズ
ル部等の特定の部分を目標として洗浄液の噴流を
噴射し、第1の噴出孔より噴射された洗浄液では
洗浄できない凹凸部を洗浄する。第2の噴出孔の
各組はそれぞれ1の目標に対し複数の噴出孔が対
応し複数の洗浄液流を噴射する。また第2の噴出
孔群により噴射された洗浄液の隣接する噴射水流
の噴射角度は小さいので仮にスプレーボールおよ
びタンクの工作誤差があつても、複数の洗浄液噴
流のうち少なくとも一つは目標に命中する。
ル部等の特定の部分を目標として洗浄液の噴流を
噴射し、第1の噴出孔より噴射された洗浄液では
洗浄できない凹凸部を洗浄する。第2の噴出孔の
各組はそれぞれ1の目標に対し複数の噴出孔が対
応し複数の洗浄液流を噴射する。また第2の噴出
孔群により噴射された洗浄液の隣接する噴射水流
の噴射角度は小さいので仮にスプレーボールおよ
びタンクの工作誤差があつても、複数の洗浄液噴
流のうち少なくとも一つは目標に命中する。
[実施例]
第1図、および第2図を用いてこの発明に係る
洗浄用スプレーボールの一実施例を説明する。
洗浄用スプレーボールの一実施例を説明する。
洗浄用スプレーボールは洗浄液供給管6および
スプレーボール本体5からなる。この洗浄用スプ
レーボールは第2図に示すようにタンク1のノズ
ル部2に固定されている。タンク1の上部には原
料注入用のノズル3,3′が設けられている。図
では2箇所しか例示していないが、実際には10数
箇所設けられている。また図示していないがノズ
ル3′部分には原料混合用の撹拌装置も設置され
ている。第1図は洗浄用スプレーボールの拡大断
面図である。スプレーボール本体5は図に示すよ
うに上下2つの球面部5a及び5bで構成されて
いる。この洗浄用スプレーボールは薬品等の製造
工程中タンク1内に常時設置されるため、耐薬品
性を有する材料例えばステンレス等の金属やテフ
ロン(商標)等の樹脂で製作されている。球面の
表面には洗浄液を噴射するための噴出孔7a,7
b,7c,7d……が多数設けられている。洗浄
液は一定の圧力で例えば1.5〜2Kg/cm2G(ゲージ
圧)の圧力が加えられており、洗浄用スプレーボ
ールの材料をテフロン(商標)で構成する場合強
度面および噴出孔から噴射される洗浄液の噴流の
方向性を確保する必要から樹脂厚は約7mm、噴出
孔の穴径は約1.2mmという値が経験により好適で
あることがわかつた。すなわち樹脂厚が穴径に対
して5倍以上必要であつた。洗浄用スプレーボー
ルを取り付けるためのノズル部2はスプレーボー
ル本体5から見ると洗浄液供給管6により死角と
なり洗浄液噴流は命中しない。そのため洗浄液供
給管6の上部にも第1図に示すように噴出孔7
e,7fが設けられ、この噴出孔7e,7fから
噴射された洗浄液がノズル部2を洗浄する。ノズ
ル3を洗浄するために、第1図に示すようにスプ
レーボール本体5の上半5bにはノズルを3を目
標として洗浄液を噴射するための複数の噴出孔7
a,7b,7cが設けられており、3本の噴流1
0aが噴出される。第2図に示すようにノズル3
の内壁を有効に洗浄するためには噴流10aのう
ち少なくとも1本が10a−2で示すように噴出
孔7bからノズル3の内壁を洗浄できるように所
定の角度で命中しなければならず、また許容され
る角度誤差は図示された例によれば約1度であ
る。ところが部品の加工誤差、組立誤差および加
工コスト等を考慮して加工精度を高くするより
も、第1図に示すように一の目標に対して許容し
なければならない角度誤差をカバーするように複
数(例えば3本)の噴流を微小角度差をつけて噴
射するように設定した方が有利である。噴出孔7
bは設計上誤差をゼロとして目標とするノズル3
に噴流10a−2を命中させるように位置および
角度が設定される。重力の影響により噴流が放物
線を描くが、この現象を考慮して角度設定される
ことは言うまでもなく、またこのように重力影響
を補正してあるため、洗浄用スプレーボールに注
入される洗浄液の圧力は一定でなけらばならな
い。噴出孔7aおよび7bは工作誤差や組立誤差
によつて仮に噴流10a−2が目標を外れた場合
でも噴流10a−1あるいは10a−3のいずれ
かが有効にノズル3を洗浄できるようにそれぞれ
噴流10a−2に対し所定角度差(例えば1度)
をもつて噴出されるように設定される。ここで、
各噴出孔の直径およびスプレーボール本体の強度
等から各噴出孔のピツチは図に示すように約1.7
mm必要である。そのため第1図に示すように、ノ
ズル3を目標として3本の噴流10aを噴射する
ための噴出孔7a,7b,7cはそれぞれ、各噴
流10a−1,10a−2,10a−3を逆方向
に延長して交わる点Aを仮想中心とし、この仮想
中心に対して一定の角度ピツチ(例えば1度)で
放射状をなすように設けられたものであると言う
ことができる。
スプレーボール本体5からなる。この洗浄用スプ
レーボールは第2図に示すようにタンク1のノズ
ル部2に固定されている。タンク1の上部には原
料注入用のノズル3,3′が設けられている。図
では2箇所しか例示していないが、実際には10数
箇所設けられている。また図示していないがノズ
ル3′部分には原料混合用の撹拌装置も設置され
ている。第1図は洗浄用スプレーボールの拡大断
面図である。スプレーボール本体5は図に示すよ
うに上下2つの球面部5a及び5bで構成されて
いる。この洗浄用スプレーボールは薬品等の製造
工程中タンク1内に常時設置されるため、耐薬品
性を有する材料例えばステンレス等の金属やテフ
ロン(商標)等の樹脂で製作されている。球面の
表面には洗浄液を噴射するための噴出孔7a,7
b,7c,7d……が多数設けられている。洗浄
液は一定の圧力で例えば1.5〜2Kg/cm2G(ゲージ
圧)の圧力が加えられており、洗浄用スプレーボ
ールの材料をテフロン(商標)で構成する場合強
度面および噴出孔から噴射される洗浄液の噴流の
方向性を確保する必要から樹脂厚は約7mm、噴出
孔の穴径は約1.2mmという値が経験により好適で
あることがわかつた。すなわち樹脂厚が穴径に対
して5倍以上必要であつた。洗浄用スプレーボー
ルを取り付けるためのノズル部2はスプレーボー
ル本体5から見ると洗浄液供給管6により死角と
なり洗浄液噴流は命中しない。そのため洗浄液供
給管6の上部にも第1図に示すように噴出孔7
e,7fが設けられ、この噴出孔7e,7fから
噴射された洗浄液がノズル部2を洗浄する。ノズ
ル3を洗浄するために、第1図に示すようにスプ
レーボール本体5の上半5bにはノズルを3を目
標として洗浄液を噴射するための複数の噴出孔7
a,7b,7cが設けられており、3本の噴流1
0aが噴出される。第2図に示すようにノズル3
の内壁を有効に洗浄するためには噴流10aのう
ち少なくとも1本が10a−2で示すように噴出
孔7bからノズル3の内壁を洗浄できるように所
定の角度で命中しなければならず、また許容され
る角度誤差は図示された例によれば約1度であ
る。ところが部品の加工誤差、組立誤差および加
工コスト等を考慮して加工精度を高くするより
も、第1図に示すように一の目標に対して許容し
なければならない角度誤差をカバーするように複
数(例えば3本)の噴流を微小角度差をつけて噴
射するように設定した方が有利である。噴出孔7
bは設計上誤差をゼロとして目標とするノズル3
に噴流10a−2を命中させるように位置および
角度が設定される。重力の影響により噴流が放物
線を描くが、この現象を考慮して角度設定される
ことは言うまでもなく、またこのように重力影響
を補正してあるため、洗浄用スプレーボールに注
入される洗浄液の圧力は一定でなけらばならな
い。噴出孔7aおよび7bは工作誤差や組立誤差
によつて仮に噴流10a−2が目標を外れた場合
でも噴流10a−1あるいは10a−3のいずれ
かが有効にノズル3を洗浄できるようにそれぞれ
噴流10a−2に対し所定角度差(例えば1度)
をもつて噴出されるように設定される。ここで、
各噴出孔の直径およびスプレーボール本体の強度
等から各噴出孔のピツチは図に示すように約1.7
mm必要である。そのため第1図に示すように、ノ
ズル3を目標として3本の噴流10aを噴射する
ための噴出孔7a,7b,7cはそれぞれ、各噴
流10a−1,10a−2,10a−3を逆方向
に延長して交わる点Aを仮想中心とし、この仮想
中心に対して一定の角度ピツチ(例えば1度)で
放射状をなすように設けられたものであると言う
ことができる。
図において噴流10a−2はスプレーボール5
bの球面の中心(又はその部分の曲面の曲率中
心)を通つているが必ずしもこのように球面の中
心を通る必要はなく、球面に対して任意の角度で
あつてもかまわない。
bの球面の中心(又はその部分の曲面の曲率中
心)を通つているが必ずしもこのように球面の中
心を通る必要はなく、球面に対して任意の角度で
あつてもかまわない。
以上の説明ではひとつの目標に対して3本の噴
流を発生するべく3個の噴出孔を対応させている
が、この数は目標とする洗浄対象物の位置、大き
さ等を考慮してこれより多くてもよい。また図示
していない他のノズル等のそれぞれに対して同様
の噴出孔が設けられていることは言うまでもな
い。また、タンク1の凹凸のない部分を洗浄する
ためには、第1図において噴出孔7dで示すよう
に、スプレーボール5a,5bの球面の中心Bに
対して放射状に噴出孔を設ければよい。タンク1
の内壁に放射された洗浄液の噴流はタンク1の内
壁を伝わつて洗浄し、タンク1の底部の排出孔4
よりタンク1の外部に排出される。
流を発生するべく3個の噴出孔を対応させている
が、この数は目標とする洗浄対象物の位置、大き
さ等を考慮してこれより多くてもよい。また図示
していない他のノズル等のそれぞれに対して同様
の噴出孔が設けられていることは言うまでもな
い。また、タンク1の凹凸のない部分を洗浄する
ためには、第1図において噴出孔7dで示すよう
に、スプレーボール5a,5bの球面の中心Bに
対して放射状に噴出孔を設ければよい。タンク1
の内壁に放射された洗浄液の噴流はタンク1の内
壁を伝わつて洗浄し、タンク1の底部の排出孔4
よりタンク1の外部に排出される。
スプレーボール本体5には全体で約80個の噴出
孔が設けられ、この噴出孔から噴射された洗浄液
はタンク1の全ての部分をカバーするのでタンク
1に洗い残し部分は生じない。また第2図には洗
浄用スプレーボールを1個しか示していないが複
数個設置してもよい。
孔が設けられ、この噴出孔から噴射された洗浄液
はタンク1の全ての部分をカバーするのでタンク
1に洗い残し部分は生じない。また第2図には洗
浄用スプレーボールを1個しか示していないが複
数個設置してもよい。
[発明の効果]
以上説明したように、この発明に係る洗浄用ス
プレーボールはタンクの各凹凸部のそれぞれを目
標として洗浄液を噴射するための第2の噴出孔を
有しており、またこの噴出孔は工作誤差や組立誤
差を考慮して誤差が生じた場合でも必ず目標とす
る部分に洗浄液が命中するように設定されている
ので各凹凸部は洗い残されることはなく、さらに
タンク内部に一様に洗浄液を噴出する第1の噴出
孔も設けられているのでタンク全体にわたつて洗
い残し部分は生じない。また、タンク全体にわた
つて洗浄液が噴出されるため、洗浄用スプレーボ
ールを回転させたりまたは上下に移動させたりす
る必要がなく洗浄液の量も必要最少限ですむ。
プレーボールはタンクの各凹凸部のそれぞれを目
標として洗浄液を噴射するための第2の噴出孔を
有しており、またこの噴出孔は工作誤差や組立誤
差を考慮して誤差が生じた場合でも必ず目標とす
る部分に洗浄液が命中するように設定されている
ので各凹凸部は洗い残されることはなく、さらに
タンク内部に一様に洗浄液を噴出する第1の噴出
孔も設けられているのでタンク全体にわたつて洗
い残し部分は生じない。また、タンク全体にわた
つて洗浄液が噴出されるため、洗浄用スプレーボ
ールを回転させたりまたは上下に移動させたりす
る必要がなく洗浄液の量も必要最少限ですむ。
第1図はこの発明に係る洗浄用スプレーボール
の一実施例を示す断面図、第2図は洗浄用スプレ
ーボールが設置される反応タンクを示す断面図、
第3図は従来の洗浄用スプレーボールを示す図で
ある。図中1はタンク、5a,5bはスプレーボ
ール本体を構成する球面、7a,7b,7c,7
d,7e,7fはそれぞれ噴出孔である。
の一実施例を示す断面図、第2図は洗浄用スプレ
ーボールが設置される反応タンクを示す断面図、
第3図は従来の洗浄用スプレーボールを示す図で
ある。図中1はタンク、5a,5bはスプレーボ
ール本体を構成する球面、7a,7b,7c,7
d,7e,7fはそれぞれ噴出孔である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 中空ボール体上の少なくとも一の曲面上に前
記曲面の曲率中心から放射状の方向に複数個設け
られた第1の噴出孔群と、 前記曲面上に前記曲面の曲率中心とは異なる点
を仮想中心としこの仮想中心から放射状の方向に
一定のピツチで複数個設けられた少なくとも1組
の第2の噴出孔と を具備した洗浄用スプレーボール。 2 前記第2の噴出孔の曲率半径は前記第1の噴
出孔群の曲率半径よりも大きいことを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の洗浄用スプレーボー
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22300086A JPS6377561A (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | 洗浄用スプレ−ボ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22300086A JPS6377561A (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | 洗浄用スプレ−ボ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6377561A JPS6377561A (ja) | 1988-04-07 |
JPH051065B2 true JPH051065B2 (ja) | 1993-01-07 |
Family
ID=16791248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22300086A Granted JPS6377561A (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | 洗浄用スプレ−ボ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6377561A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5869522B2 (ja) * | 2013-06-03 | 2016-02-24 | トーステ株式会社 | タンク洗浄用スプレーボール |
JP7154992B2 (ja) * | 2018-12-14 | 2022-10-18 | クリナップ株式会社 | 噴射ノズル及び噴射システム |
JP6926137B2 (ja) * | 2019-03-26 | 2021-08-25 | 株式会社バルカー | スプレーボール |
JP7346351B2 (ja) * | 2020-04-01 | 2023-09-19 | 三菱重工機械システム株式会社 | タンク装置 |
CN111589817B (zh) * | 2020-05-18 | 2021-07-06 | 北京市政建设集团有限责任公司 | 一种地铁盾构同步注浆清洗装置 |
-
1986
- 1986-09-19 JP JP22300086A patent/JPS6377561A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6377561A (ja) | 1988-04-07 |
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