JP6926137B2 - スプレーボール - Google Patents

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本発明は、タンクの内面を洗浄するタンク洗浄用のスプレーボールに関する。
従来より、食品業界や医薬品業界等では、製品の貯蔵、調合、殺菌などさまざまな用途にサニタリータンクなどのタンクが使用されている。このタンクは、内部を清浄状態に維持する必要があるため、専用の洗浄装置としてスプレーボールが用いられる。
具体的には、スプレーボールは、図8に示すように、タンク102の上蓋部102aに形成されたノズル102bからタンク102内に挿し込まれている。スプレーボール104には、たとえば、図9に示すように、互いに反対方向に回転する上部回転体106と下部回転体108を備えた回転式スプレーボールが用いられる。また、上部回転体106および下部回転体108のそれぞれには、回転用噴射孔110、および洗浄用噴射孔112がそれぞれ二つずつ設けられている。回転用噴射孔110は、上部回転体106または下部回転体108を回転させるために接線方向に洗浄液を噴射する噴射孔であり、洗浄用噴射孔112は洗浄液を噴射する噴射孔である。
このスプレーボール104によれば、場所を取らずにタンク102内を洗浄することが可能である。
特開2014−233682号公報
しかしながら、上述のスプレーボール104においては、タンク102内において洗浄用噴射孔112から噴射された水柱が当たる箇所は洗浄されるものの、水柱が当たらない箇所は直接洗浄されないという問題があった。このため、水柱が当たらない箇所の洗浄は、水柱が当たった場所から流れ落ちる洗浄液による伝い流れによる洗浄に委ねざるを得なかった。
また、洗浄用噴射孔112は全部で4個しかないため、水柱で洗浄できる箇所が少なく洗浄ムラが目立つという問題もあった。特に、ノズル102cの内部などは洗浄が困難であるという問題があった。
かかる問題を解決するため、スプレーボールのノズル孔に延長管を設けたタンク洗浄用スプレーボールが知られているが(例えば、特許文献1参照)、延長管を設けた場合、タンクごとに延長管の長さを変更する必要があるため、タンクに取り付ける際に手間が掛かるという問題があった。
本発明の目的は、タンク内をムラなく洗浄でき、かつどのタンクにも容易に取り付けることができるスプレーボールを提供することである。
本発明のスプレーボールは、
回転するボール本体の曲面上において、前記ボール本体の回転方向と直交する方向に第1噴射孔群および第2噴射孔群が列状に形成されたスプレーボールであって、
前記第1噴射孔群は、前記曲面の最も赤道側に位置する仮想基点噴射孔と前記ボール本体の曲率中心とを通過する直線上において前記ボール本体外に仮想された第1仮想点を基点とし、前記曲面の赤道側から極側に向かって放射状に穿孔された複数個の洗浄用噴射孔で構成され、
前記第2噴射孔群は、前記曲面の最も極側に位置する仮想基点噴射孔と前記ボール本体の曲率中心とを通過する直線上において前記ボール本体外に仮想された第2仮想点を基点とし、前記曲面の極側から赤道側に向かって放射状に穿孔された複数個の洗浄用噴射孔で構成されている
ことを特徴とする。
このように、上部回転体および下部回転体に、噴射角度の異なる第1噴射孔群と第2噴射孔群を隣接して形成することにより、タンク内をムラなく洗浄することができる。また、洗浄対象となるタンクごとに噴射角度を調整する必要もなく、どのタンクにも容易にスプレーボールを取り付けることができる。
また、本発明のスプレーボールは、
前記ボール本体は、前記上部回転体と前記上部回転体と逆方向に回転する下部回転体とを備え、前記第1噴射孔群および前記第2噴射孔群は、前記上部回転体と前記下部回転体とにそれぞれ形成されていることを特徴とする。
このように、上部回転体と下部回転体と逆方向に回転させることにより、洗浄効率を向上させることができる。
また、本発明のスプレーボールは、
前記上部回転体および前記下部回転体の回転速度は、5rpm以上15rpm以下であることを特徴とする。
このような回転速度で回転体を回転させることにより、丁寧にタンク内を清浄することができる。
また、本発明のスプレーボールは、
前記第1噴射孔群および前記第2噴射孔群には、それぞれ4〜8個の洗浄用噴射孔が含まれることを特徴とする。
このように、各噴射孔群に多数の洗浄用噴射孔が含まれていれば、赤道側から極側まで、広く洗浄範囲をカバーすることができる。
また、本発明のスプレーボールは、
前記第1噴射孔群の最も極側の前記洗浄用噴射孔から噴射される第1水柱と前記第1噴射孔群の最も赤道側の前記洗浄用噴射孔から噴射される第1水柱のなす角度は、5°以上50°以下の範囲であり、前記第2噴射孔群の最も極側の前記洗浄用噴射孔から噴射される第2水柱と前記第2噴射孔群の最も赤道側の前記洗浄用噴射孔から噴射される第2水柱のなす角度は、5°以上50°以下の範囲であることを特徴とする。
このような角度の範囲で水柱を噴出すれば、タンク内をほぼくまなく洗浄することができる。
本発明によれば、タンク内をムラなく洗浄でき、かつどのタンクにも容易に取り付けることができるスプレーボールを提供することができる。
実施の形態に係るスプレーボールを上方から視た斜視図である。 実施の形態に係るスプレーボール正面から視た図である。 実施の形態に係る上部回転体に形成された第1噴射孔群を示す断面図である。 実施の形態に係る上部回転体に形成された第2噴射孔群を示す断面図である。 実施の形態に係る上部回転体に形成された一つの第1噴射孔群および第2噴射孔群から噴射された水柱がタンク内面に当たる範囲を示す図である。 実施の形態に係るスプレーボールを用いてタンク内を洗浄する状況を示す図である。 実施の形態に係るスプレーボールによるタンク内およびノズル内の洗浄率と従来のスプレーボールによるタンク内およびノズル内の洗浄率を棒グラフで表した図である。 従来のスプレーボールを用いてタンク内を洗浄する状況を示す図である。 従来のスプレーボールを示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態に係るスプレーボールについて説明する。図1は、実施の形態に係るスプレーボールを上方から視た斜視図であり、図2は、これを正面から視た図である。図1、2に示すように、スプレーボール2は、たとえば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などの樹脂で形成されており、ノズル部4、固定リング6、およびボール本体8を備えている。なお、本明細書において、「上」あるいは「下」とは図1、2の状態で規定したものである。
ノズル部4は、洗浄液の流路4aが内部に形成された円筒形状を有し、下端に径を大きくした大径部4bが形成されている。また、ノズル部4の固定リング6が装着される部分の外周には、図示しないネジ溝が形成されている。さらに、ノズル部4のボール本体8に隠れた部分には、後述する噴射孔群12等から噴射される洗浄液が通過する図示しないポートが形成されている。
固定リング6は、内周面に図示しないネジ溝が形成されており、ネジ螺合によって所定の位置に装着される。
ボール本体8は、回転中心線Lを軸とし、ノズル部4を貫通させるための図示しない貫通孔が形成された球形状の回転体であり、相互に反対方向に回転する上部回転体8aと下部回転体8bを備えている。このボール本体8は、まず下部回転体8bをノズル部4に貫通させて大径部4bに着底させ、次に、上部回転体8aをノズル部4に貫通させて大径部4bに当接させ、最後に固定リング6をノズル部4に装着することで所定の位置に回転可能に固定される。
ここで、上部回転体8aおよび下部回転体8bの曲面上には、上部回転体8aまたは下部回転体8bを回転させるために接線方向に洗浄液を噴射する回転用噴射孔8c、および洗浄液を噴射する洗浄用大噴射孔8dがそれぞれ二つずつ穿孔されている。なお、回転用噴射孔8cは、上部回転体8aと下部回転体8bが逆方向に回転させるように加工されている。さらに、上部回転体8aおよび下部回転体8bの回転速度は、5rpm以上15rpm以下であり、従来のスプレーボール104よりもゆっくりと回転する。このため、従来のスプレーボール104よりも丁寧にタンク34(図5参照)内を清浄することができる。
また、上部回転体8aおよび下部回転体8bには、洗浄液を噴射する洗浄用噴射孔8eを複数包含する噴射孔群12がそれぞれ2か所ずつ、ボール本体8の回転中心線Lを軸として線対象に形成されている。また、この噴射孔群12は、上部回転体8aおよび下部回転体8bの曲面上において、上部回転体8aおよび下部回転体8bの回転方向と直交する方向、すなわち、回転中心線L方向に形成され、2列隣接して列状に形成された第1噴射孔群12aと第2噴射孔群12bを含んでいる。なお、第1噴射孔群12aおよび第2噴射孔群12bには、具体的には、4〜8個の洗浄用噴射孔8eがそれぞれ穿孔されている。
このスプレーボール2においては、ノズル部4の流路4aから供給された洗浄液がポートを介して上部回転体8aと下部回転体8bに充填され、回転用噴射孔8cから接線方向に噴射されることで上部回転体8aと下部回転体8bの互いに逆方向の回転が制御される。上部回転体8aと下部回転体8bは互いに逆方向に回転しながら、洗浄用大噴射孔8dと洗浄用噴射孔8eから被洗浄部を目掛けて洗浄液を噴射する。
次に、噴射孔群12について詳しく説明する。図3は上部回転体8aに形成された第1噴射孔群12aを示す断面図である。第1噴射孔群12aを形成する際には、まず、図3に示すように、第1噴射孔群12aに含まれる洗浄用噴射孔8eの中で曲面の最も赤道側に位置することになる洗浄用噴射孔8eの位置を仮想基点噴射孔14として決定する。次に、仮想基点噴射孔14と上部回転体8aの曲率中心16を通過する直線18を確定し、この直線18上において、ボール本体8外に第1仮想点20を仮想する。次に、第1仮想点20を基点として、曲面の赤道側から極側に向かって所定の間隔で複数個の洗浄用噴射孔8eを放射状に穿孔する。このようにして、曲面の赤道側から極側に穿孔された洗浄用噴射孔8eの列が第1噴射孔群12aである。
図4は上部回転体8aに形成された第2噴射孔群12bを示す断面図である。第2噴射孔群12bを形成する際には、まず、図4に示すように、第2噴射孔群12bに含まれる洗浄用噴射孔8eの中で曲面の最も極側に位置することになる洗浄用噴射孔8eの位置を仮想基点噴射孔22として決定する。次に、仮想基点噴射孔22と上部回転体8aの曲率中心16を通過する直線24を確定し、この直線24上において、ボール本体8外に第2仮想点26を仮想する。次に、第2仮想点26を基点として、曲面の極側から赤道側に向かって所定の間隔で複数個の洗浄用噴射孔8eを放射状に穿孔する。このようにして、曲面の赤道側から極側に穿孔された洗浄用噴射孔8eの列が第2噴射孔群12bである。
なお、ここでは上部回転体8aに第1噴射孔群12aおよび第2噴射孔群12bを形成する場合について説明したが、下部回転体8bにおいても上部回転体8aと同様にして第1噴射孔群12aおよび第2噴射孔群12bが形成される。
図5は、上部回転体8aに形成された第1噴射孔群12aから噴射された第1水柱32aおよび第2噴射孔群12bから噴射された第2水柱32bがタンク34の内面に当たる状況を示す図である。なお、図5では、表現を簡略化するため、上部回転体8aに形成された一組の第1噴射孔群12aと第2噴射孔群12bから水柱が噴射される場合のみを示し、もう一組の第1噴射孔群12aと第2噴射孔群12bから噴射される水柱32、下部回転体8bから噴射される水柱を省略している。図5によれば、上部回転体8aに噴射角度の異なる第1噴射孔群12aと第2噴射孔群12bを穿孔することにより、広範囲にタンク内面を洗浄することができることがわかる。また、第1噴射孔群12a、第2噴射孔群12bが、それぞれ第1仮想点20、第2仮想点26を基点として放射状に洗浄用噴射孔8eを穿孔しているため、水柱32が互いに干渉しない角度を維持しながら噴射され、タンク34内がムラなく洗浄される。
なお、第1噴射孔群12aの最も極側の洗浄用噴射孔8eから噴射される第1水柱32aと第1噴射孔群12aの最も赤道側の洗浄用噴射孔8eから噴射される第1水柱32aのなす角度αは、5°以上50°以下の範囲である。また、第2噴射孔群12bの最も極側の洗浄用噴射孔8eから噴射される第2水柱32bと第2噴射孔群12bの最も赤道側の洗浄用噴射孔8eから噴射される第2水柱32bのなす角度βもまた、5°以上50°以下の範囲である。さらに、第1噴射孔群12aの最も赤道側の洗浄用噴射孔8eから噴射される第1水柱32aと第2噴射孔群12bの最も極側の洗浄用噴射孔8eから噴射される第2水柱32bのなす角度γは、10°以上60°以下の範囲である。また、赤道と洗浄用大噴射孔8dのなす角度δは、50°以上70°以下の範囲である。
したがって、二組の第1噴射孔群12aと第2噴射孔群12bが形成された上部回転体8a、および下部回転体8bを用いれば、図6に示すように、タンク34内をほぼくまなく洗浄することができる。なお、図5と図6ではタンク34を異なる方向から視ている。
次に、実施の形態に係るスプレーボール2、および従来のスプレーボール104を用いて行った洗浄率の実験について説明する。まず、実験において、実施の形態に係るスプレーボール2を取り付けたタンク、従来のスプレーボール2を取り付けたタンクを準備した。ここで、双方に用いられるタンクは同様のものである。なお、スプレーボール2、および従来のスプレーボール104ともポリテトラフルオロエチレン(PTFE)で形成され、タンクは、ステンレスで形成されている。
次に、疑似汚れである食紅等が塗布されたステンレス製の試験板を計17枚用意した。17枚の内12枚はタンクの内壁面に配置する試験板であり、5枚はタンクのノズル内に配置する試験板である。このタンクの内壁面に配置する12枚の試験板とノズル内に配置する5枚の試験板について、それぞれ重量を計測した。次に、双方のタンクの内壁面内に12枚の試験板、ノズル内に5枚の試験板をそれぞれ配置して、スプレーボール2および従来のスプレーボール104を用いて所定の時間それぞれのタンクの洗浄を行った後、試験板を取り外して重量を計測した。
洗浄前後の試験板の重量に基づく洗浄率の計算式は以下のとおりである。
(洗浄前の試験板の重量―洗浄後の試験板の重量)/洗浄前の試験板の重量 …(数式1)
図7(a)は、この数式1を用いて計算した実施の形態に係るスプレーボール2によるタンク内の洗浄率と従来のスプレーボール104によるタンク内の洗浄率を棒グラフで表したものであり、図7(b)は、この数式1を用いて計算した実施の形態に係るスプレーボール2によるノズル内の洗浄率と従来のスプレーボール104によるノズル内の洗浄率を棒グラフで表したものである。
図7(a)によれば従来のスプレーボール104によるタンク内の洗浄率が27.4%であるのに対し、実施の形態に係るスプレーボール2によるタンク内の洗浄率が45.3%である。また、図7(b)によれば従来のスプレーボール104によるノズル内の洗浄率が5.3%であるのに対し、実施の形態に係るスプレーボール2によるノズル内の洗浄率が21.8%である。
この実施の形態に係るスプレーボール2によれば、上部回転体8aおよび下部回転体8bに、噴射角度の異なる第1噴射孔群12aと第2噴射孔群12bを隣接して形成することにより、タンク34内をムラなく洗浄することができる。また、洗浄対象となるタンク34ごとに噴射角度を調整する必要もなくどのタンク34にも容易に取り付けることができる。
また、スプレーボール2は、上部回転体8aと下部回転体8bを備えた二重構造を有するため、上部回転体8aから噴射される洗浄液によって洗い流された箇所の汚れは、さらに下部回転体8bから噴射される洗浄液によって洗い流されるため、入念にタンク34内の汚れを洗浄することができる。
なお、上述の実施の形態においては、回転用噴射孔8cおよび洗浄用大噴射孔8dが上部回転体8aと下部回転体8bの曲面上にそれぞれ二つずつ形成されている場合を例示しているが、回転用噴射孔8cおよび洗浄用大噴射孔8dは、3つ以上形成されていてもよい。
また、上述の実施の形態において、上部回転体8aと下部回転体8bに、さらに多くの噴射孔群12が形成されていてもよい。たとえば、第3噴射孔群が第1噴射孔群12aまたは第2噴射孔群12bに隣接して形成されていてもよい。なお、第3噴射孔群に含まれる洗浄用噴射孔8eの傾斜角度は、第1噴射孔群12aまたは第2噴射孔群12bに含まれる洗浄用噴射孔8eと異なる傾斜角度である。
2 スプレーボール
4 ノズル部
4a 流路
4b 大径部
6 固定リング
8 ボール本体
8a 上部回転体
8b 下部回転体
8c 回転用噴射孔
8d 洗浄用大噴射孔
8e 洗浄用噴射孔
12 噴射孔群
12a 第1噴射孔群
12b 第2噴射孔群
14 仮想基点噴射孔
16 曲率中心
18 直線
20 第1仮想点
22 仮想基点噴射孔
24 直線
26 第2仮想点
32 水柱
32a 第1水柱
32b 第2水柱
34 タンク
102 タンク
102a 上蓋部
102b ノズル
102c ノズル
104 スプレーボール
106 上部回転体
108 下部回転体
110 回転用噴射孔
112 洗浄用噴射孔
L 回転中心線

Claims (5)

  1. 回転するボール本体の曲面上において、前記ボール本体の回転方向と直交する方向に第1噴射孔群および第2噴射孔群が列状に形成されたスプレーボールであって、
    前記第1噴射孔群は、前記曲面の最も赤道側に位置する仮想基点噴射孔と前記ボール本体の曲率中心とを通過する直線上において前記ボール本体外に仮想された第1仮想点を基点とし、前記曲面の赤道側から極側に向かって放射状に穿孔された複数個の洗浄用噴射孔で構成され、
    前記第2噴射孔群は、前記曲面の最も極側に位置する仮想基点噴射孔と前記ボール本体の曲率中心とを通過する直線上において前記ボール本体外に仮想された第2仮想点を基点とし、前記曲面の極側から赤道側に向かって放射状に穿孔された複数個の洗浄用噴射孔で構成されている
    ことを特徴とするスプレーボール。
  2. 前記ボール本体は、前記上部回転体と前記上部回転体と逆方向に回転する下部回転体とを備え、前記第1噴射孔群および前記第2噴射孔群は、前記上部回転体と前記下部回転体とにそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1記載のスプレーボール。
  3. 前記上部回転体および下部回転体の回転速度は、5rpm以上15rpm以下であることを特徴とする請求項2記載のスプレーボール。
  4. 前記第1噴射孔群および前記第2噴射孔群には、それぞれ4〜8個の前記洗浄用噴射孔が含まれることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のスプレーボール。
  5. 前記第1噴射孔群の最も極側の前記洗浄用噴射孔から噴射される第1水柱と前記第1噴射孔群の最も赤道側の前記洗浄用噴射孔から噴射される第1水柱のなす角度は、5°以上50°以下の範囲であり、前記第2噴射孔群の最も極側の前記洗浄用噴射孔から噴射される第2水柱と前記第2噴射孔群の最も赤道側の前記洗浄用噴射孔から噴射される第2水柱のなす角度は、5°以上50°以下の範囲であることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のスプレーボール。
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