JPH0510554B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0510554B2
JPH0510554B2 JP60046092A JP4609285A JPH0510554B2 JP H0510554 B2 JPH0510554 B2 JP H0510554B2 JP 60046092 A JP60046092 A JP 60046092A JP 4609285 A JP4609285 A JP 4609285A JP H0510554 B2 JPH0510554 B2 JP H0510554B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner cylinder
flare
main body
flexible hose
threaded
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60046092A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61206892A (ja
Inventor
Sadaaki Takano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OOKAWA SEIRA KOGYO KK
Original Assignee
OOKAWA SEIRA KOGYO KK
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Publication date
Application filed by OOKAWA SEIRA KOGYO KK filed Critical OOKAWA SEIRA KOGYO KK
Priority to JP60046092A priority Critical patent/JPS61206892A/ja
Publication of JPS61206892A publication Critical patent/JPS61206892A/ja
Publication of JPH0510554B2 publication Critical patent/JPH0510554B2/ja
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明はホースの継手金具に係り、特に自動車
用油圧ブレーキのブレーキパイプとブレーキホー
スとを接続する継手の金具に関する。
《従来の技術》 第2図に本発明の基礎となつた従来の継手金具
(特公昭44−997号公報)を示す。ブレーキパイプ
としての管体10の先端部にはフレア12が形成
されている。この管体10には、外周面にねじ部
14が形成されて管体10の軸方向に摺動自在に
されたフレアナツト16が組付けられている。
継手金具は、本体18と内筒20とから構成さ
れている。本体18の一端部には内周面にフレア
ナツト16のねじ部14と螺合されるねじ部22
が形成された円筒状螺合部24が形成され、他端
部にはブレーキホースとしての可撓性ホース26
の一端が挿入される薄肉筒部28が形成されてい
る。また、本体18の螺合部24と薄肉筒部28
との間には、外周部にスパナ掛けまたは回り止め
として作用するナツト部30が形成されると共
に、内部に、螺合部24内部と薄肉筒部28内部
とを連通する貫通孔32が穿設された中間部34
が設けられている。内筒20の螺合部24側端部
には、フレア12に圧接される金属製シート部3
5が形成されている。内筒20は、薄肉筒部28
側端部が薄肉筒部28の開口端近傍に突出するよ
う本体18の貫通孔32に圧入されて、ろう付け
等によつて本体18に溶着される。
上記の継手金具は、内筒20を可撓性ホース2
6の孔に挿入しながら可撓性ホース26の一端を
薄肉筒部28に挿入した後、薄肉筒部28を第2
図に示すようにかしめることによつて可撓性ホー
ス26に取付けられる。そして、フレアナツト1
6を螺合部24に螺合して締付けることによりフ
レア12とシート部35とが圧接されて、管体1
0と可撓性ホース26とが接続される。
《発明が解決しようとする問題点》 しかしながら、かかる従来の継手金具において
は、本体と内筒とがろう付け等によつて加熱され
ることから本体および内筒共金属で製造され、ま
た本体と円筒とが溶着により一体化されているた
め、本体の螺合部の軸線とシート部の中心が一致
していないと、締付けたときシート部が変形しな
いためフレアとシート部との間に間隙が生じ油漏
れの原因となる。このため、本体および円筒の精
密加工および本体と内筒との精密組付けとが必要
になり、工数が多くなつてコスト高になる、とい
う問題があつた。また、フレアナツトのゆるみ防
止のため、フレアナツトを本体の螺合部に大きな
締付け力で締付けることから、脱着の作業性が悪
化する、という問題があつた。
本発明は上記問題点を解決すべく成されたもの
で低コストで製造できると共に脱着作業性の良好
なホースの継手金具を提供することを目的とす
る。
《問題点を解決するための手段》 上記目的を達成するために本発明は、可撓性ホ
ースの一端が挿入される筒部およびフレアナツト
が螺合されるねじ部を備えた本体と、可撓性ホー
スの孔に挿入されるよう本体を貫通して筒部の軸
方向に延在された内筒と、管体に形成されたフレ
アが圧接されるよう内筒のねじ部側端部外周に形
成された弾性体から成るシート部とを含んで構成
したものである。
《作用》 本発明に係る継手金具は、内筒を可撓性ホース
の孔に挿入しながら可撓性ホースを筒部に挿入し
て筒部をかしめることにより可撓性ホースに取付
けられる。また、フレアナツトをねじ部に螺合す
ることによりフレアとシート部とが圧接されて管
体と可撓性ホースとが接続される。管体と可撓性
ホースとを接続するときには、シート部が弾性体
で構成されているため、締付け力によつてシート
部が圧縮変形されてフレアとシート部とが強固に
密着される。
《発明の効果》 以上説明したように本発明によれば、シート部
がフレアに対して偏心していても接続時にシート
部が圧縮変形してフレアに密着されるため、加工
誤差をある程度許容して低コストで製造できると
共に、シート部の復元力によつてシート部とフレ
アとが密着されるため、締付け力を従来より小さ
くして脱着時の作業性を良好にすることができ
る、という効果が得られる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の一実施例を詳細に
説明する。第1図はフレア式メス型管継手に本発
明を摘要した実施例を示すものである。
本実施例に係る継手金具は、本体18と内筒2
0とから構成されている。本体18の一端部には
内周面にフレアナツトのねじ部と螺合されるねじ
部22が形成された螺合部24が形成され、他端
部には可撓性ホースの一端が挿入される薄肉筒部
28が形成されている。また、本体18の螺合部
24と薄肉筒部28との間には、外周部にスパナ
掛けまたは回り止めとして作用するナツト部30
が形成されると共に、螺合部24内部と薄肉筒部
28内部とを連通する貫通孔32が穿設された隔
壁38を備えた中間部34が設けられている。
内筒20は、一端が螺合部24に突出しかつ他
端が薄肉筒部28の開口端部まで延在される長さ
の金属管で構成され、その一端部外周には、第1
図および第3図に示すように、合成樹脂製の内筒
支持部材40が被覆されている。この内筒支持部
材40は、隔壁38の厚さと略同一の長さでかつ
外径が貫通孔32の内径より僅かに大径の円筒状
圧入部42と、管体に形成されたフレアに圧接さ
れる略円錐台状のシート部36とから構成されて
いる。
内筒20の外周に内筒支持部材40を被覆する
には、射出成形機で内筒支持部材40を成形して
内筒支持部材40の孔44に内筒20を圧入して
もよく、射出成形時に入子方式で内筒支持部材4
0と内筒20とを一体に成形してもよい。
上記のように内筒支持部材40が被覆された内
筒20は、螺合部24側から中間部34の貫通孔
32に挿入され、圧入部42が貫通孔32に圧入
されて本体18に組付けられる。このとき、圧入
部42は隔壁38によつて圧縮され、合成樹脂製
の圧入部42の復元力により隔壁38と圧入部4
2および圧入部42と内筒20の外周とが密着さ
れて油漏れを防止することができる。
このように組付けられた継手金具は、従来と同
様に、薄肉筒部28がかしめられて可撓性ホース
の一端に取り付けられると共にフレアナツトが螺
合されて締付けられることによつてフレアとシー
ト部36とが圧接されて管体と可撓性ホースとが
接続される。この接続時には、フレアによつて合
成樹脂製のシート部が圧縮変形されるため、内筒
と内筒支持部材とは更に強固に密着される。ま
た、フレアに対してシート部が偏心していても、
シート部がフレアの中心方向に圧縮変形してフレ
アに密着される。更に、内筒は合成樹脂製の圧入
部を介して本体の隔壁に支持されているため、接
続後可撓性ホースが長手方向に対して直交する方
向に移動すると合成樹脂の復元力に抗して内筒が
可撓性ホースと共に移動し、可撓性ホースが内筒
の端部で折曲されることがないので、可撓性ホー
スの寿命を長くすることができる。また、従来で
はろう付時の加熱により金属材料が焼なまされて
軟化し、かしめ時に内管がつぶれることから引張
強度の高い材料を使用する必要があつたが、本実
施例ではろう付することなく圧入のみによつて継
手金具を組付けているため、強度の低い安価な材
料を使用することができる。
なお、上記ではフレア式メス型管継手に本発明
を適用した例について説明したが、本発明はフレ
ア式オス型管継手に適用することも可能である。
また、シート部を合成樹脂で構成した例について
説明したが、耐油性のゴム等の弾性体で構成する
こともできる。更に、内筒を本体に溶着した後、
弾性体で形成されたシート部を、内筒の螺合部側
端部外周に被覆するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す部分断面図、
第2図は従来の継手を示す説明図、第3図は上記
実施例の内筒と内筒支持部材とを示す部分断面図
である。 18……本体、20……内筒、22……ねじ
部、28……筒部、36……シート部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 可撓性ホースの一端が挿入される筒部および
    フレアナツトが螺合されるねじ部を備えた本体
    と、前記可撓性ホースの孔に挿入されるよう前記
    本体を貫通して前記筒部の軸方向に延在された内
    筒と、管体に形成されたフレアが圧接されるよう
    前記内筒の前記ねじ部側端部外周に形成された弾
    性体から成るシート部と、を含むホースの継手金
    具。
JP60046092A 1985-03-08 1985-03-08 ホ−スの継手金具 Granted JPS61206892A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60046092A JPS61206892A (ja) 1985-03-08 1985-03-08 ホ−スの継手金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60046092A JPS61206892A (ja) 1985-03-08 1985-03-08 ホ−スの継手金具

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JPS61206892A JPS61206892A (ja) 1986-09-13
JPH0510554B2 true JPH0510554B2 (ja) 1993-02-10

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ID=12737342

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JP60046092A Granted JPS61206892A (ja) 1985-03-08 1985-03-08 ホ−スの継手金具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63191520A (ja) * 1987-01-30 1988-08-09 Ookawa Seira Kogyo Kk 液圧ホ−ス用継手金具の製造方法

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JPS61206892A (ja) 1986-09-13

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