JPH0229354Y2 - - Google Patents

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JPH0229354Y2
JPH0229354Y2 JP11321986U JP11321986U JPH0229354Y2 JP H0229354 Y2 JPH0229354 Y2 JP H0229354Y2 JP 11321986 U JP11321986 U JP 11321986U JP 11321986 U JP11321986 U JP 11321986U JP H0229354 Y2 JPH0229354 Y2 JP H0229354Y2
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press
fit
wall
diameter
hole
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JP11321986U
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、一端に高圧ホースを接続するための
接続金具に関する。
〔従来の技術〕
従来から、常用圧力が70〜350Kg/cm2程度の高
圧ホースを接続するための接続金具は、第4図に
示すように、軸中心に貫通孔3を有し、一端に機
器等に固定するための接続ネジ部1を具え、他端
には接続ネジ部1よりも遥かに小径のホース挿入
部2が一体に形成され、接続ネジ部1とホース接
続部2の間にはナツト部4及びその他端側にナツ
ト部4と環状部8とで形成された環状溝5を具え
ている。更に、環状溝5には継手外筒部6がその
一端に形成した内向環状突起6を嵌着することに
よりホース挿入部2を取り囲んで装着できるよう
になつている。
しかし、従来の高圧ホース接続金具は大径の1
本の棒材に接続ネジ部1、ナツト部4、環状溝5
はもとより棒材よりも遥かに小径なホース挿入部
2をも切削加工により形成して製造していた。更
に、環状孔3の最小径以下の内径でナツト部4の
最大径以上の外径を有する管材が一般に入手でき
ないので、貫通孔3の穴加工も行なう必要があつ
た。従つて、これらの加工に相当の時間を要し、
特に小径のホース挿入部2を形成するために過大
な加工時間を必揚とし、しかも切削クズとして廃
棄される材料も過大となるので、製造コストが高
くなる欠点があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、加工時間及び材料ロスを低減でき、
安価に製造することのできる高圧ホース接続金具
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の高圧ホース接続金具は、軸中心に貫通
孔を有し、一端外周に形成された接続ネジ部と、
他端に形成され外周面の少なくとも一部に一端側
から他端側に向つて外径が漸増する傾斜外周面を
有する圧入内壁部を具えた筒状の継手基部と;継
手基部と別体に形成され、軸中心に前記圧入内壁
部の内径にほぼ等しい内径の貫通を有し、一端で
該貫通孔が拡径された圧入外壁部と、圧入外壁部
内面と貫通孔の境に形成された段部とを具えたホ
ース挿入部とからなり;両者の中心線を一致させ
て圧入外壁部の段部を圧入内壁部の他端側端面に
圧着せしめて圧入外壁部を圧入内壁部の外周に圧
着固定して一体化したものである。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図〜第3図により説明
する。
本考案の高圧ホース接続金具は、第2図に示す
大径の継手基部9と第3図に示す小径のホース挿
入部2とに分割されていて、第1図のように圧入
外壁部13を圧入内壁部10の外周に圧着固定し
て一体化させて1個の高圧ホース接続金具とする
点に大きな特長がある。
第2図の継手基部9は軸中心に貫通孔3を有す
る筒状体であり、一端から従来と同様に接続ネジ
部1、ナツト部4、環状溝5及び環状壁8が順番
に形成してある。環状溝5の他端側には小径の圧
入内壁部10が形成してあり、圧入内壁部10の
外周面の少なくとも一部は一端側から他端側に向
つて外径が漸増する傾斜外周面11になつてお
り、圧入内壁部10の他端は内周端より外周端が
他端側に突出した傾斜端面12になつている。
第3図のホース接続部2は大径の継手基部9と
は別体に形成され、軸中心に圧入内壁部10の内
径にほぼ等しい内径の貫通孔3を有し、一端で該
貫通孔3を拡径して上記継手基部9の圧入内壁部
10を圧入する圧入外壁部13を形成してある。
圧入外壁部13の内面と貫通孔3の境には楔状段
部14が形成され、この楔状段部14は継手基部
9と合体させたとときに圧入内壁部10の傾斜端
面12と密着する形状の段部傾斜面15を具えて
いる。
更に、第1図に示すように、継手基部9の環状
溝5には、従来と同様に継手外筒部6がその一端
に形成した内向環状突起6を蒸着することにより
ホース挿入部2を取り囲んで装着できるようにな
つている。
〔作用〕
継手基部9の圧入内壁部10の先端外周面はホ
ース挿入部2の圧入外壁部13の内周面とほぼ同
じ径を有しているので、第1図に示すように圧入
内壁部10に圧入外壁部13を圧入して継手基部
9とホース挿入部2とを一体的に固定することが
できる。両者を圧入して合体させると、圧入内壁
部10の傾斜端面12と圧入外壁部13の段部傾
斜面15が密着してシール性が保持される。
特に継手基部9の圧入内壁部10をホース挿入
部2の圧入外壁部13より肉厚で且つ軸方向の長
さがやゝ長くなるように形成しておけば、圧入後
に圧入外壁面13をかしめることによりその内面
を圧入内壁部10の傾斜外周面11に圧着せしめ
て離脱不能にすると共に、圧入内壁部10の傾斜
端面12と圧入外壁部13の段部傾斜面15を完
全強固に密着させることが容易である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、大径の継手基部は大径の棒材
から、小径のホース挿入部は小径の棒材又は管材
から夫々切削加工により形成した後、これらを一
体に圧入固着するので、加工時間及び材料ロスを
大幅に低減することができ、高圧ホース接続金具
を安価に提供することができる。特に、ホース挿
入部は外径がほぼ等しい管材から切削加工により
製造できるようになり、貫通孔の穴加工が不要と
なる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の高圧ホース接続金具の一部切
欠側面図であり、第2図は継手基部の及び第3図
はホース接続部の一部切欠側面図である。第4図
は従来の高圧ホース接続金具の一部切欠側面図で
ある。 1……接続ネジ部、2……ホース挿入部、3…
…貫通孔、5……環状溝、6……継手外筒部、9
……継手基部、10……圧入内壁部、11……傾
斜外周面、12……傾斜端面、13……圧入外壁
部、14……楔状段部、15……段部傾斜面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸中心に貫通孔を有し、一端外周に形成された
    接続ネジ部と、他端に形成され外周面の少なくと
    も一部に一端側から他端側に向つて外径が漸増す
    る傾斜外周面を有する圧入内壁部を具えた筒状の
    継手基部と;継手基部と別体に形成され、軸中心
    に前記圧入内壁部の内径にほぼ等しい内径の貫通
    孔を有し、一端で該貫通孔が拡径された圧入外壁
    部と、圧入外壁部内面と貫通孔の境に形成された
    段部とを具えたホース挿入部とからなり;両者の
    中心線を一致させて圧入外壁部の段部を圧入内壁
    部の他端側端面に圧着せしめて圧入外壁部を圧入
    内壁部の外周に圧着固定してなる高圧ホース接続
    金具。
JP11321986U 1986-07-23 1986-07-23 Expired JPH0229354Y2 (ja)

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JP11321986U JPH0229354Y2 (ja) 1986-07-23 1986-07-23

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JP11321986U JPH0229354Y2 (ja) 1986-07-23 1986-07-23

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Publication Number Publication Date
JPS6318695U JPS6318695U (ja) 1988-02-06
JPH0229354Y2 true JPH0229354Y2 (ja) 1990-08-07

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JP11321986U Expired JPH0229354Y2 (ja) 1986-07-23 1986-07-23

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