JPH05104787A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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Publication number
JPH05104787A
JPH05104787A JP27105491A JP27105491A JPH05104787A JP H05104787 A JPH05104787 A JP H05104787A JP 27105491 A JP27105491 A JP 27105491A JP 27105491 A JP27105491 A JP 27105491A JP H05104787 A JPH05104787 A JP H05104787A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
wheel
printer device
pitch circle
center
Prior art date
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Pending
Application number
JP27105491A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nakao
洋 中尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP27105491A priority Critical patent/JPH05104787A/ja
Publication of JPH05104787A publication Critical patent/JPH05104787A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中間歯車の偏心や振れなどに起因するプラテ
ンローラの回転むらを低減し、濃度むらや色ずれを減少
させる。 【構成】 大歯車13は偏心しているため、ウォームホ
イール12とかみ合っている位置により中心からピッチ
円までの距離が異なり、大歯車13に回転むらが生じ
る。また、小歯車14と歯車2の間についても同様であ
る。しかし、ウォームホイール12が大歯車13の中心
からピッチ円までの距離が最も遠い位置と接触している
瞬間に、歯車2が小歯車14の中心からピッチ円までの
距離が最も遠い位置と接触するように大歯車13及び小
歯車14を組み合わせた場合は、双方の作用が打ち消さ
れるように駆動力が伝達されるため、大歯車13および
小歯車14の偏心に起因する歯車2の回転むらは低減さ
れ、濃度むらや色ずれが減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はプリンタ装置に関し、
特にその減速駆動伝達機構の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は例えば特開昭61−154959
号公報に示された従来のプリンタ装置における駆動力伝
達機構を示す構成図である。図において、1はプラテン
ローラ、2はプラテンローラ1の中心軸に軸止された歯
車、3はモータ、4はモータ3のシャフトに軸止された
歯車、5および6は中間歯車で、それぞれ大小2つの歯
車で構成されており、中間歯車5の大歯車と歯車4はか
み合っており、中間歯車5の小歯車と中間歯車6の大歯
車はかみ合っており、中間歯車6の小歯車と歯車2はか
み合っており、これらの歯車で減速駆動伝達機構を構成
している。
【0003】上記のように構成された従来のプリンタ装
置において、モータ3が回転すると、その駆動力が歯車
4、中間歯車5、中間歯車6および歯車2を介してプラ
テンローラ1に伝達され、その結果プラテンローラが回
転し、記録紙を搬送する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のプ
リンタ装置では、駆動源であるモータが一定の速さで回
転していたとしても、中間歯車の偏心や振れなどにより
プラテンローラに回転むらが生じ、その結果記録紙が一
定の速さで搬送されなくなり、濃度むらや色ずれが生じ
る。
【0005】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、中間歯車の偏心や振れなどに起
因するプラテンローラの回転むらを低減し、濃度むらや
色ずれが極めて小さいプリンタ装置を得ることを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るプリンタ
装置は、減速駆動伝達機構に、噛み合い試験の結果同程
度の偏心を持つ大小2つの歯車を組み合わせた中間歯車
を備えたものである。また、上記中間歯車は、中心から
ピッチ円までの距離が最も遠いかまたは最も近い位置に
印を施した大小2つの歯車を組み合わせた2段歯車であ
る。さらに、上記2段歯車は、大小2つの歯車が他の歯
車と接触する位置に上記印がくるように組み合わされて
いるものである。
【0007】
【作用】上記のように構成されたプリンタ装置では、モ
ータ軸に軸止された歯車が、中間歯車の大歯車の中心か
らピッチ円までの距離が最も遠い位置と接触している瞬
間には、プラテンローラの中心軸に軸止された歯車は、
中間歯車の小歯車の中心からピッチ円までの距離が最も
遠い位置と接触している。
【0008】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す構成図であ
り、1〜3は上記従来装置と同一あるいは相当する部分
であるので、同一符号を付して説明を省略する。11は
モータ3のシャフトに軸止されているウォームギア、1
2はウォームギア11とかみ合っているウォームホイー
ル、13は中間歯車の大歯車で、ウォームホイール12
とかみ合っており、14は中間歯車の小歯車で、歯車2
とかみ合っており、これらの歯車で減速駆動伝達機構を
構成している。
【0009】ここで、図2に示すように、大歯車13は
偏心しており、かみ合い試験を行った結果に基づいて、
中心からピッチ円までの距離が最も遠い位置にマーク1
3aが付けられている。
【0010】また、図3に示すように、小歯車14も偏
心しており、かみ合い試験を行った結果に基づいて、中
心からピッチ円までの距離が最も遠い位置にマーク14
aが付けられている。
【0011】上記のような大歯車13および小歯車14
を、マーク13aおよび14aが一直線上に対向するよ
うに組み合わせる。
【0012】上記のように構成されたプリンタ装置の動
作を、図5〜図6を用いて説明する。図5において、モ
ータ3(図示せず)が一定の速さで回転し、ウォームホ
イール12に偏心がないとすれば、ウォームホイール1
2のピッチ円上の線速度は一定であり、その結果、大歯
車13のピッチ円上の線速度も一定となる。しかし、大
歯車13は偏心しているため、ウォームホイール12と
かみ合っている位置により、大歯車13の中心からピッ
チ円までの距離が異なり、その結果大歯車13の回転数
が変化する。すなわち、ウォームホイール12とかみ合
っている位置が、大歯車13の中心からピッチ円までの
距離が比較的遠い部分であれば、大歯車13は比較的遅
く回転し、ウォームホイール12とかみ合っている位置
が、大歯車13の中心からピッチ円までの距離が比較的
近い部分であれば、大歯車13は比較的速く回転する。
同様のことが、小歯車14と歯車2の間についてもいえ
る。しかしながら、図5に示すように大歯車13および
小歯車14を組み合わせた場合には、ウォームホイール
12が、大歯車13の中心からピッチ円までの距離が最
も遠い位置と接触している瞬間には、歯車2は、小歯車
14の中心からピッチ円までの距離が最も遠い位置と接
触しており、また図6に示すように、ウォームホイール
12が、大歯車13の中心からピッチ円までの距離が最
も近い位置と接触している瞬間には、歯車2は、小歯車
14の中心からピッチ円までの距離が最も近い位置と接
触しており、双方の作用が打ち消されるように駆動力が
伝達されるため、結果として大歯車13および小歯車1
4の偏心に起因する歯車2の回転むらは低減されること
になる。なお、図7に示すように、減速駆動伝達機構を
構成する各歯車が一直線上にない場合には、大小2つの
歯車が他の歯車と接触する位置にマークがくるように組
み合わされば、同様の効果が期待できる。
【0013】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ており、中間歯車の偏心や振れなどに起因するプラテン
ローラの回転むらは低減され、その結果濃度むらや色ず
れが減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるプリンタ装置におけ
る駆動力伝達機構を示す構成図である。
【図2】大歯車およびそのマークの位置を示す図であ
る。
【図3】小歯車およびそのマークの位置を示す図であ
る。
【図4】大歯車および小歯車の組み合わせの位置を示す
図である。
【図5】図1の動作を示す状態図である。
【図6】図1の動作を示す状態図である。
【図7】この発明の他の実施例によるプリンタ装置にお
ける駆動力伝達機構を示す構成図である。
【図8】従来のプリンタ装置における駆動力伝達機構を
示す構成図である。
【符号の説明】
1 モータ 2、4 歯車 3 プラテンローラ 4 歯車 13 大歯車 14 小歯車
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】上記のような大歯車13および小歯車14
を、図4に示すように、マーク13aおよび14aが一
直線上に対向するように組み合わせる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドにより記録紙上に文字や画像を記
    録するプリンタ装置であって、上記記録紙をプラテンロ
    ーラまたはこれに準ずるローラにより一定の速さで搬送
    しながら、上記記録紙上に複数の染料を1色ずつ順次重
    ねて転写することによりカラー記録を行い、駆動源と、
    この駆動源の回転数を減少させて上記プラテンローラに
    伝達する減速駆動伝達機構とを備えたプリンタ装置にお
    いて、上記減速駆動伝達機構に、かみ合い試験の結果同
    程度の偏心を持つ大小2つの歯車を組み合わせた中間歯
    車を備えたことを特徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 上記中間歯車は、中心からピッチ円まで
    の距離が最も遠いかまたは最も近い位置に印を施した大
    小2つの歯車を組み合わせた2段歯車であることを特徴
    とする請求項1記載のプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 上記2段歯車は、大小2つの歯車が他の
    歯車と接触する位置に上記印がくるように組み合わされ
    ていることを特徴とする請求項1記載のプリンタ装置。
JP27105491A 1991-10-18 1991-10-18 プリンタ装置 Pending JPH05104787A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27105491A JPH05104787A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 プリンタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27105491A JPH05104787A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 プリンタ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05104787A true JPH05104787A (ja) 1993-04-27

Family

ID=17494764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27105491A Pending JPH05104787A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 プリンタ装置

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JP (1) JPH05104787A (ja)

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