JPH05104320A - リ−ドフレ−ムのダムバリ除去方法および除去装置 - Google Patents

リ−ドフレ−ムのダムバリ除去方法および除去装置

Info

Publication number
JPH05104320A
JPH05104320A JP28908091A JP28908091A JPH05104320A JP H05104320 A JPH05104320 A JP H05104320A JP 28908091 A JP28908091 A JP 28908091A JP 28908091 A JP28908091 A JP 28908091A JP H05104320 A JPH05104320 A JP H05104320A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead frame
roller
dam
burr
support table
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP28908091A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0818179B2 (ja
Inventor
Katsutoshi Nakamura
勝敏 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HAIMEKA KK
Original Assignee
HAIMEKA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HAIMEKA KK filed Critical HAIMEKA KK
Priority to JP3289080A priority Critical patent/JPH0818179B2/ja
Publication of JPH05104320A publication Critical patent/JPH05104320A/ja
Publication of JPH0818179B2 publication Critical patent/JPH0818179B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shearing Machines (AREA)
  • Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 後工程を伴うことなく、パッケ−ジ、リ−ド
フレ−ムを破損しないでダムバリを容易に破壊し除去す
る。 【構成】 多数の突起16a を周面に有するロ−ラ(破壊
ロ−ラ)32〜36が、突起16a をリ−ドフレ−ムの切欠き
内に挿入させながら回転して、切欠き内のダムバリを破
壊し除去している。そして、ロ−ラ(破壊ロ−ラ)32〜
36は、リ−ドフレ−ムの送りに同期して回転されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子部品製造工程に
おけるモ−ルディング工程でリ−ドフレ−ムに生じるバ
リ(ダムバリ)を破壊し除去するリ−ドフレ−ムのダム
バリ除去方法および除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子部品製造工程において、I
C、コンデンサ−のような機能素子は、リ−ドフレ−ム
に熱圧着、超音波圧着等によってボンディング(接続)
された後、エポキシ樹脂などの(合成)樹脂で覆われて
パッキングされている。樹脂で機能素子をパッキングす
る工程は、モ−ルディング工程といわれる。
【0003】モ−ルディング工程では、溶融樹脂が、射
出成形機からワンショットごとに、キャビティ内に高圧
下で射出される。ここで、気泡や欠け等を残すことなく
機能素子を覆ってパッキングするために、金型のキャビ
ティ、機能素子間の隙間容積(パッキング容量)より多
い量の樹脂を射出する必要がある。
【0004】過剰に供給された樹脂は、キャビティから
漏出し固化して、パッケ−ジの回りのバリとなり、この
種のバリはダムバリ(ジャンクともいう)と称せられ
る。
【0005】ダムバリの発生は射出成形上避け難く、従
来においては、ダムバリの発生はさほど問題とされず、
ダムバリ付の電子部品も支障なく利用されている。しか
し、最近では、ICの高集積化等によって、ダムバリの除
去が要求されている。
【0006】電子部品の製造工程では、樹脂でパッケ−
ジした機能素子をプレスで打ち抜いてリ−ドフレ−ムか
ら切断する必要があるため、この工程(カッティング工
程)でダムバリもプレスで同時に打ち抜き除去する方法
が一般に採用されている。このプレスの打ち抜きによれ
ば、ダムバリ除去のために特別な工程を付加することな
く、ダムバリがカッティング工程で除去できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなプレスによる打ち抜き方法では、ダムバリ除去のた
めにプレス金型の形状が複雑化して、プレス金型が高価
になる。さらに、形状の複雑化に伴ってプレス金型の消
耗が激しく、メンテナンスが難しくなる。
【0008】そのため、プレスの打ち抜きに代わって、
カッティング工程前に、砥粒子を水または空気とともに
高圧で噴射する方法が採用されている。この方法によれ
ば、広範囲のダムバリが迅速に破壊、除去できる。
【0009】しかし、ある程度以上の厚さのダムバリ
は、噴流に耐えて残存し、そのようなダムバリを破壊し
ようとすれば、噴射圧力を高めたり、噴射時間を長くす
る必要がある。しかしながら、高圧の噴流に長時間さら
すと、パッケ−ジやリ−ドフレ−ムを研磨したり、パッ
ケ−ジにクラックを生じたり、リ−ドフレ−ムを折り曲
げる虞れがある。そのため、噴射条件が制約され、ダム
バリを十分に除去できない。
【0010】また、砥粒子を含まず水だけを高圧で噴射
してダムバリを破壊し除去する方法も知られている。こ
の方法では、水圧(噴射圧力)を強くするために噴流を
細くすれば、噴射範囲が狭くなり、ダムバリの迅速な除
去が困難となる。
【0011】レ−ザ光を照射してダムバリを溶融ガス化
して除去する方法も知られ、この方法では、厚さに関係
なくダムバリが比較的容易に除去される。しかし、溶融
ガス化した樹脂が、リ−ドフレ−ムの他の部分に付着す
るため、リ−ドフレ−ムを洗浄するという後工程が加わ
って煩雑化する。
【0012】この発明は、後工程を伴うことなく、パッ
ケ−ジ、リ−ドフレ−ムを破損しないでダムバリを破壊
し除去するリ−ドフレ−ムのダムバリ除去方法およびそ
のためのダムバリ除去装置の提供を目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明のダムバリ除去方法によれば、多数の突起
を周面に有するロ−ラが、突起をリ−ドフレ−ムの切欠
き内に挿入させながら回転して、切欠き内のダムバリを
破壊し除去している。そして、ロ−ラの回転はリ−ドフ
レ−ムの送りに同期されている。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の実施例
について詳細に説明する。
【0015】全体の斜視図である図1に示すように、こ
の発明のダムバリ除去方法のためのダムバリ除去装置10
は、リ−ドフレ−ム11(図2参照)の搬送される支持テ
−ブル12と、リ−ドフレ−ムの送り機構14と、リ−ドフ
レ−ムのダムバリを破壊し除去する破壊ロ−ラ16と、送
り機構、破壊ロ−ラの駆動源18とを具備して構成されて
いる。
【0016】まず、リ−ドフレ−ム11について述べる
と、拡大斜視図である図2に示すように、たとえば、リ
−ドフレ−ムは、機能素子を封止した樹脂のパッケ−ジ
11a を上下面でほぼ中央に積載した長尺形状とされ、多
数の切欠き11b を設けてタイバ−、リ−ドを成形してい
る。そして、一連のパイロット孔11c が所定のピッチで
リ−ドフレ−ム11の両サイドに形成され、リ−ドフレ−
ムの前端または後端に、表裏判別用の孔11d が設けられ
ている。
【0017】図面の複雑化を避けるために図示しない
が、パッケ−ジ11a の成形の際、過剰に供給された樹脂
が金型のキャビティ−から切欠き11b内に漏れ、固化し
てダムバリが成形される。
【0018】図1およびその部分拡大図である図3に示
すように、支持テ−ブル12は、リ−ドフレ−ム11の形状
に対応したガイド溝12a を上面に有して形成され、リ−
ドフレ−ムはこのガイド溝に挿入されて、たとえば図の
左手前から矢視のように右方に搬送される。支持テ−ブ
ル12は、ベ−ス13上に水平に設けられている。
【0019】図1および下方からの部分斜視図である図
4に示すように、リ−ドフレ−ムの送り機構14は送りロ
−ラ20を備え、そのロ−ラシャフト21は支持テ−ブル12
の下面でベ−スの垂直壁13a に軸受22、フランジ24を介
在して軸支されている。長孔12b が支持テ−ブル12に形
成され、この長孔を介して一部が支持テ−ブル上に面す
るように、送りロ−ラ20は配設されている。
【0020】リ−ドフレ−ムのパイロット孔11c に下方
から係合される一連のガイドピン20a をその周面の外縁
に一体的に有したスプライン形状に、送りロ−ラ20は形
成されており、ガイドピン20a はインボリュ−ト歯形と
なっている(図5参照)。リ−ドフレ−ムのパイロット
孔11c に下方からガイドピン20a を係合させながら、送
りロ−ラ20が回転することによって、リ−ドフレ−ム11
は所定のピッチで支持テ−ブルのガイド溝12a 内を送ら
れる。
【0021】実施例では、ガイドピン20a の周面をイン
ボリュ−ト歯形としたため、ガイドピンがリ−ドフレ−
ムのパイロット孔11c にガタなく円滑に係合して、リ−
ドフレ−ム11を正確に送ることができる。
【0022】押えレバ−(図示しない)が長孔12b の上
方で支持テ−ブル12に設けられており、この押えレバ−
がリ−ドフレ−ム11を支持テ−ブル上に軽く押えて、リ
−ドフレ−ムの浮き上がりを防止している。押えレバ−
は、リ−ドフレ−ム11の浮き上がりを防止する構成であ
れば足り、たとえば、支持テ−ブル12にその一端を枢支
し、他端(自由端)をばねの偏倚力のもとで下方に押し
てリ−ドフレ−ム11を支持テ−ブルの上面に軽く押える
構成とされる。
【0023】破壊ロ−ラ16は、多数の突起16a およびガ
イドピン16b を周面に有して形成され、突起はリ−ドフ
レ−ムの切欠き11b に嵌合可能な形状に、ガイドピンは
リ−ドフレ−ムのパイロット孔11c に係合可能な形状に
それぞれ成形されている。
【0024】図1に加えて図6、図7を見るとよくわか
るように、実施例では、破壊ロ−ラ16は、一体物でな
く、7枚のロ−ラを組み合わせて構成されている。つま
り、小径のセンタ−ロ−ラ31の左右に突起付ロ−ラ32、3
3、34、35 を2枚づつ配置し、そのアウタ−サイドにガイ
ドピン16a 付のロ−ラ(ガイドロ−ラ)36を、インナ−
サイドに押えロ−ラ(サイドロ−ラ)37を配置してい
る。
【0025】破壊ロ−ラ16の構成を詳細に述べると、図
6に示すように、ロ−ラシャフト40のフランジ40a にフ
ランジ付42a を当接させながら、スリ−ブ42がロ−ラシ
ャフトに被せられ、ピン43で位置決めされている。それ
から、ロ−ラ37、35、34、31、33、32、36が外方からスリ−ブ
42に順次装着され、キ−44でロ−ラシャフトにロ−ラ3
7、35、34、31、33、32、36を回転不能に取り付けて、一連の
ロ−ラの相互位置を規定している。
【0026】そして、スリ−ブ左端部のおねじ(図示し
ない)にベアリングナット46を螺着してロ−ラ31〜37を
スリ−ブのフランジ42aに押し付けて軸線方向に位置決
めしている。さらに、六角孔付ボルト50が、カラ−48を
介在して、ロ−ラシャフト外端(右端)のタップ孔(図
示しない)に螺着され、ロ−ラシャフトのフランジ40a
にスリ−ブ40を押し付けて軸線方向でスリーブ42を位置
決めしている。
【0027】センタ−ロ−ラ31の左右のロ−ラ32、33、3
4、35の周面に突起16a が設けられており、突起は、リ−
ドフレ−ムの切欠き11b に対応した形状とされ、切欠き
11bに嵌合して切欠き内のダムバリを破壊して除去する
ように形成されている。実施例では、破壊ロ−ラ16を一
体物とせず、分割して構成しているため、リ−ドフレ−
ムの切欠き11b に対応した形状の突起16a が、破壊ロ−
ラの周面に正確に成形できる。
【0028】また、外端のロ−ラであるガイドロ−ラ36
は、リ−ドフレ−ムのパイロット孔11c に上方から係合
される一連のガイドピン16bを周面の外縁に一体的に有
しており、ガイドピンは、送りロ−ラのガイドピン20a
と同様に、インボリュ−ト歯形となっている(図8参
照)。ガイドピン16b の周面をインボリュ−ト歯形とし
たため、ガイドピン16bはリ−ドフレ−ムのパイロット
孔11c にガタなく円滑に係合でき、また、パイロット孔
を破損しない。
【0029】なおも図6に示すように、フランジ52a を
六角孔付ボルト54でベ−スの垂直壁13a に固定すること
によって、スリ−ブ52がベ−ス13に固定され、スリ−ブ
に内蔵された軸受(図示しない)が、破壊ロ−ラのロ−
ラシャフト40を軸支している。ボス56a のタップ孔にボ
ルトを螺着して歯車56がロ−ラシャフト40に固定されて
いる。
【0030】参照符号57は、ロ−ラシャフト40のおねじ
に螺着されたベアリングナットを示し、このベアリング
ナットが、ワッシャ−、カラ−ベアリングを介して、ロ
−ラシャフト、スリ−ブ52を位置を位置決めしている
【0031】加圧空気の流路の一部となる軸線方向の盲
孔58a が、左端からロ−ラシャフト40に形成され、ロ−
ラシャフト40の左端のタップ孔に、加圧空気用の導管付
プラグ60が螺着されている。盲孔58a に連通する横孔58
b が、ロ−ラシャフト40、スリ−ブ42の周面を貫いて形
成され、横孔の外縁を大径とし、大径部を介して横孔に
連通する半径方向の溝58c がセンタ−ロ−ラ31の左右両
面に形成されている。
【0032】さらに、図8に示すように、環状溝58d
が、対向するロ−ラ34、35 間およびロ−ラ32、33 間にそ
れぞれ形成されて、溝58c に連通している。そして、環
状溝58d を外気に連通させるように、隙間58e が、対向
するロ−ラ32、33 間に形成されている。同様に、隙間58
e が、ロ−ラ34、35 間に形成されて環状溝58d を外気に
連通させている。
【0033】このような構成では、隙間58e を経て外気
に連通する流路58が、孔58a、58b 、溝58c、58d から形成
される。そのため、プラグ60の導管を高圧空気供給源に
連結して高圧空気を供給すれば、高圧空気は、この流路
58を流れて、ロ−ラ34、35 の隙間58e およびロ−ラ32、3
3 の隙間58e から噴出される。
【0034】ダムバリの落し孔12c が、ロ−ラ32、33 の
下方およびロ−ラ34、35 の下方で支持テ−ブル12にそれ
ぞれ形成されている(図4、図6、図8参照)。
【0035】また、破壊ロ−ラ16の下方において、リ−
ドフレ−ム11が支持テ−ブルのガイド溝12a から浮き上
がるのを防止するために、押え板62が、支持テ−ブル12
の上面にボルト止めされている。図1に加えて図3、図
8を見るとよくわかるように、押え板62は、押圧片62a
を先端に有した略L 形形状とされ、この押圧片が、右サ
イドのパイロット孔11c の外方でリ−ドフレ−ム11の縁
を上方から軽く押えて、リ−ドフレ−ムの浮き上がりを
防止している。
【0036】図1からわかるように、リ−ドフレ−ムの
送り機構14、破壊ロ−ラ16を駆動する駆動源18は、モ−
タ64、減速装置66を備え、モ−タ、減速装置はブラケッ
ト67によってベ−スの垂直壁13a に取り付けられてい
る。モ−タ64の出力は、減速装置66で減速されて歯車68
に伝達され、歯車68に噛合する歯車56を介して、破壊ロ
−ラのロ−ラシャフト40を回転している。そして、図6
からわかるように、破壊ロ−ラのロ−ラ31〜37が、ロ−
ラシャフト40と一体的に駆動される。
【0037】破壊ロ−ラ16、リ−ドフレ−ムの送り機構
14は、モ−タ64によって同期して駆動される。破壊ロ−
ラ16から送り機構14にモ−タ64の駆動力を伝達するため
に、実施例では、破壊ロ−ラのロ−ラシャフト40の下方
で、送りロ−ラのロ−ラシャフト21と同一高さに、中間
シャフト(図示しない)がベ−スの垂直壁13a に軸支さ
れている。
【0038】そして、この中間シャフト上の歯車を破壊
ロ−ラサイドの歯車56に噛合させるとともに、中間シャ
フト、送りロ−ラのロ−ラシャフト21間に、タイミング
ベルトを架設して、破壊ロ−ラ16、送り機構14の送りロ
−ラ20を同期して駆動している。
【0039】破壊ロ−ラ16、送りロ−ラ20が同期して駆
動され、双方のガイドピン16b、20aがリ−ドフレ−ムの
パイロット孔11c に離反した位置で同時に係合するた
め、リ−ドフレ−ム11は正確に所定のピッチで送られ
る。
【0040】破壊ロ−ラ16、リ−ドフレ−ムの送り機構
14を同期して駆動する構成は、これに限定されず、他の
種々の構成が採用できる。
【0041】上記構成のダムバリ除去装置10は、モ−タ
64を起動するとともに、加圧空気供給源からプラグ64の
導管に高圧空気を供給して操作され、モ−タの起動によ
って、破壊ロ−ラ16、リ−ドフレ−ムの送り機構14が同
期して駆動される。
【0042】表裏判別用孔11d のあるサイドのパイロッ
ト孔11c を右にして支持テ−ブルのガイド溝12a にリ−
ドフレ−ム11を挿入すれば、送りロ−ラ20のガイドピン
20aがリ−ドフレ−ムのパイロット孔11c に係合して、
リ−ドフレ−ムが所定のピッチで送られる。ここで、押
えレバ−(図示しない)がリ−ドフレ−ム11を支持テ−
ブル上に軽く押えているため、リ−ドフレ−ムは浮き上
がることなく送られる。
【0043】送りロ−ラ20のガイドピン20a がインボリ
ュ−ト歯形をしているため、リ−ドフレ−ムの円形のパ
イロット孔11c にガタなく円滑に係合してリ−ドフレ−
ム11が正確に送られる。また、パイロット孔11c を破損
することもない。
【0044】リ−ドフレ−ム11は、送りロ−ラ20の下流
サイドにおいて、破壊ロ−ラ16のガイドロ−ラ36によっ
ても同時に送られている。つまり、送りロ−ラ20と同期
して回転するガイドロ−ラ36のガイドピン16b が、リ−
ドフレ−ムのパイロット孔11c に係合してリ−ドフレ−
ム11に送りを与えている。ガイドロ−ラ36のガイドピン
16b がインボリュ−ト歯形をしているため、リ−ドフレ
−ムの円形のパイロット孔11c にガタなく円滑に係合で
きるとともに、パイロット孔を破損しない。
【0045】このように、同期する複数のロ−ラ20、36
で送りを加えているため、リ−ドフレ−ム11は、たるみ
等を生じることなく、正確に送られる。また、破壊ロ−
ラ16の近辺では、押え板62の押圧片62a が、パイロット
孔11c の外方でリ−ドフレ−ム11の縁を押えてリ−ドフ
レ−ムの浮き上がりを防止している。
【0046】リ−ドフレ−ム11が浮き上がることなく正
確に送られるとともに、破壊ロ−ラのロ−ラ32〜35は、
送りロ−ラ20と正確に同期し、ガイドロ−ラ36と一体的
に回転している。そのため、ロ−ラ32〜35の突起16a
は、リ−ドフレ−ム11の切欠き11b に正確に嵌合され
る。突起16a が切欠き11b に嵌合することにより、切欠
き内のダムバリは突起によって削られ破壊されて除去さ
れる。
【0047】この発明では、ロ−ラ32、33、34、35 の突起
16a をリ−ドフレ−ム11の切欠き11b に対応した形状に
成形するとともに、ロ−ラをリ−ドフレ−ム11の送りに
同期して回転させるだけでダムバリが容易に破壊、除去
できる。そして、プレスによるリ−ドフレ−ムの打ち抜
き切断と別工程でダムバリを除去しているため、従来の
プレスによる打ち抜き時でのダムバリの除去と異なり、
この発明では、プレス金型の形状が複雑化したり、金型
のメンテナンスが煩雑化することもない。
【0048】従来のプレスによる打ち抜きでは、リ−ド
フレ−ムの送りを止めてリ−ドフレ−ムを停止しなけれ
ば、ダムバリが除去できず、除去作業が間欠的にならざ
るを得ない。これに対して、この発明では、進行中のリ
−ドフレ−ムの切欠き11b に破壊ロ−ラ16の突起16a が
連続的に嵌合されるため、リ−ドフレ−ムに送りを加え
たままで、ダムバリの除去が行える。そのため、ダムバ
リの除去が連続的に行え、作業効率が飛躍的に向上す
る。
【0049】水や空気を単独でまたは砥粒子とともに高
圧で噴射してダムバリを除去する従来の方法では、噴流
の衝撃によって、パッケ−ジにクラックを生じたり、リ
−ドフレ−ムを折り曲げる虞れがある。しかしながら、
この発明では、リ−ドフレ−ム11、パッケ−ジ11a に触
れることなくリ−ドフレ−ムからダムバリが除去され、
衝撃力が作用しないため、パッケ−ジを損傷させたり、
リ−ドフレ−ムを折り曲げることがない。
【0050】実施例では、破壊ロ−ラ16が、一体物でな
く、複数のロ−ラ31〜37を組み合わせて構成されている
ため、破壊ロ−ラの突起16a がリ−ドフレ−ム11の切欠
き11b に対応した形状に正確に成形できる。そのため、
ダムバリを切欠き11b に残存させることなく、確実に破
壊、除去できる。
【0051】また、破壊ロ−ラ16、リ−ドフレ−ムの送
り機構の送りロ−ラ20が同一の駆動源18によって駆動さ
れているため、構成を複雑化することなく、破壊ロ−ラ
がリ−ドフレ−ム11の送りに正確に同期される。
【0052】さらに、破壊ロ−ラ16に形成された流路58
を介して、高圧空気が、センタ−ロ−ラの左右の突起付
ロ−ラ34、35 の隙間および突起付ロ−ラ32、33 の隙間か
ら噴出している。そして、ダムバリの落し孔12c が、ロ
−ラ34、35 およびロ−ラ32、33の直下で支持テ−ブル12
に形成されている。
【0053】このように、ロ−ラ32、33、34、35 が高圧空
気を噴出しながら先端の突起16a をリ−ドフレ−ム11の
切欠き11bに嵌合させている。そのため、突起16a によ
って破壊されて切欠き11b から除去されたダムバリは、
高圧空気で飛ばされて、落し孔12c から直ちに落下す
る。従って、リ−ドフレ−ム11にダムバリが付着、堆積
したり、破壊ロ−ラ16が目詰まりすることはない。
【0054】一体物でなく、複数のロ−ラ31〜37から破
壊ロ−ラ16を構成しているため、高圧空気の流路58が簡
単に確保できる。実施例では、ロ−ラシャフト40の盲孔
58a、横孔58b、溝58c、58d からなる流路58を流れる高圧空
気が、隙間58e から噴出している。しかし、破壊ロ−ラ
16が高圧空気を噴出しながらリ−ドフレ−ムの切欠き11
c に嵌合してダムバリを除去する構成であれば足り、高
圧空気の流路58、 噴出位置等は、実施例の構成に限定さ
れない。
【0055】図4に示すように、落し孔12c の直下で支
持テ−ブル12の下面に、集塵機70を設ければ、ダムバリ
は散らばることなく集められる。特に、集塵機70を導管
72によって負圧源に連通し、ダムバリを集塵機70に負圧
下で吸引すれば、リ−ドフレ−ム11へのダムバリの付
着、堆積や、破壊ロ−ラ16の目詰まりが確実に防止され
る。
【0056】さらに、切欠き11b から破壊されたダムバ
リは、自然落下によって、または、負圧による強制的な
吸引によって、リ−ドフレ−ムの他の部分に付着、堆積
することなく除去できる。そのため、リ−ドフレ−ムの
洗浄等の後工程を伴うことなく、この発明の方法が遂行
できる。
【0057】上述した実施例は、この発明を説明するも
のであり、この発明を何ら限定するものでなく、この発
明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこ
の発明に含まれることはいうまでもない。
【0058】
【発明の効果】上記のように、この発明のリ−ドフレ−
ムのダムバリ除去方法によれば、リ−ドフレ−ムに送り
を加えたままで、ダムバリが連続的に除去でき、作業効
率が飛躍的に向上する。
【0059】衝撃力がリ−ドフレ−ム、パッケ−ジに作
用しないため、パッケ−ジ、リ−ドフレ−ムを破損する
ことなく、ダムバリが、破壊、除去される。また、後工
程が必要とされない。
【0060】プレスによるリ−ドフレ−ムの打ち抜き切
断と別工程でダムバリを除去しているため、プレス金型
の形状が複雑化したり、金型のメンテナンスが煩雑化す
ることもない。
【0061】破壊ロ−ラの周面から高圧空気を噴出させ
ながらダムバリの除去を行えば、リ−ドフレ−ムへのダ
ムバリの付着、堆積や、破壊ロ−ラの目詰まりが十分に
防止される。
【0062】また、この発明のリ−ドフレ−ムのダムバ
リ除去装置によれば、簡単な構成のもとで、上記除去方
法が正確に遂行されて、ダムバリが確実に破壊、除去さ
れる。
【0063】破壊ロ−ラを、一体物でなく、複数のロ−
ラを組み合わせて構成すれば、破壊ロ−ラの突起がリ−
ドフレ−ムの切欠きに対応した形状に正確に成形でき、
ダムバリを切欠きに残存させることなく、確実に破壊、
除去できる。また、高圧空気のための流路が容易に成形
でき、破壊ロ−ラが高圧空気を噴出しながらダムバリを
破壊し除去するダムバリ除去装置が、構成を複雑化する
ことなく、構成できる。そして、このダムバリ除去装置
によって、リ−ドフレ−ムに付着、堆積させることな
く、ダムバリが確実に除去される。
【0064】破壊ロ−ラの周面のガイドピンの周面をイ
ンボリュ−ト歯形とすれば、ガイドピンがリ−ドフレ−
ムのパイロット孔にガタなく円滑に係合して、リ−ドフ
レ−ムの送りに対する破壊ロ−ラの同期性が正確に確保
できる。
【0065】破壊ロ−ラの下方で支持テ−ブルに、リ−
ドフレ−ムの浮き上がり防止用の押え板を設ければ、破
壊ロ−ラの突起がリ−ドフレ−ムの切欠きに正確に嵌合
されて、ダムバリを確実に破壊し除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るリ−ドフレ−ムのダムバリ除去
装置の概略斜視図である。
【図2】リ−ドフレ−ムの拡大斜視図である。
【図3】破壊ロ−ラの付近における支持テ−ブルの部分
斜視図である。
【図4】下方から見た支持テ−ブルの部分斜視図であ
る。
【図5】送りロ−ラの拡大部分斜視図である。
【図6】図1の線A-A に沿ったダムバリ除去装置の、一
部破断の、端面図である(ただし、高圧空気用プラグの
位置を90°曲げて示す)。
【図7】中央付近での破壊ロ−ラの部分正面図である。
【図8】図6のB 部の拡大図である。
【符号の説明】
10 リ−ドフレ−ムのダムバリ除去装置 11 リ−ドフレ−ム 11a、11b、11c、11d リ−ドフレ−ムのパッケ−ジ、切欠
き、パイロット孔、表裏判別用孔 12 支持テ−ブル 12a、12b、12c 支持テ−ブルのガイド溝、長孔、ダムバ
リの落し孔 13 ベ−ス 13a ベ−スの垂直壁 14 リ−ドフレ−ムの送り機構 16 破壊ロ−ラ 16a 破壊ロ−ラ周面の突起 16b 破壊ロ−ラ周面のガイドピン 18 駆動源 20 送りロ−ラ 20a 送りロ−ラのガイドピン 31〜37 破壊ロ−ラのロ−ラ 40 破壊ロ−ラのロ−ラシャフト 44 キ− 56 歯車 58 高圧空気の流路 60 高圧空気供給用プラグ 62 押え板 62a 押え板の押圧片 64 モ−タ 66 減速装置 68 歯車 70 集塵機 72 負圧源への導管

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の突起を周面に有するロ−ラをリ−
    ドフレ−ムの送りに同期して回転させ、突起をリ−ドフ
    レ−ムの切欠き内に嵌合して切欠き内のダムバリを破壊
    し除去するリ−ドフレ−ムのダムバリ除去方法。
  2. 【請求項2】 ロ−ラの周面から高圧空気を噴出させな
    がらダムバリを除去する請求項1記載のリ−ドフレ−ム
    のダムバリ除去方法。
  3. 【請求項3】 支持テ−ブル上でリ−ドフレ−ムを連続
    的に送るリ−ドフレ−ムの送り機構と、 リ−ドフレ−ムのパイロット孔に係合される多数のガイ
    ドピンと、リ−ドフレ−ムの切欠きに嵌合されて切欠き
    内のダムバリを破壊する多数の突起とを周面に有し、リ
    −ドフレ−ムの送りに同期して回転される破壊ロ−ラ
    と、 送り機構、破壊ロ−ラを駆動する駆動源と、 を具備して構成されたリ−ドフレ−ムのダムバリ除去装
    置。
  4. 【請求項4】 リ−ドフレ−ムの搬走路となるガイド溝
    を上面に持つ支持テ−ブルと、 支持テ−ブルに設けられ、支持テ−ブルのガイド溝内で
    リ−ドフレ−ムを連続的に送るリ−ドフレ−ムの送り機
    構と、 リ−ドフレ−ムのパイロット孔に係合される多数のガイ
    ドピンと、リ−ドフレ−ムの切欠きに挿入されて切欠き
    内のダムバリを破壊する多数の突起とを周面に有して支
    持テ−ブルに設けられ、送り機構によるリ−ドフレ−ム
    の送りに同期して回転される破壊ロ−ラと、 支持テ−ブルに設けられてリ−ドフレ−ムの送り機構、
    破壊ロ−ラを駆動する駆動源とを具備し、 破壊ロ−ラが、小径の中央ロ−ラの左右に突起付ロ−ラ
    を複数枚づつ配置して構成され、 同一の駆動源によってリ−ドフレ−ムの送り機構、破壊
    ロ−ラが同期して駆動されるリ−ドフレ−ムのダムバリ
    除去装置。
  5. 【請求項5】 加圧空気供給源に連通する流路を破壊ロ
    −ラのロ−ラシャフトを介在して形成するとともに、隣
    接する突起付ロ−ラ間に隙間を形成して流路に連通させ
    た請求項4記載のリ−ドフレ−ムのダムバリ除去装置。
  6. 【請求項6】 突起付ロ−ラの下方で支持テ−ブルにダ
    ムバリの落し孔を設け、落し孔の下に集塵機を設けた請
    求項3ないし5のいずれか記載のリ−ドフレ−ムのダム
    バリ除去装置。
  7. 【請求項7】 集塵機が負圧源に連通されている請求項
    6記載のリ−ドフレ−ムのダムバリ除去装置。
  8. 【請求項8】 破壊ロ−ラのガイドピンの周面が、イン
    ボリュ−ト歯形からなる請求項3ないし7のいずれか記
    載のリ−ドフレ−ムのダムバリ除去装置。
  9. 【請求項9】 ガイドピンの係合されるパイロット孔の
    あるサイドのリ−ドフレ−ムの端を上方から押える押え
    板が、破壊ロ−ラの下方で送り方向に沿って支持テ−ブ
    ルに設けられた請求項3ないし8のいずれか記載のリ−
    ドフレ−ムのダムバリ除去装置。
JP3289080A 1991-10-08 1991-10-08 リ−ドフレ−ムのダムバリ除去方法および除去装置 Expired - Fee Related JPH0818179B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3289080A JPH0818179B2 (ja) 1991-10-08 1991-10-08 リ−ドフレ−ムのダムバリ除去方法および除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3289080A JPH0818179B2 (ja) 1991-10-08 1991-10-08 リ−ドフレ−ムのダムバリ除去方法および除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05104320A true JPH05104320A (ja) 1993-04-27
JPH0818179B2 JPH0818179B2 (ja) 1996-02-28

Family

ID=17738568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3289080A Expired - Fee Related JPH0818179B2 (ja) 1991-10-08 1991-10-08 リ−ドフレ−ムのダムバリ除去方法および除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0818179B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140035433A (ko) 2011-05-30 2014-03-21 다우 코닝 도레이 캄파니 리미티드 신규한 오르가노폴리실록산 엘라스토머 및 그 이용

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5972103A (ja) * 1982-10-18 1984-04-24 日本インタ−ナシヨナル整流器株式会社 樹脂モ−ルドアキシヤルリ−ド型電子部品の製造方法
JPS61134333A (ja) * 1984-12-04 1986-06-21 Sumitomo Chem Co Ltd 2−アリ−ルエタノ−ル類の製造方法
JPH03159140A (ja) * 1989-11-17 1991-07-09 Hitachi Ltd バリ取り装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5972103A (ja) * 1982-10-18 1984-04-24 日本インタ−ナシヨナル整流器株式会社 樹脂モ−ルドアキシヤルリ−ド型電子部品の製造方法
JPS61134333A (ja) * 1984-12-04 1986-06-21 Sumitomo Chem Co Ltd 2−アリ−ルエタノ−ル類の製造方法
JPH03159140A (ja) * 1989-11-17 1991-07-09 Hitachi Ltd バリ取り装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140035433A (ko) 2011-05-30 2014-03-21 다우 코닝 도레이 캄파니 리미티드 신규한 오르가노폴리실록산 엘라스토머 및 그 이용
KR20140035430A (ko) 2011-05-30 2014-03-21 다우 코닝 도레이 캄파니 리미티드 모노- 또는 디-글리세린 유도체 변성 오르가노폴리실록산 엘라스토머 및 그 이용

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0818179B2 (ja) 1996-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05104320A (ja) リ−ドフレ−ムのダムバリ除去方法および除去装置
JP4832139B2 (ja) 積層鉄心製造装置の冷却方法及び冷却装置
JP2014093424A (ja) 電子部品装着装置
CN102011862A (zh) 空气滤清器上端盖橡胶密封圈自动粘结装置及其使用方法
JP2003326616A (ja) 製袋機
JP4783667B2 (ja) タイバー切断金型
US2642593A (en) Method and machine for assembling washers with fasteners
JPH0970797A (ja) 打抜きプレス加工用装置
JP6516708B2 (ja) 部品供給ユニット
CN212097679U (zh) 一种压制双面带字片型的压片机
JP4897406B2 (ja) クーラント加圧装置
CN208787628U (zh) 一种用于塑料的水冷铣刀
KR100270259B1 (ko) 리이드프레임의 가공장치 및 가공방법
KR100420130B1 (ko) 전조 가공기계의 트러블 방지장치
JP2010284745A (ja) スプロケットホール形成装置及び方法
JP2574663Y2 (ja) リ−ドフレ−ムの切断装置
CN216262179U (zh) 一种模切机
CN217166057U (zh) 一种铝壳冲孔模具
CN219190038U (zh) 一种led剥料设备及其剥料机构
EP3792050B1 (en) Rotary compression molding machine
JP6956412B2 (ja) 成形品取出装置
KR20160042833A (ko) 칩 컨베이어에 부착된 칩 제거장치
JP4657829B2 (ja) 部品供給装置
JP2754269B2 (ja) 不用レジン除去装置
JPH0549141U (ja) 鉄心打抜き金型の小片スクラップ処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees