JPH05103396A - 音響整合層の製造方法および製造装置 - Google Patents

音響整合層の製造方法および製造装置

Info

Publication number
JPH05103396A
JPH05103396A JP28405591A JP28405591A JPH05103396A JP H05103396 A JPH05103396 A JP H05103396A JP 28405591 A JP28405591 A JP 28405591A JP 28405591 A JP28405591 A JP 28405591A JP H05103396 A JPH05103396 A JP H05103396A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
matching layer
resin
curable resin
acoustic matching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP28405591A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiko Sawada
之彦 沢田
Takenao Fujimura
毅直 藤村
Hiroyuki Imabayashi
浩之 今林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP28405591A priority Critical patent/JPH05103396A/ja
Publication of JPH05103396A publication Critical patent/JPH05103396A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 数十μmの均一厚さの音響整合層を製造す
る。 【構成】 基板2上に紫外線硬化樹脂1を滴下した後、
回転して基板2全面に樹脂1をスピンコーティングす
る。基板2の遠心力と樹脂1の粘性,表面張力などの物
性とが釣り合う定常状態にいたる以前の回転中に、紫外
光を照射して樹脂1を硬化する。基板2の周辺部分に残
留樹脂6による厚さ不安定部分ができるが、この部分を
基板2と共に削除し、一定厚さtを有した音響整合層5
を中央部分から取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超音波内視鏡などにおい
て、超音波を発振する超音波トランスデューサに使用さ
れる音響整合層の製造方法およびその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】超音波内視鏡は、超音波トランスデュー
サから発振される超音波ビームを一定経路に沿って走査
し、内蔵の内壁・病変部等により反射された超音波を再
度超音波トランスデューサで受信し、この情報を処理す
る事により超音波断層像を得る。この超音波トランスデ
ューサは、一般に圧電セラミックスを用いて構成されて
いるが、圧電セラミックスと生体の音響インピーダンス
の差異が大きいため、両者の界面で超音波の反射が生
じ、ロスが生じる。この差異を吸収し、音響的なロスを
低減するために、圧電セラミックスの音響放射面側に樹
脂材等による音響整合層を設けている。
【0003】図22および図23はこの音響整合層を備
えた超音波トランスデューサを示し、図22においては
音響整合層50が一層からなり、図23においては多層
となっている。かかる音響整合層50は樹脂板や樹脂に
セラミックス等の粉体を混入した板材からなり、この音
響整合層を圧電セラミックスに接着するか(例えば特開
昭60−112399号公報)あるいは樹脂を圧電セラ
ミックスに塗布して硬化し、硬化後に所定の厚さに研磨
することにより形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、超音波内視
鏡用の超音波トランスデューサは、その発振周波数が数
MHz〜数十MHzのオーダーであるため、一般に使用
される超音波の波長の1/4程度の厚さとされる音響整
合層は、通常樹脂の音速が2500〜3000m/sで
あるため、数十μmレベルの厚さとなる。このため、従
来のように接合以前に整合層を形成する場合、形成工程
そのものが困難となるとともに形成後のハンドリングが
非常に困難となる。加えて、接合時に接合層による音響
インピーダンスの不整合・接合層の厚さの不均一・接合
面への泡の混入等が生じ、トランスデューサの性能・耐
久性等に悪影響を及ぼしている。また、圧電セラミック
ス上に形成後に研削する場合、研削時に加わる応力によ
るワークであるトランスデューサがダメージを受ける問
題がある。
【0005】なお、基板上に樹脂をスピンコートするこ
とにより数nm〜数μm程度の薄い樹脂膜を形成するこ
とが行われている。ところが、音響整合層はこの樹脂膜
よりも1〜数桁厚い数十μmレベルの膜厚であるため、
スピンコートで音響整合層を形成する場合には、成膜時
の回転数を非常に低くしなければならないか、または使
用する樹脂の粘性係数を非常に高くしなければならな
い。このような制限のもとで成膜を行った場合、結果と
して形成された膜の厚さの再現性・均一性等を保証する
事が困難となる。
【0006】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であり、数十μmレベルの膜厚の音響整合層を容易に、
しかも高精度で形成することが可能な方法およびその装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の製造
方法は、基板上に紫外線硬化樹脂を滴下したのち、回転
させて紫外線硬化樹脂を基板上に塗り広げ、基板の回転
による遠心力と樹脂の粘性・表面張力等の物性が釣り合
った定常状態に至る以前に、回転状態のままで紫外光を
照射し、紫外線硬化樹脂を硬化させるものである。
【0008】図1は本発明の製造装置の基本構成を示
し、回転源の駆動により回転する載置台3と、載置台3
上に吸着などの手段によって固定され載置台3と一体的
に回転する基板2とを備える。また、図示しないが基板
2上に紫外線硬化樹脂を滴下する吐出装置と、紫外光を
照射する紫外光照射装置とを備える。この装置において
載置台3により保持された基板2上に液状の紫外線硬化
樹脂1を滴下し、回転させる。回転の初期においては余
剰の紫外線硬化樹脂1が飛散し、その後基板2上に残存
した紫外線硬化樹脂1は基板2上に一定の厚さに広が
る。この厚さは紫外線硬化樹脂1の粘性係数等の物理的
特性・回転数・回転開始からの経過時間等によって変化
する。従って、本発明では樹脂層の厚さを制御するため
このパラメータを制御する。
【0009】回転数による厚さ制御では、紫外線硬化樹
脂1の表面張力や粘性等の物理的な特性と回転数から、
充分な時間回転させた後の定常状態における膜の厚さが
一義的に定まって安定する。しかし、この時の膜厚は数
nm〜数μm程度であり、超音波トランスデューサの音
響整合層に必要とされる数十μmレベルの厚さには、全
く対応できない。加えて、樹脂の物理的特性に経時変化
がある事、粘性係数に温度依存性があるため厳密な環境
管理が必要になる事等の欠点を持つ。経過時間による厚
さ制御の場合、上記定常状態に至る以前に回転を止める
ことで必要な厚さtの樹脂層を確保できる。しかし、回
転を止めた時点では図2および図3に示すように回転さ
せた時間が不十分であるために、飛ばされなかった液状
の樹脂が基板2の縁に残留する。この残留した樹脂が回
転を停止すると、表面張力によって基板2の中央より戻
ろうとし、この結果硬化後に図4および図5に示すよう
に厚さが不均一な樹脂層6が形成され、音響整合層とし
ての使用には適当ではない。このため、本発明では回転
開始から一定時間を経過した時点で、基板2を回転させ
たままの状態で紫外光照射ランプ4から紫外光を照射
し、紫外線硬化樹脂1を硬化させる。これにより、紫外
線硬化樹脂1は図2および図3の状態のままで硬化し、
同図中のa部が平面として形成される。
【0010】載置台3の回転開始からの経過時間と、未
硬化の樹脂層の厚さの関連を図8に実線で示す。この場
合、回転数は一定である。同図中c部は紫外線硬化樹脂
1の表面張力や粘性等の物理的な特性と回転数から、充
分な時間回転させた後の定常状態であり、膜の厚さが一
義的に定まって安定する領域である。同図d部に示した
ような定常状態に至る以前の段階で、紫外光を照射して
液状の樹脂を硬化させると、同図に点線で示したよう
に、照射開始時の未硬化の樹脂層と近い厚さの硬化後の
樹脂層が形成される。この硬化後の樹脂層の厚さは、定
常状態に達した場合の樹脂層の厚さと比較して非常に厚
くでき、超音波トランスデューサの音響整合層に必要と
される数十μmレベルの厚さに充分対応できる。また、
同図e部のようにd部よりも長時間回転させた後に紫外
光を照射すると、同図に一点鎖線で示したように、より
薄い硬化樹脂層を形成することができる。したがって、
図6および図7に示すように、残留樹脂6が硬化した周
辺部を基板2と共に切断等によって取り除くことによ
り、均一な厚さtを有した音響整合層5を製造すること
ができる。
【0011】
【実施例1】図9ないし図13は本発明の実施例1を示
す。図9に示すように載置台3上に基板2が吸着等の手
段により固定されている。載置台3はモータ等の回転源
の出力軸に連結されて回転し、この回転に伴って基板2
が一体的に回転する。基板2としては、圧電セラミック
ス板あるいは多層の音響整合層とする場合は他の音響整
合層等が選択使用される。また、基板2の上方には紫外
線硬化樹脂の吐出装置(図示省略)が配置されて基板2
上に紫外線硬化樹脂1(図13参照)を吐出する。さら
には、吐出された紫外線硬化樹脂1に紫外光を照射する
紫外光照射ランプ4(図12参照)が基板2上に配設さ
れる。この場合、紫外線硬化樹脂1としては、エポキシ
系,アクリレート系,ポリエステル系,ウレタン系など
の樹脂を選択使用することができる。
【0012】上記構成において図10に示すように載置
台3上に固定された基板2に紫外線硬化樹脂1を所定量
吐出する。この吐出後図11に示すように載置台3を回
転させて基板2の上面に紫外線硬化樹脂1を拡散させ
る。この回転により余剰の紫外線硬化樹脂1は基板2上
から振り落とされる。そして図12に示すように、回転
を続行しながら所定時間後に、紫外線照射ランプ4から
紫外光を照射して紫外線硬化樹脂1を硬化させる。この
場合、紫外光照射までの時間は予備実験に基づいて設定
されるものである。
【0013】そして、紫外線硬化樹脂1が硬化した後
に、図13に示すように基板2を載置台3から取り外
し、音響整合層5を得る。また、紫外線硬化樹脂が飛ば
されずに残留する基板の縁については、紫外線硬化樹脂
が溜まった状態で硬化させてからこれを基板ごと除去す
る。上記塗布並びに硬化の作業を複数回繰り返す事によ
り、より厚い音響整合層を形成する事もできる。この場
合に2つの樹脂層の界面は音響上全く問題にならない。
この手法により数十μm程度の樹脂層を形成する場合、
基板2上に滴下する紫外線硬化樹脂1量の管理を厳密に
行う必要がなくなる。例えば、粘性係数200cps程
度の樹脂を用いた場合、650rpmで10秒間回転さ
せて紫外線硬化樹脂を基板上に広げ、この後紫外光を照
射して硬化し、形成した音響整合層の厚さtは27±3
μmの範囲で安定して形成することができる。また、こ
の時紫外線硬化樹脂の塗布量を2〜3倍に変化させて
も、形成される音響整合層の厚さは変化することがな
い。このような本実施例では、平面性に優れた音響整合
層を接合層なしに容易に形成することができる。
【0014】
【実施例2】図14および図15は本発明の実施例3を
示し、基板が載置される載置台3が載置台本体と、載置
台本体7の上部に設けられた発泡金属ブロック8とによ
って構成されている。発泡金属ブロック8は連続空孔を
有した発泡金属からなると共に、吸引によって変形しな
い強度を有しており、例えばニッケル系の発泡金属が使
用される。この発泡金属ブロック8は載置台本体7の上
部に形成された凹部に嵌め込まれることにより、上面が
載置台本体7の上面と同一の高さとなっている。また、
載置台本体7には軸方向に貫通する吸引孔9が形成され
ている。この吸引孔9は真空ポンプ(図示省略)に接続
されており、真空ポンプが作動すると、載置台3上に載
置された基板(図示省略)が発泡金属ブロック8を介し
て吸引固定されるようになっている。かかる基板の吸引
固定においては、発泡金属ブロック8の連続空孔が表面
に均一に分散するため、基板の全面を均一の吸着力で固
定することができる。このため、吸引力不均一に基づく
凹みが基板に形成されることがなく、基板上の紫外線硬
化樹脂の平面性も優れたものとすることができる。
【0015】図16ないし図19はこのような本実施例
に対し、発泡金属ブロック8を使用しない載置台3の比
較例を示したもので、図16および図17に示すよう
に、載置台本体7の上面には吸着溝10が形成されると
共に、この吸着溝10が吸着孔11を介して吸引孔9に
連通している。基板はこの載置台本体7上に載置されて
吸引固定され、上面に紫外線硬化樹脂が塗布される。図
18はかかる比較例の載置台3を使用して作製した音響
整合層5を示す。この音響整合層5は図19の断面図で
示すように、吸着溝10に対応した部分が吸着によって
凹部12となり、このため音響整合層5の平面性が劣化
する。このような比較例に対し、本実施例は発泡金属ブ
ロック8を介して基板を支承し、その表面全体を均一な
吸着力で保持するため、図19に示すような凹部12が
生じることがなく、高精度の平面性を有した音響整合層
とすることができる。
【0016】
【実施例3】図20は本発明の実施例3を示す。載置台
3は、モータ26によって回転可能に支持されていると
共に、電磁弁23を介して、真空ポンプ18と接続され
ている。ディスペンサ19は、電磁弁20によって制御
されるエアシリンダ15によって、基板2上方と基板2
から離れた位置に移動可能である。ディスペンサ19の
内部には紫外線硬化樹脂(図示省略)が満たされてお
り、電磁弁25を開状態とすることによって、紫外線硬
化樹脂に圧力を印加し、基板2上に吐出することができ
る。紫外光照射ランプ4は、電磁弁21によって制御さ
れるエアシリンダ16によって、基板2上方と基板2か
ら離れた位置に移動可能である。また、紫外光照射ラン
プ4から放射される紫外光は、開閉作動するシャッター
14により遮光可能となっている。シャッター14は、
紫外光照射ランプ4が基板2上方に移動するときは、電
磁弁22によって制御されるエアシリンダ17によっ
て、紫外光照射ランプ4の移動を妨げない位置に移動可
能である。上記各電磁弁20,21,22,23,2
4,25は電磁弁24を介して空圧配管系に接続されて
いる。また、電磁弁およびモータは、タイマーとしての
機能を持つコントローラ13によってその動作タイミン
グが制御される。全プロセスにおいて、紫外線硬化樹脂
の飛散防止・紫外光の遮光・プロセスへの塵埃侵入防止
のため、装置全体をカバー(図示省略)により覆っても
良い。
【0017】上記構成では、動作の安定のため真空ポン
プ18および紫外光照射ランプ4は、電源から給電され
ており、電磁弁24も開状態となっている。載置台3上
に基板2を載せ、電磁弁23を開状態として真空ポンプ
18によって基板2を載置台3に吸着する。次にディス
ペンサ19を基板2上方に移動し、紫外線硬化樹脂1を
基板2上に吐出する。吐出後、ディスペンサ19を基板
2上方から遠ざける。この後、モータ26を回転させ、
基板2上に紫外線硬化樹脂を拡散させる。所定の時間が
経過し紫外線硬化樹脂層の厚さが所定の厚さとなった時
点で、シャッター14を開き紫外光照射ランプ4を基板
2上方に移動して、基板2上の紫外線硬化樹脂1に紫外
光を照射し、紫外線硬化樹脂1を硬化させる。硬化後、
紫外光照射ランプ4を基板2上方から遠ざけ、シャッタ
ー14を閉じて基板2を遮光する。上記プロセス終了
後、電磁弁23を閉じて真空ポンプ18を載置台3から
切り離し、基板2を載置台3から外す。このような実施
例3では、実施例1の効果に加えて、量産が可能であ
り、しかも各作動のタイミング制御を正確に行うことが
できる。
【0018】
【実施例4】図21は本発明の実施例4を示す。載置台
3が銅合金などの良好な熱伝導性材質により構成されて
おり、この載置台3の適宜部位にペルチェ素子などの冷
却素子31と、熱電対などの温度検出手段(図示省略)
が取り付けられている。また、基板2上の紫外線硬化樹
脂に紫外光を照射する紫外光照射ランプ(図示省略)に
は赤外線カットフィルタ(図示省略)が装着されてい
る。上記構成では、温度検出手段により載置台3の温度
を測定することによって、紫外光照射ランプ4から放射
される赤外線による基板2上の紫外線硬化樹脂1の温度
上昇を検出し、その温度上昇を冷却素子31により吸収
することで、プロセスの温度制御を行うことができる。
また、紫外光照射ランプ4への赤外線カットフィルタ装
着を併用することにより温度上昇を低減することができ
る。これらと併用するか、または独立して載置台3を交
換可能としても良く、これにより加熱された載置台3を
常温まで冷却する間、他の載置台3を用いて実施例1と
同様に音響整合層形成を行うことができる。
【0019】従って、プロセスの温度管理が可能となる
ため、紫外線硬化樹脂の物理的特性が一定になり、再現
性が向上するメリットがある。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、音響整合層の厚さ制御
を厳密且つ容易に行うことができ、平面性に優れた音響
整合層を容易に作製できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す側面図。
【図2】本発明の作用を説明する平面図。
【図3】図2におけるIII−III線断面図。
【図4】本発明の作用を説明する平面図。
【図5】図4におけるV−V線断面図。
【図6】本発明の製造工程の平面図。
【図7】図6におけるVII−VII線断面図。
【図8】回転時間と樹脂厚さとの特性図。
【図9】本発明の実施例1の側面図。
【図10】本発明の実施例1の製造を示す側面図。
【図11】本発明の実施例1の製造を示す側面図。
【図12】本発明の実施例1の製造を示す側面図。
【図13】本発明の実施例1の製造を示す側面図。
【図14】本発明の実施例2の斜視図。
【図15】本発明の実施例2の断面図。
【図16】比較例の斜視図。
【図17】比較例の断面図。
【図18】比較例により製造された音響整合層の斜視
図。
【図19】図18におけるD矢視断面図。
【図20】本発明の実施例3の側面図。
【図21】本発明の実施例4の側面図。
【図22】従来の音響整合層の斜視図。
【図23】従来の音響整合層の斜視図。
【符号の説明】
1 紫外線硬化樹脂 2 基板 3 載置台

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に紫外線硬化樹脂を滴下した後、回
    転させて紫外線硬化樹脂を拡散させ、基板の回転による
    遠心力と前記樹脂の粘性、表面張力などの物性とが釣り
    合う定常状態に至る以前の基板の回転状態で、紫外光を
    照射して紫外線硬化樹脂を硬化することを特徴とする音
    響整合層の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記基板として圧電セラミックスまたは
    他の音響整合層を使用することを特徴とする請求項1記
    載の音響整合層の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記基板を一定速度で回転しながら紫外
    光照射までの時間を制御して、紫外線硬化樹脂の厚さ制
    御を行う請求項1記載の音響整合層の製造方法。
  4. 【請求項4】 回転源の駆動により回転する載置台と、
    この載置台上に固定される基板と、この基板に紫外線硬
    化樹脂を滴下する吐出装置と、前記基板の回転による遠
    心力と紫外線硬化樹脂の粘性、表面張力などの物性とが
    釣り合う定常状態に至る以前の基板の回転状態で紫外光
    を照射する紫外光照射装置とを備えていることを特徴と
    する音響整合層の製造装置。
  5. 【請求項5】 前記基板と接する載置台部分に発泡金属
    が設けられていることを特徴とする請求項4記載の音響
    整合層の製造装置。
  6. 【請求項6】 前記載置台に温度検出手段と、検出した
    温度に基づいて温度を制御する温度制御手段とが設けら
    れてることを特徴とする請求項4記載の音響整合層の製
    造装置。
JP28405591A 1991-10-04 1991-10-04 音響整合層の製造方法および製造装置 Withdrawn JPH05103396A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28405591A JPH05103396A (ja) 1991-10-04 1991-10-04 音響整合層の製造方法および製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28405591A JPH05103396A (ja) 1991-10-04 1991-10-04 音響整合層の製造方法および製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05103396A true JPH05103396A (ja) 1993-04-23

Family

ID=17673709

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28405591A Withdrawn JPH05103396A (ja) 1991-10-04 1991-10-04 音響整合層の製造方法および製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05103396A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002354589A (ja) * 2001-05-30 2002-12-06 Seiko Instruments Inc 圧電トランスデューサの製造方法及び圧電トランスデューサ
WO2006062321A1 (en) * 2004-12-10 2006-06-15 Lg Chem, Ltd. Spin-coating apparatus and coated substrates prepared using the same

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002354589A (ja) * 2001-05-30 2002-12-06 Seiko Instruments Inc 圧電トランスデューサの製造方法及び圧電トランスデューサ
JP4610790B2 (ja) * 2001-05-30 2011-01-12 セイコーインスツル株式会社 圧電トランスデューサの製造方法
WO2006062321A1 (en) * 2004-12-10 2006-06-15 Lg Chem, Ltd. Spin-coating apparatus and coated substrates prepared using the same
JP2008525996A (ja) * 2004-12-10 2008-07-17 エルジー・ケム・リミテッド スピンコーティング装置及びこのスピンコーティングを使用して調製された基板
US7632352B2 (en) 2004-12-10 2009-12-15 Lg Chem, Ltd. Spin-coating apparatus and coated substrates prepared using the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8475870B2 (en) Resin layer formation method, resin layer formation device, disk and disk manufacturing method
EP1120781B1 (en) Apparatus for manufacture of laminated optical discs
JP4463696B2 (ja) 光ディスク製造方法及び装置
JPH05103396A (ja) 音響整合層の製造方法および製造装置
US6577587B1 (en) Turntable device and manufacturing method thereof
JP2003091887A (ja) 多層光記録媒体の製造方法および多層光記録媒体製造装置
EP1450360A1 (en) Method and device for manufacturing optical recording medium
JP2003091888A (ja) 光記録媒体の製造方法および光記録媒体製造装置
TW200807409A (en) Disc substrate, forming die for the same, blue-ray disc (r) manufactured using disc substrate, and manufacturing method of blue-ray disc
JP2005285222A (ja) 多層情報記録媒体製造方法および多層情報記録媒体製造装置
JP3684775B2 (ja) 光学記録媒体の製造方法及びその製造装置
JP4068187B2 (ja) 光ディスク製造方法
KR100650093B1 (ko) 다층 기록 매체의 형성 방법 및 장치 및 다층 기록 매체
JP2006012412A (ja) 光情報記録媒体の製造方法
US20060177534A1 (en) Optical recording medium producing method, and optical recording medium producing device
JP2002093680A (ja) フォトレジスト塗布方法及び塗布装置
JP3938254B2 (ja) 基板の貼り合わせ方法およびその装置
JP2002319192A (ja) スピンコーティング方法および装置
JP2006212596A (ja) 塗膜形成装置および塗膜形成方法
JP2003331483A (ja) スタンパ貼合せ方法および装置、並びに多層記録媒体
JP2001236670A (ja) 光学ヘッド用スライダ及びその製造方法並びに記録再生装置
JP2001266418A (ja) 光ディスク用基板の貼り合わせ方法及び装置
JP2005149661A (ja) 多層光記録媒体製造方法、多層光記録媒体製造装置および多層光記録媒体
JPH0944917A (ja) 光ディスクの製造方法およびその製造方法に使用される載置基台
JP4848590B2 (ja) 複合基板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990107