JPH0510316Y2 - - Google Patents

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JPH0510316Y2
JPH0510316Y2 JP8285487U JP8285487U JPH0510316Y2 JP H0510316 Y2 JPH0510316 Y2 JP H0510316Y2 JP 8285487 U JP8285487 U JP 8285487U JP 8285487 U JP8285487 U JP 8285487U JP H0510316 Y2 JPH0510316 Y2 JP H0510316Y2
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JP
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cleaning liquid
turntable
upper chamber
cleaning
optical information
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JPS63193277U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、デイスク状に形成された光記録媒
体の記録面の汚れを落し、清浄にするクリーニン
グ装置に関する。
〔考案の技術的背景〕
光記録方式の情報記録媒体のひとつに、コンパ
クトデイスクと称されるものがある。この光情報
記録デイスクにあつては、読み出しに用いるレー
ザビームのスポツト径とデイスク表面でのビーム
径との差により情報を読みだすもので、非接触型
のため傷やほこりに強く、家庭的な使用にも耐え
られることから、特に音楽情報の記録媒体とし
て、昨今著しく普及してきている。
すなわち、読み出しに用いるレーザビームのス
ポツト径は約1μmφであるが、デイスク表面での
ビーム径は1mmφとなり、面積比で約100万倍の
差となる。このことは、デイスク表面の傷や汚れ
の影響を100万分の1に縮小したことと同じこと
を意味する。また、誤り訂正の機能を有するた
め、誤り訂正が有効な限度内の塵埃類が付着して
ビツトの欠落を生じても、再生時に記録時のビツ
トに修復することができるようになつている。つ
まり、記録密度を上げても、記録面表面に付着し
た塵埃類の影響を最少限に抑えることができるた
め、使用環境に余り左右されず使用することがで
きる。
しかし、上述のようにコンパクトデイスクが塵
埃類の影響を受けにくいといつても、誤り訂正が
不可能な大きさの塵埃類が付着した場合、音質が
劣化したり、雑音が生じたりする。特に、ピツト
のトレース方向、すなわち円周方向に塵埃類や傷
が生じると、比較的小さなものでもエラーの原因
となる。このため、コンパクトデイスク表面を清
浄にするには、セーム皮等の柔かい布で拭く方法
がとられている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上述のようなセーム皮等により乾式
で拭き取る方式のものにあつては、指紋や単に付
着した塵埃類等による汚れはきれいに拭き取る
が、油汚れや液体が付着した汚れなどはきれいに
拭き取ることができず、油汚れの場合などは、油
をひきのばし、かえつて汚れた領域を広げてしま
う場合もあり、また記録面に傷を付け易い。
これに対し、アルコール液等を利用した湿式の
クリーニング方式がある。この方式は、しつこい
汚れに対しても良好なクリーニング効果を示す
が、拭き上げた最後の場所に塵埃や液の跡が残つ
てしまうという問題があるばかりか、最終的に
は、乾式に用いるセーム皮で拭き取る必要がある
ため記録面に傷を付けやすいという問題は残つて
いる。
この考案は、上述した従来技術の問題点に鑑み
なされたもので、その目的は、記録面を傷付ける
ことなく清浄することができる光情報記録デイス
ク用クリーニング装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
従来例が抱える問題点を解決し、上述目的を達
成するため、この考案は、洗浄液が供給される上
部室とこの上部室に水密状態に仕切られた下部室
とを備えた筐体と、下部室内に設けられた駆動源
と、上部室に光情報記録デイスクを水平に保持
し、駆動源により回転するターンテーブルと、こ
のターンテーブルに同軸状に設けられ、ターンテ
ーブルの下面から上面に延在し、その内部に螺旋
状に下端から上端に向つて洗浄液を汲み上げるよ
うに螺旋状通路が形成されたターンテーブル軸と
を有することを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、この考案を図面に示す一実施例について
説明すると、このクリーニング装置は、コンパク
トデイスク(以下、CDと称する)1をその内部
に水平に収納するに十分な大きさの筐体2を有し
ている。この筐体2は仕切板部材3により上部室
4と下部室5とに分割されている。上部室4は例
えばアルコール系の洗浄液6が溜められるように
水密に形成されている。下部室5の中央には、モ
ータ7がその駆動軸8を垂直にして取付けられて
いる。駆動軸8の上端は仕切板部材3を通つて上
部室4内に突出しており、図示していないが、駆
動軸5と仕切板部材3間には駆動軸8の回転を阻
止することなく、かつ、洗浄液6が侵入しないよ
うにパツキングが取付けられている。
上部室4内に突出する駆動軸8の上端にはCD
1を保持するターンテーブル9が同軸的に取付け
られており、このターンテーブル9の軸10には
その下端から上端に向つて螺旋状の通路11が形
成されている。この通路11の上端は軸10の上
端に形成されて凹所12に開口しており、通路1
1の下端は仕切部材3の近傍に開口している。上
部室4上は一部が筐体2に枢動可能に取付けられ
た蓋体13で覆われている。この蓋体13の裏面
にはフエルトあるいはセーム皮等のクリーニング
パツド14が、蓋体13を閉じた時CD1の記録
面に接触するように取付けられている。
洗浄液6をターンテーブル9の下面近くまで入
れ、清掃すべきCD1をその記録面を上にしてタ
ーンテーブル9に載置し、モータ7を高速回転さ
せる。この時、螺旋状の通路11は回転により洗
浄液6を汲み上げる方向にターンテーブル9を回
転させる。これにより洗浄液6は通路11内を上
昇し、凹所12に汲み上げられる。洗浄液6は連
続的に汲み上げられるので、凹所12から溢れて
CD1に流れていく。CD1は高速回転しているの
で、遠心力により洗浄液6はCD1の記録面に流
れながらその外周端から流れ落ちる。この時の
CD1と洗浄液6との摩擦力によりCD1に付着し
た汚れを剥離することができる。さらに、クリー
ニングパツド14がCD1の記録面を軽く押圧し
ているので、その清掃は一層確実に行われる。
なお、上述実施例ではクリーニングパツド14
を設けているが、軽度の汚れの場合はCD1と洗
浄液6との摩擦力により清掃できるので、かなら
ずしも設ける必要はない。
清掃が終了したら、上部室4内の洗浄液6を排
出し、再度CD1を回転させて大気により乾燥さ
せればよい。
〔考案の効果〕 以上のように、この考案の光情報記録デイスク
用クリーニング装置は、デイスクを回転させ、こ
の回転に伴つて記録面に洗浄液を摩擦力をもつて
接触させるように自動的に供給するようにしたも
のであり、適量の洗浄液を供給し、モータを駆動
するだけでデイスクの記録面に傷を付けることな
くクリーニングすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示す一部切断正面
図である。 図面において、1はCD、2は筐体、4は上部
室、5は下部室、6は洗浄液、7はモータ、8は
駆動軸、9はターンテーブル、10はターンテー
ブル軸、11は通路、12は凹所、13は筐体、
14はクリーニングパツドである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 洗浄液が供給される上部室とこの上部室に水
    密状態に仕切られた下部室とを備えた筐体と、
    前記下部室内に設けられた駆動源と、前記上部
    室に光情報記録デイスクを水平に保持し、前記
    駆動源により回転するターンテーブルと、この
    ターンテーブルに同軸状に設けられ、前記ター
    ンテーブルの下面から上面に延在し、その内部
    に螺旋状に下端から上端に向つて前記洗浄液を
    汲み上げるように螺旋状通路が形成されたター
    ンテーブル軸とを有することを特徴とする光情
    報記録デイスク用クリーニング装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項において、前
    記筐体の前記上部室にはその裏面に前記デイス
    クの記録面と接触するようにクリーニングパツ
    ドを有する蓋体が設けられていることを特徴と
    する光情報記録デイスク用クリーニング装置。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項において、前
    記ターンテーブル軸の上端面には前記洗浄液溜
    りを形成する凹部が設けられていることを特徴
    とする光情報記録デイスク用クリーニング装
    置。
JP8285487U 1987-05-29 1987-05-29 Expired - Lifetime JPH0510316Y2 (ja)

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JP8285487U JPH0510316Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29

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Publication Number Publication Date
JPS63193277U JPS63193277U (ja) 1988-12-13
JPH0510316Y2 true JPH0510316Y2 (ja) 1993-03-12

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