JPH0380489A - 光ディスクカートリッジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、光ディスク装置に用いられる光ディスクカー
トリッジに関する。

（従来の技術） 従来、光ディスクカートリッジとして、光ディスク装置
内に取り出し可能に装填され、上面および下面のそれぞ
れに開口が形成されているカード状のケースと、該ケー
スに取り付けられ、前記ケースが前記光ディスク装置内
に装填されているときに前記開口のそれぞれを露出させ
る位置に移動され、前記ケースが前記ディスク装置から
取り出されているときに前記開口のそれぞれを覆う位置
に移動されるシャッタと、前記ケースに収容され、前記
光ディスク装置のターンテーブルを回転運動を受けて鉛
直軸線の周りに回転される光ディスクとを備えるものが
ある。

（５＠明が解決しようとする課題） しかし、従来の光ディスクカートリッジが光ディスク装
置内に装填されているとき、前記光ディスクの記録面は
前記シャッタによって前記ケースから露出されるから、
前記光ディスクの記録面には、光ディスク装置内の塵な
どが付着し、光ディスクの記録面への情報の書き込み、
または読み取りが正確に行なわれないことがある。

本発明の目的は、光ディスクの記録面に付着している塵
などを除去することができ、光ディスクの記録面への情
報の書き込み、または読み取りが正確に行なわれる光デ
ィスクカートリッジを提供することにある。

（ＷＲＮを解決するための手段） 本発明の光ディスクカートリッジは、光ディスク装置内
に取り出し可能に装填され、上面および下面のそれぞれ
に開口が形成されているカード状のケースと、該ケース
に取り付けられ、前記ケースが前記光ディスク装置内に
装填されているときに前記開口のそれぞれを露出させる
位置に移動され、前記ケースが前記ディスク装置から取
り出されているときに前記開口のそれぞれを覆う位置に
移動されるシャッタと、前記ケースに収容され、前記光
ディスクのターンテーブルの回転運動を受けて鉛直軸線
の周りに回転される光ディスクと、それぞれが前記ケー
ス内に配置され、対応する光ディスクの記録面に接触す
るブラシを有する複数のクリーニング部とを備える。

前記クリーニング部は、一端が前記ブラシに取り付けら
れ、一端と他端との間の部位が前記ケースに水平軸線の
周りに回転可能に収り付けられ、前記光ディスクの円周
方向に伸びる支持部材を有し、前記ブラシが取り付けら
れている前記支持部材の重心位置は、前記支持部材の前
記部位の位置よりも他端の開に位置することが好ましい
。

（作用） 前記ケースが前記光ディスク装置内に装填されていると
き、前記光ディスクの記録面は前記シャｙりによって前
記ケースの開口から露出され、前記光ディスクは前記テ
ーブルの回転運動を受けて回転される。前記クリーニン
グ部のブラシは前記光ディスクの記録面に接触している
ことにより、前記光ディスクの回転に伴い、前記光ディ
スクの記録面は前記ブラシによって拭われるから、前記
光ディスクの記録面に付着している塵などは除去される
。

前記クリーニング部は、前記ブラシが取り付けられてい
る支持部材をイｆし、前記支持部材の一端と他端との間
の部位が前記ケースの水平軸線の周りに回転可能に取り
付けられ、前記ブラシが収り付けられている支持部材の
重心位置は、前記支持部材の前記部位の位置よりも他端
の側に位置することにより、前記光ディスクの下面側に
位置する前記支持部材の他端は重力によって鉛直方向下
方に向けて移動されるから、前記ブラシは前記ディスク
の記録面に接触している。

前記光ディスクが回転されるとき、前記光ディスクの記
録面と前記ケースの内面との間の空間には、前記光ディ
スクの回転方向に流れる空気流が発生する。前記光ディ
スクが所定の回転数に達するとき、前記ブラシは前記空
気流の風圧によって前記ディスクの記録面から離隔され
る。

前記光ディスクの上面側に配置されている前記クリーニ
ング部の支持部材は重力によって回転され、前記ブラシ
は前記ディスクの上面側の記録面からＩＩＩされている
。

〈実施例〉 第１図は本発明の光ディスクカートリッジの一実施例を
示す斜視図、第２図は第１図の光ディスクカートリッジ
のクリーニング部の周りを示す縦断面図である。

光ディスクカートリッジ１０は、光ディスク装置内に取
り出し可能に装填されるカード状のケース１２を備える
。ケース１２は矩形の平面形状を有する。ケース１２の
底部には開口（図示せず）が設けられ、ケース１２の蓋
部には開口１４が設けられ、前記底部の開口の軸線と開
口１４との軸線は一致する。ケース１２の底部の内面に
は、凹部１６か設けられ、ケース１２の蓋部の内面には
凹部１８が設けられ、凹部１８は凹部１６に対向してい
る。

ケース１２には、シャッタ２２が取り付けられている。

シャッタ２２は、ケース１２が前記光ディスク装置から
取り出されているときに各開口を覆うように動作され、
ケース１２が前記光ディスク装置内に装填されていると
きに各開口を露出させるように動作される。

ケース１２には、光ディスク２４が収容されている。光
ディスク２４は、前記光ディスク装置のターンテーブル
（図示せず）の回転運動を受け、鉛直軸線の周りに回転
される。光ディスク２４の両面には、記録面が形成され
ている。光ディスク２４の中央部には、穴２６が設けら
れている。

ケース１２には、１対のクリーニング部２８゜３０が収
容されている。クリーニング部２８は、凹部１６内に配
置され、光ディスク２４の円周方向に伸びる棒状の支持
部材３２を有する。支持部材３２の中間部位は、水平方
向に伸びる軸３４に回転可能に支持されている。軸３４
の両端はケース１２の底部に取り付けられている。

支持部材３２の一端には、繊維材製のブラシ３６が収り
付けられている。ブラシ３４が取り付けられている支持
部材３２の重心位置は、支持部材３２の中間部位よりも
他端の側に位置するから、支持部材３２の他端は重力に
よって鉛直方向下方に向は移動され、ブラシ３６は光デ
ィスク２４の下面の記録面に接触する。凹部１６のブラ
シ３６に対向する部位には、突部３８が設けられている
。

クリーニング部３０は、クリーニング部２８と同様に、
凹部１８に配置され、軸３４によって支持されている支
持部材３２と、支持部材３２の一端に収り付けられてい
る繊維材製のブラシ３６とを有する。凹部１８のブラシ
３６に対向する部位には、突部４０が設けられている。

クリーニング部３０のブラシ３６は、光ディスク２４の
上面の記録面から離隔し、支持部材３２の一端は、突部
４０に当接している。

光ディスクカートリッジ１０の使用時、ケース１２は前
記光ディスク装置内に挿入される。シャッタ２２はケー
ス１２の底部の開口および蓋部の開口１４を露出させる
ように動作され、光ディスク２４の下面の記録面が底部
の開口を経て前記光ディスク装置内の光ピツクアップの
対物レンズ（図示せず）に対向し、光ディスク２４の穴
２６は前記ターンテーブルに係合される。

前記ターンテーブルの回転始動時、光ディスク２４の下
面の記録面がクリーニング部２８のブラシ３６に接触さ
れている状態で、光ディスク２４は第２図の矢印に示す
方向に回転される。光ディスク２４の回転に伴い、光デ
ィスク２４の上面と蓋部との間および光ディスク２４の
下面とケース１２の底部との間には、光ディスク２４の
回転方向に流れる空気流が発生する。

光ディスク２４の回転数が上昇するにつれて、クリーニ
ング部２８のブラシ３６および支持部材３２に作用する
空気流の風圧は高くなり、ブラシ３６は浮上され、光デ
ィスク２４の下面の記録面から離隔される。これに対し
、クリーニング部３０のブラシ３６は光ディスク２４の
上面の記録面から離隔された状態に保たれている。その
結果、。

光ディスク２４の下面の記録面は、回転始動時から短い
時間の間ブラシ３６によって拭われ、光ディスク２４の
下面の記録面に付着している塵などは除かれる。また、
クリーニング部２８のブラシ３６は短い時間の間のみ光
ディスク２４の下面の記録面に接触するから、光ディス
ク２４の下面の記録面がブラシ３６によって磨耗される
恐れがない。

光ディスク２４の上面の記録面を再生するとき、ケース
１２は前記光ディスク装置から取り出され、ケース１２
は光ディスク２４の上面の記録面が鉛直方向下向きとな
るように裏返しされる。ケース１２は前記光ディスク装
置内に挿入され、光ディスク２４の上面の記録面は前記
光ピツクアップの対物レンズに対向する。

前記ターンテーブルの回転時、クリーニング部３０のブ
ラシ３６は、光ディスク２４の上面の記録面を拭った後
、空気流によって光ディスク２４の上面の記録面から離
隔される。これに対し、クリーニング部２８のブラシ３
６は光ディスク２４の下面の記録面から離隔された状態
に保たれている。その結果、光ディスク２４の上面の記
録面は、回転始動時から短い時間の間ブラシ３６に拭わ
れ、光ディスク２４の上面の記録面に付着している塵な
どは除去される。

（発明の効果） 本発明によれば、前記ブラシが前記光ディスクの回転に
伴い前記光ディスクの記録面を拭うことにより、前記光
ディスクの記録面に付着している塵などが除去されるか
ら、前記光ディスクへの情報の書き込みまたは読み取り
を正確に行なうことができる。

また、前記クリーニング部が前記支持部材を有し、前記
ブラシが前記支持部材に取り付けられていることにより
、前記光ディスクの下面側に配置されている前記ブラシ
は、前記ターンテーブルの回転始動時から一定回転数に
達するまでの時間の間、前記光ディスクの下面の記録面
に接触し、前記光ディスクの上面側に配置されている前
記ブラシは、前記光ディスクの上面の記録面から離隔す
るから、前記光ディスクの各記録面は、それぞれが読み
取りまたは書き込み面となるときに、前記ブラシによっ
て拭われ、前記光ディスクの各記録面が前記ブラシによ
って磨耗される恐れはない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の光ディスクカートリッジの一実施例を
示す斜視図、第２図は第１図の光ディスクカートリッジ
のクリーニング部の周りを示す縦断面図である。 １０・・・光ディスクカートリッジ、１２・・・ケース
、１４・・・開口、２２・・・シャッタ、２４・・・光
ディスク、２８．３０・・・クリーニング部、３２・・
・支持部材、３６・・・ブラシ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）光ディスク装置内に取り出し可能に装填され、上
   面および下面のそれぞれに開口が形成されているカード
   状のケースと、該ケースに取り付けられ、前記ケースが
   前記光ディスク装置内に装填されているときに前記開口
   のそれぞれを露出させる位置に移動され、前記ケースが
   前記ディスク装置から取り出されているときに前記開口
   のそれぞれを覆う位置に移動されるシヤツタと、前記ケ
   ースに収容され、前記光ディスクのターンテーブルの回
   転運動を受けて鉛直軸線の周りに回転される光ディスク
   と、それぞれが前記ケース内に配置され、対応する光デ
   ィスクの記録面に接触するブラシを有する複数のクリー
   ニング部とを備える光ディスクカートリッジ。
2. （２）前記クリーニング部は、一端が前記ブラシに取り
   付けられ、一端と他端との間の部位が前記ケースに水平
   軸線の周りに回転可能に取り付けられ、前記光ディスク
   の円周方向に伸びる支持部材を有し、前記ブラシが取り
   付けられている前記支持部材の重心位置は、前記支持部
   材の前記部位の位置よりも他端の側に位置する請求項１
   に記載の光ディスクカートリッジ。