JPH05101589A - デイスククランプ機構 - Google Patents

デイスククランプ機構

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JPH05101589A
JPH05101589A JP28191991A JP28191991A JPH05101589A JP H05101589 A JPH05101589 A JP H05101589A JP 28191991 A JP28191991 A JP 28191991A JP 28191991 A JP28191991 A JP 28191991A JP H05101589 A JPH05101589 A JP H05101589A
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JP
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disc
magnetic disk
arm member
arm
engaging
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JP28191991A
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English (en)
Inventor
Yuji Nakajima
裕治 中島
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 より小さい荷重でディスクカートリッジに収
容した記憶媒体の移動を禁止できるようにする。 【構成】 トーションスプリング38によるクランプア
ーム30の係合解除方向への回動を禁止するロック部材
40を設け、磁気ディスクカートリッジ18を磁気ディ
スク装置10に装着していない状態では、ロック部材4
0により、アーマチュア23の縁23aを係合する状態
にクランプアーム30を固定し、また、磁気ディスクカ
ートリッジ18を磁気ディスク装置10に装着した状態
では、解除ピン10bによりロック部材40を移動し
て、クランプアーム30を係合解除状態に変位させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクカートリッジ
に収容されているディスク状記憶媒体を、ディスクカー
トリッジが駆動装置に装着されていない状態で保持する
ディスククランプ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】記憶媒体を交換可能な外部記憶装置、例
えば、媒体交換型磁気ディスク装置などでは、記録面へ
の塵埃の付着などを防止するために、磁気ディスクなど
の記憶媒体をディスクカートリッジに収容した状態で取
り扱うようにしている。
【0003】通常、このようなディスクカートリッジに
は、そのディスクカートリッジが駆動装置などに装着さ
れていない状態で、収容している磁気ディスクなどの記
憶媒体を固定するためのディスククランプ機構が設けら
れている。
【0004】このディスククランプ機構としては、例え
ば、特開昭58−121184号に開示されたものがあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来装置では、ディスククランプがディスクカートリッジ
ケースの内側に設けられているため、このディスククラ
ンプが磁気ディスクに接触することを防止するために、
ディスククランプと磁気ディスクとの間の寸法を充分に
設ける必要があり、ディスクカートリッジを薄型化する
ための障害となっていた。
【0006】このような不都合を解消するものとして
は、本出願人が先に出願した特願平1−144186号
の「ディスククランプ機構」がある。しかしながら、こ
の従来装置は、ディスクカートリッジのセットおよびイ
ジェクト時の操作力を小さくする必要があるために、ク
ランプアームがアーマチュアに作用する力をあまり大き
い値に設定することができず、それにより、ディスクカ
ートリッジを駆動装置などに装着していない状態で、デ
ィスクカートリッジに収容している磁気ディスクがディ
スクカートリッジ内部で動き、磁気ディスクの外周がデ
ィスクカートリッジの内側に接触して発塵し、それによ
って生じた塵埃が磁気ディスクの記録面に乗って、デー
タエラーが発生したり、磁気ヘッドを破損するなどの不
都合を生じることがあった。
【0007】本発明は、かかる従来装置の不都合を解消
し、小さな操作力でディスクカートリッジを着脱できる
とともに、ディスクカートリッジに収容した記憶媒体を
確実に固定することができるディスククランプ機構を提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクカー
トリッジに収容されているディスク状記憶媒体を、ディ
スクカートリッジが駆動装置に装着されていない状態で
保持するディスククランプ機構において、ディスクカー
トリッジにケースの外側から挿入されて挿入端がディス
クハブに固定され他端がターンテーブルに結合される縁
付き取付部材と、この縁付き取付部材の外周部よりも外
側でディスクカートリッジケースに回動自在に支持され
るとともにその一端が上記縁付き取付部材の縁に係合可
能に配置された腕部材と、この腕部材を上記縁付き取付
部材の縁から遠ざける方向に付勢する第1の付勢部材
と、この第1の付勢部材の付勢力に抗して上記腕部材の
他端と係合しその腕部材を上記縁付き取付部材の係合方
向に移動させるロック部材と、このロック部材を腕部材
の係合方向に付勢する第2の付勢部材と、ディスクカー
トリッジが駆動装置に装着されたときに上記ロック部材
を押してこのロック部材を上記腕部材の係合解除方向に
移動する解除ピンを備えたものである。また、前記ロッ
ク部材は、前記腕部材の回動支点に直交する方向に往復
移動可能に配設されるとともに、前記解除ピンが当接す
る斜面が形成されているものである。また、前記ロック
部材は、前記縁付き取付部材の回転軸と平行な軸を中心
に回動自在に取り付けられ、前記解除ピンが当接する斜
面が形成されているものである。
【0009】また、ディスクカートリッジに収容されて
いるディスク状記憶媒体を、ディスクカートリッジが駆
動装置に装着されていない状態で保持するディスククラ
ンプ機構において、ディスクカートリッジにケースの外
側から挿入されて挿入端がディスクハブに固定され他端
がターンテーブルに結合される縁付き取付部材と、この
縁付き取付部材の外周部よりも外側で縁付き取付部材の
回転軸と平行な軸を中心にディスクカートリッジケース
に回動自在に支持される腕部材と、この腕部材の先端部
に設けられて上記縁付き取付部材の縁と係合する係合部
材と、上記腕部材を上記縁付き取付部材の縁に係合する
方向に付勢する付勢部材と、ディスクカートリッジが駆
動装置に装着されたときに上記腕部材を押してこの腕部
材を上記腕部材の係合解除方向に移動する解除ピンを備
えたものである。
【0010】
【作用】したがって、腕部材に作用する付勢力が係合解
除方向に作用しているので、係合解除するときに必要な
力が少なくて済み、ディスクカートリッジの着脱時に必
要な操作力を軽減することができる。また、腕部材の係
合解除方向への運動(回転)を防止するロック部材を設
けたので、縁付き取付部材を確実に固定することができ
る。また、腕部材とロック部材の機能を統合した機能を
もつ腕部材を用いることで、部品点数を減少することが
でき、装置コストを低減することができる。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例にかかる媒体交
換型の磁気ディスク装置を示している。
【0013】同図において、磁気ディスク装置10の前
面パネル11には、磁気ディスクカートリッジ(後述)
を挿入するための窓12が形成されており、この窓12
を開閉するドア13が、磁気ディスク装置10の内側に
設けられている。
【0014】磁気ディスク装置10の内部には、磁気デ
ィスクカートリッジに収容されている磁気ディスク(後
述)を回転駆動するためのスピンドルモータ14が配設
され、また、磁気ディスクカートリッジを着脱するため
のローディング機構15が設けられている。
【0015】磁気ディスク装置10の後部には、磁気デ
ィスクにデータを記録/再生するための磁気ヘッド(後
述)、この磁気ヘッドを磁気ディスクの半径方向に移動
するディスクアクセス機構(後述)などが収容されてい
る磁気ディスク駆動部16が配設されている。
【0016】図2(a),(b),(c)は、磁気ディ
スク装置10に装着する磁気ディスクカートリッジの外
観を示している。
【0017】この磁気ディスクカートリッジ18には、
その挿入端側には、磁気ヘッドを挿入するための磁気ヘ
ッド挿入窓19、および、内部の気流を磁気ディスク駆
動部16に流出するための排気窓20が形成されてい
る。また、磁気ヘッド挿入窓19は、シャッタ21によ
り開閉される。
【0018】また、磁気ディスクカートリッジ18に収
容されている磁気ディスク22には、その中央部に、ス
ピンドルモータ14のターンテーブルに磁気ディスクを
固定するための縁付きのアーマチュア(縁付き取付部
材)23が設けられており、磁気ディスクカートリッジ
18の下ケース24には、このアーマチュア23の縁2
3aよりも大きい径で、ケース内側に立ち下がる段差2
4aが設けられており、この段差24aの中央には、ア
ーマチュア23を通すための孔24bが形成されてい
る。
【0019】磁気ディスクカートリッジ18の下面に
は、アーマチュア23を固定するためのアーマチュアク
ランプ機構25,26が、段差24aに形成されている
部屋24aa,24abに収容された状態で、アーマチ
ュア23の軸を中心に対向配設されている。また、磁気
ディスク装置10のベース部材には、磁気ディスクカー
トリッジ18が装着されたときにアーマチュアクランプ
機構25,26を押して、アーマチュアクランプ機構2
5,26によるアーマチュア23の固定を解除するため
の解除ピン(後述)が設けられている。
【0020】図3(a)は、アーマチュアクランプ機構
25の構成の一例を示している。なお、アーマチュアク
ランプ機構26も、アーマチュアクランプ機構25と同
一に構成されている。
【0021】図において、アーマチュアクランプ機構2
5のクランプアーム(腕部材)30は、その軸部31の
両端に突出した軸32,33が、部屋24aaの側面に
形成されている軸孔24ac,24adに挿入されて、
アーマチュア23の軸方向に揺動する態様で、部屋24
aaに回動自在に支持されている。
【0022】クランプアーム30の軸部31からアーマ
チュア23の方向には、アーマチュア23の縁23aを
係止するための係止部35が、傾斜する態様に設けられ
ており、係止部35と反対方向には、アーマチュア23
を係合している状態でほぼ下ケース24の面と平行に延
びる一対のフォーク状の係合肢36,37が固設されて
いる。
【0023】また、軸32には、クランプアーム30を
アーマチュア係合方向と反対方向Aに付勢するトーショ
ンスプリング38が挿入されており、また、軸部31
は、部屋24aaの平面部に設けられた凸部24aeに
乗っている。
【0024】ロック部材40は、アーマチュア23を係
合している状態のクランプアーム30の係合肢36,3
7の、下ケース側の面と反対側の面とほぼ高さが等し
く、かつ、係合肢36,37の間隔よりも若干小さい幅
寸法に形成された中央部41、この中央部41の左右に
設けられて、係合肢36,37の下ケース側の面とほぼ
高さが等しく形成された高面部42,43、アーマチュ
ア23を係合していない状態でクランプアーム30を係
止するための低面部44,45、および、高面部42,
43と低面部44,45を連絡する斜面46,47から
なる。また、中央部41のアーマチュア23側の端部に
は、斜面48が形成されており、ロック部材40をアー
マチュア23の方向に付勢するスプリング49が設けら
れている。
【0025】以上の構成で、磁気ディスクカートリッジ
18を磁気ディスク装置10に装着していない状態で
は、図3(b)に示すように、トーションスプリング3
8の付勢力に抗してスプリング49の付勢力によりロッ
ク部材40が移動し、ロック部材40の高面部42,4
3が、クランプアーム30の係合肢36,37を押し上
げ、これによって、クランプアーム30が係合解除方向
に回動することが禁止される。
【0026】それにより、アーマチュア23の縁23a
は、クランプアーム30の係止部35と、下ケース24
の段差24aの面との間に挟持された状態で保持され
る。
【0027】したがって、この状態で、磁気ディスクカ
ートリッジ18の取扱中に、外部から振動が加わったと
しても、ロック部材40がクランプアーム30の回動方
向の運動を阻止しているので、アーマチュア23ががた
付くことがなく、磁気ディスクカートリッジ18の内部
で磁気ディスク22が動くような事態が防止される。
【0028】また、磁気ディスクカートリッジ18を磁
気ディスク装置10に装着したときには、同図(c)に
示すように、磁気ディスク装置10のベース部材10a
に設けられている解除ピン10bの先端がロック部材4
0の中央部41の斜面48に当接し、これにより、スプ
リング49の付勢力に抗してロック部材40が係合解除
方向に移動する。
【0029】したがって、トーションスプリング38の
付勢力が有効に作用して、クランプアーム30の係合肢
36,37は、ロック部材40の高面部42,43か
ら、斜面46,47を通って低面部44,45にまで移
動するとともに、クランプアーム30がアーマチュア2
3の縁23aを係合解除する。
【0030】それにより、アーマチュア23の縁23a
が自由になり、アーマチュア23がターンテーブル14
に固定されると、ターンテーブル14の回転に伴って磁
気ディスク22が回転する。
【0031】また、磁気ディスクカートリッジ18を磁
気ディスク装置10から排出するときには、図示しない
排出機構により磁気ディスクカートリッジ18が上昇さ
れると、アーマチュア23とターンテーブル14の結合
が解除されるとともに、解除ピン10bがロック部材4
0から離れる。
【0032】これにより、トーションスプリング38の
付勢力に抗してスプリング49の付勢力によりロック部
材40が移動し、上述したように、ロック部材40によ
り、クランプアーム30が係合解除方向に回動すること
が禁止され、アーマチュア23の縁23aは、クランプ
アーム30の係止部35と、下ケース24の段差24a
の面との間に挟持された状態で保持される。
【0033】このようにして、本実施例では、磁気ディ
スクカートリッジ18を磁気ディスク装置10に装着し
ていない状態では、ロック部材40がクランプアーム3
0の回転方向の運動を禁止しているので、クランプアー
ム30がアーマチュア23の縁23aを確実に防止し、
それにより、磁気ディスクカートリッジ18の取扱中に
収容している磁気ディスク22が動いて磁気ディスク2
2が磁気ディスクカートリッジ18の内側に当たり、発
塵するような事態を未然に防止することができる。
【0034】また、クランプアーム30を付勢するトー
ションスプリング38の荷重は、クランプアーム30を
回動するために必要な大きさであればよいので、ロック
部材40を付勢するためのスプリング49の荷重もそれ
に応じた値に設定でき、斜面46,47および斜面48
の傾斜角を適宜な値に設定することができ、着脱時にロ
ーディング機構やイジェクト機構に必要な荷重を低減す
ることができる。また、そのために、ユーザの操作性が
向上する。
【0035】図4(a)は、アーマチュアクランプ機構
25の他の例を示している。なお、同図において、図3
(a)と同一部分および相当する部分には、同一符号を
付している。
【0036】同図において、ロック部材40’は、部屋
24aaに直立する態様に形成されているピン50に係
合孔51が挿入された状態で、回動自在に支持されてお
り、支持端と反対側には、ロック部材40と同様な高面
部43、低面部45、および、斜面47が形成されてい
る。
【0037】また、クランプアーム30’は、クランプ
アーム30の係合肢37のみ備えている。
【0038】したがって、この実施例では、磁気ディス
クカートリッジ18を磁気ディスク装置10に装着して
いない状態では、トーションスプリング38の付勢力に
抗してスプリング49の付勢力によりロック部材40’
が回動し、ロック部材40の高面部43が、クランプア
ーム30’の係合肢37を押し上げ、これによって、ク
ランプアーム30’が係合解除方向に回動することが禁
止されて、アーマチュア23の縁23aは、クランプア
ーム30’の係止部35と、下ケース24の段差24a
の面との間に挟持された状態で保持される。
【0039】また、磁気ディスクカートリッジ18を磁
気ディスク装置10に装着したときには、上述した実施
例と同様に、解除ピン10bの先端がロック部材40’
の中央部41の斜面48に当接し、これにより、スプリ
ング49の付勢力に抗してロック部材40が係合解除方
向に移動するので、トーションスプリング38の付勢力
が有効に作用して、クランプアーム30’の係合肢37
は、ロック部材40’の高面部43から、斜面47を通
って低面部45にまで移動するとともに、クランプアー
ム30’がアーマチュア23の縁23aを係合解除す
る。
【0040】それにより、アーマチュア23の縁23a
が自由になり、アーマチュア23がターンテーブル14
に固定されると、ターンテーブル14の回転に伴って磁
気ディスク22が回転する。
【0041】また、この実施例では、ロック部材40’
を、ピン50を中心に回転運動するようにしているの
で、ロック部材40の移動がより円滑になるという効果
がある。また、解除ピン10bが当接する斜面48と回
転軸であるピン50との距離が、クランプアーム30’
の係合肢37と当接する高面部43とピン50との距離
よりも小さいため、ロック部材40’の回動方向のスト
ロークに対して、解除ピン10b位置での回動方向のス
トロークが小さくなるため、斜面48の傾斜を適切に選
択することで、トーションスプリング38の荷重をより
小さい値に設定することができ、磁気ディスクカートリ
ッジ18のローディング機構およびイジェクト機構の荷
重力をより低減することができる。
【0042】図5(a)〜(c)は、本発明の他の実施
例にかかるアーマチュアクランプ機構を示している。な
お、同図において、図3(a)〜(c)と同一部分およ
び相当する部分には、同一符号を付している。
【0043】図において、略扇状に形成されたクランプ
アーム60は、その要の部分60に穿設された軸孔62
に、部屋24aaに直立形成された軸63が挿入された
状態で、回動自在に支持されており、扇形の弧の部分の
クランプアーム60の側面には、部屋24aaに形成さ
れている案内溝24afに挿入される突起64が形成さ
れている。
【0044】また、クランプアーム60の中央部には、
解除ピン10bが挿入される孔65が穿設されており、
その孔65には、係合方向に厚みが少なくなるように形
成された斜面66が形成されている。
【0045】また、クランプアーム60の先端部には、
アーマチュア23の縁23aを係合可能な態様の突起6
7が形成されており、この突起67の先端は、アーマチ
ュア23の縁23aを迎える態様の斜面68に形成され
ている。また、スプリング69は、クランプアーム60
を係合方向に付勢するためのものである。
【0046】以上の構成で、磁気ディスクカートリッジ
18を磁気ディスク装置10に装着していない状態で
は、スプリング69の付勢力により、突起64が案内溝
24afの端部に当接するまでクランプアーム60が移
動し、これにより、図5(b)に示すように、アーマチ
ュア23の縁23aは、段差24aとクランプアーム6
0の間に挟持され、アーマチュア23が固定される。
【0047】また、磁気ディスクカートリッジ18を磁
気ディスク装置10に装着すると、同図(c)に示すよ
うに、クランプアーム60の孔65の斜面66に解除ピ
ン10bの先端が当接し、解除ピン10bが孔65に挿
入されるにつれて、クランプアーム60がスプリング6
9の付勢力に抗し、係合解除方向に回動する。
【0048】それにより、クランプアーム60の突起6
7がアーマチュア23の縁23aから離れ、アーマチュ
ア23が自由になる。したがって、アーマチュア23が
ターンテーブル14に固定されると、ターンテーブル1
4の回転に伴って磁気ディスク22が回転する。
【0049】そして、磁気ディスクカートリッジ18を
磁気ディスク装置10から排出するときには、イジェク
ト機構により磁気ディスクカートリッジ18が上昇され
ると、解除ピン10bが孔65から徐々に抜け、それに
伴って、スプリング69により付勢されているクランプ
アーム60が係合方向に回動し、突起67の斜面68が
アーマチュア23の縁23aの先端に当接する。
【0050】さらに、斜面68が縁23aを押し上げ、
アーマチュア23が磁気ディスクカートリッジ18の内
側に押し込まれて、同図(a)の状態になり、アーマチ
ュア23が固定される。
【0051】したがって、本実施例では、1つの部材で
アーマチュアクランプ機構を構成しているので、装置コ
ストを低減することができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
腕部材に作用する付勢力が係合解除方向に作用している
ので、係合解除するときに必要な力が少なくて済み、デ
ィスクカートリッジの着脱時に必要な操作力を軽減する
ことができる。また、腕部材の係合解除方向への運動
(回転)を防止するロック部材を設けたので、縁付き取
付部材を確実に固定することができる。また、腕部材と
ロック部材の機能を統合した機能をもつ腕部材を用いる
ことで、部品点数を減少することができ、装置コストを
低減することができるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる媒体交換型磁気ディ
スク装置を示す概略斜視図。
【図2】磁気ディスクカートリッジの構成例を示す斜視
図および概略断面図。
【図3】本発明の一実施例にかかるアーマチュアクラン
プ機構とその動作を説明するための組立斜視図および概
略断面図。
【図4】本発明の他の実施例にかかるアーマチュアクラ
ンプ機構を示す組立斜視図。
【図5】本発明のさらに他の実施例にかかるアーマチュ
アクランプ機構とその動作を説明するための組立斜視図
および概略断面図。
【符号の説明】
10a ベース部材 10b 解除ピン 18 磁気ディスクカートリッジ 24 下ケース 24a 段差 24aa,24ab 部屋 24ac,24ad,62 軸孔 24af 案内溝 25,26 アーマチュアクランプ機構 30,30’,60 クランプアーム 31 軸部 32,33,63 軸 35 係止部 36,37 係合肢 38 トーションスプリング 40,40’ ロック部材 41 中央部 42,43 高面部 44,45 低面部 46,47,48,66,68 斜面 49 スプリング 50 ピン 64,67 突起 65 孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクカートリッジに収容されている
    ディスク状記憶媒体を、ディスクカートリッジが駆動装
    置に装着されていない状態で保持するディスククランプ
    機構において、ディスクカートリッジにケースの外側か
    ら挿入されて挿入端がディスクハブに固定され他端がタ
    ーンテーブルに結合される縁付き取付部材と、この縁付
    き取付部材の外周部よりも外側でディスクカートリッジ
    ケースに回動自在に支持されるとともにその一端が上記
    縁付き取付部材の縁に係合可能に配置された腕部材と、
    この腕部材を上記縁付き取付部材の縁から遠ざける方向
    に付勢する第1の付勢部材と、この第1の付勢部材の付
    勢力に抗して上記腕部材の他端と係合しその腕部材を上
    記縁付き取付部材の係合方向に移動させるロック部材
    と、このロック部材を腕部材の係合方向に付勢する第2
    の付勢部材と、ディスクカートリッジが駆動装置に装着
    されたときに上記ロック部材を押してこのロック部材を
    上記腕部材の係合解除方向に移動する解除ピンを備えた
    ことを特徴とするディスククランプ機構。
  2. 【請求項2】 前記ロック部材は、前記腕部材の回動支
    点に直交する方向に往復移動可能に配設され、前記解除
    ピンが当接する斜面が形成されていることを特徴とする
    請求項1記載のディスククランプ機構。
  3. 【請求項3】 前記ロック部材は、前記縁付き取付部材
    の回転軸と平行な軸を中心に回動自在に取り付けられ、
    前記解除ピンが当接する斜面が形成されていることを特
    徴とする請求項1記載のディスククランプ機構。
  4. 【請求項4】 ディスクカートリッジに収容されている
    ディスク状記憶媒体を、ディスクカートリッジが駆動装
    置に装着されていない状態で保持するディスククランプ
    機構において、ディスクカートリッジにケースの外側か
    ら挿入されて挿入端がディスクハブに固定され他端がタ
    ーンテーブルに結合される縁付き取付部材と、この縁付
    き取付部材の外周部よりも外側で縁付き取付部材の回転
    軸と平行な軸を中心にディスクカートリッジケースに回
    動自在に支持される腕部材と、この腕部材の先端部に設
    けられて上記縁付き取付部材の縁と係合する係合部材
    と、上記腕部材を上記縁付き取付部材の縁に係合する方
    向に付勢する付勢部材と、ディスクカートリッジが駆動
    装置に装着されたときに上記腕部材を押してこの腕部材
    を上記腕部材の係合解除方向に移動する解除ピンを備え
    たことを特徴とするディスククランプ機構。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001037281A1 (fr) * 1999-11-12 2001-05-25 Sony Corporation Dispositif a cartouches de disque et cartouche de disque

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001037281A1 (fr) * 1999-11-12 2001-05-25 Sony Corporation Dispositif a cartouches de disque et cartouche de disque

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