JP2621837B2 - ディスクカートリッジのシャッタ開放保持具 - Google Patents

ディスクカートリッジのシャッタ開放保持具

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JP2621837B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクや光磁
気ディスク等のディスクを収納したディスクカートリッ
ジに取り付けられたシャッタを開放位置に保持させるよ
うにするディスクカートリッジのシャッタ開放保持具に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、所望の情報信号を記録する記録媒
体として光ディスクや光磁気ディスク等のディスク状記
録媒体(以下、ディスクという。)が用いられている。
この種のディスクは、記録及び/又は再生装置に装着さ
れない不使用時に、塵芥等の付着による汚損や他のもの
との接触等による損傷から生ずる情報信号の書き込み及
び読み出しのエラーを防止するようになすため、所定の
カートリッジに収納されている。このディスクをカート
リッジに収納して構成されたディスクカートリッジは、
上記ディスクをカートリッジに収納したままの状態で記
録及び/又は再生装置に装着され、所望の情報信号の記
録及び/又は再生が行われる。
【0003】そこで、上記カートリッジには、少なくと
もディスクカートリッジを記録及び/又は再生装置に装
着したとき、上記ディスクの信号記録面の一部を外方に
臨ませる窓部及び上記ディスクの中心部に設けたセンタ
ーハブを外方に臨ませる中央開口部が形成されている。
このようにカートリッジにディスクを収納したままの状
態で記録及び/又は再生装置に装着するようにしたディ
スクカートリッジにあっては、上述の如き窓部及び開口
部が必須のものであるが、ディスクカートリッジの不使
用時においても上記窓部及び開口部が開放されたままの
状態にあると、これら窓部及び開口部を介して塵芥がカ
ートリッジ内に侵入しディスクに付着してしまう。この
ような不使用時における塵芥のカートリッジ内への侵入
を防止するため、ディスクカートリッジが不使用状態に
あるとき上記窓部及び開口部を閉塞し、上記ディスクカ
ートリッジが記録及び/又は再生装置に装着されたとき
上記窓部及び開口部を開放するシャッタが設けられてい
る。
【0004】このシャッタは、上記窓部及び開口部を閉
塞した閉塞位置と上記窓部及び開口部を開放した開放位
置間に亘って移動可能となされてカートリッジに取り付
けられている。そして、上記シャッタは、ディスクカー
トリッジの不使用時における塵芥のカートリッジ内への
侵入を確実に防止するようになすため、カートリッジ内
に配設された捻りコイルバネ等の付勢手段により上記窓
部及び開口部を閉塞する方向に移動付勢されるととも
に、上記カートリッジ内に配設されたロック部材により
上記閉塞位置にロックされるように構成されている。
【0005】なお、上記シャッタは、ディスクカートリ
ッジが記録及び/又は再生装置に装着操作されるとき、
上記装置側に設けられたシャッタ開閉機構によりカート
リッジからのロック解除操作が行われるとともに上記窓
部及び開口部を開放するように移動操作される。
【0006】このようにシャッタを設けたディスクカー
トリッジは、記録及び/又は再生装置に装着されない不
使用時における塵芥の侵入を防止してディスクの保護を
図ることができる。
【0007】しかし、上記ディスクカートリッジが記録
及び/又は再生装置に装着したとき、上記シャッタはシ
ャッタ開閉機構によって移動操作され窓部及び開口部を
開放する。そのため、記録及び/又は再生装置内への塵
芥の侵入があると、カートリッジ内への塵芥の侵入があ
りディスクの信号記録面への付着が生じてしまう。
【0008】ところで、光学ピックアップ装置の光源に
半導体レーザを用いた記録再生装置にあっては、上記半
導体レーザの冷却を行うための冷却ファン装置が設けら
れている。そのため、この種の装置にあっては、冷却空
気の吸引とともに装置外部の塵芥を吸引し、カートリッ
ジ内に侵入させてしまう。そして、光ディスクや光磁気
ディスクの如きディスクにあっては、ポリカーボネイト
樹脂の如き樹脂をディスク基板に用いているものが多数
ある。この種の樹脂をディスク基板に用いたディスク
は、ディスク回転駆動装置に装着されて回転駆動される
ことにより静電気の帯電が生じ、カートリッジ内に侵入
した塵芥の付着が著しくなる。このような塵芥の付着が
あると前述したように情報信号の書き込み及び読み出し
のエラーを生じさせてしまう。
【0009】このようにシャッタを設けたディスクカー
トリッジであっても、記録及び/又は再生装置に装着さ
れて情報信号の記録及び/又は再生が行われる使用時に
おける塵芥の付着を避けることができない。そのため、
適宜必要に応じてカートリッジに収納されたディスクの
クリーニングを行う必要がある。
【0010】そこで、本願出願人は、上述したようなデ
ィスクカートリッジ内のディスクをカートリッジに収納
したままの状態でクリーニングを行うクリーニング装置
として、特開昭63ー251986号公報に開示される
通りのものを提案している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記公報で提案するデ
ィスククリーニング装置は、シャッタを開閉操作するた
めの機構や上記ディスクを回転操作するための機構等を
一体の装置として構成してなるものであるため、クリー
ニング装置自体も大型となり、いずれの場所においても
簡便に利用するには不向きである。また、上記装置は、
ディスク面をクリーニングするためには極めて有効な装
置であるが、ディスク面の汚れの著しい部分等の一部の
みをクリーニングするには不向きなものである。
【0012】特に、ディスク面への塵芥の付着はある部
分に集中することが多く、そのため塵芥の付着の著しい
部分を繰り返しクリーニングする必要がある。このよう
なディスク面の一部を繰り返しクリーニングするような
場合には、塵芥の付着部分を目視しながら手動で行うこ
とが有効となる。このような手動によりカートリッジ内
のディスクのクリーニングを行うためには、付勢手段で
閉塞方向に付勢されたシャッタを上記付勢手段の付勢力
に抗して開放位置に保持しながらカートリッジの窓部及
び開口部を開放させた状態で上記ディスクを回転操作す
る必要があり、極めて操作性が悪く、円滑なディスクの
クリーニングを行うことができない。
【0013】そこで、本発明は、ディスクカートリッジ
を記録及び/又は再生装置や上述したようなディスクク
リーニング装置に装着しなくとも確実にシャッタを開放
位置に保持させておくことを可能となし、カートリッジ
内のディスクを窓部及び開口部を介して外方に臨ませ、
上記ディスクのクリーニングを手動により容易にクリー
ニング等を行うことを可能となすディスクカートリッジ
のシャッタ開放保持具を提供しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディスクカ
ートリッジのシャッタ開放保持具は、上述したような目
的を達成するため、連結体と、この連結体の一端側に形
成されカートリッジに移動可能に取り付けられたシャッ
タの一部に係止するシャッタ係止部と、連結体の他端側
に形成され、シャッタ係止部がシャッタに係止された状
態でカートリッジの一部に係止されることによりシャッ
タを開放位置に保持するカートリッジ係止部とを備えて
構成されたものである。
【0015】また、上記連結体には、カートリッジ係止
部をカートリッジへ係止させる際に、カートリッジの上
下面を保持する位置決め部が設けられる。
【0016】さらに、本発明に係るディスクカートリッ
ジのシャッタ開放保持具は、一端側にカートリッジ係止
部が設けられ、このカートリッジ係止部が所定の押圧力
を持ってカートリッジに圧接されるように他端側が連結
体の他端側に連接された保持レバーを備える。
【0017】本発明に係るディスクカートリッジのシャ
ッタ開放保持具は、連結体の一端側に設けたシャッタ係
止部をディスクカートリッジのシャッタの一部に係止さ
せるとともに、連結体の他端側に設けたカートリッジ係
止部をカートリッジの一部に係止させることにより、シ
ャッタをカートリッジの窓部や開口部を開放した開放位
置に保持させる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な例を図面
を参照しながら説明する。
【0019】ここで、本発明の具体的な例の説明に先立
って、本発明に係るシャッタ開放保持具が適用されるデ
ィスクカートリッジの一例を説明する。
【0020】このディスクカートリッジ1は、図3及び
図4に示すように、方形状に形成された一対の上下ハー
フ2,3を突合せ結合して形成されたカートリッジ4内
に光磁気ディスク5を収納して構成されている。上記カ
ートリッジ4を構成する上下ハーフ2,3には、上記光
磁気ディスク5の信号記録面の一部を径方向に亘ってカ
ートリッジ4の外方に臨ませる窓部6と、上記光磁気デ
ィスク5の中心部に設けたチャッキング用のセンターハ
ブ7をカートリッジ4の外方に臨ませる中央開口部8と
が連続してそれぞれ形成されている。また、上記カート
リッジ4には、上記窓部6及び開口部8を閉塞するシャ
ッタ9が取り付けられている。このシャッタ9は、薄い
金属板を略コ字状に折曲して形成されてなるものであっ
て、上下ハーフ2,3の窓部6及び開口部8をそれぞれ
閉塞する一対の覆板部9a,9bとこれら覆板部9a,
9bを連設する連設片9cとから構成されてなる。上記
シャッタ9は、カートリッジ4の外側面側に上記覆板部
9a,9bを延在させるようにして上記カートリッジ4
に嵌合配設される。また、上記シャッタ9は、カートリ
ッジ4の前面側において上記カートリッジ4の左右方向
にスライド可能に配設されたスライダ部材10に連設片
9cを固定ネジ11により取り付けることにより、上記
窓部6及び開口部8を閉塞した閉塞位置と上記窓部6及
び開口部8を開放した開放位置間に亘って移動可能とな
されて上記カートリッジ4に取り付けられてなる。
【0021】また、上記カートリッジ4内には、上記シ
ャッタ9を上記閉塞位置に移動付勢するシャッタ閉塞機
構12が設けられている。このシャッタ閉塞機構12
は、上記スライダ部材10の内側面側に形成された第1
のラックギヤ13と下ハーフ3内に植立された第2のラ
ックギヤ14間に転動可能に配設されたピニオンギヤ1
5と、一端側を上記ピニオンギヤ15に係止し他端側を
カートリッジ4内のコーナ部に係止させて上記カートリ
ッジ4内に配設されたトーションバネ16とか構成され
てなる。上記シャッタ閉塞機構12は、上記トーション
バネ16の開脚方向の付勢力を受けてピニオン15が図
3中矢印A方向に転動操作されることにより上記スライ
ダ部10が同方向にスライド操作させることによりシャ
ッタ9を閉塞位置方向に移動付勢させることにより、上
記シャッタ9により上記窓部6及び開口部8を閉塞した
状態に保持する。
【0022】さらに、上記カートリッジ4内には、上記
シャッタ閉塞機構12により上記窓部6及び開口部8を
閉塞した位置に移動付勢されたシャッタ9をロックする
ロック部材17が取り付けられている。このロック部材
17は、湾曲形成された弾性変位部17aの先端側に設
けたロック部17bをカートリッジ4の前面側外方に突
出するようにして上記カートリッジ4内に取り付けられ
ている。そして、シャッタ9が閉塞位置に移動付勢され
たときに、このシャッタ9の連設片9cに折曲形成した
ロック片18を上記ロック部17bに形成した係合凹部
17cに相対係合させることにより上記シャッタ9を閉
塞位置にロックし、上記シャッタ9の開放位置方向への
不用意な移動を禁止するようにしている。
【0023】このように閉塞位置に移動付勢されてロッ
ク部材17によりロックされたシャッタ9は、当該ディ
スクカートリッジ1が所定の記録及び/又は再生装置に
装着されると、この装置側に設けたシャッタ開閉機構を
構成するシャッタ開放操作ピンが上記シャッタ9の連設
片9c部分に穿設した切欠き孔19に係合し、この切欠
き孔19内に臨んでいるロック部材17の先端を押圧操
作する。上記シャッタ開放操作ピンによって押圧操作さ
れた上記ロック部材17は、弾性変位部17aが弾性変
位させられることによりロック部17bをカートリッジ
4の内方に変位させ、シャッタ9のロック片18の係合
凹部17cに対する係合を解除させる。このようにロッ
ク片18と係合凹部17cとの相対係合が解除されるこ
とにより、上記シャッタ9は上記シャッタ開放操作ピン
によって、シャッタ閉塞機構12を構成するトーション
バネ16の付勢力に抗して図4中矢印B方向に移動操作
され、上記窓部6及び開口部8を開放する開放位置に移
動させられる。
【0024】上述したように構成されたディスクカート
リッジ1のシャッタ9を開放位置に保持するシャッタ開
放保持具21は、図1及び図2に示すように、カートリ
ッジ4のシャッタ9がスライドする前面側の幅(W1
に対応する幅を有する板状の連結体22を有する。この
連結体22の両側には、この保持具21をディスクカー
トリッジ1に装着したとき幅方向に位置決めをなすよう
に一対の位置決め側壁23,24がそれぞれ一体に形成
されている。これら位置決め側壁23,24は、連結体
22の一端側に位置する先端側を幅狭となし基端側を幅
広となす略L字状に形成されてなる。
【0025】そして、上記連結体22の一端側の一側に
変位した位置には、上記連結体22の一部を突出するよ
うにしてシャッタ係止部として機能する係合突部25が
設けられている。すなわち、上記係合突部25は、当該
シャッタ開放保持具21が一対の位置決め側壁23,2
4によりカートリッジ4の上下面を挟持 するようにし
て上記カートリッジ4に装着されたとき、上記シャッタ
9の連設片9cに穿設した切欠き孔19に対応して係合
する位置に形成されてなる。
【0026】また、上記連結体22の上記係合突部25
が設けられた一端側と対向する他端側には、シャッタ開
放保持具21をディスクカートリッジ1に係合保持させ
るとともに、上記ディスクカートリッジ1に装着された
当該シャッタ開放保持具21を上記ディスクカートリッ
ジ1から離脱操作させるカートリッジ係止部として機能
するカートリッジ保持レバー26が設けられている。こ
のカートリッジ保持レバー26は、上記連結体22に略
直交するように連結されてなる。なお、上記カートリッ
ジ保持レバー26は、シャッタ開放保持具21がディス
クカートリッジ1に装着されたとき、カートリッジ4の
一側面に所定の押圧力をもって圧接するようになすた
め、稍々内方に傾斜させて上記連結体22に連結されて
いる。また、上記カートリッジ保持レバー26の内側面
側の一側には、シャッタ開放保持具21をディスクカー
トリッジ1に嵌合する如く保持させたとき、カートリッ
ジ4の前面側の側面に形成した上記ディスクカートリッ
ジ1をローディング操作するローディング機構のカート
リッジ保持手段が係合する係合凹部20に係合する係合
突片27が突設されている。さらに、上記カートリッジ
保持レバー26の先端側には、カートリッジ4に係合さ
れた上記カートリッジ保持レバー26の離脱操作をする
ための離脱操作レバー28が一体に折曲形成されてい
る。この離脱操作レバー28の下面側には、凹状溝を刻
設した指架け部29が設けられている。
【0027】なお、カートリッジ保持レバー26の連結
体22への連設部近傍には、透孔30及び切り込み31
が設けられ、上記カートリッジ保持レバー26の容易な
弾性変位を可能となすヒンジ部32となされている。
【0028】上述のように構成されてなるシャッタ開放
保持具21は、次に述べるような操作をもって上述のデ
ィスクカートリッジ1のシャッタ9の開放操作を行いこ
のシャッタ9を開放位置に保持する。
【0029】まず、シャッタ9の開放操作を行うには、
図5に示すように、一対の位置決め側壁23,24の先
端側をカートリッジ4の前面側に嵌合するとうにして連
結体22の一端側に設けた係合突部25をシャッタ9の
切欠き孔19に係合させ、ロック部材17の先端を押圧
操作する。そして、上記ロック部材17のロック部17
bをカートリッジ4の内方に変位させ、シャッタ9のロ
ック片18の係合凹部17cに対する係合を解除させ、
上記シャッタ9の閉塞位置におけるロックを解除する。
このシャッタ9のロックを解除したところで、上記係合
突部25を切欠き孔19に係合させたままの状態で、シ
ャッタ開放保持具21を図5中矢印C方向にスライド操
作する。そして、シャッタ開放保持具21がスライド操
作されると、切欠き孔19を係合突部25に係合させた
シャッタ9は、上記シャッタ開放保持具21のスライド
操作に追随してトーションバネ16の付勢力に抗して移
動操作され、図6に示すように、カートリッジ4の窓部
6及び開口部8を開放する。
【0030】このようにシャッタ9が上記窓部6及び開
口部8を開放した開放位置まで移動操作されると、カー
トリッジ保持レバー26に設けた係合突片27が、図6
に示すように、カートリッジ4の一側側のコーナ部に当
接するようになる。次いで、シャッタ開放保持具21の
全体を切欠き孔19に係合した係合突部25を中心にし
て図6中矢印D方向に回動操作すると、カートリッジ保
持レバー26が弾性変位させられながらカートリッジ4
の一側面に沿ってスライドさせられる。そして、連結体
22がカートリッジ4の前面に沿うようになるまでシャ
ッタ開放部材21が回動操作されると、一対の位置決め
側壁23,24でカートリッジ4を保持するようになす
とともに、上記カートリッジ保持レバー26に設けた係
合突片27が、図7に示すように、カートリッジ4の係
合凹部20に相対係合する。シャッタ開放保持部材21
を図7に示すようにカートリッジ4に保持させると、シ
ャッタ9は、切欠き孔19に係合させられた係合突部2
5と係合突片27を係合凹部20に係合させて上記カー
トリッジ4の一側面に圧接したカートリッジ保持レバー
26とにより窓部6及び開口部8を開放した開放位置に
保持される。
【0031】このようにシャッタ9が開放位置に保持さ
れることにより、カートリッジ4に収納された光磁気デ
ィスク5は、上記窓部6及び開口部8を介してその一部
が外方に臨まされた状態に維持され、手指で把持し回転
可能な状態となされる。ここで不織布等の適宜のクリー
ニング部材を用いて上記ディスク5のクリーニングを行
うことが可能となる。
【0032】また、シャッタ9を開放位置に保持するよ
うにディスクカートリッジ1に取り付けられたシャッタ
開放保持部材21は、カートリッジ保持レバー26の先
端に設けた離脱操作レバー28を図7中上方へ押し上げ
るようにして上記カートリッジ保持レバー26を図7中
矢印E方向に弾性変位させて係合突片27を係合凹部2
0から離脱させることにより上記ディスクカートリッジ
1から外すことができる。そして、シャッタ開放保持部
材21がディスクカートリッジ1から外されると、シャ
ッタ9はトーションバネ16の付勢力を受けて自動的に
閉塞方向にスライド操作され上記窓部6及び開口部8を
閉塞する。
【0033】上述した実施例では、一対の位置決め側壁
23,24を設け、シャッタ開放保持具21が確実にデ
ィスクカートリッジ1に嵌合保持され得るように構成さ
れているが、シャッタ9を開放位置に把持させるだけで
あれば上記一対の位置決め側壁23,24は設ける必要
はない。
【0034】また、上述のシャッタ開放保持具21は、
シャッタ9を閉塞位置にロックしておくロック機構を備
えたディスクカートリッジ1に適用し得るように構成さ
れているので、係合突部25はシャッタ9への係合とと
もに上記シャッタ9のロック解除を行い得る構成となさ
れているが、上述の如きロック機構を有しないディスク
カートリッジに適用するものにあっては、シャッタの一
端等の一部に係止し得るような係止部を連結体の一端に
設ける構成したものであってもよい。
【0035】
【発明の効果】上述したように、本発明は、連結体の一
端側に設けたシャッタ係止部をディスクカートリッジの
シャッタの一部に係止させるとともに、上記連結体の他
端側に設けたカートリッジ係止部材をカートリッジの一
部に係止させるだけで、上記シャッタをカートリッジの
窓部や開口部を開放した開放位置に保持させておくこと
ができ、簡単に上記窓部や開口部を開放状態に維持でき
る。
【0036】そして、この窓部や開口部を開放状態にお
いて、カートリッジ内のディスクを簡単にクリーニング
することを可能となす。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクカートリッジのシャッタ
開放保持具を示す斜視図である。
【図2】上記シャッタ開放保持具の一部破断斜視図であ
る。
【図3】本発明に係るディスクカートリッジのシャッタ
開放保持具が適用されるディスクカートリッジを示す分
解斜視図である。
【図4】シャッタが閉塞位置にある上記ディスクカート
リッジの斜視図である。
【図5】本発明に係るシャッタ開放保持具によりディス
クカートリッジのシャッタを開放操作する状態の平面図
である。
【図6】上記シャッタ開放保持具により上記ディスクカ
ートリッジのシャッタを開放操作した状態の平面図であ
る。
【図7】上記シャッタ開放保持具により上記ディスクカ
ートリッジのシャッタを開放位置に保持させた状態の平
面図である。
【符号の説明】
1…ディスクカートリッジ 4…カートリッジ 5…光磁気ディスク 6…窓部 8…開口部 21…シャッタ開放保持具 22…連結体 25…係合突部 26…カートリッジ保持レバー

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連結体と、 上記連結体の一端側に形成されカートリッジに移動可能
    に取り付けられたシャッタの一部に係止するシャッタ係
    止部と、 上記連結体の他端側に形成され、上記シャッタ係止部が
    上記シャッタに係止された状態で上記カートリッジの一
    部に係止されることにより上記シャッタを開放位置に保
    持するカートリッジ係止部とを備えてなるディスクカー
    トリッジのシャッタ開放保持具。
  2. 【請求項2】 上記連結体には、上記カートリッジ係止
    部を上記カートリッジへ係止させる際に、上記カートリ
    ッジの上下面を保持する位置決め部が設けられてなる請
    求項1記載のディスクカートリッジの開放保持具。
  3. 【請求項3】 一端側に上記カートリッジ係止部が設け
    られ、このカートリッジ係止部が所定の押圧力を持って
    上記カートリッジに圧接されるように他端側が上記連結
    体の他端側に連接された保持レバーを有する請求項1記
    載のディスクカートリッジの開放保持具。
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