JPH05100870A - 資源管理方式 - Google Patents
資源管理方式Info
- Publication number
- JPH05100870A JPH05100870A JP25736091A JP25736091A JPH05100870A JP H05100870 A JPH05100870 A JP H05100870A JP 25736091 A JP25736091 A JP 25736091A JP 25736091 A JP25736091 A JP 25736091A JP H05100870 A JPH05100870 A JP H05100870A
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- JP
- Japan
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- programs
- definition file
- program
- resource management
- resource
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Abstract
(57)【要約】
【目的】通信用資源の数・種類、起動されるユーザプロ
グラムの数に変更が生じても、迅速に容易に対応できる
ようにする。 【構成】定義ファイル1は複数のプログラムで使用する
通信用資源(101,102…301)と複数のプログ
ラム(A,B,C)とを定義する。資源管理プログラム
2は資源確保モードの指示を受けて定義ファイル1に登
録された通信用資源を順次確保しすべての通信用資源を
使用可能状態にした後定義ファイルに登録されたプログ
ラムを起動する。資源管理プログラム2は資源解放モー
ドの指示を受けて定義ファイルに登録されたプログラム
に終了シグナルを送りプログラムがすべて終了した後定
義ファイルに登録された通信用資源をすべて解放する。
グラムの数に変更が生じても、迅速に容易に対応できる
ようにする。 【構成】定義ファイル1は複数のプログラムで使用する
通信用資源(101,102…301)と複数のプログ
ラム(A,B,C)とを定義する。資源管理プログラム
2は資源確保モードの指示を受けて定義ファイル1に登
録された通信用資源を順次確保しすべての通信用資源を
使用可能状態にした後定義ファイルに登録されたプログ
ラムを起動する。資源管理プログラム2は資源解放モー
ドの指示を受けて定義ファイルに登録されたプログラム
に終了シグナルを送りプログラムがすべて終了した後定
義ファイルに登録された通信用資源をすべて解放する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機システムにおい
て、複数の通信用資源を用いて複数のプログラム間でプ
ログラム間通信を行うアプリケーションシステムの起動
方法に関するものである。なお、本発明における通信用
資源とは、メッセージキュー、セマフォ、共有メモリ等
を指す。
て、複数の通信用資源を用いて複数のプログラム間でプ
ログラム間通信を行うアプリケーションシステムの起動
方法に関するものである。なお、本発明における通信用
資源とは、メッセージキュー、セマフォ、共有メモリ等
を指す。
【0002】
【従来の技術】プログラム間通信を行う場合、通信用資
源を定義して使用可能状態にする必要がある。通信用資
源はキー番号で管理されており、プログラム間通信を行
うプログラムはこのキー番号を通常プログラム内部にデ
ータとして保持している。例えば、図4において、プロ
グラムAとプログラムBが通信資源3を用いてプログラ
ム間通信を行う手順は次の通りである。予め通信資源3
のキー番号を決めておき、プログラムAとプログラムB
の内部にデータとして定義しておく。ユーザプログラム
XがプログラムAとプログラムBを起動し、プログラム
AまたはプログラムBが通信資源1をメモリ上に確保し
た後、プログラムAとプログラムBは通信資源3を用い
てプログラム間通信を行う。
源を定義して使用可能状態にする必要がある。通信用資
源はキー番号で管理されており、プログラム間通信を行
うプログラムはこのキー番号を通常プログラム内部にデ
ータとして保持している。例えば、図4において、プロ
グラムAとプログラムBが通信資源3を用いてプログラ
ム間通信を行う手順は次の通りである。予め通信資源3
のキー番号を決めておき、プログラムAとプログラムB
の内部にデータとして定義しておく。ユーザプログラム
XがプログラムAとプログラムBを起動し、プログラム
AまたはプログラムBが通信資源1をメモリ上に確保し
た後、プログラムAとプログラムBは通信資源3を用い
てプログラム間通信を行う。
【0003】即ち、従来の方法では、プログラム間通信
に使用する通信用資源のキー番号の管理および、通信用
資源の確保はプログラム間通信を行うプログラムの内部
で行っていた。
に使用する通信用資源のキー番号の管理および、通信用
資源の確保はプログラム間通信を行うプログラムの内部
で行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の資源管
理方法では、使用する通信用資源の数や種類に変更が生
じた場合、ソースを修正して、コンパイル、リンクをし
なおす必要があるため、早急な対応ができないという欠
点があった。
理方法では、使用する通信用資源の数や種類に変更が生
じた場合、ソースを修正して、コンパイル、リンクをし
なおす必要があるため、早急な対応ができないという欠
点があった。
【0005】また、起動されるプログラムの数が多くな
り、プログラム間通信における相互関係が複雑になれば
なるほど、既に設定されている通信用資源のキー番号と
重複しない新たな通信用資源のキー番号の設定は困難で
あった。
り、プログラム間通信における相互関係が複雑になれば
なるほど、既に設定されている通信用資源のキー番号と
重複しない新たな通信用資源のキー番号の設定は困難で
あった。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、複数のプ
ログラム間で通信を行うプログラム間通信システムにお
ける資源管理方式において、前記複数のプログラムで使
用する通信用資源と前記複数のプログラムとを定義する
定義ファイルを備え、資源確保モードの起動を受けて前
記定義ファイルに登録された前記通信用資源を順次確保
しすべての前記通信用資源を使用可能状態にした後前記
定義ファイルに登録された前記プログラムを起動する資
源管理手段を備えて構成されている。
ログラム間で通信を行うプログラム間通信システムにお
ける資源管理方式において、前記複数のプログラムで使
用する通信用資源と前記複数のプログラムとを定義する
定義ファイルを備え、資源確保モードの起動を受けて前
記定義ファイルに登録された前記通信用資源を順次確保
しすべての前記通信用資源を使用可能状態にした後前記
定義ファイルに登録された前記プログラムを起動する資
源管理手段を備えて構成されている。
【0007】また、第2の発明は、資源解放モードの起
動を受けて前記定義ファイルに登録された前記プログラ
ムに終了シグナルを送り前記プログラムがすべて終了し
た後前記定義ファイルに登録された前記通信用資源をす
べて解放する前記資源管理手段を備えて構成されてい
る。
動を受けて前記定義ファイルに登録された前記プログラ
ムに終了シグナルを送り前記プログラムがすべて終了し
た後前記定義ファイルに登録された前記通信用資源をす
べて解放する前記資源管理手段を備えて構成されてい
る。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。
る。
【0010】本実施例は、図1に示すように、定義ファ
イル1と資源管理プログラム2とから構成されており、
定義ファイル1はユーザプログラムで使用される通信用
資源と、起動されるユーザプログラムを記述したもので
ある。
イル1と資源管理プログラム2とから構成されており、
定義ファイル1はユーザプログラムで使用される通信用
資源と、起動されるユーザプログラムを記述したもので
ある。
【0011】定義ファイル1のフォーマットの一例を図
3に示す。ファイルの初めからメッセージキュー定義
部、セマフォ定義部、共有メモリ定義部、ユーザプログ
ラム定義部の4つの定義部から成る。各定義部の初めと
終りは行頭に$の付いた見出しで区切られている。ま
た、ユーザプログラムには引数として、確保される通信
用資源のキー番号をセットする。
3に示す。ファイルの初めからメッセージキュー定義
部、セマフォ定義部、共有メモリ定義部、ユーザプログ
ラム定義部の4つの定義部から成る。各定義部の初めと
終りは行頭に$の付いた見出しで区切られている。ま
た、ユーザプログラムには引数として、確保される通信
用資源のキー番号をセットする。
【0012】資源管理プログラム2は、定義ファイル1
を読み込み、そこに記述された通信用資源の生成・消
去、及び、ユーザプログラムの起動・末梢を行う。
を読み込み、そこに記述された通信用資源の生成・消
去、及び、ユーザプログラムの起動・末梢を行う。
【0013】次に、本実施例の動作について説明する。
【0014】資源管理プログラム2は、確保モードと解
放モードの2つのモードをもつ。各々のモードは起動時
の引数により指定される。図2(A)に処理フローを示
す。
放モードの2つのモードをもつ。各々のモードは起動時
の引数により指定される。図2(A)に処理フローを示
す。
【0015】まず、図3の定義ファイルを使用した場合
の確保モードでの動作を図1および図2(B)にしたが
って具体的に説明する。まず、資源管理プログラム2は
定義ファイル1を読み込む。次に、読み込んだ定義ファ
イル1に記述された通信用資源を順番に確保し、使用可
能状態にする。ここでは、メッセージキュー101,1
02,103とセマフォ201、共用メモリ301を確
保する。尚、ここでの数字101,102,103,2
01,301は通信資源のキー番号を示している。定義
ファイル1に記述された通信用資源がすべて確保された
ら、資源管理プログラム2はユーザプログラムを起動す
る。ここでは、プログラムA,プログラムB,プログラ
ムCが起動される。通信用資源が一つでも正常に確保さ
れなかった場合、資源管理プログラム2は異常終了す
る。これは、通信用資源が確保されないと、ユーザプロ
グラムが正常に動作しないためである。ユーザプログラ
ムがすべて起動されれば、資源管理プログラム2は正常
終了する。プログラムA,プログラムB,プログラムC
には、起動時の引数として通信用資源のキー番号をセッ
トする。プログラムA,B,Cはこのキー番号を指定す
ることにより相互にプログラム間通信を行う。
の確保モードでの動作を図1および図2(B)にしたが
って具体的に説明する。まず、資源管理プログラム2は
定義ファイル1を読み込む。次に、読み込んだ定義ファ
イル1に記述された通信用資源を順番に確保し、使用可
能状態にする。ここでは、メッセージキュー101,1
02,103とセマフォ201、共用メモリ301を確
保する。尚、ここでの数字101,102,103,2
01,301は通信資源のキー番号を示している。定義
ファイル1に記述された通信用資源がすべて確保された
ら、資源管理プログラム2はユーザプログラムを起動す
る。ここでは、プログラムA,プログラムB,プログラ
ムCが起動される。通信用資源が一つでも正常に確保さ
れなかった場合、資源管理プログラム2は異常終了す
る。これは、通信用資源が確保されないと、ユーザプロ
グラムが正常に動作しないためである。ユーザプログラ
ムがすべて起動されれば、資源管理プログラム2は正常
終了する。プログラムA,プログラムB,プログラムC
には、起動時の引数として通信用資源のキー番号をセッ
トする。プログラムA,B,Cはこのキー番号を指定す
ることにより相互にプログラム間通信を行う。
【0016】次に、解放モードでの動作を図2(C)に
示す。まず、資源管理プログラム2は定義ファイル1を
読み込む。次に、読み込んだ定義ファイル1に記述され
たユーザプログラムに終了シグナルを送り、終了させ
る。ユーザプログラムがすべて終了した後、資源管理プ
ログラム2は定義ファイル1に記述された通信用資源を
解放する。すべての資源を解放した後、資源管理プログ
ラム2は終了する。
示す。まず、資源管理プログラム2は定義ファイル1を
読み込む。次に、読み込んだ定義ファイル1に記述され
たユーザプログラムに終了シグナルを送り、終了させ
る。ユーザプログラムがすべて終了した後、資源管理プ
ログラム2は定義ファイル1に記述された通信用資源を
解放する。すべての資源を解放した後、資源管理プログ
ラム2は終了する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の資源管理
方式は、通信用資源の数・種類、起動されるユーザプロ
グラムの数に変更が生じても、定義ファイルを修正する
だけでよく、迅速に容易にかつ正確に対応することが可
能になる効果がある。
方式は、通信用資源の数・種類、起動されるユーザプロ
グラムの数に変更が生じても、定義ファイルを修正する
だけでよく、迅速に容易にかつ正確に対応することが可
能になる効果がある。
【図1】本発明の資源管理方式の一実施例を示す構成図
である。
である。
【図2】本実施例の資源管理プログラムの動作の一例を
示す流れ図である。
示す流れ図である。
【図3】本実施例の定義ファイル1のフォーマットの一
例を示す図である。
例を示す図である。
【図4】従来の資源管理方法の説明図である。
1 定義ファイル 2 資源管理プログラム 3 通信資源 101,102,103,201,301 通信資源
のキー番号
のキー番号
Claims (2)
- 【請求項1】複数のプログラム間で通信を行うプログラ
ム間通信システムにおける資源管理方式において、前記
複数のプログラムで使用する通信用資源と前記複数のプ
ログラムとを定義する定義ファイルを備え、資源確保モ
ードの起動を受けて前記定義ファイルに登録された前記
通信用資源を順次確保しすべての前記通信用資源を使用
可能状態にした後前記定義ファイルに登録された前記プ
ログラムを起動する資源管理手段を備えたことを特徴と
する資源管理方式。 - 【請求項2】資源解放モードの起動を受けて前記定義フ
ァイルに登録された前記プログラムに終了シグナルを送
り前記プログラムがすべて終了した後前記定義ファイル
に登録された前記通信用資源をすべて解放する前記資源
管理手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の資源
管理方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25736091A JPH05100870A (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 資源管理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25736091A JPH05100870A (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 資源管理方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05100870A true JPH05100870A (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=17305306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25736091A Pending JPH05100870A (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 資源管理方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05100870A (ja) |
-
1991
- 1991-10-04 JP JP25736091A patent/JPH05100870A/ja active Pending
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